JP2006318860A - 多方向入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 操作方向の検出信頼性の向上および装置の薄型化を容易に図ることのできる多方向入力装置を提供する。
【解決手段】 操作方向検出手段45を構成する導電体22および抵抗体38のうちの駆動体19により弾性変形する一方を金属製板ばねにより形成する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、多方向入力装置に係り、特に、操作方向の入力情報を検出するのに好適な多方向入力装置に関する。
従来から、操作されていない初期位置において所定の間隔をおいて対向配置した導電体および抵抗体を、操作つまみの傾倒操作により部分的に接触させ、この接触により得られる出力により操作方向を検出することのできる多方向入力装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このような多方向入力装置の導電体および抵抗体は、ポリエチレンなどの樹脂によりシート状に形成された可撓性基板上に設けられている。
また、可撓性基板を用いずに、導電体および抵抗体の少なくとも一方を導電性ゴムにより形成する構成もある。
特開平07−084717号公報
しかしながら、前述した従来の多方向入力装置においては、導電体および抵抗体が可撓性基板上に設けられているため、可撓性基板の弾性が小さいし、可撓性基板の径方向の撓みが周方向で異なり撓みのバラツキが周方向で大きいという特性により操作方向の検出精度にバラツキが生じやすいという問題点があった。
また、導電体および抵抗体の少なくとも一方を導電性ゴムにより形成した場合には、撓みのバラツキを小さくできるので、操作方向の検出精度のバラツキを小さくすることはできるものの、導電性ゴム自体に弾性を持たせるため、厚みが必要となり、薄型化を阻害するという問題点があった。
そこで、操作方向の検出精度のバラツキの小さい検出信頼性が高く、しかも薄型化を容易に図ることのできる多方向入力装置が求められている。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、操作方向の検出信頼性の向上および装置の薄型化を容易に図ることのできる多方向入力装置を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するため、本発明に係る多方向入力装置の特徴は、ハウジングと、このハウジングの内部に配設され操作されていない初期位置において所定の間隔をおいて対向配置された導電体および抵抗体を具備する操作方向検出手段と、操作時において前記導電体および抵抗体のうちの一方を部分的に弾性変形させて前記導電体および抵抗体を部分的に接触させる駆動体とを有している多方向入力装置であって、前記導電体および抵抗体のうちの前記駆動体により弾性変形される一方が、金属製板ばねにより形成されている点にある。
本発明に係る多方向入力装置においては、前記金属製板ばねに、弾性変形を容易とするための易変形手段が設けられていることが好ましく、また、前記易変形手段が、単数もしくは複数の抜き孔であることが好ましい。
本発明に係る多方向入力装置においては、前記ハウジング、抵抗体および導電体のうちの少なくとも一つに、前記抵抗体と導電体とを初期位置において所定の間隔をおいて対向させるための間隔保持手段が設けられていることが好ましい。
前記導電体が、前記金属製板ばねにより形成されているとともに、前記導電体およびその電極が、前記金属製板ばね自体により一体に形成されていることが好ましく、また、前記抵抗体が、前記金属製板ばねの表面に設けられた抵抗層により形成されていることが好ましい。
本発明に係る多方向入力装置においては、前記駆動体が、円筒状の基体部と、この基体部の外周面径方向外側に向かって延出された鍔部とを有しており、前記駆動体を、初期位置において中心に保持し、操作時において全ての径方向へ傾倒、あるいは、傾倒させつつ移動させる操作手段が配設されており、前記操作方向検出手段の少なくとも一部が、前記駆動体の外周部と対向するように配設されていることが好ましい。
本発明に係る多方向入力装置においては、前記操作手段が、押し込み操作可能に形成されており、前記ハウジングの内部に、前記操作手段の押し込み操作によりスイッチング動作が可能な第1スイッチが配設されていることが好ましく、また、前記操作方向検出手段の周囲に、前記操作手段を操作した時、前記駆動体が前記導電体と抵抗体とを部分的に接触させた後につづくさらなる操作によりスイッチング動作が可能な第2スイッチが配設されていることが好ましい。
本発明に係る多方向入力装置においては、前記第1および第2スイッチの少なくとも一方が、入力操作に対する操作者への操作感のフィードバックを行うことのできるスイッチであることが好ましく、また、前記第1および第2スイッチの少なくとも一方が、クリック感を伴ってスイッチング動作するメカニカル接点タイプであることが好ましい。
本発明に係る多方向入力装置によれば、導電体および抵抗体のうちの駆動体により弾性変形される一方が金属製板ばねにより形成されているので、厚さを薄くしても、弾性を確保することができるとともに、径方向での撓みのバラツキを小さくすることができるなどの極めて優れた効果を奏する。その結果、操作方向の検出信頼性の向上および薄型化を容易かつ確実に図ることができる。
以下、本発明を図面に示す実施形態により説明する。
図1から図8は本発明に係る多方向入力装置の第1実施形態を示すものであり、図1は拡大外観斜視図、図2は図1の分解斜視図、図3は図1のA−A線に沿った断面図、図4は図1のB−B線に沿った断面図、図5はハウジングの拡大平面図、図6はハウジングに第1スイッチおよび抵抗体を配設した状態の拡大平面図、図7はハウジングに第1スイッチおよび操作方向検出手段を配設した状態の拡大平面図、図8は要部の機能ブロック図、図9は操作方向検出手段と制御部との接続状態を模式的に示す模式図である。
図1から図7に示すように、本実施形態の多方向入力装置1は、絶縁性を有する樹脂により上面に開口を有する平板状に形成されたハウジング2を有している。このハウジング2は、図5に詳示するように、平面ほぼ四角形の4隅に面取りが施された全体として平面ほぼ8角形をなすように形成されている。
前記ハウジング2の上面の中心には、第1スイッチ設置穴3が凹設されている。この第1スイッチ設置穴3は、図5に詳示するように、平面ほぼ円形の設置本体部4と、この設置本体部4の外周面から図5の左斜め上方および右斜め下方に向かって径方向外側に延設された平面矩形の電極用張出部5とを有している。そして、設置本体部4および電極用張出部5は、ハウジング2の上面からの深さが同一に形成されている。また、ハウジング2には、ハウジング2を内外に連通する1対の第1スイッチ用端子6、7が配設されている。これらの第1スイッチ用端子6、7は、ハウジング2を形成する際に、インサート成型により、ハウジング2に一体に形成されている。
