JP2006319632A - 情報埋込コード、情報埋込コード生成方法、および情報埋込コード生成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 絵、文字、記号の内、少なくとも1つを印刷する記録媒体に所定の形状の網点の配列である符号後によって表される情報を埋め込む情報埋込コードであって、前記情報埋込コードは、所定の方法に従って算出した符号語間の最大類似度が、所定の閾値以下であることを特徴とする情報埋込コードを提供する。
【選択図】 図3
Description
図16は、従来例における2進法によって構成した符号の例を示す図であり、(a)は、本従来例における符号語の生成方法を示す図、(b)は、本従来例におけるビット番号の付し方を示した図である。
図16の(a)に示すように、本従来例における符号は、2進法による符号語を4つ重ねることによって生成される。図16の(a)では、例として”2”を4ビットの2進法で表現した符号語を示す。そして、図16の(a)に示すように、紙汚れなどに対する対策として、この符号語を4つ重ねることによって、本従来例では符号語を生成することとする。
図16の(b)に示すように、本従来例における符号語ごとに付すコードナンバkの符号語のビット番号は、左上から右下にかけて一連の番号として付すこととする。
ここで、Dkは符号語であり、符号語を形成する各要素をビットとする。そして、符号語を形成するビット数を符号長とよぶ。
符号語は、コード0(D0)からコードF(DF)までの16種類がある。例えば、コード0(D0)は、すべて”0”によって、符号語が構成されている。コード1(D1)は、B1,0,B1,4、B1,8,B1,12が”1”であり、その他のビットは、”0”で符号語が構成されている。コード2(D2)は、B2,1,B2,5,B2,9,B2,13が”1”であり、その他のビットは、”0”で符号語が構成されている。以下、コード3(D3)から、コード15(D15)まで、図17に示すように符号語を構成している。
なお、コード0(D0)とコードF(DF)、コード1(D1)とコードE(DE)、コード2(D2)とコードD(DD)、コード3(D3)とコードC(DC)、コード4(D4)とコードB(DB)、コード5(D5)とコードA(DA)、コード6(D6)とコード9(D9)、コード7(D7)とコード8(D8)は、互いに”0”と”1”を反転させた関係になっている。
(1)まず、式1に従って各ビット間の排他的論理和を算出する。
(2)次に、式1の計算結果を、各ビットごとに加算する(請求項における距離)。
この結果、本従来例では、コード2(D2)と、コード3(D3)間の距離は、4となる。
情報埋込コードにおいて、Skを符号語、nを符号長、mを符号語数としたとき、前記最大類似度Amaxは、
ここで、d(Sk,Sl)は、符号語SkとSlとの間の距離であり、k,l=0,1,2,・・・,m−1とする。
図1は、AMスクリーンとFMスクリーンの網点の例を示した図であり、(a)は、AMスクリーンの網点の例を示した図であり、(b)は、FMスクリーンの網点の例を示した図である。
ドット101とは、画素102において、色がついている部分であり、印刷における最小単位のことである。また、本実施形態では、網点とは、単位画像のこととする。AMスクリーンでは、図1(a)に示した網点の大小によって画像の濃淡を表し、FMスクリーンでは、図1(b)に示したドットの密度によって、画像の濃淡を表す。なお、画像の濃淡の度合いを階調度といい、網点1つをシンボルとよぶことがある。なお、本実施形態において、AMスクリーンとFMスクリーンは、異なる変調方式による網点の生成方法であるとする。
図2(a)に示すように、集合体網点とは一網点の中に、連接した複数ドットの塊によって構成している網点であり、例えばすべてのドット同士が連接して構成されている網点のことである。図2(b)に示すように、分離体網点とは一網点の中に、少なくとも1つのドットが分離して構成されている網点である。
また、集合体網点をAMスクリーンの一種、分離体網点をFMスクリーンの一種と考え、集合体網点をAMスクリーンで生成し、分離体網点をFMスクリーンで生成することも可能である。本実施形態では、集合体網点をAMスクリーンで生成し、分離体網点をFMスクリーンで生成することとする。
