JP2006318100A - 照合確認方法、帳票データ化装置および帳票データ化システム - Google Patents

照合確認方法、帳票データ化装置および帳票データ化システム Download PDF

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Abstract

【課題】 権限の無いオペレータに特定項目の内容が漏洩することを防止する。
【解決手段】 複数の項目から成る帳票のイメージデータに基づいて、当該帳票の内容を文字コード化して得た文字データの内容を表示確認する帳票データ化システム10において、オペレータ権限に応じて、イメージデータの特定項目および文字データの特定項目の表示をブラインド表示することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、帳票の内容を文字コード化した文字データの内容を当該帳票のイメージデータに基づいて照合確認を行うための方法および該照合確認方法を用いた帳票データ化装置および帳票データ化システム。
複数の項目から成る帳票をデータ化するとき、当該帳票のイメージ取得を行ってイメージデータが生成されると共に、当該帳票の記載内容を文字認識または手入力によって文字コード化した文字データとが生成される。生成された帳票の文字データは、当該帳票のイメージデータに基づいて照合確認が行われている。照合確認を行うことで、文字データの信頼性の向上が図られている。
ところで、金融機関などで用いる帳票には、秘匿性を必要とする暗証番号などの項目があり、このような帳票をデータ化した文字データの照合確認を行うとき、従来の表示確認方法では、オペレータが全ての項目を参照することができた。従って、権限の無いオペレータでも、秘匿性を必要とする項目に記載された内容を知ることができ、これが問題となっていた。
従って、前記した課題に鑑みて、本発明の目的は、権限の無いオペレータに特定項目の内容が漏洩することを防止する照合確認方法および該照合確認方法を用いた帳票データ化装置と帳票データ化システムを提供することにある。
本発明は、以上の点を解決するために、次の構成を採用する。
複数の項目から成る帳票のイメージデータに基づいて、当該帳票の内容を文字コード化して得た文字データの内容を表示確認する方法において、オペレータ権限に応じて、イメージデータの特定項目および文字データの特定項目の表示をブラインド表示することを特徴とする。
複数の項目から成る帳票のイメージデータに基づいて、当該帳票の内容を文字コード化して得た文字データの内容を表示確認する帳票データ化装置において、オペレータ権限に応じて、イメージデータの特定項目および文字データの特定項目の表示をブラインド表示することを特徴とする。
複数の項目から成る帳票のイメージデータに基づいて、当該帳票の内容を文字コード化して得た文字データの内容を表示確認する帳票データ化システムにおいて、オペレータ権限に応じて、イメージデータの特定項目および文字データの特定項目の表示をブラインド表示することを特徴とする。
本発明によれば、オペレータ権限に応じて、帳票のイメージデータの特定項目および当該帳票の文字データの特定項目をブラインド表示することから、権限の無いオペレータは、特定項目の内容を参照することができず、特定項目に示された内容を権限の無いオペレータに対し秘匿にすることができる。これにより、本発明によれば、権限の無いオペレータに特定項目の内容が漏洩することを防止することができる。
以下、本発明の実施形態について、図を用いて詳細に説明する。以下の説明では、各実施の形態に用いる図面について同一の構成要素は同一の符号を付し、かつ重複する説明は可能な限り省略する。
本実施例で扱う帳票は、図3に示すように、店番、預金種目、口座番号、暗証番号、住所、氏名、フリ仮名などの項目で構成されており、本実施例の帳票データ化システムは、前記帳票の内容を文字コード化して文字データを生成し、該文字データの照合確認を行う。
本実施例の帳票データ化システム10は、図1に示すように、入力装置20と、処理装置30と、照会確認装置40とを備えており、各装置がネットワークを介して接続されている。