図5に詳示するように、1対の第1スイッチ用端子6、7のうちの一方の図5の右斜め上側に配置された第1スイッチ用端子6には、設置本体部4の底面に露出するように上方に向かって凸設された図5の斜線領域にて示す第1スイッチ用中央固定電極8と、ハウジング2の上辺の右端部近傍から上方に向かって外部に突出するように露出された第1スイッチ用外部接続電極9とが設けられており、第1スイッチ用外部接続電極は、後述する制御部に電気的に接続されている(図8)。なお、第1スイッチ用中央固定電極8は、2つのほぼ半円状をなす欠円がその直線部分を相互に対向させて平行をなすように形成されている。
前記1対の第1スイッチ用端子6、7のうちの図5の左斜め下側に配置された他方の第1スイッチ用端子7には、各電極用張出部5の底面に露出するように上方に向かって平面ほぼ矩形状に凸設された図5の斜線領域にて示す1対の第1スイッチ用共通固定電極10と、ハウジング2の下辺の左端部近傍から下方に向かって外側に突出するように露出された第1スイッチ用外部接続電極9とが設けられており、第1スイッチ用外部接続電極9は、後述する制御部11に電気的に接続されている。
図3、図4および図6に示すように、設置本体部4には、可動接点としての金属により中心部が上方に向かって凸の円盤形の反転ドーム状に形成された第1スイッチ用メタルドーム12がその底面を下方に向けて装着されており、初期状態では、第1スイッチ用メタルドーム12と第1スイッチ用中央固定電極8とが離間した状態を保持している。この時、第1スイッチ用メタルドーム12は、その底面の端部が1対の第1スイッチ用共通固定電極10に当接して導通されている。また、第1スイッチ用メタルドーム12の中央部分を下方に押下げることにより、操作者に対するクリック感を伴って第1スイッチ用メタルドーム12の下面の中央部分が第1スイッチ用中央固定電極8に当接する。その結果、第1スイッチ用メタルドーム12を介して1対の第1スイッチ用共通固定電極10と第1スイッチ用中央固定電極8とが導通してスイッチング動作をするようになっている。
前記第1スイッチ用メタルドーム12および1対の第1スイッチ用端子6、7により、本実施形態の後述する操作手段13の押し込み操作によりスイッチング動作が可能な第1スイッチ14が構成されている。
本実施形態の第1スイッチ14は、入力操作に対する操作者への操作感のフィードバックを行うことのできるスイッチ、本実施形態においては、クリック感を伴ってスイッチング動作をするメカニカル接点タイプとされている。
なお、第1スイッチ14としては、入力操作に対する操作者への操作感のフィードバックを行うことのできるスイッチであればよい。例えば、操作感を振動により操作者へ伝達する構成のものであってもよい。また、第1スイッチ14は、仕様、設計コンセプトなどの必要に応じて設ければよい。
図3から図5に示すように、第1スイッチ設置穴3の底面よりハウジング2の上面側には、平面ほぼ円環状のシート取付溝15が第1スイッチ設置穴3と同軸をなすように形成されている。このシート取付溝15の外径は、第1スイッチ設置穴3の電極用張出部5を内包するように大径に形成されている。さらに、シート取付溝15のハウジング2の上面からの深さは、第1スイッチ設置穴3の深さより浅く形成されており、このシート取付溝15には、図3および図4に示すように、ほぼ円形状に形成された防塵シート16が取り付けられている。この防塵シート16は、第1スイッチ14に塵埃などの異物が侵入するのを防止するためのものであり、その下面の外周部をシート取付溝15に貼着されており、第1スイッチ用メタルドーム12は、防塵シート16を介してハウジング2に押下操作可能な状態で取り付けられている。なお、防塵シート16としては、樹脂により形成された可撓性の絶縁シートやゴムなどの絶縁性を有する弾性体シートなどから選択使用することができるが、薄型化に寄与することができるという意味で、薄膜の可撓性の絶縁シートを用いることが好ましい。
前記シート取付溝15の径方向外側には、平面ほぼ円環状に形成された検出手段設置溝17が間隔をおいて凹設されており、シート取付溝15と検出手段設置溝17との間は、平面ほぼ環状の環状隔壁部18とされている。この環状隔壁部18の上面は、ハウジング2の上面と面一に形成されている。そして、環状隔壁部18の上面の外周側には、図3の下方に向かって徐々に拡径する傾斜面が形成されており、この傾斜面は、操作時に、後述する駆動体19の鍔部20の下面が摺接する摺動面21とされている。また、摺動面21のハウジング2の下面とのなす傾斜角度を小さくすることにより、操作時に、全周方向において駆動体19を中心から径方向に向かって傾倒させつつ移動させることができる。
すなわち、駆動体19の移動中心をハウジング2の中心上で、かつ、ハウジング2の下面より下方に設けることができる。
さらに、摺動面21のハウジング2の下面とのなす傾斜角度を大きくすることにより、操作時に、全周方向において駆動体19を中心から径方向に傾倒させることができる。
すなわち、駆動体19の移動中心をハウジング2の中心上で、かつ、ハウジング2の内部、詳しくは、第1スイッチ用メタルドーム12の頂点の近傍に設けることができる。この場合、駆動体19の鍔部20の下面の先端部に、下方に凸の環状凸部を設けることが、後述する導電体22の一部を弾性変形させるのに必要な駆動体19の動作量を少なくすることができるという意味で好ましい。
前記環状隔壁部18の外周面(検出手段設置溝17の内周面)には、平面ほぼ扇形に形成された4つの小径凹部23が形成されている。これらの小径凹部23は、図5の上下および左右方向の4箇所に、隣位する相互間の距離がそれぞれ等しくなるようにハウジング2の中心から同心円上に等角度分配置されている。また、各小径凹部23は、その底面を検出手段設置溝17の底面と面一となるように設けられている。
前記各小径凹部23の周方向の中央部のそれぞれには、ハウジング2の中心から径方向外側に向かって延出されたばね板支持部24が形成されている。これら4つのばね板支持部24は、その外周面が環状隔壁部18の外径と同一に形成されている。また、各ばね板支持部24の上面は、ハウジング2の上面より下方、かつ、検出手段設置溝17の底面より上方に配置されており、この上面は、後述する導電体22の内周側に形成された内側取付部を下方から4点支持する内側支持面25とされている。
前記検出手段設置溝17の外周面には、平面矩形に形成された4つの幅広張出凹溝26と、平面矩形に形成された4つのばね板支持溝27とが形成されている。これらの幅広張出凹溝26およびばね板支持溝27は、幅広張出凹溝26とばね板支持溝27とが交互に位置するようにハウジング2の中心から同心円上に等角度分配置されている。そして、4つの幅広張出凹溝26は、図5の上下および左右の4箇所に配置されているとともに、その底面が検出手段設置溝17の底面と面一となるように接続して設けられている。また、4つのばね板支持溝27は、図5の左斜め上、右斜め上、右斜め下および左斜め下の4箇所に配置されている。そして、4つのばね板支持溝27のうち、図5の右斜め上および左斜め下に示す2つのばね板支持溝27は、その底面の高さ位置がばね板支持部24の上面と面一になるように検出手段設置溝17の底面より上方に配置されており、この底面は、導電体22の下面の外周側に形成された外側取付部28を下方から支持する外側支持面29とされている。
