JP2006319742A - 通信端末 - Google Patents

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JP2006319742A JP2005141148A JP2005141148A JP2006319742A JP 2006319742 A JP2006319742 A JP 2006319742A JP 2005141148 A JP2005141148 A JP 2005141148A JP 2005141148 A JP2005141148 A JP 2005141148A JP 2006319742 A JP2006319742 A JP 2006319742A
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Yoshibumi Hayashi
義文 林
Takashi Sakakawa
隆 坂川
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Toshiba Corp
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Abstract

【課題】 テレビ電話機能を備えた通信端末において、内蔵カメラのズーミング機能を生
かして、入念に撮影条件や身だしなみを整えた上でテレビ電話を利用することができるよ
うにする。
【解決手段】 通信端末の制御部は、TV電話の着信を検出すると(ステップ“S1”の
“TV電話着信”)、ディスプレイに着信を表示し(ステップ“S3”)、自画像表示、
保留又は通話を選択できるようにする(ステップ“S4”)。「自画像」が選択されると
、サブカメラ17から入力された画像をディスプレイ5に表示して、ズーミング・明るさ
の調整を可能にする(ステップ“S5”)。その後、TV電話による通話を行う際に通話
前に調整したズーミング・明るさのデータを読み出して設定することができる(ステップ
“S15”)。
【選択図】 図9

Description

本発明は通信端末に係り、特にTV電話機能を備えた通信端末に関する。
TV電話機能を備えた携帯電話機等の通信端末が、広く用いられるようになってきた。
従来の携帯電話機等を用いたTV電話においては、着信があったときに相手方(発信元)
に対して送る画像を事前に確認することは一般に行われていない。このため、撮影条件(
被写体の位置や明るさ、画像の倍率等)を最適化したり、いわゆる身だしなみを整えたり
する準備を手順に従って進めることが難しいという問題があった。
これに対して、通信端末がTV電話の着信又は発信操作を検出したとき、内蔵する自画
像折り返し回路を自動的に起動して、カメラで撮影した自画像を表示部の子画面に表示す
ることを可能にする技術が知られている(例えば、特許文献1又は特許文献2参照。)。
特開平7−115628号公報(第2、3ページ、図1) 特開平7−115629号公報(第2乃至4ページ、図1)
上述の特許文献1又は特許文献2に開示された従来の技術によれば、自画像を相手に送
信する前に表示部の子画面に表示して、身だしなみを整えるのに利用することが可能であ
る。しかしながら、近年の通信端末に備えるカメラのズーミング機能を生かして、送信す
べき画像の倍率を調整したり、拡大された画像により細部に注意して身だしなみを整えた
りすることはできないという問題があった。
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、通信端末に備えるカメラのズーミ
ング機能を生かして入念に撮影条件や身だしなみを整えた上でTV電話を利用することが
できる通信端末を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の通信端末は、TV電話の送受信手段と、ズーミン
グにより画像の倍率を変化させて撮影することができるカメラと、前記カメラと同一の向
きに取り付けられ、少なくとも文字及び画像を表示する表示手段と、前記カメラのズーミ
ング操作及びTV電話の着信を受けて自画像確認の有無の選択操作をすることができる操
作手段と、TV電話の着信を受けて前記操作手段により自画像確認有りの選択操作がされ
たとき、前記カメラで撮影した画像を前記表示手段により表示して前記カメラのズーミン
グ操作を可能にした後に、前記カメラで撮影した画像を前記送受信手段により送信するこ
とができる制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、カメラのズーミング機能を生かして自画像を確認することにより、撮
影条件や身だしなみを入念に整えてTV電話を利用することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
以下に、本発明を携帯電話機に適用した場合における一つの実施の形態を、図面を用い
て説明する。図1乃至図5は携帯電話機1の外観を示した図であり、また図6は携帯電話
機1のブロック図を示したものである。
まず、携帯電話機1の構造を図1乃至図5を用いて説明する。図1は、携帯電話機1を
約180度開いた時の外観図である。図1(A)は正面から見た図、図1(B)は側面か
ら見た図である。
次に、図2は図1の状態から上筐体部2を携帯電話機1の開閉方向の軸Aと垂直関係に
ある軸Bを中心に90度回転した時の図である。図2(A)は正面から見た図、図2(B
)は側面から見た図である。
