JP2006330078A - 表示装置及び液晶表示装置 - Google Patents

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Takuji Nakao
卓司 中尾
Kazuo Tanaka
和雄 田中
Osamu Masuda
修 増田
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Abstract

【課題】 薄型且つ構造的に安定した2つの表示部を有する表示装置等を提供することを目的とする。
【解決手段】 第1の表示部(40)と、第1の表示部を駆動するための第1の駆動回路(46)と、第2の表示部(50)と、第2の表示部を駆動するための第2の駆動回路(56)と、発光素子(11)と、発光素子からの光を一方の面側に配置された第1の表示部及び他方の面側に配置された第2の表示部に導くための導光板(21)と、第1の駆動回路と第2の駆動回路を接続するためのフレキシブル基板(70)と、第1及び第2の駆動回路から発生するノイズを遮断するためのシールド部材(81)とを有し、フレキシブル基板とシールド部材とを接続するための接続部(72、82)がシールド部材に設けられていることを特徴とする表示装置。
【選択図】 図2

Description

本発明は、表示部を有する表示装置及び液晶表示装置に関する。
表示装置の代表的な実施の例としては、携帯電話機等に利用されるメインパネルとサブパネルからなる2つの表示部を有する液晶表示装置、特に1つの導光板の表裏にそれぞれ表示部を有する液晶表示装置がある。
図9に、特に1つの導光板の表裏にそれぞれ表示部を有する液晶表示装置100の一例を示す。
図9において、発光部110からの射出された光は、導光板ユニット120を介して、第1の液晶表示部140及び第2の液晶表示部150に導かれる。これによって、導光板ユニット120は、第1及び第2の液晶表示部140及び150のバックライトとして機能する。また、第1の液晶表示部140と導光板ユニット120との間には第1の遮光シート160が配置され、第2の液晶表示部150と導光板ユニット120との間には第2の遮光シート162が配置されている。
発光部110は、複数の発光LEDから構成される。
導光板ユニット120は、導光板121、第1の拡散シート122、第1及び第2のプリズムシート123及び124、第2の拡散シート125、及び第3及び第4のプリズムシート126及び127等から構成される。
第1の液晶表示部140は、第1の偏光板141、第1のガラス基板142、液晶層143、第2のガラス基板144、第2の偏光板145等から構成される。また、第2の液晶表示部150は、第1の偏光板151、第1のガラス基板152、液晶層153、第2のガラス基板154、第2の偏光板155等から構成される。なお、全てのガラス基板の厚さは、約0.5mmである。
このように、液晶表示装置は、導光板ユニットの表裏にそれぞれ液晶表示部を有する構成を有しており、導光板ユニット及び2つの液晶表示部の厚さ以上に、液晶表示装置を薄く構成することはできなかった。
また、導光板をラッパ形状に構成し、導光板の薄い部分の拡散シートやプリズムシートを配置した液晶表示装置が知られている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、導光板の薄い部分に拡散シートやプリズムシートを配置しても、ユニット全体の厚さを均一に構成していないので、その上部に液晶表示部を安定して配置することができないという不具合があった。
特願2004−345059(未公開)
そこで、本発明は、薄型且つ構造的に安定し、表示装置が薄型となっても信頼性が確保できたところの2つの表示部を有する表示装置を提供することを目的とする。
また、本発明は1つの表示部を有する表示装置に於ける薄型であり、且つシールド板とフレキシブル基板の電気的接続が他の表示装置構成部材を痛めること無く達成できた表示装置を得ることを目的とする。
また、本発明は1つの表示部を有する表示装置に於ける薄型であり、且つ導光板の上方の表示部の側に配設されたフレキシブル基板を導光板の下方に配設しても導光板と表示部がフレキシブル基板の曲げに対応して浮いてしまう問題を解決する表示装置を得ることを目的とする。
