JP2006324652A - 半導体装置、および温度検出方法 - Google Patents

半導体装置、および温度検出方法 Download PDF

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睦雄 西川
Katsumichi Kamiyanagi
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Abstract

【課題】構造面および製造面において、簡易で生産性に優れた小型で低コストの半導体装置および、当該半導体装置を高精度に動作させるための温度検出方法の提供を図る。
【解決手段】半導体装置10は、半導体基板に形成した半導体素子によって温度検出をおこなう温度検出部12と、半導体基板に設けられ、温度検出部12の検出信号を外部出力するための温度検出部出力端子T3と、温度検出部出力端子T3に接続され、温度検出部12に駆動電流を供給する電流発生手段と、温度検出部出力端子T3に接続され、温度検出部出力端子T3の電圧値を測定する電圧測定手段とを備え、電流発生手段から温度検出部12に対して所定量の電流を供給した際に電圧測定手段によって測定された電圧値に基づいて温度検出をおこなう。
【選択図】 図1

Description

本発明は、主に自動車や自動二輪車のエンジンの制御をおこなうための、圧力検出および温度検出をおこなう半導体装置、および温度検出方法に関するものである。
従来、自動車等に用いられるエンジンの内部の圧力と温度の検出は、エンジン制御をおこなう上で不可欠である。図14は、自動車用エンジンの概略図である。図14に示したようなエンジン40の基本的な動作を説明する。まず、吸気通路(インテーク・マニホールド)44からシリンダー49へ向かって空気が供給されている。また燃料は、フューエル・インジェクション46より噴射され、吸気通路44を流れる空気と供に、内燃機関のシリンダー49の中へ供給されている。
シリンダー49内ではピストン50とバルブ47、点火プラグ48がそれぞれ同期を取りながら動作することにより、空気と燃料の混合気を、「吸気する」→「圧縮する」→「燃焼(点火・膨張)させる」→「排気する(排気ガス)」という一連の動作を繰り返しおこなわせることでエンジンとして動作する。
エンジンの回転数やパワーを制御するためには、吸気通路44を流れる空気の量と、フューエル・インジェクション46より噴射させる燃料の量を制御すればよい。吸気通路44に流れる空気の量を制御するための機械的な弁がスロットルバルブ43である。スロットルバルブ43は、運転席にあるアクセルの踏み込み量に応じて開閉がおこなわれ、吸気通路44に流れる空気の量を制御している。
さらに、スロットルバルブ43にて制御された吸気通路44内を流れる空気の量がどれくらいであるかを計測するために圧力センサ41、および温度センサ42が用いられている。この圧力センサ41および温度センサ42によって計測された値はエンジン制御装置(ECU)45に出力され、センサの値を元にエンジン制御装置(ECU)45がフューエル・インジェクション46から噴射する燃料の量を制御する。これにより、シリンダー49内での燃焼効率の向上・最適化を図っている。
近年、二酸化炭素排出量など環境負荷に対する制限が年々厳しくなっており、自動車・二輪車用のエンジンの燃焼効率の向上は環境負荷対策において最も効果的な分野である。したがって、燃焼効率の向上をおこなうにあたり、吸気通路の圧力と温度を測る検出手段が重要な役割を担っている。
従来、この内燃機関の吸気通路の圧力を計測するための圧力検出手段(圧力センサ)としては、拡散抵抗によるピエゾ抵抗効果を用いたものや、静電容量を用いたものなどの半導体式センサが知られている。また、温度を計測するための温度検出手段(温度センサ)としてはサーミスタを用いたものが一般的なものとして知られている。
さらに、圧力センサと温度センサを同一の基板上に形成したセンサチップ(例えば、下記特許文献1参照。)や、圧力センサの温度補償を直列接続されたダイオードによっておこなう半導体装置(例えば、下記特許文献2参照。)や、バイポーラトランジスタをダイオードとして用いた温度センサ(例えば、下記特許文献3参照。)などが開示されている。
特開2002−116108号公報 特開平8−226862号公報 特開2002−208677号公報
しかしながら、サーミスタは、圧力センサとは別の部品となるため、圧力センサと温度センサを一体化させる際の小型化が困難という問題や、部品点数が多いために組立工数(コスト)が増大するという問題があった。
また、特許文献1〜3はサーミスタ以外の温度検出素子を用いているが、特許文献1に記載のセンサチップは、温度検出素子として抵抗体を用いているが、抵抗体は温度検出素子として用いる場合、一般的に検出感度を大きくするにしたがって、抵抗体ごとに温度特性の製造ばらつきが生じてしまうという問題があった。
