JP2006330344A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数の加熱手段を用いた場合でも、補正しきれない温度分布の不均一を補正して、過昇温等の温度の不均一により生ずる問題を無くする。
【解決手段】 加熱部材の温度分布を検知し、不均一が検知されたときに、画像形成が終了しない場合でも回復制御を実行する。
【選択図】 図4
【解決手段】 加熱部材の温度分布を検知し、不均一が検知されたときに、画像形成が終了しない場合でも回復制御を実行する。
【選択図】 図4
Description
本発明は、電子写真プロセスにより記録材上に画像を形成する画像形成装置に関し、特に、トナー像を記録材に定着する定着技術に関する。
近年、省エネルギー型の画像形成装置の開発が強く要望されているが、電子写真方式の画像形成装置では、消費電力のかなりの割合が定着装置により消費される電力により占められることから、定着装置の消費電力を引き下げる技術の開発が画像形成装置の省エネルギー化の主な課題となっている。
定着装置は、コピー釦が押されたり、ネットワーク機器からのプリント指令があったときに、短時間内に立ち上がり作動する必要から、待機時においても定着温度又は定着温度に近い温度に昇温されていることが必要であった。このために待機時においても、定着装置による電力消費があり、この待機時の消費電力が画像形成装置の消費電力の大きな割合を占めていた。
従って、待機時において、定着装置への電力供給を無くするか少なくし、しかも短時間で定着可能温度にまで立ち上がる定着装置の開発が望まれており、開発努力は、短時間に立ち上がる定着装置の開発に向けられている。
一方、画像形成装置は事務所、商店等のように電力制限のある環境で使用されるために限られた電力で短時間の立ち上がることが必要である。
このような状況下で、トナー像に熱の加えて溶融し定着する加熱部材として、熱容量の小さい部材を用いることにより、短時間に立ち上がる加熱部材、即ち、薄肉の加熱部材を用い、ウォームアップ時間を短縮した定着装置が開発されている。
しかるに、薄肉加熱部材を用いた場合、加熱部材の面方向の熱伝導率が低下する結果、温度分布が不均一になりやすいという問題がある。このような加熱部材の温度分布の不均一は、小サイズの記録材を用いて画像を形成した場合に顕著に発生する。即ち、小サイズの記録材を定着装置に通した場合、記録材が通過する部分では記録材により熱が奪われるが、通過しない部分では熱が奪われない。その結果、記録材の通過部と非通過部との間に温度差が生ずる。
特許文献1では、複数の加熱手段を用いて、記録材のサイズに応じて、複数の加熱手段を選択駆動することが提案されている。
特許文献2では、画像形成を終了した時点で、加熱手段への通電を停止するとともに、加熱部材の回転を停止する静止モードと、加熱手段への通電を停止し、加熱部材を回転させる空回転モードとを組み合わせて、加熱部材の温度を平均化することが提案されている。そして、特許文献2では、記録材のサイズに応じて、前記静止モードと前記空回転モードとの組み合わせを変えることが提案されている。
特開昭60−22164号公報
特開2002−357967号公報
薄肉の加熱部材を用いた定着装置においては、特許文献1のように複数の加熱手段を用いることが各種サイズの記録材に対して適正な定着を行うのに有効であり、また、特許文献2のように、加熱部材の温度分布を平均化する回復制御を用いることも各種サイズの記録材に対して適正な定着を行うのに有効である。
しかしながら、特許文献1のように複数の加熱手段を用いて、記録材のサイズに応じて加熱手段を駆動しても、各種サイズの記録材に対応した加熱を行うことは不可能であり、温度分布に不均一が出来ることは避けられない。
また、特許文献2のように、画像形成終了時に回復制御を行ったのでは、画像形成中に発生する過昇温を防止することはできず、このような過昇温によって、加圧ローラの耐熱弾性層の剥がれ、高温オフセット、記録材の皺等が起こる場合がある。
本発明は、従来技術におけるこのような問題を解決することを目的とする。
前記の目的は下記の発明により達成される。
(請求項1)
トナー像を加熱し、記録材に定着する加熱部材、加圧部材及び搬送幅方向に関して複数に分割された加熱手段、前記加熱部材の前記搬送幅方向の異なる複数位置における温度を検知する温度検知手段及び制御手段を有する定着装置を備えた画像形成装置であって、
前記制御手段は、前記複数の加熱手段の駆動電流を記録材のサイズに応じて変える駆動制御を行うとともに、前記温度検知手段により検知された前記複数位置における温度の差が所定値以上のときに、画像形成工程が終了しない場合でも、回転回復制御を実行することを特徴とする画像形成装置。