図3において、301は分離体網点を示し、302は集合体網点を示している。また、Cnはコードナンバを示している。このように、分離体網点を配置することにより、集合体網点のみを用いた場合より、全体の階調度を均一にすることができる。また、分離体網点がマーカの役割を果たし、例えば紙が曲がったような場合などでも、正確にコードを読み取ることができる。
ここで、Ckを符号語とよび、C0からCm-1(mは、符号語数。ここでは、16)のような所定の規則に則った符号語の集合を、符号とよぶこととする。また、網点中のドットの形状を”0”,”1”に対応させたいとき、網点のことを、特にシンボルとよぶこととする。ライン式スクリーンコードは、符号語同士の最大類似度が閾値以下の符号のことである。
例えば、コード0(C0)は、すべてのシンボル(網点)が分離体網点で構成されている。コード1(C1)は、符号語を構成しているビットの内、B1,0,B1,1,B1,2,B1,3,B1,4,B1,5,B1,6,B1,7は、集合体網点で構成されており、B1,8、B1,9,B1,10,B1,11,B1,12,B1,13,B1,14,B1,15は、分離体網点で構成されている。そして、コード2(C2)は、B2,0,B2,1,B2,2,B2,3,B2,12,B2,13,B2,14,B2,15は集合体網点で構成されており、B2,4,B2,5,B2,6,B2,7,B2,8,B2,9,B2,10,B2,11は分離体網点で構成されている。以下、コード3(C3)から、コードF(CF)まで、図3に示すように符号語を構成している。
なお、コード0(C0)とコードF(CF)、コード1(C1)とコードE(CE)、コード2(C2)とコードD(CD)、コード3(C3)とコードC(CC)、コード4(C4)とコードB(CB)、コード5(C5)とコードA(CA)、コード6(C6)とコード9(C9)、コード7(C7)とコード8(C8)は、互いに集合体網点と分離体網点を反転させた関係になっている。
(1)まず、式1に従って各ビット間の排他的論理和を算出する。
(2)次に、式1の計算結果を、各ビットごとに加算する(請求項における距離)。
この結果、本従来例では、コード4(C4)と、コード5(C5)間の距離は、8となる。
図6は、階調度とシンボルの関係の例を示す図であり、(a)は、階調度3のときの集合体網点の例であり、(b)は、階調度3のときの分離体網点の例であり、(c)は、階調度4のときの集合体網点の例であり、(d)は、階調度4のときの分離体網点の例であり、(e)は、階調度5のときの集合体網点の例であり、(f)は、階調度5のときの分離体網点の例であり、(g)は、階調度6のときの集合体網点の例であり、(h)は、階調度6のときの分離体網点の例である。
本実施形態は、ドットの数によって階調を表現するAMスクリーンとFMスクリーンを用いているため、このように網点のドット数を変化させることによって階調度を変化させることが可能となる。
このような構成とすることで、画像中における様々な階調の部分に、ライン式スクリーンコードを埋め込むことが可能となる。
なお、図8で用いられている例は、すべて階調度を4とするが、これに限らず様々な階調度のシンボルを作成することができる。
なお、例としてあげたライン式スクリーンコードは、コード5(C5)である。
図10に示したライン式スクリーンコードにおいて、コード0(F0)は、すべてのシンボルが分離体網点で構成されている。コード1(F1)は、符号語を構成しているビットの内、B1,0,B1,1,B1,2,B1,3,B1,4,B1,5,B1,6,B1,7は、集合体網点で構成されており、B1,8、B1,9,B1,10,B1,11,B1,12,B1,13,B1,14は、分離体網点で構成されている。そして、コード2(F2)は、B2,0,B2,1,B2,2,B2,3,B2,12,B2,13,B2,14は分離体網点で構成されており、B2,4,B2,5,B2,6,B2,7,B2,8,B2,9,B2,10,B2,11は集合体網点で構成されている。以下、コード3(F3)から、コードF(FF)まで、図10に示すように符号語を構成している。なお、このライン式スクリーンコードの最大類似度は、7/15(<1/2)である。
図11に示したライン式スクリーンコードにおいて、コード0(G0)は、すべてのシンボルが分離体網点で構成されている。コード1(G1)は、符号語を構成しているビットの内、B1,0,B1,1,B1,2,B1,3は、集合体網点で構成されており、B1,4、B1,5,B1,6,B1,7は、分離体網点で構成されている。そして、コード2(G2)は、B2,0,B2,1,B2,4,B2,5は集合体網点で構成されており、B2,2,B2,3,B2,6,B2,7は分離体網点で構成されている。以下、コード3(G3)から、コードF(GF)まで、図11に示すように符号語を構成している。なお、このライン式スクリーンコードの最大類似度は、1/2である。
