JP2006322595A - マイクロバルブ、マイクロバルブの制御方法、及びマルチバルブ - Google Patents

マイクロバルブ、マイクロバルブの制御方法、及びマルチバルブ Download PDF

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堅慈 内山
Atsushi Yamaguchi
山口  淳
Shinji Tamai
慎二 玉井
Hiroya Mizutani
洋弥 水谷
Satoru Muto
悟 武藤
Tsuneyuki Ishikawa
常行 石川
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Abstract

【課題】 金属パイプを円滑に回転させて液漏れの発生を防ぐことができるマイクロバルブを提供する。
【解決手段】 マイクロバルブ10は、数cm(1〜2cm)角の樹脂製ブロック(樹脂本体)11と、樹脂製ブロック11に設けられた穴に挿入された外径が2mm、内径が0.5mmの金属パイプ12と、樹脂製ブロック11に挿入され、外部のポンプ(不図示)等に接続されたチューブ13とを備える。チューブ13と接続するように金属パイプ12の側面にはパイプ穴14が開けられており、チューブ13から金属パイプ12の側面におけるパイプ穴14を介して金属パイプ12内へ試料溶液を注入する。金属パイプ12は、外表面における最大高さRyが1000nm以下、好ましくは700nm以下、且つ算術平均粗さRaが100nm以下になるように、外表面が電解研磨されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、マイクロバルブ、マイクロバルブの制御方法、及びマルチバルブに関し、特に、スイッチングバルブ、インジェクションバルブ等のマイクロバルブ、マイクロバルブの制御方法、及びマルチバルブに関する。
従来から、化学反応の高速性や微少量での反応、オンサイト分析等の観点から、化学反応を微小空間で行うための集積化技術が注目されており、小さなガラス基板等に形成した微細な流路の中で液中試料の混合、反応、分離、抽出、検出等を行うことを目的としたマイクロ化学チップの開発が進められている。このようなマイクロ化学チップにおいて扱う液の容量は非常に少ないので、マイクロ化学チップ用のバルブは小容量の液を扱う必要がある。このようなマイクロ化学チップ用のバルブとして、例えば、試料切り出し量が10nLのアップチャーチ社(米国、Upchurch Scientific Inc)製のインジェクションバルブ(MX Nano Injector)があるが(例えば、特許文献1参照)、このバルブ装置は102×76×127mmと非常に大きいことに加えて、マイクロ化学チップとバルブとを長いチューブを介して接続しなければならないために、試料切り出し量が10nLと小さいにも拘わらず多量のバッファー溶液を必要としたり、送液に時間がかかったり、送液に高圧を要したりといった問題がある。また、上記インジェクションバルブより小さな手動バルブ(Micro-Scale Injector Model 8125)もあるが、この手動バルブの大きさは直径3cm、長さ5cm程度であり、小型化が十分になされていなかった。
小型化されたマイクロバルブとして、以下のものが提案されている。
図4は、従来のマイクロバルブの構成を概略的に示す図であり、(a)は全体構造を示し、(b)は内部構造を示す。
図4において、マイクロバルブ40は、数cm(1〜2cm)角の樹脂製ブロック(樹脂本体)41と、樹脂製ブロック41に設けられた穴に挿入された数mmφの金属パイプ42と、樹脂製ブロック41に挿入され、外部のポンプ(不図示)等に接続されたチューブ43とを備える。チューブ43と接続するように金属パイプ42の側面には穴42aが開けられており、試料溶液はチューブ43から金属パイプ42の側面における穴42aを通じて金属パイプ42内に注入される。
上記マイクロバルブ40は、金属パイプ42を回転することにより、試料溶液を所定量だけ取り出して(切り出して)、他の溶液が流れている中に試料溶液を注入するインジェクションや、選択した液ラインに切り替えて試料溶液を流すスイッチング等を行うが、金属パイプ42の側面における穴42aのパターンによって種々のバルブ機能を選択できる。
