JP2006332726A - 携帯型端末装置 - Google Patents

携帯型端末装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006332726A
JP2006332726A JP2005149085A JP2005149085A JP2006332726A JP 2006332726 A JP2006332726 A JP 2006332726A JP 2005149085 A JP2005149085 A JP 2005149085A JP 2005149085 A JP2005149085 A JP 2005149085A JP 2006332726 A JP2006332726 A JP 2006332726A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
distance
image
lcd
terminal device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005149085A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Nanba
隆広 難波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2005149085A priority Critical patent/JP2006332726A/ja
Publication of JP2006332726A publication Critical patent/JP2006332726A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

【課題】画面からの距離に応じて表示画像を制御することによって、適切な画像が視認でき、併せて、消費電力を低減できる携帯型端末装置を提供する。
【解決手段】携帯電話装置101は、表示デバイス10と、表示デバイス10のLCD11から前方に位置する使用者200までの距離Leyeを計測する超音波近接センサ20と、超音波近接センサ20によって計測された距離Leyeに対応する信号Lの出力レベルVL0を所定の閾値THと比較して、比較結果信号Cを出力する判別回路30と、取得された画像データDに基づいた画像をLCD11に表示させるグラフィックエンジン40と、装置全体の動作を制御するCPU50とを有し、比較結果信号Cに基づいて、表示デバイス10に表示される画像の画素数を切り換える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像表示機能付き携帯電話装置やPDA(Personal Digital Assistants)装置のような携帯型端末装置に関し、特に、表示画像の制御に関するものである。
従来の画像表示機能付き携帯型端末装置は、画面から使用者の目までの距離に基づいて表示画像を制御する機能を持っていない。
また、画面からこれを見る人までの距離に基づいて画像を制御する画像表示装置の提案があるが(例えば、特許文献1参照)、画面から人までの距離が所定の距離より短くなったときに、画像を非表示状態として人が画面から離れざるを得ないようにするものであった。
特開平06−133256号公報
しかし、上記従来の携帯型端末装置においては、画面に目を非常に近づけて表示画像を見る場合に、表示画像を構成する画素まで識別できてしまい、表示画像の粗さが目立つように感じられ、表示画像の品質が低下したかのような印象を受けることがあるという問題がある。
また、画面において表示させる画素数が多い場合には、複雑且つ高速な画像処理が必要になり、消費電力が増大し、その結果、内蔵電池で動作する携帯型端末装置の動作可能時間が短くなってしまうという問題がある。
さらに、特許文献1に記載の画像表示装置においては、画面に近づいて視認しようとすると画像が非表示状態になるので、画面に近づいて表示画像を見たい場合に、不都合が生じるという問題がある。
そこで、本発明は、上記のような従来技術の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、画面からの距離に応じて表示画像を制御することによって、適切な画像が視認でき、併せて、消費電力を低減できる携帯型端末装置を提供することにある。
本発明の携帯型端末装置は、画像を表示する表示手段と、前記表示手段から該表示手段の前に位置する物体までの距離を計測する距離計測手段と、前記距離計測手段によって計測された距離を所定の第1の閾値と比較して、第1の比較結果信号を出力する判別手段と、取得された画像データに基づいた画像を前記表示手段に表示させる制御手段とを有し、前記制御手段は、前記第1の比較結果信号に基づいて、前記表示手段に表示される画像の画素数を切り換えることを特徴とするものである。