次に、図3は図2の状態から上筐体部2を携帯電話機の開閉方向の軸Aを中心に90度
回転した時の図である。図3(A)は正面から見た図、図3(B)は側面から見た図であ
る。
次に、図4は携帯電話機1を閉じた時の図である。図4(A)は正面から見た図、図4
(B)は側面から見た図である。
次に、図5は図2の状態から上筐体部2を携帯電話機の開閉方向の軸Bを中心に90度
回転(つまり図1の状態から上筐体部2を軸Bを中心に180度回転)し、更にそこから
軸Aを中心に閉じた時の図である。図5(A)は正面から見た図、図5(B)は側面から
見た図である。
携帯電話機1は上筐体部2と下筐体部4がヒンジ部3を介して接続されており、上筐体
部2にはLCDなどのディスプレイ5、受信した音声を発声するレシーバ9、携帯電話機
1の状態を検知するための磁気センサ11a、11c、メインカメラ16、サブカメラ1
7及びLCDなどのサブディスプレイ15を有している。メインカメラ16及びサブカメ
ラ17は、ズーミングにより画像の倍率を変化させて撮影することができる。そして、デ
ィスプレイ5とサブカメラ17とは上筐体部2の同一の面上に備えられている。したがっ
て、サブカメラ17で撮影中の自画像をディスプレイ5上で視認することができる。また
、下筐体部4には、数字、文字、携帯電話機1の操作等を入力するためのキー6、更には
携帯電話機1の操作を行うサイドキー7、集音するためのマイク(送話口)8、及び携帯
電話機1の状態を検知するための磁気センサ11b、11dを有している。
図6は、携帯電話機1の構成を簡潔に示したブロック図である。携帯電話機1の内部に
は、携帯電話機1全体の制御を行う制御部33と、メインカメラ16を制御するメインカ
メラ制御部39と、サブカメラ1を制御するサブカメラ制御部32と、ROM又はNAN
Dメモリなどで構成されるメモリ34と、一時的に記憶する揮発性のRAM37と、ディ
スプレイ5及びサブディスプレイ13を表示制御する表示制御部35と、キー6及びサイ
ドキー7の押下を認識する操作部36と、アンテナ30を用いて無線通信制御を行う送受
信部31とを備えており、制御部33によって全体が制御されている。
メモリ34は、制御部33が実行するプログラム、各種の情報データなどが保存されて
おり、例えば着信があった際に予め設定した相手先からの着信を拒否するか否かを設定す
る着信拒否設定記憶部34a、身嗜みを整えるために着信・発信の際にカメラを起動した
際の表示のズームレベル、明るさレベルを記憶するズーミング・明るさ情報記憶部34b
、氏名・電話番号等が記憶され、それに対応付けられて着信拒否情報・相手方の画像など
が記憶される電話帳記憶部34c、発信の際に、サブカメラ17を起動させるか否かを設
定する自画像確認要否記憶部34dを有する。また、操作部36における操作によりTV
電話の発信操作がされたときの、自画像確認の要否に関する設定を記憶することができる
表示制御部35は、ディスプレイ5及びサブディスプレイ13を表示制御するものであ
り、制御部33から出力命令される表示データを表示制御する。
通信部31は、制御部33によって命令された情報を、無線通信によって送信したり、
メールサーバより無線通信によって送られた情報を受信したりする機能を有する。また、
電話機能による通話の際およびTV電話の発着信についても、周知のとおり通信部31を
通じて通話が行われる。
メインカメラ制御部39及びサブカメラ制御部32は、それぞれ個別的に制御部33の
命令によって起動され、カメラから入力された画像は、表示制御部35を通じてディスプ
レイ5などに表示される。
操作部36は、キー6及びサイドキー7の押下を認識するものであって、数字キーや文
字キー、メール編集の決定・中止などのファンクションキーを含む複数のキーの押下をそ
れぞれ認識することができ、利用者が入力操作したキー6の入力に応じて、キーを識別す
る識別信号を制御部33へ通知し、制御部33がその動作を開始する。
図7は、本発明のディスプレイ5の表示例、およびキー6の配置の一例を示した図であ
り、図7(A)はディスプレイ5の表示例、図7(B)はキー6の配置の一例である。図
7(A)に示されるように、携帯電話機1のディスプレイ5には、一番上の行(以下上ピ
クト行とする)には、現在のアンテナ30の感度のレベルを示したアンテナピクト51と
、携帯電話機1の現在の電池残量を示した電池ピクト52と、現在の時刻を表示する時刻
表示53とが表示されている。さらに、携帯電話機1のディスプレイ5の一番下の行(以
下下ピクト行とする)には、現在表示されている機能において、ソフトキー左64・ソフ
トキー中65(又は十字キーの中心部の押下(以下確定キーと記す))・ソフトキー右6
6を押下すると実行される機能の簡単な説明がなされており、それぞれソフトキー左64
については左下ピクト54、ソフトキー中65又は確定キーについては中下ピクト55、
ソフトキー右66については右下ピクト56に説明が表示されている。たとえば、図7(
A)のような表示がなされている場合、ソフトキー左64を押下すると、「戻る」という
機能が実行され、ソフトキー中65又は確定キーを押下すると、図示していないが、現在
フォーカスが当たっている機能を選択することができる。また、ソフトキー右66を押下
すると、「サブメニュー」が表示される。
図7(B)に示されるように、下筐体4には、キー6として、数字キー61、「*」キ
ー62、「#」キー63、ソフトキー左64、ソフトキー中65、ソフトキー右66、十
字キー67、TV電話キー68、アプリキー69、通話キー70、電源キー71、及びク
