JP2006319806A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 機器本体を大型化することなく、記録媒体の着脱操作を容易に行うことができ、しかも機器本体内に収容される曲面部を有する部材と媒体装着部の新たなレイアウトによって機器本体の設計自由度を高める。
【解決手段】 電子機器は、それぞれ曲面部を有する第1および第2の部材21,24を、該曲面部の曲率中心軸o,o′が互いに略平行に延びるように収容する機器本体20と、記録媒体25が着脱可能に装着される媒体装着部26とを有する。第1および第2の部材が機器本体内に収容されている状態において、媒体装着部は第1の部材と第2の部材との間に設けられ、かつ媒体装着部に対する記録媒体の着脱を行うための着脱空間Sが該第1および第2の部材の曲面部に沿って機器本体の外側に向かって広がるように形成されている。
【選択図】 図1
【解決手段】 電子機器は、それぞれ曲面部を有する第1および第2の部材21,24を、該曲面部の曲率中心軸o,o′が互いに略平行に延びるように収容する機器本体20と、記録媒体25が着脱可能に装着される媒体装着部26とを有する。第1および第2の部材が機器本体内に収容されている状態において、媒体装着部は第1の部材と第2の部材との間に設けられ、かつ媒体装着部に対する記録媒体の着脱を行うための着脱空間Sが該第1および第2の部材の曲面部に沿って機器本体の外側に向かって広がるように形成されている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、外部メモリ等の記録媒体が装着される媒体装着部を内蔵したデジタルカメラ等の電子機器に関するものである。
図9には、従来のデジタルカメラのグリップ部(撮影者がカメラを握る部分)の内部構造を、上面から見て示している(例えば、特許文献1参照)。
この図において、100はカメラボディのグリップ部であり、該グリップ部100内には、4つの円筒形状の部材(以下、円筒部材という)110〜113、例えば電池が収容されている。
103は外部メモリ104を装着するためのメモリソケット(メモリスロット)である。外部メモリ104は、不図示の撮像素子により取得された画像の情報を記録するカード型の記録媒体である。
105は該ソケットに設けられた基板であり、外部メモリ104と電気的に接続されるコネクタ(図示せず)を支持する。外部メモリ104は、メモリソケット103に対してグリップ部100の側方から指106で押し込まれて装着される。
メモリソケット103の挿入口を覆う蓋部材102は、グリップ部100にヒンジ102aを介して回動(開閉)可能に組み付けられている。蓋部材102の先端部には、ラッチ爪102bが設けられており、該ラッチ爪102bがグリップ部100の内側に係合することによって、蓋部材102は閉じ状態にロックされる。
メモリソケット103の挿入口を覆う蓋部材102は、グリップ部100にヒンジ102aを介して回動(開閉)可能に組み付けられている。蓋部材102の先端部には、ラッチ爪102bが設けられており、該ラッチ爪102bがグリップ部100の内側に係合することによって、蓋部材102は閉じ状態にロックされる。
そして、円筒部材110〜113とソケット103のレイアウトは、グリップ部100、ひいてはカメラボディをできるだけコンパクト化できるように、また外部メモリ104の着脱操作が容易となるように決定されている。
特開2004−208028号公報(図1)
従来、グリップ部100内に、図9に示すような円筒部材(特に、電池)110〜113およびソケット104を配置する場合、電極や配線の関係上、4つの円筒部材110〜113をひとまとめにしてグリップ部100内に配置した上で、メモリソケット103を4つの円筒部材110〜113よりも背面側(図中の上側)に配置することが普通であり、これ以外のレイアウトはほとんど検討されていなかった。すなわち、円筒部材110〜113とメモリソケット103のレイアウトの選択枝はきわめて少なく、これに伴いカメラボディの設計自由度も低かった。
そこで、本発明は、機器本体を大型化することなく、記録媒体の着脱操作を容易に行うことができ、しかも機器本体内に収容される曲面部を有する部材と媒体装着部の新たなレイアウトによって機器本体の設計自由度を高めることができるようにした電子機器を提供することを目的としている。
