JP2005260588A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. 動画像を構成する各フレームの画像を動き補償によって符号化する符号化装置であって、
   各フレームの画像を入力する入力手段と、
   前記入力手段が入力する各フレームの画像に基づいて、当該各フレームを複数の区間に分割する区間分割手段と、
   前記区間分割手段が分割したそれぞれの区間毎に、区間内の各フレームの画像を代表する代表画像を１つ設定する代表画像設定手段と、
   前記それぞれの区間毎に設定した代表画像から、注目フレームの画像を符号化するために参照する代表画像を参照画像として選択する参照画像選択手段とを備え、
   前記参照画像選択手段が選択した参照画像、若しくは当該参照画像を含む区間内の各フレームの画像を用いて、前記注目フレームの画像を動き補償により符号化することを特徴とする符号化装置。
2. 前記区間分割手段は更に、前記入力手段が入力した順にフレームの画像を参照し、隣接するフレーム間で画像の相違度が閾値以上であるか否かを判断する相違度判断手段を備え、
   前記相違度判断手段が第１のフレームの画像から順に参照し、第２のフレームの画像と当該第２のフレームの次のフレームである第３のフレームの画像との間の相違度が前記閾値以上であると判断した場合には、前記第１のフレームから前記第２のフレームまでを１つの区間として設定することを特徴とする請求項１に記載の符号化装置。
3. 前記代表画像設定手段は、前記区間分割手段が分割したそれぞれの区間毎に、区間内の他フレームの画像群との相違度の総和値が最も小さい自フレームの画像を代表画像として設定することを特徴とする請求項１に記載の符号化装置。
4. 前記参照画像選択手段は、前記それぞれの区間毎に設定した代表画像毎に、符号化対象のフレームの画像との動き補償による予測誤差を求め、当該予測誤差が最も小さくなる代表画像を参照画像として選択することを特徴とする請求項１に記載の符号化装置。
5. 前記相違度は、２つの画像においてそれぞれ対応する画素の画素値の差分を、当該画像を構成する全て又は一部の画素について加算した総和値であることを特徴とする請求項２に記載の符号化装置。
6. 前記区間分割手段は更に、
   注目フレームを、当該注目フレームの直前のフレームが属する区間に含めるか否かを判断する判断手段と、
   前記注目フレームを、前記注目フレームの直前のフレームが属する区間に含める場合、前記区間内の各フレームの画像と、前記注目フレームの画像とに基づいて、前記区間内に設定されている代表フレーム、もしくは前記注目フレームを、前記区間における新たな代表フレームとして設定する第１の設定手段と、
   前記注目フレームを、前記注目フレームの直前のフレームが属する区間に含めない場合、前記区間とは異なり、且つ前記注目フレームを含む新たな区間を設定する第２の設定手段とを備えることを特徴とする請求項１に記載の符号化装置。
7. 前記判断手段は、前記注目フレームの直前のフレームが属する区間の最後のフレームの画像と前記注目フレームの画像との相違度を求め、求めた相違度が閾値以下である場合に、前記注目フレームを前記注目フレームの直前のフレームが属する区間に含めると判定することを特徴とする請求項６に記載の符号化装置。
8. 前記第１の設定手段は更に、
   前記区間内のそれぞれのフレームについて前記注目フレームとの相違度を求め、求めた相違度の総和値を求める第１の計算手段と、
   前記区間内に設定されている代表フレームと前記注目フレームの画像との相違度を計算する第２の計算手段と、
   前記第２の計算手段が求めた値と閾値との和が、前記第１の計算手段による総和値以上である場合、前記注目フレームを前記区間における新たな代表フレームとして設定する代表フレーム設定手段と、
   前記和の値が、前記第１の計算手段による総和値以上である場合、前記閾値として前記第１の計算手段による総和値を設定する第１の閾値設定手段と、
   前記和の値が、前記第１の計算手段による総和値以下である場合、前記閾値として前記和の値を設定する第２の閾値手段と
   を備えることを特徴とする請求項６に記載の符号化装置。
9. 動画像を構成する各フレームの画像を動き補償によって符号化する符号化装置であって、
   予め設定されたフレーム数毎にフレームの画像を入力する入力手段と、
   前記予め設定されたフレーム数毎のフレームの画像に基づいて、前記予め設定されたフレーム数のフレームの画像を代表する代表画像を１つ設定する代表画像設定手段と、
   前記入力手段が入力する各フレームの画像の符号化結果を、前記代表画像を特定するための情報とともに出力する出力手段と
   を備えることを特徴とする符号化装置。
10. 動画像を構成する各フレームの画像を動き補償によって符号化した結果を復号する復号装置であって、
    予め設定されたフレーム数分のフレームの画像の符号化結果、及び、当該それぞれのフレームの符号化結果に付加された、前記予め設定されたフレーム数分のフレームを代表する代表フレームを特定するための情報、を入力する入力手段と、
    前記情報で特定される代表フレームの復号結果を格納する格納手段とを備え、
    前記格納手段が格納する代表フレームよりも後に前記入力手段が入力する各フレームの画像の符号化結果は、前記格納手段が格納する代表フレームの復号結果を用いて復号されることを特徴とする復号装置。
11. 動画像を構成する各フレームの画像を動き補償によって符号化する符号化方法であって、
    各フレームの画像を入力する入力工程と、
    前記入力工程で入力する各フレームの画像に基づいて、当該各フレームを複数の区間に分割する区間分割工程と、
    前記区間分割工程で分割したそれぞれの区間毎に、区間内の各フレームの画像を代表する代表画像を１つ設定する代表画像設定工程と、
    前記それぞれの区間毎に設定した代表画像から、注目フレームの画像を符号化するために参照する代表画像を参照画像として選択する参照画像選択工程とを備え、
    前記参照画像選択工程で選択した参照画像、若しくは当該参照画像を含む区間内の各フレームの画像を用いて、前記注目フレームの画像を動き補償により符号化することを特徴とする符号化方法。
12. 動画像を構成する各フレームの画像を動き補償によって符号化する符号化方法であって、
    予め設定されたフレーム数毎にフレームの画像を入力する入力工程と、
    前記予め設定されたフレーム数毎のフレームの画像に基づいて、前記予め設定されたフレーム数のフレームの画像を代表する代表画像を１つ設定する代表画像設定工程と、
    前記入力工程で入力する各フレームの画像の符号化結果を、前記代表画像を特定するための情報とともに出力する出力工程と
    を備えることを特徴とする符号化方法。
13. 動画像を構成する各フレームの画像を動き補償によって符号化した結果を復号する復号方法であって、
    予め設定されたフレーム数分のフレームの画像の符号化結果、及び、当該それぞれのフレームの符号化結果に付加された、前記予め設定されたフレーム数分のフレームを代表する代表フレームを特定するための情報、を入力する入力工程と、
    前記情報で特定される代表フレームの復号結果を格納する格納工程とを備え、
    前記格納工程で格納する代表フレームよりも後に前記入力工程で入力する各フレームの画像の符号化結果は、前記格納工程で格納する代表フレームの復号結果を用いて復号されることを特徴とする復号方法。
14. コンピュータに請求項１１又は１２に記載の符号化方法を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
15. コンピュータに請求項１３に記載の復号方法を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。