JP2006334203A - 電気機器用制御装置 - Google Patents

電気機器用制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006334203A
JP2006334203A JP2005163892A JP2005163892A JP2006334203A JP 2006334203 A JP2006334203 A JP 2006334203A JP 2005163892 A JP2005163892 A JP 2005163892A JP 2005163892 A JP2005163892 A JP 2005163892A JP 2006334203 A JP2006334203 A JP 2006334203A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load
control circuit
control
circuit
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005163892A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4525472B2 (ja
Inventor
Shigeharu Nakamoto
重陽 中本
Kazuhiko Asada
和彦 麻田
Hajime Nojima
元 野嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2005163892A priority Critical patent/JP4525472B2/ja
Publication of JP2006334203A publication Critical patent/JP2006334203A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4525472B2 publication Critical patent/JP4525472B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

【課題】異常時に所定の負荷を停止させる信頼性の高い電気機器用制御装置を提供する。
【解決手段】圧縮機26等の負荷を制御する第1の制御回路25と、第1の制御回路25を制御する第2の制御回路28と、第1、第2の制御回路25、28間のデータをやり取りする第1通信回路32とを備え、第2の制御回路28は、前記負荷への電源供給を入り切りすると共に異常が発生した場合に前記負荷への電源供給を遮断する第1電源リレー33を備えたもので、前記負荷を停止する場合、通常第1通信回路32を介して、第2の制御回路28により負荷を停止するが、第1通信回路32が故障した場合、第2の制御回路28が第1電源リレー33を制御して前記負荷への電源供給を遮断して、前記負荷を停止させることができるもので、信頼性の高い電気機器用制御装置を提供することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、洗濯乾燥機や衣類乾燥機等に使用される電気機器用制御装置に関するものである。
従来の、電気機器用制御装置を搭載した機器として、電気ヒータや、ヒートポンプ装置を熱源にして衣類を乾燥させる洗濯乾燥機がある(例えば、特許文献1参照)。図7は、前記特許文献1に記載された洗濯乾燥機の側断面図である。
図7において、洗濯乾燥機1は、ケーシング2をもち、同ケーシング2の中央に衣類6を出し入れするためのドア12が取付けられており、内部には、回転ドラム3が回転自在に収納されている。同回転ドラム3の所定の部位には衣類6を、回転ドラム3の回転とともに持ち上げ落下させるためのビータ5と、洗濯水7および乾燥のための乾燥用空気9が出入りするパンチング孔4が開口してある。回転ドラム3のシャフト11は、図示されない駆動用モータによって回転駆動される。
また、ケーシング2内の回転ドラム3の背面は、空気入口24および空気出口23を有する隔壁22によって仕切られ、乾燥用空気9が通るダクト10、13が形成されている。前記隔壁22の前面下部は洗濯槽14を構成し、同洗濯槽14の部分に回転ドラム3の下部が臨んでいる。
前記各ダクト10、13には、圧縮機19、コンデンサ(凝縮器)18、循環ファン17、膨脹弁20、エバポレータ(蒸発器)15等からなる、いわゆるヒートポンプサイクルが形成されている。また、コンデンサ18の一部はケーシング2の外背面に延長され、放熱器16を形成している。21は、コンデンサ18で発生した凝縮水などを排水するためのドレン排水用配管で、8は、洗濯槽1内の洗濯水を排水するための洗濯排水用配管である。
次に、上記構成からなる洗濯乾燥機の各工程と作用について説明する。
洗浄、すすぎ工程は、ドア12をあけて衣類6および適量の洗剤を投入し、ドア12を閉め、以下の工程を実行する。