本発明に係る表示装置は、表示部と、表示部を駆動するための駆動回路と、表示部の下方に配設され光源からの光を導光し表示部を照明する導光板と、駆動回路と電気的に接続されるフレキシブル基板と、表示部の上方に配設される駆動回路あるいは表示部からのノイズを遮断するためのシールド部材とを有し、シールド部材にはシールド部材に近接されて配置するフレキシブル基板と電気的に接続するための接続部が設けられていることを特徴とする。
さらに、本発明に係る表示装置では、シールド部材には、接続部の近傍に切欠部を有することが好ましい。
本発明に係る表示装置は、表示部と、表示部を駆動するための駆動回路と、表示部の下方に配設され光源からの光を導光し表示部を照明する導光板と、駆動回路と電気的に接続されるフレキシブル基板と、表示部の上方に配設される駆動回路あるいは表示部からのノイズを遮断するためのシールド部材とを有し、フレキシブル基板にはフレキシブル基板に近接されて配置するシールド部材と電気的に接続するための接続部が設けられていることを特徴とする。
さらに、本発明に係る表示装置では、シールド部材には、接続部の近傍に切欠部を有することが好ましい。
本発明に係る表示装置は、表示部と、表示部を駆動するための駆動回路と、表示部の下方に配設され光源からの光を導光し表示部を照明する導光ユニットと、駆動回路と電気的に接続されるフレキシブル基板と、表示部の上方に配設される駆動回路あるいは表示部からのノイズを遮断するためのシールド部材と、表示部の上方に配設される駆動回路あるいは表示部からのノイズを遮断するためのシールド部材と、表示部と導光ユニットとの間に接着シートとを有し、接着シートが表示部から導光ユニットの側方を通り導光ユニットの他方の面まで延長されて接着されていることを特徴とする。
さらに、本発明に係る表示装置では、接着シートが、不要な出射光を遮光する遮光シートであることが好ましい。
さらに、本発明に係る表示装置では、導光ユニットは、受光部と出光部を有する導光板と、表示部と導光板との間に配置された光学素子を有することが好ましい。
さらに、本発明に係る表示装置では、光学素子は、拡散シート、第1のプリズムシート及び第2のプリズムシートから構成されることが好ましい。
本発明に係る液晶表示装置は、第1の液晶表示部と、第1の液晶表示部を駆動するための第1の駆動回路と、第2の液晶表示部と、第2の液晶表示部を駆動するための第2の駆動回路と、発光素子と、発光素子からの光を一方の面側に配置された第1の液晶表示部及び他方の面側に配置された第2の液晶表示部に導くための導光板と、第1の駆動回路と第2の駆動回路を接続するためのフレキシブル基板と、第1及び第2の駆動回路から発生するノイズを遮断するためのシールド部材とを有し、フレキシブル基板とシールド部材とを接続するための接続部がシールド部材に設けられていることを特徴とする。シールド部材をフレキシブル基板と接続することによって、フレキシブル基板を介してアースすることができるので、第1及び第2の駆動回路から発生するノイズを良好に遮断することが可能となった。
本発明に係る液晶表示装置は、第1の液晶表示部と、第1の液晶表示部を駆動するための第1の駆動回路と、第2の液晶表示部と、第2の液晶表示部を駆動するための第2の駆動回路と、発光素子と、発光素子からの光を一方の面側に配置された第1の液晶表示部及び他方の面側に配置された第2の液晶表示部に導くための導光板と、第1の駆動回路と第2の駆動回路を接続するためのフレキシブル基板と、第1及び第2の駆動回路から発生するノイズを遮断するためのシールド部材とを有し、フレキシブル基板とシールド部材とを接続するための接続部がフレキシブル基板に設けられていることを特徴とする。シールド部材をフレキシブル基板と接続することによって、フレキシブル基板を介してアースすることができるので、第1及び第2の駆動回路から発生するノイズを良好に遮断することが可能となった。
本発明に係る液晶表示装置は、第1の液晶表示部と、第1の液晶表示部を駆動するための第1の駆動回路と、第2の液晶表示部と、第2の液晶表示部を駆動するための第2の駆動回路と、発光素子と、発光素子からの光を一方の面側に配置された第1の液晶表示部及び他方の面側に配置された第2の液晶表示部に導くための導光板ユニットと、第1の駆動回路と第2の駆動回路を接続するためのフレキシブル基板と、第1及び第2の駆動回路から発生するノイズを遮断するためのシールド部材と、第1の表示部と導光板ユニットにおける第1の表示部と対向する一方面とを接着させるための接着シートを有し、接着シートが導光板ユニットの他方の面まで延長されていることを特徴とする。接着シートが導光板ユニットの他方の面まで延長されていることによって、フレキシブル基板によって第1の駆動回路と第2の駆動回路とを接続した場合であって、フレキシブル基板の弾性反発力よる表示部の浮き上がりを防止することが可能となった。