リアキー72を有する。数字キー61は、数字のほかに、かな文字、記号文字、アルファ
ベット等が割り当てられており、例えば、「1」のキーには、数字「1」、「あ」「い」
「う」「え」「お」のかな文字、及び「.」「@」の記号が割り当てられており、「2」
のキーには、数字「2」、「か」「き」「く」「け」「こ」のかな文字、及び「A」「B
」「C」「a」「b」「c」などのアルファベットが割り当てられている。また、「*」
キー62には、「*」が割り当てられており、更に文字入力状態において記号一覧、絵文
字一覧を呼び出すことができる。また、「#」キー63には、「#」が割り当てられてお
り、更に文字入力状態において、数字キー61による文字入力のトグルを逆にすることが
できる。
十字キー67は、上キー・下キー・左キー・右キー及び確定キーを有し、当てられたカ
ーソルを上下左右方向に移動することができることに加え、確定キーを押下すると、さま
ざまな機能を確定することができる。また、TV電話キー68は電話帳記憶部34cに記
憶された相手先を呼び出して、相手先の電話番号にフォーカスがあたっているときにTV
電話キー68を押下することによって、TV電話発信をすることが出来る機能を有し、更
には待受状態においてTV電話の設定画面を呼び出すことができる。また、アプリキー6
9は、ゲームなどのアプリケーションを起動させることができる。
通話キー70は、主に電話を受ける際や、通常の発信をする際に用いるためのキーであ
り、電源キー71は、主に電源のON・OFF、終話の際、及び機能、編集を終了する際
に用いる。更に、クリアキー72は、主に機能・編集をクリアする際、及び文字入力の際
に文字を消去する際に用いる。また、クリアキー72は待ち受け画面において押下すると
、メモ帳を呼び出すことができる。
また、前述のとおり、上筐体部2及び下筐体部4には、上筐体部2、下筐体部4の状態
を検出するためのセンサ11a〜11dが設けられている。これらのセンサ11a〜11
dは例えば磁気センサにより構成され、センサ同士が一定の距離内で接近した状態で検出
信号を出力する。上記各センサ11a〜11dのうち、センサ11aと11bとの対は、
上筐体部2及び下筐体部4が重なり合っているか否かを検出する。つまり図8の表に示さ
れるように、先に述べた「クローズ状態」又は「ターンオーバ状態」になっているか、或
いは「オープン状態」になっているかを判定するために使用される。また、センサ11c
と11dとの対は、「クローズ状態」であるか或いは「ターンオーバ状態」であるかを判
定するために使用される。
次に、本発明の実施例1における携帯電話機1の操作及び動作のフローについて、図9
及び図10を参照して説明する。図9及び図10は、携帯電話機1がTV電話によって着
信を受けた際のフローチャートである。送受信部31がアンテナ30を経て着信信号を認
識すると(“START”)と、TV電話の着信か音声着信かを判断する(ステップ“S
1”)。そして、音声着信であると判断されると(ステップ“S1”の“音声着信”)、
周知である通常の音声着信を行う(ステップ“S1−2”)。
TV電話の着信があったと判断されると(ステップ“S1”の“TV電話”)、メモリ
34の内部に設定されている着信拒否設定記憶部34aに記憶されている拒否設定がON
に設定されているかを判断する(ステップ“S2”)。そして、着信拒否設定がONに設
定されていた場合は、受信した相手方の情報が拒否設定されているか否かを判断し(ステ
ップ“S2−2”)、TV電話着信の拒否を行う(ステップ“S2−3”)。
一方受信した相手方の情報が拒否設定されていなかった場合は(ステップ“S2”の「
No」)、通常通りのTV電話着信を行うため、ステップ“S3”に進む。
次に、制御部33は、着信画面(例えば図11記載の画面、図11が表示されている状
態の詳細説明は後述する)をディスプレイ5に表示させるよう表示制御部35に命令し、
さらに音声鳴動部38に対して着信音の鳴動を行うよう命令する(ステップ“S3”)。
ここで、TV電話キー68が押下された旨の信号を制御部33が受けると、サブカメラ1
7を起動させ、サブカメラ17から入力される画像を送信し、かつハンズフリー通話を行
う「TV電話の通話」に移行するため、図10のステップ“S12”に進む(ステップ“
S4”「通話」)。また、通話キー70が押下された旨の信号を制御部33が受けると、
「送信画像を送らず、かつハンズフリー通話を行わないTV電話の通話」へ移行するため
ステップ“S12”に進む(ステップ“S4”「通話」)。また、確定キーが押下された
旨の信号を制御部33が受けると、応答保留へ移行するため、ステップ“S10”へ進む
また、ソフトキー左64が押下された旨の信号を制御部33が受けると、例えば図12
のようにサブメニューを表示させることができ、ユーザは「自画像」、「保留」のいずれ
かを選択することができる。そして、サブメニューが表示されている時に「自画像」が選
択されると(ステップ“S4”の「自画像」)、制御部33は音声鳴動部38に対して鳴
動させていた着信音を止めるよう命令する(ステップ“S4−2”)。制御部33はサブ
カメラ17を起動させ、サブカメラ17から入力される画像をディスプレイ5に表示させ
るように表示制御部35に命令する。その際のディスプレイの表示の例を図13及び図1
4に示す(図13・図14の詳細説明は後述する)。
そして、十字キー67の上キー又は下キーの操作により、サブカメラ17のズーミング
調整をすることができ、十字キー67の左キー又は右キーの操作により、サブカメラ17