前記ハウジング2には、ハウジング2を内外に連通する4つ1組の抵抗体用端子30と、2つ1組の導電体用端子31とが配設されている。これらの抵抗体用端子30および導電体用端子31は、第1スイッチ14用端子6、7と同様に、ハウジング2を形成する際に、インサート成型により、ハウジング2に一体に形成されている。
前記4つの抵抗体用端子30は、それぞれ検出手段設置溝17と各幅広張出凹溝26との接続部分の中央部分に露出するように上方に向かって凸設された図5の楕円状の斜線領域にて示す抵抗体用内部電極32と、ハウジング2の各辺から径方向外側に向かって外部に突出するように露出された抵抗体用外部接続電極33とを具備している。そして、各抵抗体用外部接続電極33は、制御部11に電気的に接続されている。
前記2つの導電体用端子31は、図5の左斜め上方および右斜め下方の2箇所に形成されており、図5の左斜め上に示す導電体用端子31は、図5の左斜め上側のばね板支持溝27の底面に露出するように上方に向かって凸設された図5の小さい矩形状の斜線領域にて示す導電体用内部電極34と、ハウジング2の左辺の上端部近傍から左側に向かって外部に突出するように露出された導電体用外部接続電極35とを具備している。また、各導電体用端子31のうちの図5の右斜め下に示す導電体用端子31は、図5の右斜め下側のばね板支持溝27の底面に露出するように上方に向かって凸設された図5の小さい矩形状の斜線領域にて示す導電体用内部電極34と、ハウジング2の右辺の下端部近傍から右側に向かって外部に突出するように露出された導電体用外部接続電極35とを具備している。そして、各導電体用外部接続電極35は、制御部11に電気的に接続されている。
図3、図4、図6に示すように、検出手段設置溝17の底面には、抵抗体36がその下面を接触させるように装着されている。本実施形態の抵抗体36は、図6に詳示するように、絶縁性基板37と、この絶縁性基板37の上面に配設された抵抗層38とを有している。そして、絶縁性基板37は、図6に詳示するように、絶縁性を有する樹脂などにより平面ほぼ円環状に形成されており、その内径は、検出手段設置溝17の内径(環状隔壁部18の外径)より若干大きく形成され、その外径は、検出手段設置溝17の外径より若干小さく形成されている。また、絶縁性基板37の外周縁の図6の上下および左右の4箇所には、幅広張出凹溝26の底面に装着される抵抗体取付部39が径方向外側に延出形成されている。
前記抵抗層38は、カーボンなどの導電性抵抗体36を印刷することなどにより絶縁性基板37の上面に平面ほぼ円環状に形成されており、抵抗層38の外周縁の図6の上下および左右の4箇所には、抵抗体取付部39の上面に向かって径方向外側に延出形成されたランド40が一体に設けられている。これらのランド40には、絶縁性基板37を厚さ方向に貫通するスルーホールが形成されており、このスルーホールに図示しないハンダ(無鉛ハンダ)などの電気的接合部材を配設することで、抵抗層38が抵抗体用端子30の抵抗体用内部電極32と電気的に接続されるとともに、抵抗体36がハウジング2に取り付けられている。なお、電気的接合部材としては、異方性導電膜や異方性導電ペーストなどの異方性導電材などを用いてもよい。
本実施形態の抵抗体36の抵抗層38は、閉じた環状に形成されているが、設計コンセプトなどの必要に応じて、抵抗層38を両端が開いた止め輪状としたり、絶縁性基板37の上面に周方向に沿って複数に分割しそれぞれにランド40を一体に形成した形状とするなどの各種の形状から選択することができる。勿論、抵抗体36の形状に合わせて、幅広張出凹溝26の形状および配設位置、抵抗体用端子30の数および配設位置を変更することが肝要である。このような、抵抗体36の変形例について、抵抗層38を両端が開いた止め輪状とした場合を例示して第3実施形態として後に説明する。
図3、図4、図7に示すように、抵抗体36の上方には、駆動体19により弾性変形される導電体22が対向配置されている。この導電体22は、金属製板ばねにより形成されており、図7に詳示するように、弾性変形を容易とするための易変形手段としての抜き孔41を中心部に設けた平面ほぼ円環状に形成されている。そして、導電体22の内径は、検出手段設置溝17の内径(環状隔壁部18の外径)より若干大きく形成されており、外径は、検出手段設置溝17の外径より若干小さく形成されている。また、導電体22の内周縁の図7の上下および左右の4箇所には、中心に向かう内側取付部42が延出形成されている。これらの内側取付部42の内径は、環状隔壁部18の小径凹部23の外径より若干小さく形成されており、その下面の先端側がハウジング2に設けられた各ばね板支持部24の内側支持面25により下方からそれぞれ支持されている。
なお、易変形手段としては、金属製板ばねの弾性変形を容易とする構成、例えば、複数の抜き孔を設ける構成としたり、外周縁から中心に向かう複数のスリットあるいは切欠き、および、内周縁から径方向外側に向かう複数のスリットあるいは切欠きのそれぞれを単独もしくは組み合わせた構成とすることができる。勿論、抜き孔とスリットを組み合わせた構成としてもよい。
前記導電体22の外周面の図7の左斜め上、右斜め上、右斜め下および左斜め下の4箇所には、ばね板支持溝27に装着される外側取付部28が延出形成されている。また、各外側取付部28のうちの図7の左斜め上および右斜め下に示す2箇所の外側取付部28は、それぞれ導電体用電極43とされており、ばね板支持溝27に装着した状態において、その下面が導電体用端子31の導電体用内部電極34と当接して導通するように形成されている。
すなわち、本実施形態においては、導電体22が金属製板ばねにより形成されているとともに、導電体22およびその電極が、金属製板ばね自体により一体に形成されている。
前記導電体22の4つの外側取付部28は、図7の左斜め上および右斜め下の2箇所の外側取付部28の先端部の下面が導電体用内部電極34の上面により下方から支持され、図7の右斜め上および左斜め下の2箇所の外側取付部28の先端部の下面がばね板支持溝27の底面である外側支持面29により下方から支持されており、導電体22は全体として4点支持されている。また、導電体22を下方から4点支持した時に、導電体22を平坦な状態に保持させるため、導電体用内部電極34の上面と、図5の右斜め上および左斜め下に示す2箇所のばね板支持溝27の底面である外側支持面29とが面一になるように形成されている。すなわち、電体用内部電極34の上面は、外側支持面29とされている。
なお、本実施形態においては、図7に示すように、導電体22の外周縁のうちの外側取付部28の基部の両側に、易変形手段としての平面ほぼ三角形状の切欠き部44が設けられている。
