JP2006320592A - パネル付き机 - Google Patents

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Abstract

【課題】 机に、パネル取付用のブラケットを、ねじ等の固定手段を用いることなく、簡単かつ着脱自在に取付けうるようにする。
【解決手段】左右のブラケット14におけるほぼ垂直をなす基片14aの前面に、上下方向および左右方向に離間する1対の係合爪19、20を、側面視において、一方が上方を、他方が下方を向くようにして、前向きに突設するとともに、横連結杆7の後面に、前記両ブラケット14を、前後方向を向く軸を中心として、一方向に回動させたとき、前記両係合爪19、20と非係合状態に、かつ他方向に回動したとき、両係合爪19、20と係合状態になる上下1対の係合溝9を設け、この係合溝9に上下の係合爪19、20を係合させた状態で、左右1対のブラケット14の後端にパネル15を取付ける。
【選択図】 図4

Description

本発明は、テーブルを含む机における天板の後方に、目隠し用等のパネルを有するパネル付き机に関する。
天板の後方に目隠し用のパネルを設けたパネル付き机は、例えば特許文献1及び2に記載されており、公知である。
特開2003−245141号公報 特開2004−135832号公報
上記特許文献1及び2に記載されているパネル付き机においては、いずれも、パネルを支持するブラケットの前端部が、天板の下面にねじにより固定されているため、天板にねじ孔等を加工する必要があり、加工工数が増える。
また、工具を用いたり、かがみ込んでのブラケットの取付作業となるため、取付けに手間がかかるとともに、作業性も悪い。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、ブラケットの机側への取付けを、ねじ等の固定手段を用いることなく、簡単かつ着脱自在に行いうるようにし、パネル取付時の作業性を向上させうるようにしたパネル付き机を提供することを目的としている。
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)左右のブラケットにおけるほぼ垂直をなす前端面に、上下方向および左右方向に離間する1対の係合爪を、側面視において、一方が上方を、他方が下方を向くようにして、前向きに突設するとともに、前記横連結杆の後面に、前記両ブラケットを、前後方向を向く軸を中心として、一方向に回動させたとき、前記両係合爪と非係合状態に、かつ他方向に回動したとき、両係合爪と係合状態になる上下1対の被係合手段を設け、この被係合手段に前記上下の係合爪を係合させた状態で、左右1対のブラケットの後端にパネルを取付ける。
(2)上記(1)項において、上下の係合爪を、互いに背向させる。
(3)上記(1)項において、上下の係合爪を、互いに対向させる。
(4)上記(1)〜(3)項にのいずれかにおいて、上下の係合爪と横連結杆における上下の被係合手段とが互いに係合し合うまでの上下方向の間隔を、ほぼ等しいものとする。
(5)上記(1)〜(4)項にのいずれかにおいて、横連結杆の上下の被係合手段を、後面が開口し、その開口縁に、下向きと上向きの係止片を対向状に突設することにより、開口幅が奥部よりも狭幅で、かつブラケットの係合爪の上下寸法よりも広幅をなす左右方向を向く係合溝とする。
(6)上記(1)〜(5)項にのいずれかにおいて、ブラケットを、前面に係合爪を突設した垂直平板状の基片と、この基片の一側端より後向きに延出する延出片と、この延出片の後端に連設された側方を向くパネル取付片とからなるものとする。
(7)上記(6)項において、左右のブラケットにおける延出片を、基片の外側端より後向きに延出させるとともに、パネル取付片を外側方に向かって連設する。
(8)上記(7)項において、延出片を、基片の外側端より斜め後ろ外側方に向かって延出させる。
(9)上記(1)〜(8)項のいずれかにおいて、係合爪を被係合手段に係合させたとき、ブラケットの前端面が横連結杆の後面と当接又は近接するようにする。
(10)上記(1)〜(9)項にのいずれかにおいて、左右のブラケット及びそれらに設けた上下の係合爪を、左右対称とする。
請求項1記載の発明によれば、ブラケットを、前後方向を向く軸回りに回動させるだけで、その前端面の1対の係合爪を、横連結杆の後面の被係合手段に係合させたり、それより離脱させたりしうるので、ブラケットを、ねじ等の固定手段や工具を用いることなく、横連結杆の後面に簡単かつ着脱自在に取付けることができる。従って、パネル取付時の作業性が向上する。
また、左右のブラケットにパネルを取付けると、両ブラケットは、それらの係合爪が被係合手段から離脱する方向に回動するのが不能となるため、ブラケットが横連結杆より外れる恐れはない。
請求項2記載の発明によれば、上下の係合爪及びそれらが係合する横連結杆における上下の被係合手段間の間隔がそれぞれ大となるので、ブラケット前端の支持領域が上下に拡大し、パネルの支持強度を大とすることができる。
請求項3記載の発明によれば、横連結杆における上下の被係合手段間の間隔が小となるので、横連結杆の上下寸法も小さくすることが可能となり、それを小型軽量化することができる。
請求項4記載の発明によれば、上下の係合爪が上下の被係合手段に同時に、かつ等しい係合力で係合し合うので、互いの係合部に隙間が形成されたり、がた付きが発生したりすることがなく、パネルを安定して支持することができる。
請求項5記載の発明によれば、上下の係合爪が外向き及び内向きのいずれの方向を向いていても、それらの係合爪を、横連結杆の上下の係合溝の上部と下部とに支障なく係合することができる。
また、係合溝は左右方向を向いているので、ブラケットを左右方向の任意の位置に取付けることができる。
請求項6記載の発明によれば、パネルの荷重が、パネル取付片と延出片を介して、基片に下向きの回動力(回転モーメント)となって強く作用するので、上下の係合爪と被係合手段との係合力が大となり、ブラケット及びパネルの取付強度を高めることができる。
また、ブラケットを、1枚の鉄板等を折曲するだけで簡単に製作することができる。
請求項7記載の発明によれば、ブラケットのパネル取付片がパネルの外方に露呈するため、パネルの取付けや取外し作業が容易となる。
請求項8記載の発明によれば、左右のパネル取付片がパネルの外方に大きく離間し、かつ横連結杆の側端よりも外方に位置させることも可能となるため、パネルの取付けや取外し作業が極めて容易となる。
また、左右のブラケットにより、横連結杆の左右寸法よりも広幅のパネルを支持することも可能となる。
請求項9載の発明によれば、ブラケット及びそれに支持されたパネルが、横連結杆に対し前後方向にぐら付くのが防止される。
請求項10記載の発明によれば、パネルの荷重が、左右のブラケットに均等に分散されて作用するため、パネルをより安定して支持することができる。また、見栄えも向上する。
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明のパネル付き机の第1の実施形態を示す前方斜視図、図2は、同じくパネル取付前の分解斜視図、図3は、パネル取付前の机の後方斜視図である。
机(1)は、左右1対の脚体(2)(2)と、主天板(3)と、補助天板(4)とを備えている。
左右の脚体(2)は、前後方向(以下、図1の斜め右下方を前として説明する)を向くベース脚(2a)と、その中央よりもやや後方寄りの上面より起立する脚柱(2b)とからなり、左右の脚柱(2b)の上端には、前後方向を向く天板支持部材(5)(5)の中央部下面が取付けられている。
左右の脚体(2)同士は、それらの天板支持部材(5)の前端部と後端部の対向面に両端が固着された前部横連結杆(6)と後部横連結杆(7)とにより互いに連結されている。
左右の天板支持部材(5)の前端部には、例えば平行リンク機構よりなる左右1対の天板支持体(8)(8)が上下に回動自在に枢着され、この両天板支持体(8)に、主天板(3)が、脚体(2)の前方に大きく突出した状態で、ガススプリング等の高さ調節手段(図示略)により高さ調節可能として取付けられている。
補助天板(4)は、左右の天板支持部材(5)の中央部に取付けられた左右1対の支持杆(図示略)の上端により支持固定されている。
後部横連結杆(7)は、図4に拡大して示すように、例えばアルミニウム合金等の押出し成形品よりなり、その後面には、左右方向を向く側面視後向きコ字状断面の上下2条の同一形状の係合溝(9)(9)が、互いに平行をなして形成されている。
両係合溝(9)は、それぞれの上下の開口縁に、下向きの係止片(11)と上向きの係止片(12)とを対向状に突設することにより、後面の開口幅を奥部の上下寸法よりも狭幅としてある。
後部横連結杆(7)の前面は、前後寸法が上下方向の中央部に向かって漸次大となる傾斜面とされ、その中央部にも、上記と同様、前面の開口幅が奥部よりも狭幅をなす前向きコ字状断面の係合溝(13)が形成されている。
後部横連結杆(7)の後面には、左右1対のブラケット(14)(14)を介して、パネル(15)が次のようにして取付けられている。
左右のブラケット(14)は、図4に拡大して示すように(左右対称につき、左方のもののみ図示する)、垂直平板状の鉄板を折り曲げることにより、後部横連結杆(7)の後面と平行をなすとともに、その上下寸法とほぼ等しい上下寸法の方形をなす基片(14a)と、この基片(14a)の外側端に連設された斜め後ろ外側方に向かって延びる延出片(14b)と、その後端に外向きに折曲形成されたパネル取付片(14c)とが、一体的に形成された形状とされている。
上記延出片(14b)の中央部には、長手方向を向く方形孔(16)が形成され、ブラケット(14)の軽量化が図られている。
パネル取付片(14c)は、その上端部を延出片(14b)よりも上方に突出させることにより、上下寸法が大とされ、その上端部と下端部には、それぞれ円形の取付孔(17)と、上部が拡径された、倒立だるま孔状の取付孔(18)とが穿設されている。
基片(14a)における内側端寄りの上部と、外側端寄りの下部とには、基片(14a)の上下両端部を前面側に切り起こすことにより、それぞれ上向係合片(19a)を有する係合爪(19)と、下向係合片(20a)を有する係合爪(20)とが、左右方向に離間して背向させて、すなわち上下方向外向きとして一体的に形成されている。
両係合爪(19)(20)の上下寸法と左右寸法は、図5に示すように、ブラケット(14)を、前後方向を向く軸回りに、パネル取付片(14c)側が上位となるように、水平状態から所要角度(例えば15°前後)上向きに回動させたとき、非係合状態となって後部横連結杆(7)における上下の係合溝(9)(9)の後面開口部より、その奥部内に嵌合しうる寸法とされている。
また、上向係合片(19a)と下向係合片(20a)の上下寸法は、図6及び図7に示すように、ブラケット(14)を、図5の非係合状態から、前後方向を向く軸回りに矢印方向(時計回り)に下向きに回動させて、図6の係合状態としたとき、上向係合片(19a)の上端と下向係合片(20a)の下端とが、それぞれ後部横連結杆(7)における上下の係合溝(9)(9)の奥部内において、それらの上面(9a)と底面(9b)とに同時に当接する寸法、すなわち上下の係合溝(9)(9)の奥部の上下寸法と等しくしてあり、両係合片(19a)(20a)の当接時に、ブラケット(14)がほぼ水平状態に保持されるようになっている。
さらに、上向係合片(19a)と下向係合片(20a)の前方への突出寸法は、ブラケット(14)の基片(14a)の前面を後部横連結杆(7)の後面に当接させた状態で、上記のようにブラケット(14)を水平位置まで回動したとき、上向係合片(19a)と下向係合片(20a)との後面が、それぞれ、後部横連結杆(7)における上下の係合溝(9)の開口縁に突設された下向きの係止片(11)と上向きの係止片(12)の裏面(前面)に当接又は近接して係合する寸法とされている(図7参照)。
前述したパネル(15)は、図1及び図2に示すように、左右寸法が机(1)の左右寸法よりもやや大きい正面視ほぼ方形をなすパイプ製の枠状フレーム(21)と、その下方寄りの対向面に両側端が結合された、後方に向かって円弧状に湾曲する水平なパイプ製の中間フレーム(22)と、枠状フレーム(21)を、外周縁の袋状部に挿入することにより張設された張り材(23)とからなり、枠状フレーム(21)と中間フレーム(22)との結合部には、平面視内向きU字状の取付金具(24)(24)が固着されている。
張り材(23)は、例えば半透光性(又は透光性)と通気性を有するメッシュ状のクロス、スクリーン、又はシート等よりなっている。
張り材(23)を張設する際、中間クレーム(22)を張り材(23)の前面に接触させることにより、張り材(23)に張り力を付与するとともに、その下部が3次元的に後方に膨出する。
パネル(15)を後部横連結杆(7)に取付けるには、まずその後面の左右両側端部に、左右1対のブラケット(14)を、上述した要領で先に取付ける。
すなわち、図5に示すように、ブラケット(14)を、パネル取付片(14c)が上位となるように非係合状態まで回動させて、基片(14a)に突設した上下の係合爪(19)(20)を後部横連結杆(7)の後面の上下の係合溝(9)に嵌合したのち、ブラケット(14)全体を、前後方向を向く軸回りに下向きに回動させる。
これにより、ブラケット(14)は、図6及び図7に示すように、上下の係合爪(19)(20)における上向係合片(19a)と下向係合片(20a)とが、上述したように、後部横連結杆(7)の上下の係合溝(9)の奥部内において、それらの上面(9a)と底面(9b)とに当接することにより、ほぼ水平状態に支持され、かつ上下の係合溝(9)(9)における下向きの係止片(11)と上向きの係止片(12)の裏面(前面)にそれぞれ当接又は近接することにより、係合状態となり、後方への外れ止めがなされる。
このようにして、後部横連結杆(7)の後面に、左右1対のブラケット(14)を、左右対称的に取付けたのち、図2及び図4に示すように、パネル取付片(14c)の後面を、パネル(15)の取付金具(24)の前面に当接させ、上下の取付孔(17)(18)に前方より挿入した止めねじ(25)(25)を、取付金具(24)に穿設しためねじ孔(26)(26)に螺合して締付ける。
これにより、パネル(15)は、左右のブラケット(14)を介して、机(1)における後部横連結杆(7)の後面に、床面より若干離間した状態で取付けられ、机(1)の後方が目隠しされる(図1参照)。
パネル(15)を左右のブラケット(14)に取付けると、両ブラケット(14)同士もパネル(15)を介して実質的に一体的に連結されるので、それらが、後部横連結杆(7)に対し上向き、すなわち外れる方向に回動することは不能となる。
また、左右のブラケット(14)には、パネル(14)の荷重により、基片(14a)を中心とする下向きの回動力(回転モーメント)が作用しているので、ブラケット(14)の上下の係合爪(19)(20)における上向係合片(19a)と下向係合片(20a)の先端が、後部横連結杆(7)の上下の係合溝(9)内において、それらの上面(9a)と底面(9b)とに強く当接することとなる。
従って、両ブラケット(14)が上下方向にがた付いたり、左右方向に位置ずれしたりすることはなく、パネル(15)は安定的に支持される。
なお、上記と逆の手順により、パネル(15)とブラケット(14)を、後部横連結杆(7)より簡単に取外すことができる。
図8は、後部横連結杆(7)とブラケット(14)との係合部の変形例を示すもので、上下の係合爪(19)(20)における上向係合片(19a)と下向係合片(20a)の上下寸法を若干短寸とする代わりに、上下の係合溝(9)における開口縁の下向きの係止片(11)と上向きの係止片(12)の上下寸法を若干大とし、上下の係合爪(19)(20)における前向水平片(19b)(20b)のそれぞれの上面と下面とが、下向きの係止片(11)の下端と上向きの係止片(12)の上端とに当接するようにしてある。
このようにしても、上記実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
図9は、後部横連結杆(7)とブラケット(14)との係合部の他の変形例を示すもので、1個の上下寸法の大きな係合溝(27)を設けるとともに、その上下の開口縁に、上記と同様の下向きの係止片(11)と上向きの係止片(12)を対向状に突設し、係合溝(27)に上向に回動させて嵌合したブラケット(14)の上下の係合爪(19)(20)における上向係合片(19a)と下向係合片(20a)とが、係合溝(27)の奥部内において、その上面(27a)と底面(27b)とに当接するとともに、上下の係止片(11)(12)の裏面(前面)に当接又は近接して係合するようにしたものである。
このようにしても、上記2個の係合溝(9)(9)を有する実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
なお、この変形例においても、図8に示すのと同様に、上向係合片(19a)と下向係合片(20a)の上下寸法を若干短寸とするとともに、上下の係合片(11)(12)の上下寸法を若干大とし、上下の係合爪(19)(20)における前向水平片(19b)(20b)の上面と下面が、上下の係合片(11)における下端と上端とに当接するようにしてもよい。
図10〜図12は、本発明の第2の実施形態を示す。
この第2の実施形態においては、ブラケット(14)の基片(14a)に、上下方向と左右方向に離間する1対の係合爪(28)(29)を、上記第1の実施形態とは反対に、対向させて、すなわち上下方向内向きとなるようにして、切り起して設けてある。
ブラケット(14)を後部横連結杆(7)の後面に取付けるには、図10に示すように、ブラケット(14)を上記第1の実施形態と同様に上向きに回動させ、上下の係合爪(28)(29)を後部横連結杆(7)の上下の係合溝(9)に嵌合したのち、ブラケット(14)全体を下向きに回動させる。
すると、図11及び図12に示すように、上下の係合爪(28)(29)における下向係合片(28a)と上向係合片(29a)とが、それぞれ上下の係合溝(9)(9)の奥部内において、それらの底面(9b)と上面(9a)とに当接することにより、ブラケット(14)は、ほぼ水平状態に支持される。また同時に、下向係合片(28a)と上向係合片(29a)とが、上下の係合溝(9)の開口縁に突設した上向きの係止片(12)と下向きの係止片(11)の裏面にそれぞれ当接又は近接することにより、ブラケット(14)の後方への外れ止めがなされる。
第2の実施形態においても、左右のブラケット(14)にパネル(15)を取付けると、両ブラケット(14)の上下方向の回動は不能となり、上下方向にがた付いたり、左右方向に位置ずれしたりすることがなくなるので、パネル(15)は安定的に支持される。
図13は、第2の実施形態の変形例を示すもので、後部横連結杆(7)を、上下の係合溝(9)を省略し、ブラケット(14)の上下の係合爪(28)(29)における下向係合片(28a)と上向係合片(29a)とが係合する被係合手段としての上下1対の凹溝(30)(30)、上向きの係止片(12)及び下向きの係止片(11)を有する突条(31)のみを残した形状としてある。
このようにしても、上記と同様の作用効果を奏することができるとともに、突条(31)よりも上方及び下方に突出する部分を省略することも可能であるので、後部横連結杆の上下寸法を小としうる。
図10〜図13に示す実施形態においても、図8に示すのと同様に、上下の係合片(28a)(29a)の上下寸法を若干短寸とするとともに、下向きの係止片(11)と上向きの係止片(12)の上下寸法を大とし、それらの先端に、係合爪(28)(29)の前向水平片(28b)(29b)が当接するようにしてもよい。
以上説明したように、上記実施形態においては、いずれも、机(1)における後部横連結杆(7)の後面に、パネル(15)取付用のブラケット(14)を、ねじや工具等を用いることなく極めて簡単に、かつ着脱自在に取付けることができるため、パネル(15)を取付ける際の作業性が向上する。
また、左右のブラケット(14)は、パネル(15)を取付けると、後部横連結杆(7)に、がた付きが防止されて安定的に取付けられるので、パネル(15)も安定して支持することができる。
上下実施形態では、いずれも、ブラケット(14)の係合爪(19)(20)、(28)(29)を、ブラケット(14)の外側端側を下向きに回動したとき係合溝(9)と係合するように設けているが、上下の係合爪(19)(20)、(28)(29)の左右位置を上記と反対に配置し、ブラケット(14)の内側端側を下向きに回動したとき、係合溝(9)と係合するようにしてもよい。この際には、延出片(14b)及びパネル取付片(14c)を、基片(14a)の内側端に設ければよい。
本発明のパネル付き机の第1の実施形態を示す前方斜視図である。 同じく、パネル取付前の分解斜視図である。 同じく、パネル取付前の机の後方斜視図である。 同じく、後部横連結杆とブラケットとパネルの一部の拡大分解斜視図である。 同じく、後部横連結杆へのブラケット取付前の要部の拡大後面図である。 同じく、ブラケット取付後の要部の拡大後面図である。 同じく、図6のVII−VII線拡大縦断側面図である。 後部横連結杆とブラケットとの係合部の変形例を示す縦断側面図である。 後部横連結杆とブラケットとの係合部の他の変形例を示す縦断側面図である。 本発明の第2の実施形態における後部横連結杆へのブラケット取付前の要部の拡大後面図である。 同じく、ブラケット取付後の要部の拡大後面図である。 同じく、図11のXII−XII線拡大縦断側面図である。 同じく、後部横連結杆とブラケットとの係合部の変形例を示す縦断側面図である。
符号の説明
(1)机
(2)脚体
(2a)ベース脚
(2b)脚柱
(3)主天板
(4)補助天板
(5)天板支持部材
(6)前部横連結杆
(7)後部横連結杆
(8)天板支持体
(9)係合溝
(9a)上面
(9b)底面
(11)下向きの係止片
(12)上向きの係止片
(13)係合溝
(14)ブラケット
(14a)基片
(14b)延出片
(14c)パネル取付片
(15)パネル
(16)方形孔
(17)(18)取付孔
(19)(20)係合爪
(19a)上向係合片
(19b)前向水平片
(20a)下向係合片
(20b)前向水平片
(21)枠状フレーム
(22)中間フレーム
(23)張り材
(24)取付金具
(25)止めねじ
(26)めねじ孔
(27)係合溝
(27a)上面
(27b)底面
(28)(29)係合爪
(28a)下向係合片
(28b)前向水平片
(29a)上向係合片
(29b)前向水平片
(30)凹溝
(31)突条

Claims (10)

  1. 天板を支持する左右の脚体の上端の後部同士を、横連結杆により連結し、この横連結杆の後面に、パネルを、左右1対のブラケットを介して取付けてなるパネル付き机において、
    前記左右のブラケットにおけるほぼ垂直をなす前端面に、上下方向および左右方向に離間する1対の係合爪を、側面視において、一方が上方を、他方が下方を向くようにして、前向きに突設するとともに、前記横連結杆の後面に、前記両ブラケットを、前後方向を向く軸を中心として、一方向に回動させたとき、前記両係合爪と非係合状態に、かつ他方向に回動したとき、両係合爪と係合状態になる上下1対の被係合手段を設け、この被係合手段に前記上下の係合爪を係合させた状態で、左右1対のブラケットの後端にパネルを取付けたことを特徴とするパネル付き机。
  2. 上下の係合爪を、互いに背向させてなる請求項1記載のパネル付き机。
  3. 上下の係合爪を、互いに対向させてなる請求項1記載のパネル付き机。
  4. 上下の係合爪と横連結杆における上下の被係合手段とが互いに係合し合うまでの上下方向の間隔を、ほぼ等しいものとした請求項1〜3のいずれかに記載のパネル付き机。
  5. 横連結杆の上下の被係合手段を、後面が開口し、その開口縁に、下向きと上向きの係止片を対向状に突設することにより、開口幅が奥部よりも狭幅で、かつブラケットの係合爪の上下寸法よりも広幅をなす左右方向を向く係合溝とした請求項1〜4のいずれかに記載のパネル付き机。
  6. ブラケットを、前面に係合爪を突設した垂直平板状の基片と、この基片の一側端より後向きに延出する延出片と、この延出片の後端に連設された側方を向くパネル取付片とからなるものとした請求項1〜5のいずれかに記載のパネル付き机。
  7. 左右のブラケットにおける延出片を、基片の外側端より後向きに延出させるとともに、パネル取付片を外側方に向かって連設してなる請求項6記載のパネル付き机。
  8. 延出片を、基片の外側端より斜め後ろ外側方に向かって延出させてなる請求項7記載のパネル付き机。
  9. 係合爪を被係合手段に係合させたとき、ブラケットの前端面が横連結杆の後面と当接又は近接するようにした請求項1〜8のいずれかに記載のパネル付き机。
  10. 左右のブラケット及びそれらに設けた上下の係合爪を、左右対称としてなる請求項1〜9のいずれかに記載のパネル付き机。

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