上記マイクロバルブ40がインジェクションを行う場合、金属パイプ42の両端は閉じられているので、試料溶液は金属パイプ42内には所定量しか流入してこない(図5(a))。この状態で金属パイプ42を回転すると所定量の試料溶液のみを切り出すことができ、流し出したいチューブ43に金属パイプ42の側面における穴42aが接続されたときに金属パイプ42の回転を止めて試料溶液を流しだす(図5(b))。なお、このマイクロバルブ40は上述したアップチャーチ社製のインジェクションバルブと比べてデッドボリュームが格段に少ない。
また、上記マイクロバルブ40がスイッチングを行う場合は、インジェクションを行う場合とは異なるパターンで側面に穴42aを開けた金属パイプ42を回転させ、入及び出の液ライン61から選択した入及び出の液ライン62に切り替えて試料溶液を流す(図6)。
米国特許第6729350号明細書
しかしながら、マイクロバルブ40は樹脂製ブロック41に設けられた穴に金属パイプ42が挿入されているだけなので、樹脂製ブロック41に設けられた穴と金属パイプ42との隙間44(図4(b))から試料溶液が漏れてくる。
また、初期段階では樹脂製ブロック41に設けられた穴と金属パイプ42との隙間44が小さくて液漏れが発生しなくても、金属パイプ42の回転数に応じて樹脂製ブロック41の穴と金属パイプ42との隙間44が大きくなって液漏れ等を発生する場合がある。具体的には、金属パイプ42の側面における穴の縁に生成したバリが外側に向かって張り出していると、金属パイプ42の回転数に応じて樹脂製ブロック42に設けられた穴と金属パイプ42との隙間44が大きくなって液漏れを発生したり、樹脂製ブロック41から削り取られた樹脂が不純物として試料溶液に混ざってしまうことがある。また、金属パイプ42の側面における穴の縁に生成したバリが内側に張り出していると、金属パイプ42内の液の流れを阻害して、液残り、液汚れ、圧力損失等を引き起こしたり、試料溶液中のビーズ等が詰まってしまうことがある。
また、マイクロバルブ40における金属パイプ42の回転駆動をモーターで自動化する場合、金属パイプ42を反復して回転駆動すると、モーターにおけるギヤのバッククラッシュによって金属パイプ42の側面における穴42aの停止位置がずれてしまうことがある。
また、並列に並べられた複数のマイクロバルブ40から成るマルチバルブの小型化及び低コスト化を実現するためには、複数のマイクロバルブ40を一つの駆動部で駆動する必要があるが、その駆動方法が見つかっていなかった。
本発明の目的は、金属パイプを円滑に回転させて液漏れの発生を防ぐことができるマイクロバルブを提供することにある。
本発明の他の目的は、金属パイプの回転を自動的に制御することができるマイクロバルブの制御方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、小型化及び低コスト化を実現することができるマルチバルブを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載のマイクロバルブは、樹脂本体と、前記樹脂本体に設けられた穴に挿入された金属パイプと、前記樹脂本体に挿入されたチューブとを備えるマイクロバルブにおいて、前記金属パイプは外表面における最大高さRyが1000nm以下であることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項2記載のマイクロバルブは、樹脂本体と、前記樹脂本体に設けられた穴に挿入された金属パイプと、前記樹脂本体に挿入されたチューブとを備えるマイクロバルブにおいて、前記金属パイプは外表面における最大高さRyが700nm以下であることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項3記載のマイクロバルブは、樹脂本体と、前記樹脂本体に設けられた穴に挿入された金属パイプと、前記樹脂本体に挿入されたチューブとを備えるマイクロバルブにおいて、前記金属パイプは外表面における算術平均粗さRaが100nm以下であることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項4記載のマイクロバルブは、樹脂本体と、前記樹脂本体に設けられた穴に挿入された金属パイプと、前記樹脂本体に挿入されたチューブとを備えるマイクロバルブにおいて、前記金属パイプは外表面における最大高さRyが1000nm以下且つ算術平均粗さRaが100nm以下であることを特徴とする。
請求項5記載のマイクロバルブは、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のマイクロバルブにおいて、前記金属パイプは外表面が研磨されたことを特徴とする。
請求項6記載のマイクロバルブは、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のマイクロバルブにおいて、前記金属パイプは内表面が研磨されたことを特徴とする。