給水弁(図示せず)から洗濯槽14に、水位Aの位置まで規定量の水7が供給される。回転ドラム3がプログラムされた回転数で連続または間欠的に回転し、洗浄が行なわれる。この間、衣類6はビータ5によって持ち上げられ落下する。洗浄終了後は、洗濯槽14の洗濯排水用配管8から洗濯乾燥機1外に排水される。続いて、すすぎ工程が同様の工程で実行される。すすぎ水も洗濯排水として洗濯排水用配管8から機外に排水される。
脱水工程は、回転ドラム3がプログラムされた回転数で回転し、衣類6中の水分を脱水する。脱水された水は、洗濯排水として洗濯排水用配管8から洗濯乾燥機1外に排水される。
乾燥工程では、圧縮機19、循環ファン17および回転ドラム3が運転されて乾燥用空気9がダクト10、13および回転ドラム3の内部を循環する。衣類6から蒸発した水蒸気は、乾燥用空気9と共に、空気出口23、ダクト10を通ってエバポレータ15に接触し、冷却されて凝縮水(結露水)となって除湿される。除湿された乾燥用空気9は、循環ファン17によってコンデンサ18に送られ、ここで加熱されて熱風となってダクト13、空気入口24を経て回転ドラム3内に流入し、再び衣類6から水分を蒸発させる。除湿された結露水はドレン排水用配管21から洗濯乾燥機1外に排水される。この間、回転ドラム3は、洗浄工程と同様にあらかじめ設定された回転数で連続又は間欠的に回転する。
特開平1−32893号公報
しかしながら、前記特許文献1には、回転ドラム3の制御と、循環ファン17や圧縮機19の制御に関して、また、給水や排水の制御、使用者が洗浄/すすぎ/脱水/乾燥など洗濯乾燥機の各コースの選択、スタート、一時停止などの操作と、現在行っている工程や、残り時間などの表示を行うための操作/表示部(マンマシンインターフェースなどとも呼ばれる)の制御に関して、例えば1個のマイクロコンピュータで、各種手段の制御を行うのか、などの具体構成は、示されていない。
従来、この種の洗濯乾燥機では、乾燥時の加熱手段として電気ヒータを使用するものが一般的で、電気ヒータそのものの制御は、圧縮機19の場合と比較して容易であるが、それでも、一般に使用される現状のマイクロコンピュータの能力では、洗浄、すすぎ、脱水という一連の洗濯機能に加えて、電気ヒータと送風ファンによる乾燥機能までを一つのマイクロコンピュータで処理するには、処理速度やROM容量やRAM容量の点からも困難な面が多く、複数のマイクロコンピュータで役割を分担して制御する構成を採用するものもある。特に、圧縮機19を有する洗濯乾燥機において、インバータ駆動の圧縮能力可変の制御を行う場合などは、より速い処理と大容量のROMやRAMが必要で、複数のマイクロコンピュータを使用することが益々必要と考えられている。
洗濯機能を実現する回転ドラム3や、給水や排水等の負荷を制御をする洗濯制御回路、乾燥機能を実現する循環ファン17用のモータや圧縮機19等の負荷を制御する乾燥制御回路、操作/表示制御回路など複数の制御回路に、それぞれ個別のマイクロコンピュータを有して互いに連携して洗濯乾燥機を動作させる構成を考えた場合、互いに連携してより確実に洗濯乾燥機を動作もしくは停止させ、制御回路において異常が発生した場合に、異常によって所望の動作をしないといった不具合が発生しない手段を構築することが課題となっている。
本発明は、上記課題を解決するもので、複数の制御回路が連携して、異常発生時に、所定の負荷を停止させる信頼性の高い電気機器用制御装置を提供することを目的とするものである。
前記従来の課題を解決するために、本発明の電気機器用制御装置は、負荷を制御する第1の制御回路と、前記第1の制御回路を制御する第2の制御回路と、前記第1、第2の制御回路間のデータをやり取りする通信回路とを備え、前記第2の制御回路は、前記負荷への電源供給を入り切りすると共に異常が発生した場合に前記負荷への電源供給を遮断する開閉手段を備えたもので、第1の制御回路が制御する負荷を停止したい場合には、通常は、通信回路を介して、第2の制御回路により負荷停止の命令によって負荷を停止するが、通信回路に故障が発生した場合に、前記第2の制御回路が開閉手段を制御して、第1の制御回路が制御する負荷への電源供給を遮断して、所定の負荷を停止させることが可能となり、複数の制御回路が連携して、異常発生時に、所定の負荷を停止させる信頼性の高い電気機器用制御装置を提供することができる。
本発明の電気機器用制御装置は、複数の制御回路が連携して、異常発生時に、所定の負荷を停止させる信頼性の高い電気機器用制御装置を提供することができる。
第1の発明は、負荷を制御する第1の制御回路と、前記第1の制御回路を制御する第2の制御回路と、前記第1、第2の制御回路間のデータをやり取りする通信回路とを備え、前記第2の制御回路は、前記負荷への電源供給を入り切りすると共に異常が発生した場合に前記負荷への電源供給を遮断する開閉手段を備えたもので、第1の制御回路が制御する負荷を停止したい場合には、通常は、通信回路を介して、第2の制御回路により負荷停止の命令によって負荷を停止するが、通信回路に故障が発生した場合に、前記第2の制御回路が開閉手段を制御して、第1の制御回路が制御する負荷への電源供給を遮断して、所定の負荷を停止させることが可能となり、複数の制御回路が連携して、異常発生時に、所定の負荷を停止させる信頼性の高い電気機器用制御装置を提供することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の第2の制御回路は、通信異常が発生した場合に、開閉手段を動作させて、負荷への電源供給を遮断するようにしたもので、通信回路の故障等により通信異常が発生した場合に、前記第2の制御回路が開閉手段を制御して、通信相手の第1の制御回路が制御する負荷への電源供給を遮断して、所定の負荷を停止させることが可能となり、複数の制御回路が連携して、異常発生時に、所定の負荷を停止させる信頼性の高い電気機器用制御装置を提供することができる。