前記抵抗体36および導電体22により、本実施形態の操作方向の検出を行う操作方向検出手段45が構成されている。
なお、操作方向検出手段45としては、検出手段設置溝17の底面側に導電体22を配設し、導電体22の上方に弾性変形可能な抵抗体36を配設する構成としてもよい。この場合、導電体22は、絶縁性基板37とこの絶縁性基板37の上面に銅などの金属をフォトリソ技術により被着したり、導電性ペーストなどを印刷形成したりすることで形成するとよい。また、弾性変形可能な抵抗体36は、金属製板ばねの導電体22と対向する表面に抵抗層38を設けることで形成するとよい。この場合、金属製板ばねが電極として機能するので、弾性変形する抵抗体36とその電極とを容易に形成することができる。
すなわち、導電体22および抵抗体36のうちの駆動体19により弾性変形される一方が、金属製板ばねにより形成されていればよい。
前記ばね板支持部24の上面である内側支持面25、ばね板支持溝27の底面である外側支持面29および導電体用内部電極34の上面である外側支持面29により、本実施形態の抵抗体36と導電体22とを初期位置において所定の間隔をおいて対向させるための間隔保持手段46が構成されている。
すなわち、本実施形態の間隔保持手段46は、ハウジング2に形成されており、内側支持面25および内側支持面25の形成位置により、初期位置における抵抗体36と導電体22との相互間の間隔を設定することができるようになっている。
なお、抵抗体36と導電体22との初期位置における間隔は、抵抗体36と導電体22との相互間が絶縁状態を保持するように設定することが肝要である。
また、間隔保持手段46としては、ハウジング2、抵抗体36および導電体22のうちの少なくとも一つに設けられていればよい。但し、抵抗体36および導電体22に間隔保持手段46を設ける場合には、操作されていない初期位置において抵抗体36と導電体22とが導通しないように絶縁状態を確保することが肝要である。
ここで、本実施形態の制御部11について図8および図9によりさらに詳しく説明する。
前記制御部11は、本実施形態の多方向入力装置1が搭載される図示しない装置に搭載されている。この制御部11は、図8に示すように、少なくともCPU51と、適宜な容量のROM、RAMなどにより形成されたメモリ52と、電圧出力部53と、A/D変換器54と有している。そして、図9に示すように、電圧出力部53には、抵抗体36の抵抗層38の4つのランド40が電気的に接続されており、A/D変換器54には、導電体22の2つの導電体用電極43が電気的に接続されている。また、図9に示すように、抵抗体36の抵抗層38の4つのランド40には、電圧出力部53により、図9の水平方向に示すX方向の左右の2つのランド40と、図9の上下方向に示すY方向の2つのランド40に対して交互に直流電圧が印加されるようになっている。なお、図9には、X方向の2つのランド40の近傍にXの符号を付し、Y方向の2つのランド40の近傍にYの符号を付してある。
前記CPU51は、図示しないI/Fを介して第1スイッチ14、詳しくは、2つの第1スイッチ用端子6、7の第1スイッチ用外部接続電極9に電気的に接続されている。
前記メモリ52には、抵抗体36の抵抗層38に対する弾性変形による導電体22の接触位置から操作者による操作方向を判別するのに必要なプログラムおよびデータや、第1スイッチ14から得られる入力情報(ON信号)に基づいて、第1スイッチ14が操作されたか否かを判別するのに必要なプログラムおよびデータなどが記憶されるようになっている。
図3および図4に戻って、操作方向検出手段45の上方には、駆動体19が配設されている。この駆動体19は、絶縁性を有する樹脂により形成されている。また、駆動体19は、操作時において導電体22および抵抗体36のうちの一方、本実施形態においては導電体22を部分的に弾性変形させて導電体22および抵抗体36を部分的、詳しくは、導電体22の変形部分を抵抗体36の抵抗層38に接触させるためのものであり、ほぼ円筒状に形成された基体部61と、この基体部61の外周面の図3の上下方向に示す軸方向の中間部分から径方向外側に向かって延出された鍔部20とを有している。そして、基体部61の内孔は、上端側に配置された小径孔62と、下端側に配置された大径孔63とが段部64により接続された段付き孔とされている。
前記基体部61の外周は、鍔部20の根本の上方に位置するように上端側に配置された大径部65と、鍔部20の根本の下方に位置するように下端側に配置された小径部66とにより段付きに形成されている。また、鍔部20は、基体部61の外周面から図3の下方に向かって徐々に拡径するように形成されており、その先端部の下端が基体部61の下端より軸方向外側である下方に配置されている。さらに、鍔部20の外径は、鍔部20の先端が導電体22の外周面と内周面とのほぼ中間部分に位置するように設定されており、操作方向検出手段45、本実施形態においては導電体22の上面の一部が、駆動体19の外周部の動作範囲内において駆動体19の外周部と対向するように配設されている。すなわち、駆動体19の外周部は、駆動体19が移動してもしなくても常に操作方向検出手段45、詳しくは導電体22の上面に対向するように構成されている。さらにまた、鍔部20の下面の径方向に沿った長さのほぼ中間部分が、環状隔壁部18の摺動面21により下方から支持されている。また、駆動体19の基体部61の内側には、絶縁性を有する樹脂によりほぼ円柱状に形成された押圧体67が配設されている。
前記押圧体67は、その外周面が下端側に配設された装着用大径部68と、下端と上端との中間に配設された装着用中径部69とが下段部70により接続された段付きに形成されている。また、装着用中径部69と上端側に配設された装着用小径部71とが上段部72により接続された段付きに形成されており、全体として下端から上端に向かって外径が小さくなる3段の段付きに形成されている。そして、装着用大径部68の外径は、駆動体19の基体部61に形成された大径孔63の内径より小さく形成されており、装着用中径部69の外径は、駆動体19の基体部61に形成された小径孔62の内径より小さく形成されている。さらに、装着用大径部65の軸方向に沿った長さは、駆動体19の基体部61に形成された大径孔63の軸方向に沿った長さとほぼ同一に形成されており、装着用中径部69の軸方向に沿った長さは、駆動体19の基体部61に形成された小径孔62の長さ(段部64と上端面との軸方向に沿った距離)より若干長く形成されている。また、駆動体19の基体部61の下端面の中心には下方に向かって凸の欠球状の突起部73が形成されており、駆動体19の上端面の中心には、取付穴74が凹設されている。
前記駆動体19と押圧体67とは、駆動体19の基体部61の大径孔63の内周面が押圧体67の装着用大径部68の外周面と間隔をおいて対向するように嵌合され、駆動体19の小径孔62の内周面が押圧体67の装着用中径部69の外周面と間隔をおいて対向するように嵌合され、駆動体19の基体部61の段部64と押圧体67の下段部70とが当接あるいはごくわずかな間隔をおいて対向するように配設されている。
