JP2006318246A - 記憶制御方法、プログラム及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のディスク装置等の記憶デバイスで構成されるボリューム全体の性能を監視し、性能低下を判定した場合に自動的に性能回復を図る。
【解決手段】サーバからの入出力要求に基づき、RAID構成をとる複数のディスク装置36により構成されたボリューム38にアクセスする。性能測定部46は複数のディスク装置36の性能を装置稼動中に定期的に測定し、性能測定値保存部48は測定した性能測定値を保存する。性能改善部54は性能測定値から性能低下を判別した際に、ディスク装置36の追加によりボリューム38のサイズを大きくする。また性能改善部54は、複数種類の性能測定値毎に性能閾値を設定し、少なくとも何れか1つの性能測定値が対応する性能閾値を下回った際に、ディスク装置を追加する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、サーバ等の上位装置からの入出力要求に基づき、RAID構成をとる複数の記憶デバイスによりディスクアレイとして構成されたボリュームにアクセスする記憶制御方法、プログラム及び装置に関し、特に、稼動中における処理性能の低下を監視して自動的にリカバリする記憶制御方法、プログラム及び装置に関する。
従来、ストレージ・エリア・ネットワーク(SAN)やネットワーク・アタッチド・ストレージ(NAS)として、ネットワーク上のサーバに接続されるディスクアレイ装置が知られている。
このようなディスクアレイ装置は、複数の磁気ディスク装置を記憶デバイスとしてRAID構成による冗長性を持たせ、入出力性能を高めると同時に装置故障等に起因したデータ喪失が起きても復元可能とすることで高い信頼性を保証している。
特開2000−039970号公報 特開2000−293320号公報
しかしながら、このようなネットワークストレージとして使用されるディスクアレイ装置にあっては、多数の磁気ディスク装置を記憶デバイスして使用しており、基本的には全ての磁気ディスク装置は同じ性能を保証されているが、実際には個々の磁気ディスク装置の性能にはある程度のばらつきがあり、特定の磁気ディスク装置の性能が故障には至らないが、他の磁気ディスク装置に比べ性能が低下する可能性があり、クライアントやサーバにおける処理時間の遅延などに気付いたシステムの使用者からの申告によって初めて性能低下の原因を究明して対策するためのトラブルシューティングを開始している。
このような場合に性能低下の原因として疑わしい範囲はディスクアレイ装置以外にネットワーク上のサーバやクライアントなど多岐に亘る。トラブルシューティングにおいては、こうした全ての被疑範囲を1つ1つ切り分けを行っており、ディスクアレイ装置に設けている特定の磁気ディスク装置が性能低下の原因となっていた場合にも、磁気ディスク装置が原因であることを突き止めてトラブルを解消するまでには多くの時間と手間がかかるという問題がある。
本発明は、ディスク装置等の複数の記憶デバイスで構成されるボリューム全体の性能を監視し、性能低下を判定した場合に自動的に性能回復を図る記憶制御方法、プログラム及び装置を提供することを目的とする。
図1は本発明の原理説明図である。本発明は、サーバ等の上位装置からの入出力要求に基づき、RAID構成をとる複数の記憶デバイス36により構成されたボリューム38にアクセスする記憶制御方法を提供する。即ち、本発明の記憶制御方法は、
複数の記憶デバイス36の性能を装置可動中に定期的に測定する性能測定ステップと、
性能測定ステップにより測定した性能測定値を保存する性能測定値保存ステップと、
性能測定値保存ステップの性能測定値から性能低下を判別した際に、記憶デバイス36の追加によりボリューム38のサイズを大きくする性能改善ステップと、
を備えたことを特徴とする。
ここで、性能測定ステップは、記憶デバイスにおける複数種類の性能を測定し、性能測定値保存ステップは性能測定ステップで測定された複数種類の性能測定値を保存し、性能改善ステップは、複数種類の性能測定値毎に性能閾値を設定し、少なくとも何れか1つの性能測定値が対応する性能閾値を下回った際に、記憶デバイスの追加によりボリュームのサイズを大きくする。
記憶デバイスは例えばディスク媒体にデータを読み書きするディスク装置であり、ディスク装置の性能測定値は、
(1)単位時間当りのデータ転送量となるリード及びライト性能、
(2)コマンドを受領してから終了応答するまでの応答時間、
(3)コマンドを受領してから目的トラックにヘッド移動してオントラックするまでのシーク時間、
(4)目的トラックオントラックしてからヘッドに目的セクタが現れるまでのディスクの回転待ち時間、
(5)一定時間内のエラー回数および空き容量、
の何れか又は組合せを含む。
性能改善ステップは、性能測定値に対応して最低性能閾値を予め設定し、性能測定値が最低性能閾値以下となった場合に記憶デバイスの追加によりボリュームのサイズを大きくする。
性能改善ステップは、複数の記憶デバイスの性能測定値の平均値に所定の相対性能率を乗じて相対性能閾値を求め、性能測定値が相対性能閾値以下となった場合に記憶デバイスの追加によりボリュームのサイズを大きくする。
性能改善ステップは、記憶デバイスを追加した際に、既存記憶デバイスに書き込まれていたデータの一ステップを追加記憶デバイスに再配置する。
性能改善ステップは、記憶デバイスを追加した際に、既存記憶デバイスに書き込まれていたデータの一ステップを追加記憶デバイス及び既存記憶デバイスに再配置する。
本発明は、上位装置からの入出力要求に基づき、RAID構成をとる複数の記憶デバイスにより構成されたボリュームにアクセスする記憶制御装置のコンピュータにより実行されるプログラムを提供する。即ち、本発明のプログラムは、記憶制御装置のコンピュータに、
複数の記憶デバイスの性能を装置可動中に定期的に測定する性能測定ステップと、
性能測定ステップにより測定した性能測定値を保存する性能測定値保存ステップと、
