JP2006325079A - 液晶パネルスピーカ - Google Patents

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Abstract

【課題】 表示への悪影響なしに、マルチチャンネルスピーカとして構成できる液晶パネルスピーカを提供することにある。
【解決手段】 液晶表示部102の全面を覆う中央の振動パネル103と、この中央の振動パネル103の左右外側に位置する左右の振動パネル105,107とを備えている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、液晶パネルスピーカに関する。
平面パネルを振動させて音を出力するパネルスピーカがある。このパネルスピーカには、分布振動モードと呼ばれる、振動パネルを分割振動させる方式がある。この分布振動を用いて一枚の振動パネル内の左右位置に、左右それぞれの音源用振動子を配置することで、一枚のパネルでもステレオ再生することが可能である。
また、他のパネルスピーカとしては、パネルスピーカの振動パネルを複数の領域に分割してマルチチャンネンルのスピーカとすることで、周波数特性やステレオ分離特性を改善するものもある(特開2000−125391号公報:特許文献1参照、特開2003−125475号公報:特許文献2参照)。
また、別のパネルスピーカとしては、シリコンパネルにロジック回路および液晶表示回路を混在して搭載し、さらに、この液晶表示回路の液晶表示部の前面に、透明ガラスパネルを設け、このパネルを振動子で振動させ音を出すものがある。
ここでは、この別のパネルスピーカを液晶パネルスピーカと呼ぶことにする。この液晶パネルスピーカは、一枚のパネルに、ロジック回路、液晶表示回路およびスピーカ機能を搭載できるので、コストを削減でき、かつ、コンパクトに実装できるというメリットがある。
しかしながら、上記表示領域上の一枚の振動パネルを分布振動モードで振動させる場合、低域から高域まで広い周波数帯域をカバーする周波数特性を持たせることは困難であった。また、左右のステレオ分離の特性も不十分である課題があった。
そこで、周波数特性やステレオ分離特性を改善する目的で、上記他のパネルスピーカのように振動パネルを分割する方式が考えられるが、液晶パネルスピーカでは、上記液晶表示部上の振動パネルを分割すると、上記液晶表示部による表示に筋が入るなどの悪影響があった。
特開2000−125391号公報 特開2003−125475号公報
そこで、この発明の課題は、表示への悪影響なしに、マルチチャンネルスピーカとして構成できる液晶パネルスピーカを提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の液晶パネルスピーカは、
シリコンパネルと、
このシリコンパネルの左右方向中央位置に設けられた液晶表示部と、
この液晶表示部の全面を覆うように上記シリコンパネルに設けられた透明な中央の振動パネルと、
この中央の振動パネルの左右外側に位置するように上記シリコンパネルに設けられた左右の振動パネルと
を備えることを特徴としている。
この発明の液晶パネルスピーカによれば、上記液晶表示部の全面は一枚の上記中央の振動パネルに覆われているので、上記中央の振動パネルには分割溝がなくて、上記液晶表示部による表示に、上記中央の振動パネルによって筋が入ることがなく、上記液晶表示部による表示に悪影響がない。また、スピーカは、上記中央の振動パネルと上記左右の振動パネルとに分割されているので、マルチチャンネルスピーカとして構成できる。また、一枚の上記シリコンパネルに上記液晶表示部および上記振動パネルを搭載できるので、コストの低減および小型化を図ることができる。
また、一実施形態の液晶パネルスピーカでは、
上記シリコンパネルに設けられたステレオ右側音声信号処理部と、
上記シリコンパネルに設けられたステレオ左側音声信号処理部と、