請求項7記載のマイクロバルブは、請求項5又は6記載のマイクロバルブにおいて、前記研磨は電解研磨であることを特徴とする。
請求項8記載のマイクロバルブは、請求項1乃至7のいずれか1項に記載のマイクロバルブにおいて、前記金属パイプは側面に穴を有し、前記金属パイプの側面における穴は縁がバリ取りされたことを特徴とする。
請求項9記載のマイクロバルブは、請求項1乃至8のいずれか1項に記載のマイクロバルブにおいて、前記金属パイプは外径が前記樹脂本体に設けられた穴の直径の102〜120%であることを特徴とする。
請求項10記載のマイクロバルブは、請求項1乃至9のいずれか1項に記載のマイクロバルブにおいて、前記金属パイプは鉄−ニッケル−クロム合金から成ることを特徴とする。
請求項11記載のマイクロバルブは、請求項1乃至9のいずれか1項に記載のマイクロバルブにおいて、前記金属パイプは鉄−クロム合金から成ることを特徴とする。
請求項12記載のマイクロバルブは、請求項1乃至11のいずれか1項に記載のマイクロバルブにおいて、前記金属パイプは外径が1〜4mmであることを特徴とする。
請求項13記載のマイクロバルブは、請求項1乃至12のいずれか1項に記載のマイクロバルブにおいて、前記金属パイプは内径が2mm以下であることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項14記載のマイクロバルブの制御方法は、請求項1乃至13のいずれか1項に記載のマイクロバルブの制御方法であって、前記マイクロバルブにおける金属パイプをモーターにより回転駆動することを特徴とするマイクロバルブの制御方法。
請求項15記載のマイクロバルブの制御方法は、請求項14記載のマイクロバルブの制御方法において、前記モーターは前記金属パイプを1方向のみに回転駆動することを特徴とする。
請求項16記載のマイクロバルブの制御方法は、請求項14又は15記載のマイクロバルブの制御方法において、前記マイクロバルブにおける樹脂本体は、前記金属パイプの回転軸に対して左右対称位置に設けられたチューブ挿入穴を有することを特徴とする。
請求項17記載のマイクロバルブの制御方法は、請求項14乃至16のいずれか1項に記載のマイクロバルブの制御方法において、前記モーターは前記金属パイプを半回転毎に回転駆動することを特徴とする。
請求項18記載のマイクロバルブの制御方法は、請求項14乃至17のいずれか1項に記載のマイクロバルブの制御方法において、前記モーターによる前記金属パイプの回転を1つのセンサーにより感知することを特徴とする。
請求項19記載のマイクロバルブの制御方法は、請求項18記載のマイクロバルブの制御方法において、前記センサーは、前記金属パイプの回転軸に対して円の中心が合致するように設けられた半円状の円盤を有することを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項20記載のマルチバルブは、請求項1乃至13のいずれか1項に記載のマイクロバルブを並列に並べたバルブ群と、前記バルブ群における金属パイプの回転軸を完全に同期して連結する歯車とを備えることを特徴とする。
請求項21記載のマルチバルブは、請求項20記載のマルチバルブにおいて、前記歯車は隣接する他の歯車と逆方向に回転することを特徴とする。
請求項22記載のマルチバルブは、請求項21記載のマルチバルブにおいて、前記バルブ群におけるマイクロバルブは同じ向きに並列に並べてあることを特徴とする。
請求項1記載のマイクロバルブによれば、金属パイプは外表面における最大高さRyが1000nm以下であるので、金属パイプを円滑に回転させて液漏れの発生を防ぐことができる。
請求項2記載のマイクロバルブによれば、最大高さRyが700nm以下であるので、金属パイプをさらに円滑に回転させて液漏れの発生を確実に防ぐことができる。
請求項3記載のマイクロバルブによれば、金属パイプは外表面における算術平均粗さRaが100nm以下であるので、金属パイプを円滑に回転させて液漏れの発生を確実に防ぐことができる。
請求項4記載のマイクロバルブによれば、金属パイプは外表面における最大高さRyが1000nm以下且つ算術平均粗さRaが100nm以下であるので、金属パイプをさらに円滑に回転させて液漏れの発生を確実に防ぐことができる。
請求項5記載のマイクロバルブによれば、金属パイプは外表面が研磨されたので、金属パイプを円滑に回転させることができる。
請求項6記載のマイクロバルブによれば、金属パイプは内表面が研磨されたので、液の流れをスムーズにして、試料を流れ易くすることができる。