性能測定値保存ステップの性能測定値から性能低下を判別した際に、記憶デバイスの追加により前記ボリュームのサイズを大きくする性能改善ステップと、
を実行させることを特徴とする。
本発明は、上位装置からの入出力要求に基づき、RAID構成をとる複数の記憶デバイスにより構成されたボリュームにアクセスする記憶制御装置を提供する。
即ち、本発明の記憶制御装置は、複数の記憶デバイスの性能を装置可動中に定期的に測定する性能測定部46と、性能測定部46により測定した性能測定値を保存する性能測定値保存部48と、性能測定値保存部48の性能測定値から性能低下を判別した際に、記憶デバイス36の追加によりボリューム38のサイズを大きくする性能改善部54とを備えたことを特徴とする。
なお、本発明によるプログラム及び記憶制御装置の詳細は、本発明による記憶制御方法と基本的に同じになる。
本発明によれば、装置の可動中にボリュームを構成する複数の記憶デバイス、例えばディスク装置の個々の性能を定期的に測定して性能低下を監視しており、特定のディスク装置の性能低下を判定した場合は、既存のディスク装置に新たなディスク装置を追加することでRAID構成をとるボリュームのサイズを増加させ、これによって性能低下を起しているディスク装置へのアクセス負担を低減し、ボリューム全体としての性能回復を図ることができる。
また性能低下の監視と低下した性能の回復が自動的に行われるため、ディスク装置の単体性能の劣化に起因したボリューム全体の性能低下を未然に防止できる。また装置の使用者が装置の性能低下する必要がないため、判断の誤りなどによる不要な混乱を未然に防止できる。
更に、性能低下に対し自動的にボリュームサイズを大きくした際に、既存のディスク装置に書き込まれていたデータブロックの一部を追加したディスク装置に再配置することで、追加したディスク装置にアクセスが集中することを防止できる。
図2は本発明の記憶制御装置として機能するディスクアレイ装置のブロック図である。図2において、本発明のディスクアレイ装置10は、ネットワーク14を介してサーバ12−1,12−2に接続される。
本発明のディスクアレイ装置10は、ストレージ・エリア・ネットワーク(SAN)におけるストレージとして使用される。ストレージ・エリア・ネットワーク(SAN)は、サーバ12−1,12−2とストレージであるディスクアレイ装置10の間をファイバーチャネルなどの専用のネットワーク14で接続している。
また本発明のディスクアレイ装置10は、ネットワーク・アタッチド・ストレージ(NAS)としても使用することができる。ネットワーク・アタッチド・ストレージ(NAS)の場合には、サーバ12−1,12−2はネットワーク14を介してディスクアレイ装置10を共用するファイルサーバとして機能する。
またディスクアレイ装置10は、サーバ12−1,12−2における異なるOSによるファイル・アクセス・プロトコルをサポートしており、これによって異なるOS間でファイルを共用することを可能としている。例えばサーバ12−1のOSはUNIX(R)であり、またサーバ12−2のOSはWINDOWS(R)の場合である。
ディスクアレイ装置10には、チャネルアダプタ16、制御モジュール18−1,18−2、ディスクアレイ20−1,20−2が設けられる。チャネルアダプタ16はネットワーク14を介して、サーバ12−1,12−2との間でファイルアクセスに必要なネットワーク処理を実行する。
制御モジュール18−1,18−2には、制御モジュール18−1に代表して示すようにCPU22が設けられ、CPU22のバス24に通信アダプタ26、キャッシュメモリ28、デバイスインタフェース30−1,30−2を接続している。CPU22は、チャネルアダプタ16からのネットワーク処理に基づくサーバ12−1,12−2からの入出力要求に基づき、ディスクアレイ20−1,20−2で構成されるボリュームに対するファイルの入出力処理を実行する。
キャッシュメモリ28はディスクアレイ20−1,20−2に対するライトキャッシュ及びリードキャッシュとして動作する。通信アダプタ26は二重化された制御モジュール18−2との間の通信を処理する。デバイスインタフェース30−1,30−2はディスクアレイ20−1,20−2に対応して設けられ、例えばSCSIインタフェースに対応したSCSIディスクドライバなどが使用される。
ディスクアレイ20−1,20−2は、ディスクアレイ20−1に代表して示すようにディスク装置36−1〜36−4を備えている。このうちディスクアレイ装置10の立上げに伴う最初の稼働中にあっては、例えばディスク装置36−1〜36−3の3台でRAID構成によるボリュームを構成しており、RAID構成として例えばRAID4を例に取ると、ディスク装置36−1,36−2がデータ用であり、ディスク装置36−3がパリティ用となる。
またディスク装置36−4は、本発明による性能測定に伴う性能低下の判定時に、ボリュームサイズを拡大するための追加用のディスク装置である。なおディスクアレイ20−1におけるRAID構成をとるディスク装置の台数は必要に応じて適宜の台数とすることができ、また追加用ディスク装置のホットスタンバイとして予め実装され、必要に応じて必要な台数を追加してボリュームサイズを増加することができる。
このような本発明が適用されるディスクアレイ装置10としては、例えば富士通株式会社製のETERNUS NR1000Fシリーズが存在する。
図3は本発明が適用された図2のディスクアレイ装置10の機能構成のブロック図である。図3において、ネットワーク14を介してサーバ12−1,12−2に接続された本発明のディスクアレイ装置10は、チャネルアダプタ16に加え、制御モジュール18−1の機能としてリソース処理部40、キャッシュ処理部42、RAID制御部44及びデバイスインタフェース30を備えている。
チャネルアダプタ16はサーバ12−1,12−2に対するネットワーク処理を実行する。これに対し制御モジュール18−1を構成するリソース処理部40、キャッシュ処理部42、RAID制御部44及びデバイスインタフェース30は、データ用ディスク装置36−1,36−2及びパリティ用ディスク装置36−3で構成されたRAID構成のボリューム38に対するファイル処理を実行する。