本発明の一側面としての本発明の電子機器は、それぞれ曲面部を有する第1および第2の部材を、該曲面部の曲率中心軸が互いに略平行に延びるように収容する機器本体と、記録媒体が着脱可能に装着される媒体装着部とを有する。そして、第1および第2の部材が機器本体内に収容されている状態において、媒体装着部が第1の部材と第2の部材との間に設けられ、かつ媒体装着部に対する記録媒体の着脱を行うための着脱空間が、該第1および第2の部材の曲面部に沿って機器本体の外側に向かって広がるように形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、第1および第2の部材の間に媒体装着部を配置した上で、記録媒体の着脱空間を第1および第2の部材の曲面部に沿って外側に向かって広がるように形成することで、機器本体の大型化を招くことなく記録媒体の良好な着脱操作性を確保でき、また機器本体の設計自由度を高めることができる。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1〜図4には、本発明の実施例1である電子機器としての一眼レフデジタルカメラの構成を示している。
まず、図2には、本実施例のカメラの外観を示している。図2において、1はカメラボディであり、その前面(正面)には、不図示のマウントを介して交換レンズ7が装着されている。
2はカメラボディ1に対してポップアップが可能なフラッシュユニット(図では、ポップダウン状態を示す)である。3はカメラボディ1の上部外装であり、4は撮影モードを変更するためのダイヤルである。
カメラボディ1のうち正面から見て左側の部分には、撮影者が手で握るためのグリップ部20が形成されている。このグリップ部20の上面には、レリーズボタン5が配置されている。また、6はカメラボディ1の前部外装である。
Eは交換レンズ7の光軸(以下、撮影光軸という)、8はフラッシュユニット2のポップダウン状態での係止を手動で解除してポップアップさせるためのポップアップボタンである。9は交換レンズ7の装着ロックを解除するためのロック解除ボタンである。
図1は、本実施例におけるグリップ部20内を模式的に示す上面視断面図である。図1において、グリップ部20内には、4つの主電源電池21〜24と、外部メモリ25が取り外し可能に装着されるメモリソケット(メモリスロット:媒体装着部)26とが収容されている。メモリソケット26は、外部メモリ25が挿入されるスロットを有する。外部メモリ25としては、半導体メモリ等のカード型メモリが用いられる。
4つの主電源電池21〜24はそれぞれほぼ同一径を有する円筒形状に形成されており、その外周面である円筒面の曲率中心軸(図1の紙面に垂直な軸:例えば、o,o′)が、グリップ部20の上下方向に互いに平行に延びるように配置されている。なお、これら主電源電池21〜24は、図示しないグリップ部20の底面側からグリップ部20に対して装填および取り出しが可能である。
27はメモリソケット26に装着された外部メモリ25に電気的に接続される不図示のコネクタが実装された基板である。該コネクタは、基板27を介して不図示のカメラCPUや画像処理回路に接続されている。
また、メモリソケット26に対する外部メモリ25の着脱を行うための空間(メモリ着脱空間S)を覆うメモリ蓋28は、ヒンジ28aを介してグリップ部20に回転可能に組み付けられている。メモリ蓋28の先端にはラッチ爪28bが設けられており、該ラッチ爪28bがグリップ部20の内面に係合することによってメモリ蓋28は閉じ状態にロックされる。
そして、本実施例では、4つの主電源電池21〜24のうち第1の電池(第1の部材)21と第4の電池(第2の部材)24とをグリップ部20の前後方向(図1における下側と上側の方向)に離して配置し、その間にグリップ部20の左右方向に延びるようにメモリソケット26を配置している。また、第2の電池22は、第1の電池21の前側であって、グリップ部20の前端曲面に沿うように配置されている。さらに、第3の電池23は、第4の電池(第2の部材)24の右側(図2に示した撮影光軸Eに近い側)に配置されている。
さらに、グリップ部20には、第1の電池21と第4の電池24のうちグリップ部20の左外側に近い領域で互いに向かい合う1/4円弧面21a,24aに沿うように仕切壁20a,20bが形成されている。これら仕切壁20a,20bは、メモリソケット26の装填口からグリップ部20の外観面まで、互いの間隔が広がるように円弧上に延びている。これにより、メモリソケット26の装填口とグリップ部20の外観面との間に、メモリソケット26の装填口側からクリップ部20の外観面側に向かって広がる扇形のメモリ着脱空間Sが形成される。