上記シリコンパネルに設けられると共に上記ステレオ右側音声信号処理部および上記ステレオ左側音声信号処理部からのステレオ信号を混合して生成したモノラル信号を上記中央の振動パネルに出力する加算器と
を備える。
この実施形態の液晶パネルスピーカによれば、上記加算器は、(大きな面積に設定可能な)上記中央の振動パネルにモノラル信号を出力しているので、上記中央の振動パネルの再生周波数特性に合わせた低域周波数の信号を上記中央の振動パネルに出力できる。このように、音量不足や消費電力の無駄を防止して、再生効率を向上できて、低域周波数の再生特性を改善できる。さらに、一枚の上記シリコンパネルに上記ステレオ右側音声信号処理部、上記ステレオ左側音声信号処理部および上記加算器を搭載できるので、コストの低減および小型化を図ることができる。
また、一実施形態の液晶パネルスピーカでは、上記中央の振動パネルの剛性は、上記左右の振動パネルの剛性よりも、大きい。
この実施形態の液晶パネルスピーカによれば、上記中央の振動パネルの剛性を高くすることで、上記中央の振動パネルの平面振動が生じ易くなり、低域周波数信号が再生し易くなって、低域周波数の再生特性が一層改善される。
また、一実施形態の液晶パネルスピーカでは、上記中央の振動パネルに、異なる位置に配置された複数の振動子が設けられている。
この実施形態の液晶パネルスピーカによれば、上記中央の振動パネルに、異なる位置に配置された複数の振動子が設けられているので、上記中央の振動パネルの平面振動が生じ易くなり、低域周波数信号が再生し易くなって、低域周波数の再生特性が一層改善される。
また、一実施形態の液晶パネルスピーカでは、上記右の振動パネルに設けられた振動子は、上記ステレオ右側音声信号処理部からの右ステレオ信号を受け、上記左の振動パネルに設けられた振動子は、上記ステレオ左側音声信号処理部からの左ステレオ信号を受ける。
この実施形態の液晶パネルスピーカによれば、上記右の振動パネルに設けられた振動子は、上記ステレオ右側音声信号処理部からの右ステレオ信号を受け、上記左の振動パネルに設けられた振動子は、上記ステレオ左側音声信号処理部からの左ステレオ信号を受けるので、(小さな面積に設定可能な)上記左右の振動パネルの再生周波数特性に合わせた高域周波数の信号を上記左右の振動パネルに出力できる。このように、音量不足や消費電力の無駄を防止して、再生効率を向上できて、高域周波数の再生特性を改善できる。また、高域周波数用の上記左右の振動パネルを、左右の離れた位置に配置することで、音の拡がりをだすことができて、ステレオ分離特性を効果的に改善できる。
また、一実施形態の液晶パネルスピーカでは、上記シリコンパネルに設けられると共に上記左右のステレオ信号にステレオ感強調処理を施して上記左右の振動パネルに出力するステレオ感強調処理回路を備える。
この実施形態の液晶パネルスピーカによれば、左右のステレオ信号にステレオ感を強調する処理を施しているので、上記左右の振動パネルの実際の位置より拡がった位置から音声が再生される効果が得られる。さらに、一枚の上記シリコンパネルに上記ステレオ感強調処理回路を搭載できるので、コストの低減および小型化を図ることができる。
また、一実施形態の液晶パネルスピーカでは、上記シリコンパネルに、音響信号を複数の周波数帯域に分割するフィルタを設け、この帯域分割された信号を上記複数の振動パネルの再生周波数帯域に合わせて上記複数の振動パネルに出力する。
この実施形態の液晶パネルスピーカによれば、上記各振動パネルの再生周波数帯域に合うように、上記各振動パネルへの入力信号を、上記フィルタによって処理しているので、上記各振動パネルの出力特性が改善され、音量増加や消費電力低下などが改善される。さらに、一枚の上記シリコンパネルに上記フィルタを搭載できるので、コストの低減および小型化を図ることができる。
また、この発明の液晶パネルスピーカは、
シリコンパネルと、
このシリコンパネルに設けられた液晶表示部と、
この液晶表示部の全面を覆うように上記シリコンパネルに設けられた透明な第1の振動パネルと、