本発明の実施形態にあっては、ファイル処理としてボリューム38のデータ用ディスク装置36−1,36−2とパリティ用ディスク装置36−3によりRAIDレベル4の構成をとるボリューム38を例に取っており、したがってRAID制御部44は、ボリューム38のRAIDレベル4を対象としたデータブロックを基本単位とする入出力処理を実行する。
例えばサーバ12−1からの書込要求に対しては、書込要求で転送されたデータブロックをデータ用ディスク装置36−1,36−2への書込論理ブロックアドレスに割り当てると共に、同一論理ブロックアドレスに割り当てた2つブロックデータから排他論理和によりパリティを計算してパリティデータ装置36−3に対するパリティブロックを生成し、データ用ディスク装置36−1,36−2及びパリティ用ディスク装置36−3に対し、同じ論理ブロックアドレスを指定して、データブロック及びパリティを並列的に書き込む。
また、サーバ側からの書込要求で受信された書込データについては、通常、キャッシュ処理部42がキャッシュメモリにキャッシュライトして書込終了をサーバ側に応答し、LRU管理などにより削除されるキャッシュブロックデータをボリューム38側にライトバックする処理が行われている。
一方、サーバ側からの読出要求に対しては、キャッシュ処理部42でキャッシュヒットとにらなかった場合には、RAID制御部44及びデバイスインタフェース30を介して、ボリューム38側から論理ブロックアドレス及びディスク装置の指定で対応するデータブロックを読み出してサーバに応答することになる。
このような通常のファイル処理のための入出力処理に加え、本発明にあっては、RAID制御部44に、性能測定部46、性能測定値保存部48、性能測定値テーブル50、性能閾値テーブル52及び性能改善部54を設けている。
性能測定部46は、ボリューム38を構成するデータ用ディスク装置36−1,36−2及びパリティ用ディスク装置36−3の性能を、ディスクアレイ装置10の稼働中に定期的に測定する。性能測定値保存部48は、性能測定部46で測定された性能測定値を性能測定値テーブル50に保存する。
本発明でディスク装置について測定される性能測定値の項目としては次のものがある。
(1)単位時間当たりのデータ転送量(MB/s)で表わされるリードライト性能。
(2)コマンドを受領してから正常終了を応答するまでの応答時間。
(3)コマンドを受領してから目的トラックにヘッドを移動してオントラックするまでのシーク時間。
(4)目的トラックにオントラックしてからヘッドに目的セクタが現れるまでのディスクの回転待ち時間。
(5)一定時間内のエラー回数。
(6)空き容量。
性能改善部54は、性能測定値テーブル50に保存された性能測定値から性能閾値テーブル52に格納された性能閾値との比較により性能低下を判別した際に、ボリューム38に対しディスク装置36−4を追加してボリュームサイズを大きくすることにより性能を改善する。
即ち、データ用ディスク装置36−1,36−2及びパリティ用ディスク装置36−3の3台でRAIDレベル4のボリューム38を構成した稼働中に、いずれかのディスク装置で性能低下が判別された場合に、ディスク装置36−4を追加してボリューム38のサイズを拡大し、これによって、それまでのデータ用ディスク装置の台数を2台から3台に増加させる。
これにより、同じデータの入出力量であった場合には、それまでの2台から3台にアクセスが分散されることで、ボリューム38全体としての入出力性能を向上させることができる。特に性能低下が判定されたデータ用のディスク装置については、サーバからの入出力データ量に対する負担割合が全体のほぼ2分の1であったものが、新たなデータ用のディスク装置の追加によりほぼ3分の1に低減し、2分の1の割合で低下していた性能が3分の1に軽減されることで性能が回復し、ボリューム38全体としての性能向上が実現できる。
なお、この実施形態にあっては性能低下時に追加するディスク装置の台数を1台としているが、必要に応じて任意の台数となるn台を追加することができる。例えば性能低下前のデータ用ディスク台数の2倍となるようにディスク装置を追加する。
図4は図3に設けた性能測定値テーブルの説明図である。図4において、この例では3つの性能測定値テーブル50−1,50−2,50−3が格納された状態であり、テーブル格納数はファイルのサイズに応じた最大数まで格納することが可能であり、最大数を超えた場合には最も古いテーブルを破棄し、新たに測定されたテーブルを書き込むようにする。
性能測定値テーブルは、50−1に代表して示すように、ディスク装置36−1〜36−3ごとに性能測定値を格納している。性能測定値は、リードライト性能56、応答時間58、シーク時間60、回転待ち時間62、エラー回数64及び空き容量66の6項目を設けている。もちろん、これ以外にディスク装置の性能に必要な適宜の測定項目を加えることができる。
図5は図3の性能閾値テーブル52の説明図である。本発明にあっては、性能閾値テーブル52に、図5(A)に示す最低性能閾値テーブル52−1と図5(B)に示す相対性能閾値テーブル52−2を格納している。図5(A)の最低性能閾値テーブル52−1は、リードライト性能、応答時間、シーク時間、回転待ち時間、エラー回数、空き容量のそれぞれにつき、最低性能閾値TH[A1]、TH[B1]、H[C1]、TH[D1]、TH[E1]、TH[F1]をそれぞれ固定値として設定している。
これに対し図5(B)の相対性能閾値テーブル52−2にあっては、リードライト性能、応答時間、シーク時間、回転待ち時間、エラー回数、空き容量のそれぞれについて、相対性能閾値TH[A2]、TH[B2]、TH[C2]、TH[D2]、TH[E2]、TH[F2]を、性能測定値の性能低下を判定する際に算出して格納している。
相対性能閾値は、図4に示したそのとき測定された例えば性能測定値テーブル50−1の測定値に基づき、各性能測定値ごとに次式により相対性能値が算出される。