以上の構成において、外部メモリ25は、撮影者の指29で押されることにより、グリップ部20の左側方からメモリ着脱空間Sを通してメモリソケット26内に挿入され、装着される。
図1には、メモリソケット26に装着された外部メモリ25の位置を示している。この状態において、外部メモリ25の一部は、メモリソケット26の装填口からメモリ着脱空間S内に突出している。しかも、外部メモリ25の突出側の端部25aは、グリップ部20内に装填されている第1および第4の電池21,24の曲率中心軸o,o′を結んだ線(一点鎖線で示す)よりも長さΔxoだけグリップ部20の左外側に近い位置にある。これにより、後述するように、指29を使った外部メモリ25の装着および取り出しを容易に行うことができる。
図3(a)〜図3(d)には、本実施例において、外部メモリ25の装着操作の様子を示している。外部メモリ25を装着する場合は、まずメモリ蓋28のラッチ爪28bの係合を解除してメモリ蓋28を開き、メモリ着脱空間Sを露出させる(図3(a))。次に、外部メモリ25をメモリ着脱空間Sを通してメモリソケット26に挿入し(図3(b))、メモリソケット26内に設けられたバネ(図示せず)の付勢力に抗して指29で外部メモリ25の端面を押し、メモリソケット26内に押し込む(図3(c))。そして、外部メモリ25をメモリソケット26に設けられた不図示の係止機構によって係止されるまで押し込み(図3(d))、最後にメモリ蓋28を閉じて装着が完了する。
図3(d)に示す外部メモリ25が係止機構によって係止された状態で、前述したように、外部メモリ25の外側の端部25aが、第1および第4の電池21,24の曲率中心軸o,o′を結んだ線(一点鎖線で示す)よりも長さΔxoだけメモリ着脱空間S内に突出している。
一方、図4(a)〜図4(d)には、本実施例において、外部メモリ25の取り外し操作の様子を示している。外部メモリ25を取り外す場合には、まずメモリ蓋28のラッチ爪28bとグリップ部との係合を解除し、メモリ蓋28を開いて外部メモリ25の端部を露出させる(図4(a))。次に、メモリ着脱空間Sに指29を入れ(図4(b))、外部メモリ25のメモリ着脱空間S内に突出している端部をΔx1だけ押し込む(図4(c))。すると、メモリソケット26内の係止機構による係止が外れ、バネの付勢力によって外部メモリ25が左外側にΔx2だけ押し出される(図4(d))。この後は、押し出された外部メモリ25を指29で挟んで引き出すことにより、外部メモリ25をグリップ部20(カメラボディ1)から取り外すことができる。
このようにして外部メモリ25をメモリソケット26に対して装着したり取り外したりする際に、メモリ着脱空間Sを形成している仕切壁20a,20b、つまりは第1および第4の電池21,24の1/4円弧部21a,24aがグリップ部20の左外側に向かって広がるように形成されているので、該メモリ着脱空間S内に無理なく(仕切壁20a,20bによって邪魔されることなく)指29を入れることができる。したがって、外部メモリ25の着脱操作を容易に行うことができる。
また、本実施例では、第1の電池21と第4の電池24との間にメモリソケット26を配置したが、このことによるグリップ部20やカメラボディ1の大型化は生じない。つまり、カメラボディ1のコンパクト化を阻害することなく、外部メモリ25の着脱操作性を向上させることができる。
なお、本実施例では、曲面部を有する部材として、電池を用いた場合について説明したが、カメラボディ内に設けられたモータやプランジャ等のアクチュエータおよびコンデンサ等の電気素子であって曲面部を有しているものであれば何であっても構わない。
図5には、本発明の実施例2である電子機器としての一眼レフデジタルカメラのうちグリップ部の上面視断面での構成を示している。
図5において、グリップ20内には、4つの主電源電池21〜24と、外部メモリ40が取り外し可能に装着されるメモリソケット(媒体装着部)41とが収容されている。4つの主電源電池21〜24はそれぞれほぼ同一径を有する円筒形状に形成されており、その外周面である円筒面の曲率中心軸(図5の紙面に垂直な軸:例えば、o,o′)が、グリップ部20の上下方向に互いに平行に延びるように配置されている。なお、これら主電源電池21〜24は、図示しないグリップ部20の底面側からグリップ部20に対して装填および取り出しが可能である。外部メモリ40としては、半導体メモリ等のカード型メモリが用いられる。
