JP2006331666A - Ic socket - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ICソケットに関する。 The present invention relates to an IC socket.
ICチップをパッケージ化したICの電気的特性を測定するために使用するICソケットが知られている。図1は、従来のICソケットの構成を示す略断面図である。ICソケット101は、ソケット台座枠116、ソケット台座113、フローティング台座111、位置合わせ部材114、フローティング用バネ115、プローブピン104を具備する。
IC sockets are known that are used to measure the electrical characteristics of an IC packaged with an IC chip. FIG. 1 is a schematic cross-sectional view showing a configuration of a conventional IC socket. The
ソケット台座枠116は、ソケット台座113及びフローティング台座111の周囲を囲む枠である。ソケット台座113を固定的に、フローティング台座111を可動的に保持しいている。ソケット台座113は、中心領域としての第1領域に複数の第1穴117cを有する。複数の第1穴117cには、測定の際に使用される測定端子としてのプローブピン104を備える。フローティング台座111は、ソケット台座113の上面に上下動可能に保持される。第1領域の上方に対応する第2領域には、測定対象のIC106を挿入可能な凹型の挿入領域119を有する。挿入領域119には、複数の第1穴117cの上方に、それらに対応して複数の第2穴117aを有する。位置合わせ部材114は、ソケット台座113とフローティング台座111との位置関係を固定する。フローティング用バネ115は、フローティング台座111をソケット台座113に対して所定の範囲で上下動可能に保持する。
The
測定対象のIC106は、蓋102によりICソケット101の挿入領域119に所定の荷重で押し付けられる。蓋102は、Z方向調整部121、デバイス押し付け部材122、蓋枠123を具備する。蓋枠123は、Z方向調整部121及びデバイス押し付け部材122を可動的に保持している。Z方向調整部121は、デバイス押し付け部122のZ方向の位置を設定する。デバイス押し付け部材122は、Z方向調整部121で設定された長さだけ蓋枠123の下部から飛び出している。
The
図2は、図1におけるフローティング台座111の平面図である。挿入領域119の入口側には、テーパ118が設けられている。挿入領域119の底部には、測定対象のIC106の半田ボール109(入出力ピンの位置)に対応して複数の第2穴117aが設けられている。
FIG. 2 is a plan view of the
ICソケット101及び蓋102を用いたIC106の測定方法について説明する。
IC106は、所定の装置等によりフローティング台座111の挿入領域119に挿入される。Z軸に垂直な断面が正方形の挿入領域119の一辺の長さDDhは、IC106の一辺の長さDDcと概ね等しい(ただし、DDh>DDc)。そのため、挿入動作を行うためには、挿入領域119上の正確な位置にIC106を持ってくる必要がある。しかし、挿入領域119の入口部分にテーパ118が設けられているので、多少ずれていても容易に挿入を行うことができる。これにより、IC106の半田ボール109は、第2穴117aの上側の開口部に接触する。フローティング台座111は、所定の距離LLh3だけソケット台座113から浮いている。
A method for measuring the
The IC 106 is inserted into the
その後、IC106は、蓋枠123の下面がソケット台座枠116の上面に押し付けられることに伴い、デバイス押し付け部材122によりフローティング台座111の挿入領域119の底部へ押し付けられる。ここで、Z軸に垂直な断面が正方形のデバイス押し付け部材122の一辺の長さDDpは、IC106の一辺の長さDDcと概ね等しい(ただし、DDh>DDp)。そのため、IC106の上部の概ね全面を均等に押さえるので、IC106に不均一な力がかかって破損することが無い。
Thereafter, the IC 106 is pressed against the bottom of the
ここで、蓋102のデバイス押し付け部材122の下面までの長さをLLD、IC106の半田ボール109を含めない高さをH1、フローティング台座111の上面部分の深さをLLh1、フローティング台座111の下面部分の深さをLLh2、ソケット台座113の上面部分を基準とするフローティング台座111までの距離をLLh3とする。そのとき、LLD+Z方向調整部121の稼動距離>LLh1−H1+LLh3になるようにLLD、LLh1、H1、LLh3が設定されている。そのため、蓋102のZ方向調整部121でZ方向の調整が可能となる。これにより、デバイス押し付け部材122の下面は、IC106をその上面から挿入領域119の底部へ押し付けることができる。
Here, the length to the lower surface of the
Z方向調整部121により、LLD+Z方向調整部121の稼動距離>LLh1−H1+LLh3で表されるだけIC106を下側に押し下げることができる。そして、このZ軸方向への稼動によりソケット台座113のプローブピン104が第2穴117cに挿入され、半田ボール109に接触することができる。半田ボール109がプローブピン104に接触することにより、IC106の電気的特性を測定することができる。プローブピン104は、測定対象から適正な荷重が加えられることで電気的接触を保証されている。その適正荷重をgとすると、gはg=f1(LLD+Z方向調整部121の稼動距離−LLh1+H0−LLh3)という形で成立する。ここで、f1(x)はxの関数である。ただし、gには適正以上に荷重を掛けてはならないので、荷重制限としてLLh3の距離が荷重の上限となるように設定されている。
The Z-direction adjusting
関連する技術として、特開2002−164136号公報にBGA用ICソケットが開示されている。このBGA用ICソケットは、ピン固定ブロックと、トッププレートとを備える。ピン固定ブロックは、プローブピンを植立している。トッププレートは、プローブピンの先端が貫通する孔と被測定BGA型ICを位置決めする部分とを有するとともにピン固定ブロックに設けられたフローティング機構を介して上下に可動する。BGA用ICソケットは、トッププレート上に被測定BGA型ICを載置して被測定BGA型ICの半田バンプとプローブピンとのコンタクト位置決めを行い、加圧ヘッドを降下させて半田バンプとプローブピンとを押圧接触させ被測定BGA型ICの電気的特性測定を行う。前記トッププレートは、被測定BGA型ICを載置する部分と位置決めする部分とに分離される。この分離された被測定BGA型ICを位置決めする部分は、前記載置する部分に置かれた被測定BGA型ICのコンタクト位置を微調整するための位置調整部材からなる。 As a related technique, Japanese Patent Application Laid-Open No. 2002-164136 discloses a BGA IC socket. This BGA IC socket includes a pin fixing block and a top plate. The pin fixing block has planted a probe pin. The top plate has a hole through which the tip of the probe pin passes and a portion for positioning the BGA type IC to be measured, and is movable up and down via a floating mechanism provided in the pin fixing block. The IC socket for BGA mounts the BGA type IC to be measured on the top plate, performs contact positioning between the solder bump and the probe pin of the BGA type IC to be measured, and lowers the pressure head to connect the solder bump and the probe pin. The electrical characteristics of the BGA type IC to be measured are measured by pressing. The top plate is divided into a part on which the BGA type IC to be measured is placed and a part to be positioned. The part for positioning the separated BGA type IC to be measured is composed of a position adjusting member for finely adjusting the contact position of the BGA type IC to be measured placed on the part to be described above.