(相対性能閾値)=[(性能測定値の総和/ディスク台数)]×相対性能率N

で求められる。ここで相対性能率NはN=0%〜100%の範囲の任意の値を取り、具体的にはディスク装置の定格性能から定めた図5(A)の最低性能閾値テーブル52−1における各最低性能閾値の割合と同じ値を使用すればよい。例えばリードライト性能の最低性能閾値TH[A1]が定格性能の70%であった場合には、相対性能閾値の算出式における相対性能率NとしてもN=70%を使用すればよい。
この相対性能閾値の特徴は、定期的に測定された現時点におけるディスク装置36−1〜36−3における各性能測定値の平均値を求め、この性能測定平均値に所定の相対性能率Nを掛けて相対性能閾値を求めており、ボリュームを構成している複数のディスク装置の平均性能に対し、相対的に性能が低下したか否かを判定することができる。
図3の性能改善部54にあっては、図5(A)の最低性能閾値テーブル52−1による性能低下の判定を行うか、あるいは図5(B)の相対性能閾値テーブル52−2による性能低下の判定を行うかのいずれかを、装置の立上げ時の設定で選択することができる。また必要に応じて、最低性能閾値テーブル52−1と相対性能閾値テーブル52−2の両方を使用して性能低下を判定することも可能である。
図6は図3における本発明のディスクアレイ装置による記憶制御処理のフローチャートである。図6において、電源投入に伴いステップS1で初期化処理を行った後、ステップS2でサーバの入出力要求の有無をチェックしている。
ステップS2でサーバの入出力要求を判別すると、ステップS3でボリューム38に対するRAID4に従った入出力処理を実行する。続いてステップS4で性能値測定タイミングか否かをチェックしている。性能値測定タイミングは所定の一定時間間隔に設定されており、ステップS4で性能値測定タイミングを判別すると、ステップS5に進み、サーバの入出力要求の有無をチェックする。
サーバの入出力要求があると、ステップS6で図3の場合と同様、RAIDレベル4に従ったボリューム38の入出力処理を実行する。続いてステップS7で、ステップS6における入出力処理に伴い、性能測定部46がリードライト性能、応答時間、シーク時間、回転待ち時間、エラー回数、及び空き容量のそれぞれの測定項目について、各ディスク装置について測定を行い、性能測定値保存部48が測定結果を図4に示したように性能測定値テーブル50に保存する。
続いてステップS8で、性能改善部54が性能測定値テーブル50に保存した性能測定値と性能閾値テーブル52に設定している性能閾値との比較により性能判定処理を実行する。この性能判定処理は、図5(A)の最低性能閾値テーブル52−1を使用する場合と、図5(B)の相対性能閾値テーブル52−2を使用する場合とのいずれかがある。
次にステップS9で、性能判定処理の結果から、いずれかのディスク装置につき性能低下があったか否かチェックし、性能低下を判別した場合には、ステップS10でディスク装置の追加が可能か否かチェックする。ディスク装置の追加が可能であれば、ステップS11でディスク台数を予め設定したn台、この実施形態にあってはn=1台を追加して、ボリューム38のサイズを増加する。続いてステップS12で、既存ディスク装置のデータを追加したディスク装置に再配置することで、追加したディスク装置にアクセスが集中することを防止する。
一方、ステップS10で、既にボリュームに対するディスク装置に追加処理が終了して追加できない場合には、ステップS13で性能低下が判定されたことのエラー通知を行う。このエラー通知は、必要に応じてサーバ側やディスクアレイ装置の管理用のパーソナルコンピュータあるいは筐体パネルに表示され、性能低下を改善するための人為的な対応を可能とする。このようなステップS1〜S13の処理を、ステップS14で停止指示があるまで繰り返す。
図7は図5(A)の最低性能閾値テーブル52−1により設定された最低性能閾値を用いた図6のステップS8における性能判定処理の詳細を示したフローチャートである。図7において、最低性能閾値を用いた性能判定処理は、ステップS1で特定のディスク装置の性能測定値を読み込む。
例えば図4における最新の性能測定値テーブル50−1からディスク装置36−1につき、最初の性能測定値であるリードライト性能56について測定結果A1を読み込む。次にステップS2で、図5(A)の最低性能閾値テーブル52−1からリードライト性能の最低性能閾値TH[A1]を読み込む。
続いてステップS3でリードライト性能A1と最低性能閾値TH[A1]を比較し、最低性能閾値TH[A1]よりリードライト性能A1が小さければ性能低下と判定し、ステップS7で性能低下フラグをオンして、図6のメインルーチンにリターンする。
一方、ステップS4で、リードライト性能A1が最低性能閾値TH[A1]より大きく性能低下と判定されなかった場合には、ステップS5に進み、全ディスク装置を判定したか否かチェックし、未判定であることからステップS1に戻り、次のディスク装置36−2について同様な処理を繰り返す。
ステップS5で全ディスク装置の判定を判別すると、ステップS6に進み、全測定項目を判定したか否かチェックし、未判定であればステップS1に戻り、次の性能測定値である応答時間について同様な処理を繰り返す。
このようにして全てのディスク装置36−1〜36−3について、リードライト性能、応答時間、シーク時間、回転待ち時間、エラー回数、空き容量のそれぞれの測定値を最低性能閾値と比較し、最低性能閾値以下となる性能測定値を判定した段階で性能低下フラグをオンして図6のメインルーチンに戻り、ステップS9で性能低下を認識し、ステップS10でディスク装置追加可能であることを条件に、ステップS11でディスク装置を追加してボリュームサイズを増加することになる。