(請求項2)
前記回転回復制御は、前記加熱手段への通電を停止するとともに、前記加熱部材を駆動する制御であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
(請求項3)
前記制御手段は、標準モードでの駆動電流で前記加熱手段を駆動し、画像形成を終了したときに、前記加熱手段への通電を停止するとともに、前記加熱部材の駆動を停止する停止回復制御を実行することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
(請求項4)
前記制御手段は、標準モードと異なるモードでの駆動電流で前記加熱手段を駆動し、画像形成を終了したときに、前記回転回復制御を実行することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
(請求項5)
前記制御手段は、前の画像形成と同一モードの駆動電流で前記加熱手段を駆動して次の画像形成工程が行われるときは、画像形成を終了した時に実行する前記回転回復制御を実行しないことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
(請求項6)
前記加熱部材は厚さ0.4〜1.2mmの金属ローラを有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
(請求項1)
トナー像を加熱し、記録材に定着する加熱部材、加圧部材及び搬送幅方向に関して複数に分割された加熱手段、前記加熱部材の前記搬送幅方向の異なる複数位置における温度を検知する温度検知手段及び制御手段を有する定着装置を備えた画像形成装置であって、
前記制御手段は、前記複数の加熱手段の駆動電流を記録材のサイズに応じて変える駆動制御を行うとともに、前記温度検知手段により検知された前記複数位置における温度の差が所定値以上のときに、画像形成工程が終了しない場合でも、回転回復制御を実行することを特徴とする画像形成装置。
(請求項2)
前記回転回復制御は、前記加熱手段への通電を停止するとともに、前記加熱部材を駆動する制御であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
(請求項3)
前記制御手段は、標準モードでの駆動電流で前記加熱手段を駆動し、画像形成を終了したときに、前記加熱手段への通電を停止するとともに、前記加熱部材の駆動を停止する停止回復制御を実行することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
(請求項4)
前記制御手段は、標準モードと異なるモードでの駆動電流で前記加熱手段を駆動し、画像形成を終了したときに、前記回転回復制御を実行することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
(請求項5)
前記制御手段は、前の画像形成と同一モードの駆動電流で前記加熱手段を駆動して次の画像形成工程が行われるときは、画像形成を終了した時に実行する前記回転回復制御を実行しないことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
(請求項6)
前記加熱部材は厚さ0.4〜1.2mmの金属ローラを有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
請求項1〜6の発明により、画像形成工程の実行中に発生する温度分布の不均一が速やかに是正されるので、加熱部材、加圧部材の過昇温による耐熱弾性層の剥がれ、高温オフセット、記録材の皺等を防止することができる。
請求項3の発明により、大サイズの記録材を用いた画像形成においても起こる可能性がある、温度の不均一を良好に是正することができる。
請求項4の発明により、温度分布の不均一が起こりやすい小サイズの記録材を用いた画像形成における温度分布の不均一を十分に均一化することができる。
請求項6の発明により、短い立ち上がり時間を有し、且つ、良好な定着を安定して行う画像形成装置が実現される。
図示の実施の形態により本発明を説明するが、本発明は該実施の形態に限られない。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置であって、画像形成装置本体A、画像読取装置SC、自動原稿送り装置DFから成る画像形成装置の全体図である。