また、特許文献2および3に記載の半導体装置や温度センサは、温度検出素子としてダイオードを用いた構成となっているが、具体的な構成や温度検出素子に適した出力特性を得るための動作条件に関しては開示されていない。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、構造面および製造面において、簡易で生産性に優れた小型で低コストの半導体装置および、当該半導体装置を高精度に動作させるための温度検出方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる半導体装置は、半導体基板に形成した半導体素子によって温度検出をおこなうダイオードと、前記半導体基板に設けられ、前記ダイオードの検出信号を外部出力するための出力端子と、前記出力端子に接続され、前記ダイオードに駆動電流を供給する電流発生手段と、前記出力端子に接続され、前記出力端子の電圧値を測定する電圧測定手段とを備え、前記電流発生手段から前記ダイオードに対して所定量の電流を供給した際に前記電圧測定手段によって測定された電圧値に基づいて温度検出をおこなうことを特徴とする。
また、請求項2の発明にかかる半導体装置は、請求項1に記載の発明において、前記ダイオードは、前記電流発生手段から前記温度検出素子に対して0.1μA以上の電流を供給することを特徴とする。
また、請求項3の発明にかかる半導体装置は、請求項1または2に記載の発明において、前記ダイオードは、直列接続した複数のダイオードから構成されることを特徴とする。
また、請求項4の発明にかかる半導体装置は、請求項1〜3のいずれか一つに記載の発明において、前記ダイオードは、ベース電極とコレクタ電極とを短絡したnpnトランジスタを用いたことを特徴とする。
また、請求項5の発明にかかる半導体装置は、請求項4に記載の発明において、前記npnトランジスタは、前記ベース電極、前記コレクタ電極およびエミッタ電極を囲むように、前記npnトランジスタの外部から漏れ込んだ電流を吸い上げるガードリング層を備えていることを特徴とする。
また、請求項6の発明にかかる半導体装置は、請求項4に記載の発明において、前記npnトランジスタは、p型半導体基板のウェル領域にn型半導体により形成されたコレクタ層と、前記コレクタ層の領域に、さらに不純物濃度の低いp型半導体により形成されたベース層と、前記ベース層の表面層に、不純物濃度の高いp型半導体を積層させ形成されたベース電極と、前記ベース層の表面層に、不純物濃度の高いn型半導体を積層させ形成されたエミッタ電極、前記コレクタ層の領域に、さらに、前記ベース層を囲むように不純物濃度の低いn型半導体を形成し、当該不純物濃度の低いn型半導体の表面層に不純物濃度の高いn型半導体を積層させ形成されたコレクタ電極と、前記p型半導体基板の領域に、さらに、前記コレクタ層を囲むように不純物濃度の低いp型半導体を形成し、当該不純物濃度の低いp型半導体の表面層に不純物濃度の高いp型半導体を積層させ形成されたガードリング層と、を備えることを特徴とする。
また、請求項7の発明にかかる半導体装置は、請求項1〜6のいずれか一つに記載の発明において、前記半導体基板上に圧力を検出する、圧力検出素子が形成されていることを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項8の発明にかかる温度検出方法は、半導体基板に形成した半導体素子によって温度検出をおこなうダイオードによって温度検出をおこなう温度検出方法において、前記ダイオード対して所定量の電流を供給した際に測定された前記ダイオードの電圧値に基づいて温度検出をおこなうことを特徴とする。
以上述べた発明によれば、従来の温度検出のための駆動回路を有したシステムをそのまま用いて温度検出手段を駆動させることができる。また、npnトランジスタは、リングガード層を設けることで隣接する他の素子ら流れこむ電流の影響を防ぐことができる。さらに、温度検出素子としてダイオードのみを用いることで、小型で温度検出精度の高い半導体装置を実現することができる。圧力検出素子と同一基板上に配置できることから必要最低限の面積の複合センサを実現することができる。
本発明にかかる半導体装置、および温度検出方法によれば、温度検出に所定の構造のダイオードを用いることで、小型化、低コスト化、量産性の向上を図ることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる半導体装置、および温度検出方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
