JP2006326498A - 静止混合機 - Google Patents

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Abstract

【課題】気体と気体、気体と液体、気体と粉体等の流体同士の混合に際して、最低の圧力損失で攪拌混合可能な静止混合機を提供すること。
【解決手段】主流体流路となる流体配管1、2の途中に、該流体配管1、2の内径と同じ内径を有するリング状部材5を複数枚重ねて、該リング状部材5の内側に前記流体配管1、2内の流路と連通する混合部7を形成すると共に、該リング状部材5の外側を、該リング状部材5の外径よりも内径が大きい配管3で覆ってリング状部材5の外側に副流体室6を形成し、前記リング状部材5の外側を覆う配管3に前記副流体室6に連通する副流体導入口3aを設けてなり、前記各リング状部材5には、その外周面から内周面に亘って複数の貫通孔5aを有し、前記副流体室6内に圧入された副流体を該貫通孔5aを通ってリング状部材5内側の混合部7に導入可能に構成してなることを特徴とする静止混合機。
【選択図】 図1

Description

本発明は静止混合機に関し、詳しくは、気体と気体、気体と液体、気体と粉体等の流体同士の混合に際して、最低の圧力損失で攪拌混合可能な静止混合機に関する。
静止混合機は、通常、配管内部に混合要素を設け、該配管内を流れる流体に分割、反転、渦流作用を付与することで、攪拌のための動力を必要とせずに、気体と気体、気体と液体、気体と粉体等の流体同士の混合を促進する。このような静止混合機では、配管内部に設けた混合要素の流体に対する圧力損失が大きい程混合率が良いとされている。
本発明者は、従来よりこのような静止混合機について各種提案しており(特許文献1、2)、市場においていずれも高い評価を得ている。
特許第3127090号公報 特許第3127106号公報
静止混合機の混合率を考慮すると、上記の通り圧力損失が大きい方が望まれる一方、流体の混合時に圧力損失が大きいと、流体を圧送しているポンプの能力に関係してくるため、特に既設配管に静止混合機を設けるような場合には、ポンプの能力アップが必要となってコストアップ要因となることから、圧力損失は少ないことが望ましいと考えられる。
そこで、本発明は、気体と気体、気体と液体、気体と粉体等の流体同士の混合に際して、最低の圧力損失で攪拌混合可能な静止混合機を提供することを課題とする。
本発明の他の課題は、以下の記載により明らかとなる。
上記課題は、以下の各発明によって解決される。
(請求項1)
主流体流路となる流体配管の途中に、該流体配管の内径と同じ内径を有するリング状部材を複数枚重ねて、該リング状部材の内側に前記流体配管内の流路と連通する混合部を形成すると共に、該リング状部材の外側を、該リング状部材の外径よりも内径が大きい配管で覆ってリング状部材の外側に副流体室を形成し、
前記リング状部材の外側を覆う配管に前記副流体室に連通する副流体導入口を設けてなり、
前記各リング状部材には、その外周面から内周面に亘って複数の貫通孔を有し、前記副流体室内に圧入された副流体を該貫通孔を通ってリング状部材内側の混合部に導入可能に構成してなることを特徴とする静止混合機。
(請求項2)
前記リング状部材の各貫通孔は、前記混合部内に副流体を、主流体の流路方向に対して斜め方向に導入するように設けられていることを特徴とする請求項1記載の静止混合機。
(請求項3)
前記リング状部材の各貫通孔は、前記混合部内に副流体を、該リング状部材の径方向に対して斜め方向に導入するように設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の静止混合機。
(請求項4)
前記各リング状部材は、それぞれ交換可能に設けられていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の静止混合機。
(請求項5)
前記各リング状部材は、それぞれ該リング状部材の中心軸周りの取り付け角度を変更可能に設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の静止混合機。
(請求項6)
前記リング状部材には、前記流体配管の内径と同じ内径を有するリング状部材であって、その外周面から内周面に亘って複数の貫通孔を有すると共に、該内周面から主流体の流路方向に沿って傾斜状に突設され、前記副流体室内に圧入された副流体を混合部内の中心軸付近まで導入可能なノズルを有する少なくとも1枚のノズル付きリング状部材が重ねられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の静止混合機。