公報によれば、この技術は、被測定BGA型IC(DUT)をICソケットへ着脱する際の不具合をなくし、コンタクト位置決めを容易にして、その位置決め精度を向上することを目的としている。すなわち、このBGA用ICソケットでは、被測定BGA型ICの大きさ(ピン数、ピンの位置などを含む)が予め決まっている(固定されている)ことが前提である。そして、分離された被測定BGA型ICを位置決めする部分は、被測定BGA型ICのコンタクト位置を微調整するためである。そのため、その位置決めする部分は、大きく移動することができない。 According to the gazette, this technique aims to eliminate the trouble when the BGA type IC (DUT) to be measured is attached to and detached from the IC socket, facilitate contact positioning, and improve the positioning accuracy. That is, in this BGA IC socket, it is assumed that the size of the BGA IC to be measured (including the number of pins, the position of the pins, etc.) is predetermined (fixed). The part where the separated BGA IC to be measured is positioned is for fine adjustment of the contact position of the BGA IC to be measured. Therefore, the portion to be positioned cannot move greatly.
上記の従来のICソケット101は、測定対象のIC106が予め決定された上で準備される。すなわち、測定対象のIC106を決定した上で、そのパッケージサイズに合わせてデバイス押し付け部材122の一辺の長さDDpや挿入領域119の一辺の長さDDhを決定し、半田ボール(入出力ピン)数に合わせて複数の第2穴117a及び複数の第1穴117cの数を決定している。従って、IC106のパッケージサイズごとに新たにICソケット101、蓋102を設計し、製造する必要がある。そのため、開発コストや開発工期がその都度必要である。測定対象のICのパッケージサイズや半田ボール(入出力ピン)の数に影響されずに使用可能なICソケットが望まれる。
The
従って、本発明の目的は、測定対象のICのパッケージサイズや半田ボール(入出力ピン)の数に影響されずに使用可能なICソケットを提供することにある。 Accordingly, an object of the present invention is to provide an IC socket that can be used without being affected by the package size of the IC to be measured and the number of solder balls (input / output pins).
また、本発明の他の目的は、ICの開発におけるICソケットに関する開発コストや開発工期を抑制することが可能なICソケットを提供することにある。 Another object of the present invention is to provide an IC socket capable of suppressing the development cost and development period related to the IC socket in the development of the IC.
以下に、発明を実施するための最良の形態で使用される番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、特許請求の範囲の記載と発明を実施するための最良の形態との対応関係を明らかにするために括弧付きで付加されたものである。ただし、それらの番号・符号を、特許請求の範囲に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。 Hereinafter, means for solving the problem will be described using the numbers and symbols used in the best mode for carrying out the invention. These numbers and symbols are added in parentheses in order to clarify the correspondence between the description of the claims and the best mode for carrying out the invention. However, these numbers and symbols should not be used for interpreting the technical scope of the invention described in the claims.
従って、上記課題を解決するために、本発明のICソケットは、測定端子(4、54)を着脱可能な複数の第1穴(17c、67c)を有する板状のソケット台座(13、63)と、ソケット台座(13、63)の上方に上下動可能に保持され、複数の第1穴(17c、67c)に対応した複数の第2穴(17a、67a)を有する第1フローティング台座(11、61)と、第1フローティング台座(11、61)の上方に設けられ、測定対象のIC(6、6a、56、56a)の有する複数の半田ボール(9、9a、59、59a)が複数の第2穴(17a、67a)の対応するものに接触するようにIC(6、6a、56、56a)を挿入可能な挿入領域(19、19a、19b、69、69a)を形成している板状の第2フローティング台座(12、12a、12b、62)とを具備する。ソケット台座(13、63)は、複数の第1穴(17c、67c)のうちの複数の半田ボール(9、9a、59、59a)に対応するものに、測定端子(4、54)が設けられる。
本発明では、フローティング台座が第1フローティング台座と第2フローティング台座とに分かれている。それにより、ソケット台座に測定対象のICに対応する測定端子を装着し、第2フローティング台座をそのICが挿入可能なものにすることで、共通のソケット台座と第1フローティング台座を用いて測定することができる。
Therefore, in order to solve the above problems, the IC socket of the present invention is a plate-shaped socket base (13, 63) having a plurality of first holes (17c, 67c) to which the measurement terminals (4, 54) can be attached and detached. And a first floating pedestal (11) having a plurality of second holes (17a, 67a) corresponding to the plurality of first holes (17c, 67c). 61) and a plurality of solder balls (9, 9a, 59, 59a) provided above the first floating base (11, 61) and possessed by the ICs (6, 6a, 56, 56a) to be measured. An insertion region (19, 19a, 19b, 69, 69a) into which the IC (6, 6a, 56, 56a) can be inserted is formed so as to come into contact with the corresponding one of the second holes (17a, 67a). Plate-like second floaty Grayed base (12,12a, 12b, 62); and a. The socket base (13, 63) is provided with a measurement terminal (4, 54) corresponding to the plurality of solder balls (9, 9a, 59, 59a) among the plurality of first holes (17c, 67c). It is done.
In the present invention, the floating base is divided into a first floating base and a second floating base. As a result, a measurement terminal corresponding to the IC to be measured is attached to the socket base and the second floating base is made such that the IC can be inserted, so that measurement is performed using the common socket base and the first floating base. be able to.
上記のICソケットにおいて、第2フローティング台座(62)は、第1フローティング台座(61)の上面に平行な方向に移動可能な複数の分割フローティング台座(62a、62b、62c、62d)を備えていても良い。その場合、複数の分割フローティング台座(62a、62b、62c、62d)の各々は、挿入領域(69)の辺縁の一部を構成する。分割された第2フローティング台座の(62a、62b、62c、62d)を所定の方向へ移動することで、挿入領域の面積の大きさを変更可能である。
本発明では、複数の分割フローティング台座を移動(変更)させることで、挿入領域の面積を変更可能することができる。それにより、異なる大きさのICに対しても、第2フローティング台座を変更することなく、共通のソケット台座、第1フローティング台座及び第2フローティング台座を用いて測定することができる。
In the above IC socket, the second floating pedestal (62) includes a plurality of divided floating pedestals (62a, 62b, 62c, 62d) movable in a direction parallel to the upper surface of the first floating pedestal (61). Also good. In that case, each of the plurality of divided floating pedestals (62a, 62b, 62c, 62d) constitutes a part of the edge of the insertion region (69). The size of the area of the insertion region can be changed by moving (62a, 62b, 62c, 62d) of the divided second floating base in a predetermined direction.