まず、この発明の実施の形態1にかかる半導体装置の構成について説明する。図1は、この発明の実施の形態1にかかる半導体装置の構成を示す説明図である。半導体装置10は、同一基板上に配置された圧力検出部11と、温度検出部12と、電源端子T1と、圧力検出部出力端子T2と、温度検出部出力端子T3と、接地端子T4と、から構成される。さらに、圧力検出部11は、圧力検出素子111と、デジタル/メモリ回路112と、D/Aコンバータ113と、信号増幅回路114と、から構成される。
圧力検出部11において、圧力検出素子111は、圧力の検出をおこない電気信号として出力する。デジタル/メモリ回路112は、感度・オフセット・温度特性の補正データを格納し、D/Aコンバータ113へデータを供給する。D/Aコンバータ113は、圧力検出素子111や信号増幅回路114の感度・オフセット・温度特性を補正する。信号増幅回路114は、圧力検出素子111から出力された電気信号を増幅する。
また、圧力検出部11を構成する圧力検出素子111、デジタル/メモリ回路112、D/Aコンバータ113、信号増幅回路114はすべて、電源端子T1と、接地端子T4とにそれぞれ接続されている。外部から供給される電圧により駆動され、信号増幅回路114によって増幅された圧力信号が圧力検出部出力端子T2より外部へ出力される構成となっている。
温度検出部12は、npnトランジスタ121により構成されている。npnトランジスタ121は、ベース端子とコレクタ端子をショートさせるために結線されている。このように、ベース端子とコレクタ端子をショートすることにより、ベース・コレクタ間に存在するpnジャンクションは常に同電位に保たれるため機能せず、電気的には、ベース・エミッタ間のpnジャンクションのみが機能するように構成されている。したがって、npnトランジスタ121は、ダイオードとして機能する。
図2は、温度検出部の等価回路を示す回路図である。図2に示したように、温度検出部12は、ダイオード200と等価である。なお、npnトランジスタ121のベース・コレクタをショートした端子がダイオード200に置き換えた場合のアノード端子であり、同様にコレクタ端子がカソード端子となる。npnトランジスタ121のエミッタ端子(カソード端子)は接地端子T4に接続されており、ベース・コレクタのショート端子(アノード端子)は温度検出部出力端子T3に接続されている。これにより、温度検出部出力端子T3からは、npnトランジスタ121のいわゆるダイオード順方向電圧Vfが出力される形態となっている。
ここで、npnトランジスタ121の断面および平面構成を図3−1と図3−2を用いて説明する。図3−1は、npnトランジスタの断面図である。また、図3−2は、npnトランジスタの平面図である。まず、図3−1に示した断面図を用いてnpnトランジスタ121の構造を説明する。
本実施の形態では、基板としてp型半導体を用いる。このp型半導体の基板をp型基板31とする。このp型基板31にコレクタ層となるn型ウェル(井戸)32が形成されており、このn型ウェル32上には、ベース層となるp- 型ベース層331が形成されている。さらにp- ベース層331上にはエミッタ層となるn+ 型エミッタ層362が形成されており、n型ウェル32、p- 型ベース層331、n+ 型エミッタ層362にて、コレクタ、ベース、エミッタが形成され、いわゆる横型のnpnトランジスタ(npnトランジスタ121)となっている。
なお、p+ 型とは、p型半導体に正孔をもたらす不純物の濃度が高いことを表し、p- 型とはp型半導体に正孔をもたらす不純物の濃度が低いことを表す。同様にn+ 型とは、n型半導体に電子をもたらす不純物の濃度が高いことを表し、n- 型とはn型半導体に電子をもたらす不純物の濃度が低いことを表す。p型およびn型双方とも濃度の高低は、同一のデバイスを構成する同型の半導体と比較した相対的な濃度を基準としている。
なお、n型ウェル32のピックアップ(電極取り出し)として、n型ウェル32の表面層にn- 型コレクタ層35と該n- 型コレクタ層35の表面層にn+ 型コレクタ層361が形成されている。また、n型ウェル32の表面層に形成されたp- 型ベース層331のピックアップとして、p- 型ベース層331の表面層にp+ 型ベース層341が形成されている。
平面構造は、ピックアップとなるn+ 型エミッタ層(E)362と、p+ 型ベース層(B)341が対向するように形成されている。これらn+ 型エミッタ層362と、p+ 型ベース層341とを囲むようにp- 型ベース層331が形成され、p- 型ベース層331を囲むようにn+ 型コレクタ層(c)361が形成されている。さらに、n+ 型コレクタ層(c)361を囲むようにn型ウェル32が形成されている。
n型ウェル32のピックアップであるn- 型コレクタ層35とn+ 型コレクタ層361は、n型ウェル32中にベース層を取り囲むようなドーナツ状に配置されている。さらにn型ウェル32を囲むような形にて、ガードリングとなるp- 型ガードリング層321とp+ 型ガードリング層342とがドーナツ状に配置されている。