すなわち、押圧体67は、押圧体67の径方向への移動により駆動体19を移動させることができるとともに、押圧体67が径方向へ移動する前および押圧体67が径方向へ移動している移動中ならびに押圧体67が径方向へ移動した移動先のどのような状態であっても押圧体67を押し下げることができるようになっている。このため、押圧体67の装着用大径部68の外径を、導電体22の内径より小さくすることが肝要である。
なお、押圧体67を最大限押し下げた場合、駆動体19の基体部61の大径孔63の内周面に対して押圧体67の大径部65の外周面の一部が対向するように形成されている。
前記押圧体67の装着用小径部71には、ゴム様弾性体により形成された中立支持体75の内孔が所定の締め代をもって着脱可能に装着されている。この中立支持体75は、押圧体67の装着用小径部71の外周面に装着される内孔が中心に形成された環状装着板部76と、この環状装着板部76の外周縁から径方向外側に向かって延出された平面環状で断面波状の凹凸が同心円上に形成された環状波板部77と、この環状波板部77の外周縁から下方に向かって延出されたほぼ円筒状の胴部78と、この胴部78の下端縁から径方向外側に向かって延出された平面環状の取付用環状板部79とを有しており、全体として中心に内孔を有する高さの低い帽子状に形成されている。
前記取付用環状板部79の外周形状は、ハウジング2の外周形状と同様に、全体として平面ほぼ8角形をなすように形成されている。さらに、環状波板部77および胴部78は、駆動体19の移動に追従して自在に変形可能に形成されている。また、環状波板部77は、駆動体19の動作範囲内において、押圧体67を最大限押し下げた場合、駆動体19の上面と対向する部位が駆動体19の上端面に当接しないように形成されている。
前記取付環状板部79の下面には、図4に詳示するように、ハウジング2のばね板支持溝27の内部に装着される4つの圧接部80がその先端面を下方に向けて凸設されている。なお、図4においては、4つの圧接部80のうちの対向する2つが示されている。また、4つの圧接部80は、隣位する相互間の距離がそれぞれ等しくなるように中心から同心円上に等角度分配置されており、ハウジング2のばね板支持溝27の内部に装着されている。そして、各圧接部80をばね板支持溝27の内部に装着した状態において、圧接部80の先端面は、ハウジング2のばね板支持溝27に装着された導電体22の外側取付部28の上面に当接され、導電体22の4つの外側取付部28のうちの2つを外側支持面29の一部を構成する導電体用電極43の上面に向かって付勢することができ、残りの2つを外側支持面29の残りを構成する検出手段設置溝17の底面に向かって付勢することができるようになっている。
前記中立支持体75の取付用環状板部79は、平板状に形成された下プレート81と上プレート82との間に挟持されている。
一方の下プレート81は、その下面がハウジング2の上面の外周側に載置され、上面が中立支持体75の取付用環状板部79の下面に当接される下側支持部83と、この下側支持部83の径方向内側に配置された上方に向かって縮径する皿状環状部84と、この皿状環状部84の内端縁から径方向内側に向かって下側支持部83と平行に延在するように延出形成された環状案内部85とを有している。
前記下側支持部83の外周形状は、ハウジング2の外周形状と同様に、全体として平面ほぼ8角形をなすように形成されている。また、下側支持部83の外周縁は、ハウジング2の外周縁と形状および大きさより径方向外側に若干突出するように形成されている。そして、下側支持部83には、中立支持体75の各圧接部80を下側支持部83の下方に向かって突出させるための4つの貫通孔86が隣位する相互間の距離がそれぞれ等しくなるように中心から同心円上に等角度分配置されている。なお、図4においては、4つの貫通孔86のうちの対向する2つが示されている。
前記皿状環状部84の外周は、ハウジング2の検出手段設置溝17の外周と対向する位置に配置されており、皿状環状部84の内周は、ハウジング2の検出手段設置溝17の外周と内周とのほぼ中間部分と対向する位置に配置されている。
前記環状案内部85の内端縁は、ハウジング2の環状隔壁部18の上面と摺動面21との接続部分と対向する位置に、駆動体19の鍔部20の厚さより若干大きい距離をもって対向するように配置されている。また、環状案内部85の内端縁の下端には丸味が付けられており、この丸味の形成部位はガイド部87とされている。そして、ガイド部87は、駆動体19の鍔部20の上面に対向するように配置されており、操作時において環状隔壁部18の摺動面21と協働して操作時における駆動体19の移動軌跡を中心から所定の径方向へ傾倒させつつ移動するように制御することができるようになっている。勿論、ガイド部87および摺動面21は、操作時における駆動体19の移動軌跡を中心から全ての径方向へ傾倒するように制御するものであってもよい。
前記上プレート82は、その外周形状が、ハウジング2の外周形状と同様に、全体として平面ほぼ8角形をなすように形成されている。そして、上プレート82の外周縁の上方から見て左斜め上、右斜め上、右斜め下および左斜め下に位置する4つの辺には、下方に向かって延出形成された舌状片88が配設されている。そして、図4に示すように、舌状片88の基端部近傍の内面に凹設された取付溝89に対して下プレート81の外周縁を係止させることにより、上プレート82と下プレート81の下側支持部83との間に中立支持体75の取付用環状板部79が所定の締め代をもって挟持されている。また、舌状片88の内面にハウジング2の外周面を嵌合させることで、上プレート82がハウジング2に着脱可能に取着されている。
なお、舌状片88の下端を下方に延出してかしめ部を形成し、このかしめ部をハウジング2の底面にかしめることにより、上プレート82をハウジング2に固定する構成としてもよい。
前記押圧体67の取付穴74には、ほぼきのこ状に形成された操作体90の下端部の中心に下方に向かって凸設されたほぼ円筒状の基端部91が嵌合されている。この基端部91の上部には、ほぼ円板状に形成された大径の操作本体92が設けられており、この操作本体92の下面の中心側は、中立支持体75の装着環状波板部77の上面と対向するように配置されている。そして、操作本体92の上面が指先などにより操作される操作面93とされている。
前記押圧体67、中立支持体75、下プレート81、上プレート82および操作体90により、本実施形態の駆動体19を初期位置において中心に保持し、操作時において全ての径方向へ傾倒、あるいは、傾倒させつつ移動させる操作手段13が構成されている。
なお、操作手段13あるいは、操作手段13および駆動体19を本実施形態の多方向入力装置1を搭載する装置に設けることができる。
また、本実施形態の多方向入力装置1は、各種装置の実装基板に実装されるようになっている。このような多方向入力装置1を搭載する装置としては、パーソナルコンピュータのキーボード、ノートパソコンの入力操作部、カーナビゲーションの入力操作部、ゲームコントローラ、携帯電話機、携帯用音楽再生機器などを挙げることができる。