図12は、図11に示すライン式スクリーンコードとは異なり、1つの符号語の中に必ず集合体網点が奇数個含まれるように構成したものである。
図12に示したライン式スクリーンコードにおいて、コード0(H0)は、B0,0が集合体網点であり、その他のシンボルは分離体網点で構成されている。コード1(H1)は、符号語を構成しているビットの内、B1,0,B1,2,B1,3,B1,4,B1,5は、集合体網点で構成されており、B1,1、B1,6,B1,7は、分離体網点で構成されている。そして、コード2(H2)は、B2,0,B2,4,B2,5,B2,6,B2,7は集合体網点で構成されており、B2,1,B2,2,B2,3は分離体網点で構成されている。以下、コード3(H3)から、コードF(HF)まで、図12に示すように符号語を構成している。なお、このライン式スクリーンコードの最大類似度は、1/2である。
図13は、図3に示すライン式スクリーンコードとは異なり、各符号語の中における集合体網点と分散体網点との配置が左右対称となるよう構成したものである。
図13に示したライン式スクリーンコードにおいて、コード0(L0)は、すべてのシンボルが分離体網点で構成されている。コード1(L1)は、符号語を構成しているビットの内、B1,1,B1,3,B1,5,B1,7,B1,8,B1,10,B1,12,B1,14は、集合体網点で構成されており、B1,0、B1,2,B1,4,B1,6,B1,9,B1,11,B1,13,B1,15は、分離体網点で構成されている。そして、コード2(L2)は、B2,0,B2,2,B2,4,B2,6,B2,9,B2,11,B2,13,B2,15は集合体網点で構成されており、B2,1,B2,3,B2,5,B2,7,B2,8,B2,10,B2,12,B2,14は分散体網点で構成されている。以下、コード3(L3)から、コードF(LF)まで、図13に示すように符号語を構成している。このようにライン式スクリーンコードを構成することで、ライン式スクリーンコードが埋めこまれている紙を、180°を回転しても、ライン式スクリーンコードを読み取ることが可能である。なお、このライン式スクリーンコードの最大類似度は、1/2である。
ライン式スクリーンコード作成システムは、ライン式スクリーンコードを生成し、これを画像に埋めこむライン式スクリーンコード生成装置1と、閾値、符号長、および埋め込む情報などを入力する入力装置2(請求項における入力部)、様々な階調度に対応したシンボルなどのデータが格納されているデータベース(DB)3(請求項における記憶部)、情報を埋め込まれる対象である画像などのデータを読み取る画像データ読取装置4、およびライン式スクリーンコードが埋め込まれた画像を印刷する印刷装置5を含んで構成される。本実施形態では、ライン式スクリーンコード生成装置1とDB3とは別体として構成されているが、一体化してもよい。
なお、図14に示したライン式スクリーンコード生成装置1は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、ハードディスクドライブ、入出力インターフェースなどを含んで構成されるコンピュータを用いて具現され、ライン式スクリーンコード生成装置1の各部は、このコンピュータのハードディスクドライブに格納されたプログラムをRAMに展開し、CPUが実行することで具現される。また、DB3は、ハードディスクドライブの所定の領域を割り当てることで具現される。
まず、入力装置2を介して、後記する閾値が類似度処理部12に入力される(S1)。
次に、入力装置2を介して、符号長が符号生成部11に入力される(S2)。
そして、符号生成部11は、入力された符号長において、可能なすべての符号語(第1の符号語群)を生成する(S3)。具体的には、ステップS2において、入力された符号長において、生成可能な符号語をすべて生成する。
次に、符号生成部11は、生成されたすべての符号語(第1の符号語群)を類似度処理部12に送る。そして、類似度処理部12は、第1の符号語群中のすべての符号語の組み合わせに関して、類似度処理部12が所定の2つの符号語間の類似度を算出する(S4)。ここで、類似度とは、前記した距離をd、符号長をnとしたとき、(n−d)/nで表される。