請求項1記載の発明によれば、配管内部の流路には流体の圧力損失を生じるような構造物を何も設けることなく主流体と副流体とを攪拌混合することができるため、最低の圧力損失で主流体と副流体との攪拌混合を行うことができる。
請求項2記載の発明によれば、混合部内に吐出される副流体に主流体の流路方向に対して傾斜する方向の偏向流を与えることができるため、主流体との攪拌混合効率を高めることができる。
請求項3記載の発明によれば、混合部内に吐出される副流体に渦流状の偏向流を与えることができるため、主流体との攪拌混合効率を高めることができる。
請求項4記載の発明によれば、リング状部材の増減、調整、洗浄等が容易に可能である。
請求項5記載の発明によれば、混合部内への副流体の吹き出し位置を各リング状部材で変化させることができる。
請求項6記載の発明によれば、ノズル付きリング状部材の各ノズルが流体を分割する作用をなし、より一層効率のよい攪拌混合を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明に係る静止混合機の断面図、図2は、図1の(II)-(II)線に沿う断面図である。
図1において、100は静止混合機、1は第1流体配管、2は第2流体配管、3は外套管であり、静止混合機100は、第1流体配管1に設けられたフランジ1bと第2流体配管2に設けられたフランジ2bとの間で、ボルト、ナットからなる締結部材4によって外套管3をガスケット3b、3bを介して液密及び気密状に挟着している。
第1流体配管1と第2流体配管2のそれぞれの内径は同径であり、外套管3の内径は、第1流体配管1と第2流体配管2の内径よりも大径とされ、その内部にはフランジ1bとフランジ2bとの間に複数枚のリング状部材5が重ねられ、各フランジ1b、2bによって挟着されている。外套管3には、その管壁の一部に副流体を管内部に導入するための副流体導入口3aが設けられている。
リング状部材5は、外径が外套管3の内径よりも小径であり、且つ、内径が第1流体配管1及び第2流体配管2の内径と同径に形成されている。これにより、外套管3の内側と各リング状部材5の外側との間には、副流体導入口3aから外套管3内に導入された副流体の流路となる副流体室6が形成されると共に、各リング状部材5の内側には、第1流体配管1の主流体導入口1aから導入された主流体が流路方向Aに沿って第2流体配管2の流出口2aへと至る直管状の流路が形成される。この各リング状部材5の内側の流路は、後述する主流体と副流体とを攪拌混合するための混合部7とされる。従って、混合部7の長さはリング状部材5の枚数によって規定される。
なお、図1において、1c、2cは静止混合機100を既設配管等に取り付けるためのフランジ、1dは第1流体配管1の流路内に、流路方向Aと直交する方向から流体を導入するための導入口である。この導入口1dは必要に応じて設けることができる。
リング状部材5の構成について図3、図4を用いて更に説明する。図3は1枚のリング状部材5を示す平面図、図4は図3の(IV)-(IV)線に沿う断面図である。
リング状部材5には、その外周面から内周面にかけて貫通する貫通孔5aが複数形成されている。各貫通孔5aは、リング状部材5の外側の副流体室6内の副流体を導入し、リング状部材5の内側の混合部7内に向けて主流体の流路方向Aと交叉するように吐出するための副流体吐出流路となるものであり、図示例では、90°の角度で均等に配置された4つの貫通孔5aが設けられているが、その数は特に限定されない。
貫通孔5aは、リング状部材5の外周面から中心軸O方向に向けて延び、その内周面側は、図3に示すように、平面視で中心軸O方向に向かう径方向aに対して角度αだけ傾斜しており、本発明において好ましい態様を示している。各貫通孔5aは全て同じ角度αで径方向aに対して同一方向に傾斜しており、図示例では、平面視時計方向に傾斜しているが、その向きは特に問わない。各貫通孔5aがこのように平面視で径方向aに対して角度αだけ同一方向に傾斜していることで、副流体がこれら貫通孔5aを通って副流体室6から混合部7内に吐出される際、吐出される副流体に渦流状の偏向流を与えることができ、第1流体配管1の主流体導入口1aから導入された主流体との攪拌混合効率を高めることができる。
