JP2006333389A - テレビ会議制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 各種の通信端末が、相互に音声伝送遅延特性が異なる伝送媒体に接続される場合でも、伝送媒体の音声伝送遅延特性の違いから生じる会議音声の違和感を排除することができるようにする。
【解決手段】 各種の通信端末から送信される音声信号に対する遅延補正時間DT1,DT2,DT3の設定を受け付け、その遅延補正時間DT1,DT2,DT3に応じて、信号転送処理部11により転送される音声信号に遅延を付加する。これにより、各種の通信端末が、相互に音声伝送遅延特性が異なる伝送媒体に接続される場合でも、伝送媒体の音声伝送遅延特性の違いから生じる会議音声の違和感を排除して、スムーズにテレビ会議を進行することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 各種の通信端末から送信される音声信号に対する遅延補正時間DT1,DT2,DT3の設定を受け付け、その遅延補正時間DT1,DT2,DT3に応じて、信号転送処理部11により転送される音声信号に遅延を付加する。これにより、各種の通信端末が、相互に音声伝送遅延特性が異なる伝送媒体に接続される場合でも、伝送媒体の音声伝送遅延特性の違いから生じる会議音声の違和感を排除して、スムーズにテレビ会議を進行することができる。
【選択図】 図1
Description
この発明は、各種の通信端末を収容して、ある通信端末から送信された音声信号や画像信号を他の通信端末に転送するテレビ会議制御装置に関するものである。
例えば、3G−324M規格に準拠している移動機端末、SIP(Session Initiation Protocol)端末、ISDN−TV電話端末など、相互に音声伝送遅延特性が異なる伝送媒体に接続されている各種の通信端末を収容して、多地点テレビ会議を実現するテレビ会議制御装置が存在する(例えば、特許文献1参照)。
ただし、従来のテレビ会議制御装置は、各種の通信端末を収容して、多地点テレビ会議を実現する場合、各種の通信端末が、相互に音声伝送遅延特性が異なる伝送媒体に接続されていると、各種の通信端末毎に、音声信号を送信してから、他の通信端末に音声信号が到達するまでに要する時間が異なる(音声の遅延時間が異なる)ため、発言者の声を聞いている他の参加者に違和感が生じて、会議の進行に影響を及ぼすことがある。
ただし、従来のテレビ会議制御装置は、各種の通信端末を収容して、多地点テレビ会議を実現する場合、各種の通信端末が、相互に音声伝送遅延特性が異なる伝送媒体に接続されていると、各種の通信端末毎に、音声信号を送信してから、他の通信端末に音声信号が到達するまでに要する時間が異なる(音声の遅延時間が異なる)ため、発言者の声を聞いている他の参加者に違和感が生じて、会議の進行に影響を及ぼすことがある。
この影響は、発言者の表情(口の動き)を目視することによって確認可能な多地点テレビ会議の実施時に特に顕著である。
その理由は、多地点テレビ会議の各参加者は、発言者の口の動きから発言を認識することになるが、発言者の口の動きと、実際に参加者に音声が届くまでの時間に差異があると、参加者に届いている音声が、どの発話者の音声であるのか分からなくなることがあるからである。
その理由は、多地点テレビ会議の各参加者は、発言者の口の動きから発言を認識することになるが、発言者の口の動きと、実際に参加者に音声が届くまでの時間に差異があると、参加者に届いている音声が、どの発話者の音声であるのか分からなくなることがあるからである。
従来のテレビ会議制御装置は以上のように構成されているので、各種の通信端末が、相互に音声伝送遅延特性が異なる伝送媒体に接続されている場合、各種の通信端末毎に、音声信号を送信してから、他の通信端末に音声信号が到達するまでに要する時間が異なる。このため、発言者の声を聞いている他の参加者に違和感が生じて、会議の進行に影響を及ぼすことがあるなどの課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、各種の通信端末が、相互に音声伝送遅延特性が異なる伝送媒体に接続される場合でも、伝送媒体の音声伝送遅延特性の違いから生じる会議音声の違和感を排除することができるテレビ会議制御装置を得ることを目的とする。
この発明に係るテレビ会議制御装置は、各種の通信端末から送信される音声信号に対する遅延補正時間の設定を受け付ける設定受付手段を設け、その設定受付手段により受け付けられた遅延補正時間の設定値に応じて、信号転送手段により転送される音声信号に遅延を付加するようにしたものである。