第3の発明は、特に、第1又は第2の発明の第1の制御回路は、通信異常が発生した場合に、負荷の駆動を停止するもので、第2の制御回路の故障等の原因で通信異常が発生し、第2の制御回路が開閉手段を制御するか否かに関わらず、第1の制御回路自らが負荷を停止することにより、複数の制御回路が連携して、異常発生時に、所定の負荷を停止させる信頼性の高い電気機器用制御装置を提供することができる。
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか一つの発明の第1の制御回路が負荷を制御できないような異常が発生した場合に、第2の制御回路によって開閉手段を動作させて前記負荷への電源供給を遮断するようにしたもので、例えば、第1の制御回路の一部が故障して所定の負荷が制御できない場合に、第1の制御回路より、通信回路を介して負荷制御不能の異常発生を第2の制御回路に伝え、第2の制御回路が開閉手段を制御して負荷への電源供給を遮断することで、本来自らが制御しなければならない所定の負荷を停止させることができ、複数の制御回路が連携して、異常発生時に、所定の負荷を停止させる信頼性の高い電気機器用制御装置を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本発明の第1の実施の形態における電気機器用制御装置について、電気機器の一つである洗濯乾燥機に搭載した場合を例に説明する。
図1は、本実施の形態における電気機器用制御装置を搭載した洗濯乾燥機の構成を示すブロック図である。図2は、同電気機器用制御装置の異常発生時の動作を示すフローチャートを示す。
図1において、本実施の形態における電気機器用制御装置(以下「制御装置」と言う)は、第1の制御回路25と、第1の制御回路25を制御する第2の制御回路28と、第1、第2の制御回路25、28間でデータをやり取りする第1通信回路32から構成されている。
第1の制御回路25は、第1マイクロコンピュータ34を有し、圧縮機26と、循環ファンモータ27を負荷として制御する乾燥制御回路の機能を果たし、第2の制御回路28は、第2マイクロコンピュータ35を有し、第1の制御回路25を制御すると共に、回転ドラム(図示せず)を駆動する洗濯モータ29と、洗濯槽(図示せず)に水を供給する際に開閉する給水弁30と、洗濯槽から洗濯水を排水する際に動作させる排水弁31等の負荷を制御する洗濯制御回路の機能を果たすものである。
第1通信回路32を介して、第1の制御回路25の第1マイクロコンピュータ34と第2の制御回路28の第2マイクロコンピュータ35との間でデータをやり取りする。第2の制御回路28は、第1の制御回路25の負荷(圧縮機26、循環ファンモータ27など)への電源供給を入り切りして、異常が発生した場合には、負荷への電源供給を遮断する開閉手段として第1電源リレー33を有する。
操作/表示制御回路36は、使用者が洗浄/すすぎ/脱水/乾燥など洗濯乾燥機の各コースの選択、スタート、一時停止などの操作回路37と、現在行っている工程や、残り時間などの表示を行う表示回路38を第3マイクロコンピュータ39の入出力で制御する。
以上のように構成された電気機器用制御装置の動作、作用を説明する。
洗濯乾燥機に搭載された制御装置への電源供給は、最初に、電源入スイッチ40を操作することにより行われる。電源入スイッチ40は、押している間内部の接点40aが閉となり、抵抗41を介してAC100の商用電源42から電源が供給される。この間に、倍電圧整流回路43が徐々に充電され、DC安定化電源回路44が作動してDC電源を供給し、第2マイクロコンピュータ35が動作を開始する。第2マイクロコンピュータ35は駆動回路45を介して第2電源リレー46を作動させて電源入スイッチ40と抵抗41に並列に接続された接点46aを閉にする。この状態では、電源入スイッチ40の接点が開になっても第2電源リレー46の接点46aが閉状態を維持するため、引き続き商用電源42が制御装置に供給される。
一方、第2マイクロコンピュータ35は、駆動回路47を介して、開閉手段である第1電源リレー33を作動させて接点33aを閉にすると、AC100の商用電源42から電源が第1の制御回路25に供給される。この間に、倍電圧整流回路48が徐々に充電され、DC安定化電源回路49が作動してDC電源を供給し、第1マイクロコンピュータ34が動作を開始する。倍電圧整流回路48は、圧縮機駆動回路50やモータ駆動回路51を介して、圧縮機26や循環ファンモータ27に駆動用電源も供給しており、第1電源リレー33の接点33aの開閉が負荷への電源供給を入り切りすることになる。