本発明によれば、画面からの距離に応じて表示画像を制御するので、装置の使用者は適切な画像が視認でき、併せて、消費電力を抑制できるという効果を得ることができる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る携帯型端末装置としての画像表示機能付きの携帯電話装置101の構成を概略的に示す図である。
図1に示されるように、実施の形態1に係る携帯電話装置101は、画像を表示する表示手段としての表示デバイス10を有する。表示デバイス10は、画像を表示する液晶表示パネル(以下「LCD」と記す。)11と、LCD11を駆動させる回路である表示ドライバ12と、バックライト13及びこれを駆動させるバックライトコントローラ14を含むバックライトユニット15とを有する。LCD11としては、例えば、QVGA(240画素×320ライン)サイズのパネル、又は、VGA(480画素×640ライン)サイズのパネルを用いることができる。表示ドライバ12としては、LCD11の表示画素数に対応した表示ドライバを使用する。ただし、表示デバイス10は、液晶表示デバイスに限定されず、有機EL表示デバイスのような他の表示デバイスであってもよい。なお、以下の説明においては、LCD11が、VGA(480画素×640ライン)サイズのパネルであり、表示画像を、480画素×640ラインの画素数の画像、又は、240画素×320ラインの画像に切り換えることができる装置について説明する。
また、実施の形態1に係る携帯電話装置101は、LCD11からこのLCD11の前に位置する物体(図1においては、装置の使用者200の顔(例えば、目又はその周辺部))までの距離Leyeを計測する距離計測手段としての超音波近接センサ20と、超音波近接センサ20によって計測された距離を所定の第1の閾値THと比較して、第1の比較結果信号Lを出力する判別手段としての判別回路30と、ダウンロード等によって取得された画像データDに基づいた画像をLCD11に表示させるグラフィックエンジン40と、装置全体の動作を制御するCPU(中央演算装置)50とを有する。グラフィックエンジン40とCPU50とは、表示デバイス10における画像表示動作を制御する制御手段を構成する。
超音波近接センサ20は、超音波を発信し、物体からの反射波を受信し、発信した超音波に対して反射波がどの程度遅延して受信されるか(すなわち、遅延量)を計測することによって、物体までの距離を計測する。図1には、超音波近接センサ20から発せられた入射波Uが、使用者200の顔に当たり、顔で反射し、反射波Uとして超音波近接センサ20に戻る場合が示されている。なお、超音波近接センサ20は、ドップラー効果を利用して入射波Uと反射波Uの周波数の差を演算することにより、超音波近接センサ20から使用者200までの距離Leyeを計測するものであってもよい。また、距離測定手段として、上記以外のセンサを用いてもよい。
超音波近接センサ20は、超音波近接センサ20から使用者200までの距離Leyeに対応した出力レベル(例えば、電圧〔V〕)VL0の出力信号Lを出力する。図2は、超音波近接センサ20の出力信号Lの出力レベルVL0が、超音波近接センサ20から使用者200までの距離Leye〔cm〕に比例している場合の、計測距離Leye〔cm〕と出力レベルVL0の関係を示す図である。図2は、例えば、超音波近接センサ20の出力信号Lの出力レベルVL0がV10〔V〕のときに計測距離Leyeが10〔cm〕であり、出力レベルVL0がV30〔V〕のときに計測距離Leyeが30〔cm〕であることを示している。
図3は、携帯電話装置101とこの携帯電話装置101の画面を見ている使用者200との位置関係を示す図である。また、図4(a)及び(b)は、携帯電話装置101におけるLCD11と超音波近接センサ20の取り付け位置の例を示す正面図及び側面図である。図3及び図4(b)に示されるように、LCD11と同じ表面高になるように、且つ、LCD11に近い位置に超音波近接センサ20を設置することにより、LCD11から使用者200の顔(例えば、目又はその周辺部)までの距離Leyeを計測する。
バックライトユニット40のバックライトコントローラ14は、バックライト13の点灯時の明るさ(輝度)を制御することができるコントローラであり、CPU50からのバックライト制御信号Bに応じてバックライト13の明るさを変化させる。例えば、バックライト制御信号Bの値が“1”から“16”までの16段階で変化する場合に、バックライトコントローラ14は、バックライト13の明るさを16段階に制御する。例えば、バックライト制御信号Bの値が“1”のときにバックライト13を最も暗く点灯させ、バックライト制御信号Bの値が“16”のときにバックライト13を最も明るく点灯させるように、バックライト制御信号Bの数値の増減に応じてバックライト13の明るさを段階的に制御する。実施の形態1においては、バックライト制御信号Bの値が、バックライト13を最も明るく点灯させる“16”である場合を説明する。