請求項7記載のマイクロバルブによれば、研磨が電解研磨であるので、金属パイプの表面における最大高さRy及び算術平均粗さRaを所望の値に調整することができる。
請求項8記載のマイクロバルブによれば、金属パイプの側面における穴は縁がバリ取りされているので、金属パイプの側面における穴の縁に形成されたバリを完全に除去することができ、もって金属パイプを円滑に回転することができる。
請求項9記載のマイクロバルブによれば、金属パイプは外径が樹脂本体に設けられた穴の直径の102〜120%であるので、金属パイプを回転可能な状態に維持しつつ液漏れを防止することができる。
請求項10記載のマイクロバルブによれば、金属パイプは鉄−ニッケル−クロム合金から成るので、金属パイプの耐薬品性及び剛性を向上することができる。
請求項11記載のマイクロバルブによれば、金属パイプは鉄−クロム合金から成るので、金属パイプの耐薬品性及び剛性を向上することができる。
請求項12記載のマイクロバルブによれば、金属パイプは外径が1〜4mmであるので、回転操作中の抵抗により変形しない程度の剛性を得ると共にマイクロバルブを小型化して切り出し量を少なくすることができる。
請求項13記載のマイクロバルブによれば、金属パイプは内径が2mm以下であるので、マイクロバルブを小型化して切り出し量を少なくすることができる。
請求項14記載のマイクロバルブの制御方法によれば、モーターが金属パイプを回転駆動するので、金属パイプの回転を自動的に制御することができる。
請求項15記載のマイクロバルブの制御方法によれば、モーターは金属パイプを1方向のみに回転駆動するので、歯車のバッククラッシュによって金属パイプの停止位置が所定位置からずれるのを防止することができる。
請求項16記載のマイクロバルブの制御方法によれば、チューブ挿入穴は金属パイプの回転軸に対して左右対称位置に設けられているので、モーターを常に同じ方向に回転する構造とした場合、金属パイプの回転動作を簡単にすることができる。
請求項17記載のマイクロバルブの制御方法によれば、モーターは金属パイプを半回転毎に回転駆動するので、マイクロバルブの動作を簡単にすることができる。
請求項18記載のマイクロバルブの制御方法によれば、モーターによる金属パイプの回転を1つのセンサーにより感知するので、小型化及び低コスト化を図ることができる。
請求項19記載のマイクロバルブの制御方法によれば、センサーは金属パイプの回転軸に対して円の中心が合致するように設けられた半円状の円盤を有するので、1つのセンサーで金属パイプの回転を感知することができる。
請求項20記載のマルチバルブによれば、歯車が金属パイプの回転軸を完全に同期して連結するので、小型化及び低コスト化を実現することができる。
請求項21記載のマルチバルブによれば、歯車は隣接する他の歯車と逆方向に回転するので、歯車を直接組み合わせることができる。
請求項22記載のマルチバルブは、バルブ群におけるマイクロバルブは同じ向きに並列に並べてあるので、歯車を直接組み合わせることができると共に、バルブの構造が簡単となり、また取り扱いが容易となる。
本発明者は、上記目的を達成すべく鋭意研究を行った結果、樹脂本体と、樹脂本体に設けられた穴に挿入された金属パイプと、樹脂本体に挿入されたチューブとを備えるマイクロバルブにおいて、金属パイプは外表面における最大高さRyが1000nm以下、好ましくは700nm以下であると、金属パイプを円滑に回転させて液漏れの発生を防ぐことができることを見出した。
また、本発明者は、上記目的を達成すべく鋭意研究を行った結果、樹脂本体と、樹脂本体に設けられた穴に挿入された金属パイプと、樹脂本体に挿入されたチューブとを備えるマイクロバルブにおいて、金属パイプは外表面における算術平均粗さRaが100nm以下であると、金属パイプを円滑に回転させて液漏れの発生を確実に防ぐことができることを見出した。
また、本発明者は、上記目的を達成すべく鋭意研究を行った結果、樹脂本体と、樹脂本体に設けられた穴に挿入された金属パイプと、樹脂本体に挿入されたチューブとを備えるマイクロバルブにおいて、金属パイプは外表面における最大高さRyが1000nm以下且つ算術平均粗さRaが100nm以下であると、金属パイプをさらに円滑に回転させて液漏れの発生を確実に防ぐことができることを見出した。
また、本発明者は、上記目的を達成すべく鋭意研究を行った結果、マイクロバルブにおける金属パイプをモーターにより回転駆動すると、金属パイプの回転を自動的に制御することができることを見出した。