また、p型基板31の最表面は、電極取り出しをおこなうためのp+ 型ベース層341、p+ 型ガードリング層342、n+ 型コレクタ層361およびn+ 型エミッタ層362以外は、絶縁層37に覆われている。
なお、図示はしていないが、コレクタピックアップのn+ 型コレクタ層361とベースピックアップとなるp+ 型ベース層341は、Al(アルミニウム)配線によりショートされてアノード電極を形成し、温度検出部出力端子T3へと接続されており、また、同様にn+ 型エミッタ層362とp+ 型ガードリング層342はAl配線を介して接地端子T4へと接続されている。
ところで、npnトランジスタ121は、前述したn型ウェル32、p- 型ベース層331、n+ 型エミッタ層362のnpnトランジスタ構造に加えて、p- 型ベース層331、n型ウェル32、p型基板31のpnpトランジスタを寄生デバイスとして構造的に有してしまう。このような寄生デバイスを動作させてしまうとp型基板31へ電流が流れる(漏れ出す)ことになり、本来のデバイス特性を損なってしまう。さらに、集積化の際に隣接するデバイスの誤動作を招いたり、ラッチアップを起こしたりと、種々の問題を引き起こしてしまう。
したがって、この寄生pnpトランジスタを動作させないようにするための施策が必要である。この寄生pnpトランジスタへの対策として機能するのが、先程説明をおこなったp- 型ベース層331とn型ウェル32のショートである。n型ウェル32とp- 型ベース層331を同電位にすることで寄生pnpトランジスタのベース電流が流れるのを防ぐことができる。加えて、n型ウェル32とp型基板31との間には逆バイアスがかかる形になるので電気的な分離を図れる。以上のようにして、p型基板31へ電流が漏れ出すのを抑制する効果が得られる。
また、さらに、p型基板31に微弱な電流が漏れた場合においても、その電流を吸い上げて隣接デバイスにまで到達させないようにするために、p- 型ガードリング層321とp+ 型ガードリング層342が、n型ウェル32を取り囲む形にて設けられている。つまり、隣接デバイスに対する電流漏れを防ぐ役割を持つのがガードリング層である。
以上のようにしてnpnトランジスタ121は構成されている。なお、前述したnpnトランジスタ121を形成する層のすべては、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)を製造する際のプロセス(基板へのイオン注入と拡散との繰り返しによって作り上げるプロセス)にて同時に形成することが可能であり、npnトランジスタ121を形成するにあたり、特別に工程を追加する必要が全く無い。
つまり、npnトランジスタ121を用いることにより、一般的にBiCMOS等で用いられるようなエピウエハでの素子分離や、SOIウエハ+トレンチエッチングによる素子分離というような手法が不要となり、基板へのイオン注入と拡散との繰り返しによって作り上げられていく一般的なCMOS回路ICとの集積化(1チップ化)が可能となる。なおかつ、通常のCMOS回路ICからのコストアップを抑えるという利点も得られる。
図4は、ダイオードとの集積化(1チップ化)が可能なCMOS回路ICの具体例である過電圧保護回路の構成を示す回路図である。この過電圧保護回路51は、分圧回路52、インバータ回路53およびスイッチング素子54を備えており、被保護対象であるCMOS集積回路55と同一半導体基板上に形成されている。図4において、符号511は、外部から電源電圧が供給される外部電源端子、符号512は、外部から接地電位が供給される接地端子、符号513は、外部電源端子511に印加された電源電圧をCMOS集積回路55に供給する内部電源端子、符号514はCMOS集積回路55に接地電位を供給する接地端子である。
分圧回路52は、例えば直列に接続された2個の抵抗素子521,522を備えている。第1の抵抗素子521の一端は外部電源端子511に接続され、他端は第2の抵抗素子522の一端に接続されている。第2の抵抗素子522の他端は接地端子512,514に接続されている。インバータ回路53は、例えばp型の第1の高耐圧MOSトランジスタ(以下、第1のPDMOSと称する)531と第3の抵抗素子532を備えている。この第1のPDMOS531において、そのソース端子は外部電源端子511に接続されており、そのゲート端子は第1の抵抗素子521と第2の抵抗素子522の接続ノード、すなわち分圧点に接続されている。また、第1のPDMOS531のドレイン端子は第3の抵抗素子532の一端に接続されている。第3の抵抗素子532の他端は接地端子512,514に接続されている。