つぎに、前述した構成からなる本実施形態の作用について説明する。
まず、本実施形態の多方向入力装置1の操作方向検出手段45による操作方向の検出動作について説明する。
前記操作方向検出手段45の導電体22と抵抗体36とは、初期位置において所定の間隔をおいて対向配置されている。そして、抵抗体36の抵抗層38の4つのランド40には、電圧出力部53により、図9の水平方向に示すX方向の左右の2つのランド40と、図9の上下方向に示すY方向の2つのランド40に対して交互に直流電圧が印加される。なお、図9には、X方向の2つのランド40の近傍にXの符号を付し、Y方向の2つのランド40の近傍にYの符号を付してある。
ついで、操作手段13により駆動体19の傾倒あるいは傾倒しつつ移動する動作により導電体22の一部が抵抗体36に向かって弾性変形し、導電体22と抵抗層38とが、例えば、図9の2点鎖線の両矢印にて示す位置で当接する。
すると、抵抗層38と接触した導電体22から接触点、すなわち、図9の2点鎖線の両矢印にて示す接触点でのX方向における電圧およびY方向における電圧が読み出され、A/D変換器54を介してCPU51へ入力される。
ついで、CPU51はメモリ52に記憶されたプログラムにより、接触点でのX方向およびY方向のそれぞれの電圧値の組み合わせから、操作方向を判定する。この操作方向の判定の詳細については省略する。
なお、本実施形態においては、抵抗層38が閉じた環状に形成されているので、初期位置から径方向外側へ360度全方位への操作方向を検出することができる。
つぎに、本実施形態の多方向入力装置1の動作について説明する。
本実施形態の多方向入力装置1において、操作手段13の操作体90が、ある一方の方向、例えば図3の左方へ操作者の指先などにより操作されると、操作体90とともに押圧体67も左方へ移動する。そして、押圧体67の左方へ移動に追従して駆動体19も左方へ移動する。
この時、駆動体19の鍔部20が、環状隔壁部18の摺動面21と下プレート81のガイド部87との間に配置されているので、左下方に向かって傾倒しつつ左方に移動し、移動方向の先頭側に位置する鍔部20の外周部が導電体22の上面に当接し、その後、導電体22の当接部分を抵抗体36に向かって弾性変形させ、対応する位置に配置された抵抗体36の抵抗層38が導電体22の変形部分に接触する。この抵抗体36の抵抗層38が導電体22の変形部分に接触した操作した状態の一例を図10に示す。
ついで、抵抗層38に導電体22の変形部分が接触すると、制御部11は、前述したように、接触点でのX方向およびY方向のそれぞれの電圧値の組み合わせから操作方向を判定する。なお、操作方向の判定結果は、メモリ52に記憶するとよい。この状態から、操作体90を下方に向かって押し下げる押し込み操作を実行すると、押圧体67が下方に移動し、押圧体67の下端面の突起部73が防塵シート16を介して第1スイッチ用メタルドーム12の頂部を押圧して第1スイッチ用メタルドーム12が反転し、第1スイッチ用メタルドーム12を介して第1スイッチ用共通固定電極10と第1スイッチ用中央固定電極8とが導通し、その信号が制御部11に送出される。そして、操作体90を押し下げている押圧力を解除すれば、押圧体67が中立支持体75の弾性力により元の位置に復帰する。また、操作体90を左方へ操作している操作力を解除すると、操作体90は、中立支持体75の弾性力により初期位置に復帰する。なお、操作体90から指先を離すことで、押圧体67の元の位置への復帰と、押圧体67の初期位置への復帰を同時に実施することもできる。
なお、操作手段13による操作は、駆動体19の基体部61の大径部の外周面が、下プレート81の環状案内部85の内周面に接触した位置で停止し、この位置が最大操作位置とされている。
このように、本実施形態の多方向入力装置1によれば、導電体22および抵抗体36のうちの駆動体19により弾性変形される一方が、金属製板ばねにより形成されているので、従来の導電体22および抵抗体36を樹脂の可撓性基板上に設ける構成に比べて、径方向での撓みが周方向において異なるというバラツキを小さくすることができる。その結果、操作方向の検出精度のバラツキを小さくすることができるので、検出信頼性を向上することができる。
また、本実施形態の多方向入力装置1によれば、導電体22および抵抗体36のうちの駆動体19により弾性変形される一方が、金属製板ばねに形成されているので、従来の導電体22および抵抗体36の少なくとも一方を導電性ゴムにより形成する構成に比べて、厚さを薄くすることができる。その結果、薄型化を容易に図ることができる。
したがって、本実施形態の多方向入力装置1によれば、操作方向の検出信頼性の向上および薄型化を容易に図ることができる。
また、本実施形態の多方向入力装置1によれば、金属製板ばねに、弾性変形を容易とするための易変形手段としての抜き孔41が設けられているので、弾性変形を容易かつ確実に行うことができる。すなわち、弾性に富む金属製板ばねを用いても所望の操作方向への入力操作を確実に行うことができる。
さらに、本実施形態の多方向入力装置1によれば、易変形手段が抜き孔41であるので、弾性変形を容易とするための易変形手段を容易に得ることができる。
さらにまた、本実施形態の多方向入力装置1によれば、ハウジング2に、抵抗体36と導電体22とを初期位置において所定の間隔をおいて対向させるための間隔保持手段46が設けられているので、間隔保持手段46を別部材(スペーサ)により形成した場合に比べて部品点数を削減することができる。その結果、低コスト化を図ることができる。
なお、間隔保持手段46は、前述したように、ハウジング2、抵抗体36および導電体22のうちの少なくとも一つに設けられていればよい。
また、本実施形態の多方向入力装置1によれば、導電体22が、金属製板ばねにより形成されているとともに、導電体22およびその電極としての導電体用電極43が、金属製板ばね自体により一体に形成されているので、導電体22およびその電極を簡単に形成することができる。
なお、抵抗体36を金属製板ばねの表面に設けられた抵抗層38により形成した場合には、抵抗体36およびその電極を簡単に形成することができる。
また、本実施形態の多方向入力装置1によれば、駆動体19が、円筒状の基体部61と、この基体部61の外周面径方向外側に向かって延出された鍔部20とを有しており、駆動体19を、初期位置において中心に保持し、操作時において全ての径方向へ傾倒、あるいは、傾倒させつつ移動させる操作手段13が配設されており、操作方向検出手段45の少なくとも一部が、駆動体19の外周部と対向するように配設されているので、中心から全ての径方向、すなわち、初期位置を中心として360度の全方位への入力操作を容易かつ確実に行うことができる。
さらに、本実施形態の多方向入力装置1によれば、操作手段13が、押し込み操作可能に形成されており、ハウジング2の内部に、操作手段13の押し込み操作によりスイッチング動作が可能な第1スイッチ14が配設されているので、径方向への入力操作に加えて、押し込み方向への操作を行うことができる。
