JP2006323309A - 画像形成装置、及び画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 今後出力頻度が高まると予想される情報付白黒文書のFPOTを短縮する。
【解決手段】 YMCKトナー像を形成する画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kに加え、所定の情報を表す不可視トナー像を形成する画像形成ユニット11Iを有する。そして、画像形成ユニット11Y,11M,11C,11I,11Kの順に、中間転写ベルト21の上流から下流へ向けて配置されている。これにより、情報付白黒文書を印刷する場合、画像形成プロセスの最下流にある2つの画像形成ユニットのみでトナー像の転写が行われるので、FPOTが短縮されることとなる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、プリンタや複写機のような画像形成装置等に関し、より詳しくは、フルカラーの画像形成を可能とする画像形成装置等に関する。
近年、プリンタや複写機等の画像形成装置では、高品質な画像を出力するための技術の進歩により、原稿を忠実に再現した画像の出力が可能となっている。ところが、このように出力される画像が高品質となったが故に、画像形成装置が紙幣等の偽造に悪用された事例も報告されている。
かかる紙幣等の偽造を抑制するための対策としては、紙幣等の偽造に用いられた画像形成装置や偽造が行われた日時を特定する情報を、紙幣等の画像が出力された媒体(紙)に埋め込むことが考えられる。このような従来技術としては、媒体に出力された画像の品質に影響を与えないよう、目視で認識し難い色材を用いて情報を埋め込む方法が存在している(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1では、具体的には、淡色トナー、透明トナー、白色トナー等の比較的目立たないトナーを用いて、出力時間等の付加情報を示す画像が印字されている。
特開2002−139883号公報(第3−8頁、第1、8図)
しかしながら、特許文献1では、タンデム構成の画像形成装置において、情報埋め込み用の画像形成ユニットと、黒(K)用の画像形成ユニットとが、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)用の画像形成ユニットを挟んで離れた位置に配置されている。具体的には、中間転写体を用いた構成では、画像形成プロセスの上流側から、K、C、M、Y、情報埋め込み用の画像形成ユニットがこの順に配置されている。また、用紙搬送転写体を用いた構成では、画像形成プロセスの上流側から、情報埋め込み、Y、M、C、K用の画像形成ユニットがこの順に配置されている。
ところで、フルカラーが出力可能な画像形成装置においても、一般的なオフィスにおける出力頻度としては、白黒文書が圧倒的に高いのが現状である。また、セキュリティ意識の高まりにより、白黒文書に情報埋め込み用トナーを用いて情報を付加した文書(以下、「情報付白黒文書」という)の出力頻度も今後高くなっていくと考えられる。
このような情報付白黒文書を印刷出力することを考えた場合、特許文献1の中間転写体を用いた構成では、Kトナーによる像形成を行ってから情報埋め込み用トナーによる像形成を行うまでに時間がかかってしまう。また、特許文献1の用紙搬送転写体を用いた構成では、情報埋め込み用トナーによる像形成を行ってからKトナーによる像形成を行うまでに時間がかかってしまう。即ち、情報付白黒文書の出力頻度が高くなっていくと考えられるにもかかわらず、出力されるまでの時間(FPOT;First Print Out Time)が長くなってしまうという問題点があった。つまり、白黒モード又はフルカラーモードが選択可能で、かつ、情報を埋め込むかどうかが指定可能な画像形成装置においては、出力される文書の種類として、白黒文書、情報付白黒文書、フルカラー文書、情報付フルカラー文書の4つが考えられるが、これらの文書のFPOTが、その文書の出力頻度に応じて適切なものとはなっていないという問題点があった。
本発明は、以上のような技術的課題を解決するためになされたものであって、その目的は、今後出力頻度が高まると予想される情報付白黒文書のFPOTを短縮することにある。
本発明の他の目的は、白黒文書、情報付白黒文書、フルカラー文書、情報付フルカラー文書の種類ごとのFPOTを、その出力頻度に応じた適切なものとすることにある。
かかる目的のもと、本発明では、選択頻度が高い第1のモードにおける出力文書、この第1のモードにおける出力文書に情報を埋め込んだ文書、この第1のモードに比べて選択頻度が低い第2のモードにおける出力文書/この出力文書に情報を埋め込んだ文書の順に、FPOTが早くなるように構成した。即ち、本発明の画像形成装置は、使用する色の指定に関する第1のモードと第2のモードを有し、第1のモードが選択される頻度が第2のモードが選択される頻度よりも高い画像形成装置において、第1のモードで使用される色のトナー像を形成する第1のトナー像形成手段と、第2のモードで使用される色のトナー像を形成する第2のトナー像形成手段と、機械読取り用のトナー像を形成する第3のトナー像形成手段と、第1のトナー像形成手段、第2のトナー像形成手段、第3のトナー像形成手段により形成されたトナー像を、転写体又は記録媒体に転写して搬送する搬送手段とを備え、第3のトナー像形成手段は、搬送手段の搬送方向において、第1のトナー像形成手段の上流に配置され、第2のトナー像形成手段の下流に配置されたものである。