この発明によれば、各種の通信端末から送信される音声信号に対する遅延補正時間の設定を受け付ける設定受付手段を設け、その設定受付手段により受け付けられた遅延補正時間の設定値に応じて、信号転送手段により転送される音声信号に遅延を付加するように構成したので、各種の通信端末が、相互に音声伝送遅延特性が異なる伝送媒体に接続される場合でも、伝送媒体の音声伝送遅延特性の違いから生じる会議音声の違和感を排除して、スムーズにテレビ会議を進行することができる効果がある。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるテレビ会議制御装置を示す構成図であり、図において、信号転送処理部11はSIP(Session Initiation Protocol)端末1、3G−324M規格に準拠している3G−324M端末2、ISDN−TV電話端末3など、相互に音声伝送遅延特性が異なる伝送媒体に接続されている各種の通信端末を収容し、ある通信端末から送信された音声信号及び画像信号を他の通信端末に転送する処理を実施する。なお、信号転送処理部11は信号転送手段を構成している。
図1はこの発明の実施の形態1によるテレビ会議制御装置を示す構成図であり、図において、信号転送処理部11はSIP(Session Initiation Protocol)端末1、3G−324M規格に準拠している3G−324M端末2、ISDN−TV電話端末3など、相互に音声伝送遅延特性が異なる伝送媒体に接続されている各種の通信端末を収容し、ある通信端末から送信された音声信号及び画像信号を他の通信端末に転送する処理を実施する。なお、信号転送処理部11は信号転送手段を構成している。
制御端末12は多地点テレビ会議を開催する際、信号転送処理部11により収容される通信端末の種類や台数に応じて計算された各種の通信端末毎の最適な遅延補正時間を示す遅延補正時間設定信号を出力する。
遅延制御部13は制御端末12から遅延補正時間設定信号を受けると、その遅延補正時間設定信号が示す遅延補正時間に応じて信号転送処理部11により転送される音声信号に遅延を付加する処理を実施する。
なお、遅延制御部13は設定受付手段及び遅延制御手段を構成している。
遅延制御部13は制御端末12から遅延補正時間設定信号を受けると、その遅延補正時間設定信号が示す遅延補正時間に応じて信号転送処理部11により転送される音声信号に遅延を付加する処理を実施する。
なお、遅延制御部13は設定受付手段及び遅延制御手段を構成している。
次に動作について説明する。
例えば、あるSIP端末1が音声信号及び画像信号をテレビ会議制御装置の信号転送処理部11に送信すると、その信号転送処理部11がそのSIP端末1から送信された音声信号及び画像信号を受信し、その音声信号及び画像信号を送信元のSIP端末1以外のSIP端末1と、複数台の3G−324M端末2と、複数台のISDN−TV電話端末3とに転送する。
例えば、あるSIP端末1が音声信号及び画像信号をテレビ会議制御装置の信号転送処理部11に送信すると、その信号転送処理部11がそのSIP端末1から送信された音声信号及び画像信号を受信し、その音声信号及び画像信号を送信元のSIP端末1以外のSIP端末1と、複数台の3G−324M端末2と、複数台のISDN−TV電話端末3とに転送する。
同様に、ある3G−324M端末2が音声信号及び画像信号をテレビ会議制御装置の信号転送処理部11に送信すると、その信号転送処理部11がその3G−324M端末2から送信された音声信号及び画像信号を受信し、その音声信号及び画像信号を送信元の3G−324M端末2以外の3G−324M端末2と、複数台のSIP端末1と、複数台のISDN−TV電話端末3とに転送する。
同様に、あるISDN−TV電話端末3が音声信号及び画像信号をテレビ会議制御装置の信号転送処理部11に送信すると、その信号転送処理部11がそのISDN−TV電話端末3から送信された音声信号及び画像信号を受信し、その音声信号及び画像信号を送信元のISDN−TV電話端末3以外のISDN−TV電話端末3と、複数台のSIP端末1と、複数台の3G−324M端末2とに転送する。
同様に、あるISDN−TV電話端末3が音声信号及び画像信号をテレビ会議制御装置の信号転送処理部11に送信すると、その信号転送処理部11がそのISDN−TV電話端末3から送信された音声信号及び画像信号を受信し、その音声信号及び画像信号を送信元のISDN−TV電話端末3以外のISDN−TV電話端末3と、複数台のSIP端末1と、複数台の3G−324M端末2とに転送する。
ここで、制御端末12は、テレビ会議制御装置が実際に音声信号と画像信号の転送処理を開始する前に、予め、信号転送処理部11により収容される通信端末の種類や台数に応じて計算された各種の通信端末毎の最適な遅延補正時間DT1,DT2,DT3を示す遅延補正時間設定信号を出力する。