43はメモリソケット41に装着された外部メモリ40に電気的に接続される不図示のコネクタが実装された基板である。該コネクタは、基板43を介して不図示のカメラCPUや画像処理回路に接続されている。
また、メモリソケット41に対する外部メモリ40の着脱を行うための空間(後述するメモリ着脱空間S)を覆うメモリ蓋28は、ヒンジ28aを介してグリップ部20に回転可能に組み付けられている。メモリ蓋28の先端にはラッチ爪28bが設けられており、該ラッチ爪28bがグリップ部20の内面に係合することによってメモリ蓋28は閉じ状態にロックされる。
そして、本実施例では、4つの主電源電池21〜24のうち第1の電池(第1の部材)21と第4の電池(第2の部材)24とをグリップ部20の前後方向(図5における下側と上側の方向)に離して配置し、その間にグリップ部20の左右方向に延びるようにメモリソケット41を配置している。また、第2の電池22は、第1の電池21の前側であって、グリップ部20の前端曲面に沿うように配置されている。さらに、第3の電池23は、第4の電池(第2の部材)24の右側(撮影光軸Eに近い側)に配置されている。
さらに、グリップ部20には、第1の電池21と第4の電池24のうちグリップ部20の左外側に近い領域で互いに向かい合う1/4円弧面21a,24aに沿うように仕切壁20a,20bが形成されている。これら仕切壁20a,20bは、メモリソケット41の装填口からグリップ部20の外観面まで、互いの間隔が広がるように円弧上に延びている。これにより、メモリソケット41の装填口とグリップ部20の外観面との間に、メモリソケット41の装填口側からクリップ部20の外観面側に向かって広がる扇形のメモリ着脱空間Sが形成される。
該メモリ着脱空間S内には、メモリソケット41の上端部に設けられた操作ボタン42が配置されている。該操作ボタン42は、外部メモリ40の取り出しに際して図の右方向(撮影光軸E側)に押し込み操作されることにより、外部メモリ40を装着位置から取り外し方向に押し出す押し出し機構(図示せず)を動作させるものである。
以上の構成において、外部メモリ40は、撮影者の指29で押されることにより、グリップ部20の左側方からメモリ着脱空間Sを通してメモリソケット41内に挿入され、装着される。
図5には、メモリソケット41に外部メモリ40が装着された状態を示している。この状態において、操作ボタン42は、メモリソケット41の装填口からメモリ着脱空間S内に突出している。操作ボタン42の端部は、グリップ部20内に装填されている第1および第4の電池21,24の曲率中心軸o,o′を結んだ線(一点鎖線で示す)よりも長さΔx5だけグリップ部20の左外側に近い位置にある。これにより、後述するように、指29を使った外部メモリ40の装着と操作ボタン42の操作による取り出しを容易に行うことができる。
図6(a)〜図6(d)には、本実施例において、外部メモリ40の装着操作の様子を示している。外部メモリ40を装着する場合は、まずメモリ蓋28のラッチ爪28bの係合を解除してメモリ蓋28を開き、メモリ着脱空間Sを露出させる(図6(a))。次に、外部メモリ40をメモリ着脱空間Sを通してメモリソケット41に挿入し(図6(b))、メモリソケット41内に設けられた摩擦材(図示せず)の摩擦力に抗して指29で外部メモリ40の端部40aを押し、メモリソケット41内に押し込む(図6(c))。そして、外部メモリ40をメモリソケット41に設けられた不図示の係止機構によって係止されるまで押し込む(図6(d))。このとき、操作ボタン42は、外部メモリ40の装着操作に連動して、もとの位置からΔaだけ突出する。また、第1および第4の電池21,24の曲率中心軸o,o′を結んだ線を基準とすると、外部メモリ40の外側の端部40aが、第1および第4の電池21,24の曲率中心軸o,o′を結んだ線(一点鎖線で示す)よりも長さΔx5だけメモリ着脱空間S内に突出している。そして、最後にメモリ蓋28を閉じて装着が完了する。