さらにまた、本実施形態の多方向入力装置1によれば、第1スイッチ14が、入力操作に対する操作者への操作感のフィードバックを行うことのできるスイッチであるので、押し込み操作による明瞭な操作感を得ることができるので、誤入力を防止することができる。
またさらに、本実施形態の多方向入力装置1によれば、スイッチが、クリック感を伴ってスイッチング動作するメカニカル接点タイプであるので、押し込み操作による明瞭な操作感を確実かつ容易に得ることができる。
図11から図14は、本発明に係る多方向入力装置の第2実施形態を示すものであり、図11は要部の拡大断面斜視図、図12は斜視図、図13はハウジングの拡大平面図、図14はハウジングに抵抗体を配設した状態を示す斜視図である。
本実施形態の多方向入力装置1Aは、前述した第1実施形態の多方向入力装置1における操作方向検出手段45の周囲に、操作手段13を操作した時、駆動体19が導電体22と抵抗体36とを部分的に接触させた後につづくさらなる操作によりスイッチング動作が可能な第2スイッチ95を配設した構成の一例を示すものである。
すなわち、本実施形態の多方向入力装置1Aにおいては、総計4つの第2スイッチ95が抵抗体36に形成された各抵抗体取付部39の下に配設されている。
本実施形態の第2スイッチ95は、ハウジング2Aの各幅広張出凹溝26とこれらの幅広張出凹溝26に径方向内側に接続する検出手段設置溝17の形成部位に配設されている。そして、ハウジング2Aの上下および左右の4つの辺には、ハウジング2Aを内外に連通する1対の第2スイッチ用端子96がそれぞれ配設されている。これらの第2スイッチ用端子96は、ハウジング2Aを形成する際に、インサート成型により、ハウジング2Aに一体に形成されている。
そして、各1対の第2スイッチ用端子96のうちの一方、例えば、図13の左辺にの中央部に配置された第2スイッチ用端子96には、図13の斜線領域にて示す平面楕円状の第2スイッチ用中央固定電極97と、第2スイッチ用外部接続電極98とが設けられている。そして、第2スイッチ用中央固定電極97は、幅広張出凹溝26とこの幅広張出凹溝26に径方向内側に接続する検出手段設置溝17の形成部位の底面の中央部に露出するように上方に向かって凸設されており、第2スイッチ用外部接続電極98は、ハウジング2Aの左辺の中央部から左方に向かって外部に突出するように露出されている。この第2スイッチ用外部接続電極98は、図示しない制御部11に電気的に接続されている。
前記1対の第2スイッチ用端子96のうちの図13の左辺に配置された他方の第2スイッチ用端子96には、第2スイッチ用共通固定電極99と、第2スイッチ用外部接続電極98とが設けられている。そして、第2スイッチ用共通固定電極99は、図13の斜線領域にて示すように、第2スイッチ用中央固定電極97を取り囲むようにハウジング2Aの端縁側に開口を具備する平面ほぼコ字状をなすように形成されており、幅広張出凹溝26とこの幅広張出凹溝26に径方向内側に接続する検出手段設置溝17の形成部位の底面に露出するように上方に向かって凸設されている。また、第2スイッチ用外部接続電極98は、ハウジング2Aの左辺の下端部側において左方に向かって外部に突出するように露出されている。この第2スイッチ用外部接続電極98は、図示しない制御部11に電気的に接続されている。
なお、ハウジング2Aの上辺側、右辺側、下辺側のそれぞれに配設された1対の第2スイッチ用端子96も同様に形成されているので、その詳しい説明は省略する。
前記幅広張出凹溝26とこの幅広張出凹溝26に径方向内側に接続する検出手段設置溝17の形成部位には、可動接点としての金属により中心が上方に向かって凸の平面ほぼ小判形の反転ドーム状に形成された第2スイッチ用メタルドーム100がその底面を下方に向けて装着されており、初期状態では、第2スイッチ用メタルドーム100と第2スイッチ用中央固定電極97とが離間した状態を保持している。この時、第2スイッチ用メタルドーム100は、その底面の端部が第2スイッチ用共通固定電極99に当接して導通されている。
前記第2スイッチ用メタルドーム100の頂点には、操作方向検出手段45の一部を構成する抵抗体36の絶縁性基板37の下面が当接されている。なお、第2スイッチ用メタルドーム100と絶縁性抵抗体36との絶縁性をより確実に確保するために、第2スイッチ用メタルドーム100と抵抗体36の絶縁性基板37の下面との間に絶縁性シートを配置してもよい。
前記第2スイッチ用メタルドーム100および1対の第2スイッチ用端子96により、本実施形態の操作方向検出手段45の周囲に、操作手段13を操作した時、駆動体19が導電体22と抵抗体36とを部分的に接触させた後につづくさらなる操作によりスイッチング動作が可能な第2スイッチ95が構成されている。
本実施形態の第2スイッチ95は、入力操作に対する操作者への操作感のフィードバックを行うことのできるスイッチ、本実施形態においては、クリック感を伴ってスイッチング動作するメカニカル接点タイプとされている。
なお、第2スイッチ95としては、入力操作に対する操作者への操作感のフィードバックを行うことのできるスイッチであればよい。例えば、操作感を振動により操作者へ伝達する構成のものであってもよい。また、第2スイッチ95は、仕様、設計コンセプトなどの必要に応じて設ければよい。
その他の構成は、前述した第1実施形態の多方向入力装置1と同様とされているので、前述した第1実施形態の多方向入力装置1と同一ないし相当する構成についての詳しい説明は省略する。また、第1実施形態の多方向入力装置1と同一ないし相当する構成については、図面中に要部のみ同一の符号を付してある。
なお、抵抗体用端子30としては、図示しない可撓配線板を用いたり、ハウジング2Aを形成する際に、インサート成型により、ハウジング2Aの各辺に一体に形成したりするとよい。
このような構成からなる本実施形態の多方向入力装置1の第2スイッチ95によれば、操作手段13を操作した時、駆動体19が導電体22と抵抗体36とを部分的に接触させた後につづくさらなる操作により第2スイッチ用メタルドーム100の中央部分を下方に押下げることにより、操作者に対するクリック感を伴って第2スイッチ用メタルドーム100の下面の中央部分が第2スイッチ用共通固定電極99に当接する。その結果、第2スイッチ用メタルドーム100を介して1対の第2スイッチ95用共通と第2スイッチ用中央固定電極97とが導通してスイッチング動作しその信号を制御部11に送出するとともに、スイッチング動作したときのクリック感を操作感として操作者にフィードバックすることができる。
したがって、本実施形態の多方向入力装置1Aによれば、操作手段13を操作した時、選択された操作方向、本実施形態においては、ハウジング2Aの上辺、下辺、左辺および右辺の4方向から選択された方向へさらに強く操作されたことを検出することができる。
図15は、本発明に係る多方向入力装置の第3実施形態の操作方向検出手段と制御部との接続状態を模式的に示す模式図である。