In the present invention, the area of the insertion region can be changed by moving (changing) the plurality of divided floating pedestals. As a result, even for ICs of different sizes, measurement can be performed using the common socket base, the first floating base, and the second floating base without changing the second floating base.
本発明により、測定対象のICのパッケージサイズや半田ボール(入出力ピン)の数に影響されずに使用可能で、ICの開発におけるICソケットに関する開発コストや開発工期を抑制することが可能ICソケットを得ることができる。 According to the present invention, the IC socket can be used without being affected by the package size of the IC to be measured and the number of solder balls (input / output pins), and the development cost and development period of the IC socket in the development of the IC can be suppressed. Can be obtained.
以下、本発明のICソケットの実施の形態に関して、添付図面を参照して説明する。 Hereinafter, embodiments of the IC socket of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
(第1の実施の形態)
まず、本発明のICソケットの第1の実施の形態の構成について説明する。図3は、本発明のICソケットの第1の実施の形態の構成を示す略断面図である。この図では、測定対象のIC6が小さい場合を示している。ICソケット1は、ソケット台座枠16、ソケット台座13、第1フローティング台座11、第2フローティング台座12、位置合わせ部材14、フローティング用バネ15、プローブピン4を具備する。
を具備する。
(First embodiment)
First, the configuration of the first embodiment of the IC socket of the present invention will be described. FIG. 3 is a schematic cross-sectional view showing the configuration of the first embodiment of the IC socket of the present invention. This figure shows the case where the
It comprises.
ソケット台座枠16は、ソケット台座13、第1フローティング台座11及び第2フローティング台座12の周囲を囲む枠である。ソケット台座枠16は、その下部(底面側)でソケット台座13を固定的に保持し、ソケット台座13の上部で第1フローティング台座11及び第2フローティング台座12を可動的に保持しいている。
The
ソケット台座13は、矩形の板形状を有し、その中心の矩形領域である第1領域に複数の第1穴17c(貫通穴)を有する。第1領域は、測定対象のIC6のうちの最大のもののパッケージサイズに対応した大きさを有する。複数の第1穴17cのピッチは、測定対象のIC6の半田ボール9(入出力ピン)のピッチに対応した間隔を有する。複数の第1穴17cは、IC6の電気的特性を測定する際に使用される測定端子としてのプローブピン4を着脱可能である。プローブピン4は、測定対象のIC6の半田ボール9(入出力ピン)に対応した位置(数)に装着される。
The
位置合わせ部材14は、ソケット台座13の上面の所定の箇所に、その上面から垂直に伸びるように固定されている。位置合わせ部材14は、第1フローティング台座11及び第2フローティング台座12を、ソケット台座13の上面に平行な方向に対して移動できないように、かつ、その上面に垂直な方向に移動できるように固定している。
The
フローティング用バネ15は、ソケット台座13の上面の所定の箇所に、その上面から垂直に伸びるように固定されている。フローティング用バネ15は、その弾性力で第1フローティング台座11をソケット台座13に対して所定の範囲で上下動可能に保持している。
The floating
第1フローティング台座11は、ソケット台座13の上方に上下動可能に設けられている。第1フローティング台座11は、矩形形状を有し、第1領域の上方における第1領域に概ね等しい第2領域に、複数の第1穴17cに対応して複数の第2穴17a(貫通穴)を有する。複数の第2穴17aは、IC6の電気的特性を測定する際に、第1フローティング台座11がソケット台座13へ向かって下降したとき、プローブピン4を下から挿入される。第1フローティング台座11の厚みは、Lh1である。
The first floating
この複数の第2穴17aは、第1フローティング台座11の上面側(第2フローティング台座12側)の端部にテーパ18aを有する。IC6の電気的特性を測定する際に、複数の略球形の半田ボール9は、テーパ18aの落とし込みに嵌まり込む。それによりIC6の複数の第2穴17aに対する位置合わせをより容易に行うことができる。
The plurality of
第2フローティング台座12は、第1フローティング台座11の上方に着脱可能に設けられている。第2フローティング台座12は、矩形形状を有し、第2領域の上方における第2領域以下の大きさの第3領域に、測定対象のIC6を挿入可能な挿入領域19(貫通穴)を有する。挿入領域19は、第2フローティング台座12の上面側の端部に、IC6の位置合わせを補助するテーパ18bを有する。第2フローティング台座12の厚みは、Lh2である。
The second floating
この挿入領域19は、測定対象のIC6のパッケージサイズに対応する大きさとなるように形成されている。測定対象のIC6のパッケージの大きさに適する第2フローティング台座12を用意することで、共通のソケット台座13と第1フローティング台座11を用いてIC6の電気的特性の測定ができる。すなわち、測定対象のIC6が変わっても、共通のソケット台座13と第1フローティング台座11を使用できるので、ICソケット1の設計や製造にかかるコストや時間を削減することができる。
The
第2フローティング台座の挿入領域の形状は、ここでは正方形を例に示しているが、その形状に限定されない。すなわち、ソケット台座13の第1領域よりも小さいパッケージサイズのICであれば、その形状に関わらず、本発明を適用することができる。第2フローティング台座の挿入領域の形状は、例えばICの規格等に基づいて設計することができる。
The shape of the insertion region of the second floating base is shown here as a square, but is not limited to this shape. That is, the present invention can be applied to any IC having a smaller package size than the first region of the
第2フローティング台座12は、ソケット台座枠16をソケット台座13から取り外した後で、位置合わせ部材14から引き抜くことで取り外し可能である。その後、他の第2フローティング台座12を位置合わせ部材14に差し込み、ソケット台座枠16をソケット台座13に取り付けることで、測定対象のIC6のパッケージの大きさに適するICソケット1とすることができる。
The second floating
測定対象のIC6は、蓋2によりICソケット1の挿入領域19に所定の荷重で押し付けられる。蓋2は、Z方向調整部21、デバイス押し付け部材22、蓋枠23を具備する。
The
蓋枠23は、Z方向調整部21及びデバイス押し付け部材22を可動的に保持している。Z方向調整部21は、デバイス押し付け部22のZ方向の位置を設定する。デバイス押し付け部材22は、Z方向調整部21で設定された長さだけ蓋枠23の下部から飛び出している。デバイス押し付け部材22におけるIC6に荷重を加える押し付け面は、第2領域と概ね同じ又はそれ以上の大きさを有する。