一方、図7(a)〜図7(d)には、本実施例において、外部メモリ40の取り外し操作の様子を示している。外部メモリ40を取り外す場合には、まずメモリ蓋28のラッチ爪28bとグリップ部との係合を解除し、メモリ蓋28を開いて外部メモリ40の端部を露出させる(図7(a))。次に、メモリ着脱空間Sに指29を入れ(図7(b))、操作ボタン42をΔx6だけ押し込む(図7(c))。すると、メモリソケット41内の押し出し機構が動作し、外部メモリ40が左外側にΔx7だけ押し出される(図7(d))。この後は、押し出された外部メモリ40を指29で挟んで引き出すことにより、外部メモリ40をグリップ部20(カメラボディ1)から取り外すことができる。
このようにして外部メモリ40をメモリソケット41に対して装着したり取り外したりする際に、メモリ着脱空間Sを形成している仕切壁20a,20b、つまりは第1および第4の電池21,24の1/4円弧部21a,24aがグリップ部20の左外側に向かって広がるように形成されているので、該メモリ着脱空間S内に無理なく(仕切壁20a,20bによって邪魔されることなく)指29を入れることができる。したがって、外部メモリ40の着脱操作を容易に行うことができる。
また、本実施例では、第1の電池21と第4の電池24との間にメモリソケット41を配置したが、このことによるグリップ部20やカメラボディ1の大型化は生じない。つまり、カメラボディ1のコンパクト化を阻害することなく、外部メモリ40の着脱操作性を向上させることができる。
なお、本実施例では、曲面部を有する部材として、電池を用いた場合について説明したが、カメラボディ内に設けられたモータやプランジャ等のアクチュエータおよびコンデンサ等の電気素子であって曲面部を有しているものであれば何であっても構わない。
上記実施例1,2では、4つの円筒形状の電池とメモリソケットのレイアウト例を示したが、本実施例では、図8に示すように、2つの円筒形状が1つにつながった形を有する主電源電池30とフラッシュ発光用のコンデンサ31とメモリソケット26のレイアウト例について説明する。
図8は、本実施例におけるグリップ部20内を模式的に示す上面視断面図である。図8において、グリップ20内には、主電源電池(第1の部材)30と、外部メモリ25が取り外し可能に装着されるメモリソケット(媒体装着部)26と、フラッシュ発光用のコンデンサ(第2の部材)31とが配置されている。外部メモリ25としては、半導体メモリ等のカード該メモリが用いられる。
主電源電池30は、左右に半円筒部30b,30cを有するとともに、背面側(図8の上側)に平面部30aを有する。前側は、1/8円弧面と平面とが組み合わされて構成されている。
コンデンサ31は、円筒形状を有する。そして、主電源電池30とコンデンサ31は、半円筒部30bの外周面(半円筒面)の曲率中心軸(図1の紙面に垂直な軸)oとコンデンサ31の外周面である円筒面の曲率中心軸o′とが、グリップ部20の上下方向に互いに平行に延びるように配置されている。なお、主電源電池30は、図示しないグリップ部20の底面側からグリップ部20に対して装填および取り出しが可能である。コンデンサ31は、グリップ部20内に固定されている。
他の構成は、実施例1と同様であり、共通する構成要素には実施例1と同符号を付して説明に代える。
本実施例では、グリップ部20に、電池30とコンデンサ31におけるグリップ部20の左外側に近い領域で互いに向かい合う、半円筒部30bの1/4円弧面30b1およびコンデンサ31の1/4円弧面31aに沿うように仕切壁20a,20bが形成されている。これら仕切壁20a,20bは、メモリソケット26の装填口からグリップ部20の外観面まで、互いの間隔が広がるように円弧上に延びている。これにより、メモリソケット26の装填口とグリップ部20の外観面との間に、メモリソケット26の装填口側からクリップ部20の外観面側に向かって広がる扇形のメモリ着脱空間Sが形成される。
以上の構成において、外部メモリ25は、撮影者の指29で押されることにより、グリップ部20の左側方からメモリ着脱空間Sを通してメモリソケット26内に挿入され、装着される。
図8には、メモリソケット26に装着された外部メモリ25の位置を示している。この状態において、外部メモリ25の一部は、メモリソケット26の装填口からメモリ着脱空間S内に突出している。しかも、外部メモリ25の突出側の端部25aは、グリップ部20内に装填されている主電源電池30における1/4円弧面30b1の曲率中心軸oとコンデンサ31の1/4円弧面31a(円筒面)の曲率中心軸o′とを結んだ線(一点鎖線で示す)よりも長さΔxoだけグリップ部20の左外側に近い位置にある。これにより、実施例1と同様に、指29を使った外部メモリ25の装着および取り出しを容易に行うことができる。