図示しない洗濯槽内の衣類を乾燥させる乾燥運転を行う場合は、使用者が操作/表示制御回路36の操作回路37を操作する。すると、第3マイクロコンピュータ39と第2通信回路52を介して、第2の制御回路28の第2マイクロコンピュータ35がこの操作を認識する。第2マイクロコンピュータ35は、モータ駆動回路53を介して制御対象である洗濯モータ29を、回転ドラム(図示せず)を所定の回転方向に、所定の回転数で回転するように制御する。
乾燥したい衣類を、回転ドラムで撹拌する一方で、乾燥用空気を循環させ、加熱と除湿を行うため、第2マイクロコンピュータ35は、第1通信回路32を介して、第1の制御回路25の第1マイクロコンピュータ34に、循環ファンモータ27と圧縮機26を所定の回転数で駆動するように指示する。
このようにして、洗濯モータ29と、圧縮機26と、循環ファンモータ27が駆動され、乾燥運転が実施される。
次に、図2を用いて本実施の形態における電気機器用制御装置の異常発生時の動作を説明する。
例えば、衣類の乾燥が進み、終了する場合には、第2の制御回路28が洗濯モータ29を停止して回転ドラムを止める。回転ドラムが止まっているため乾燥し終えた衣類を取り出し易いが、このとき、圧縮機26や循環ファンモータ27が動作したままでは電力がムダになるため、第2の制御回路28は、第1通信回路32を介して第1の制御回路25に、圧縮機26と循環ファンモータ27を停止するように指示をする。しかしながら、もし第1通信回路32が故障した場合、あるいは、外来ノイズによって、通信信号が乱れたり、第1マイクロコンピュータ34の動作が不安定になるなど、通信異常などの異常が発生した場合には、図2のようなステップによって圧縮機26あるいは循環ファンモータ27を停止する。
すなわち、ステップS1において、第2の制御回路28の第2マイクロコンピュータ35は、通信異常など異常が発生したかどうかを判断する。異常が発生していない場合は、次の処理に進み、異常が発生したと判断した場合には、ステップS2に進み、開閉手段である第1電源リレー33の接点33aを開にする。
以上のように、本実施の形態によれば、通信異常などの異常が発生した場合に、第1電源リレー33の接点33aを開にすることによって、倍電圧整流回路48以降の回路への電源供給が停止して、負荷である圧縮機26や循環ファンモータ27を駆動する電源が遮断され、また、第1マイクロコンピュータ34や圧縮機駆動回路50やモータ駆動回路51などをはじめとする第1の制御回路25のほぼ全ての回路の動作用電源が切れるため、負荷が停止することになり、複数の制御回路が連携して、異常発生時に、所定の負荷を停止させる信頼性の高い電気機器用制御装置を提供することができるものである。
なお、上記実施の形態では、循環ファンモータ27を、第1の制御回路25が制御する負荷の一つとしているが、第2の制御回路28が制御する負荷とする組合せでも良く、負荷の数や種類を特に限定するものではない。
また、本実施の形態では、圧縮機駆動回路50、モータ駆動回路51、53は、DCモータを駆動するインバータ回路を想定しているが、AC電源の入り切りで駆動と停止ができるくまとりモータやコンデンサランの誘導モータなどでも同様であり、その場合は、駆動回路としてリレーやトライアックなどのスイッチング素子などが想定されるものであり、本発明は、駆動回路の方式を特に限定するものではない。
さらに、複数の制御回路が、お互いに通信相手の制御回路の負荷への電源供給を入り切りする開閉手段を有する場合や、第2の制御回路が、第1の制御回路の負荷への電源供給を入り切りする開閉手段を有すると共に第3の制御回路の負荷への電源供給を入り切りする開閉手段をも有する場合なども同様であり、制御回路や開閉手段の組合せや数を限定するものではない。
(実施の形態2)
図3は、本発明の第2の実施の形態における電気機器用制御装置を搭載した洗濯乾燥機の構成を示すブロック図である。なお、上記第1の実施の形態における洗濯乾燥機と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態は、第2マイクロコンピュータ35で駆動される追加の開閉手段として第3電源リレー54を設け、その接点54aを、倍電圧整流回路48の整流後の電源と、圧縮機駆動回路50やモータ駆動回路51との間に位置させ、第1の制御回路25の負荷である圧縮機26や循環ファンモータ27への電源供給を入り切りするようにしたもので、異常発生時に接点54aを開にすることによって、圧縮機26や循環ファンモータ27を停止することができ、複数の制御回路が連携して、異常発生時に、所定の負荷を停止させる信頼性の高い電気機器用制御装置を提供することができるものである。
(実施の形態3)
図4は、本発明の第3の実施の形態における電気機器用制御装置の異常発生時の動作を示すフローチャートである。なお、上記実施の形態における電気機器用制御装置と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態は、通信異常など何らかの異常が発生した場合に、図4のようなステップによって圧縮機26あるいは循環ファンモータ27を停止するようにしたものである。