The
デバイス押し付け部材22の押し付け面が第2領域以上の大きさを有することで、測定対象のIC6が変わり第2フローティング台座12が変更されても、同一の蓋2を用いることができる。これにより、測定対象のIC6が変わっても、蓋2の設計や製造にかかるコストや時間を削減することができる。
Since the pressing surface of the
図4は、図3におけるICソケット1を上方から見た図である。第2フローティング台座12は、その端部において位置合わせ部材14により固定されている。第2フローティング台座12は、その中央の領域に挿入領域19が貫通穴として開口し、その上面側にはテーパ18bが設けられている。ここでは、この第2フローティング台座12は、測定対象のIC6が半田ボール9(入出力ピン)数5×5の場合に対して用いられるものを例示している。すなわち、挿入領域19は、半田ボール9(入出力ピン)数5×5個分のIC6が挿入可能となるように開口している。
FIG. 4 is a view of the IC socket 1 in FIG. 3 as viewed from above. The second floating
第1フローティング台座11は、第2フローティング台座12の下側にあり、同じくその端部において位置合わせ部材14により固定されている。第1フローティング台座11は、複数の第2穴17aが設けられ、その上面側にはテーパ18aが設けられている。この第1フローティング台座11は、測定対象のIC6として想定される最大のパッケージサイズが半田ボール9(入出力ピン)数13×13の場合に対して用いられるものを例示している。
The first floating
図3及び図4の場合におけるICソケット1及び蓋2を用いたIC6の測定方法について説明する。
ICソケット1の第2フローティング台座12は、測定対象のIC6のパッケージサイズ(半田ボール9の数などに対応)に基づいて適切な挿入領域19を有するものに予め変更されている。IC6は、所定の装置等により第2フローティング台座12の挿入領域19に挿入される。Z軸に垂直な断面が正方形の挿入領域19の一辺の長さDh1は、同じく正方形であるIC6の一辺の長さDc1と概ね等しい(ただし、Dh1>Dc1)。そのため、挿入動作を行うためには、挿入領域19上の正確な位置にIC6を持ってくる必要がある。しかし、挿入領域19の入口部分のテーパ18bだけでなく、半田ボール9用のテーパ18aが第2穴17aに設けられているので、IC6の挿入及びその位置決めを容易に行うことができる。これにより、IC6の半田ボール9は、第2穴17aの上側の開口部のテーパ18aに収まる。第2フローティング台座12の下面は、第1フローティング台座11の上面に接触しているが、第1フローティング台座11は、所定の距離Lh3だけソケット台座13から浮いている。
A method for measuring
The second floating
その後、IC6は、蓋枠23の下面がソケット台座枠16の上面に押し付けられることに伴い、デバイス押し付け部材22により第1フローティング台座11の第2穴17aの開口部へ押し付けられる。ここで、Z軸に垂直な断面が正方形のデバイス押し付け部材22の一辺の長さDp1は、IC6の一辺の長さDc1よりも充分に大きい。そのため、IC6の上部の概ね全面を均等に押さえるので、IC6に不均一な力がかかって破損することが無い。また、第2フローティング台座12は薄いので、押し付けの初期は、デバイス押し付け部材22でIC6を押すことができる。
Thereafter, the
ここで、蓋2のデバイス押し付け部材22の下面までの長さをLD、IC6の高さをH0、ソケット台座13の上面部分を基準とする第1フローティング台座11までの距離をLh3とすると、LD+Z方向調整部21の稼動距離>>Lh3+H0になるようにLD、Lh3、H0が設定されており、蓋2のZ方向調整部21でZ方向の調整が可能となる。これにより、デバイス押し付け部材22の下面は、IC6をその上面から挿入領域19の底部へ押し付けることができる。
Here, when the length of the
IC6は、デバイス押し付け部材22とZ方向調整部21により、半田ボール9を介して、ソケット台座13の第2穴17cに挿入されたプローブピン4と接触(接続)することができる。半田ボール9がプローブピン4に接触することにより、IC6の電気的特性を測定することができる。プローブピン4は、測定対象から適正な荷重が加えられる事で電気的接触を保証されており、その適正荷重をgとすると、gはg=f2(Lh1+Lh2−Lh3−H0)という形で成立する。ここで、f2(x)はxの関数である。
The
ここで、H0、Lh2を一定、蓋22による最大荷重でLh3は沈み込みによりその距離を0になるとすれば、プローブピン4に加わる荷重又は押し付け力は、第2フローティング台座12の厚みLh1により決定されることになる。
Here, assuming that H0 and Lh2 are constant and Lh3 is set to the maximum load by the
次に、測定対象のIC6が大きい場合について説明する。図5は、本発明のICソケットの第1の実施の形態の他の構成を示す略断面図である。図6は、図5のV部分付近の拡大図である。この図では、IC6aが大きいことに対応して、挿入領域19aの大きな第2フローティング台座12aを用いている点で、図3の場合と異なる。第2フローティング台座12aの厚みはLh1aである。Z軸に垂直な断面が正方形の挿入領域19aの一辺の長さDh2は、同じく正方形であるIC6aの一辺の長さDc2と概ね等しい(ただし、Dh2>Dc2)。ここでは、IC6aは、本発明のICソケット例で測定対象として最大のパッケージサイズを意味している。それに伴い、ソケット台座13に用意された第1穴17cの全てに半田ボール9aに対応するプローブピン4が挿入されている。
Next, a case where the
図7は、図5におけるICソケット1を上方から見た図である。第2フローティング台座12aの挿入領域19aは、測定対象として最大のパッケージサイズを挿入可能である。ここでは、測定対象のIC6aが半田ボール9a(入出力ピン)数13×13の場合に対して用いられるものを例示している。すなわち、挿入領域19aは、半田ボール9a(入出力ピン)数13×13個分のIC6aが挿入可能となるように開口している。
FIG. 7 is a view of the IC socket 1 in FIG. 5 as viewed from above. The
図5〜図7の場合におけるICソケット1及び蓋2を用いたIC6aの測定方法について説明する。
ICソケット1の第2フローティング台座12aは、測定対象のIC6aのパッケージサイズに基づいて適切な挿入領域19aを有するものに予め変更されている。ソケット台座13の全ての第1穴17cにプローブピン4が挿入されている。しかし、それ以外の部材は図3及び図4の場合と同じものを用いることができる。
A method for measuring the
The second floating
IC6aは、所定の装置等により第2フローティング台座12aの挿入領域19aに挿入される。挿入領域19aの一辺の長さDh2は、IC6aの一辺の長さDc2と概ね等しい(ただし、Dh2>Dc2)。テーパ18b及びテーパ18aが第2穴17aに設けられているので、IC6aの挿入及びその位置決めを容易に行うことができる。これにより、IC6aの半田ボール9aは、第2穴17aの上側の開口部のテーパ18aに収まる。
The
その後、IC6aは、蓋枠23の下面がソケット台座枠16の上面に押し付けられることに伴い、デバイス押し付け部材22により第1フローティング台座11の第2穴17aの開口部へ押し付けられる。ここで、デバイス押し付け部材22の一辺の長さDp1は、IC6aの一辺の長さDc2よりも大きいか等しい。そのため、図3及び図4と同じ蓋2を用いることができる。すなわち、測定対象のIC6aが変わっても、蓋2の設計や製造にかかるコストや時間を削減することができる。
Thereafter, the
この場合も、図5及び図6に示すように、蓋2のデバイス押し付け部材22の下面までの長さをLD、IC6aの高さをH0、ソケット台座13の上面部分を基準とする第1フローティング台座11までの距離をLh3とすると、LD+Z方向調整部21の稼動距離>>Lh3+H0になるようにLD、Lh3、H0が設定されており、蓋2のZ方向調整部21でZ方向の調整が可能となる。これにより、デバイス押し付け部材22の下面は、IC6aをその上面から挿入領域19aの底部へ押し付けることができる。