この第1の振動パネルの外側に位置するように上記シリコンパネルに設けられた第2の振動パネルと、
上記シリコンパネルに設けられると共に、音響信号を複数の周波数帯域に分割し、この帯域分割された信号を上記第1と上記第2の振動パネルの再生周波数帯域に合わせて上記第1と上記第2の振動パネルに出力するフィルタと
を備えることを特徴としている。
この発明の液晶パネルスピーカによれば、上記液晶表示部の全面は一枚の上記第1の振動パネルに覆われているので、上記第1の振動パネルには分割溝がなくて、上記液晶表示部による表示に、上記第1の振動パネルによって筋が入ることがなく、上記液晶表示部による表示に悪影響がない。また、スピーカは、上記第1の振動パネルと上記第2の振動パネルとに分割されているので、マルチチャンネルスピーカとして構成できる。また、一枚の上記シリコンパネルに上記液晶表示部、上記振動パネルおよび上記フィルタを搭載できるので、コストの低減および小型化を図ることができる。また、上記各振動パネルの再生周波数帯域に合うように、上記各振動パネルへの入力信号を、上記フィルタによって処理しているので、上記各振動パネルの出力特性が改善され、音量増加や消費電力低下などが改善される。
また、一実施形態の液晶パネルスピーカでは、上記フィルタは、上記第1の振動パネルに低域周波数の信号を出力する一方、上記第2の振動パネルに高域周波数の信号を出力する。
この実施形態の液晶パネルスピーカによれば、上記フィルタは、(大きな面積に設定可能な)上記第1の振動パネルに低域周波数の信号を出力するので、上記第1の振動パネルの再生周波数特性に合わせた低域周波数の信号を上記第1の振動パネルに出力できる。また、上記フィルタは、(小さな面積に設定可能な)上記第2の振動パネルに高域周波数の信号を出力するので、上記第2の振動パネルの再生周波数特性に合わせた高域周波数の信号を上記第2の振動パネルに出力できる。このように、低域周波数の再生特性、および、高域周波数の再生特性を改善できる。
この発明の液晶パネルスピーカによれば、上記液晶表示部の全面を覆う上記中央の振動パネルと上記中央の振動パネルの左右外側に位置する上記左右の振動パネルとを備えるので、表示への悪影響がなく、マルチチャンネルスピーカとして構成できる。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、この発明の液晶パネルスピーカの第1実施形態である簡略構成図を示している。この液晶パネルスピーカは、シリコンパネル101と、液晶表示部102と、振動パネル103,105,107と、ステレオ左側音声信号処理部109と、ステレオ右側音声信号処理部110と、加算器111とを備える。
上記液晶表示部102、上記ステレオ左側音声信号処理部109、上記ステレオ右側音声信号処理部110および上記加算器111の回路(駆動部を含む)を、上記シリコンパネル101に直接に実装することが可能であり、ロジック回路を別途設ける必要はない。
上記液晶表示部102は、上記シリコンパネル101の左右方向中央位置にある。中央の上記振動パネル103は、上記液晶表示部102の全面を覆っている。左右の上記振動パネル105,107は、上記中央の振動パネル103の左右外側に位置している。
上記左の振動パネル105に、左側の振動子106が設けられ、上記ステレオ左側音声信号処理部109は、上記左側の振動子106に接続される。上記ステレオ左側音声信号処理部109から出力された左ステレオ信号は、上記左側の振動子106に入力され、上記左側の振動パネル105を振動させる。
上記右の振動パネル107に、右側の振動子108が設けられ、上記ステレオ右側音声信号処理部110は、上記右側の振動子108に接続される。上記ステレオ右側音声信号処理部110から出力された右ステレオ信号は、上記右側の振動子108に入力され、上記右側の振動パネル107を振動させる。