図示の画像形成装置本体Aは、ドラム状の感光体1、帯電装置2、露光装置(画像書込手段)3、現像装置4、転写装置5、除電手段6、分離爪7、クリーニング装置8等から成る画像形成部と、定着装置20と、用紙搬送系と、から構成されている。
用紙搬送系は、給紙カセット10、第1給紙手段11、第2給紙手段12、搬送手段13、排紙手段14、及び手差し給紙手段15から成る第1搬送部と、用紙Pを循環再給紙する循環再給紙部とから構成されている。
給紙カセット10及び第1給紙手段11は、複数の給紙手段(図示の3段)により形成され、複数種のサイズの用紙Pを収容して給紙する。用紙サイズは、オペレータによる設定、又は用紙サイズ検知手段による自動用紙サイズ設定によって入力される。
搬送手段13を通過して定着装置20によって定着処理された用紙Pは、搬送路切換手段16により、ストレート排紙パスの搬送路r1、反転排紙パスの搬送路r2、両面循環パスの搬送路r3の何れかに選択されて搬送される。
搬送路r1を通過する用紙Pは、画像形成面を上にして(フェースアップ)排出される。搬送路r2を通過する用紙Pは、両面循環パスの搬送路r3、r4に進行した後、逆転搬送されて搬送路r2を通過して、画像形成面を下にして(フェースダウン)排出される。
第2搬送部は、画像形成部により画像形成された用紙Pを搬送路切換手段16により排紙手段14の手前で分岐させ、用紙Pを循環再給紙路に沿って搬送し、循環再給紙路途中で反転搬送ローラ17により用紙Pを反転した後に第2給紙手段12を経て画像形成部に再給紙する。
自動原稿送り装置DFの原稿台上に載置された原稿dは給紙手段により搬送され、画像読取装置SCの光学系により原稿dの片面又は両面の画像が読みとられ、イメージセンサCCDにより読み込まれる。イメージセンサCCDにより光電変換されたアナログ信号は、画像処理部(図示せず)において、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等を行った後、露光装置3に画像信号を送る。
露光装置3においては、半導体レーザからの出力光が画像形成部の感光体1に照射され、潜像を形成する。画像形成部においては、帯電、露光、現像、転写、分離、クリーニング等の処理が行われる。給紙カセット10、手差し給紙手段15から給送された用紙Pは転写装置5により画像が転写される。画像を担持した用紙Pは、定着装置20により定着され、排紙手段14から排出される。
或いは搬送路切換手段16により循環再給紙部に送り込まれた片面画像処理済みの用紙Pは反転搬送ローラ17により反転された後に再び画像形成部において両面画像処理された後、定着装置20によって定着処理され、排紙手段14により排出される。
図2は本発明の実施の形態における定着装置を示す図、図2は加熱ローラの軸に沿った断面図である。
21は加熱部材としての加熱ローラであり、鉄又はステンレスなど、後に説明するように加熱ローラ21に発生する誘導電流によりジュール熱を発生する金属からなる。加熱ローラの表面には表面にフッ素樹脂等の離型層が形成される。
熱容量を小さくするために、加熱ローラ1は厚さ0.4〜1.2mm程度の薄肉であることが望ましい。なお、0.4mmよりも薄いと機械強度が低下する。また、加熱部材としては、ローラに変えて金属ベルト又はポリイミド等の樹脂からなる樹脂ベルトを用いることもできる。
22は加熱ローラ1に圧接する加圧部材としての加圧ローラであり、図示しないバネにより加熱部材21に圧接する。加圧ローラ22は金属からなる軸22a及びその上に形成されたシリコンゴム等の耐熱弾性体層22bを有する。耐熱弾性層22bの上に離型層を形成してもよい。加圧部材として、ローラに代えてベルトを用いることもできる。
23は加熱手段としてのコイルであり、コイル23に流れる電流により、加熱ローラ21を横切る磁界が発生し、該磁界により誘起された渦電流によって、加熱ローラ21が発熱し、加熱される。
本実施の形態における定着装置は複数の加熱手段を有し、搬送幅方向の中央部を加熱するコイル23Aと、両端部を加熱するコイル23Bを有し、コイル23Aと23Bとは別々に通電制御される。なお、搬送幅方向とは、図3におけるX方向、即ち、記録材Pの搬送方向に直交する方向であり、加熱ローラ21の軸方向である。
24は進入上ガイド板、25は進入下ガイド板、26は排紙上ガイド板、27は排紙下ガイド板である。28は加熱ローラ1から記録材Pを分離する上分離爪、29は加圧ローラ2から記録材Pを分離する下分離爪である。
30は加熱ローラ21の表面をクリーニングするクリーニングウェブであり、元巻き軸31から繰り出され、巻き取り軸32に巻き取られ、押圧ローラ33により加熱ローラ21に押圧する。