Also in this case, as shown in FIGS. 5 and 6, the length of the
IC6aは、デバイス押し付け部材22とZ方向調整部21により、半田ボール9aを介して、ソケット台座13の第2穴17cに挿入されたプローブピン4と接触(接続)することができる。半田ボール9aがプローブピン4に接触することにより、IC6aの電気的特性を測定することができる。プローブピン4は、測定対象から適正な荷重が加えられる事で電気的接触を保証されており、その適正荷重をgとすると、gはg=f2(Lh1a+Lh2−Lh3−H0)という形で成立する。
The
ここで、H0、Lh2を一定、蓋22による最大荷重でLh3は沈み込みによりその距離を0になるとすれば、プローブピン4に加わる荷重又は押し付け力は、第2フローティング台座12aの厚みLh1aにより決定されることになる。つまり、図3のIC6が小さいパッケージの場合と、図5のIC6aが大きいパッケージの場合との違いは、第2フローティング台座12(12a)の厚さLh1(Lh1a)である。
Here, assuming that H0 and Lh2 are constant, and the maximum load by the
このように、本発明では、ICソケットのフローティング台座を、第1フローティング台座及び第2フローティング台座の2つに分けている。すなわち、プローブピンが下から突出してくる第1フローティング台座と、ICを位置合わせし保持する第2フローティング台座とに分離している。これにより、ソケット台座及び第1フローティング台座において、ボールピッチと同じ間隔で、ICのパッケージサイズ以上の領域に穴をあけることができる。それにより、同一のボールピッチのICならば、挿入領域を変更した第2フローティング台座を用いることで、ICのパッケージサイズが変わっても同じソケット台座及び第1フローティング台座を用いることができる。 As described above, in the present invention, the floating pedestal of the IC socket is divided into the first floating pedestal and the second floating pedestal. That is, the probe pin is separated into a first floating pedestal that protrudes from below and a second floating pedestal that aligns and holds the IC. Thereby, in the socket pedestal and the first floating pedestal, holes can be formed in an area equal to or larger than the IC package size at the same interval as the ball pitch. Accordingly, if the IC has the same ball pitch, the same socket base and first floating base can be used even if the IC package size is changed by using the second floating base with the insertion area changed.
本発明では、第1フローティング台座におけるプローブピンを通す穴の入口部分にテーパを設けている。これにより、穴の入口部分に半田ボールを安定的に収めることができる。この第1フローティング台座の構造により、ICの位置合わせ及びその保持をより容易かつ正確に行うことが可能となる。また、第1フローティング台座が半田ボールの位置合わせ及び保持を担うため、第2フローティング台座では、ICの外形的な位置を示すだけでよく、位置合わせには補助的な機能のみを要求し、第2フローティング台座の厚さを薄くする事ができ、加圧の調整材としての機能を有することができた。そのため、パッケージの位置合わせを行うための図1のフローティング台座111のZ方向の深さが、必要とされなくなり、測定対象として想定される最大のICのパッケージサイズの大きさに押し付け部材を合わせることができる。すなわち、ICのパッケージサイズが変わっても同じ押し付け部材(蓋)を用いることができる。ただし、ICのパッケージサイズが変わると半田ボールの数も変更するし、半田ボールに対応にさせるプローブピンの数も変更する。しかしプローブピンに加えられる適正荷重は電気的接触を得るために変更する事が出来ないので、デバイス押し付け部材でパッケージを押し付ける圧力を変更させる。その為、ICの面積が大きくなる分、第2フローティング台座を薄くし、第2フローティング台座の上面とパッケージの上面が同じ高さになるまでデバイス押し付け部材で押さえつけられるようにすることで、デバイス押し付け部材で押す圧力を調整している。
In the present invention, a taper is provided at the entrance portion of the hole through which the probe pin passes in the first floating base. Thereby, a solder ball can be stably stored in the entrance part of a hole. The structure of the first floating pedestal makes it possible to align and hold the IC more easily and accurately. In addition, since the first floating base is responsible for the positioning and holding of the solder balls, the second floating base only needs to indicate the external position of the IC. 2 The thickness of the floating pedestal could be reduced, and it could have a function as a pressurizing adjustment material. Therefore, the depth in the Z direction of the floating
上記実施の形態では、蓋2のデバイス押し付け部材22は、測定対象のICのパッケージサイズの大きさに関わらず、同じ大きさのものを用いている。しかし、蓋2のデバイス押し付け部材22が測定対象のIC6(のパッケージサイズ)の大きさに応じて変更することも可能である。図7はそのような場合のICソケットを示している。
In the above embodiment, the
図8は、本発明のICソケットの第1の実施の形態の別の構成を示す略断面図である。第2フローティング台座12bの厚みが厚くなっている点とデバイス押し付け部材22bの形が、図3の場合と異なる。この効果は、大量生産時に自動搬送機を使いICをソケットに装着させるときに、Z方向が深い事によりパッケージが自然落下する距離を長くとり、より位置ズレを起こしにくくする効果がある。また、デバイス押し付け部材22の形が凸形になっていることより、第2フローティング台座12b上面の部分と接触する面が生じ、第2フローティング台座の厚みでプローブピン4に加わる荷重の調整ができる。
FIG. 8 is a schematic sectional view showing another configuration of the IC socket according to the first embodiment of the present invention. The point that the thickness of the second floating
この場合にも、図3〜図7の場合と同様の効果を得ることができる。 Also in this case, the same effect as in the case of FIGS. 3 to 7 can be obtained.