本発明に係る表示装置において、シールド部材をフレキシブル基板と接続する構成とした場合には、フレキシブル基板を介してシールド部材をアースすることができるので、第1及び第2の駆動回路から発生するノイズを良好に遮断することが可能となった。
また、本発明に係る表示装置において、接着シートが導光板ユニットの他方の面まで延長されている場合には、フレキシブル基板によって第1の駆動回路と第2の駆動回路とを接続した場合であって、フレキシブル基板の弾性反発力よる表示部の浮き上がりを防止することが可能となった。
また、本発明は1つの表示部を有する表示装置に於ける薄型であり、且つシールド板とフレキシブル基板の電気的接続が他の表示装置構成部材を痛めること無く達成できた表示装置を得た効果を有する。
また、本発明は1つの表示部を有する表示装置に於ける薄型であり、且つ導光板の上方の表示部の側に配設されたフレキシブル基板を導光板の下方に配設しても導光板と表示部がフレキシブル基板の曲げに対応して浮いてしまう問題を解決した表示装置を得る効果を有する。
以下図面を参照して、本発明に係る表示装置の代表例である液晶表示装置について説明する。
図1は、本発明に係る液晶表示装置1を後述する第2の液晶表示部50側から見た斜視図である。図2は、図1におけるAA´断面図である。
図1及び図2に示す液晶表示装置1において、発光部10からの射出された光は、導光ユニットである導光板ユニット20を介して、第1の液晶表示部40及び第2の液晶表示部50に導かれる。これによって、導光板ユニット20は、第1及び第2の液晶表示部40及び50のバックライトとして機能する。
光源である発光部10は、3つの発光ダイオード(LED)11から構成される。LED11は、電力を供給するための第1のフレキシブル基板12に保持されている。また、後述するように、第1のフレキシブル基板12は、導光板21と位置決めされ且つ固定されている。
導光板ユニット20は、透明な樹脂から構成された導光板21、第1の拡散シート22、第1及び第2のプリズムシート23及び24、第2の拡散シート25、及び第3及び第4のプリズムシート26及び27等から構成される。ここで、第1の拡散シート22及び第2の拡散シート25の厚さは約0.115mm、第1〜第4のプリズムシート23、24、26及び27の厚さは約0.062mmとした。
第1の液晶表示部40は、第1の偏光板41、第1のガラス基板42、第1の液晶層43、第2のガラス基板44、第2の偏光板45等から構成される。第1のガラス基板42及び第2のガラス基板44の厚さは約0.3mmである。第1の液晶表示部40は、透過型のTFTタイプの液晶表示部であり、表示サイズは1.93インチ、RGB各176×220画素(QCIF+)あるいはRGB各240×320画素(QVGA)の表示を行うことができる。また、第2のガラス基板44上には、第1の液晶表示部40を駆動するための駆動IC46が配置されている。
第2の液晶表示部50は、第4の偏光板51、第4のガラス基板52、第2の液晶層53、第3のガラス基板54、第3の偏光板55等から構成される。第4のガラス基板52及び第3のガラス基板54の厚さは約0.3mmである。第2の液晶表示部50は、透過型のCSTN(カラー・スーパ・ツイスト・ネマチック)タイプの液晶表示部であり、表示サイズは1.0インチ、RGB各96×96画素の表示を行うことができる。また、第2のガラス基板54上には、第2の液晶表示部50を駆動するための駆動IC56が配置されている。
表示部を構成する基板として0.3mmのガラス基板を用いたが、この厚みのガラス基板は、現在は存在しないので、表示部あるいは液晶表示部にあってはセル状態で、表裏の基板を研磨あるいはエッチングにより0.4mmの素材から0.3mmの基板を得た。
本発明の実施例では、表示部の基板としてガラスを用いたが、プラスチックの基板でもよい。
また、本発明の実施例では、表示部あるいは液晶表示部を液晶表示セルあるいは液晶表示パネルとしたが、表示部としてアクリルの透明基板に絵、文字、キャラクタ、記号などを記して表示部としても良く、タッチパネルとしても良く、本発明の効果を得ることができる。