入力装置20は、スキャナで帳票のイメージデータを取得してイメージデータを生成すると共に、帳票の各項目に記載された内容を文字コード化する。
ところで、入力装置20は、文字コード化する機能の違いにより2種類あり、一方の入力装置は、オペレータが帳票の記載内容を文字入力して文字コード化するための入力端末であり、他方の入力装置は、図2に示すように、帳票のイメージを取得するためのスキャナ21と、該スキャナで生成するイメージデータに基づいて文字認識を行う認識端末22とで構成されており、帳票の記載内容を自動的に文字コード化する。
処理装置30は、入力装置20および照会確認装置40と通信するための通信部31と、画面表示を行ってオペレータからの入力を受けるための表示入力部32と、表示入力部32で入力される例えばオペレータの参照権限と入力装置20から取得するイメージデータおよび文字コードとに基づいて文字データを生成するデータ処理部33と、生成した文字データをイメージデータに対応付けて保持するデータ保持部34とを備える。
表示入力部32は、図示しないモニタに画面表示する機能を備えており、画面表示された案内に沿ってオペレータが例えば参照権限などを入力する。この参照権限は、各項目毎に設定すべく入力される。ところで、各項目毎に設定される参照権限により、後述する参照確認において、参照権限を有する身分のオペレータだけが、項目内容を参照することができる。
データ処理部33は、入力装置20から取得する帳票のイメージデータおよび帳票の記載内容を示す文字コードとオペレータから取得する参照権限とに基づいて、項目名と、イメージデータにおける当該項目の位置範囲と、当該項目の内容を示す文字コードと、オペレータの参照権限とで構成された文字データを生成する(図5参照)。
尚、生成した文字データは、イメージデータに対応付けられてデータ保持部34で保持される。
ところで、文字データにおける参照権限には、オペレータの参照権限(ランク)が示されており、当該ランクより、ランクが低いオペレータは、項目内容を参照する権限がない。
イメージデータにおける項目の位置範囲を示すデータは、例えば項目が暗証番号であるとき、該暗証番号の帳票上の項目位置を示すイメージデータにおける座標と、当該座標を基準として暗証番号が示された項目の範囲を示す縦横寸法とが示されている。
尚、データ処理部33は、項目の位置範囲を示すデータを生成するために、帳票の雛型に基づいて、イメージデータにおける項目の位置範囲を示すデータを予め作成して保持しており、入力装置20から取得した帳票のイメージデータと、予め保持する項目の位置範囲を示すデータとに基づいて位置ズレ量を求め、求めたズレ量に基づいて項目の位置範囲を示すデータの補正を行う。
照会確認装置40は、データを授受するための確認通信部41と、確認通信部41を介して取得する帳票のイメージデータおよび文字データを保持するための確認データ保持部42と、該確認データ保持部42で保持するデータに基づいて参照確認を行うための確認表示入力部43と、確認表示入力部43で入力される修正内容に基づいて確認データ保持部42で保持する文字データの内容を修正する確認データ処理部44とを備えるオペレータ端末である。
照会確認装置40は、処理装置30で保持する文字データと、該データに対応付けられているイメージデータとを確認通信部41を介して取得すると、取得したデータを確認データ保持部42で保持する。
確認表示入力部43は、確認データ保持部42で保持する文字データおよびイメージデータに基づいて画面表示を行う。表示画面は、図6に示すように、上段にイメージデータに基づく帳票のイメージを表示し、下段に文字データに基づいて各項目とその内容を表示する。照会確認担当のオペレータは、表示画面に基づいて、文字データの各項目の内容を帳票のイメージに基づいて確認を行う。
確認データ処理部44は、オペレータが確認表示入力部43で入力する修正内容に従って、確認データ保持部42で保持する文字データにおける項目内容の修正を行う。