ここで、例えば、第1のモードとして、白黒モードを、第2のモードとして、フルカラーモードを採用することができる。その場合、第1のトナー像形成手段は、黒のトナー像を形成する画像形成ユニットを含み、第2のトナー像形成手段は、イエローのトナー像を形成する画像形成ユニットと、マゼンタのトナー像を形成する画像形成ユニットと、シアンのトナー像を形成する画像形成ユニットとを含むように構成することが考えられる。
また、第3のトナー像形成手段は、赤外光又は紫外光を吸収し、かつ、目視での認識が不可能な不可視トナーによる不可視トナー像を形成する画像形成ユニットとすることができる。
一方、本発明は、このような画像形成装置における画像形成方法として捉えることもできる。その場合、本発明の画像形成方法は、画像形成プロセスの最上流にカラー画像を形成するカラー画像形成手段を配置し、最下流に黒色画像を形成する黒色画像形成手段を配置し、その間に機械読取り用の画像を形成する機械読取り用画像形成手段を配置した画像形成装置における画像形成方法であり、白黒モード又はフルカラーモードの選択、及び、機械読取り用の画像を形成するかどうかの指定を受け付け、カラー画像形成手段、機械読取り用画像形成手段、黒色画像形成手段のうち、選択及び指定に基づいて決定された画像形成手段が転写体又は記録媒体に対して画像形成を行うという方法である。
本発明によれば、今後出力頻度が高まると予想される情報付白黒文書のFPOTを短縮することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(以下、「実施の形態」という)について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態が適用されるシステムの構成の一例を示したものである。このシステムは、少なくとも、電子文書の印刷を指示する端末装置100と、印刷対象の電子文書を管理する文書管理サーバ200と、印刷指示がなされた電子文書にアドレス情報を付与するアドレス付き文書生成サーバ300と、アドレス付与後の電子文書を印刷する画像形成装置400とがネットワーク900に接続されることにより構成されている。また、文書管理サーバ200には、電子文書を記憶する記憶装置としての文書リポジトリ210が接続され、アドレス付き文書生成サーバ300には、アドレス情報を管理するアドレス情報DB(データベース)310が接続されている。更に、このシステムは、画像形成装置400にて出力されるアドレス付き用紙500と、アドレス付き用紙500に文字又は図形を記録し、その文字又は図形の記録情報を読み取るペンデバイス600とを含む。また、ネットワーク900には、文書管理サーバ200で管理される文書とペンデバイス600により読み取られた記録情報とを重ね合わせて表示する端末装置700も接続されている。
以下、本システムの動作の概略を説明する。
まず、端末装置100は、文書管理サーバ200に対し、文書リポジトリ210にて管理されている特定の電子文書の印刷を指示する(A)。これにより、文書管理サーバ200は、印刷を指示された電子文書にアドレス情報を付与してアドレス付き文書を生成するよう、アドレス付き文書生成サーバ300に指示する(B)。この指示を受けたアドレス付き文書生成サーバ300は、指示された電子文書に対し、アドレス情報DB310にて管理されるアドレスを付与し、アドレス付き文書を生成する(C)。
尚、ここで、付与するアドレス情報には、例えば、電子文書及びそのページを識別する識別情報と、ページ内の位置を特定するための座標情報(X座標、Y座標)とが含まれる。
次に、アドレス付き文書生成サーバ300は、画像形成装置400に対し、アドレス付き文書の画像出力を指示する(D)。これにより、画像形成装置400は、アドレス付き用紙500を出力する(E)。
尚、画像形成装置400は、後で詳しく述べるが、アドレス付き文書生成サーバ300で付与されたアドレス情報を不可視トナーにより不可視画像として形成し、その他の画像(オリジナルの電子文書に含まれていた部分の画像)を可視トナーにより可視画像として形成するものとする。
その後、ユーザが、ペンデバイス600を用いてアドレス付き用紙500に文字又は図形を記録(筆記)する(F)。これにより、ペンデバイス600の撮像素子が、アドレス付き用紙500上の一定の領域を捕捉し、識別情報及び座標情報を得る。そして、この識別情報と、座標情報に基づいて求められた文字又は図形の軌跡情報とが、無線又は有線により端末装置700へ転送される(G)。尚、本システムでは、赤外光の吸収率が所定の基準よりも高い不可視トナーを用いて不可視画像を形成し、赤外光の照射及び検知が可能なペンデバイス600によって不可視画像を読み取ることを可能にしている。