(第2の実施の形態)
本発明のICソケットの第2の実施の形態の構成について説明する。図9は、本発明のICソケットの第2の実施の形態の構成を示す略断面図である。この図では、測定対象のIC56が小さい場合を示している。ICソケット51は、ソケット台座枠66、ソケット台座63、第1フローティング台座61、第2フローティング台座62、位置合わせ部材64、フローティング用バネ65、プローブピン54を具備する。
を具備する。
(Second Embodiment)
The configuration of the second embodiment of the IC socket of the present invention will be described. FIG. 9 is a schematic cross-sectional view showing the configuration of the second embodiment of the IC socket of the present invention. This figure shows a case where the
It comprises.
本実施の形態では、第2フローティング台座62が複数に分割され、移動可能に設けられている点が第1の実施の形態と異なる。それにより、測定対象のIC56(のパッケージサイズ)の大きさが変更されても、同一のICソケット51を用いて電気的特性を測定することができる。
The present embodiment is different from the first embodiment in that the second floating
ソケット台座枠66は、ソケット台座63、第1フローティング台座61及び第2フローティング台座62の周囲を囲む枠である。ソケット台座枠66は、その下部でソケット台座63を固定的に保持し、ソケット台座63の上部で第1フローティング台座61及び第2フローティング台座62を可動的に保持しいている。
The
ソケット台座63は、矩形の板形状を有し、その中心の矩形領域である第1領域に複数の第1穴67c(貫通穴)を有する。第1領域は、測定対象のIC56のうちの最大のもののパッケージサイズに対応した大きさを有する。複数の第1穴67cのピッチは、測定対象のIC56の半田ボール59(入出力ピン)のピッチに対応した間隔を有する。複数の第1穴67cは、IC56の電気的特性を測定する際に使用される測定端子としてのプローブピン54を着脱可能である。プローブピン54は、測定対象のIC56の半田ボール59に対応した位置(数)に装着される。
The
位置合わせ部材64は、ソケット台座63の上面の所定の箇所に、その上面から垂直に伸びるように固定されている。位置合わせ部材64は、第1フローティング台座61を、ソケット台座63の上面に平行な方向に対して移動できないように、かつ、その上面に垂直な方向に移動できるように固定している。
The
フローティング用バネ65は、ソケット台座63の上面の所定の箇所に、その上面から垂直に伸びるように固定されている。フローティング用バネ65は、その弾性力で第1フローティング台座61をソケット台座63に対して所定の範囲で上下動可能に保持している。
The floating
第1フローティング台座61は、ソケット台座63の上方に上下動可能に設けられている。第1フローティング台座61は、矩形形状を有し、第1領域の上方における第1領域に概ね等しい第2領域に、複数の第1穴67cに対応して複数の第2穴67a(貫通穴)を有する。複数の第2穴67aは、IC56の電気的特性を測定する際に、第1フローティング台座61がソケット台座63へ向かって下降したとき、プローブピン54を下から挿入される。
The first floating
この複数の第2穴67aは、第1フローティング台座61の上面側(第2フローティング台座62側)の端部にテーパ68aを有する。IC56の電気的特性を測定する際に、複数の略球形の半田ボール59は、テーパ68aの落とし込みに嵌まり込む。それによりIC56の複数の第2穴67aに対する位置合わせをより容易に行うことができる。
The plurality of
第1フローティング台座61は、更に、第2フローティング台座62を固定する固定部材58の差し込まれる固定穴81及び82を有する。固定穴81、82は、第2領域の外側で第2フローティング台座62が移動する方向に沿って設けられている。なお、ここでは固定穴は2つであるが、更に多くの固定穴を有していても良い。これにより、第2フローティング台座12を複数の位置の各々において固定することができる。
The first floating
第2フローティング台座62は、複数の分割フローティング台座62a、62b、62c、62dを備える。分割フローティング台座62a〜62dは、第1フローティング台座61の上面上に、第1フローティング台座61の上面に沿って滑るように移動可能である。移動は、本図では図示されない第1フローティング台座61上面に設けられた溝に沿って行われる。分割フローティング台座62a〜62dは、固定部材58を固定穴81又は固定穴82に差し込むことで固定される。
The second floating
このとき、分割フローティング台座62a〜62dの各々は、第2領域の略中心に対して放射状の方向に移動することが好ましい。これにより、相似的な形状のIC56に用いる所望の矩形形状の挿入領域69を効率的に形成することができる。更に、複数の分割フローティング台座62a〜62dの各々は、挿入領域69が正方形となるように移動可能であることが好ましい。IC56のZ軸方向に垂直な断面が正方形のものが多いからである。
At this time, each of the divided floating
分割フローティング台座62a〜62dの各々は、第1の実施の形態における第2フローティング台座12を4分割した各々の形状を有する。四つの分割フローティング台座62a〜62dに囲まれる第3領域に、測定対象のIC56を挿入可能な挿入領域69を形成する。分割フローティング台座62a〜62dの各々は、第3領域を形成する側の上面の端部に、IC56の位置合わせを補助するテーパ68bを有する。
Each of the divided floating
挿入領域69は、測定対象のIC56のパッケージサイズに対応する大きさとなるように形成されている。測定対象のIC56のパッケージの大きさに適するように分割フローティング台座62a〜62dの各々を移動することで、共通のソケット台座63、第1フローティング台座61及び第2フローティング台座62を用いてIC56の電気的特性の測定ができる。すなわち、測定対象のIC56が変わっても、共通のソケット台座63、第1フローティング台座61及び第2フローティング台座62を使用できるので、ICソケット51の設計や製造にかかるコストや時間を削減することができる。
The
測定対象のIC56は、蓋52によりICソケット51の挿入領域69に所定の荷重で押し付けられる。蓋52は、Z方向調整部71、デバイス押し付け部材72、蓋枠73を具備する。Z方向調整部71、デバイス押し付け部材72、蓋枠73は、デバイス押し付け部材72が測定対象のIC56の大きさに対応して変わることが望ましいほかは、第1の実施の形態におけるZ方向調整部21、デバイス押し付け部材22、蓋枠23と同様である。
The
図10は、図9におけるICソケット51を上方から見た図である。第2フローティング台座62は、分割フローティング台座62a〜62dに分割されている。分割フローティング台座62aは、固定部材58aにより、固定穴82aで固定されている。分割フローティング台座62aの移動は、第1フローティング台座61の溝80aに沿って行われる。以下同様に、分割フローティング台座62bは、固定部材58bにより、固定穴82bで固定されている。分割フローティング台座62bの移動は、第1フローティング台座61の溝80bに沿って行われる。分割フローティング台座62cは、固定部材58cにより、固定穴82cで固定されている。分割フローティング台座62cの移動は、第1フローティング台座61の溝80cに沿って行われる。分割フローティング台座62dは、固定部材58dにより、固定穴82dで固定されている。分割フローティング台座62dの移動は、第1フローティング台座61の溝80dに沿って行われる。このように、分割フローティング台座62a〜62dの各々は、第2領域の略中心に対して放射状の方向に移動される。
FIG. 10 is a view of the
分割フローティング台座62a〜62dは、それらが囲む領域に挿入領域69を形成し、その上面側にはテーパ68bを設けている。ここでは、分割フローティング台座62a〜62dは、測定対象のIC56が半田ボール59(入出力ピン)数5×5の場合に対して用いられるものを例示している。すなわち、挿入領域69は、半田ボール59(入出力ピン)数5×5個分のIC56が挿入可能となるように開口している。
The divided floating