本実施形態の多方向入力装置1Bは、前述した第1実施形態の多方向入力装置1における操作方向検出手段45の抵抗体36の変形例を示すものである。
すなわち、本実施形態の多方向入力装置1Bにおいては、操作方向検出手段45Bの抵抗体36Bの抵抗層38Bが両端が開いた止め輪状に形成されている。そして、抵抗層38Bの両端部分に、径方向外側に延出形成されたランド40Bが一体に設けられており、この2つのランド40Bに対して電圧出力部53により直流電圧が印加されるようになっている。
その他の構成は、前述した第1実施形態の多方向入力装置1の操作方向検出手段45と同様とされているので、前述した第1実施形態の操作方向検出手段45と同一ないし相当する構成については図面中に同一の符号を付し、その詳しい説明については省略する。
このような構成からなる本実施形態の多方向入力装置1Bの操作方向検出手段45Bによれば、抵抗層38Bが両端が開いた止め輪状に形成されているので、抵抗層38Bに印可する直流電流をX方向およびY方向に切り換えることなく操作方向を検出することができる。
なお、本発明は、前述した各実施形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
本発明に係る多方向入力装置の第1実施形態の拡大外観斜視図 図1の分解斜視図 図1のA−A線に沿った拡大断面図 図1のB−B線に沿った拡大断面図 図1のハウジングの拡大平面図 図5のハウジングに第1スイッチおよび抵抗体を配設した状態の拡大平面図 図5のハウジングに第1スイッチおよび操作方向検出手段を配設した状態の拡大平面図 本発明に係る多方向入力装置の第1実施形態の要部の機能ブロック図 本発明に係る多方向入力装置の第1実施形態の操作方向検出手段と制御部との接続状態を模式的に示す模式図 本発明に係る多方向入力装置の第1実施形態における操作した状態の一例を示す図3と同様の図 本発明に係る多方向入力装置の第2実施形態の要部を示す拡大断面図 図11の斜視図 図11のハウジングの拡大平面図 図11のハウジングに抵抗体を配設した状態を示す斜視図 本発明に係る多方向入力装置の第3実施形態の操作方向検出手段と制御部との接続状態を模式的に示す図9と同様の図
符号の説明
1、1A、1B 多方向入力装置
2、2A ハウジング
3 第1スイッチ設置穴
6、7 第1スイッチ用端子
11 制御部
12 第1スイッチ用メタルドーム
13 操作手段
14 第1スイッチ
17 検出手段設置溝
19 駆動体
20 鍔部
22 導電体
24 ばね板支持部
25 内側支持面
29 外側支持面
30 抵抗体用端子
31 導電体用端子
36 抵抗体
37 絶縁性基板
38 抵抗層
40 ランド
41 抜き孔
43 導電体用電極
45 操作方向検出手段
46 間隔保持手段
51 CPU
52 メモリ
53 電圧出力部
54 A/D変換器
67 押圧体
75 中立支持体
80 圧接部
81 下プレート
82 上プレート
90 操作体
93 操作面
95 第2スイッチ
100 第2スイッチ用メタルドーム

Claims (11)

  1. ハウジングと、このハウジングの内部に配設され操作されていない初期位置において所定の間隔をおいて対向配置された導電体および抵抗体を具備する操作方向検出手段と、操作時において前記導電体および抵抗体のうちの一方を部分的に弾性変形させて前記導電体および抵抗体を部分的に接触させる駆動体とを有している多方向入力装置であって、
    前記導電体および抵抗体のうちの前記駆動体により弾性変形される一方が、金属製板ばねにより形成されていることを特徴とする多方向入力装置。
  2. 前記金属製板ばねに、弾性変形を容易とするための易変形手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の多方向入力装置。
  3. 前記易変形手段が、単数もしくは複数の抜き孔であることを特徴とする請求項2に記載の多方向入力装置。
  4. 前記ハウジング、抵抗体および導電体のうちの少なくとも一つに、前記抵抗体と導電体とを初期位置において所定の間隔をおいて対向させるための間隔保持手段が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の多方向入力装置。
  5. 前記導電体が、前記金属製板ばねにより形成されているとともに、前記導電体およびその電極が、前記金属製板ばね自体により一体に形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の多方向入力装置。
  6. 前記抵抗体が、前記金属製板ばねの表面に設けられた抵抗層により形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の多方向入力装置。
  7. 前記駆動体が、円筒状の基体部と、この基体部の外周面径方向外側に向かって延出された鍔部とを有しており、
    前記駆動体を、初期位置において中心に保持し、操作時において全ての径方向へ傾倒、あるいは、傾倒させつつ移動させる操作手段が配設されており、
    前記操作方向検出手段の少なくとも一部が、前記駆動体の外周部と対向するように配設されていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の多方向入力装置。
  8. 前記操作手段が、押し込み操作可能に形成されており、前記ハウジングの内部に、前記操作手段の押し込み操作によりスイッチング動作が可能な第1スイッチが配設されていることを特徴とする請求項7に記載の多方向入力装置。
  9. 前記操作方向検出手段の周囲に、前記操作手段を操作した時、前記駆動体が前記導電体と抵抗体とを部分的に接触させた後につづくさらなる操作によりスイッチング動作が可能な第2スイッチが配設されていることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の多方向入力装置。
  10. 前記第1および第2スイッチの少なくとも一方が、入力操作に対する操作者への操作感のフィードバックを行うことのできるスイッチであることを特徴とする請求項8または請求項9に記載の多方向入力装置。
  11. 前記第1および第2スイッチの少なくとも一方が、クリック感を伴ってスイッチング動作するメカニカル接点タイプである請求項10に記載の多方向入力装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010153159A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Japan Aviation Electronics Industry Ltd 多方向スライド式スイッチ
CN101752138B (zh) * 2008-12-03 2012-08-22 阿尔卑斯电气株式会社 多方向输入装置

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