SE1は加圧加熱ローラ21の搬送幅方向X中央部の表面温度を検知する温度センサ、SE2は加熱ローラ21の搬送幅方向X端部の表面温度を検知する温度センサである。
加熱ローラ21は図示しない軸受けにより軸受けされ、モータMにより駆動されて回転する。加圧ローラ22は加熱ローラ21に圧接し、加熱ローラ21に従動して回転する。
未定着のトナー像を担持する記録材Pは加熱ローラ21と加圧ローラ22間のニップを通過し、通過の際に、トナー像が加熱されて定着が行われる。
加熱ローラ21の表面温度は温度センサSE1の検知温度に基づいた制御手段CRにより制御され適正な定着温度に維持されるが、コイル23Aへの通電時間とコイル23Bへの通電時間を別々に制御するモードで定着電源Eを制御することにより、搬送幅方向X及び時間に関して、加熱ローラ21の温度を均一に維持する。
加熱ローラ21は、最大サイズ、たとえば、A3又はA4縦の記録材を通紙できる長さを有しており、最大サイズの記録材を通紙するときは、コイル23A、23Bに均等に通電することにより、加熱ローラ21の表面が均一な温度の加熱されて、均一な定着が行われる。
これに対して、A4サイズ横、B5サイズ横のような小サイズ記録材を通紙した場合には、コイル23Aに対する通電時間をコイル23Bに対する通電時間よりも長くすることにより、記録材により奪われる熱による中央部の温度低下が補正される。しかしながら、様々なサイズの記録材を通紙して定着が行われるために、加熱ローラ21の表面温度に不均一が生ずることを完全に無くすることはできない。
長時間の画像形成においては、前記のような通電制御を行った場合にも、局部的な過昇温により、加圧ローラ22の耐熱弾性層22bの剥がれ、高温オフセット、記録材の皺等が発生する場合がある。
このために、本実施の形態においては、前記センサSE1、SE2の検知温度の差が所定値を超えたときに、画像形成が終了しない場合においても、画像形成を中断し、定着装置20の作動を停止して加熱部材20の温度分布を均一化させ回復制御が実行される。
以下に、この回復制御を図4により説明する。図4は回復制御ルーチンのフローチャートである。
図2における制御手段CRは、温度センサSE1、SE2からの温度情報や給紙トレイ10(図1参照)からの記録材のサイズ情報に基づいて、回転回復制御及び停止回復制御を行う。
回転回復制御は、定着電源Eへの電力供給を停止するとともに、モータMを作動させ加熱部材21を回転駆動する回復制御であり、停止回復制御は、コイル23の定着電源Eへの電力供給を停止するとともに、モータMを停止させる回復制御である。
図4の例では、A4サイズ(縦)及びA3サイズを最大幅のサイズとして、A5サイズ(縦)及びA4サイズ横以下の場合に、コイル23Aへの通電時間とコイル23Bへの通電時間を切り換えている。
STEP1において、A5サイズ以下か否かが判断される。この判断は、給紙カセット10からのサイズ情報に基づいて行われる。
A5サイズ以下の場合(STEP1のYES)、コイル23A、23Bへの通電時間が標準モードから変更される。また、必要に応じて制御温度の目標値も変更される。
STEP2の後に画像形成が実行されるが、画像形成において、加熱部ローラ21の温度が変化し、温度センサSE1の検知温度と温度センサSE2の検知温度との差が所定値である20℃以上の場合には(STEP3のYES)、STEP4において、回復制御1が実行される。
回復制御1は定着電源Eを停止し、モータMを作動させて、加熱ローラ21及び加圧ローラ22を回転駆動する回転回復制御である。
回復制御1の実行後にジョブの残りがない場合には(STEP7のYES)終了するが、残りのジョブがある場合には(STEP7のNO)STEP3に戻る。
STEP3の判断において、温度センサSE1、SE2の検知温度の差が20℃未満の場合(STEP3のNO)、画像形成工程が終了しなければSTEP3に戻ることにより画像形成が続行するが、画像形成工程が終了したときは(STEP5のYES)、STEP4に移行して、回復制御1が実行される。
画像形成工程が終了し、次の画像形成ジョブがある場合、該次のジョブが前と同じサイズの記録材を用いるか否かをSTEP6において判断し、同じであれば、STEP4に移行することなく回復制御ルーチンを終了する(STEP6のYES)。
STEP6において、次のジョブが異サイズの記録材を用いて行うものである場合には、STEP4に移行して回復制御1を実行する。