また、本発明者は、上記目的を達成すべく鋭意研究を行った結果、マルチバルブがマイクロバルブを並列に並べたバルブ群と、バルブ群における金属パイプの回転軸を完全に同期して連結する歯車とを備えると、小型化及び低コスト化を実現することができることを見出した。
本発明は、上記研究の結果に基づいてなされたものである。
以下、本発明の実施の形態に係るマイクロバルブを図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るマイクロバルブの構成を概略的に示す図であり、(a)は全体構造を示し、(b)は内部構造を示す。
図1において、マイクロバルブ10は、数cm(1〜2cm)角の樹脂製ブロック(樹脂本体)11と、樹脂製ブロック11に設けられた穴に挿入された外径が2mm、内径が0.5mmの金属パイプ12と、樹脂製ブロック11に挿入され、外部のポンプ(不図示)等に接続されたチューブ13とを備える。チューブ13と接続するように金属パイプ12の側面にはパイプ穴14が開けられており、チューブ13から金属パイプ12の側面におけるパイプ穴14を介して金属パイプ12内へ試料溶液を注入する。
樹脂製ブロック11には、耐薬品性及び金属パイプ12の回転容易性等の観点から、フッ素製樹脂、特にテフロン(登録商標)が用いられる。
金属製パイプ12には、耐薬品性及び剛性の観点から、SUS(鉄−ニッケル−クロム合金、又は鉄−クロム合金)、特にSUS316が用いられる。
また、金属パイプ12は、外表面における最大高さRyが1000nm以下、好ましくは700nm以下、且つ算術平均粗さRaが100nm以下になるように、外表面が電解研磨されている。ここで、最大高さRyとは、「粗さ曲線から、その平均線の方向に基準長さだけ抜き取り、この抜き取り部分の平均線から最も高い山頂までの高さと最も低い谷底までの深さとの和」であるとJIS B0601-1994により規定されており、算術平均粗さRaとは、「粗さ曲線から、その平均線の方向に基準長さだけ抜き取り、この抜き取り部分の平均線から測定曲線までの偏差の絶対値を合計し、平均した値」であるとJIS B0601-1994により規定されている。
金属製パイプ12の外表面を平らに研磨することにより、樹脂製ブロック11内に設けられた穴と金属製パイプ12の外表面との間の隙間がなくなり、試料の液漏れを防止することができる。また、金属製パイプ12の回転時における抵抗を減少させることができ、金属製パイプ12を容易に回転させることができる。
また、金属パイプ12は内表面も電解研磨されている。これにより、液の流れをスムーズにして、試料を流れ易くすることができ、もって圧力損失を小さくすることができると共に液残りや液汚れ等による不純物混入を防ぐことができる。
また、金属製パイプ12と樹脂製ブロック11に設けられた穴との接触によってマイクロバルブ10のシールが達成されているため、樹脂製ブロック11に設けられた穴と金属パイプ12に少しでも隙間44(図4(b))ができると液漏れが発生する。樹脂製ブロック11に設けられた穴の直径と全く同じ外径の金属パイプ12を挿入した場合、金属パイプ12の外表面と樹脂製ブロック11に設けられた穴の間に力がほとんど掛からず、隙間44ができて液漏れが発生する。そこで、樹脂製ブロック11に設けられた穴の直径よりも少し太い外径の金属パイプ12を挿入することで液漏れを防止する。ここで、挿入した金属パイプ12をより太くした方が液漏れ防止効果は向上するものの、挿入した金属パイプ12が太すぎると、金属パイプ12の外表面と樹脂製ブロック11に設けられた穴との間に力がかかりすぎて金属パイプ12を回転することができなくなる。よって、金属パイプ12の外径は、樹脂製ブロック11に設けられた穴の直径の102〜120%、好ましくは110〜115%に設定される。
また、金属パイプ12の側面におけるパイプ穴14の縁をバリ取りして、パイプ穴14の縁に生成したバリを完全に除去している。金属パイプ12にパイプ穴14を開ける際にバリが生成するが、バリが金属パイプ12の外側に張り出した状態で金属パイプ12を回転させると、バリによって樹脂製ブロック11に設けられた穴の表面に傷をつけ、この傷によって液漏れが発生する。また、バリによって樹脂製ブロック11が削られ、樹脂が不純物として試料に混入する。また、バリが金属パイプ12の内側に張り出した場合は、液の流れを阻害し、液残り、液汚れ等による不純物混入の原因となる。また、ビーズ等を混入して流した場合にはバリが障害となり、ビーズが詰まる原因となる。よって、パイプ穴14の縁をバリ取りすることによって、上述の液漏れ、不純物混入、ビーズ詰まり等の発生を抑制することができる。