スイッチング素子54は、例えばp型の第2の高耐圧MOSトランジスタ(以下、第2のPDMOSと称する)541を備えている。この第2のPDMOS541において、そのソース端子は外部電源端子511に接続されており、そのゲート端子は第1のPDMOS531のドレイン端子に接続されている。また、第2のPDMOS541のドレイン端子は内部電源端子513に接続されている。
次に、第1のPDMOS531および第2のPDMOS541の構造等について説明する。図5は、図4の過電圧保護回路を構成するp型の高耐圧MOSトランジスタの一例を示す断面図である。図5左側部分に、これらPDMOS531,541の構造の一例を示す縦断面図を示し、同図の右側部分に、PDMOS531,541と同一半導体基板に集積されたCMOSのn型半導体からなるnチャネルMOSFET576およびp型半導体からなるpチャネルMOSFET575の断面図を示す。p型基板561の主面側にはn型半導体からなるnウェル領域562が形成されている。このnウェル領域562の表面層に、少し離れてp型半導体からなるpオフセット領域567とpソース領域565が形成されている。
pオフセット領域567の表面の一部には厚い酸化膜(LOCOS)566が選択的に形成されている。pオフセット領域567の表面層において、この酸化膜566を挟んでp型半導体からなるpソース領域565の反対側にpドレイン領域568が形成されている。また、nウェル領域562において、pソース領域565の外側には、nウェル領域562より不純物濃度が高いn型半導体からなるnベース領域563が形成されている。図5において、符号569はゲート絶縁膜であり、符号570はゲート電極であり、符号571はソース電極であり、符号572はドレイン電極である。
ここで、n型ウェル32(図3−1参照)は、図5に示したpチャネルMOSFET575のnウェル領域573とPDMOS531、541のnウェル領域562と同時に形成される。そのためn型ウェル32を形成するための専用マスクおよびイオン注入などの工程は不要である。また、p- 型ガードリング層321とp- 型ベース層331(図3−1参照)は、PDMOS531、541のpオフセット領域567と同時に形成される。そのためp- 型ガードリング層321とp- 型ベース層331を形成するための専用マスクおよびイオン注入などの工程は不要である。
同様に、n- 型コレクタ層35(図3−1参照)は、nベース層563と同時に形成される。またp+ 型ベース層341とp+ 型ガードリング層342(図3−1参照)は、pチャネルMOSFET575のソース・ドレイン領域と同時に形成され、n+ 型コレクタ層361およびn+ 型エミッタ層362(図3−1参照)は、nチャネルMOSFET576のソース・ドレイン領域と同時に形成される。さらに、絶縁膜37(図3−1参照)は、酸化膜566と同時に形成される。したがって、実質的には専用マスクや工程を追加せずに作成可能である。
さらに、ガードリング層を備えることでnpnトランジスタ121を用いてダイオード機能を実現し、かつ正常に動作させると共に、集積化をおこなうにあたり、他の隣接デバイスへの影響を与えない構造となっている。したがって、CMOS回路ICである圧力センサ(圧力検出部11)と、温度センサ(温度検出部12)との集積化(1チップ化)が図れ、温度・圧力を同時に計測する複合センサとしての半導体装置10を低コストにて提供することが可能となる。
次に温度検出部12の出力であるnpnトランジスタ121のダイオード順方向電圧Vfについて説明する。まず、図6を用いてダイオード順方向電圧Vfの測定方法について述べる。図6は、温度検出部の出力を得るための駆動測定方法を示す回路図である。
図6に示したように、温度検出部12の出力を得るため、npnトランジスタ121が接続された温度検出部出力端子T3・接地端子T4間に、電流発生手段21と、電圧検出手段22を並列に接続する。電流発生手段21により電流駆動をおこなうことで、電圧検出手段22によって、温度検出部出力端子T3・接地端子T4間の電圧つまり、npnトランジスタ121のダイオード順方向電圧Vfを測定することができる。
図7は、図6に示した駆動測定方法の具体例を示す回路図である。図7に示したように、電源端子T1から抵抗体211を介して温度検出部出力端子T3に接続し、温度検出部出力端子T3・接地端子T4間にA/Dコンバータ221を接続する。このとき、(電源電圧−温度検出部出力端子T3の電圧)/(抵抗体211の抵抗値)=電流値Iによって求められる電流値Iがnpnトランジスタ121に流れることになる。このとき、A/Dコンバータ221によって温度検出部出力端子T3・接地端子T4間の電圧の計測をおこなうことができる。