次に、実施の形態1に係る携帯電話装置101の動作を説明する。図1及び図3に示されるように、使用者200が、携帯電話装置101に顔を近づけてLCD11に表示された画像を見ると、超音波近接センサ20から発信される超音波Uが使用者200の顔(例えば、目又はその周辺部)に当たり、反射波Uが超音波近接センサ20に戻る。超音波近接センサ20は、反射波Uを検出して、検出信号Lを出力する。
判別回路30には、超音波近接センサ20による検出信号Lと予め決められた閾値THとが入力される。判別回路30は、検出信号Lの出力レベルVL0と閾値THとを比較して、比較結果を示す出力値Cをグラフィックエンジン40に出力する。判別回路30は、超音波近接センサ20からの出力信号Lの出力レベルVL0と閾値THとを比較し、次の3種類の判別結果のいずれかを出力する。閾値THは超音波近接センサ20により計測される物体である使用者200までの距離Leyeに関して定められた値であり、判別回路30は、図5のフローチャートに示される処理の結果、比較結果を示す出力値Cを発生してグラフィックエンジン40に対して出力する。
図5は、判別回路30における処理を示すフローチャートである。超音波近接センサ20の出力信号Lの出力レベルVL0及び閾値THは、例えば、正の整数値であり、超音波近接センサ20によって計測される距離が大きくなるほど大きくなる値である。判別回路30に超音波近接センサ20の出力信号Lの出力レベルVL0及び所定の閾値THが入力されると(ステップST1)、判別回路30は、検出信号Lの出力レベルVL0が閾値THより大きいかどうか(VL0>TH?)を判別する(ステップST2)。VL0>THの場合は、判別回路30は、比較結果を示す出力値Cとして“0”を出力し(ステップST6)、それ以外の場合は、検出信号Lの出力レベルVL0が閾値THより小さいかどうか(VL0<TH?)を判別する(ステップST3)。このとき、VL0<THであれば、判別回路30は、比較結果を示す出力値Cとして“2”を出力し(ステップST4)、VL0=THであれば、判別回路30は、比較結果を示す出力値Cとして“1”を出力する(ステップST5)。
次に、超音波近接センサ20の出力信号Lに基づくLCD11の表示画像の変更について説明する。CPU50は、携帯電話装置101におけるインターネットとのデータのやり取りの処理を司る。例えば、インターネット上のホームページ画像をLCD11に表示する場合は、CPU50は、ホームページのグラフィックデータを一旦携帯電話装置101にダウンロードした上で、ダウンロードされたホームページのグラフィック画像Dを画像データDとしてグラフィックエンジン40に転送する。
表示ドライバ12は、LCD11の消費電力を最小状態に保持するためにLCD11をスタンバイ状態(携帯電話装置の電源はオン状態のままであるが、LCD11画像を非表示にした状態)に設定することができる機能を有している。外部からの制御信号、例えば、図1における制御信号Cが“1”のときにスタンバイ状態、制御信号Cが“0”のときに通常表示状態に設定される。
また、グラフィックエンジン40は、CPU50からの画像データDから画像サイズ情報を抽出することにより、入力された画像の画像サイズを認識し、表示ドライバ12に対して表示画像サイズを含めた各種画像情報や、システムとして消費電力を最小限に押さえるようなスタンバイ状態の場合にLCD11の消費電力を最小限に押さえるための制御信号C(=“0”)を表示ドライバ12に送る。また、グラフィックエンジン40は、判別回路30からの比較結果の出力値Cに応じて、表示ドライバ12に出力する画像サイズを変更する。例えば、判別回路30からの比較結果の出力値Cが“0”(ステップST6)又は“1”(ステップST5)の場合は、LCD11から使用者200までの距離Leyeが閾値THに相当する値より大きくなった場合であることから、表示ドライバ12に出力させる画像サイズ(すなわち、画像の画素数)を、例えば、240画素×320ラインの画素数の画像に変換して、画像情報Dとし出力する。
また、判別回路30からの比較結果の出力値Cが“2”の場合は、LCD11から使用者200までの距離Leyeが閾値THの値より小さくなった場合であることから、表示ドライバ12に出力させる画像情報Dの画像サイズ(すなわち、画像の画素数)を、LCD11にて表示できる最大画素数である480画素×640ラインの画素数の画像として出力する。
ここで、LCD11に表示される画像を構成する画素のサイズと人間の目の分解能について説明する。一般に、目の分解能は、個人差もあるが、概ね視角1分(1°/60≒0.017°)と言われ、例えば、視力検査の際に5〔m〕離れた位置で視角1分の画像を判別できる能力を視力1.0と設定している。したがって、視力1.0の能力を超えた画像を表示させても、標準的な視力を備えた人間はその画像を読み取ることができないため、この分解能を超えない範囲で画像を表示させることが好ましい。