この傾斜角度αは10〜50°が好ましく、より好ましくは20〜40°、最も好ましくは30°とすることである。
また、貫通孔5aは、リング状部材5の外周面から中心軸O方向に向けて延び、その内周面側は、図4に示すように、中心軸Oに向かう径方向bに対して角度βだけ傾斜しており、本発明において好ましい態様を示している。各貫通孔5aは全て同じ角度βで径方向b対して同一方向に傾斜しており、図示例では、図4上で上方向に傾斜しているが、その向きは特に問わない。各貫通孔5aがこのように径方向bに対して角度βだけ同一方向に傾斜していることで、副流体がこれら貫通孔5aを通って副流体室6から混合部7内に吐出される際、吐出される副流体に流路方向Aに対して傾斜する方向の偏向流を与えることができ、第1流体配管1の主流体導入口1aから導入された主流体との攪拌混合効率を高めることができる。
この傾斜角度βは10〜50°が好ましく、より好ましくは20〜40°、最も好ましくは30°とすることである。
リング状部材5においては、貫通孔5aの角度α及び角度βの双方の傾斜を有していることが最も好ましいが、いずれか一方の傾斜のみであってもよい。
図1に示す例では、各リング状部材5は、各貫通孔5aが全て図示上方向に傾斜するように重ね合わせており、主流体導入口1aから導入される主流体の流路方向Aと斜めから対向するように副流体を吐出するようになっている。
リング状部材5には、表裏両面にそれぞれOリング5b、5bが設けられており、互いに重ね合わされた際の各リング状部材5間を液密及び気密状とする。両面の各Oリング5b、5bは、それぞれ径が大小異なっており、各リング状部材5同士を同一向きに重ねた際に、隣接するリング状部材5間に大小2つのOリング5b、5bによる二重の密閉部が形成されるようになっている。
リング状部材5の外周面には、図3に示すように、凹溝5cがリング状部材5の中心軸Oに沿うように直線状に凹設されている。図示例では120°の角度で均等に配置された3つの凹溝5cが設けられているが、その数は2つ以上であれば特に問わない。但し、各凹溝5cは均等角度で配置されていることが好ましい。
リング状部材5は、図1、図2に示すようにフランジ1bとフランジ2bとの間で複数枚重ね合わせられた際、各リング状部材5間の凹溝5cを一直線上に並ぶように位置合わせし、フランジ1b、2b間に亘って各凹溝5cに丸棒8をそれぞれ係合させることで、各リング状部材5は第1流体配管1、第2流体配管2と同心状となるように位置決めされると共に、その中心軸O周りの回転防止が図られるようになっている。
静止混合機100は、第1流体配管1のフランジ1bと第2流体配管2のフランジ2bとの間に複数枚のリング状部材5が重ね合わされ、その外側を外套管3によって覆われた状態で挟着されることで、主流体導入口1aから混合部7を通って排出口2aへと至る直管状の流路が形成される。
次に、このような静止混合機100における主流体と副流体との攪拌混合作用について、図5を参照しつつ説明する。
第1流体配管1の主流体導入口1aから導入された主流体F1は流路方向Aに沿って混合部7に流入される。一方、副流体F2は、図示しないポンプ、コンプレッサー等の圧送手段によって、外套管3の副流体導入口3aから副流体室6内に圧入される。副流体室6内に圧入された副流体F2は、各リング状部材5の貫通孔5aを通ってその内側の混合部7内に流入される。
このとき、副流体は、副流体室6から混合部7内に臨んで開口する各貫通孔5aから、主流体F1の流路方向Aと交叉する方向から混合部7内に流入されるため、主流体F1と副流体F2とは衝突し合い、反転し、渦流fとなって互いに攪拌混合され、混合流体F3とされる。
この静止混合機100によれば、混合部7を形成するリング状部材5の内径が、第1流体配管1及び第2流体配管2の内径と同径であり、それらが同心状に設けられ、内部の流路は流体の圧力損失を生じるような構造物が何も設けられていない直管状であるため、最低の圧力損失で主流体F1と副流体F2とを攪拌混合することが可能となる。
特に、図1、図5に示すように、各リング状部材5の各貫通孔5aが、主流体F1の流路方向Aと斜め方向Bから対向するように副流体F2を吐出するようになっていると、混合部7内において主流体F1と副流体F2とが激しく衝突し合うことにより、大きな反転、渦流作用を付与することができるため、攪拌混合効率をより高めることができる。