上記左右の振動パネル105,107は、上記中央の振動パネル103と完全に切断され分離されていてもよく、または、上記左右の振動パネル105,107は、上記中央の振動パネル103に一体に連続されていてもよい。なお、一体に連続されている場合、上記左右の振動パネル105,107と上記中央の振動パネル103とは、隣り合う2つのパネルの振動が境界を越えて伝播しないように、この境界部分を上記シリコンパネル101に接着するようにしてもよい。
ここで、上記左右の振動パネル105,107の面積は、上記中央の振動パネル103の面積に比べて小さくてもよい。パネルスピーカの場合、低域周波数の再生に対しては、振動パネルの面積は大きい方が望ましく、逆に、高域周波数の再生に対しては、振動パネルの面積は小さくてもよい。
また、人間の聴覚において音源位置の知覚には高域周波数成分が重要であるので、ステレオ感等の音の拡がり感を出すためには、左右それぞれのスピーカの距離を離して配置することが効果的である。ゆえに、互いに離隔している上記左右の振動パネル105,107にステレオ信号を出力することは、ステレオ特性の改善には非常に有効である。
上記中央の振動パネル103は、上記液晶表示部102が見えるように透明で、かつ、上記液晶表示部102の全体を覆っている。液晶パネルスピーカにおいて、上記液晶表示部102の面積は、上記シリコンパネル101の大部分の面積を占めることが一般的である。このように、上記中央の振動パネル103の面積を大きくすることで、低周波信号の再生特性を改善できる。
また、上記中央の振動パネル103の剛性は、上記左右の振動パネル105,107の剛性よりも、大きくしてもよい。このように、上記中央の振動パネル103として、例えば、上記左右の振動パネル105,107より厚さの厚い振動パネルを用いる、あるいはヤング率の高い比較的剛性の高い材質を用いることで、上記中央の振動パネル103を平面振動し易くして、低周波信号の再生特性を改善できる。
上記中央の振動パネル103に、異なる位置に配置された複数の中央の振動子104が設けられ、上記加算器111は、上記複数の中央の振動子104に接続される。上記複数の振動子104は、上記中央の振動パネル103の四隅にある。なお、上記振動子104は、一つでもよい。
上記加算器111は、上記ステレオ左側音声信号処理部109および上記ステレオ右側音声信号処理部110に接続される。上記加算器111は、上記ステレオ左側音声信号処理部109および上記ステレオ右側音声信号処理部110のそれぞれから入力されるステレオ信号を混合してモノラル信号を生成し、このモノラル信号を上記振動子104に出力し、上記中央の振動パネル103を振動させる。
このように、異なる位置に配置された上記複数の振動子104を、同相の振動で駆動することができ、上記中央の振動パネル103が平面振動し易くなる。これにより、低域周波数の再生特性を改善することができる。
つまり、背景技術で記述したように、一枚の振動パネル内の左右位置に、左右それぞれの音源用振動子を配置することで、一枚のパネルでもステレオ再生するものもあるが、この発明では、上記中央の振動パネル103をモノラル再生用スピーカとして使用し、上記左右の振動パネル105,107をステレオ再生用スピーカとして使用する。このように、この発明では、スピーカを3つの領域に分割している。
上記構成の液晶パネルスピーカによれば、これまで液晶パネルスピーカで問題であった、周波数特性やステレオ分離特性の課題が改善される。また、上記液晶表示部102の全面は一枚の上記中央の振動パネル103に覆われているので、上記中央の振動パネル103には分割溝がなくて、上記液晶表示部102による表示に、上記中央の振動パネル103によって筋が入ることがなく、上記液晶表示部102による表示に悪影響がない。
なお、上記振動パネルを4つ以上としてもよく、また、上記振動子の数量の増減は、自由である。
(第2の実施形態)