各種の通信端末毎の最適な遅延補正時間DT1,DT2,DT3は、信号転送処理部11により収容される全ての通信端末(SIP端末1、3G−324M端末2、ISDN−TV電話端末3)における音声遅延時間が同一になるような補正時間であり、例えば、次のようにして、最適な遅延補正時間DT1,DT2,DT3が設定される。
各種の通信端末毎の最適な遅延補正時間DT1,DT2,DT3は、信号転送処理部11により収容される全ての通信端末(SIP端末1、3G−324M端末2、ISDN−TV電話端末3)における音声遅延時間が同一になるような補正時間であり、例えば、次のようにして、最適な遅延補正時間DT1,DT2,DT3が設定される。
ただし、ここでは説明の便宜上、通信端末(SIP端末1、3G−324M端末2、ISDN−TV電話端末3)における音声遅延時間T1、T2、T3の間には、下記の関係があるものとする。
T3<T1<T2
DT1=T2−T1
DT2=0
DT3=T2−T3
T1はSIP端末1における音声遅延時間、T2は3G−324M端末2における音声遅延時間、T3はISDN−TV電話端末3における音声遅延時間である。
DT1はSIP端末1の遅延補正時間、DT2は3G−324M端末2の遅延補正時間、DT3はISDN−TV電話端末3の遅延補正時間である。
T3<T1<T2
DT1=T2−T1
DT2=0
DT3=T2−T3
T1はSIP端末1における音声遅延時間、T2は3G−324M端末2における音声遅延時間、T3はISDN−TV電話端末3における音声遅延時間である。
DT1はSIP端末1の遅延補正時間、DT2は3G−324M端末2の遅延補正時間、DT3はISDN−TV電話端末3の遅延補正時間である。
テレビ会議制御装置の遅延制御部13は、制御端末12から遅延補正時間設定信号を受けると、その遅延補正時間設定信号が示す遅延補正時間DT1,DT2,DT3に応じて信号転送処理部11により転送される音声信号に遅延を付加する処理を実施する。
即ち、遅延制御部13は、信号転送処理部11がSIP端末1から送信された音声信号を転送する場合には、その音声信号に対してSIP端末1の遅延補正時間DT1の付加を指示する制御信号を信号転送処理部11に出力する。
また、信号転送処理部11が3G−324M端末2から送信された音声信号を転送する場合には、その音声信号に対して3G−324M端末2の遅延補正時間DT2の付加を指示する制御信号を信号転送処理部11に出力する。
また、信号転送処理部11がISDN−TV電話端末3から送信された音声信号を転送する場合には、その音声信号に対してISDN−TV電話端末3の遅延補正時間DT3の付加を指示する制御信号を信号転送処理部11に出力する。
即ち、遅延制御部13は、信号転送処理部11がSIP端末1から送信された音声信号を転送する場合には、その音声信号に対してSIP端末1の遅延補正時間DT1の付加を指示する制御信号を信号転送処理部11に出力する。
また、信号転送処理部11が3G−324M端末2から送信された音声信号を転送する場合には、その音声信号に対して3G−324M端末2の遅延補正時間DT2の付加を指示する制御信号を信号転送処理部11に出力する。
また、信号転送処理部11がISDN−TV電話端末3から送信された音声信号を転送する場合には、その音声信号に対してISDN−TV電話端末3の遅延補正時間DT3の付加を指示する制御信号を信号転送処理部11に出力する。
これにより、信号転送処理部11は、SIP端末1、3G−324M端末2又はISDN−TV電話端末3から送信された音声信号を受信しても、その音声信号を直ちに転送せずに、遅延補正時間DT1,DT2,DT3だけ一時的に保持してから転送するようにする。
したがって、各種の通信端末が接続されている伝送媒体の音声伝送遅延特性が違う場合でも、各種の通信端末における音声遅延時間がほぼ同じになる。
したがって、各種の通信端末が接続されている伝送媒体の音声伝送遅延特性が違う場合でも、各種の通信端末における音声遅延時間がほぼ同じになる。
以上で明らかなように、この実施の形態1によれば、各種の通信端末から送信される音声信号に対する遅延補正時間DT1,DT2,DT3の設定を受け付け、その遅延補正時間DT1,DT2,DT3に応じて、信号転送処理部11により転送される音声信号に遅延を付加するように構成したので、各種の通信端末が、相互に音声伝送遅延特性が異なる伝送媒体に接続される場合でも、伝送媒体の音声伝送遅延特性の違いから生じる会議音声の違和感を排除して、スムーズにテレビ会議を進行することができる効果を奏する。
実施の形態2.