から入力された画像を表示する際の明るさを調整することができる(ステップ“S5”)
。なお、サブカメラ17起動直後のズーミングのレベル及び明るさのレベルはメモリ34
のズーミング・明るさ情報記憶部34bに記憶されている固定値(例えば5段階調整可能
である場合は中間値の3レベルとする)でもよいし、前回のズーミングレベルをズーミン
グ・明るさ情報記憶部34bに記憶しておき、その値を読み出して初期値としても良い。
次に、制御部33は通信開始操作(例えばTV電話キー68の押下)がされたか否かを
判断する(ステップ“S6”)。そして、通信開始操作がされたと判断された場合、制御
部33はサブカメラ17を終了させる。なお、ステップ“S4−2”に代えて、この時点
で音声鳴動部38に対して鳴動させていた着信音を止めるよう命令するものとしてもよい
。そして、ステップ“S5”において調整されたズーミングのレベルの情報と、明るさの
レベルの情報をRAM37に保持する(ステップ“S6−3”)。また、TV電話キー6
8が押下されていないと判断された場合はステップ“S7”に進む。
次に、制御部33はソフトキー左64が押下されたか否かを判断する(ステップ“S7
”)。ここでソフトキー左64が押下されていないと判断された場合は再度ステップ“S
6”を繰り返す(ステップ“S7”の「No」)。また、ソフトキー左64が押下された
と判断された場合、制御部33はサブカメラ17を終了させる。なお、ステップ“S4−
2”に代えて、この時点で音声鳴動部38に対して鳴動させていた着信音を止めるよう命
令するものとしてもよい。そしてステップ“S5”において調整されたズーミングのレベ
ルの情報と、明るさのレベルの情報をRAM37に保持する(ステップ“S9”)。その
後、TV電話の通話(応答保留状態)に移行するため、送受信部31及びアンテナ30を
介して相手方との回線接続を行う。また、応答保留状態であるため、送受話音声パスをミ
ュートし、応答保留である旨のガイダンスデータ(静止画と音声の双方)をメモリ34か
ら読み出して(図示していない。)送信する(ステップ“S10”)。なお、応答保留状
態では、制御部33はディスプレイ5に保留中であることを示す画像を表示するよう表示
制御部35に命令する(例えば図18参照。)。
ここで、制御部33は、ソフトキー左64、確定キー又はTV電話キー68が押下され
た否かを判断し(ステップ“S11”)、ソフトキー左64、確定キー又はTV電話キー
68が押下されたと判断された場合はTV電話の通話へ移行するため、図10のステップ
“S12”に進む(ステップ“S11”の“YES”)。これらのキーが押下されたと判
断されていない場合は(ステップ“S11”の“NO”)、制御部33は応答保留の状態
を継続する。
ステップ“S4”、“S6−3”又は“S11”において「TV電話の通話」へ移行す
ると判断されたとき、制御部33は、送受信部31及びアンテナ30を介して相手方との
回線接続を行い、接続されたか否かを判断する(ステップ“S12”)。このとき接続さ
れていないと判断された場合(ステップ“S12”「No」)、接続開始からの所定時間
を過ぎたか否かを判断し(ステップ“S12−2”)、所定時間を過ぎていない場合は再
度ステップ“S12”に戻り、回線接続されたかを判断する(ステップ“S12−2”の
「No」)。また、所定時間を過ぎたと判断された場合は、回線接続動作を中止し、接続
不可である旨をディスプレイ5に表示させ、その後待受画面に戻る(ステップ“S12−
3”)。なお、このときにRAM37に記憶されていたズーミングのレベルの情報と明る
さのレベルの情報をメモリ34に保存するようにしても良いし、消去しても良い。
一方、ステップ“S12”において、相手方との回線接続が完了した場合、制御部33
はRAM37上にズーミングのレベルの情報と明るさのレベルの情報が記録されているか
を判断する(ステップ“S13”)。そこで、ズーミングのレベルの情報と明るさのレベ
ルの情報がRAM37上に記憶されていた場合は、その値を読み出す(ステップ“S14
”)。その後、制御部33は、サブカメラ17を起動させ、読み出したズーミングのレベ
ルの情報と明るさのレベルの情報や、その他の設定情報に基づいて、TV電話の通話を行
う(ステップ“S15”)。また、RAM37上にズーミングのレベルの情報と明るさの
レベルの情報が記録されていない場合は、メモリ34のズーミング・明るさ情報記憶部3
4bに記憶されているズーミングのレベルの情報と明るさのレベルの情報の初期値情報を
読み出して(ステップ“S13−2”)、サブカメラ17を起動させ、読み出したズーミ
ングのレベルの情報と明るさのレベルの情報や、その他の設定情報に基づいて、TV電話
の通話を行う(ステップ“S15”)。なお、メモリ34に設定されているズーミングの
レベルの情報と明るさのレベルの情報を読み出す際は、初期値に限定されず、前回起動時
のズーミングのレベルの情報と明るさのレベルの情報とをメモリ34に記憶しておいたも
のを読み出してもよい。
次に図11乃至図14の説明を行う。図11乃至図14は図9及び図10のフローチャ
ートの一部の場面におけるディスプレイ5の表示の一例を示したものである。
まず、図11は、テレビ電話の着信があったとき(図9のフローチャートのステップ“
S3”)にディスプレイ5に表示される画面の一例である。
図11に表示された画面の最上部には、前述のとおりピクト行の表示がされている。そ
のすぐ下には、「TV電話」という現在の用途の表示がされている。その下には、メモリ