これにより、端末装置700は、識別情報をキーにして文書管理サーバ200から特定の電子文書の特定のページを取得し(H)、そのページとペンデバイス600から送られた軌跡情報とを合成して表示する(I)。
このようなシステムにおいて、アドレス付用紙500上の可視画像は、Kトナーを用いて形成されることが多い。従って、特に、このようなアドレス付用紙500について、FPOTを短縮することが、このシステム全体の効率化を図る上で重要になってくる。
以下、図2〜図5を参照し、このようなアドレス付用紙500のFPOTを短縮するための画像形成装置400の詳細な構成について説明する。
(第1の実施の形態)
図2は、第1の実施の形態の画像形成装置400の全体構成を示した図であり、所謂タンデム型のデジタルカラー複写機を示している。図2に示す画像形成装置400は、本体1に、各色の階調データに対応して画像形成を行う画像プロセス系10、記録用紙(シート、媒体)を搬送するシート搬送系30、本体1を制御する制御部41、例えばパーソナルコンピュータやスキャナユニット45等に接続され、受信された画像データに対して所定の画像処理を施す画像処理系であるIPS(Image Processing System)42を備えている。尚、図2は、画像形成装置をユーザが操作する側(手前側)から見た図である。
画像プロセス系10は、水平方向に一定の間隔を置いて並列的に配置される、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、不可視(I)、黒(K)の5つの画像形成ユニット11Y,11M,11C,11I,11K、この画像形成ユニット11Y,11M,11C,11I,11Kの感光体ドラム12に形成された各色のトナー像を中間転写ベルト21上に多重転写させる転写ユニット20を備えている。また本体1には、転写ユニット20によって二次転写された記録用紙上の画像を、熱及び圧力を用いて記録用紙に定着させる定着器29を備えている。更に、画像形成ユニット11Y,11M,11C,11I,11Kに対して各色のトナーを供給するためのトナーカートリッジ19Y,19M,19C,19I,19Kが設けられている。
本実施の形態において、各画像形成ユニット11(11Y,11M,11C,11I,11K)は、矢印A方向に回転する感光体ドラム12の周囲に、これらの感光体ドラム12を帯電させる帯電器13、感光体ドラム12上に静電潜像を書き込むレーザ露光器14、各色成分トナーが収容されて感光体ドラム12上の静電潜像をトナーにより現像する現像器15、感光体ドラム12上に形成された各色成分トナー像を中間転写ベルト21に転写する一次転写ロール16、感光体ドラム12上の残留トナーを除去するドラムクリーナ17等の電子写真用デバイスが順次配設されている。これらの画像形成ユニット11は、中間転写ベルト21の上流側から、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、不可視(I)、黒(K)の順に配置されている。尚、各トナーの組成については、後述する。
転写ユニット20は、中間転写ベルト21を駆動するドライブロール22、中間転写ベルト21に一定のテンションを付与するテンションロール23、重畳された各色のトナー像を記録用紙に二次転写するためのバックアップロール24、中間転写ベルト21上に存在する残留トナー等を除去するベルトクリーナ25を備えている。中間転写ベルト21は、このドライブロール22とテンションロール23及びバックアップロール24との間に一定のテンションで掛け回されており、定速性に優れた専用の駆動モータ(図示せず)によって回転駆動されるドライブロール22により、矢印B方向に所定の速度で循環駆動される。この中間転写ベルト21は、例えば、チャージアップを起こさないベルト素材(ゴム又は樹脂)にて抵抗調整されたものが使用されている。
シート搬送系30は、画像が記録される記録用紙(シート、媒体)を積載して供給する給紙トレイ31、給紙トレイ31から記録用紙を取り上げて供給するナジャーロール32、ナジャーロール32から供給された記録用紙を1枚ずつ分離して搬送するフィードロール33、フィードロール33により1枚ずつに分離された記録用紙を画像転写部に向けて搬送する搬送路34を備えている。また、搬送路34を介して搬送された記録用紙に対し、二次転写位置に向けてタイミングを合わせて搬送するレジストロール35、二次転写位置に設けられバックアップロール24に圧接して記録用紙上に画像を二次転写する二次転写ロール36、定着器29によってトナー画像が定着された記録用紙を本体1の機外に排出する排出ロール37、排出ロール37によって排出された記録紙を積載する排出トレイ38を備えている。
また、スキャナユニット45は、図示しないCCDイメージセンサ等によってプラテンガラスに載置された原稿の画像、又は、プラテンガラス上を搬送される原稿の画像を読み取る。ここで、本実施の形態の画像形成装置400では、本体1の上部側にスキャナユニット45を配設することにより、省スペース化を図っている。尚、排出トレイ38とスキャナユニット45との間には所定の隙間が形成されており、排出トレイ38に排出された画像形成後の記録用紙を容易に取り出せるようになっている。