図2はこの発明の実施の形態2によるテレビ会議制御装置を示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
音声モニタ部14はSIP端末1及び3G−324M端末2に転送される音声信号を観測(例えば、音声通話で発生する場合が多い音声エコーを観測する)し、その観測結果である音声モニタ信号を遅延測定部16に出力する。
音声モニタ部15はISDN−TV電話端末3に転送される音声信号を観測(例えば、音声通話で発生する場合が多い音声エコーを観測する)し、その観測結果である音声モニタ信号を遅延測定部16に出力する。
図2はこの発明の実施の形態2によるテレビ会議制御装置を示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
音声モニタ部14はSIP端末1及び3G−324M端末2に転送される音声信号を観測(例えば、音声通話で発生する場合が多い音声エコーを観測する)し、その観測結果である音声モニタ信号を遅延測定部16に出力する。
音声モニタ部15はISDN−TV電話端末3に転送される音声信号を観測(例えば、音声通話で発生する場合が多い音声エコーを観測する)し、その観測結果である音声モニタ信号を遅延測定部16に出力する。
遅延測定部16は音声モニタ部14,15から出力された音声モニタ信号を参照して、各種の通信端末における実際の音声遅延時間TR1,TR2,TR3を測定する処理を実施する。
なお、音声モニタ部14,15及び遅延測定部16から遅延時間測定手段が構成されている。
遅延制御部17は遅延測定部16により測定された実際の音声遅延時間TR1,TR2,TR3にしたがって遅延補正時間DT1,DT2,DT3を補正し、補正後の遅延補正時間D’T1,D’T2,D’T3に応じて信号転送処理部11により転送される音声信号に遅延を付加する処理を実施する。
なお、遅延制御部17は設定受付手段及び遅延制御手段を構成している。
なお、音声モニタ部14,15及び遅延測定部16から遅延時間測定手段が構成されている。
遅延制御部17は遅延測定部16により測定された実際の音声遅延時間TR1,TR2,TR3にしたがって遅延補正時間DT1,DT2,DT3を補正し、補正後の遅延補正時間D’T1,D’T2,D’T3に応じて信号転送処理部11により転送される音声信号に遅延を付加する処理を実施する。
なお、遅延制御部17は設定受付手段及び遅延制御手段を構成している。
次に動作について説明する。
遅延制御部17は、図1の遅延制御部13と同様に、制御端末12から遅延補正時間設定信号を受けると、その遅延補正時間設定信号が示す遅延補正時間DT1,DT2,DT3に応じて信号転送処理部11により転送される音声信号に遅延を付加する処理を実施する。
これにより、信号転送処理部11は、SIP端末1、3G−324M端末2又はISDN−TV電話端末3から送信された音声信号を受信しても、その音声信号を直ちに転送せずに、遅延補正時間DT1,DT2,DT3だけ一時的に保持してから転送するようになるので、各種の通信端末が接続されている伝送媒体の音声伝送遅延特性が違う場合でも、各種の通信端末における音声遅延時間がほぼ同じになる。
遅延制御部17は、図1の遅延制御部13と同様に、制御端末12から遅延補正時間設定信号を受けると、その遅延補正時間設定信号が示す遅延補正時間DT1,DT2,DT3に応じて信号転送処理部11により転送される音声信号に遅延を付加する処理を実施する。
これにより、信号転送処理部11は、SIP端末1、3G−324M端末2又はISDN−TV電話端末3から送信された音声信号を受信しても、その音声信号を直ちに転送せずに、遅延補正時間DT1,DT2,DT3だけ一時的に保持してから転送するようになるので、各種の通信端末が接続されている伝送媒体の音声伝送遅延特性が違う場合でも、各種の通信端末における音声遅延時間がほぼ同じになる。
しかし、制御端末12により設定された遅延補正時間DT1,DT2,DT3が少しでも最適な値からずれていると、そのずれている分だけ、各種の通信端末における音声遅延時間にずれが生じる。
そこで、この実施の形態2では、制御端末12により設定された遅延補正時間DT1,DT2,DT3が最適な値からずれている場合でも、各種の通信端末における音声遅延時間が同じになるようにしている。
具体的には、下記の通りである。
そこで、この実施の形態2では、制御端末12により設定された遅延補正時間DT1,DT2,DT3が最適な値からずれている場合でも、各種の通信端末における音声遅延時間が同じになるようにしている。
具体的には、下記の通りである。