さらに、類似度処理部12は、ステップS1で入力された閾値以下であるか否かを判定する(S5)。ここで、閾値は、1/2であり、より好ましくは1/4である。算出した類似度が、閾値より大きい場合は(S5→No)、ステップS7に処理を進める。算出した類似度が、閾値以下である場合は(S5→Yes)、ステップS6に処理を進める。
ステップS6では、ステップS4において算出した類似度が閾値以下であると類似度処理部12によって判定された符号語を記憶する。
さらに、類似度処理部12は、ステップS3において生成したすべての符号語の組み合わせに関して、類似度が算出されたか否かを判定する(S7)。ステップS3において生成したすべての符号語に対する類似度の算出が終了していない場合は(S7→No)、ステップS4の処理に戻る。ステップS3において生成したすべての符号語に対して、類似度の算出が終了している場合は(S7→Yes)、類似度処理部12において、記憶されているすべての符号語(第2の符号語群)をシンボル部13へ送る。なお、ここまでの処理において、生成される符号語は、すべて”0”,”1”の2値をとるものとする。
次に、画像データ取得部15がスクリーンコードの埋め込みを行いたい印刷物の画像データを、例えばスキャナなどである画像データ読取装置4を介して取得し(S9)、その画像データを階調度解析部16へ送る。
階調度解析部16は、画像データの階調度を解析し(S10)、その画像データと階調度のデータを情報埋込部14へ送る。画像データの階調度の解析は、例えば画像データの濃淡に関する情報から、階調度を数値で表す処理などを行う。
そして、情報埋込部14は、入力装置2から入力された埋込情報をライン式スクリーンコードに対応させる埋込情報のコード化の処理を行う(S11)。次に、情報埋込部14は、階調度解析部16から送られた階調度データと、ステップS11で生成したコード化した埋込情報を対応させる処理を行い(S12)、この結果に従って情報埋込部14は、画像データへの情報の埋め込みを行う(S13)。そして、情報埋込部14は、ライン式スクリーンコードを用いて、情報を埋め込んだ画像データを印刷装置5へ送る。
次に、印刷装置5は、送られた画像データを紙上に印刷する(S14)。
印刷装置(図14の印刷装置)としてMICROLINE2020(株式会社 沖データ製)、紙上からライン式スクリーンコードを読み取る読取装置(図14の画像データ読取装置)としてScan3200F(キヤノン株式会社製)、および紙上から読み取ったライン式スクリーンコードの情報を読み取る読取装置(図14のライン式スクリーンコード生成装置)としてPCG−TR3E/B 800MHz(ソニー株式会社製)を用いた。
図20に、実際に画像に対してライン式スクリーンコードを背景に埋め込んだ画像の例を示す。
図20に示すように、ライン式スクリーンコードを背景に埋め込んでも、極小の網点を用いているため、ほとんど肉眼では認識できないことがわかる。
本実施例、並びに比較例で用いた符号語の符号長は16とした。対象とした網点数は1600とし、これらの網点にライン式スクリーンコード、または比較例による符号によって所定の情報を紙上に埋め込んだ。実験回数は、それぞれ5回とした。そして、これらの網点に対し、所定の割合でノイズをかけた。このノイズは1回の実験ごとにかけることとした。ノイズのかけ方は、網点に埋めこまれている情報”0”,”1”、すなわち分離体網点と集合体網点を前記した割合で反転させる手法を用いた。なお、本実施例では、”0”は、分離体網点を、”1”は、集合体網点をそれぞれ表すこととする。また、読取エラー率とは、紙上に埋め込まれている符号を前記した認識装置が認識した際、認識装置が誤った符号語として認識した符号語の割合を示す。
表1は、比較例として類似度が3/4である1100110011001100と、0011110011001100のコードを用いて、それぞれ160(10%)、320(20%)、640(40%)個の網点に対して、ノイズをかけた読取エラー率である。ここで、読取エラー率の単位は%であるとする。
表2は、類似度が1/2である1100110011001100と、0011001111001100のコードを用いて、それぞれ160(10%)、320(20%)、640(40%)個の網点に対して、ノイズをかけた読取エラー率である。
表3は、類似度が1/4である1100110011001100と、0011001100111100のコードを用いて、それぞれ160(10%)、320(20%)、640(40%)個の網点に対して、ノイズをかけた読取エラー率である。