なお、以上述べた駆動測定方法の具体例は、あくまでも一つの回路例でありこれに限定するものではない。例えば、電流発生手段21として、バイポーラトランジスタやMOSを用いたバンドギャップ回路やカレントミラー回路、オペアンプを用いた電流発生回路等を用いてもよい。また、電圧検出手段22として、A/Dコンバータ221のようなアナログ量をデジタル量へ変換するような回路ではなく、オペアンプを用いた演算回路等のアナログ量の変換回路的な、例えば信号増幅回路や積分回路のようなものを用いてもよい。
ここで図8,図9を参照しながら、電流発生手段の条件(駆動電流量)とそれによって得られる順方向特性Vfとの関係について説明をおこなう。
図8は、温度変化に対するダイオード順方向電圧Vfの変化を表した図表である。図8において、縦軸は出力電圧[V]を表し、横軸は温度[℃]を表し、温度が上昇するにつれてダイオード順方向電圧Vfは減少するという、負の温度特性を示す。この温度特性を直線近似(図表中に示した一次近似からなる、併記した二次近似は図示しない)した際の傾きを温度係数と呼び、1℃あたり何Vの電圧変化を起こすかという温度センサの感度を表す指標となる。例えば、図8に示す図表の特性の場合、−2.07mV/℃の温度係数を有した特性であることがわかる。
また、図9は、ダイオード順方向電圧Vfのバイアス電流依存性を表した図表である。図9において、縦軸は温度係数[mV/℃]を表し、横軸は対数表示によるバイアス電流[A]を表す。図9に示したように、ダイオード順方向電圧Vfの温度係数は、ダイオードに流す電流(バイアス電流)の値によって変化する。具体的には、ダイオード順方向電圧Vfの温度係数は、バイアス電流の値の対数(Log)に比例する形にてその絶対値が低下する(温度係数の値が0に近づく)特徴を有しており、バイアス電流が0.01μA(図9に示した1.E−08)時に−2.7mV/℃程度であった温度係数が、1mA時(図9に示した1.E−03)には−1.6mA程度と、バイアス電流が大きくなるにしたがって、絶対値が小さくなる。
温度係数の絶対値が小さくなるということは、1℃あたりの出力電圧変化が小さくなるということである。つまり、温度検出部12として、感度が鈍くなっていることを意味するため、温度係数の絶対値が小さくなるような状態は、避けなければならない。したがって、図9の結果より感度が高い温度検出部12を実現するには、バイアス電流をより小さくした方がよいということがわかる。
次に、図10〜図12を用いて、温度検出の性能を表すもう一つの指標である非直線性ERRORについて説明する。先程説明した温度係数は、温度に対する出力の変化を直線近似した際の傾きであったが、この近似した直線(理想線)からどの程度外れて曲がっているかを表した数値が非直線性ERRORである。
一般的に、理想線からどの程度外れて曲がっているかの表現の仕方によって色々な計算方法があるが、ここでは−40℃と130℃の時のダイオード順方向電圧Vfの値を直線で結び、各温度でのダイオード順方向電圧Vfの値がこの直線からどの程度離れているのかを基準にして非直線性ERRORを表現する。なお、非直線性ERRORの値の絶対値が小さければ小さいほどセンサの出力はより直線的であることを意味し、温度検出部12の出力特性としてより好ましい状態といえる。
まず、図10は、温度検出部出力端子T3からの出力の非直線性ERRORの一例を示す図表である。図10において、縦軸は非直線形ERROR[mV]を表し、横軸は温度[℃]を表す。図10に示したのは、先程説明したように、−40℃と130℃の時のダイオード順方向電圧Vfの値を直線で結び、各温度でのダイオード順方向電圧Vfの値がこの直線からどの程度離れているのかを基準にして求めた非直線性ERRORの値である。
バイアス電流10μA(図9に示した1.E−05)時のダイオード順方向電圧Vfの非直線性ERRORは、50℃時点で極大となり、−40℃と130℃を直線で結んだ理想的な直線から+3mV外れるような曲がりを持っているということが図10の図表より読み取れる。
図11は、図10における極大点(曲がりのワースト値)のバイアス電流ごとの値を示す図表である。図11において、縦軸は非線形ERROR[mV]を表し、横軸は対数表示によるバイアス電流[A]を表す。バイアス電流が0.1μA(図11に示した1.E−07)を上回る領域においては非直線性ERRORが4mV以下でほぼ飽和気味となる。また、バイアス電流が大きくなるにつれて非直線性ERRORの値も徐々に小さくなるという傾向にあるが、バイアス電流が0.1μAよりも下回る領域では、極端に非直線性ERRORの値が増大し、温度検出部12の出力特性が悪化するという傾向を有していることがわかる。
以上説明したように、ダイオード順方向電圧Vfの温度係数、および非直線性ERRORをまとめると、センサ感度(温度係数の絶対値)を大きくするためにはバイアス電流を小さくした方がよいが、バイアス電流が0.1μAを下回る領域では非直線性が極端に悪化することがわかった。したがって、バイアス電流は0.1μA以上に設定することが望ましく、これにより、直線性のよい温度検出部12の出力を得ることができる。