34に登録された電話帳記憶部34cから検索された相手方の氏名が表示され、さらに着
信と共に検出された発信元の電話番号が表示されている。
左下ピクト54の欄には「オプション」表示(オプション機能が呼び出される旨の表示
)がなされ、中下ピクト55には「◎」表示(確定キー押下可能である旨の表示)がなさ
れている。前述のとおり、ソフトキー左64を押下すると、この「オプション」機能が実
行される旨を案内しており、ソフトキー左64が押下されると図12のようにサブメニュ
ーが表示される。また、「オプション」表示及び確定キー押下可能である旨の表示が表示
されている行のすぐ上には、その時点までに発生し操作若しくは処理の対称となっている
イベント等を表す内容が表示される。図11の場合には、「着信」というイベントが表示
されている。画面の中央付近には、電話帳記憶部34cに記憶された発信元の電話番号・
氏名と対応付けられて記憶されたイメージデータが表示されている。
図11に示した表示がディスプレイ5に表示されているときに、ソフトキー左64が押
下されると、前述のとおり制御部33は、サブメニューを図11に示した表示に重ねてデ
ィスプレイ5に表示する。
次に、図12は、サブメニューが重ねて表示された際の一例を表す図である。図9のフ
ローチャートではステップ“S4”の場合の表示の例である。この場合は、例えば番号「
1」を付して表された「保留」と、番号「2」を付して表された「自画像」がサブメニュ
ーとして表示される。図12の左下ピクト54には「選択」表示が、右下ピクト56には
「戻る」表示がなされる。また、中下ピクト55には「◎」に上下の「▲」「▼」マーク
が付され、確定キー、十字キー67の上キー及び下キーが操作可能である旨が案内されて
いる。
図12に示した画面が表示されているときに、十字キー67の下キー又は上キーが押下
されると、「保留」又は「自画像」にあてられたフォーカスを移動させることができる。
また、図12においては、「自画像」が選択され反転表示されている。この状態でソフト
キー左64又は確定キーが押下されると、「自画像」が選択され、サブカメラ17が起動
し、ステップ“S5”に移行する。なお、数字キー61に含まれ数字“2”に割り当てら
れた文字キーが押下された場合にも、「自画像」が選択される。
次に図13及び図14は、ディスプレイ5における自画像の表示の一例を表す図である
。図9のフローチャートのステップ“S5”に相当する。図13に表示される内容のうち
、図12に表示されるのと同じものについては説明を省略する。十字キー67の上キーを
押下すると、カメラから入力された画像を拡大することができ、逆に十字キー67の下キ
ーを押下すると、広角表示することができる。また、十字キー67の右キーを押下すると
、カメラから入力された画像を明るく表示することが出来、十字キー67の左キーを押下
すると、カメラから入力された画像を逆に暗く表示することが出来る。画面の最下段の中
央に「◎」に「▼」を添えた表示がなされると、十字キー67の下キーが操作可能であり
、自画像を広角に表示できることを表している。なお、ズーム表示と広角表示のいずれも
が可能な場合には、「◎」に「▲」及び「▼」を添えて表示される。
また、カメラから入力された画像が現在どのズームの段階で表示されているか、どの段
階の明るさで表示されているかの案内を表示している。例えば、「W」方向に矢印があれ
ば現在どれくらい広角に表示されているかが示され、「T」方向に矢印があれば現在どれ
くらいズームに表示されているかがわかる。また、「+2」方向に矢印があれば現在どれ
くらい明るく表示されているかが示されており、「−2」方向に矢印があれば現在どれく
らい暗く表示されているかが示されている。なお、送信すべき自画像の倍率を手動で倍率
を選択するようにしてもよい。
(通話開始後の表示)
次に通話開始後の動作及びディスプレイ5の表示について説明する。制御部33はその
後、発信元との間でテレビ電話の送受信を開始したあと、ディスプレイ5に受信した相手
方の画像と、自画像の双方を表示させる。図15は、通話開始後のディスプレイ5におけ
る表示の一例を示す図である。
図15に示された表示の親画面には受信画像が、子画面には送信画像がそれぞれ表示さ
れる。子画面の上部には、通話時間が時分秒の単位で表示される。中下ピクト55には、
「▲」と「▼」が共に表示され、通話音量調整が可能であることを表している。右下ピク
ト56には、ハンズフリー機能の切り換え操作を可能にする「HF」の案内が表示される
また、ソフトキー左64を押下されると、サブメニューが重ねて表示され(例えば保留
、ミュート、カメラ切り替え、ズームの変更、その他)、使用者に選ばせるようにするこ
とができる。また、サブメニューよりカメラ切り替えを選択することによりメインカメラ
16を起動して、メインカメラ16により撮影する画像を送信するようにすることができ
る。このとき制御部33は、サブカメラ17を一旦動作を停止させる。そして、サブメニ
ューから「ズームの変更」を選択すると、十字キー67又はサイドキー7によってズーム
の変更を行うことが出来る。このとき、ズーム変更後はRAM37に記憶されているズー
ミングのレベルの情報と明るさのレベルの情報を随時更新するようにする。なお、次回起
動時のズーミングレベル・明るさのレベルの設定を決めるために、終話の際にRAM37
に記憶されているズーミングのレベルの情報と明るさのレベルの情報をメモリ34のズー
ミング・明るさ情報記憶部34bに記憶するようにしてもよい。