第1フローティング台座61は、第2フローティング台座62の下側にあり、同じくその端部において位置合わせ部材64により固定されている。第1フローティング台座61は、複数の第2穴67aが設けられ、その上面側にはテーパ68aが設けられている。この第1フローティング台座61は、測定対象のIC56として想定される最大のパッケージサイズが半田ボール59(入出力ピン)数11×11の場合に対して用いられるものを例示している。
The first floating
図9及び図10の場合におけるICソケット51及び蓋52を用いたIC56の測定方法について説明する。
ICソケット51の分割フローティング台座62a〜62dは、測定対象のIC56のパッケージサイズ(半田ボール59の数などに対応)に基づいて適切な挿入領域69を形成するように移動されている。IC56は、所定の装置等により分割フローティング台座62a〜62dの形成する挿入領域69に挿入される。Z軸に垂直な断面が正方形の挿入領域69の一辺の長さDh1は、同じく正方形であるIC56の一辺の長さDc1と概ね等しい(ただし、Dh1>Dc1)。テーパ68b及びテーパ68aが第2穴67aに設けられているので、IC56の挿入及びその位置決めを容易に行うことができる。これにより、IC56の半田ボール59は、第2穴67aの上側の開口部のテーパ68aに収まる。分割フローティング台座62a〜62dの各々の下面は、第1フローティング台座61の上面に接触しているが、第1フローティング台座61は、所定の距離Lh3だけソケット台座63から浮いている。
A method for measuring the
The
その後、IC56は、蓋枠73の下面がソケット台座枠66の上面に押し付けられることに伴い、デバイス押し付け部材72により第1フローティング台座61の第2穴67aの開口部へ押し付けられる。ここで、Z軸に垂直な断面が正方形のデバイス押し付け部材72の一辺の長さDp1は、IC56の一辺の長さDc1よりと概ね等しい。そのため、IC56の上部の概ね全面を均等に押さえるので、IC56に不均一な力がかかって破損することが無い。
Thereafter, the
ここで、蓋52のデバイス押し付け部材72の下面までの長さをLD、IC56の半田ボール59を含めない高さをH1、第2フローティング台座62の深さをLh1、第1フローティング台座61の厚さをLh2、ソケット台座63の上面部分を基準とする第1フローティング台座61までの距離をLh3とすると、LD+Z方向調整部71の稼動距離>Lh1−H1+Lh3になるようにLD、Lh1、H1、Lh3が設定されており、蓋52のZ方向調整部71でZ方向の調整が可能となる。これにより、デバイス押し付け部材72の下面は、IC56をその上面から第2フローティング台座62で開口された挿入領域69の第1フローティング台座61の第2穴67aへ押し付けることができる。
Here, the length of the
IC56は、LD+Z方向調整部71の稼動距離>Lh1−H1+Lh3で表されるだけ下側に押し下げる事ができる。そして、このZ軸方向への稼動によりソケット台座63のプローブピン54が第1フローティング台座61の第2穴67aに挿入され、半田ボール59に接触することができる。半田ボール59がプローブピン54に接触することにより、IC56の電気的特性を測定することができる。プローブピン54は、測定対象から適正な荷重が加えられる事で電気的接触を保証されており、その適正荷重をgとすると、gはg=f3(LD+Z方向調整部71の稼動距離−Lh1+H0−Lh3)という形で成立する。ここで、f3(x)はxの関数である。ただし、gには適正以上に荷重を掛けてはならないので、荷重制限としてLh3の距離が荷重の上限となるように設定されている。
The
ここで、デバイス押し付け部材72が従来例図1の122と同様に凸形であり、IC56により専用として存在するならば(=デバイス押し付け部材72のLDを専用として設計できるならば)、その突起側の突起部分を除く面が第2フローティング台座62の上部面に接触し、IC56を押す制限とすることもできる。つまり、Lh3の距離が0になった時をプローブピン54には適正荷重gが加わっている時とすると、LD=Lh1−H1になるようにLDを設計する事が出来ればよい。
Here, if the
次に、測定対象のIC6が大きい場合について説明する。図11は、本発明のICソケットの第2の実施の形態の他の構成を示すブロック図である。図12は、図11のW部分付近の拡大図である。この図では、IC56aが大きいことに対応して、分割フローティング台座62a〜62dを移動させて挿入領域69aを大きくしている点で、図9の場合と異なる。Z軸に垂直な断面が正方形の挿入領域69aの一辺の長さDh2は、同じく正方形であるIC56aの一辺の長さDc2と概ね等しい(ただし、Dh2>Dc2)。ここでは、IC56aは、測定対象として最大のパッケージサイズを有している。それに伴い、ソケット台座63の第1穴67cのうちの半田ボール59aに対応するものに、プローブピン54が挿入されている。
Next, a case where the
図13は、図11におけるICソケット51を上方から見た図である。分割フローティング台座62a〜62dで形成された挿入領域69aは、測定対象として図9よりも大きいパッケージサイズを挿入可能である。ここでは、測定対象のIC56aが半田ボール59a(入出力ピン)数9×9の場合に対して用いられるものを例示している。すなわち、挿入領域69aは、半田ボール59a(入出力ピン)数9×9個分のIC56aが挿入可能となるように開口している。
FIG. 13 is a view of the
図11〜図13の場合におけるICソケット51及び蓋52を用いたIC56aの測定方法については、デバイス押し付け部材72の大きさ(Dp2)がIC56aのパッケージサイズに基づいて変更される他は、図9及び図10の場合と同様であるのでその説明を省略する。
As for the measurement method of the
この場合にも、デバイス押し付け部材72がIC56aを押し付ける荷重の大きさは、LD1=Lh1−H2となるようにLD1を設計することで決まる。
Also in this case, the magnitude of the load with which the
本実施の形態においても、第1の実施の形態のように、第2フローティング台座62(分割フローティング台座62a〜62d)の厚みを薄くし、デバイス押し付け部材72の大きさ(Dp1)を大きくして、ICのパッケージサイズの大きさによらずに共通にすることも可能である。
Also in the present embodiment, as in the first embodiment, the thickness of the second floating pedestal 62 (the divided floating
このように、本発明では、ICソケットのフローティング台座を、第1フローティング台座及び第2フローティング台座の2つに分けている。すなわち、プローブピンが下から突出してくる第1フローティング台座と、ICを位置合わせし保持する第2フローティング台座とに分離している。これにより、ソケット台座及び第1フローティング台座において、ボールピッチと同じ間隔で、ICのパッケージサイズ以上の領域に穴をあけることができる。それにより、同一のボールピッチのICならば、第2フローティング台座の挿入領域を変動させるだけで、ICのパッケージサイズが変わっても同じソケット台座、第1フローティング台座を用いることができる。 As described above, in the present invention, the floating pedestal of the IC socket is divided into the first floating pedestal and the second floating pedestal. That is, the probe pin is separated into a first floating pedestal that protrudes from below and a second floating pedestal that aligns and holds the IC. Thereby, in the socket pedestal and the first floating pedestal, holes can be formed in an area equal to or larger than the IC package size at the same interval as the ball pitch. As a result, if the IC has the same ball pitch, the same socket base and first floating base can be used even if the IC package size changes by simply changing the insertion area of the second floating base.