図2は、この発明の液晶パネルスピーカの第2実施形態の簡略構成図を示している。上記第1の実施形態と相違する点を説明すると、この第2の実施形態では、上記シリコンパネル101に、音響信号を複数の周波数帯域に分割するフィルタ112,113,114を設け、この帯域分割された信号を上記複数の振動パネル103,105,107の再生周波数帯域に合わせて上記振動パネル103,105,107に出力している。つまり、この第2の実施形態では、上記第1の実施形態に加えて、左右の高域通過フィルタ112,113、および、低域通過フィルタ114がある。
上記左右の高域通過フィルタ112,113、および、上記低域通過フィルタ114の回路も、上記シリコンパネル101上に直接実装することができて、別途ロジック回路を設ける必要がない。
上記左の高域通過フィルタ112は、上記ステレオ左側音声信号処理部109と上記左の振動パネル105との間に接続される。上記左の高域通過フィルタ112は、上記ステレオ左側音声信号処理部109から入力されるステレオ信号から、高域周波数の信号を通過させて、この信号を上記左の振動パネル105に出力する。
上記右の高域通過フィルタ113は、上記ステレオ右側音声信号処理部110と上記右の振動パネル107との間に接続される。上記右の高域通過フィルタ113は、上記ステレオ右側音声信号処理部110から入力されるステレオ信号から、高域周波数の信号を通過させて、この信号を上記右の振動パネル107に出力する。
上記低域通過フィルタ114は、上記加算器111と上記中央の振動パネル103との間に接続される。上記低域通過フィルタ114は、上記加算器111から入力されるモノラル信号から、低域周波数の信号を通過させて、この信号を上記中央の振動パネル103に出力する。
このように、上記中央の振動パネル103は、低域周波数の再生を行い、上記左右の振動パネル105,107は、高域周波数の再生を行う。
つまり、小面積の上記左右の振動パネル105,107に、低域周波数信号を入力しても再生できず、音量が不足したり電力が無駄に消費されるなど効率が悪くなる。それゆえ、上記左右の振動パネル105,107への音声信号は、予め、上記高域通過フィルタ112,113で高域成分のみにしてから、上記左右の振動子106、108に入力している。
同様に、上記中央の振動パネル103への音声信号は、主に低域周波数の信号を再生させるよう、予め上記低域通過フィルタ114で低域成分のみにしてから、上記中央の振動子114に入力している。
このように、上記各振動パネル103,105,107(スピーカ)の再生周波数帯域に合うように、上記各振動パネル103,105,107への入力信号を、上記各フィルタ112,113,114によって処理しているので、上記各振動パネル103,105,107の出力特性(再生効率)が改善され、音量増加や消費電力低下の効果を得ることができる。
(第3の実施形態)
図3は、この発明の液晶パネルスピーカの第3実施形態の簡略構成図を示している。上記第1の実施形態と相違する点を説明すると、この第3の実施形態では、上記第1の実施形態に加えて、左右のステレオ感強調処理回路115,116、および、低域通過フィルタ114がある。
上記左右のステレオ感強調処理回路115,116、および、上記低域通過フィルタ114の回路も、上記シリコンパネル101上に直接実装することができて、別途ロジック回路を設ける必要がない。
上記左のステレオ感強調処理回路115は、上記ステレオ左側音声信号処理部109と上記左の振動パネル105との間に接続される。上記左のステレオ感強調処理回路115は、上記ステレオ左側音声信号処理部109から入力されるステレオ信号に、ステレオ感を強調する処理を施して、この信号を上記左の振動パネル105に出力する。
上記右のステレオ感強調処理回路116は、上記ステレオ右側音声信号処理部110と上記右の振動パネル107との間に接続される。上記右のステレオ感強調処理回路116は、上記ステレオ右側音声信号処理部110から入力されるステレオ信号に、ステレオ感を強調する処理を施して、この信号を上記右の振動パネル107に出力する。