ここで、画像形成装置400で使用されるトナーについて詳細に説明する。
まず、画像形成ユニット11Yにて用いられるYトナー、画像形成ユニット11Mにて用いられるMトナー、画像形成ユニット11Cにて用いられるCトナーとしては、従来から使用されているトナーを用いる。
これに対し、本実施の形態では、画像形成ユニット11Kにて用いられるKトナーとして、特殊なトナーを用意する。従来から使用されている(カーボンブラックを黒色の色剤とする)Kトナーは、赤外光を吸収してしまうため、Iトナーにより埋め込まれた情報を赤外光照射により読み取る本システムにおいて、情報が埋め込まれない通常の画像を形成するのに用いるのは適切ではないからである。即ち、本実施の形態では、赤外光の吸収率が極めて低く、かつ、黒色を印字可能なトナーをKトナーとして採用することとする。このようなトナーとしては、Yトナー、Mトナー、Cトナーを混合して得られるトナーが例示される。
尚、従来から使用されているKトナーとは性質の異なるものを用いてはいるが、本明細書では、このような特殊なトナーも便宜上、「Kトナー」として表記するものとする。
また、Iトナーとしては、例えば、特開2003−186238号公報に記載された材料を用いることができる。即ち、結着樹脂と、無機材料粒子からなる近赤外光吸収材料とを含むものを用いることが考えられる。
ここで、結着樹脂としては、具体的には、ポリスチレン、スチレン−アクリル酸アルキル共重合体、スチレン−メタクリル酸アルキル共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体、ポリエチレン、ポリプロピレン等が挙げられる。
また、近赤外光吸収材料としては、少なくともCuOとPを含む無機材料粒子を用いることができる。尚、不可視トナー粒子中におけるCuOの含有濃度は、6質量%〜35質量%の範囲が好ましく、10質量%〜30質量%の範囲がより好ましい。更に、無機材料粒子は、不可視トナー中における該無機材料粒子の均一分散性と、電子写真用の記録材料として必要となる適度な負極摩擦帯電性とを得るため、CuO、Al、P、及びKOを必須の構成成分とする銅燐酸結晶化ガラスからなることが好ましい。この銅燐酸結晶化ガラスの組成は、CuOが20質量%〜60質量%の範囲であり、Alが1質量%〜10質量%の範囲であり、Pが30質量%〜70質量%の範囲であり、KOが1質量%〜10質量%の範囲であることが好ましい。
次に、図2及び図3を用いて、本実施の形態の画像形成装置400の動作について説明する。この画像形成装置400では、印刷の指示があると、制御部41が、使用する色の指定、及び、情報埋め込みを行うかどうかに関するモードを判定する。このようなモードとして、本実施の形態では、白黒モード、「白黒+I」モード、フルカラーモード、「フルカラー+I」モードの4つを想定する。ここで、「+I」とは、Iトナーによって情報を埋め込むことを意味する。即ち、「白黒+I」モードとは、白黒文書にIトナーで情報を埋め込んだ文書を出力するモードであり、「フルカラー+I」モードとは、フルカラー文書にIトナーで情報を埋め込んだ文書を出力するモードである。
以下、モードごとに具体的な動作を説明する。
−白黒モードの場合−
まず、例えば、図示しないパーソナルコンピュータ等にて形成された画像データが、IPS42に入力される。IPS42は、入力された画像データに対し、所定の画像処理を施す。画像処理が施された画像データは、黒(K)の色材階調データに変換され、各画像形成ユニット11Kのレーザ露光器14に出力される。
画像形成ユニット11Kでは、感光体ドラム12が帯電器13によって所定の電位に帯電される。また、画像形成ユニット11Kのレーザ露光器14では、IPS42より入力された色材階調データに応じて、画像形成ユニット11Kの感光体ドラム12にレーザ光を照射している。画像形成ユニット11Kの感光体ドラム12では、帯電された表面が露光され、静電潜像が形成される。形成された静電潜像は、画像形成ユニット11Kの現像器15にて、黒(K)のトナー像として現像される。
画像形成ユニット11Kの各感光体ドラム12上に形成されたトナー像は、中間転写ベルト21上に転写される。そして、転写後の画像形成ユニット11Kの感光体ドラム12は、ドラムクリーナ17によってクリーニングされる。
一方、シート搬送系30では、画像形成のタイミングに合わせてナジャーロール32が回転し、給紙トレイ31から所定サイズの記録用紙が供給される。フィードロール33により1枚ずつ分離された記録用紙は、搬送路34を経てレジストロール35に搬送され、一旦、停止される。その後、トナー像が形成された中間転写ベルト21の移動タイミングに合わせてレジストロール35が回転し、記録用紙は、バックアップロール24及び二次転写ロール36によって形成される二次転写位置に搬送される。二次転写位置にて下方から上方に向けて搬送される記録用紙には、圧接力及び所定の電界を用いて、黒のトナー像が副走査方向に転写される。そして、黒のトナー像が転写された記録用紙は、定着器29によって熱及び圧力で定着処理を受けた後、排出ロール37によって本体1の上部に設けられた排出トレイ38に排出される。一方、二次転写後の中間転写ベルト21は、ベルトクリーナ25によってクリーニングされ、次のプロセスに備える。