すなわち、ステップS11において、第1の制御回路25の第1マイクロコンピュータ34は、通信異常が発生したかどうかを判断する。異常が発生していないと判断した場合は、次の処理に進み、異常が発生したと判断した場合に、ステップS12に進み、圧縮機駆動回路50の駆動を停止し、ステップS13でモータ駆動回路51を停止する。
以上のように、本実施の形態によれば、通信異常が発生した場合に、第1の制御回路25の第1マイクロコンピュータ34が圧縮機駆動回路50の駆動を停止することによって負荷である圧縮機26への電源供給を遮断し、圧縮機26が停止する。また、モータ駆動回路51の駆動を停止することによって、負荷である循環ファンモータ27への電源供給を遮断し循環ファンモータ27が停止する。
以上のように、本実施の形態によれば、複数の制御回路が連携して、異常発生時に、所定の負荷を停止させる信頼性の高い電気機器用制御装置を提供することができるものである。
(実施の形態4)
図5は、本発明の第4の実施の形態における電気機器用制御装置を搭載した洗濯乾燥機の構成を示すブロック図である。なお、上記実施の形態における洗濯乾燥機と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態は、図5に示すように、カレントトランス56によって負荷の一つである圧縮機26のモータ電流を検知する電流検知回路55を設け、第1マイクロコンピュータ34において、圧縮機駆動回路50の動作停止中に、前記モータ電流が流れていることを検知したときに、異常と判断するようにしたものである。
図6は、本実施の形態における制御装置の異常発生時の動作を示すフローチャートで、ある。
圧縮機駆動回路50の回路構成素子が破損した場合など、第1の制御回路25が負荷を停止できないという異常が発生した場合には、図6のようなステップによって圧縮機26を停止する。
図6(a)は、第1の制御回路25における異常処理を示すもので、ステップS21において、第1マイクロコンピュータ34は、電流検知回路55による検知結果に基づき、負荷制御ができない異常が発生したかどうかを判断する。異常が発生していないと判断した場合は、次の処理に進み、異常が発生した場合にはステップS22に進み、第1通信回路32を介して第2の制御回路28に負荷制御が不可能な状態である旨の情報を送信する。
図6(b)は、第2の制御回路28における異常処理を示すもので、ステップS23で第1の制御回路25から負荷制御異常の通信があったかどうかを判定する。負荷制御異常の通信がないと判断した場合は、次の処理に進み、負荷制御異常の通信があると判断した場合は、ステップS24に進み、第2の制御回路28が、開閉手段である第1電源リレー33の接点33aを開にする。
以上のように、本実施の形態によれば、負荷を停止することができない異常が発生した場合に、第2の制御回路28の第2マイクロコンピュータ35が第1電源リレー33の接点33aを開にすることによって、倍電圧整流回路48以降の回路への電源供給が停止され、負荷である圧縮機26や循環ファンモータ27を駆動する電源がなくなり、また、第1マイクロコンピュータ34や圧縮機駆動回路50やモータ駆動回路51などをはじめとする第1の制御回路25のほぼ全ての回路の動作用電源が切れるため、負荷が停止し、複数の制御回路が連携して、異常発生時に、所定の負荷を停止させる信頼性の高い電気機器用制御装置を提供することができるものである。
なお、本実施の形態では、圧縮機26の駆動状態を検知するための電流検知回路55をカレントトランス56で形成したが、カレントトランス56に限定するものではなく、また、負荷の一つとして循環ファンモータ27を例にしたが、それに限定されるものではない。
以上のように、本発明にかかる電気機器用制御装置は、複数の制御回路が連携して、異常発生時に、所定の負荷を停止させる信頼性の高いもので、洗濯乾燥機や衣類乾燥機にとどまらず、複数の負荷を制御する機能を有する各種電気機器に適用できるものである。
本発明の第1の実施の形態における電気機器用制御装置を搭載した洗濯乾燥機の構成を示すブロック図 同電気機器用制御装置の異常発生時の動作を示すフローチャート 本発明の第2の実施の形態における電気機器用制御装置を搭載した洗濯乾燥機の構成を示すブロック図 本発明の第3の実施の形態における電気機器用制御装置の異常発生時の動作を示すフローチャート 本発明の第4の実施の形態における電気機器用制御装置を搭載した洗濯乾燥機の構成を示すブロック図 (a)同電気機器用制御装置の第1の制御回路における異常発生時の動作を示すフローチャート(b)同電気機器用制御装置の第2の制御回路における異常発生時の動作を示すフローチャート 従来の電気機器用制御装置を搭載した洗濯乾燥機の側断面図
符号の説明
25 第1の制御回路
26 圧縮機(負荷)
27 循環ファンモータ(負荷)
28 第2の制御回路
32 第1通信回路(通信回路)
33 第1電源リレー(開閉手段)
54 第3電源リレー(開閉手段)