また、インジェクションバルブの切り出し量は金属パイプ12内の容量によって決まるため、切り出し量を少なくするためには内径の小さな(2mm以下、好ましくは1mm以下)金属パイプ12を使用する必要があるが、穴加工および研磨のし易さ等の影響を考慮すると、金属パイプ12の内径は0.2mm以上が好ましい。
また、金属パイプ12は、回転操作中の抵抗により変形しない程度の剛性を得るために外径を1mm以上とする必要がある一方、より外径を小さくしてマイクロバルブ10を小型化して切り出し量を少なくすることが好ましい。そこで、金属パイプ12は外径を4mm以下(1〜4mm)、好ましくは3mm以下(1〜3mm)とすることが好ましい。なお、本実施の形態では、制御する試料溶液量を少なくすること、試料溶液が流れやすいこと、金属パイプ12が変形しない剛性を有すること等の観点から、外径が2mm、内径が0.5mmの金属パイプ12を使用した。
本実施の形態によれば、外表面における最大高さRyが1000nm以下(好ましくは700nm以下)になるように外表面が電解研磨されているので、金属パイプ12を円滑に回転させて液漏れの発生を防ぐことができる。
また、本実施の形態によれば、外表面における算術平均粗さRaが100nm以下になるように外表面が電解研磨されているので、金属パイプ12を円滑に回転させて液漏れの発生を確実に防ぐことができる。
本実施の形態では、金属パイプ12の研磨に電解研磨を用いたが、これに限定されるものではなく、他の研磨方法を用いてもよい。
図2は、図1のマイクロバルブを4つ並列に並べたマルチ自動バルブの構成を概略的に示す図である。
図2において、マルチ自動バルブ20は、樹脂製ブロック11a,11b.11c,11dをチューブ挿入穴15(図1(b))が開いていない面同士をつなぎ合わせることで並列に並べた4つのマイクロバルブ10a,10b.10c,10dと、マイクロバルブ10cにおける金属パイプ12cに取り付けられ、金属パイプ12cを回転駆動するモーター21と、金属パイプ12cに取り付けられ、モーター21による金属パイプ12cの回転駆動を感知するセンサー22と、金属パイプ12a,12b.12c,12dに夫々取り付けられ、全く同じ大きさで同じ数の凹凸を有する4つのギヤ(歯車)23a,23b.23c,23dとを備える。
上記構成により、モーター21が金属パイプ12cを反時計回り(図2の右側から見た場合)に回転駆動すると、反時計回りに回転したギヤ23cが金属パイプ12b,12dをギヤ23b,23dを介して時計回り(図2の右側から見た場合)に回転駆動し、時計回りに回転したギヤ23bが金属パイプ12aをギヤ23aを介して反時計回り(図2の右側から見た場合)に回転駆動する。4つのマイクロバルブ10a,10b.10c,10dは一つのモーター21によって制御され、モーター21(金属パイプ12c)の回転は1つのセンサー22によって感知されている。
図2のようにギヤ23a,23b.23c,23dを直接組み合わせる場合、大きさ及び歯の数が同じで完全にシンクロする(完全に同期する)ギヤを用いることが好ましい。これにより、マイクロバルブ10の動作を同期させることができる。
センサー22は金属パイプ12cに同期して回転する半円状の円盤30(図3)を有する。この円盤30の端部32は金属パイプ12cの停止位置に配置される。金属パイプ12cが回転すると、それに伴い円盤30が回転する。センサー22は、例えば透過光を測定すること等によって円盤30の板が有るところと無いところを識別する。円盤30の端部32と32’は、円盤30が有るところから無いところへの変化か、円盤が無いところから有るところへの変化かをセンサー22が識別することで区別する。これによって、1つのセンサー22で停止位置の違いを識別し、モーター21(金属パイプ12c)の回転を制御することができる。
また、上記構成において、モーター21を反復回転させた場合、回転方向が切り替わるときにギヤ23cのバッククラッシュによって金属パイプ12cの停止位置が所定位置からずれてしまう。これにより、チューブ13cの開口位置と金属パイプ12cの側面におけるパイプ穴14との位置がずれ、圧力損失が大きくなって試料溶液が流しにくくなるとともに、液漏れを誘発する。上記バッククラッシュはギヤ23cの回転方向が変わるときに発生するので、モーター21を常に同じ方向に回転する構造とすることが好ましい。なお、モーター21を常に同じ方向に回転する構造とした場合、金属パイプ12a,12b.12c,12dの回転動作を簡単にするために、チューブ挿入穴15を金属パイプ12a,12b.12c,12dの回転軸に対して左右対称位置となるように開けることが好ましい。