−「白黒+I」モードの場合−
まず、例えば、図示しないパーソナルコンピュータ等にて形成された画像データが、IPS42に入力される。IPS42は、入力された画像データに対し、所定の画像処理を施す。画像処理が施された画像データは、不可視(I)、黒(K)の2色の色材階調データに変換され、各画像形成ユニット11I,11Kのレーザ露光器14に出力される。
各画像形成ユニット11I,11Kでは、感光体ドラム12が帯電器13によって所定の電位に帯電される。また、各画像形成ユニット11I,11Kのレーザ露光器14では、IPS42より入力された色材階調データに応じて、画像形成ユニット11I,11Kの感光体ドラム12にレーザ光を照射している。画像形成ユニット11I,11Kの感光体ドラム12では、帯電された表面が露光され、静電潜像が形成される。形成された静電潜像は、各々の画像形成ユニット11I,11Kの現像器15にて、不可視(I)、黒(K)の各色のトナー像として現像される。
画像形成ユニット11I,11Kの各感光体ドラム12上に形成されたトナー像は、中間転写ベルト21上に多重転写される。このとき、不可視のトナー像を形成する画像形成ユニット11Iは、中間転写ベルト21の移動方向の上流側の隣に設けられているため、不可視のトナー像を中間転写ベルト21に対して最初に一次転写する。また、黒のトナー像を形成する画像形成ユニット11Kは、中間転写ベルト21の移動方向の最下流側に設けられているため、黒のトナー像を中間転写ベルト21に対して最後に一次転写する。そして、転写後の画像形成ユニット11I,11Kの感光体ドラム12は、ドラムクリーナ17によってクリーニングされる。
一方、シート搬送系30では、白黒モードの場合と同様にして、記録用紙が二次転写位置に搬送される。二次転写位置にて下方から上方に向けて搬送される記録用紙には、圧接力及び所定の電界を用いて、2色が多重されているトナー像が副走査方向に順次、転写される。そして、不可視、黒のトナー像が転写された記録用紙は、定着器29によって熱及び圧力で定着処理を受けた後、排出ロール37によって本体1の上部に設けられた排出トレイ38に排出される。一方、二次転写後の中間転写ベルト21は、ベルトクリーナ25によってクリーニングされ、次のプロセスに備える。
−フルカラーモードの場合−
まず、例えば、図示しないパーソナルコンピュータ等にて形成された画像データが、IPS42に入力される。IPS42は、入力された画像データに対し、所定の画像処理を施す。画像処理が施された画像データは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の4色の色材階調データに変換され、各画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kのレーザ露光器14に出力される。
各画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kでは、感光体ドラム12が帯電器13によって所定の電位に帯電される。また、各画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kのレーザ露光器14では、IPS42より入力された色材階調データに応じて、画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kの感光体ドラム12にレーザ光を照射している。画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kの感光体ドラム12では、帯電された表面が露光され、静電潜像が形成される。形成された静電潜像は、各々の画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kの現像器15にて、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色のトナー像として現像される。
画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kの各感光体ドラム12上に形成されたトナー像は、中間転写ベルト21上に多重転写される。このとき、イエロー、マゼンタ、シアンのトナー像を形成する画像形成ユニット11Y,11M,11Cは、中間転写ベルト21の移動方向の最上流側に設けられているため、イエロー、マゼンタ、シアンのトナー像を中間転写ベルト21に対して最初に一次転写する。また、黒のトナー像を形成する画像形成ユニット11Iは、中間転写ベルト21の移動方向の最下流側に設けられているため、黒のトナー像を中間転写ベルト21に対して最後に一次転写する。そして、転写後の画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kの感光体ドラム12は、ドラムクリーナ17によってクリーニングされる。