また、携帯電話装置101の使用者200が、携帯電話装置101から一定距離をあけて、且つ、複数人で同時に画面を見る場合がある。例えば、距離Leyeを50〔cm〕として使用する場合には、使用者200が携帯電話装置101上のLCD11で判別できる長さは、視角1分の場合は、以下の計算式
500〔mm〕×tan(1°/60)
から、約0.14〔mm〕となる。
例えば、一般的な携帯電話装置のLCD(例えば、大きさ2.2インチ、QVGA(横240画素×320ライン)のサイズ)においては、1ラインの幅は約0.05〔mm〕となり、人間の目で区別できる長さより狭くなっている。したがって、人間の目で認識できる長さ以下の画像をLCDに表示させても、人間の目では細かい画像の変化を認識できないため、無駄な情報を表示させていることになる。
一方、携帯電話装置101の使用者200が1人で携帯電話装置100上の画像を見る場合は、複数人で見る場合に比べ、よりLCD11に目を近づけて使用する場合が多い。ここで、携帯電話装置101のLCD11から携帯電話装置101の使用者200の目までの距離が15〔cm〕程度まで近づいた場合には、人間の区別できるLCD上の画素サイズは0.044〔mm〕となり、2.2インチのLCDにおいて240画素×320ラインの画素数の画像より高精細の画像を表示させても人間の目は画像の変化を認識することが可能である。
このことは、携帯電話装置101のLCD11から携帯電話装置101の使用者200の目までの距離に応じて、人間の目の分解能に適した画像の精細度、すなわち画素サイズが存在することを示している。携帯電話装置101のLCD11から携帯電話装置101の使用者200の目までの距離と、それに最適なLCD11への表示画素数の関係は前記の通りであるが、一方でLCD11に表示させる画素サイズと、LCD11及び表示ドライバ12にて消費される消費電力には一定の関係がある。
一般に、表示ドライバ12に対しては、RGB3色を各色数ビット程度の量子化ビット数の信号から構成されることから、例えば、1画素をRGB各色6ビット(再現色数26万色)で表現する場合は、量子化ビット数は18ビット(=6ビット×3(色))であり、これをグラフィックエンジン40から表示ドライバ12に伝送する場合は18本の信号線を用いて伝送することになる。
また、一般に、異なった2つのIC間に信号を受け渡す場合、通常は信号を送り出す側のICには送信バッファを設け、信号を受け取る側のICには受信バッファを設ける必要がある。送信バッファ及び受信バッファは、回路構成上、消費電力が大きい素子を使用するため、表示画素数が多い場合には、信号の変化が起こる度に大電流が流れ、消費電力が増大する。
また、単純に表示画素数が増えると、CPU50又はグラフィックエンジン40、及び表示ドライバ12によって実行される信号処理は、画素数に比例して発生するとともに、それぞれが所有しているメモリとのやり取りを含めた信号処理数も増大することから、CPU50又はグラフィックエンジン40、及び表示ドライバ12での消費電力が増大する。
よって、消費電力を最小限にするためには、グラフィックエンジン40内に設けられている送信バッファ及び、表示ドライバ12の中に設けられている受信バッファによる単位時間あたりの信号変化の回数を最小限に押さえる必要があるとともに、CPU50又はグラフィックエンジン40、及び表示ドライバ12で処理する画像サイズ(すなわち、画像の画素数)を極力小さくすることが必要になる。
そこで、実施の形態1(LCD11がVGAサイズである場合)において、超音波近接センサ20によって計測された距離が閾値TH以上のときに、LCD11に表示される画像を、第1の画素数(例えば、240画素×320ライン)とし、超音波近接センサ20によって計測された距離が閾値THより短いときに、LCD11に表示される画像を第1の画素数より多い第2の画素数(例えば、480画素×640ライン)とする制御を行う。このように、実施の形態1においては、使用者200の目がLCD11から遠い場合には、画素数の多い表示をせずに、消費電力の低減を優先し、使用者200の目がLCD11に近い場合には、消費電力は増大するが、画素数の多い表示に切り換えて、使用者200が適切な画像を視認できるようにしている。
以上に説明したように、実施の形態1に係る携帯電話装置101によれば、表示デバイス10から使用者200までの距離が変化しても常に使用者にとって最適な画像が表示デバイス10に表示されることから、使用者200にとって精細度の高い最適な画像を視認できるとともに、表示デバイス10から使用者200までの距離が閾値TH以上の場合に、画像処理エンジンなどのDSPでの処理が少なくなることから、グラフィックエンジン40での消費電力が削減できるといった効果がある。