本発明では、第1フローティング台座におけるプローブピンを通す穴の入口部分にテーパを設けている。これにより、穴の入口部分に半田ボールを安定的に収めることができる。この第1フローティング台座の構造により、ICの位置合わせ及びその保持をより容易かつ正確に行うことが可能となる。また、第2フローティング台座を分割して、Z軸方向に対して垂直な方向に移動可能とすることで、ICのパッケージサイズが変わっても同じ第2フローティング台座を用いることができる。従って、ICのパッケージサイズが変わっても同じソケット台座、第1フローティング台座及び、第2フローティング台座を用いることができる。 In the present invention, a taper is provided at the entrance portion of the hole through which the probe pin passes in the first floating base. Thereby, a solder ball can be stably stored in the entrance part of a hole. The structure of the first floating pedestal makes it possible to align and hold the IC more easily and accurately. Further, by dividing the second floating pedestal and making it movable in a direction perpendicular to the Z-axis direction, the same second floating pedestal can be used even if the IC package size changes. Therefore, even if the IC package size changes, the same socket base, first floating base, and second floating base can be used.
1、51、101 ICソケット
2、52、102 蓋
4、54、104 プローブピン
6、6a、56、56a、106 IC
9、9a、59、59a、109 半田ボール
11、61 第1フローティング台座
12、12a、12b、62 第2フローティング台座
13、63、113 ソケット台座
14、64、114 位置合わせ部材
15、65、115 フローティング用バネ
16、66、116 ソケット台座枠
17a、67a、117a 第2穴
17c、67c、117c 第1穴
18、18a、18b、68a、68b、118 テーパ
19、19a、19b、69、69a、119 挿入領域
21、71、121 Z方向調整部
22、72、122 デバイス押し付け部材
23、73、123 蓋枠
58 固定部材
80(80a、80b、80c、80d) 溝
81(81a、81b、81c、81d)、82(82a、82b、82c、82d) 固定穴
111 フローティング台座
1, 51, 101
9, 9a, 59, 59a, 109
Claims (10)
前記ソケット台座の上方に上下動可能に保持され、前記複数の第1穴に対応した複数の第2穴を有する板状の第1フローティング台座と、
前記第1フローティング台座の上方に設けられ、測定対象のICの有する複数の半田ボールが前記複数の第2穴の対応するものに接触するように前記ICを挿入可能な挿入領域を形成している板状の第2フローティング台座と
を具備し、
前記ソケット台座は、前記複数の第1穴のうちの前記複数の半田ボールに対応するものに、前記測定端子が装着される
ICソケット。 A plate-shaped socket base having a plurality of first holes to which the measurement terminals can be attached and detached;
A plate-like first floating pedestal held above the socket pedestal so as to be movable up and down and having a plurality of second holes corresponding to the plurality of first holes;
An insertion region that is provided above the first floating base and into which the IC can be inserted is formed so that a plurality of solder balls of the IC to be measured come into contact with a corresponding one of the plurality of second holes. A plate-like second floating pedestal,
The socket base is an IC socket in which the measurement terminal is attached to one corresponding to the plurality of solder balls among the plurality of first holes.
前記複数の第2穴の各々は、前記第2フローティング台座側の端部にテーパを有する
ICソケット。 The IC socket according to claim 1,
Each of the plurality of second holes has a taper at an end on the second floating pedestal side.
前記第2フローティング台座は、着脱可能であり、前記ICと概ね同じ大きさの貫通穴を前記挿入領域として有する
ICソケット。 In the IC socket according to claim 1 or 2,
The second floating pedestal is detachable and has a through-hole having approximately the same size as the IC as the insertion region. IC socket.
前記挿入領域へ挿入された前記ICが、前記第3領域よりも大きい押し付け面を有する押し付け部材で、前記第1フローティング台座へ押し付けられるとき、押し付け力は前記第2フローティング台座の厚みにより調整される
ICソケット。 In the IC socket according to any one of claims 1 to 3,
When the IC inserted into the insertion area is pressed against the first floating pedestal by a pressing member having a pressing surface larger than the third area, the pressing force is adjusted by the thickness of the second floating pedestal. IC socket.
前記押し付け部材の前記押し付け面は、前記第2領域以上の大きさを有する
ICソケット。 The IC socket according to claim 4,
An IC socket, wherein the pressing surface of the pressing member has a size larger than that of the second region.
前記挿入領域は、略正方形である
ICソケット。 The IC socket according to any one of claims 1 to 5,
The insertion area is a substantially square IC socket.
前記第2フローティング台座は、前記第1フローティング台座の上面に平行な方向に移動可能な複数の分割フローティング台座を備え、
前記複数の分割フローティング台座の各々は、前記挿入領域の辺縁の一部を構成する
ICソケット。 In the IC socket according to claim 1 or 2,
The second floating pedestal includes a plurality of divided floating pedestals movable in a direction parallel to the upper surface of the first floating pedestal,
Each of the plurality of divided floating pedestals constitutes a part of an edge of the insertion region. IC socket.
前記複数の分割フローティング台座の数は、4個である
ICソケット。 The IC socket according to claim 7,
The number of the plurality of divided floating pedestals is four IC sockets.
前記複数の分割フローティング台座の各々は、前記第2領域の中心に対して放射状の方向に移動可能である
ICソケット。 The IC socket according to claim 8,
Each of the plurality of divided floating pedestals is movable in a radial direction with respect to the center of the second region. IC socket.
前記複数の分割フローティング台座の各々は、前記挿入領域が正方形となるように移動可能である
ICソケット。 The IC socket according to claim 8,
Each of the plurality of divided floating pedestals is movable so that the insertion region is a square IC socket.
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