図8は相対性能閾値を用いた図6のステップS8による性能判定処理の詳細を示したフローチャートである。図8にあっては、まずステップS1で全ディスク装置の性能測定値から各項目ごとの相対性の閾値を算出する。例えば図4に示す最新の性能測定値テーブル50−1を例に取ると、例えばリードライト性能56については、3台のディスク装置36−1〜36−3のリードライト性能A1,A2,A3とその相対故障率Nを用いて、リードライト性能の相対性能閾値TH[A2]を
TH[A2]=[(A1+A2+A3)/3]×N
として算出する。同様にして、応答時間58、シーク時間60、回転待ち時間62、エラー回数64及び空き容量66について、相対性の閾値TH[B2]、TH[C2],TH[D2]、TH[E2]、TH[F2]を算出する。
続いてステップS2でディスク装置の性能測定値を読み込む。例えば図4における最新の性能測定値テーブル50からディスク装置36−1のリードライト性能56の測定結果A1を読み込む。続いてステップS3で、ステップS1で算出された相対性能閾値をステップS2で読み込んだ測定性能値と比較し、ステップS4で性能測定値が測定性能閾値以下であれば性能低下と判定し、ステップS7で性能低下フラグをオンして、図6のメインルーチンにリターンする。
性能測定値が相対性能閾値より大きい場合には、ステップS5で全ディスク装置を判定したか否かチェックし、ステップS2で次のディスク装置について同様な処理を繰り返す。またステップS5で全ディスク装置を判定した場合には、ステップS6で全測定項目を判定したか否かチェックし、ステップS2に戻り、次の測定項目につき同様な処理を繰り返す。
この結果、図4の最新の性能測定値テーブル50における性能測定値につき、図5(B)の算出された相対性能閾値テーブル52−2の相対性の閾値との比較判定が行われ、いずれか1つでも性能低下が判定されると、ボリュームにディスクを追加してボリュームサイズを増加させることで性能改善を行うことになる。
図9は図6のステップS12におけるディスク装置を追加した後のデータ再配置処理のフローチャートであり、このフローチャートにあっては、パリティ計算のために既存ディスク装置からの読出しを必要とする場合を例に取っている。
図9において、データ再配置処理は、ステップS1で既存ディスク装置から最新の保存ファイルに対応したサイズのデータブロックを読み出し、続いてステップS2でパリティ計算に必要な既存ディスク装置のデータブロックを読み出し、ステップS3で追加ディスク装置の再配置に伴う新パリティを計算する。
続いてステップS4で、追加したディスク装置のブロックアドレスを順次指定して追加ディスク装置にデータブロックを書き込むと同時に、パリティ用ディスク装置にパリティを書き込む。
図10は性能低下を判定した際のディスク装置の追加によるボリュームサイズを増加する処理の説明図である。図10(A)は追加前のボリューム38であり、データ用ディスク装置36−1,36−2とパリティ用ディスク装置36−3でRAIDレベル4のボリューム38を構成している。
例えばデータディスク36−1には最新のファイルの書込データとしてデータブロックA1,B1,C1,D1が格納され、データ用ディスク装置36−2にはデータブロックA2,B2,C2,D2が格納されており、パリティ用ディスク装置36−3には両者の排他論理和で算出したパリティP1,P2,P3,P4が格納されている。
この状態で、制御モジュール18においていずれかのディスク装置の性能低下が判定されると、図10(B)のようにディスク装置36−4が追加され、ボリューム38のサイズが拡大される。
このような追加ディスク装置36−4によるボリューム38の拡大後、図11に示すように、図9のフローチャートに従ったデータ再配置処理が実行される。
図11(A)は、既存のデータ用ディスク装置36−1,36−2からファイル70を構成するデータブロックA1,B1,C1,D1及びデータブロックA2,B2,C2,D2を、制御モジュール18のメモリ上に読み出している。このファイル70として読み出したデータブロックを、図11(B)のように全て空き状態にある追加ディスク装置36−4に書き込む。この場合、パリティ用ディスク装置36−3については、追加ディスク装置36−4に対するデータブロックの書込みに伴って新たに計算されたパリティP‘1〜P’8が書き込まれる。
図12は図11のデータ再配置処理の詳細を示した説明図であり、各ディスク装置ごとにデータブロックをブロックアドレス順に並べて配置している。図12(A)はデータ再配置前のディスク装置36−1〜36−4におけるデータブロックの格納状態である。
この格納状態において、データ際配置は、まずファイル70を構成する既存のディスク装置36−1,36−2の例えば先頭から4ブロックの読出領域72−1,72−2を読み出し、図12(B)の追加したディスク装置36−4の再配置領域74−1,74−2のようにデータを再配置する。
このときパリティ用のディスク装置36−3のパリティ更新領域76−1,76−2にはデータ再配置に伴い新たに計算したパリティP1’〜P8’を格納する。
このパリティP1’〜P8’の計算は、パリティ更新領域76−1については読出領域72−1のデータブロックA1〜D1のみからパリティP1’〜P4’が計算できる。一方、パリティ更新領域76−2については、データ再配置領域74−2のデータブロックA2,B2,C2,D2と既存のディスク装置36−1,36−2の別の4ブロック分の読出領域78−1,78−2のデータブロックとの排他論理和が必要であり、このため既存のディスク装置36−1,36−2の読出領域78−1,78−2を読み出してデータ再配置領域74−1,74−2との間で同一ブロックアドレスのデータブロック群ごとに排他論理和からパリティP5’〜P8’を計算して更新している。
図13は図6のステップS12における追加したディスク装置に対するデータ再配置処理の他の実施形態を示したフローチャートであり、このデータ再配置処理にあっては、既存のディスク装置から読み出した再配置データブロックのみでパリティ計算ができるようにしている。