図16は、メインカメラ16により撮影する画像を送信すると共に子画面に表示する一
例を表す図である。子画面には、使用者の自画像ではなく、例えば上筐体部2の背面に取
り付けられたメインカメラ16により撮影された画像が表示されている。
図17は、TV電話着信中に通話キー70を押下することにより、送信画像を送信せず
、ハンズフリーを行わないでTV電話通話を行う際の表示例である。図9のフローチャー
トではステップ“S4”において、「通話」方向に移行した後のディスプレイ5の表示の
例である。図13又は図14に示す自画像がディスプレイ5に表示されているときに、通
話キー70を押下することにより、制御部33はサブカメラ17の動作を停止して、送受
信部31及びアンテナ30を介して発信元との間で画像の受信に必要となる接続を行う。
制御部33はその後、発信元との間でTV電話の送受信を開始し、発信元から送信される
画像を受信して親画面としてディスプレイ5に表示する。この場合には、カメラから入力
された画像を送信せず、子画面に画像送信なしをあらわす表示をディスプレイ5に行う。
図18は、TV電話の着信に対する応答を保留したときにディスプレイ5の一例を表す
図である。図12に示した画面がディスプレイ5に表示されているときに、十字キー67
の下キー又は上キーを押下することにより、「保留」又は「自画像」のうち「保留」を選
択して、「選択」ボタンに対応するソフトキー左64又は確定キーを押下すると、「保留
」が選択される。数字キー61の数字“1”のキーが押下された場合にも、「保留」が選
択される。その結果、TV電話の着信に対する応答を保留することができる。また、図1
3又は図14に示す自画像がディスプレイ5に表示されているときに、確定キーを押下す
ることにより、TV電話の着信に対する応答を保留することができる。なお、保留中の表
示には、保留中である旨を表す表示が中央付近に表示されている。また、左下ピクト54
には、ソフトキー左64の押下によって保留が「解除」出来る旨の案内が表示される。
以上のように、本発明の実施例1によれば、TV電話の着信があったときに、カメラの
ズーミング機能を生かして入念に撮影条件や身だしなみの確認をした上で自画像の送信を
始めることができる。
以下、図19乃至図24を参照して、本発明の実施例2を説明する。実施例2に係る通
信端末は、実施例1に係る携帯電話機1と同じものとし、図1乃至図7も必要に応じて参
照する。実施例2においては、キー6においてTV電話の発信操作がされてからの携帯電
話機1の操作及び動作の一例について説明する。
まず、TV電話発信時の動作フローについて、図19及び図20を参照して説明する。
図19及び図20は、当該フローを表すフローチャートである。キー6によりTV電話の
発信操作がなされると処理が開始される(“START”)。なおTV電話の発信操作と
は、通話の相手方の電話番号を入力する(又は電話帳記憶部34cに記憶された電話帳を
呼び出して相手方の電話番号を検索して選択する)と共に、TV電話キー68が押下され
る、又は電話帳表示状態でサブメニューを開き、「TV電話発信」を選択する操作を意味
する。
次に、制御部33は、現在の通信エリアがTV電話をサポートしているエリアであるか
、又はTV電話をサポートしていないエリアであるか否かを判断する(ステップ“S21
”)。そして、TV電話をサポートしていないエリアである場合は、TV電話接続できな
い旨の表示を行う(ステップ“S21”の「サポート外」、ステップ“S28−2”)。
一方、TV電話をサポートしているエリアであると判断された場合は(ステップ“S2
1”の「サポート内」)、制御部33はメモリ34内に記憶されている自画像確認の要否
に関する設定が記憶されている自画像確認要否記憶部34dを参照する(ステップ“S2
2”)。
そして、自画像確認要否記憶部34dに記憶されている自画像確認が必要という設定が
されていると制御部33が判断した場合(ステップ“S22”の「YES」)、制御部3
3は、サブカメラ17を起動し、サブカメラ17から入力される画像をディスプレイ5に
表示するよう、表示制御部35に命令する。そして、十字キー67の上キー又は下キーの
操作により、サブカメラ17のズーミング調整をすることができ、十字キー67の左キー
又は右キーの操作により、サブカメラ17から入力された画像を表示する際の明るさを調
整することができる(例えば図21及び図22参照。)(ステップ“S23”)。なお、
サブカメラ17起動直後のズーミングのレベル及び明るさのレベルはメモリ34内のズー
ミング・明るさ情報記憶部34bに記憶されている固定値(例えば5段階調整可能である
場合は中間値の3レベルとする)でもよいし、前回のズーミングレベルをメモリ34内の
ズーミング・明るさ情報記憶部34bに記憶しておき、その値を読み出して初期値として
も良い。
ここで、例えばソフトキー左64若しくは確定キーを押下することによる(案内がそれ
ぞれ表示されている)「戻る」操作がなされたか否かを判断する(ステップ“S24”)
。そして、「戻る」操作がなされた場合(ステップ“S24” の「Yes」)、TV電
話の発信動作に移行する。その際には、現在のズーミングレベル及び明るさのレベルの情
報をRAM37に一時記憶する(ステップ“S25”)。なお、例えばソフトキー右66
を押下することによりTV電話の発信を中止することも出来る。
一方、ステップ“S22”において、自画像確認要否記憶部34dに記憶されている自
画像確認が不要という設定がされている又は、自画像確認に関する設定がなされていない