音声モニタ部14は、例えば、信号転送処理部11が3G−324M端末2又はISDN−TV電話端末3から送信された音声信号をSIP端末1に転送する際、そのSIP端末1に対する音声信号の音声エコーを観測する。
遅延測定部16は、音声モニタ部14の観測結果をモニタリングして、その音声信号を転送してから音声エコーが戻ってくるまでの時間を測定し、その測定時間をSIP端末1における実際の音声遅延時間TR1として検出する。
遅延測定部16は、音声モニタ部14の観測結果をモニタリングして、その音声信号を転送してから音声エコーが戻ってくるまでの時間を測定し、その測定時間をSIP端末1における実際の音声遅延時間TR1として検出する。
また、音声モニタ部14は、例えば、信号転送処理部11がSIP端末1又はISDN−TV電話端末3から送信された音声信号を3G−324M端末2に転送する際、その3G−324M端末2に対する音声信号の音声エコーを観測する。
遅延測定部16は、音声モニタ部14の観測結果をモニタリングして、その音声信号を転送してから音声エコーが戻ってくるまでの時間を測定し、その測定時間を3G−324M端末2における実際の音声遅延時間TR2として検出する。
遅延測定部16は、音声モニタ部14の観測結果をモニタリングして、その音声信号を転送してから音声エコーが戻ってくるまでの時間を測定し、その測定時間を3G−324M端末2における実際の音声遅延時間TR2として検出する。
音声モニタ部15は、例えば、信号転送処理部11がSIP端末1又は3G−324M端末2から送信された音声信号をISDN−TV電話端末3に転送する際、そのISDN−TV電話端末3に対する音声信号の音声エコーを観測する。
遅延測定部16は、音声モニタ部15の観測結果をモニタリングして、その音声信号を転送してから音声エコーが戻ってくるまでの時間を測定し、その測定時間をISDN−TV電話端末3における実際の音声遅延時間TR3として検出する。
遅延測定部16は、音声モニタ部15の観測結果をモニタリングして、その音声信号を転送してから音声エコーが戻ってくるまでの時間を測定し、その測定時間をISDN−TV電話端末3における実際の音声遅延時間TR3として検出する。
遅延測定部16は、上記のようにして、各種の通信端末(SIP端末1、3G−324M端末2、ISDN−TV電話端末3)における実際の音声遅延時間TR1,TR2,TR3を測定すると、その音声遅延時間TR1,TR2,TR3を示す遅延測定信号を遅延制御部17に出力する。
遅延制御部17は、遅延測定部16から実際の音声遅延時間TR1,TR2,TR3を示す遅延測定信号を受けると、その遅延測定信号にしたがって制御端末12から出力された遅延補正時間設定信号が示す遅延補正時間DT1,DT2,DT3を補正する。
例えば、TR3<TR1<TR2の関係があれば、下記のように補正する。
D’T1=DT1+(TR2−TR1)/2
D’T2=0
D’T3=DT3+(TR2−TR3)/2
D’T1はSIP端末1の補正後の遅延補正時間、D’T2は3G−324M端末2の補正後の遅延補正時間、D’T3はISDN−TV電話端末3の補正後の遅延補正時間である。
例えば、TR3<TR1<TR2の関係があれば、下記のように補正する。
D’T1=DT1+(TR2−TR1)/2
D’T2=0
D’T3=DT3+(TR2−TR3)/2
D’T1はSIP端末1の補正後の遅延補正時間、D’T2は3G−324M端末2の補正後の遅延補正時間、D’T3はISDN−TV電話端末3の補正後の遅延補正時間である。
遅延制御部17は、上記のようにして、遅延補正時間設定信号が示す遅延補正時間DT1,DT2,DT3を補正すると、補正後の遅延補正時間D’T1,D’T2,D’T3に応じて信号転送処理部11により転送される音声信号に遅延を付加する処理を実施する。
即ち、遅延制御部13は、信号転送処理部11がSIP端末1から送信された音声信号を転送する場合には、その音声信号に対してSIP端末1の遅延補正時間D’T1の付加を指示する制御信号を信号転送処理部11に出力する。
また、信号転送処理部11が3G−324M端末2から送信された音声信号を転送する場合には、その音声信号に対して3G−324M端末2の遅延補正時間D’T2の付加を指示する制御信号を信号転送処理部11に出力する。
また、信号転送処理部11がISDN−TV電話端末3から送信された音声信号を転送する場合には、その音声信号に対してISDN−TV電話端末3の遅延補正時間D’T3の付加を指示する制御信号を信号転送処理部11に出力する。
即ち、遅延制御部13は、信号転送処理部11がSIP端末1から送信された音声信号を転送する場合には、その音声信号に対してSIP端末1の遅延補正時間D’T1の付加を指示する制御信号を信号転送処理部11に出力する。