図13において、データ再配置処理は、ステップS1で既存ディスク装置から規定サイズのデータブロックを読み出し、ステップS2で追加したディスク装置へのデータ再配置に伴う新パリティを計算する。そしてステップS3で空きブロックアドレスを順次指定して、既存のディスク装置及び追加したディスク装置を含む全てのデータ用のディスク装置にデータブロックを書き込むと同時に、パリティ用のディスク装置にパリティを書き込んでいる。
図14は図13のフローチャートに対応したデータ再配置処理の説明図である。図14(A)はディスク装置36−4を追加した際のデータ再配置のための既存ディスク装置からの読出処理である。このデータ再配置のための読出しは、既存のディスク装置36−1,36−2からファイル70を構成するデータブロックA1,B1,C1,D1及びデータブロックA2,B2,C2,D2を読み出す。
続いて図14(B)のように、ファイル70を構成するデータブロックを既存のディスク装置36−1,36−2及び追加ディスク装置36−4の空き領域に均等となるように書き込む。
即ち、ファイル70は8つのデータブロックで構成されていることから、先頭から順番に既存のディスク装置36−1,36−2に3つずつデータブロックを書き込み、残り2つを、追加したディスク装置36−4に書き込む。
この場合、パリティ用のディスク装置36−3については、既存のディスク装置36−1,36−2から読み出したファイル70を構成するデータに基づいてパリティP‘1,P’2,P‘3を算出して格納しており、図11のデータ再配置のように、パリティ計算のために改めて既存のディスク装置36−1,36−2から別のデータブロックを読み出す必要はない。
図15は図14のデータ再配置処理の詳細を示した説明図である。図15(A)はデータ再配置前の状態であり、ファイル70を構成するデータブロックとなる例えば先頭から4ブロック分の読出領域72−1,72−2を既存のディスク装置36−1,36−2から読み出す。
そして図15(B)のように、読み出した8つのデータブロックA1〜D1,A2〜D2を、先頭から均等となるようにデータブロックA1〜C1、データブロックA2〜C2、データブロックD1,D2に分け、既存のディスク装置36−1,36−2及び追加したディスク装置36−4に空き領域を再配置領域82−1,82−2,82−4としてブロックアドレスを指定して順次読み込む。
このときパリティ用ディスク装置36−3の再配置領域82−3については、パリティP1’,P2’,P3’を計算して格納する。パリティP1’,P2’,P3’の計算は、図15(B)のディスク装置36−1,36−2,36−4における再配置領域82−1,82−2,82−4のデータブロックの割当に従い、同じブロックアドレスに位置するデータブロック、即ち(A1,A2,D1)、(B1,B2,D2)及び(C1,C2)のそれぞれについて排他論理和計算を行うことでパリティP1’,P2’,P3’を算出して書き込む。
このような図13〜図15のデータ再配置にあっては、データ再配置の際のパリティ計算がデータ再配置を行うデータブロックのみから計算でき、改めてパリティを計算するためのデータブロックを既存のディスク装置から読み出す必要がない分だけ処理負担が軽減できる。
更に本発明は、図2のディスクアレイ装置10に設けた制御モジュール18−1におけるCPU22により実行されるプログラムを提供するものであり、このプログラムは図6,図7,図8,図9,図13のフローチャートに従った処理手順を備えることになる。
また上記の実施形態はボリュームとしてRAIDレベル4で構成した場合を例に取るものであったが、他のRAIDレベルの構成をとるボリュームについても、特定のディスク装置の性能低下を判定した際にボリュームサイズを増加するようにディスクサイズを追加することで適用できる。
また上記の実施形態にあっては、図4に示した性能測定値テーブルにつき、最新の性能測定値テーブルの測定結果と性能閾値を比較して性能低下を判定しているが、最新の性能測定テーブルを含む複数の性能測定テーブルから各性能測定値の平均値を算出して性能閾値の比較して性能低下を判定するようにしても良い。
この点は、図5(B)の相対性能閾値テーブル52−2における相対性能閾値の算出についても同様であり、最新の算出した相対性能閾値と過去に算出している複数テーブル分の相対性能閾値との平均値を計算して、性能測定値との比較判定に使用する。
このように複数の測定タイミング分の性能測定値テーブルの測定結果を使用することで、一時的な性能低下を処理対象から除外し、安定した性能評価ができる。
また上記の実施形態はネットワークのストレージとして使用するディスクアレイ装置を例に取るものであったが、本発明はこれに限定されず、メインフレームなどのストレージとして使用可能なディスクアレイ装置についても、複数のディスク装置で構成されるボリュームを使用している場合につきそのまま適用することができる。
また本発明は、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
ここで、本発明の特徴をまとめて列挙すると次の付記のようになる。
(付記1)
上位装置からの入出力要求に基づき、RAID構成をとる複数の記憶デバイスにより構成されたボリュームにアクセスする記憶制御方法に於いて、
前記複数の記憶デバイスの性能を装置稼動中に定期的に測定する性能測定ステップと、
前記性能測定ステップにより測定した性能測定値を保存する性能測定値保存ステップと、
前記性能測定値保存ステップの性能測定値から性能低下を判別した際に、記憶デバイスの追加により前記ボリュームのサイズを大きくする性能改善ステップと、
を備えたことを特徴とする記憶制御方法。(1)
(付記2)
付記1記載の記憶制御方法に於いて、
前記性能測定ステップは、前記記憶デバイスにおける複数種類の性能を測定し、
前記性能測定値保存ステップは前記性能測定ステップで測定された複数種類の性能測定値を保存し、
前記性能改善ステップは、前記複数種類の性能測定値毎に性能閾値を設定し、少なくとも何れか1つの性能測定値が対応する性能閾値を下回った際に、記憶デバイスの追加により前記ボリュームのサイズを大きくすることを特徴とする記憶制御方法。(2)