第1の液晶表示部40と導光ユニットである導光板ユニット20との間には第1の遮光シート60が配置され、第2の液晶表示部50と導光板ユニット20との間には第2の遮光シート62が配置されている。
第1の液晶表示部40を駆動するための駆動IC46と第2の液晶表示部50を駆動するための駆動IC56とは、第2のフレキシブル基板70にそれぞれ接続されている。第2のフレキシブル基板70は、インターフェイス部71を有しており、インターフェイス部71は例えば不図示の携帯電話の制御部等と接続される。実施例ではインターフェイス部を、接続端子の機能を有している。
光源である発光部10、導光板ユニット20、第1の液晶表示部40及び第2の液晶表示部50は、樹脂性のホルダー80内に配置される。また、ホルダー80の第2の液晶表示部50の側には、金属性のシールド板81は配置されている。図3にホルダーの平面図を示し、図4にシールド板の平面図を示す。
シールド板81は、第1及び第2の液晶表示部40及び50を駆動する際に発生するノイズ成分の拡散を防止するための遮蔽板の機能を有している。特に、液晶表示装置1を携帯電話に利用する際には、第2の液晶表示部50側に携帯電話の送受信部や制御部等、ノイズ成分に敏感が回路構成が配置される可能性が高いことから、ホルダー80の第2の液晶表示部50の側に、金属性のシールド板81を配置した。
また、図1に示すように、シールド板81をアースするために、第2のフレキシブル基板70と半田によってシールド板81のランド82において接続した。シールド板81は金属から構成されていることから、第2のフレキシブル基板70との半田付け時に熱が拡散しないように、ランド82の周囲に穴部83を設けた。シールド板81を第2のフレキシブル基板70と接続することにより、第2のフレキシブル基板70のインターフェイス部71を介してシールド板81がアースされ、シールド板81は、ノイズを良好に遮蔽することが可能となる。
シールド板81における符号86は、第2の液晶表示部50が配設される開口部あるいは窓である。ホルダー80の符号87は、開口部であり窓である。
図5に、本発明の液晶表示装置に用いられる導光板を示す。
図5(a)は導光板の(第1の液晶表示部側から見た)平面図を示し、図5(b)は導光板の側面図を示している。図5(a)及び(b)に示すように、導光板21は、LED11からの光を受光するための受光部28と、受光部より薄く構成された凹部29と、受光部と凹部29とを接続する傾斜部30と、2つの張出部31及び32、各張出部上に設けられた突出部33及び34から構成されている。受光部より薄く構成された凹部29の上下面の符号21a、21bは導光板の出光部を示しており、第1の表示部への出光面が出光部21aであり、第2の表示部への出光面が出光部21bである。
導光板の受光部の厚さは約0.6mmであり、これは、発光部のLED11の厚さとほぼ同じである。また、導光板の凹部の厚さは約0.35mmとした。
図6は、光源である発光部と導光板との位置決め方法を示す部分斜視図である。
図6に示すように、第1のフレキシブル基板12は、3つのLED11を保持している。また、第1のフレキシブル基板12は、位置決め部として機能する2つの開口部13及び14と、インターフェイス部15を有している。2つの開口部13及び14が、それぞれ導光板21の突出部33及び34と嵌合することによって、発光LED11が正確に導光板21の受光部28に対して位置決めがなされるように構成されている。また、第1のフレキシブル基板12が導光板21の所定の位置に位置決めされると、3つのLED11がちょうど、導光板21の張出部31及び32の間に配置されるように構成されている。
図7は、第2のフレキシブル基板70と遮蔽シート60との関係する示した図である。
図7(a)は、第2のフレキシブル基板70による第1の液晶表示部40の浮き上がりを示した図である。フレキシブル基板自体に弾性力があることから、特に液晶表示装置を薄型に構成して両面の表示部をフレキシブル基板で接続した場合、フレキシブル基板の弾性反発力によって第1の液晶表示部40が浮き上がってしまうという現象が生じる場合がある。
特に、本発明の課題を追求すると、即ち表示装置を薄型にすればするほど、浮き上がりが大きくなる問題を生じる。