表4は、類似度が0である1100110011001100と、0011001100110011のコードを用いて、それぞれ160(10%)、320(20%)、640(40%)個の網点に対して、ノイズをかけた読取エラー率である。
2 入力装置
3 データベース
4 画像データ読取装置
5 印刷装置
11 符号生成部
12 類似度処理部
13 シンボル部
14 情報埋込部
15 画像データ取得部
16 階調度解析部
301 分離体網点
302 集合体網点
Claims (9)
- 絵、文字、記号、背景の内、少なくとも1つを印刷する記録媒体に所定の形状の網点の配列である符号語によって表される情報を埋め込む情報埋込コードであって、
前記情報埋込コードは、
所定の方法に従って算出した符号語間の最大類似度が、1/2以下であることを特徴とする情報埋込コード。 - 絵、文字、記号、背景の内、少なくとも1つを印刷する記録媒体に所定の形状の網点の配列である符号語によって表される情報を埋め込む情報埋込コードであって、
前記情報埋込コードは、
所定の方法に従って算出した符号語間の最大類似度が、1/4以下であることを特徴とする情報埋込コード。 - 前記網点の配列は、網点中のすべてのドット同士が連接している集合体網点、および/または、網点中のドットの内、少なくとも1つが分離している分離体網点からなることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の情報埋込コード。
- 前記情報埋込コードは、各符号語中における集合体網点と、分離体網点の数が、すべて同一であることを、特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の情報埋込コード。
- 各符号語における網点の配列において、前記集合体網点、前記分離体網点は異なる変調方式の網点の組み合わせによって情報を表わすことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の情報埋込コード。
- 前記情報埋込コードは、埋め込む対象である画像の階調度に応じて、網点中のドットの数を変更することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の情報埋込コード。
- 絵、文字、記号、背景の内、少なくとも1つを印刷する記録媒体に所定の形状の網点の配列である符号語によって情報を埋め込む情報埋込コード生成方法であって、
前記情報埋込コード生成方法は、
符号語間の類似度の算出を行うステップ、
この類似度が所定の閾値以下であるか否かの判定を行うステップ、
前記類似度が所定の閾値以下であると判定された符号語に、情報を表すための幾何学的図形であるシンボルを対応させることによって情報埋込コードを生成するステップ、
さらに階調度ごとのシンボルを対応させることによって階調度に応じた情報埋込コードを生成するステップ、
情報を埋め込まれる対象である画像データを取得するステップ、
取得した前記画像データの階調度を解析するステップ、
前記画像データに埋め込む情報を情報埋込コードに変換し、さらにこの情報埋込コードを階調度に応じて、画像データに埋め込むステップ、を含んでいることを特徴とする情報埋込コード生成方法。 - 絵、文字、記号、背景の内、少なくとも1つを印刷する記録媒体に所定の形状の網点の配列である符号語によって情報を埋め込む情報埋込コード生成装置であって、
前記情報埋込コード生成装置は、
画像に埋め込む情報を入力する入力部と、
階調度ごとの情報を表すための幾何学的図形であるシンボルが格納された記憶部と、
符号語間の類似度の算出を行い、この類似度が所定の閾値以下であるか否かの判定を行う類似度処理部と、
前記類似度処理部において類似度が所定の閾値以下であると判定された符号語に、前記記憶部から取得した前記シンボルを対応させることによって情報埋込コードを生成し、さらに前記記憶部から取得した階調度ごとのシンボルを対応させることによって階調度に応じた情報埋込コードを生成するシンボル部と、
情報を埋め込まれる対象である画像データを取得する画像データ取得部と、
取得した前記画像データの階調度を解析する階調度解析部と、
前記入力部を介して入力された画像に埋め込む情報を情報埋込コードに変換し、さらにこの情報埋込コードを階調度に応じて、画像に埋め込む情報埋込部と、を含んで構成されることを特徴とする情報埋込コード生成装置。
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