以上説明したように、上記各実施例では、メモリソケットの装着口付近を該メモリソケットの厚み方向にて挟むように配置された2つの部材の曲線部によって、該装着口からカメラボディの外側に向かって広がる扇形のメモリ着脱空間Sを形成するので、カメラボディ(グリップ部)の大型化を招くことなく、メモリソケットに対する外部メモリの良好な着脱操作性を得ることができる。また、カメラボディの外面から上記のような形状のメモリ着脱空間を介在させてメモリソケットを設けたことにより、メモリソケットの防塵効果も得られる。
なお、上記各実施例では、一眼レフデジタルカメラについて説明したが、本発明はこれ以外にレンズ一体型のデジタルカメラ、ビデオカメラ等の撮像装置はもとより、携帯端末等、様々な電子機器に適用することができる。
1 カメラボディ
2 フラッシュユニット
7 交換レンズ
E 撮影光軸
20 グリップ部
20a,21a 仕切壁
21〜24,30 主電源電池
21a,24a,30b1,30a 1/4円弧面
25,40 外部メモリ
26,41 メモリソケット
27 基板
28 メモリ蓋
29 指
31 コンデンサ
42 操作ボタン
2 フラッシュユニット
7 交換レンズ
E 撮影光軸
20 グリップ部
20a,21a 仕切壁
21〜24,30 主電源電池
21a,24a,30b1,30a 1/4円弧面
25,40 外部メモリ
26,41 メモリソケット
27 基板
28 メモリ蓋
29 指
31 コンデンサ
42 操作ボタン
Claims (9)
- それぞれ曲面部を有する第1および第2の部材を、該曲面部の曲率中心軸が互いに略平行に延びるように収容する機器本体と、
記録媒体が着脱可能に装着される媒体装着部とを有し、
前記第1および第2の部材が前記機器本体内に収容されている状態において、
前記媒体装着部が前記第1の部材と前記第2の部材との間に設けられており、
かつ前記媒体装着部に対する前記記録媒体の着脱を行うための着脱空間が、該第1および第2の部材の前記曲面部に沿って前記機器本体の外側に向かって広がるように形成されていることを特徴とする電子機器。 - 前記媒体装着部に、前記記録媒体の一部が、前記機器本体内に収容された前記第1および第2の部材の前記曲率中心軸を結んだ線よりも前記機器本体の外側に近い領域に位置するように該記録媒体が装着されることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 前記媒体保持部は、装着された前記記録媒体を前記機器本体の外側に向かって押し出す押し出し機構を含み、
該押し出し機構の操作部が、前記機器本体内に収容された前記第1および第2の部材の前記曲率中心軸を結んだ線よりも前記機器本体の外側に近い領域に位置することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 - 前記第1および第2の部材のうち少なくとも一方は、前記曲面部としての円筒面又は円弧面の一部を構成する曲面を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の電子機器。
- 前記第1および第2の部材のうち少なくとも一方が、電池であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の電子機器。
- 前記第1および第2の部材のうち少なくとも一方が、モータであることを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載の電子機器。
- 前記第1および第2の部材のうち少なくとも一方が、コンデンサであることを特徴とする請求項1から6のいずれか1つに記載の電子機器。
- 前記第1および第2の部材と前記媒体装着部は、該電子本体のグリップ部内に収容されることを特徴とする請求項1から7のいずれか1つに記載の電子機器。
- 該電子機器は、撮像素子と、該撮像素子により取得された画像を前記記録媒体に記録する回路とを有する撮像装置であることを特徴とする請求項1から8のいずれか1つに記載の電子機器。
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