そこで、本発明に係る液晶表示装置1では、図7(b)に示すように、遮光シート60を第1の液晶表示部40の周囲に接着し、この接着は第1の液晶表示部の基板に接着しても良いが、本発明の実施例では偏光部材に接着した、第1の液晶表示部40側の遮蔽シート60を導光板ユニット20の逆側、即ち第2の液晶表示部50側にまで延長して接着させた。これによって、第1の液晶表示部40と導光板ユニット20との接着力が飛躍的に高まり、第2のフレキシブル基板70の弾性反発力に拘らず、第1の液晶表示部40を導光板ユニット20に確実に固定・接着することができた。なお、液晶表示装置1では、遮蔽シート60を利用して、第1の液晶表示部40と導光板ユニット20とを堅固に接着したが、遮蔽シートを用いずに、他の接着シートを別に設けるようにしても良い。
本発明の遮蔽シート60としては、両面に接着剤が設けられた遮光テープを用いた。このため、第1の液晶表示部40の周囲をも覆うことで不要な光が看視者に届かぬ様にしており、枠形状を成す遮光テープとしたので、光抜けによるコントラスト低下を防止し且つ導光板ユニットと第1の液晶表示部の間の浮きによる隙間が防止され、薄型で信頼性の高い表示装置を得ることができた。なお、遮光効果を求める必要がないのなら、基材の両側に接着剤が設けられたテープであっても良く、接着剤もテープ全面に設ける必要はなく、接着すべき箇所にのみ設けるのであっても良い。
本発明に係る液晶表示装置1では、導光板21の上部に第1のフレキシブル基板12を図6に示すようにして固定し、第1のフレキシブル基板12の厚さを、導光板21と第1の液晶表示部40との間に配置した第1の光学素子(第1の拡散シート22、第1のプリズムシート23及び第2のプリズムシート24)の厚さ(約0.239mm)と略同じ厚さとした。即ち、第1のフレキシブル基板12の上面と第1の光学素子と上面を略同一平面になるように構成した。これによって、遮蔽シート60によって導光板ユニット20と第1の液晶表示部40と第1のフレキシブル基板12とを極めて安定且つ確実に接着することができた。
上記の実施例では、第1の光学素子として第1の拡散シート22、第1のプリズムシート23及び第2のプリズムシート24なる3枚のシートを用いたが、本発明はこの実施例に限定されるものではない。本発明の他の実施例として、導光板の出光面に拡散機能を形成し拡散シートを無くす場合がある。このときには、第1のプリズムシート23及び第2のプリズムシート24の合計の厚みが第1のフレキシブル基板の厚さとほぼ同じように、フレキシブル基板やプリズムシートの厚みを選択する必要がある。
また、第1の光学素子として第1の拡散シート22、第1のプリズムシート23及び第2のプリズムシート24なる3枚のシートを用いたが、表示部に最も近いプリズムシートが第1のフレキシブル基板より突出してしまう場合には、突出したプリズムシートを第1のフレキシブル基板に接着するのがよい。この接着は前記突出したプリズムシートは平らな状態でフレキシブル基板上に接着される様に前記部材の厚み関係を設定する必要がある。さらに、このときには遮光シートの厚みと突出プリズムシートの厚みを同じにするのがよい。このことは、第2の表示部がわである導光板21の凹部29に配設されるプリズムシートや拡散板の厚みと凹部29の凹み量(凹み厚さあるいは寸法)の関係についても同様な手段または技術思想が適用できる。
また、本発明に係る液晶表示装置1では、導光板21の凹部に、導光板21と第2の液晶表示部50との間に配置した第2の光学素子(第2の拡散シート25、第3のプリズムシート26及び第4のプリズムシート27)を配置した。さらに導光板21の凹部の厚さ(約0.35mm)と第2の光学素子の厚さ(約0.239mm)との合計が、導光板21の受光部28の厚さ(約0.6mm)と略同じとなるように構成した。即ち、導光板21の受光部28の上面と第2の光学素子と上面を略同一平面になるように構成した。これによって、遮蔽シート62によって導光板ユニット20と第2の液晶表示部50とを極めて安定且つ確実に接着することができた。
このように、本発明に係る液晶表示装置1では、導光板ユニット20の第1の液晶表示部40側をフラットに構成し、且つ導光板ユニット20の第2の液晶表示部50側をフラットに構成したので、導光板ユニット10と、第1及び第2の液晶表示部40及び50とを極めて安定且つ確実に接着することが可能となり、構造的に安定した構成を達成することができた。さらに、本発明は使用していない空間を無くしているため、スペース効率が良く、業界初というような超薄型の表示装置を得ることができた。
