JP2006326191A - 注射器用トレイ - Google Patents

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Yasushi Ito
靖 伊藤
Shigeki Numata
繁樹 沼田
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    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/008Racks for supporting syringes or needles

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Abstract

【課題】輸送時の荷崩れなどを起こさず、かつ寸法の異なる注射器であっても確実に把持できる注射器用トレイを低コストで提供する。
【解決手段】押子20と注射筒11とを有する注射器10を着脱自在に保持するためのトレイであって、注射筒11を把持する注射筒把持部30と、押子20を把持する押子把持部40とを有し、押子把持部40が、注射筒把持部30の把持に適した寸法の注射器よりも小さな注射器の押子を把持するのに適した構造を有することを注射器用トレイ1。
【選択図】図1

Description

本発明は、診断や治療などの医療行為に用いられる注射器を収納するためのトレイに関するものである。
プラスチック成型による包装容器として、プラスチックシートを加熱下にプレスして製品のホールド部を形成し、該ホールド部に製品を把持させる包装用のトレイが広く普及している。このようなトレイは、医療器具の分野でも採用されており、注射器や注射針の包装用に用いられている。
特許文献1は、注射器を一本単位でブリスター包装する技術を開示している。
また近年、カテーテル手術等、一度に多数のディスポーザブル(使い捨て)の医療器具を使用する際に、必要とする多数の器具をひとつに包装してキット化し、購入や準備の手間を簡略化するとともに、誤使用や誤準備を防止しようとする動きがある。例えば、特許文献2参照。
特開2002−225931号公報 特開2002−136597号公報
特許文献2に示されるように、一つの手術に複数の注射器を使用する手技のためのキットには、複数の注射器を一つに包装する必要があるが、特許文献2では、これらを一つの収納部にまとめて収納させているため、輸送時などに荷崩れを起こす可能性がある。
特許文献1のようなブリスター包装は、単品ずつパックされているため、キットにする場合には嵩張り、ごみを増やすことになるため、適さない。また、多数の注射器を包装するようなブリスター包装を採用することも考えられるが、このようなキット製品は、病院の方針や患者の状況などに応じて、様々なサイズの注射器が要望されることがあるため、ブリスター包装の寸法のバリエーションを多数用意しておく必要が生じるため、コスト的に好ましくない。
本願発明は、このような問題点に鑑みてなされ、輸送時の荷崩れなどを起こさず、かつ寸法の異なる注射器であっても確実に把持できる注射器用トレイを低コストで提供することを目的とする。
このような目的は、下記(1)から(6)の本発明により達成される。
(1)押子と注射筒とを有する注射器を着脱自在に保持するためのトレイであって、前記注射筒を把持する注射筒把持部と、前記押子を把持する押子把持部とを有し、該押子把持部が、前記注射筒把持部の把持に適した寸法の注射器よりも小さな注射器の押子を把持するのに適した構造を有することを特徴とする注射器用トレイ。
(2)前記トレイが底面を有し、前記注射筒把持部と前記押子把持部が、前記底面から突出する一対の突起により構成されなることを特徴とする上記(1)に記載の注射器用トレイ。
(3)前記押子把持部が、前記底面から突出する一対の突起の頂部において、内側に突出した一対の固定突起を更に有することを特徴とする上記(2)に記載の注射器用トレイ。
(4)前記注射筒把持部と前記押子把持部が、注射器の長手方向に沿って離れた位置に形成されてなることを特徴とする上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の注射器用トレイ。
(5)前記注射筒把持部を複数有することを特徴とする上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の注射器用トレイ。
(6)前記押子が複数のリブを有することを特徴とする上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の注射器用トレイ。
本発明の注射器用トレイによれば、大きな注射器を収納する際には注射筒把持部を使用し、小さな注射器を収納する際には押子把持部を使用して注射器を固定できるため、一種類のトレイを準備すれば、ユーザーの様々な要求に応じた注射器を、荷崩れを起こさないように包装することができ、費用的にも効率がよい。
以下、本発明の注射器用トレイを添付図面に示す好適構成例に基づいて詳細に説明する。本実施形態の注射器用トレイは、複数の注射器をキットとして組み込む際に適した構成のものである。
図1は、本発明の注射器用トレイの実施形態として、トレイ1に被包装物である注射器10を配置する様子を示す斜視図である。
図1において、注射器10は、押子20と注射筒11とを有し、押子20は注射筒11に挿入された形態で、押子20の先端に設けられた図示しないガスケットにより、注射筒11の内面に比較的強い力で保持されることとなる。
注射筒11は、図示しない注射針やその他のチューブ類に接続するためのルアーコネクタ12と、薬液貯留部である筒状本体部13と、注入時に指をかけるグリップとするためのフランジ14とからなる。
押子11は、先端に設けられ筒状本体部13内に配置された図示しないガスケットと、基端に設けられた円盤状の押圧部21と、押子本体部22とからなる。押子本体部22は、複数のリブ23からなり、例えば4つのリブにより断面が十字型となるよう構成される。