と制御部33が判断した場合(ステップ“S22”の「No」)、自画像を確認すること
なく、TV電話の発信動作に移行し、ステップ“S26”に進む。
次に、TV電話の発信動作に移行した場合、送受信部31及びアンテナ30を介して通
信網に対してTV電話発信を行い、ディスプレイ5に対して例えば図23に示したように
発信画面を表示する(ステップ“S26”)。そして、相手方と接続中に特定失敗要因が
発生したか否かを判断する(ステップ“S27”)。なお、特定失敗要因とは相手方が通
話中である旨の信号を受信した場合、相手方からのレスポンス応答がない旨の信号を受信
した場合、着信拒否をされた旨の信号を受信した場合など音声のみの通話にすぐ切替えて
も通信が出来ない要因での失敗要因を指す。
そして、特定失敗要因が発生したと判断された場合(ステップ“S27”の「Yes」
)、制御部33は、現在通話が出来ない旨をディスプレイ5に表示し(ステップ“S27
−2”)、終話キー71及びクリアキー72の押下によって、待受け画面に戻る(ステッ
プ“S27−3”)。なお、終話キー71及びクリアキー72の押下によらずとも、一定
時間経つと待受け画面に戻るよう設定しても良い。また、それぞれの通話できなかった要
因を表示してもよい。
また、ステップ“S27”において、特定失敗要因が発生しなかったと判断された場合
(ステップ“S27”の「No」)、特定失敗要因以外の通信失敗が発生したか否かを判
断する(ステップ“S28”)。そして、特定失敗以外の通信失敗が発生したと判断され
た場合、(ステップ“S28”の「Yes」)例えば図24に示されるように、音声通話
に移行するか否かの案内を表示し(ステップ“S28−2”)、左ソフトキー64、発信
キー70又は確定キーが押下されると同じ相手方に音声発信によって通話を行い(ステッ
プ“S28−3”)、右ソフトキー66、終話キー71が押下されると待ち受け画面に戻
るように制御部33によって制御が行われる(ステップ“S28−4”)。
一方、特定失敗要因以外の通信失敗が発生しなかったと判断された場合(ステップ“S
28の「No」)、通信が成功した旨の信号を受信したか否かを判断する(ステップ”S
29“)。そして、通信が成功した旨の信号を受信していない場合は再度ステップ”S2
7“に戻り失敗要因の発声の有無を判断する(ステップ”S29“の「No」)。また、
通信が成功した旨の信号を受信すると、レシーバ9より呼び出し中の音を発生させるよう
に音声鳴動部38に命令する(ステップ”S30“)。
次に、相手方が応答した旨の信号を受信したか否かを判断し(ステップ“S31”)、
通信網から相手方が応答した旨の信号を受信した場合は、制御部33は、音声鳴動部38
に対してレシーバより発生させている呼び出し中の音を停止させる(ステップ“S32”
)。
次に、制御部33はRAM37にズーミングのレベルの情報と明るさのレベルの情報が
記録されているかを判断する(ステップ“S33”)。そこで、ズーミングのレベルの情
報と明るさのレベルの情報がRAM37に記憶されていた場合は、その値を読み出す(ス
テップ“S34”)。その後、サブカメラ17を起動させ、読み出したズーミングのレベ
ルの情報と明るさのレベルの情報や、その他の設定情報に基づいて、TV電話の通話を行
う(ステップ“S35”)。また、RAM37にズーミングのレベルの情報と明るさのレ
ベルの情報が記録されていない場合は、メモリ34のズーミング・明るさ情報記憶部34
bに設定されているズーミングのレベルの情報と明るさのレベルの情報の初期値情報を読
み出して(ステップ“S33−2”)、サブカメラ17を起動させ、読み出したズーミン
グのレベルの情報と明るさのレベルの情報や、その他の設定情報に基づいて、TV電話の
通話を行う(ステップ“S35”)。なお、ズーミング・明るさ情報記憶部34bに記憶
されているズーミングのレベルの情報と明るさのレベルの情報を読み出す際は、初期値に
限定されず、前回起動時のズーミングのレベルの情報と明るさのレベルの情報とをズーミ
ング・明るさ情報記憶部34bに記憶しておいたものを読み出してもよい。
次に図21乃至図24の説明を行う。図21乃至図24は図19及び図20のフローチ
ャートの一部の場面におけるディスプレイ5に表示される一例を示したものである。
図21は、ユーザによってTV電話の発信操作が行われ、かつ自画像確認が必要である
設定がなされていた場合に表示される画面の一例である。左下ピクト54には自画像確認
を終了し通話に移行する際に押下する旨を案内する「OK」表示、右下ピクト56にはT
V電話をやめる際に押下する旨を案内する「中止」表示がなされている。中下ピクト55
に表示される、「◎」に「▲」を添えた表示の説明は、図12等と同じである。
図22は、拡大された自画像の表示の一例を示す図である。図21に示されるように、
自画像がディスプレイ5に表示されているときに、十字キー67の上キーを押下すること
により、サブカメラ17により撮影された画像の表示を拡大することができる。
図23は、図19のフローチャートにおけるステップ“S26”及びステップ“S28
−2”の際に表示されるディスプレイ5の画面の例である。ステップ“S26”において
、TV電話発信のための接続を開始すると、図23に示されるように発信画面を表示する
。その際、発信先の相手方の氏名、相手方の電話番号、動作の内容が表示される。また、
TV電話発信のための接続開始後、特定要因以外の接続失敗の旨の信号を受信すると、図
24に示されるように、TV電話として接続失敗した旨と、音声通話として再接続するか