図8に、第2のフレキシブル基板とシールド板との他の接続方法を示す。
上記の実施形態では、図1に示すように、第2のフレキシブル基板70とシールド板81とを半田に付けして接続した。しかしながら、図8に示すような構成によって、第2のフレキシブル基板とシールド板とを接続するように構成しても良い。
図8の例では、第2のフレキシブル基板70は、舌部72を有し、舌部72をホルダー80の側面側に折り曲げて、折り曲げた箇所でシールド板81と半田付けによって接続するように構成した。前述したように、第2のフレキシブル基板70との半田付け時に熱が拡散しないように、舌部72が接続される箇所の周囲に切り欠き部84を設けた。
本発明に係わる液晶表示装置の斜視図である。 本発明に係わる液晶表示装置の断面図である。 本発明に係わる液晶表示装置に使用されるホルダーの一例を示す図である。 本発明に係わる液晶表示装置に使用されるシールド板の一例を示す図である。 (a)は本発明に係わる液晶表示装置に使用される導光板の平面図の一例を示し、(b)は(a)の側面図を示す図である。 発光部と導光板との位置決め方法を示す部分斜視図である。 (a)はフレキシブル基板による表示部の浮き上がりを示し、(b)は接着テープの作用を示す図である。 フレキシブル基板とシールド板の他の接続方法を示す図である。 従来の液晶表示装置の一例を示す図である。
符号の説明
1 液晶表示装置
11 LED
12 第1のフレキシブル基板
13、14 開口部
20 導光板ユニット
21 導光板
28 受光部
29 凹部
33、34 突出部
40 第1の液晶表示部
50 第2の液晶表示部
60 第1の遮蔽シート
70 第2のフレキシブル基板
80 ホルダー
81 シールド板
82 ランド
83 穴部
84 切り欠き部

Claims (17)

  1. 表示装置であって、
    表示部と、
    前記表示部を駆動するための駆動回路と、
    前記表示部の下方に配設され光源からの光を導光し前記表示部を照明する導光板と、
    前記駆動回路と電気的に接続されるフレキシブル基板と、
    前記表示部の上方に配設される前記駆動回路あるいは前記表示部からのノイズを遮断するためのシールド部材とを有し、
    前記シールド部材には前記シールド部材に近接されて配置する前記フレキシブル基板と電気的に接続するための接続部が設けられている、
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 前記シールド部材には、前記接続部の近傍に切欠部を有する、請求項1に記載の表示装置。
  3. 表示装置であって、
    表示部と、
    前記表示部を駆動するための駆動回路と、
    前記表示部の下方に配設され光源からの光を導光し前記表示部を照明する導光板と、
    前記駆動回路と電気的に接続されるフレキシブル基板と、
    前記表示部の上方に配設される前記駆動回路あるいは前記表示部からのノイズを遮断するためのシールド部材とを有し、
    前記フレキシブル基板には前記フレキシブル基板に近接されて配置する前記シールド部材と電気的に接続するための接続部が設けられている、
    ことを特徴とする表示装置。
  4. 前記シールド部材には、前記接続部の近傍に切欠部を有する、請求項3に記載の液晶表示装置。
  5. 表示装置であって、
    表示部と、
    前記表示部を駆動するための駆動回路と、
    前記表示部の下方に配設され光源からの光を導光し前記表示部を照明する導光ユニットと、
    前記駆動回路と電気的に接続されるフレキシブル基板と、
    前記表示部の上方に配設される前記駆動回路あるいは前記表示部からのノイズを遮断するためのシールド部材と、
    前記表示部の上方に配設される前記駆動回路あるいは前記表示部からのノイズを遮断するためのシールド部材と、
    前記表示部と前記導光ユニットとの間に接着シートとを有し、
    前記接着シートが前記表示部から前記導光ユニットの側方を通り前記導光ユニットの他方の面まで延長されて接着されている、
    ことを特徴とする表示装置。
  6. 前記接着シートが、不要な出射光を遮光する遮光シートである、請求項5に記載の表示装置。
  7. 前記導光ユニットは、受光部と出光部を有する導光板と、前記表示部と前記導光板との間に配置された光学素子を有する、請求項5又は6に記載の表示装置。