Claims (4)

  1. 負荷を制御する第1の制御回路と、前記第1の制御回路を制御する第2の制御回路と、前記第1、第2の制御回路間のデータをやり取りする通信回路とを備え、前記第2の制御回路は、前記負荷への電源供給を入り切りすると共に異常が発生した場合に前記負荷への電源供給を遮断する開閉手段を備えた電気機器用制御装置。
  2. 第2の制御回路は、通信異常が発生した場合に、開閉手段を動作させて、負荷への電源供給を遮断するようにした請求項1に記載の電気機器用制御装置。
  3. 第1の制御回路は、通信異常が発生した場合に、負荷の駆動を停止する請求項1又は2に記載の電気機器用制御装置。
  4. 第1の制御回路が負荷を制御できないような異常が発生した場合に、第2の制御回路によって開閉手段を動作させて前記負荷への電源供給を遮断するようにした請求項1〜3のいずれか1項に記載の電気機器用制御装置。
JP2005163892A 2005-06-03 2005-06-03 洗濯乾燥機用制御装置 Expired - Fee Related JP4525472B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005163892A JP4525472B2 (ja) 2005-06-03 2005-06-03 洗濯乾燥機用制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005163892A JP4525472B2 (ja) 2005-06-03 2005-06-03 洗濯乾燥機用制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006334203A true JP2006334203A (ja) 2006-12-14
JP4525472B2 JP4525472B2 (ja) 2010-08-18