リング状部材5は、フランジ1b、2bを取り外すことによって容易に取り外し及び交換が可能である。これによってリング状部材5の調整、洗浄等が容易に可能である。
また、図1に示す例では7枚のリング状部材5を重ね合わせているが、混合部7はリング状部材5の枚数によって規定されるため、静止混合機100は、リング状部材5の枚数を攪拌混合される流体の種類や混合率に応じて適宜増減することで、仕様変更が容易に可能である。更に、1枚のリング状部材5において複数の凹溝5cを等角度となるように配置させておけば、複数のリング状部材5の各々をその中心軸O周りに角度差をつけて配置することで、隣接するリング状部材5相互間の各貫通孔5aの位置をずらし、混合部7内に圧入される副流体F2の吹き出し位置を変化させることも可能である。すなわち、リング状部材5の枚数、配置を攪拌混合する流体に応じて適宜変更することで、最も適した条件に設定することが容易に可能である。
もちろん、各リング状部材5は、その表裏を変えて重ね合わせるようにすることもできる。図1、図4に示すリング状部材5のように、貫通孔5aが角度βで同一方向に傾斜しているものでは、そのうちの一部のリング状部材5を表裏反転させて貫通孔5aの向きを反転させることで、混合部7に圧入される副流体同士の衝突作用によって、主流体との反転、渦流作用の促進化を図り得るようにすることもできる。
静止混合機100において、主流体は主流体導入口1aから導入するものに限らず、第1流体配管1の管壁に設けられた導入口1dから導入することもできる。また、攪拌混合される流体は2流体に限らず、主流体導入口1aに加えて導入口1dを利用することで更に付加させることもできる。更に、第1流体配管1の管壁に設けられる導入口1dの数及び/又は外套管3の管壁に設けられる導入口3aの数を更に増加させることで、攪拌混合される流体の数を増加させることもできる。
図6〜図8は、静止混合機の別の態様を示している。図1〜図4と同一符号の部位は同一構成の部位を示しているので、それらの説明は上記記載を援用し、ここでは省略する。
図6は別の態様に係る静止混合機の断面図である。この静止混合機200は、混合部7を形成するリング状部材5に、ノズル付きリング状部材50を付加的に用いている点で、上記した静止混合機100と相違している。
ノズル付きリング状部材50の構成について図7、図8を用いて更に説明する。図7は1枚のノズル付きリング状部材50を示す平面図、図8は図7の(VIII)-(VIII)線に沿う断面図である。
ノズル付きリング状部材50は、その外径及び内径がノズル部材5と同一形状であり、リング状部材5と同様、その表裏両面にはそれぞれOリング5b、5bが設けられていると共に、その外周面には複数の凹溝5cが凹設されている。
ノズル付きリング状部材50には、その外周面から内周面にかけて貫通する貫通孔50aが複数形成されている。図示例では、120°の角度で均等に配置された3つの貫通孔50aが設けられているが、その数は特に限定されない。
各貫通孔50aの内周面側の開口には、該貫通孔50aに連通するノズル51がそれぞれ設けられている。各ノズル51は、図7に示すように、平面視で中心軸O方向に向かって延びており、その先端のノズル出口51aは中心軸Oの周囲に配置されている。また、各ノズル51は、図8に示すように、ノズル付きリング状部材50の内周面から中心軸Oに向かう径方向bに対して角度γだけ同一方向に傾斜している。これにより、副流体室6内の副流体は、このノズル付きリング状部材50の外側から貫通孔50aを通り、更にノズル51内を通ってノズル出口51aから混合部7内の中心軸O付近に吐出されるようになっている。この傾斜角度γは30〜60°が好ましく、より好ましくは40〜50°、最も好ましくは45°とすることである。
このようなノズル付きリング状部材50は、図6に示すように、リング状部材5と共に重ね合わされてフランジ1b、2b間に挟着されることで、リング状部材5と一体となって内側に混合部7を形成する。ノズル付きリング状部材50の使用枚数は図6では3枚となっているが、特に問わない。各ノズル付きリング状部材50は、ノズル51の傾斜方向が図示下向きとなり、混合部7内に、主流体の流路方向Aに沿うように斜め方向Cに副流体を吐出するように配置される。