上記低域通過フィルタ114は、上記加算器111と上記中央の振動パネル103との間に接続される。上記低域通過フィルタ114は、上記加算器111から入力されるモノラル信号から、低域周波数の信号を通過させて、この信号を上記中央の振動パネル103に出力する。
このように、上記中央の振動パネル103は、低域周波数の再生を行い、上記左右の振動パネル105,107は、主に高域周波数の再生を行うが、さらに、上記ステレオ感強調処理回路115,116の処理を行った後の信号の再生を行う。
つまり、上記液晶表示部102が小さくて、上記左右の振動パネル106,107の距離が近い場合、ステレオ感が乏しくなるという問題がある。そこで、左右のステレオ信号にステレオ感を強調する処理を施すことで、上記左右の振動パネル106,107の実際の位置より拡がった位置から、ステレオ感を強調した音が再生される効果が得られる。
ステレオ感を強調する処理には、信号の位相情報を操作する方法や、実際の位置より離れた位置にスピーカがあるかのように入力信号にフィルタ処理する方法などがあり、ステレオ感を強調する手段は、特に限定しない。
(第4の実施形態)
図示しないが、この第4の実施形態の液晶パネルスピーカは、シリコンパネルと、液晶表示部と、この液晶表示部の全面を覆う透明な第1の振動パネルと、この第1の振動パネルの外側に位置する第2の振動パネルと、フィルタとを備える。
例えば、上記シリコンパネルは、図2の符号101に相当し、上記液晶表示部は、図2の符号102に相当し、上記第1の振動パネルは、図2の符号103に相当し、上記第2の振動パネルは、図2の符号105または107に相当し、上記フィルタは、図2の符号112または113および114に相当する。なお、上記第2の振動パネルは、上記第1の振動パネルを囲むような枠状であってもよい。
上記液晶表示部および上記フィルタは、上記シリコンパネルに設けられ、例えば、上記シリコンパネルに直接に実装されている。
上記フィルタは、音響信号を複数の周波数帯域に分割し、この帯域分割された信号を上記第1と上記第2の振動パネルの再生周波数帯域に合わせて上記第1と上記第2の振動パネルに出力する。
このように、上記液晶表示部の全面は一枚の上記第1の振動パネルに覆われているので、上記第1の振動パネルには分割溝がなくて、上記液晶表示部による表示に、上記第1の振動パネルによって筋が入ることがなく、上記液晶表示部による表示に悪影響がない。また、スピーカは、上記第1の振動パネルと上記第2の振動パネルとに分割されているので、マルチチャンネルスピーカとして構成できる。また、一枚の上記シリコンパネルに上記液晶表示部、上記振動パネルおよび上記フィルタを搭載できるので、コストの低減および小型化を図ることができる。また、上記各振動パネルの再生周波数帯域に合うように、上記各振動パネルへの入力信号を、上記フィルタによって処理しているので、上記各振動パネルの出力特性が改善され、音量増加や消費電力低下などが改善される。
さらに、この第4の実施形態の液晶パネルスピーカでは、上記フィルタは、上記第1の振動パネルに低域周波数の信号を出力する一方、上記第2の振動パネルに高域周波数の信号を出力する。つまり、上記第1の振動パネルを低周波再生用スピーカとして使用し、上記第2の振動パネルを高周波再生用スピーカとして使用する。このように、この発明では、スピーカを2つの領域に分割している。
このように、上記フィルタは、(大きな面積に設定可能な)上記第1の振動パネルに低域周波数の信号を出力するので、上記第1の振動パネルの再生周波数特性に合わせた低域周波数の信号を上記第1の振動パネルに出力できる。また、上記フィルタは、(小さな面積に設定可能な)上記第2の振動パネルに高域周波数の信号を出力するので、上記第2の振動パネルの再生周波数特性に合わせた高域周波数の信号を上記第2の振動パネルに出力できる。このように、低域周波数の再生特性、および、高域周波数の再生特性を改善できる。