一方、シート搬送系30では、白黒モードの場合と同様にして、記録用紙が二次転写位置に搬送される。二次転写位置にて下方から上方に向けて搬送される記録用紙には、圧接力及び所定の電界を用いて、4色が多重されているトナー像が副走査方向に順次、転写される。そして、各色のトナー像が転写された記録用紙は、定着器29によって熱及び圧力で定着処理を受けた後、排出ロール37によって本体1の上部に設けられた排出トレイ38に排出される。一方、二次転写後の中間転写ベルト21は、ベルトクリーナ25によってクリーニングされ、次のプロセスに備える。
−「フルカラー+I」モードの場合−
まず、例えば、図示しないパーソナルコンピュータ等にて形成された画像データが、IPS42に入力される。IPS42は、入力された画像データに対し、所定の画像処理を施す。画像処理が施された画像データは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、不可視(I)、黒(K)の5色の色材階調データに変換され、各画像形成ユニット11Y,11M,11C,11I,11Kのレーザ露光器14に出力される。
各画像形成ユニット11Y,11M,11C,11I,11Kでは、感光体ドラム12が帯電器13によって所定の電位に帯電される。また、各画像形成ユニット11Y,11M,11C,11I,11Kのレーザ露光器14では、IPS42より入力された色材階調データに応じて、画像形成ユニット11Y,11M,11C,11I,11Kの感光体ドラム12にレーザ光を照射している。画像形成ユニット11Y,11M,11C,11I,11Kの感光体ドラム12では、帯電された表面が露光され、静電潜像が形成される。形成された静電潜像は、各々の画像形成ユニット11Y,11M,11C,11I,11Kの現像器15にて、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、不可視(I)、黒(K)の各色のトナー像として現像される。
画像形成ユニット11Y,11M,11C,11I,11Kの各感光体ドラム12上に形成されたトナー像は、中間転写ベルト21上に多重転写される。このとき、イエロー、マゼンタ、シアンのトナー像を形成する画像形成ユニット11Y,11M,11Cは、中間転写ベルト21の移動方向の最上流側に設けられているため、イエロー、マゼンタ、シアンのトナー像を中間転写ベルト21に対して最初に一次転写する。また、不可視のトナー像を形成する画像形成ユニット11Iは、中間転写ベルト21の移動方向の2番目に下流に設けられているため、不可視のトナー像を中間転写ベルト21に対して最後から2番目に一次転写する。更に、黒のトナー像を形成する画像形成ユニット11Kは、中間転写ベルト21の移動方向の最下流側に設けられているため、黒のトナー像を中間転写ベルト21に対して最後に一次転写する。そして、転写後の画像形成ユニット11Y,11M,11C,11I,11Kの感光体ドラム12は、ドラムクリーナ17によってクリーニングされる。
一方、シート搬送系30では、白黒モードの場合と同様にして、記録用紙が二次転写位置に搬送される。二次転写位置にて下方から上方に向けて搬送される記録用紙には、圧接力及び所定の電界を用いて、5色が多重されているトナー像が副走査方向に順次、転写される。そして、各色のトナー像が転写された記録用紙は、定着器29によって熱及び圧力で定着処理を受けた後、排出ロール37によって本体1の上部に設けられた排出トレイ38に排出される。一方、二次転写後の中間転写ベルト21は、ベルトクリーナ25によってクリーニングされ、次のプロセスに備える。
尚、以上の動作説明では言及しなかったが、この4つのモードに応じて、制御部41が、画像形成を行わない画像形成ユニット11を中間転写ベルト21からリトラクト(離間)するようにしてもよい。
その場合の制御の流れを、図3に示す。
まず、制御部41は、フルカラーでの印刷が指示されたかを判定する(ステップ401)と共に、Iトナーによる情報埋め込みが指示されたかを判定する(ステップ402、403)。
ステップ401でNo、ステップ402でNoと判定された場合は、白黒モードであるので、画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Iをリトラクトする(ステップ404)。ステップ401でNo、ステップ402でYesと判定された場合は、「白黒+I」モードであるので、画像形成ユニット11Y,11M,11Cをリトラクトする(ステップ405)。ステップ401でYes、ステップ403でNoと判定された場合は、フルカラーモードであるので、画像形成ユニット11Iをリトラクトする(ステップ406)。ステップ401でYes、ステップ403でYesと判定された場合は、「フルカラー+I」モードであるので、いずれの画像形成ユニットのリトラクトも行わない。
尚、リトラクトの機構は、例えば、特開2003−337454に記載されたものを用いることができる。