Family

ID=37555251

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005163892A Expired - Fee Related JP4525472B2 (ja) 2005-06-03 2005-06-03 洗濯乾燥機用制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4525472B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH057690A (ja) * 1990-10-08 1993-01-19 Sanyo Electric Co Ltd 洗濯機の制御装置
JPH10277289A (ja) * 1997-04-10 1998-10-20 Sharp Corp 洗濯機

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH057690A (ja) * 1990-10-08 1993-01-19 Sanyo Electric Co Ltd 洗濯機の制御装置
JPH10277289A (ja) * 1997-04-10 1998-10-20 Sharp Corp 洗濯機

Also Published As

Publication number Publication date
JP4525472B2 (ja) 2010-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7524412B2 (ja) インダクションヒーターを有する洗濯装置
EP3034669A1 (en) Washing machine having drying function and method for controlling the same
EP2824230B1 (en) Washing machine and communication system for washing machine
JP2013094215A (ja) 洗濯乾燥機
US20220356637A1 (en) Clothes treating apparatus and control method thereof
JP2008264165A (ja) 洗濯乾燥機
JP2007143735A (ja) 洗濯乾燥機
JP2008018131A (ja) 電気洗濯機
JP4969924B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP5621503B2 (ja) 衣類乾燥機
JP4525472B2 (ja) 洗濯乾燥機用制御装置
JP4966326B2 (ja) 洗濯機本発明は、洗濯機に関し、特に、保守・点検の適切な実行を可能とする運転履歴を管理するための構成に関する。
JP2017153835A (ja) 洗濯機
JP6173716B2 (ja) 衣類乾燥機のコンプレッサ駆動装置
EP3249089B1 (en) Laundry treatment appliance
JP2014083275A (ja) 洗濯乾燥機
JP2005143790A (ja) 洗濯乾燥機
JP2012070956A (ja) 衣類乾燥機
JP2012085776A (ja) 衣類乾燥機
JP2010194027A (ja) 衣類乾燥機
JP2008099984A (ja) 洗濯乾燥機
KR20190127416A (ko) 의류처리장치 및 그의 제어방법
JP2006296450A (ja) 洗濯乾燥機
JP2018007938A (ja) 洗濯乾燥機
JP2011115428A (ja) 衣類乾燥機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070914

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091023

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091027

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091126

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100511

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100524

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130611

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130611

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees