JP2006320518A - 洗濯乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】排水ポンプのモータがロックした時の漏水を防止することができる洗濯乾燥機を提供する。
【解決手段】衣類31が投入される回転ドラム28と、前記回転ドラム28を回転自在に収納する洗濯槽26と、前記衣類31の乾燥時に乾燥用空気から湿気を結露水として回収する吸熱器38と、前記吸熱器38で回収された結露水をためる排水タンク67と、前記排水タンク67内の前記結露水をくみ上げると共にモータ(図示せず)で駆動される排水ポンプ68と、前記排水ポンプ68で汲み上げられた前記結露水を排水する結露排水路48と、前記モータがロック状態になった時に前記吸熱器38の動作を停止させる制御手段71を備えたもので、排水ポンプ68のモータがロックした場合に直ちに吸熱器38の動作が停止するので、結露水が増えず、漏水を防止することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、一般家庭で使用される洗濯と乾燥を同一回転ドラムで行う洗濯乾燥機に関するものである。
従来のこの種の洗濯乾燥機として、洗濯後の衣類の乾燥時に、ヒータを熱源にするものや、ヒートポンプ装置を熱源に用いたものがある(例えば、特許文献1参照)。
以下、上記特許文献1に記載された従来の洗濯乾燥機について、図4を用いて説明する。
図4は、前記特許文献1に記載された従来の洗濯乾燥機の側断面図である。
図4において、洗濯乾燥機1は、ケーシング2をもち、同ケーシング2の前面の略中央に衣類6を出し入れするためのドア12が開閉自在に取り付けられており、内部には回転ドラム3が回転自在に収納されている。回転ドラム3の内壁の所定の部位には、衣類6を回転ドラム3の回転と共に持ち上げ落下させるためのビータ5と、洗濯水7及び乾燥のための循環エア9が出入りする複数のパンチング孔4が開口させてある。
回転ドラム3のシャフト11は、図示されない駆動用モータに連結され回転駆動されるようになっている。また、ケーシング2内の回転ドラム3の背面は、空気入口24及び空気出口23を有する隔壁22によって仕切られ、循環エア9が通るダクト10、及び13が形成されている。前記隔壁22の前面下部は洗濯槽14を形成し、同洗濯槽14の部分に回転ドラム3の下部が臨んでいる。
前記各エアダクト10、13には、コンプレッサ19、コンデンサ18(凝縮器)、ファン17、膨脹弁20、エバポレータ15(蒸発器)等からなる、いわゆるヒートポンプサイクルが形成されている。また、コンデンサ18の一部はケーシング2の外背面に延長され、放熱器16を形成している。21はドレン排水用配管、8は洗濯排水用配管である。
上記構成による従来の洗濯乾燥機の各工程における動作、作用は以下の通りである。
洗い、すすぎ工程時には、ドア12をあけて衣類6及び適量の洗剤を回転ドラム3に投入し、ドア12を閉め、以下の工程を実行する。
水供給バルブ(図示せず)から洗濯槽14に水位Aの位置まで規定量の水7が供給される。回転ドラム3がプログラムされた所定の回転数で連続または間欠的に回転し、洗浄が行なわれる。
この間、衣類6はビータ5によって持ち上げられ落下する。洗い終了後、水7が洗濯槽14の底部に設けた洗濯排水用配管8から機外に排水される。続いて、すすぎ工程が同様の内容で実行される。すすぎ工程が終了すると、すすぎ終わった水7も洗濯排水として、洗濯排水用配管8から機外に排水される。
脱水工程は、回転ドラム3がプログラムされた回転数で回転し、衣類6中の水分を脱水する。脱水された水は、同じく洗濯排水として洗濯排水用配管8から機外に排水される。乾燥工程時には、コンプレッサ19、ファン17及び回転ドラム3が運転されて、循環エア9がダクト10⇒ダクト13⇒回転ドラム3の内部⇒ダクト10と循環する。
衣類6から蒸発した水蒸気は、循環エア9と共に、空気出口23、ダクト10を通ってエバポレータ15に接触し、そこで冷却されて凝縮水(結露水)となって回収、除湿される。除湿された循環エア9は、ファン17によってコンデンサ18に送られ、ここで加熱されて熱風となってダクト13、空気入口24を経て回転ドラム3内に流入し、再び衣類6から水分を蒸発させる。エバポレータ15で除湿された結露水は、ドレン排水用配管21から機外に排水される。この間、回転ドラム3は、洗濯工程と同様にあらかじめ設定された回転数で連続又は間欠的に回転する。
特開平6−75628号公報
しかしながら、前記従来の洗濯乾燥機の構成では、ドレン排水用配管21と洗濯排水用配管8が個別に設けられ、洗濯水(水7)、結露水を別個に機外に導いている。乾燥機能を持たない一般の洗濯機においては、排水用配管に相当する排水ホースは1本だけであり、その洗濯機の設置場所に新たに乾燥機能を有する洗濯乾燥機を設置する場合は、従来と同様に1つの排水ホースで、洗濯水(水7)、結露水の両方の排水処理ができることが、設置作業や防水フロアーなどの設置部材や床下の配管設備の面で望ましい。
そこで、ドレン排水用配管21と洗濯排水用配管8をそのまま機内で接続すると、洗濯中に洗濯槽14に溜められた水7の水位が高く、洗濯排水中に水圧によって洗濯排水用配管8からドレン排水用配管21へ水7が流れ込み、配管だけでなく、除湿や加熱を行うエバポレータ15やファン17やコンデンサ18などの各手段の設置位置が水7の貯水水位Aよりも低い場合には、これら各手段が洗剤や漂白剤などが溶けた洗濯水(水7)で濡れ、絶縁不良や腐食といった不具合を発生させるという課題を有していた。
また、前記従来の洗濯乾燥機の構成では、ドレン排水用配管21は洗濯機の真下へ排水するよう設けられているが、洗濯乾燥機の設置場所の都合により真下への排水ができない場合は、ドレン排水用配管21を洗濯乾燥機の側面へ設ける必要があるが、ヒートポンプサイクルとドレン排水用配管21の位置関係によっては自然落下による排水ができないという課題を有していた。
これらの課題を克服するために、排水ポンプを用いて排水経路を構成することが考えられるが、排水ポンプ内のモータがロックした場合に漏水のおそれがあるという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、排水ポンプ内のモータがロックした場合に漏水を防止することができる洗濯乾燥機を提供することを目的とするものである。
上記従来の課題を解決するために、本発明の洗濯乾燥機は、衣類が投入される回転ドラムと、前記回転ドラムを回転自在に収納する洗濯槽と、前記衣類の乾燥時に乾燥用空気から湿気を結露水として回収する除湿手段と、前記除湿手段で回収された結露水をためる排水タンクと、前記排水タンク内の前記結露水をくみ上げると共にモータで駆動される排水ポンプと、前記排水ポンプで汲み上げられた前記結露水を排水する結露排水路と、前記モータがロック状態になった時に前記除湿手段の動作を停止させる制御手段を備えたもので、排水ポンプ内のモータがロックした場合に直ちに除湿手段の動作が停止するので、結露水が増えず、漏水を防止することができる。
本発明の洗濯乾燥機は、排水ポンプ内のモータがロックした場合に漏水を防止することができる。
第1の発明は、衣類が投入される回転ドラムと、前記回転ドラムを回転自在に収納する洗濯槽と、前記衣類の乾燥時に乾燥用空気から湿気を結露水として回収する除湿手段と、前記除湿手段で回収された結露水をためる排水タンクと、前記排水タンク内の前記結露水をくみ上げると共にモータで駆動される排水ポンプと、前記排水ポンプで汲み上げられた前記結露水を排水する結露排水路と、前記モータがロック状態になった時に前記除湿手段の動作を停止させる制御手段を備えたもので、排水ポンプ内のモータがロックした場合に直ちに除湿手段の動作が停止するので、結露水が増えず、漏水を防止することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の制御手段は、モータがロック状態になった場合、所定の時間前記モータへの通電を停止した後再度モータへ通電する動作を所定回数繰り返し、なお前記モータがロック状態にある場合に除湿手段の動作を停止させるようにしたもので、誤検知を防止し、また再起動により復帰可能なロック状態であれば除湿手段の動作を停止させないので乾燥効率の良い洗濯乾燥機を提供できる。
第3の発明は、特に、第1の発明の制御手段は、モータがロック状態になった場合、除湿手段の動作を停止し、所定の時間前記モータへの通電を停止した後、再度モータへ通電する動作を所定回数繰り返し、前記モータが通常の動作を行った場合に前記除湿手段の動作を再開させるようにしたもので、誤検知を防止し、また再起動により復帰可能なロック状態であれば除湿手段の動作をただちに再開することのできる洗濯乾燥機を提供できる。
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか一つの発明の排水タンク内の結露水の水位を検知する水位検知手段を具備し、制御手段は、前記水位検知手段が所定の水位を検知し、かつモータがロック状態になった場合に除湿手段の動作を停止させるようにしたもので、排水ポンプ内のモータがロックした場合でも、漏水の可能性が生じるまで除湿手段の動作を継続することができる洗濯乾燥機を提供できる。
第5の発明は、特に、第1〜4のいずれか一つの発明の除湿手段を、冷媒を圧縮する圧縮機と、圧縮された前記冷媒の熱を放熱する放熱器と、高圧の前記冷媒の圧力を減圧するための絞り手段と、減圧されて低圧となった前記冷媒で周囲から熱を奪う吸熱器を、前記冷媒が循環するように管路で連結したヒートポンプ装置で構成したもので、外部に放出される熱量を回収し、有効にエネルギーを利用して衣類の乾燥が行える洗濯乾燥機を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本発明の第1の実施の形態における洗濯乾燥機について、図1〜3を用いて説明する。
図1は、本実施の形態における洗濯乾燥機を背面から見た斜視図、図2は、同洗濯乾燥機の側断面図である。
図1において、本実施の形態における洗濯乾燥機本体25(以下「本体25」という)内には、洗濯槽26があり、モータ27が取り付けられている。洗濯槽26は、両側面のサスペンション29と上方部のサスペンション30によって支えられて本体25内に取り付けられている。
本体25は、気化した冷媒を圧縮する圧縮機35と、プレートフィン付きチューブ型熱交換器からなり圧縮後の高温高圧の冷媒の熱を放熱する放熱器36と、高圧の冷媒の圧力を減圧するための膨張弁、もしくは、キャピラリーチューブから形成された絞り手段37と、プレートフィン付きチューブ型熱交換器からなり減圧されて低圧となった冷媒で周囲から熱を奪う吸熱器38とを備え、圧縮機35、放熱器36、絞り手段37、吸熱器38を順に接続して再び圧縮機35に冷媒が循環するように管路39で連結してヒートポンプ装置を形成している。
風路40は、乾燥用空気を冷却する除湿手段としての前記吸熱器38と、乾燥用空気を加熱する加熱手段としての前記放熱器36とを連通するように構成されている。洗濯槽26と風路40は、フレキシブルホース41、42によって接続されている。風路40には送風手段43が設けられている。44は、洗濯槽26の外壁に設けられ、洗濯槽26の内部と、風路40とを連通するダクトである。矢印Bは、ダクト44と風路40内の乾燥用空気の流れを示している。
図2において、回転ドラム28は、モータ27の軸27aに直結して洗濯槽26内に取り付けられている。洗濯槽26と回転ドラム28のそれぞれの前面開口部26a、28aに対応した位置には、衣類31を回転ドラム28内に投入するためのドア32が設けられている。本体25と洗濯槽26の間の隙間は、ベローズ33とドアパッキング34によって、空気が本体25内部や本体25外に漏れないように略密封されている。回転ドラム28の側壁および底面部には洗濯水や乾燥用空気が出入りする複数の孔45と開口部46が設けられている。開口部56は、洗濯槽26の内壁に設けられ、洗濯槽26の内部とダクト44とを連通している。矢印Cは、洗濯槽26と回転ドラム28内の乾燥用空気の流れを示している。
洗濯排水路47は、洗濯やすすぎ時に洗濯水、すすぎ水を排水するものである。結露排水路48は、衣類31の乾燥時に吸熱器38で発生した結露水を流すもので、洗濯排水路47と結露排水路48は一つの排水管49につながれている。排水管49の先端50は本体25外の大気中に開口している。洗濯排水路47と結露排水路48の合流部には1つの排水弁60があり、洗濯排水路47と、結露排水路48と排水管49と、排水弁60によって排水処理手段を構成している。
除湿手段である吸熱器38が構成上上方に配設できない場合、排水弁60の設置位置よりも低い位置で結露水が溜まって、直接排水弁60に結露水を排水できないので、本実施の形態では、排水処理手段はさらに、結露水を溜める排水タンク67と、排水タンク67内の水をくみ上げる排水ポンプ68とを具備し、前記排水ポンプ68の吸水部69を前記排水タンク67の略底面部に位置させ、排水ポンプ68の吐出口70を結露排水路48に接続している。
制御手段71は、各検知手段(図示せず)からの情報や経過時間に応じて圧縮機35や排水ポンプ68などの動作部品を駆動制御するものである。モータロック検知手段72は、前記排水ポンプ68に設けられその排水ポンプ68を駆動するモータ(図示せず)がロック状態であることを検知するものである。73は、前記排水タンク67内の結露水の水位を検知する水位検知手段である。
次に、図3を用いて排水弁60の構成について説明する。
図3は、排水弁60の拡大断面図で、排水弁60は、洗濯排水路47と、結露排水路48と、排水管49間の流路を切り替える弁61と、弁61を回転駆動するモータ62を備えている。モータ62によって弁61を駆動して流路61aのd側を閉じると、洗濯排水路47側が閉じられ、結露排水路48側(e側)が開き、逆に、モータ62で弁61を回転してe側に移動させると、今度は、洗濯排水路47側が開き、結露排水路48側が閉じられ、洗濯水やすすぎ水が洗濯排水路47から結露排水路48に逆流するのを防止する逆流防止手段が形成される。
以上のように構成された洗濯乾燥機について、以下、その動作、作用を説明する。
洗い、すすぎ、脱水までの工程で、水を溜める場合は、排水弁60の弁61の状態は図3のd側であり、洗濯排水路47側を閉じ、結露排水路48側を開いている。水供給バルブ(図示せず)から洗濯槽26に水が供給され、図2の水位Dの位置まで溜められる。回転ドラム28がプログラムされた回転数で連続または間欠的に回転し、洗浄やすすぎが行なわれる。この間、衣類31は、回転ドラム28の回転によって持ち上げられ落下する。排水する場合は、排水弁60の弁61を図3のe側にして、洗濯排水路47側を開き、結露排水路48側を閉じる。洗濯槽26内の洗濯水は、結露排水路48に流入することなく洗濯排水路47と排水弁60を通過して排水管49から本体25外に排水される。
なお、本実施の形態においては、洗濯行程中もダクト44を経由して水が排水タンク67に溜まる可能性があるため、制御手段71は、排水ポンプ68の停止中に、所定の停止時間が経過した場合に、排水ポンプ68を動作させて結露水を本体25外へ排出するようにし、排水ポンプ68の動作中に所定の動作時間が経過した場合には、排水ポンプ68を停止させるようにしている。
乾燥工程では、排水弁60の弁61を、図3のd側に回動させて洗濯排水路47側を閉じ、結露排水路48側を開いて、制御手段71により圧縮機35、送風手段43及び回転ドラム28が運転される。送風手段43の運転によって、乾燥用空気が洗濯槽26とダクト44、フレキシブルホース41、風路40、フレキシブルホース42の内部を循環する。衣類31は、あらかじめ設定された回転数で連続又は間欠的に行われる回転ドラム28の回転によって撹拌される。
圧縮機35の運転によって、管路39内を冷媒が循環して、放熱器36で高温高圧の冷媒の熱を放熱して循環する乾燥用空気を加熱する。加熱された乾燥用空気は、図2の矢印Cのように、洗濯槽26内に送り込まれ、回転ドラム28の底面部の開口部46を通過して衣類31に当たり、衣類31から水分を奪って、多湿の空気となって回転ドラム28の側壁に設けた複数の孔45を通過し、次に洗濯槽26の開口部56を通過してダクト44へと送られる。ダクト44を通過した乾燥用空気は、矢印Bに示すように、フレキシブルホース41を通過して風路40に設けた吸熱器38で、冷却除湿される。
除湿された乾燥用空気は再び、送風手段43によって放熱器36に送られて加熱される。吸熱器38で発生した結露水は、排水タンク67に滴下しそこに溜まる。このとき、制御手段71は、所定の時間間隔にて排水ポンプ68を駆動し、排水タンク67に溜まった結露水を排出する。
このとき、モータロック検知手段72は排水ポンプ68内のモータに流れる電流量によりモータがロックしているかどうかを判断し、ロックしていると判断した場合は制御手段71により圧縮機35の駆動を停止することにより、除湿手段である吸熱器38での除湿を停止させる。
以上のように、本実施の形態によれば、排水ポンプ68内のモータがロック状態であることを検知するモータロック検知手段72を設け、モータがロックしたことを検知した場合に、圧縮機35の駆動を停止し除湿動作を停止させる制御手段71を設けたことにより、漏水を防止することができる。
また、圧縮機35、放熱器36、絞り手段37、吸熱器38を順に接続して再び圧縮機35に冷媒が循環するように管路39で連結したヒートポンプ装置を使用しているため、外部に放出される熱量を回収し、有効にエネルギーを利用して衣類の乾燥を行うことができる。
なお、本実施の形態においては、モータロック検知手段72により排水ポンプ68内のモータがロックしていることが検知された場合はただちに除湿を停止するとしたが、ロックを検知した場合に所定の時間モータへの通電を停止し再度モータへ通電するという動作を所定の回数繰り返し、なおロック状態であることを検知した場合に除湿を停止することにより、モータロック検知手段72の誤検知により除湿が停止することを防ぐことができる。この場合、所定の回数は一回であっても複数回であっても良い。
なお、モータロック検知手段72により排水ポンプ68内のモータがロックしていることが検知された場合は、ただちに除湿を停止するとしたが、除湿を停止した後に、所定の時間モータへの通電を停止し再度モータへ通電するという動作を所定の回数繰り返し、モータが正常に動作した場合に除湿を再開することにより、モータロック検知手段72の誤検知により除湿が停止することを防ぐことができる。この場合所定の回数は一回であっても複数回であっても良い。
また、水位検知手段73により検知された排水タンク67内の水位が漏水のおそれがある水位に到達し、かつ排水ポンプ68内のモータのロックを検知した場合に除湿を停止するようにすることで、排水ポンプ68内のモータがロックした場合でも、排水タンク67内の水位が低く、漏水のおそれがない場合は除湿を継続することもできる。
以上のように、本発明にかかる洗濯乾燥機は、排水ポンプ内のモータがロックした場合は直ちに除湿手段の動作を停止し、漏水を防止することができるので、ヒートポンプ装置を搭載して乾燥、除湿を行う洗濯機等に有用である。
本発明の第1の実施の形態における洗濯乾燥機を背面から見た斜視図 同洗濯乾燥機の側断面図 同洗濯乾燥機の排水弁の拡大断面図 従来の洗濯乾燥機の側断面図
符号の説明
25 洗濯乾燥機本体(本体)
26 洗濯槽
28 回転ドラム
31 衣類
38 吸熱器(除湿手段)
47 洗濯排水路
48 結露排水路
49 排水管
67 排水タンク
68 排水ポンプ
71 制御手段
73 水位検知手段

Claims (5)

  1. 衣類が投入される回転ドラムと、前記回転ドラムを回転自在に収納する洗濯槽と、前記衣類の乾燥時に乾燥用空気から湿気を結露水として回収する除湿手段と、前記除湿手段で回収された結露水をためる排水タンクと、前記排水タンク内の前記結露水をくみ上げると共にモータで駆動される排水ポンプと、前記排水ポンプで汲み上げられた前記結露水を排水する結露排水路と、前記モータがロック状態になった時に前記除湿手段の動作を停止させる制御手段を備えた洗濯乾燥機。
  2. 制御手段は、モータがロック状態になった場合、所定の時間前記モータへの通電を停止した後再度モータへ通電する動作を所定回数繰り返し、なお前記モータがロック状態にある場合に除湿手段の動作を停止させるようにした請求項1に記載の洗濯乾燥機。
  3. 制御手段は、モータがロック状態になった場合、除湿手段の動作を停止し、所定の時間前記モータへの通電を停止した後、再度モータへ通電する動作を所定回数繰り返し、前記モータが通常に動作を行った場合に前記除湿手段の動作を再開させるようにした請求項1に記載の洗濯乾燥機。
  4. 排水タンク内の結露水の水位を検知する水位検知手段を具備し、制御手段は、前記水位検知手段が所定の水位を検知し、かつモータがロック状態になった場合に除湿手段の動作を停止させるようにした請求項1〜3のいずれか1項に記載の洗濯乾燥機。
  5. 除湿手段を、冷媒を圧縮する圧縮機と、圧縮された前記冷媒の熱を放熱する放熱器と、高圧の前記冷媒の圧力を減圧するための絞り手段と、減圧されて低圧となった前記冷媒で周囲から熱を奪う吸熱器を前記冷媒が循環するように管路で連結したヒートポンプ装置で構成した請求項1〜4のいずれか1項に記載の洗濯乾燥機。
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