以上説明したように、本実施の形態では、イエローの画像形成ユニット、マゼンタの画像形成ユニット、シアンの画像形成ユニット、情報埋め込み用の画像形成ユニット、黒の画像形成ユニットをこの順に配置した。これにより、今後出力頻度が高まると予想される情報付白黒文書のFPOTを短縮することができる。また、情報付き白黒文書を出力する場合であっても、中間転写ベルトがトナー像を担持した状態で走行する距離を短縮することができるので、ベルトの摩擦や抵抗変化に対する寿命を延長できるという効果もある。
(第2の実施の形態)
図4は、第2の実施の形態の画像形成装置400の全体構成を示した図であり、所謂タンデム型のデジタルカラー複写機を示している。図4に示す画像形成装置400も、本体1に、各色の階調データに対応して画像形成を行う画像プロセス系10、記録用紙(シート、媒体)を搬送するシート搬送系30、本体1を制御する制御部41、例えばパーソナルコンピュータやスキャナユニット45等に接続され、受信された画像データに対して所定の画像処理を施す画像処理系であるIPS(Image Processing System)42を備えている。尚、図4も、画像形成装置をユーザが操作する側(手前側)から見た図である。
ところで、この第2の実施の形態は、画像形成ユニット11K,11Iを共通のサブフレーム構成とし、画像形成ユニット11Y,11M,11Cを共通のサブフレーム構成とした点で、第1の実施の形態と異なる。その他の構成及び動作については、第1の実施の形態と同様であるので、詳細な説明を省略する。
尚、本実施の形態でも、4つのモードに応じて、制御部41が、画像形成を行わない画像形成ユニット11を中間転写ベルト21からリトラクトすることができる。但し、画像形成ユニット11K,11Iと、画像形成ユニット11Y,11M,11Cとは、それぞれサブフレームを構成することから、リトラクトもこのようなサブフレームを単位として行うことになる。
その場合の制御の流れを、図5に示す。
まず、制御部41は、フルカラーでの印刷が指示されたかを判定する(ステップ451)と共に、Iトナーによる情報埋め込みが指示されたかを判定する(ステップ452、453)。
ステップ451でNo、ステップ452でNoと判定された場合は、白黒モードであるが、画像形成ユニット11Iは、画像形成ユニット11Kとサブフレームを構成するためリトラクトできないので、画像形成ユニット11Y,11M,11Cのサブフレームのみをリトラクトする(ステップ454)。ステップ451でNo、ステップ452でYesと判定された場合は、「白黒+I」モードであるので、画像形成ユニット11Y,11M,11Cのサブフレームをリトラクトする(ステップ455)。ステップ451でYes、ステップ453でNoと判定された場合は、フルカラーモードであるが、画像形成ユニット11Iは、画像形成ユニット11Kとサブフレームを構成するためリトラクトできないので、いずれのサブフレームのリトラクトも行わない。ステップ451でYes、ステップ453でYesと判定された場合は、「フルカラー+I」モードであるので、いずれのサブフレームのリトラクトも行わない。
以上説明したように、本実施の形態では、黒の画像形成ユニットと情報埋め込み用の画像形成ユニットを共通サブフレームとし、イエロー、マゼンタ、シアンの画像形成ユニットを共通サブフレームとした。これにより、今後出力頻度が高くなってくると考えられる文書に用いられる黒トナーと、情報埋め込み用トナーとを一緒に取り扱えるので、効率的であり、画像形成装置の寿命延長、ランコストの低減が可能となるという効果がある。
尚、以上述べた第1及び第2の実施の形態では、トナー像を中間転写ベルトを介して記録用紙に転写する方式の画像形成装置について説明したが、トナー像を直接記録用紙に転写する方式の画像形成装置に本発明を適用することも可能である。
その場合も、記録用紙の搬送方向の上流側から、画像形成ユニット11Y,11M,11C,11I,11Kをこの順で配置することにより、FPOTを短縮することができる。
ここで、仮に、記録用紙の搬送方向の上流側から、画像形成ユニット11I,11Y,11M,11C,11Kの順に配置されていたとする。この場合、「白黒+I」モードで画像形成を行うとすると、最上流位置におけるIトナーの転写から、最下流位置におけるKトナーの転写までに、記録用紙を搬送する時間が必要となってしまう。
一方、本実施の形態では、記録用紙の搬送方向の上流側から、画像形成ユニット11Y,11M,11C,11I,11Kの順に配置しているので、Iトナーの転写からKトナーの転写までの時間は上述の例ほどかからない。従って、Iトナーの転写の準備ができるとすぐに転写ができるようなタイミングで記録用紙を搬送するようにすれば、FPOTは短縮できるのである。