実施の形態2.
図6は、本発明の実施の形態2に係る携帯型端末装置としての画像表示機能付きの携帯電話装置102の構成を概略的に示す図である。図6において、図1の構成と同一又は対応する構成には、同一の符号を付す。
実施の形態2に係る携帯電話装置102は、表示デバイス10のLCD11から携帯電話装置102の使用者200の顔(例えば、目又はその周辺部)までの距離Leyeに応じて表示デバイス10のバックライト13の明るさ(輝度)を制御する機能を追加した点が、実施の形態1に係る携帯電話装置101と相違する。
LCD11から携帯電話装置102の使用者200までの距離Leyeが、例えば、5〔cm〕程度まで近づくような場合は、事実上人間の目でLCD11上の画像全体を認識できないため、LCD11上に画像を表示させても良好に画像を視認できないことになる。このような場合は、LCD11からこのLCD11の前方の物体(例えば、携帯電話装置102を衣服のポケットなどに収納した場合におけるポケット内面)は、LCD11とポケット内面の距離がほぼ0に近づくことから、実使用上LCD11に画像を表示させる意味が無い。
実施の形態2に係る携帯電話装置102においては、判別回路30に、閾値THの他に閾値THが入力される。判別回路30は、超音波近接センサ20からの出力信号Lの出力レベルVL0と閾値THとを比較し、比較結果を示す出力値CをCPU50及びグラフィックエンジン40に出力する。CPU50は、比較結果を示す出力値Cに基づいてバックライトコントローラ14の制御値Bを切り換え、バックライト13の輝度を切り換える。超音波近接センサ20によって計測された距離が閾値THより短いときに、CPU50は、表示デバイス12のLCD11に表示される画像の輝度を低下させる。
図7は、判別回路30における処理内容を示すフローチャートである。超音波近接センサ20の出力信号Lの出力レベルVL0及び閾値THは、例えば、正の整数値であり、超音波近接センサ20によって計測される距離を示す出力レベルVL0及び所定の閾値THが入力されると(ステップST11)、判別回路30は、検出信号Lの出力レベルVL0が閾値THより大きいかどうか(VL0>TH?)を判別する(ステップST12)。VL0>THの場合は、判別回路30は、比較結果を示す出力値Cとして“0”を出力し(ステップST16)、それ以外の場合は、検出信号Lの出力レベルVL0が閾値THより小さいかどうか(VL0<TH?)を判別する(ステップST13)。このとき、VL0<THであれば、判別回路30は、比較結果を示す出力値Cとして“2”を出力し(ステップST14)、VL0=THであれば、判別回路30は、比較結果を示す出力値Cとして“1”を出力する(ステップST15)。
ここで、閾値THを、LCD11から使用者200までの距離Leyeが5〔cm〕の場合の超音波近接センサ20の出力レベルVL0と一致するような値に設定する。この場合において、使用者200がLCD11に5〔cm〕よりも近づいた場合、判別回路30ではL<THと判断し、出力値Cとして“2”を出力する。CPU50は、判別回路30の出力信号Cが“2”の場合に、バックライトコントローラ14への出力値Bを“1”、すなわち、バックライト13の明るさを最も暗くする値に設定する。出力値Cが“0”又は“1”の場合は、出力値Bを“16”にして、バックライト13の明るさを最大に設定する。
また、グラフィックエンジン40は、CPU50と同様に、判別回路30からの出力信号Cを受けて、Cが“2”の場合は、信号Cにより表示ドライバ12に対し、LCD11が消費電力最小になるスタンバイ状態になるように、制御信号Cとして“1”を出力し、Cが“0”又は“1”の場合は、通常の動作状態に設定するため、制御信号Cとして“0”を出力する。
以上に説明したように、実施の形態2に係る携帯電話装置102によれば、実施の形態1の場合と同様に、LCD11から使用者200までの距離が変化しても常に使用者にとって最適な画像が表示デバイス10に表示でき、また、使用者が視認できないほどLCD11に近づいた場合(例えば、LCD11がポケットやカバン内に置かれたとき)には、バックライト13の輝度及び/又は表示ドライバ12の状態を制御するので、より一層、消費電力を削減できるという効果がある。
なお、実施の形態2の説明においては、LCD11の前の物体が5〔cm〕より近づいた場合に、LCD11のバックライト13の輝度を最低輝度にする場合を説明したが、判別回路30に入力される閾値を増やし、LCD11から使用者200の目までの距離に応じて、例えば、目を近づけ過ぎた場合には輝度を幾分低下させて(中間輝度にして)眼精疲労を生じにくくするなどのように、段階的に輝度を制御することも可能である。