これにより、静止混合機200は、上記した静止混合機100の反転、渦流作用に加えて、ノズル付きリング状部材50の各ノズル51が流体を分割する作用をなし、より一層効率のよい攪拌混合を行うことができる。このとき、各ノズル51は流路方向Aに対して順方向に傾斜しているため、攪拌混合に際して大きな圧力損失を伴うことはない。複数のノズル付きリング状部材50を用いる場合でも、隣接するノズル付きリング状部材50の各ノズル51の位置を流路方向Aに沿って合わせるようにすれば、圧力損失を最小にすることができる。
以上説明した静止混合機100、200は、フランジ1c、2cを用いて既設配管等に接続するものに限らず、図示しないが、主流体導入口1a、流出口2aの外周又は内周に螺合溝を設け、この螺合溝によって接続するようにしてもよい。
また、フランジ1b、2b間で外套管3及びリング状部材5(ノズル付きリング状部材50)を挟着する締結部材4は、各リング状部材5(ノズル付きリング状部材50)の位置決め及び回転防止を図るための丸棒8を兼用してもよい。
本発明において攪拌混合される主流体と副流体は、気体(ガス体を含む)、液体のいずれでもよく、従って、静止混合機100、200では、気体(主流体)と気体(副流体)、気体(主流体)と液体(副流体)、液体(主流体)と気体(副流体)、液体(主流体)と液体(副流体)の攪拌混合を行うことができる。その他、主流体を粉体、副流体を気体とし、静止混合機100、200において粉体と気体との攪拌混合を行う場合にも用いることができる。
本発明に係る静止混合機の断面図 図1の(II)-(II)線に沿う断面図 1枚のリング状部材を示す平面図 図3の(IV)-(IV)線に沿う断面図 主流体と副流体との攪拌混合作用を説明する図 別の態様に係る静止混合機の断面図 1枚のノズル付きリング状部材を示す平面図 図7の(VIII)-(VIII)線に沿う断面図
符号の説明
1:第1流体配管
1a:主流体導入口
1b、1c:フランジ
1d:導入口
2:第2流体配管
2a:流出口
2b、2c:フランジ
3:外套管
3a:副流体導入口
3b:ガスケット
4:締結部材
5:リング状部材
5a:貫通孔
5b:Oリング
5c:凹溝
6:副流体室
7:混合部
8:丸棒
50:ノズル付きリング状部材
50a:貫通孔
51:ノズル
51a:ノズル出口

Claims (6)

  1. 主流体流路となる流体配管の途中に、該流体配管の内径と同じ内径を有するリング状部材を複数枚重ねて、該リング状部材の内側に前記流体配管内の流路と連通する混合部を形成すると共に、該リング状部材の外側を、該リング状部材の外径よりも内径が大きい配管で覆ってリング状部材の外側に副流体室を形成し、
    前記リング状部材の外側を覆う配管に前記副流体室に連通する副流体導入口を設けてなり、
    前記各リング状部材には、その外周面から内周面に亘って複数の貫通孔を有し、前記副流体室内に圧入された副流体を該貫通孔を通ってリング状部材内側の混合部に導入可能に構成してなることを特徴とする静止混合機。
  2. 前記リング状部材の各貫通孔は、前記混合部内に副流体を、主流体の流路方向に対して斜め方向に導入するように設けられていることを特徴とする請求項1記載の静止混合機。
  3. 前記リング状部材の各貫通孔は、前記混合部内に副流体を、該リング状部材の径方向に対して斜め方向に導入するように設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の静止混合機。
  4. 前記各リング状部材は、それぞれ交換可能に設けられていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の静止混合機。
  5. 前記各リング状部材は、それぞれ該リング状部材の中心軸周りの取り付け角度を変更可能に設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の静止混合機。
  6. 前記リング状部材には、前記流体配管の内径と同じ内径を有するリング状部材であって、その外周面から内周面に亘って複数の貫通孔を有すると共に、該内周面から主流体の流路方向に沿って傾斜状に突設され、前記副流体室内に圧入された副流体を混合部内の中心軸付近まで導入可能なノズルを有する少なくとも1枚のノズル付きリング状部材が重ねられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の静止混合機。
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