JP2006324905A5 - - Google Patents

Claims (7)

1. メモリにデータとして記憶された複数枚のピクチャを参照ピクチャとして参照し、参照した結果に基づいて、画像データを構成するピクチャの符号化を行う画像符号化方法であって、
   前記符号化を行ったピクチャの復元画像を前記メモリに記憶して前記参照ピクチャとするか否かを判定する判定ステップを有し、
   前記画像データは、ピクチャ間のインター予測を行わないＩピクチャ、前方向のインター予測を行うＰピクチャ、及び双方向のインター予測を行うＢピクチャを含み、前記Ｉピクチャまたは前記Ｐピクチャの間に、前記Ｂピクチャが複数枚存在するものであり、
   前記判定ステップは、前記Ｉピクチャの復元画像と、前記Ｐピクチャの復元画像と、前記Ｉピクチャまたは前記Ｐピクチャの間に存在する複数枚のＢピクチャのうち、一部のＢピクチャの復元画像とを、前記参照ピクチャとすると判定することを特徴とする画像符号化方法。
2. 前記メモリに記憶されたピクチャの更新を行う更新ステップをさらに有し、
   前記メモリに記憶された複数枚のピクチャのうち、主に前方向のインター予測で用いる参照ピクチャは第１の参照リストによって、主に後方向のインター予測で用いる参照ピクチャは第２の参照リストによってそれぞれ管理されるものであって、
   前記更新ステップは、前記判定ステップにより前記参照ピクチャとすると判定された前記一部のＢピクチャの復元画像と、前記Ｉピクチャの復元画像と、前記Ｐピクチャの復元画像とを、前記第１の参照リスト及び前記第２の参照リストに追加して、前記第１の参照リスト及び前記第２の参照リストの更新を行うことを特徴とする請求項１に記載の画像符号化方法。
3. 前記更新ステップは、前記Ｉピクチャまたは前記Ｐピクチャの間に存在する複数枚のＢピクチャのうち、符号化順序で最初のＢピクチャの復元画像を、前記第１の参照リスト及び前記第２の参照リストに追加することを特徴とする請求項２に記載の画像符号化方法。
4. 前記更新ステップは、前記Ｉピクチャまたは前記Ｐピクチャの間に存在する複数枚のＢピクチャのうち、符号化順序で最後のＢピクチャの復元画像を、前記第１の参照リスト及び前記第２の参照リストに追加することを特徴とする請求項２に記載の画像符号化方法。
5. 前記Ｉピクチャまたは前記Ｐピクチャの間に存在する複数枚のＢピクチャは、奇数枚であり、
   前記更新ステップは、前記Ｉピクチャまたは前記Ｐピクチャの間に存在する奇数枚のＢピクチャのうち、符号化順序で真ん中のＢピクチャの復元画像を、前記第１の参照リスト及び前記第２の参照リストに追加することを特徴とする請求項２に記載の画像符号化方法。
6. 前記メモリに記憶されたピクチャの更新を行う更新ステップをさらに有し、
   前記メモリに記憶された複数枚のピクチャのうち、主に前方向のインター予測で用いる参照ピクチャは第１の参照リストによって、主に後方向のインター予測で用いる参照ピクチャは第２の参照リストによってそれぞれ管理されるものであって、
   前記更新ステップは、前記判定ステップにより前記参照ピクチャとすると判定されたＢピクチャの復元画像については、前記第１の参照リストのみに追加して、前記第１の参照リストの更新を行い、前記Ｉピクチャ及び前記Ｐピクチャの一方の復元画像については、前記第１の参照リスト及び前記第２の参照リストに追加して、前記第１の参照リスト及び前記第２の参照リストの更新を行い、前記Ｉピクチャ及び前記Ｐピクチャの他方の復元画像については、前記第１の参照リストのみに追加して、前記第１の参照リストの更新を行うことを特徴とする請求項１に記載の画像符号化方法。
7. メモリにデータとして記憶された複数枚のピクチャを参照ピクチャとして参照し、参照した結果に基づいて、画像データを構成するピクチャの符号化を行う画像処理装置であって、
   前記符号化が行われたピクチャの復元画像を前記メモリに記憶して前記参照ピクチャとするか否かを判定する判定手段を有し、
   前記画像データは、ピクチャ間のインター予測を行わないＩピクチャ、前方向のインター予測を行うＰピクチャ、及び双方向のインター予測を行うＢピクチャを含み、前記Ｉピクチャまたは前記Ｐピクチャの間に、前記Ｂピクチャが複数枚存在するものであり、
   前記判定手段は、前記Ｉピクチャの復元画像と、前記Ｐピクチャの復元画像と、前記Ｉピクチャまたは前記Ｐピクチャの間に存在する複数枚のＢピクチャのうち、一部のＢピクチャの復元画像とを、前記参照ピクチャとすると判定することを特徴とする画像処理装置。