また、実施の形態2において、上記以外の点は、上記実施の形態1の場合と同じである。
本発明の実施の形態1に係る携帯電話装置の構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態1に係る携帯電話装置の超音波近接センサにおける計測距離と出力信号のレベルの関係を示す図である。 実施の形態1に係る携帯電話装置とその使用者の位置関係を示す図である。 (a)及び(b)は、実施の形態1に係る携帯電話装置におけるLCDと超音波近接センサの取り付け位置の一例を示す正面図及び側面図である。 実施の形態1に係る携帯電話装置の判別回路における処理内容を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る携帯電話装置の構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態2に係る携帯電話装置の判別回路における処理内容を示すフローチャートである。
符号の説明
10 表示デバイス、 11 LCD、 12 表示ドライバ、 13 バックライト、 14 バックライトコントローラ、 15 バックライトユニット、 20 超音波近接センサ、 30 判別回路、 40 グラフィックエンジン、 50 CPU、 101,102 携帯電話装置、 200 使用者。

Claims (9)

  1. 画像を表示する表示手段と、
    前記表示手段から該表示手段の前に位置する物体までの距離を計測する距離計測手段と、
    前記距離計測手段によって計測された距離を所定の第1の閾値と比較して、第1の比較結果信号を出力する判別手段と、
    取得された画像データに基づいた画像を前記表示手段に表示させる制御手段と
    を有し、
    前記制御手段は、前記第1の比較結果信号に基づいて、前記表示手段に表示される画像の画素数を切り換える
    ことを特徴とする携帯型端末装置。
  2. 前記距離計測手段によって計測された距離が前記第1の閾値以上のときに、前記制御手段は、前記表示手段に表示される画像の画素数を第1の画素数とし、
    前記距離計測手段によって計測された距離が前記第1の閾値より短いときに、前記制御手段は、前記表示手段に表示される画像の画素数を前記第1の画素数より多い第2の画素数とする
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯型端末装置。
  3. 前記判別手段は、前記距離計測手段によって計測された距離を所定の第2の閾値と比較して、第2の比較結果信号を出力し、
    前記制御手段は、前記第2の比較結果信号に基づいて、前記表示手段に表示される画像の輝度を切り換える
    ことを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の携帯型端末装置。
  4. 前記距離計測手段によって計測された距離が前記第2の閾値より短いときに、前記制御手段は、前記表示手段に表示される画像の輝度を低下させることを特徴とする請求項3に記載の携帯型端末装置。
  5. 前記表示手段は、液晶表示デバイスであり、
    前記輝度の切り換えは、前記液晶表示デバイスのバックライトの輝度の切り換えによって行われる
    ことを特徴とする請求項3又は4のいずれかに記載の携帯型端末装置。
  6. 前記判別手段は、前記距離計測手段によって計測された距離を所定の第2の閾値と比較し、
    前記距離計測手段によって計測された距離が前記第2の閾値より短いときに、前記制御手段は、前記表示手段を非表示状態にする
    ことを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の携帯型端末装置。
  7. 画像を表示する表示手段と、
    前記表示手段から該表示手段の前に位置する物体までの距離を計測する距離計測手段と、
    前記距離計測手段によって計測された距離を所定の閾値と比較して、比較結果信号を出力する判別手段と、
    取得された画像データに基づいた画像を前記表示手段に表示させる制御手段と
    を有し、
    前記制御手段は、前記比較結果信号に基づいて、前記表示手段に表示される画像の輝度を切り換える
    ことを特徴とする携帯型端末装置。
  8. 前記距離計測手段によって計測された距離が前記閾値より短いときに、前記制御手段は、前記表示手段に表示される画像の輝度を低下させた画像を表示させることを特徴とする請求項7に記載の携帯型端末装置。
  9. 前記表示手段は、液晶表示デバイスであり、
    前記輝度の切り換えは、前記液晶表示パネルのバックライトの輝度の切り換えによって行われる
    ことを特徴とする請求項8に記載の携帯型端末装置。