否かの案内を表示する。その際、左下ピクト54には、ソフトキー左64を押下すると音
声通話として接続する「Yes」の案内が、また、右下ピクト56には、ソフトキー右6
6を押下すると音声通話をせず終了する「No」の案内がそれぞれ表示される。
本発明の実施例2によれば、テレビ電話の発信操作がされたときに、カメラのズーミン
グ機能を生かして入念に撮影条件や身だしなみの確認をした上で相手方に対する発信を始
めることができる。
なお、本発明の実施例1又は実施例2に係る通信端末1は、折りたたみ型携帯電話機で
あるとしたが、これに限るものではない。また、メインカメラ16を備えないものであっ
てもよい。また、キー6を構成するキーの名称、配列等は、多様な変形が可能である。デ
ィスプレイ5の表示例はそれぞれの場合における一例を表すものであって、多様な変形が
可能である。
携帯電話機1を180度開いたときの構造を示した図。 携帯電話機1の上筐体部2を90度回転したときの構造を示した図。 携帯電話機1の上筐体部2を図2の状態より更に90度回転したときの構造を示した図。 携帯電話機1を閉じたときの構造を示した図。 携帯電話機1を図3の状態より閉じたときの構造を示した図。 携帯電話機1の構成を簡潔に示したブロック図。 携帯電話機1のディスプレイ5及び下筐体部4のキー6の配置の一例を示した図。 携帯電話機1のセンサ11a〜11dにおける検知の結果と、携帯電話機1の状態の変化とを対比した図。 実施例1に係る通信端末の操作及び動作のフローチャート。 図9の続きのフローチャート 実施例1においてテレビ電話の着信を示す表示の一例を表す図。 実施例1において着信に対するサブメニュー表示の一例を表す図。 実施例1において自画像の表示の一例を表す図。 実施例1において拡大された自画像の表示の一例を表す図。 実施例1においてテレビ電話通話中の画面表示の一例を表す図。 実施例1において自画像以外の画像を含む画面表示の一例を表す図。 実施例1において自画像を送らない場合の画面表示の一例を表す図。 実施例1において着信に対する応答保留を示す表示の一例を表す図。 実施例2に係る通信端末の操作及び動作のフローチャート。 図19の続きのフローチャート。 本発明の実施例2において自画像の表示の一例を表す図。 実施例2において拡大された自画像の表示の一例を表す図。 実施例2において発信中であることを示す表示の一例を表す図。 実施例2に係るTV電話の通信接続が失敗した際の表示の一例を示す図。
符号の説明
1 携帯電話機
2 上筐体部
3 ヒンジ部
4 下筐体部
5 ディスプレイ
6 キー
7 サイドキー
8 マイク
9 レシーバ(受話口)
11a、11b、11c、11d センサ
15 サブディスプレイ
16 メインカメラ
17 サブカメラ
30 アンテナ
31 送受信部
32 サブカメラ制御部
33 制御部
34 メモリ
35 表示制御部
36 操作部
37 RAM
38 音声鳴動部
39 メインカメラ制御部
51 アンテナピクト
52 電池ピクト
53 時刻表示
54 左下ピクト
55 中下ピクト
56 右下ピクト
61 数字キー
62 「*」キー
63 「#」キー
64 ソフトキー左
65 ソフトキー中
66 ソフトキー右
67 十字キー
68 メールキー
69 ブラウザキー
70 通話キー
71 電源キー
72 クリアキー

Claims (3)

  1. テレビ電話の送受信手段と、
    ズーミングにより画像の倍率を変化させて撮影することができるカメラと、
    前記カメラと同一の向きに取り付けられ、少なくとも文字及び画像を表示する表示手段と

    前記カメラのズーミング操作及びテレビ電話の着信を受けて自画像確認の有無の選択操作
    をすることができる操作手段と、
    テレビ電話の着信を受けて前記操作手段により自画像確認有りの選択操作がされたとき、
    前記カメラで撮影した画像を前記表示手段により表示して前記カメラのズーミング操作を
    可能にした後に、前記カメラで撮影した画像を前記送受信手段により送信することができ
    る制御手段とを
    備えたことを特徴とする通信端末。
  2. テレビ電話の送受信手段と、
    ズーミングにより画像の倍率を変化させて撮影することができるカメラと、
    前記カメラと同一の向きに取り付けられ、少なくとも文字及び画像を表示する表示手段と

    前記カメラのズーミング操作及びテレビ電話の発信操作をすることができる操作手段と、
    テレビ電話の発信前の自画像確認の有無を設定することができ、かつ、自画像確認有りの
    設定がされた状態において前記操作手段によりテレビ電話の発信操作がされたとき、前記
    カメラで撮影した画像を前記表示手段により表示して前記カメラのズーミング操作を可能
    にした後に、前記カメラで撮影した画像を前記送受信手段により送信することができる制
    御手段とを
    備えたことを特徴とする通信端末。
  3. 前記カメラのズーミング設定値の記憶に用いられる記憶手段をさらに備え、前記制御手
    段は前記カメラのズーミング操作を可能にした後のズーミング設定値を前記記憶手段に記
    憶すると共に、前記記憶したズーミング設定値を前記記憶手段から読み出して前記カメラ
    のズーミングを設定し撮影した画像を前記送受信手段により送信することができることを
    特徴とする請求項1又は請求項2に記載の通信端末。
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