STEP6において、異サイズの場合に回復制御1を実行し、同サイズの場合に回復制御1を実施しないのは、異サイズの場合には、前ジョブにおける加熱ローラ21の温度分布が後のジョブに影響するので、加熱部材の温度分布を平均化するために、回復制御を実行するのに対して、同サイズお場合には、前ジョブにおける加熱ローラ21の温度分布が後のジョブに影響することがないので、回復制御を実行しなくてもよいためである。
STEP1の判断において、記録材のサイズがA5サイズよりも大きい場合には、STEP10に移行して、標準モードの通電比率が設定されるとともに、加熱部材の目標温度が標準値に設定される。
続くSTEP11において、温度センサSE1、SE2の検知温度の差が、20℃以上か否かが判断される。
20℃以上であれば(STEP11のYES)、回復制御1での回復制御が実行され(STEP12)、回復制御の後に、残りのジョブがなければ終了する(STEP13のNO)、残りのジョブがあれば(STEP13のYES)、STEP11に戻る。
STEP11の判断において、温度センサSE1とSE2の検知温度の差が20℃未満の場合、画像形成が終了した場合(STEP14のYES)、コイル23A、23Bへの通電を停止するとともに、モータMを停止し、加熱ローラ21及び加圧ローラ22の停止させる停止回復制御である回復制御2が実行される(STEP15)。
STEP14の判断において、画像形成が終了していない場合には、STEP10に戻る。
このように、記録材のサイズがA5よりも大のときは、加熱部材21の中央部と端部の温度差が所定値以上のときは、回復制御1が実行されるが、記録材のサイズがA5サイズよりも大のときは、画像形成の終了時に、回復制御2が実行される。
20 定着装置
21 加熱ローラ
22 加圧ローラ
23、23A、23B コイル
CR 制御手段
SE1、SE2 温度センサ
E 定着電源
M モータ
21 加熱ローラ
22 加圧ローラ
23、23A、23B コイル
CR 制御手段
SE1、SE2 温度センサ
E 定着電源
M モータ
Claims (6)
- トナー像を加熱し、記録材に定着する加熱部材、加圧部材及び搬送幅方向に関して複数に分割された加熱手段、前記加熱部材の前記搬送幅方向の異なる複数位置における温度を検知する温度検知手段及び制御手段を有する定着装置を備えた画像形成装置であって、
前記制御手段は、前記複数の加熱手段の駆動電流を記録材のサイズに応じて変える駆動制御を行うとともに、前記温度検知手段により検知された前記複数位置における温度の差が所定値以上のときに、画像形成工程が終了しない場合でも、回転回復制御を実行することを特徴とする画像形成装置。 - 前記回転回復制御は、前記加熱手段への通電を停止するとともに、前記加熱部材を駆動する制御であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、標準モードでの駆動電流で前記加熱手段を駆動し、画像形成を終了したときに、前記加熱手段への通電を停止するとともに、前記加熱部材の駆動を停止する停止回復制御を実行することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、標準モードと異なるモードでの駆動電流で前記加熱手段を駆動し、画像形成を終了したときに、前記回転回復制御を実行することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前の画像形成と同一モードの駆動電流で前記加熱手段を駆動して次の画像形成工程が行われるときは、画像形成を終了した時に実行する前記回転回復制御を実行しないことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
- 前記加熱部材は厚さ0.4〜1.2mmの金属ローラを有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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CN107062557A (zh) * | 2017-05-19 | 2017-08-18 | 上海斐讯数据通信技术有限公司 | 一种空调扫风自动调节方法及其装置、一种空调 |
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2005
- 2005-05-26 JP JP2005153669A patent/JP2006330344A/ja active Pending
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