また、よりマイクロバルブ10の動作を簡単にするためには、金属パイプ12の側面に回転軸に対して左右対称位置にパイプ穴14を開けるのが好ましい。同じ大きさ、同じ歯数のギアを組み合わせた場合、隣り合わせたギアは逆回転する。しかしながら、金属パイプ12に開けられたパイプ穴14およびチューブ挿入穴15が金属パイプ12の回転軸に対して左右対称位置となるように開けられているため、回転角度を180度とすれば金属パイプ12がどちら向きに回転しても停止位置は全く同じとなる。よって、マイクロバルブ10における金属パイプ12の回転角度は180度ごとに制御することとする。
金属パイプ12の回転は180度ごとに制御すればよいため、センサー22には半円状の円盤30を用い、180度ごとの回転を制御する。
以上の結果、1つの回転軸に対して、1つのマイクロバルブ10で2つ以上の機能(例えば、インジェクション機能及びスイッチング機能)を実行する場合(1/4回転や3/4回転等が必要となる)を除き、金属パイプ12a,12b.12c,12dを半回転ごとに停止すればよい。
本実施の形態によれば、金属パイプ12c自体をモーター21に直結して駆動する構造であるので、マルチ自動バルブ20を単純化且つ小型化することができる。
本実施の形態によれば、並列に設置したマイクロバルブ10a,10b.10c,10dはギヤ23a,23b.23c,23dにより連結されているので、1つのモーター21で複数のマイクロバルブ10a,10b.10c,10dを制御できる。
本実施の形態によれば、1つのセンサー22がモーター21(金属パイプ12c)の回転を感知するので、マルチ自動バルブ20の小型化及び低コスト化を図ることができる。
本実施の形態では、本体24は4つの樹脂製ブロック11a,11b.11c,11dを積み重ねたものであるが、これに限定されるものではなく、1つの本体24に金属パイプ12a,12b.12c,12dやチューブ13a,13b.13c,13d等を挿入して、マルチ自動バルブ20を形成してもよい。
本実施の形態では、金属パイプ12cの回転に対してモーター21の回転を1:1としているが、これに限定されるものではなく、金属パイプ12cの回転停止位置を精度良く制御する観点から、途中に減速ギヤ等を配置して、モーター21の回転数に対して金属パイプ12cの回転数を減らしてもよい。
本実施の形態では、隣合うマイクロバルブ10a,10b.10c,10dの向きを同じ向きに並列に並べて、ギヤ23a,23b.23c,23dの間に他のギヤを入れることなく直接組み合わせている。金属パイプ21の回転制御角度を180度とすることで、同じ向きにマイクロバルブ10を組み合わせることが可能なので、組み立ておよび取り扱いが非常に容易となる。180度ずらしてマイクロバルブ10を設置しても制御は変わらないため、試料の流し方等でマイクロバルブ10の向きを変えて組み合わせたい場合は、必要に応じてマイクロバルブ10の向きを変えて組み合わせることも可能である。
金属パイプ12の外側面における最大高さRy及び算術平均粗さRaが異なるマイクロバルブ10のサンプルを実施例1〜5及び比較例1〜4として作製し、連続使用における液漏れの発生の有無について表1に示す。
Figure 2006322595
表1から、金属パイプ12の外表面における最大高さRyが1000nm以下、好ましくは、700nm以下であると、連続使用しても液漏れが発生しないことが分かった。
さらに、表1から、金属パイプ12の外表面における算術平均粗さRaが100nm以下であると、連続使用しても液漏れが発生しないことが分かった。
本発明の実施の形態に係るマイクロバルブの構成を概略的に示す図であり、(a)は全体構造を示し、(b)は内部構造を示す。 図1のマイクロバルブを4つ並列に並べたマルチ自動バルブの構成を概略的に示す図である。 図2におけるセンサーに設置された円盤の構成を概略的に示す図である。 従来のマイクロバルブの構成を概略的に示す図であり、(a)は全体構造を示し、(b)は内部構造を示す。 図4のマイクロバルブをインジェクションバルブとして使用する場合を示す図であり、(a)は初期状態を示し、(b)は初期状態から半回転した状態を示す。 図4のマイクロバルブをスイッチングバルブとして使用する場合を示す図であり、(a)は初期状態を示し、(b)は初期状態から半回転した状態を示す。
符号の説明
10 マイクロバルブ
11 樹脂製ブロック(樹脂本体)
12 金属パイプ
13 チューブ
14 パイプ穴

Claims (22)