(付記3)
付記1記載の記憶制御方法に於いて、前記記憶デバイスはディスク媒体にデータを読み書きするディスク装置であり、前記ディスク装置の性能測定値は、単位時間当りのデータ転送量となるリード及びライト性能、コマンドを受領してから終了応答するまでの応答時間、コマンドを受領してから目的トラックにヘッド移動してオントラックするまでのシーク時間、目的トラックオントラックしてからヘッドに目的セクタが現れるまでのディスクの回転待ち時間、一定時間内のエラー回数および空き容量の何れか又は組合せを含むことを特徴とする記憶制御方法。(3)
(付記4)
付記1記載の記憶制御方法に於いて、前記性能改善ステップは、性能測定値に対応して最低性能閾値を予め設定し、性能測定値が前記最低性能閾値以下となった場合に記憶デバイスの追加により前記ボリュームのサイズを大きくすることを特徴とする記憶制御方法。
(付記5)
付記1記載の記憶制御方法に於いて、前記性能改善ステップは、前記複数の記憶デバイスの性能測定値の平均値に所定の相対性能率を乗じて相対性能閾値を求め、性能測定値が前記相対性能閾値以下となった場合に記憶デバイスの追加により前記ボリュームのサイズを大きくすることを特徴とする記憶制御方法。
(付記6)
付記1記載の記憶制御方法に於いて、前記性能改善ステップは、記憶デバイスを追加した際に、既存記憶デバイスに書き込まれていたデータの一ステップを前記追加記憶デバイスに再配置することを特徴とする記憶制御方法。
(付記7)(追加ディスク及び既存ディスクへの再配置)
付記1記載の記憶制御方法に於いて、前記性能改善ステップは、記憶デバイスを追加した際に、既存記憶デバイスの書き込まれていたデータの一ステップを前記追加記憶デバイス及び既存記憶デバイスに再配置することを特徴とする記憶制御方法。
(付記8)
上位装置からの入出力要求に基づき、RAID構成をとる複数の記憶デバイスにより構成されたボリュームにアクセスする記憶制御装置のコンピュータに、
前記複数の記憶デバイスの性能を装置可動中に定期的に測定する性能測定ステップと、
前記性能測定ステップにより測定した性能測定値を保存する性能測定値保存ステップと、
前記性能測定値保存ステップの性能測定値から性能低下を判別した際に、記憶デバイスの追加により前記ボリュームのサイズを大きくする性能改善ステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。(4)
(付記9)
付記8記載のプログラムに於いて、
前記性能測定ステップは、前記記憶デバイスにおける複数種類の性能を測定し、
前記性能測定値保存ステップは前記性能測定ステップで測定された複数種類の性能測定値を保存し、
前記性能改善ステップは、前記複数種類の性能測定値毎に性能閾値を設定し、少なくとも何れか1つの性能測定値が対応する性能閾値を下回った際に、記憶デバイスの追加により前記ボリュームのサイズを大きくすることを特徴とするプログラム。
(付記10)
付記8記載のプログラムに於いて、前記記憶デバイスはディスク媒体にデータを読み書きするディスク装置であり、前記ディスク装置の性能測定値は、単位時間当りのデータ転送量となるリード及びライト性能、コマンドを受領してから終了応答するまでの応答時間、コマンドを受領してから目的トラックにヘッド移動してオントラックするまでのシーク時間、目的トラックオントラックしてからヘッドに目的セクタが現れるまでのディスクの回転待ち時間、一定時間内のエラー回数および空き容量の何れか又は組合せを含むことを特徴とするプログラム。
(付記11)
付記8記載のプログラムに於いて、前記性能改善ステップは、性能測定値に対応して最低性能閾値を予め設定し、性能測定値が前記最低性能閾値以下となった場合に記憶デバイスの追加により前記ボリュームのサイズを大きくすることを特徴とするプログラム。
(付記12)
付記8記載のプログラムに於いて、前記性能改善ステップは、前記複数の記憶デバイスの性能測定値の平均値に所定の相対性能率を乗じて相対性能閾値を求め、性能測定値が前記相対性能閾値以下となった場合に記憶デバイスの追加により前記ボリュームのサイズを大きくすることを特徴とするプログラム。
(付記13)
付記8記載のプログラムに於いて、前記性能改善ステップは、記憶デバイスを追加した際に、既存記憶デバイスに書き込まれていたデータの一ステップを前記追加記憶デバイスに再配置することを特徴とするプログラム。
(付記14)
付記8記載のプログラムに於いて、前記性能改善ステップは、記憶デバイスを追加した際に、既存記憶デバイスに書き込まれていたデータの一ステップを前記追加記憶デバイス及び既存記憶デバイスに再配置することを特徴とするプログラム。
(付記15)
上位装置からの入出力要求に基づき、RAID構成をとる複数の記憶デバイスにより構成されたボリュームにアクセスする記憶制御装置に於いて、
前記複数の記憶デバイスの性能を装置可動中に定期的に測定する性能測定部と、
前記性能測定部により測定した性能測定値を保存する性能測定値保存部と、
前記性能測定値保存部の性能測定値から性能低下を判別した際に、記憶デバイスの追加により前記ボリュームのサイズを大きくする性能改善部と、
を備えたことを特徴とする記憶制御装置。(5)
(付記16)
付記15記載の記憶制御装置に於いて、
前記性能測定部は、前記記憶デバイスにおける複数種類の性能を測定し、
前記性能測定値保存部は前記性能測定部で測定された複数種類の性能測定値を保存し、
前記性能改善部は、前記複数種類の性能測定値毎に性能閾値を設定し、少なくとも何れか1つの性能測定値が対応する性能閾値を下回った際に、記憶デバイスの追加により前記ボリュームのサイズを大きくすることを特徴とする記憶制御装置。
(付記17)
付記15記載の記憶制御装置に於いて、前記記憶デバイスはディスク媒体にデータを読み書きするディスク装置であり、前記ディスク装置の性能測定値は、単位時間当りのデータ転送量となるリード及びライト性能、コマンドを受領してから終了応答するまでの応答時間、コマンドを受領してから目的トラックにヘッド移動してオントラックするまでのシーク時間、目的トラックオントラックしてからヘッドに目的セクタが現れるまでのディスクの回転待ち時間、一定時間内のエラー回数、空き容量を含むことを特徴とする記憶制御装置。