また、信号転送処理部11が3G−324M端末2から送信された音声信号を転送する場合には、その音声信号に対して3G−324M端末2の遅延補正時間D’T2の付加を指示する制御信号を信号転送処理部11に出力する。
また、信号転送処理部11がISDN−TV電話端末3から送信された音声信号を転送する場合には、その音声信号に対してISDN−TV電話端末3の遅延補正時間D’T3の付加を指示する制御信号を信号転送処理部11に出力する。
これにより、信号転送処理部11は、SIP端末1、3G−324M端末2又はISDN−TV電話端末3から送信された音声信号を受信しても、その音声信号を直ちに転送せずに、遅延補正時間D’T1,D’T2,D’T3だけ一時的に保持してから転送するようにする。
したがって、各種の通信端末が接続されている伝送媒体の音声伝送遅延特性が違う場合において、制御端末12により設定された遅延補正時間DT1,DT2,DT3が最適な値からずれている場合でも、各種の通信端末における音声遅延時間が同じになる。
したがって、各種の通信端末が接続されている伝送媒体の音声伝送遅延特性が違う場合において、制御端末12により設定された遅延補正時間DT1,DT2,DT3が最適な値からずれている場合でも、各種の通信端末における音声遅延時間が同じになる。
以上で明らかなように、この実施の形態2によれば、遅延測定部16により測定された実際の音声遅延時間TR1,TR2,TR3にしたがって遅延補正時間DT1,DT2,DT3を補正し、補正後の遅延補正時間D’T1,D’T2,D’T3に応じて信号転送処理部11により転送される音声信号に遅延を付加するように構成したので、制御端末12により設定された遅延補正時間DT1,DT2,DT3が最適な値からずれている場合でも、各種の通信端末における音声遅延時間を同じにすることができる効果を奏する。
1 SIP端末(通信端末)、2 3G−324M端末(通信端末)、3 ISDN−TV電話端末(通信端末)、11 信号転送処理部(信号転送手段)、12 制御端末、
13 遅延制御部(設定受付手段、遅延制御手段)、14 音声モニタ部(遅延時間測定手段)、15 音声モニタ部(遅延時間測定手段)、16 遅延測定部(遅延時間測定手段)、17 遅延制御部(設定受付手段、遅延制御手段)。
13 遅延制御部(設定受付手段、遅延制御手段)、14 音声モニタ部(遅延時間測定手段)、15 音声モニタ部(遅延時間測定手段)、16 遅延測定部(遅延時間測定手段)、17 遅延制御部(設定受付手段、遅延制御手段)。
Claims (2)
- 相互に音声伝送遅延特性が異なる伝送媒体に接続されている各種の通信端末を収容し、ある通信端末から送信された音声信号及び画像信号を他の通信端末に転送する信号転送手段と、各種の通信端末から送信される音声信号に対する遅延補正時間の設定を受け付ける設定受付手段と、上記設定受付手段により受け付けられた遅延補正時間の設定値に応じて、上記信号転送手段により転送される音声信号に遅延を付加する遅延制御手段とを備えたテレビ会議制御装置。
- 各種の通信端末における音声遅延時間を測定する遅延時間測定手段を設け、遅延制御手段が上記遅延時間測定手段により測定された音声遅延時間にしたがって設定受付手段により受け付けられた遅延補正時間の設定値を補正し、補正後の設定値に応じて信号転送手段により転送される音声信号に遅延を付加することを特徴とする請求項1記載のテレビ会議制御装置。
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JP (1) | JP2006333389A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2011010563A1 (ja) * | 2009-07-21 | 2011-01-27 | コクヨ株式会社 | ビデオ通話システム、主側端末、従側端末、プログラム |
JP2011066480A (ja) * | 2009-09-15 | 2011-03-31 | Brother Industries Ltd | 通信システムおよび端末装置 |
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2005
- 2005-05-30 JP JP2005157950A patent/JP2006333389A/ja active Pending
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