  8. 前記光学素子は、拡散シート、第1のプリズムシート及び第2のプリズムシートから構成される、請求項7に記載の表示装置。
  9. 液晶表示装置であって、
    第1の液晶表示部と、
    前記第1の液晶表示部を駆動するための第1の駆動回路と、
    第2の液晶表示部と、
    前記第2の液晶表示部を駆動するための第2の駆動回路と、
    発光素子と、
    前記発光素子からの光を一方の面側に配置された前記第1の液晶表示部及び他方の面側に配置された第2の液晶表示部に導くための導光板と、
    前記第1の駆動回路と前記第2の駆動回路を接続するためのフレキシブル基板と、
    前記第1及び第2の駆動回路から発生するノイズを遮断するためのシールド部材とを有し、
    前記フレキシブル基板と前記シールド部材とを接続するための接続部が前記シールド部材に設けられている、
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  10. 前記シールド部材は、前記接続部の周りに配置された切る欠き部を有する、請求項9に記載の液晶表示装置。
  11. 液晶表示装置であって、
    第1の液晶表示部と、
    前記第1の液晶表示部を駆動するための第1の駆動回路と、
    第2の液晶表示部と、
    前記第2の液晶表示部を駆動するための第2の駆動回路と、
    発光素子と、
    前記発光素子からの光を一方の面側に配置された前記第1の液晶表示装置及び他方の面側に配置された第2の液晶表示部に導くための導光板と、
    前記第1の駆動回路と前記第2の駆動回路を接続するためのフレキシブル基板と、
    前記第1及び第2の駆動回路から発生するノイズを遮断するためのシールド部材とを有し、
    前記フレキシブル基板と前記シールド部材とを接続するための接続部が前記フレキシブル基板に設けられている、
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  12. 前記シールド部材は、前記接続部の周りに配置された切る欠き部を有する、請求項11に記載の液晶表示装置。
  13. 液晶表示装置であって、
    第1の液晶表示部と、
    前記第1の液晶表示部を駆動するための第1の駆動回路と、
    第2の液晶表示部と、
    前記第2の液晶表示部を駆動するための第2の駆動回路と、
    発光素子と、
    前記発光素子からの光を一方の面側に配置された前記第1の液晶表示部及び他方の面側に配置された第2の液晶表示部に導くための導光板ユニットと、
    前記第1の駆動回路と前記第2の駆動回路を接続するためのフレキシブル基板と、
    前記第1及び第2の駆動回路から発生するノイズを遮断するためのシールド部材と、
    前記第1の液晶表示部と前記導光板ユニットにおける前記第1の液晶表示部と対向する一方面とを接着させるための接着シートを有し、
    前記接着シートが前記導光板ユニットの他方の面まで延長されている、
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  14. 前記接着シートは、前記第1の液晶表示部の遮光シートである、請求項13に記載の液晶表示装置。
  15. 前記導光板ユニットは、導光板と、前記第1の液晶表示部と前記導光板との間に配置された第1の光学素子と、前記第2の液晶表示部と前記導光板との間に配置された第2の光学素子とを有する、請求項13又は14に記載の液晶表示装置。
  16. 前記第1の光学素子は、拡散シート、第1のプリズムシート及び第2のプリズムシートから構成される、請求項15に記載の液晶表示装置。
  17. 前記第2の光学素子は、拡散シート、第1のプリズムシート及び第2のプリズムシートから構成される、請求項15に記載の液晶表示装置。
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JP2011138261A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Sony Corp 静電容量型入力装置および入力機能付き電気光学装置

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