(付記18)
付記15記載の記憶制御装置に於いて、前記性能改善部は、性能測定値に対応して最低性能閾値を予め設定し、性能測定値が前記最低性能閾値以下となった場合に記憶デバイスの追加により前記ボリュームのサイズを大きくすることを特徴とする記憶制御装置。
(付記19)(相対性能閾値)
付記15記載の記憶制御装置に於いて、前記性能改善部は、前記複数の記憶デバイスの性能測定値の平均値に所定の相対性能率を乗じて相対性能閾値を求め、性能測定値が前記相対性能閾値以下となった場合に記憶デバイスの追加により前記ボリュームのサイズを大きくすることを特徴とする記憶制御装置。
(付記20)
付記15記載の記憶制御装置に於いて、前記性能改善部は、記憶デバイスを追加した際に、既存記憶デバイスに書き込まれていたデータの一部を前記追加記憶デバイスに再配置することを特徴とする記憶制御装置。
本発明の原理説明図 本発明が適用されるディスクアレイ装置のブロック図 本発明が適用された図2のディスクアレイ装置の機能構成のブロック図 図3の性能測定値テーブルの説明図 図3の性能閾値テーブルの説明図 図3における本発明の記憶制御処理のフローチャート 最低性能域閾値を用いた図6の性能判定処理のフローチャート 相対性能域閾値を用いた図6の性能判定処理のフローチャート パリティ計算に既存ディスク装置からの読出しを必要とする図6のデータ再配置処理のフローチャート 性能低下を判定した際のディスク装置の追加によるボリュームサイズを増加する処理の説明図 図10に対応した既存ディスクの一部のデータブロックを追加ディスク装置に書き込む再配置処理の説明図 図11の再配置処理の詳細を示した説明図 既存ディスク装置からの再配置データブロックのみを読出してパリティ計算ができる図6のデータ再配置処理のフローチャート 図13に対応したデータ再配置処理の説明図 図14の再配置処理の詳細を示した説明図
符号の説明
10:ディスクアレイ装置
12−1,12−2:サーバ
14:ネットワーク
16: チャネルアダプタ
18,18−1,18−2:制御モジュール
20−1,20−2:ディスクアレイ
22:CPU
24:バス
26:通信アダプタ
28:キャッシュメモリ
30,30−1,30−2:デバイスインタフェース
32−1,32−2,34−1,34−2:デバイスパス
36,36−1〜36−4:ディスク装置(記憶デバイス)
38:ボリューム
40:リソース処理部
42:キャッシュ処理部
44:RAID制御部
46:性能測定部
48:性能測定値保存部
50:性能測定値テーブル
52:性能閾値テーブル
54:性能改善部
56:リードライト性能
58:応答時間
60:シーク時間
62:回転待ち時間
64:エラー回数
66:空き容量
70:ファイル

Claims (5)

  1. 上位装置からの入出力要求に基づき、RAID構成をとる複数の記憶デバイスにより構成されたボリュームにアクセスする記憶制御方法に於いて、
    前記複数の記憶デバイスの性能を装置稼動中に定期的に測定する性能測定ステップと、
    前記性能測定ステップにより測定した性能測定値を保存する性能測定値保存ステップと、
    前記性能測定値保存ステップの性能測定値から性能低下を判別した際に、記憶デバイスの追加により前記ボリュームのサイズを大きくする性能改善ステップと、
    を備えたことを特徴とする記憶制御方法。
  2. 請求項1記載の記憶制御方法に於いて、
    前記性能測定ステップは、前記記憶デバイスにおける複数種類の性能を測定し、
    前記性能測定値保存ステップは前記性能測定ステップで測定された複数種類の性能測定値を保存し、
    前記性能改善ステップは、前記複数種類の性能測定値毎に性能閾値を設定し、少なくとも何れか1つの性能測定値が対応する性能閾値を下回った際に、記憶デバイスの追加により前記ボリュームのサイズを大きくすることを特徴とする記憶制御方法。
  3. 請求項1記載の記憶制御方法に於いて、前記記憶デバイスはディスク媒体にデータを読み書きするディスク装置であり、前記ディスク装置の性能測定値は、単位時間当りのデータ転送量となるリード及びライト性能、コマンドを受領してから終了応答するまでの応答時間、コマンドを受領してから目的トラックにヘッド移動してオントラックするまでのシーク時間、目的トラックオントラックしてからヘッドに目的セクタが現れるまでのディスクの回転待ち時間、一定時間内のエラー回数および空き容量の何れか又は組合せを含むことを特徴とする記憶制御方法。
  4. 上位装置からの入出力要求に基づき、RAID構成をとる複数の記憶デバイスにより構成されたボリュームにアクセスする記憶制御装置のコンピュータに、
    前記複数の記憶デバイスの性能を装置可動中に定期的に測定する性能測定ステップと、
    前記性能測定ステップにより測定した性能測定値を保存する性能測定値保存ステップと、
    前記性能測定値保存ステップの性能測定値から性能低下を判別した際に、記憶デバイスの追加により前記ボリュームのサイズを大きくする性能改善ステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  5. 上位装置からの入出力要求に基づき、RAID構成をとる複数の記憶デバイスにより構成されたボリュームにアクセスする記憶制御装置に於いて、
    前記複数の記憶デバイスの性能を装置可動中に定期的に測定する性能測定部と、
    前記性能測定部により測定した性能測定値を保存する性能測定値保存部と、
    前記性能測定値保存部の性能測定値から性能低下を判別した際に、記憶デバイスの追加により前記ボリュームのサイズを大きくする性能改善部と、
    を備えたことを特徴とする記憶制御装置。
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