JP2005149085A 2005-05-23 2005-05-23 携帯型端末装置 Pending JP2006332726A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005149085A JP2006332726A (ja) 2005-05-23 2005-05-23 携帯型端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005149085A JP2006332726A (ja) 2005-05-23 2005-05-23 携帯型端末装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006332726A true JP2006332726A (ja) 2006-12-07

Family

ID=37553997

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005149085A Pending JP2006332726A (ja) 2005-05-23 2005-05-23 携帯型端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006332726A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010161724A (ja) * 2009-01-09 2010-07-22 Toshiba Corp 携帯端末装置
CN106339106A (zh) * 2016-08-12 2017-01-18 广东欧珀移动通信有限公司 一种终端的接近检测方法、装置及移动终端
JP2017502338A (ja) * 2013-12-20 2017-01-19 クアルコム,インコーポレイテッド 網膜知覚モデルを用いたgpuおよびビデオの動的解像度制御
WO2018058434A1 (zh) * 2016-09-29 2018-04-05 北京小米移动软件有限公司 终端、触摸识别方法、装置及电子设备

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04344692A (ja) * 1991-05-22 1992-12-01 Nec Eng Ltd 表示装置
JPH11252041A (ja) * 1998-02-27 1999-09-17 Sony Corp 符号分割多重動画像情報配信装置
JP2000106605A (ja) * 1998-07-29 2000-04-11 Denso Corp 無線通信装置
JP2002198894A (ja) * 2000-12-27 2002-07-12 Toshiba Corp 無線通信端末
JP2003219024A (ja) * 2002-01-18 2003-07-31 Hitachi Ltd 情報処理端末
JP2004012655A (ja) * 2002-06-05 2004-01-15 Minolta Co Ltd 携帯型画像表示装置
JP2004128712A (ja) * 2002-09-30 2004-04-22 Fuji Photo Film Co Ltd 携帯端末装置
JP2004317813A (ja) * 2003-04-16 2004-11-11 Sony Corp 画像表示装置及び画像ぶれ防止方法

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04344692A (ja) * 1991-05-22 1992-12-01 Nec Eng Ltd 表示装置
JPH11252041A (ja) * 1998-02-27 1999-09-17 Sony Corp 符号分割多重動画像情報配信装置
JP2000106605A (ja) * 1998-07-29 2000-04-11 Denso Corp 無線通信装置
JP2002198894A (ja) * 2000-12-27 2002-07-12 Toshiba Corp 無線通信端末
JP2003219024A (ja) * 2002-01-18 2003-07-31 Hitachi Ltd 情報処理端末
JP2004012655A (ja) * 2002-06-05 2004-01-15 Minolta Co Ltd 携帯型画像表示装置
JP2004128712A (ja) * 2002-09-30 2004-04-22 Fuji Photo Film Co Ltd 携帯端末装置
JP2004317813A (ja) * 2003-04-16 2004-11-11 Sony Corp 画像表示装置及び画像ぶれ防止方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010161724A (ja) * 2009-01-09 2010-07-22 Toshiba Corp 携帯端末装置