  1. 樹脂本体と、前記樹脂本体に設けられた穴に挿入された金属パイプと、前記樹脂本体に挿入されたチューブとを備えるマイクロバルブにおいて、前記金属パイプは外表面における最大高さRyが1000nm以下であることを特徴とするマイクロバルブ。
  2. 樹脂本体と、前記樹脂本体に設けられた穴に挿入された金属パイプと、前記樹脂本体に挿入されたチューブとを備えるマイクロバルブにおいて、前記金属パイプは外表面における最大高さRyが700nm以下であることを特徴とするマイクロバルブ。
  3. 樹脂本体と、前記樹脂本体に設けられた穴に挿入された金属パイプと、前記樹脂本体に挿入されたチューブとを備えるマイクロバルブにおいて、前記金属パイプは外表面における算術平均粗さRaが100nm以下であることを特徴とするマイクロバルブ。
  4. 樹脂本体と、前記樹脂本体に設けられた穴に挿入された金属パイプと、前記樹脂本体に挿入されたチューブとを備えるマイクロバルブにおいて、前記金属パイプは外表面における最大高さRyが1000nm以下且つ算術平均粗さRaが100nm以下であることを特徴とするマイクロバルブ。
  5. 前記金属パイプは外表面が研磨されたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のマイクロバルブ。
  6. 前記金属パイプは内表面が研磨されたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のマイクロバルブ。
  7. 前記研磨は電解研磨であることを特徴とする請求項5又は6記載のマイクロバルブ。
  8. 前記金属パイプは側面に穴を有し、前記金属パイプの側面における穴は縁がバリ取りされたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のマイクロバルブ。
  9. 前記金属パイプは外径が前記樹脂本体に設けられた穴の直径の102〜120%であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のマイクロバルブ。
  10. 前記金属パイプは鉄−ニッケル−クロム合金から成ることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のマイクロバルブ。
  11. 前記金属パイプは鉄−クロム合金から成ることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のマイクロバルブ。
  12. 前記金属パイプは外径が1〜4mmであることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載のマイクロバルブ。
  13. 前記金属パイプは内径が2mm以下であることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載のマイクロバルブ。
  14. 請求項1乃至13のいずれか1項に記載のマイクロバルブの制御方法であって、前記マイクロバルブにおける金属パイプをモーターにより回転駆動することを特徴とするマイクロバルブの制御方法。
  15. 前記モーターは前記金属パイプを1方向のみに回転駆動することを特徴とする請求項14記載のマイクロバルブの制御方法。
  16. 前記マイクロバルブにおける樹脂本体は、前記金属パイプの回転軸に対して左右対称位置に設けられたチューブ挿入穴を有することを特徴とする請求項14又は15記載のマイクロバルブの制御方法。
  17. 前記モーターは前記金属パイプを半回転毎に回転駆動することを特徴とする請求項14乃至16のいずれか1項に記載のマイクロバルブの制御方法。
  18. 前記モーターによる前記金属パイプの回転を1つのセンサーにより感知することを特徴とする請求項14乃至17のいずれか1項に記載のマイクロバルブの制御方法。
  19. 前記センサーは、前記金属パイプの回転軸に対して円の中心が合致するように設けられた半円状の円盤を有することを特徴とする請求項18記載のマイクロバルブの制御方法。
  20. 請求項1乃至13のいずれか1項に記載のマイクロバルブを並列に並べたバルブ群と、前記バルブ群における金属パイプの回転軸を完全に同期して連結する歯車とを備えることを特徴とするマルチバルブ。
  21. 前記歯車は隣接する他の歯車と逆方向に回転することを特徴とする請求項20記載のマルチバルブ。
  22. 前記バルブ群におけるマイクロバルブは同じ向きに並列に並べてあることを特徴とする請求項21記載のマルチバルブ。
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