トレイ1は、プラスチックシートを真空成形や圧空成形、プレス成形等の製造方法により加工し形成されている。
図1において、30は注射筒11を把持するための注射筒把持部であり、6本の注射筒を並列に固定可能なように、6つ並列に形成されている。注射筒把持部30は、トレイ1の底面から突出するように設けられた一対の突起が、注射筒11の筒状本体部13を左右から包み込むような形状に構成される。6つの注射筒把持部30の内、図中右側の2つの注射筒把持部30a、30bは、キットとして製品に組み込まれる対象となる注射器のサイズとして比較的大きく、想定される最大サイズとなる注射筒11をちょうど把持するのに適した寸法で形成されている。また、図中左側の4つの注射筒把持部30c〜fは、キットとして製品に組み込まれる対象となる注射器のサイズとして比較的小さく、用途が多いため多くの数を消費されることが想定される注射筒11をちょうど把持するのに適した寸法で形成されている。例えば、注射筒把持部30a、30bは、容量20mlの注射器に適した寸法であり、注射筒把持部30c〜fは、容量10mlの注射器に適した寸法で形成される。
注射筒把持部30bには、注射器10の長手方向に沿い、かつ注射筒把持部30bから離れた位置に、押子把持部40が設けられている。押子把持部40は、押子20を必要に応じて把持することができる。なお、注射筒把持部30bと押子把持部40が分離した位置に形成され、両者の間に空間が設けられているのは、フランジ14が収まる空間を用意するためと、取扱いの際に指を入れる空間を確保するためである。
図2は、押子把持部40の詳細な構成を説明するための図である。押子把持部40は、トレイ1の底面から突出するように設けられた一対の突起41a、41bを有し、一対の突起41a、41bの内側には更に一対の固定突起42a、42bが形成されている。
図2(a)は、把持対象の注射器10が、注射筒把持部30bの寸法に適した比較的大きいサイズのものであった場合の押子把持部40の様子を示している。図2(a)の場合、注射器10は、注射筒把持部30bにしっかりと把持されているため、押子把持部40では把持を行う必要が無い。そのため、押子本体部22の十字型のリブ23を+方向に設置することによって、押子本体部22は一対の突起41a、41bの頂部に単に置かれた状態となり、把持はなされていない。
図2(b)は、把持対象の注射器10が、注射筒把持部30bの寸法に適さない比較的小さいサイズのものであった場合の押子把持部40の様子を示している。図2(b)の場合、注射器10は、注射筒把持部30b内にルーズな状態で配置されることとなるため、押子把持部40で固定する必要がある。そのため、押子本体部22の十字型のリブ23を×方向に設置することによって、押子本体部22の2つのリブ23が一対の固定突起42a、42bに嵌まり、固定される。なお、押子本体部22は、円盤状の押圧部21がトレイ1の底面に接触し、注射筒11が注射筒把持部30bの底部に接触することにより、図2(b)の状態が維持され、図中下方に下がることなく、把持される。すなわち、押子把持部40は、注射筒把持部30bの把持に適した寸法の注射筒を有する注射器よりも、小さな寸法の注射筒を有する注射器の押子を把持するのに適した構造を有する。
本実施形態によれば、トレイ1は、比較的大きな注射器2本と比較的小さな注射器4本を装備する場合と、比較的大きな注射器1本と比較的小さな注射器5本を装備する場合とを必要に応じて使い分けることができる。
以上、本発明の実施形態を図面に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図3に変形例として示すように、押子把持部40をすべての注射筒把持部30a〜fに対して設けても良い。そのようにすることによって、装備できる注射器のサイズのバリエーションを増加させることが可能となる。
また、注射筒把持部30が、筒状本体部13でなく、フランジ14など、別の部位を把持するものであっても良く、押子本体部22のリブ23は、8つなど、4つ以上あるものであってもよい。
トレイ1に注射器10を配置する様子を示す図である。 押子把持部40の詳細な構成を説明するための図である。 トレイ1の変形例を示す図である。
符号の説明
1 トレイ
10 注射器
11 注射筒
20 押子
30 注射筒把持部
40 押子把持部

Claims (6)

  1. 押子と注射筒とを有する注射器を着脱自在に保持するためのトレイであって、前記注射筒を把持する注射筒把持部と、前記押子を把持する押子把持部とを有し、該押子把持部が、前記注射筒把持部の把持に適した寸法の注射器よりも小さな注射器の押子を把持するのに適した構造を有することを特徴とする注射器用トレイ。
  2. 前記トレイが底面を有し、前記注射筒把持部と前記押子把持部が、前記底面から突出する一対の突起により構成されなることを特徴とする請求項1に記載の注射器用トレイ。
  3. 前記押子把持部が、前記底面から突出する一対の突起の頂部において、内側に突出した一対の固定突起を更に有することを特徴とする請求項2に記載の注射器用トレイ。
  4. 前記注射筒把持部と前記押子把持部が、注射器の長手方向に沿って離れた位置に形成されてなることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の注射器用トレイ。
  5. 前記注射筒把持部を複数有することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の注射器用トレイ。
  6. 前記押子が複数のリブを有することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の注射器用トレイ。

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