さらに、図12は、非直線性ERRORの値を温度係数の値で割り温度換算の値にして、温度測定の範囲(フルスケール=170℃(−30℃〜140℃))に対する割合を求めた値(非直線性ERROR[%FS])を示す図表である。図12において、縦軸は非直線形ERROR[%FS]を表し、横軸は対数表示によるバイアス電流[A]を表す。
図11を用いて説明したとおり、非直線性ERROR[mV]の電流依存性は0.1μAを上回る領域ではほぼ飽和状態である。一方、図9を用いて説明したとおり、温度係数の電流依存性は0.1μAを上回る領域においても直線的に値の絶対値が小さくなる傾向にある。つまり、バイアス電流が増えることにより、非直線性ERROR(曲がりの電圧誤差)[mV]は、ほぼ一定であるにもかかわらず、温度変化1℃あたりの電圧変化量は小さくなっていく。したがって、相対的に見ると、非直線性ERROR[mV]の値の大きさがセンサ感度に対して増加するという傾向を有していることになる。この特徴は、図12に示した図表よりあきらかである。
測定温度フルスケールに対する非直線性ERROR[%FS]の値は、0.1μAの際に最善となり、その後、徐々に悪化するという傾向を有していることより、例えば、バイアス電流の値を0.1μA〜100μAの領域に設定することにより、温度センサの非直線性ERROR[%FS]の値を0〜−1%FS以内に収めることが可能であり、よりよい温度検出部12の出力特性(精度)を実現することができる。
(実施の形態2)
次にこの発明の実施の形態2にかかる半導体装置の構成について説明する。図13は、この発明の実施の形態2にかかる半導体装置の構成を示す説明図である。半導体装置20は、実施の形態1にかかる半導体装置10の構成のうち、温度検出部12と、温度検出部出力端子T3と接地端子T4間に接続されたツェナーダイオード13が加わった点のみが異なった構成によって実現される。したがって、以下実施の形態2独自の構成からなる温度検出部12とツェナーダイオード12について説明をおこなう。
図13における温度検出部12は、npnトランジスタ121,122,123,124,125の5個のnpnトランジスタにより構成されており、npnトランジスタ121〜125は、そのそれぞれがベース端子とコレクタ端子とをショートする形に結線されている。つまり、実施の形態1において説明したダイオード200(ベース・コレクタをショートしたnpnトランジスタ;図2参照)を5個直列に接続した構成になっている。さらに、温度検出部出力端子T3と接地端子T4との間に、ツェナーダイオード13が温度検出部12に並列に接続されている。
ベース・コレクタをショートしたnpnトランジスタ121〜125を直列に接続することで、ダイオードの順方向電圧Vfが足し合わされるため、温度変化に対するダイオード順方向電圧Vfの変化(温度係数)はnpnトランジスタが1個の場合と比較して5倍にすることが可能である。つまり、実施の形態2を用いることにより、温度センサの感度をより高めることが可能である。さらに、ツェナーダイオード13は、外部よりサージが入力された際にツェナー動作をおこない、温度検出部12をサージから保護するという役割を果たす。 以上のことから、本実施の形態2の構成により、サージ耐性に優れ、より感度の高い温度センサ出力を有する温度・圧力の検出が可能な複合センサとして用いることができる半導体装置20を実現することができる。なお、本実施の形態では5個のnpnトランジスタ121〜125の直列接続を説明として挙げたが、この5個はあくまでも一例であり、この数字に限定するものではない。
以上説明したように、本発明では、npnトランジスタ121によるダイオードによって構成された温度検出部12を有することで、高い温度検出精度を有するサーミスタと同等の機能を備えた圧力・温度検出が可能な半導体装置を必要最低限の基板面積で実現することができる。
また、抵抗体を用いて温度検出を行っていた場合は、温度検出感度が高くなるほど、製造ばらつきが大きくなり量産に適さないという難点があったが、本発明は製造ばらつきの少ないダイオードを用いることで、量産に適した構成となっている。
さらに、本発明にかかる半導体装置は、サーミスタを駆動させる回路をそのまま使用できるため、温度・圧力の検出が必要な被検出装置(例えば自動用エンジン)のシステムを変更させることなく従来のサーミスタを用いた検出素子と置き換えることができる。
以上のように、本発明にかかる半導体装置、および温度検出方法は、量産型の機器における圧力・温度検出に有用であり、特に、自動車用・二輪車用エンジン内部の圧力・温度検出に適している。