本発明の液晶パネルスピーカの第1実施形態を示す簡略構成図である。 本発明の液晶パネルスピーカの第2実施形態を示す簡略構成図である。 本発明の液晶パネルスピーカの第3実施形態を示す簡略構成図である。
符号の説明
101 シリコンパネル
102 液晶表示部
103 中央の振動パネル
104 中央の振動子
105 左の振動パネル
106 左の振動子
107 右の振動パネル
108 右の振動子
109 ステレオ左側音声信号処理部
110 ステレオ右側音声信号処理部
111 加算器
112 左の高域通過フィルタ
113 右の高域通過フィルタ
114 低域通過フィルタ
115 左のステレオ感強調処理回路
116 右のステレオ感強調処理回路

Claims (9)

  1. シリコンパネルと、
    このシリコンパネルの左右方向中央位置に設けられた液晶表示部と、
    この液晶表示部の全面を覆うように上記シリコンパネルに設けられた透明な中央の振動パネルと、
    この中央の振動パネルの左右外側に位置するように上記シリコンパネルに設けられた左右の振動パネルと
    を備えることを特徴とする液晶パネルスピーカ。
  2. 請求項1に記載の液晶パネルスピーカにおいて、
    上記シリコンパネルに設けられたステレオ右側音声信号処理部と、
    上記シリコンパネルに設けられたステレオ左側音声信号処理部と、
    上記シリコンパネルに設けられると共に上記ステレオ右側音声信号処理部および上記ステレオ左側音声信号処理部からのステレオ信号を混合して生成したモノラル信号を上記中央の振動パネルに出力する加算器と
    を備えることを特徴とする液晶パネルスピーカ。
  3. 請求項2に記載の液晶パネルスピーカにおいて、
    上記中央の振動パネルの剛性は、上記左右の振動パネルの剛性よりも、大きいことを特徴とする液晶パネルスピーカ。
  4. 請求項2に記載の液晶パネルスピーカにおいて、
    上記中央の振動パネルに、異なる位置に配置された複数の振動子が設けられていることを特徴とする液晶パネルスピーカ。
  5. 請求項2に記載の液晶パネルスピーカにおいて、
    上記右の振動パネルに設けられた振動子は、上記ステレオ右側音声信号処理部からの右ステレオ信号を受け、
    上記左の振動パネルに設けられた振動子は、上記ステレオ左側音声信号処理部からの左ステレオ信号を受けることを特徴とする液晶パネルスピーカ。
  6. 請求項5に記載の液晶パネルスピーカにおいて、
    上記シリコンパネルに設けられると共に上記左右のステレオ信号にステレオ感強調処理を施して上記左右の振動パネルに出力するステレオ感強調処理回路を備えることを特徴とする液晶パネルスピーカ。
  7. 請求項1ないし6の何れか一つに記載の液晶パネルスピーカにおいて、
    上記シリコンパネルに、音響信号を複数の周波数帯域に分割するフィルタを設け、この帯域分割された信号を上記複数の振動パネルの再生周波数帯域に合わせて上記複数の振動パネルに出力することを特徴とする液晶パネルスピーカ。
  8. シリコンパネルと、
    このシリコンパネルに設けられた液晶表示部と、
    この液晶表示部の全面を覆うように上記シリコンパネルに設けられた透明な第1の振動パネルと、
    この第1の振動パネルの外側に位置するように上記シリコンパネルに設けられた第2の振動パネルと、
    上記シリコンパネルに設けられると共に、音響信号を複数の周波数帯域に分割し、この帯域分割された信号を上記第1と上記第2の振動パネルの再生周波数帯域に合わせて上記第1と上記第2の振動パネルに出力するフィルタと
    を備えることを特徴とする液晶パネルスピーカ。
  9. 請求項8に記載の液晶パネルスピーカにおいて、
    上記フィルタは、上記第1の振動パネルに低域周波数の信号を出力する一方、上記第2の振動パネルに高域周波数の信号を出力することを特徴とした液晶パネルスピーカ。
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