また、本実施の形態では、使用する色の指定として白黒又はフルカラーを想定し、白黒の場合はKトナーを使用し、フルカラーの場合はこれに加えてY,M,Cトナーを使用することを前提とした。しかしながら、使用するトナーの種類はこれに限られるものではない。即ち、白黒かフルカラーかという区別ではなく、選択頻度の高いモードか選択頻度の比較的低いモードかという区別にすることもできる。例えば、K以外の特殊な色を用いた文書の印刷を主目的とする画像形成装置においては、Kトナーの代わりに、その特殊な色のトナーを用いてもよい。また、Y,M,Cトナーは、必ずしも全てを用いる必要はなく、その中の例えば2色を用いるようにしてもよいし、全く別のトナーを用いるようにしてもよい。
更に、本実施の形態では、情報埋め込み用のトナーとして赤外光の吸収率が高いトナーを用いるようにしたが、紫外光を用いて情報読み取りを行う場合には、紫外光の吸収率が高いトナーを用いることもできる。また、目視で認識不可能な不可視トナーを必ずしも用いなくてよい。例えば、淡色のイエロー等、通常のカラーの中から、目視での認識が困難な色を適宜選択して用いることも可能である。
本発明の実施の形態が適用されるシステムの概略構成を示した図である。 第1の実施の形態における画像形成装置の全体構成を示した図である。 第1の実施の形態の画像形成装置におけるリトラクト動作を示したフローチャートである。 第2の実施の形態における画像形成装置の全体構成を示した図である。 第2の実施の形態の画像形成装置におけるリトラクト動作を示したフローチャートである。
符号の説明
100…端末装置、200…文書管理サーバ、210…文書リポジトリ、300…アドレス付き文書生成サーバ、310…アドレス情報DB、400…画像形成装置、500…アドレス付き用紙、600…ペンデバイス、700…端末装置、900…ネットワーク

Claims (9)

  1. 使用する色の指定に関する第1のモードと第2のモードを有し、第1のモードが選択される頻度が第2のモードが選択される頻度よりも高い画像形成装置において、
    前記第1のモードで使用される色のトナー像を形成する第1のトナー像形成手段と、
    前記第2のモードで使用される色のトナー像を形成する第2のトナー像形成手段と、
    機械読取り用のトナー像を形成する第3のトナー像形成手段と、
    前記第1のトナー像形成手段、前記第2のトナー像形成手段、前記第3のトナー像形成手段により形成されたトナー像を、転写体又は記録媒体に転写して搬送する搬送手段と
    を備え、
    前記第3のトナー像形成手段は、前記搬送手段の搬送方向において、前記第1のトナー像形成手段の上流に配置され、前記第2のトナー像形成手段の下流に配置されたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1のトナー像形成手段は、黒色トナー像を形成し、
    前記第2のトナー像形成手段は、黒色以外のカラートナー像を形成することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記機械読取り用のトナー像は、赤外光又は紫外光を吸収するトナーによるトナー像であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記機械読取り用のトナー像は、目視での認識が不可能な不可視トナーによるトナー像であることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記第3のトナー像形成手段は、前記第1のトナー像形成手段を伴ってリトラクト可能に構成されたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 前記第2のトナー像形成手段は、イエローのトナー像を形成する第1の画像形成ユニットと、マゼンタのトナー像を形成する第2の画像形成ユニットと、シアンのトナー像を形成する第3の画像形成ユニットとを含むことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  7. 前記第1の画像形成ユニットは、前記第2の画像形成ユニットと前記第3の画像形成ユニットとを伴ってリトラクト可能に構成されたことを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  8. 画像形成プロセスの最上流にカラー画像を形成するカラー画像形成手段を配置し、最下流に黒色画像を形成する黒色画像形成手段を配置し、その間に機械読取り用の画像を形成する機械読取り用画像形成手段を配置した画像形成装置における画像形成方法であって、
    白黒モード又はフルカラーモードの選択、及び、前記機械読取り用の画像を形成するかどうかの指定を受け付け、
    前記カラー画像形成手段、前記機械読取り用画像形成手段、前記黒色画像形成手段のうち、前記選択及び前記指定に基づいて決定された画像形成手段が転写体又は記録媒体に対して画像形成を行うことを特徴とする画像形成方法。
  9. 前記画像形成を行うステップでは、前記カラー画像形成手段、前記機械読取り用画像形成手段、前記黒色画像形成手段のうち、画像形成を行わない画像形成手段を前記転写体又は前記記録媒体からリトラクトすることを特徴とする請求項8記載の画像形成方法。
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