JP2017502338A (ja) * 2013-12-20 2017-01-19 クアルコム,インコーポレイテッド 網膜知覚モデルを用いたgpuおよびビデオの動的解像度制御
CN106339106A (zh) * 2016-08-12 2017-01-18 广东欧珀移动通信有限公司 一种终端的接近检测方法、装置及移动终端
CN106339106B (zh) * 2016-08-12 2019-02-12 Oppo广东移动通信有限公司 一种终端的接近检测方法、装置及移动终端
WO2018058434A1 (zh) * 2016-09-29 2018-04-05 北京小米移动软件有限公司 终端、触摸识别方法、装置及电子设备
US10521055B2 (en) 2016-09-29 2019-12-31 Beijing Xiaomi Mobile Software Co., Ltd. Terminal, method, apparatus and electronic device for identifying touch

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7388579B2 (en) Reduced power consumption for a graphics accelerator and display
US9390683B2 (en) Mobile information apparatus and display control method
US7450105B2 (en) Display device
KR102164017B1 (ko) 표시 모듈, 표시 장치 및 그 제어 방법
JP3755585B2 (ja) 表示コントローラ、表示ユニット及び電子機器
EP2685446A2 (en) Display control method, apparatus and system for power saving
EP1280129A3 (en) Display device
US20070139345A1 (en) Active matrix liquid crystal display and driving method thereof for adjusting refresh rate according to frequency of ambient light
KR20140110242A (ko) 디스플레이 드라이브 집적회로 및 영상 표시 시스템
US20150323906A1 (en) Timepiece and power saving method thereof
JP2008268717A (ja) 画像表示装置の駆動回路および画像表示方法
TW201423714A (zh) 具強光可視性的顯示方法與使用此方法的電子裝置
WO2017012301A1 (zh) 显示驱动装置和显示驱动方法以及显示装置
JP2006332726A (ja) 携帯型端末装置
CN109712588B (zh) 灰阶调整方法及装置、显示装置
GB2373977A (en) Displaying "wallpaper" on a mobile telephone display
CN107968939B (zh) 显示画面的处理方法、装置、存储介质及电子装置
JP5307321B2 (ja) 表示装置
JP3859623B2 (ja) 液晶表示装置のバックライト制御方法
US20050212720A1 (en) System and method for computing privacy
JP2011059215A (ja) 表示装置
JP2010122400A (ja) 液晶表示制御装置、液晶表示制御方法及び液晶表示制御プログラム
US11615762B1 (en) Edge illumination architecture for display device
KR20200078024A (ko) 폴더블 표시 장치 및 화질 개선 방법
KR20080085500A (ko) 컴퓨터를 이용한 모니터의 제어방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070131

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080513

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080707

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080812

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081209