この発明の実施の形態1にかかる半導体装置の構成を示す説明図である。 温度検出部の等価回路を示す回路図である。 npnトランジスタの断面図である。 npnトランジスタの平面図である。 ダイオードとの集積化(1チップ化)が可能なCMOS回路ICの具体例である過電圧保護回路の構成を示す回路図である。 図4の過電圧保護回路を構成するp型の高耐圧MOSトランジスタの一例を示す断面図である。 温度検出部の出力を得るための駆動測定方法を示す回路図である。 図6に示した駆動測定方法の具体例を示す回路図である。 温度変化に対するダイオード順方向電圧Vfの変化を表した図表である。 ダイオード順方向電圧Vfのバイアス電流依存性を表した図表である。 温度検出部出力端子T3からの出力の非直線性ERRORの一例を示す図表である。 図10における極大点(曲がりのワースト値)のバイアス電流ごとの値を示す図表である。 非直線性ERRORの値を温度係数の値で割り温度換算の値にして、温度測定の範囲(フルスケール)に対する割合を求めた値を示す図表である。 この発明の実施の形態2にかかる半導体装置の構成を示す説明図である。 自動車用エンジンの概略図である。
符号の説明
10,20 半導体装置
11 圧力検出部
12 温度検出部
13 ツェナーダイオード
21 電流発生手段
22 電圧検出手段
111 圧力検出素子
112 デジタル/メモリ回路
113 D/Aコンバータ
114 信号増幅回路
121〜125 npnトランジスタ
200 ダイオード

Claims (8)

  1. 半導体基板に形成した半導体素子を有し、温度検出を行う温度検出手段と、
    前記半導体基板に設けられ、前記温度検出手段の検出信号を外部出力するための出力端子と、
    前記出力端子に接続され、前記温度検出手段の半導体素子に駆動電流を供給する電流発生手段と、
    前記出力端子に接続され、前記出力端子の電圧値を測定する電圧測定手段とを備え、
    前記半導体素子はダイオードからなり、
    前記電流発生手段から前記温度検出手段に対して所定量の駆動電流を供給した際に前記電圧測定手段によって測定された電圧値に基づいて温度検出をおこなうことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記駆動電流が0.1μA以上であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記ダイオードは、直列接続した複数のダイオードから構成されることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 前記ダイオードは、ベース電極とコレクタ電極とを短絡したnpnトランジスタを用いたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の半導体装置。
  5. 前記npnトランジスタは、前記ベース電極、前記コレクタ電極およびエミッタ電極を囲むように、前記npnトランジスタの外部から漏れ込んだ電流を吸い上げるガードリング層を備えていることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記npnトランジスタは、p型半導体基板の表面層に形成されたn型ウェル領域と、
    前記ウェル層の表面層に形成されたp型第1ベース層と、
    前記第1ベース層の表面層に形成された、前記第1ベース層より不純物濃度の高いp型第2ベース層と、
    前記第1ベース層の表面層に形成された、不純物濃度の高いn型エミッタ層と、
    前記第1ベース層を囲むように前記n型ウェル領域の表面層に形成されたn型第1コレクタ層と、
    前記第1コレクタ層の表面層に前記第1コレクタ層より不純物濃度の高いn型半導体により形成された第2コレクタ層と、
    前記半導体基板の表面層に、前記第1コレクタ層を囲むように形成された不純物濃度の低いp型第1半導体と、当該第1半導体の表面層に形成された、前記第1半導体層より不純物濃度の高いp型第2半導体とからなるガードリング層と、
    を備えることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  7. 前記半導体基板上に圧力を検出する、圧力検出素子が形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の半導体装置。
  8. 半導体基板に形成したダイオードによって温度検出をおこなう温度検出方法において、
    前記ダイオード対して所定量の駆動電流を供給した際に測定された前記1または複数個のダイオードの電圧値に基づいて温度検出をおこなうことを特徴とする温度検出方法。
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