ところで、前記した表示画面に基づく文字データ内容の参照確認に先立ち、当該参照確認を行うオペレータの権限が確認表示入力部43で取得される。確認表示入力部43は、取得したオペレータの参照権限と、文字データの各項目の参照権限とを比較して、当該文字データの各項目の参照権限が参照確認担当のオペレータから取得する参照権限より高いとき、図9に示すように、該当する項目を、参照確認担当のオペレータが参照できないようにブラインド表示制御する。尚、図9に示す表示画面では、暗証番号の項目内容がブラインド表示されている。
参照確認担当のオペレータは、表示画面に基づいて、文字データにおける各項目内容が帳票のイメージの項目内容に相違していないか確認を行い、相違している場合には確認表示入力部43で修正を行う。尚、文字データにおける項目内容に修正が行われると、当該項目内容の確認を行う必要があることから、図4に示すように、他のオペレータが利用する照会確認装置40へ、修正が施された文字データとイメージデータとが送られて、当該照会確認装置40で照合確認処理が行われる。尚、文字データの項目内容が再度修正された場合には、更に他の照合確認装置で照合確認処理が行われる。
次に、本実施例の帳票データ化システム10の動作をフローチャートを用いて説明する。
先ず、帳票の文字データを生成するに先立ち、文字データの雛型を作成する。すなわち、項目内容のみが不定の文字データを生成する。尚、項目内容のみが不定の文字データを便宜的に雛型データと称す。
雛型データの生成を図7のフローチャートに沿って説明する。
先ず、雛型データを生成するために、入力装置20で帳票の画像を読取り、イメージデータを生成する(ステップS1)。
オペレータは、雛型データを生成するための項目名の設定を行い(ステップS2)、帳票のイメージデータにおいて、設定した項目名の内容が示されている範囲を矩形で指定する(ステップS3)。この指定により、イメージデータにおける矩形の基準となる座標と、当該座標を基点とする矩形の範囲を示す縦横寸法とが設定される。
項目の位置範囲の設定後、当該項目の内容を参照可能なオペレータ権限の設定を行う(ステップS4)。尚、本実施例では、レベル3よりランクの高いオペレータに参照権限があることを前提に説明を行う。
次に、当該項目の内容を文字コードで示すための領域を確保する。これにより、図5に示すように、各項目毎に項目名の設定と、項目の位置範囲の設定と、参照権限の設定と、項目内容のための領域とが確保された雛型データが生成されて処理装置30で保持される(ステップS5)。
保持する雛型データは、後述する文字データの生成においてコピーされる。コピーデータは、項目内容が不定であることから、該項目内容に必要な情報を組み込む必要があり、このように、コピーデータに必要な情報が組み込まれて文字データが生成される。
ここで、文字データの生成動作を、図8のフローチャートに沿って詳細に説明する。
先ず、処理装置30で保持する雛型データが読み出され、該雛型データがコピーされる。次に、図3に示す帳票の画像を入力装置20で読取り(ステップS11)、イメージデータを生成する。イメージデータを取得すると、オペレータに参照権限としてのオペレータランクの入力要求を行う(ステップS12)。この要求に応じてオペレータから入力されたランクが図示しない記憶部に保持される。尚、オペレータランクの取得は、当該帳票データ化システム10にログインする際、オペレータのIDに基づいてデータベース(図示せず)から取得するようにしてもよい。
次に、文字コードの取得方法の選択を行う。すなわち、入力端末から文字コードを直接入力するか、又は図2に示す認識端末22で帳票のイメージデータに基づいて文字認識を行って文字コードを取得するか、文字コードの取得方法の選択を行う(ステップS13)。
尚、以降の説明では、入力端末から文字コードを直接入力する例で説明を行う。
処理装置30は、選択した方法で項目名を取得すると(ステップS14)、保持している雛型データの該当項目のオペレータランクをチェックし、担当オペレータのランクが当該項目の参照権限(レベル3)より高いか否かを判定する(ステップS15)。
担当オペレータが当該項目の参照権限が無いとき、表示入力部32は、図9における上段のイメージ表示の該当項目をブラインド表示する(ステップS16)。
尚、イメージデータの表示は、全ての項目に対する参照権限をチェックした後、一括的に表示制御される。
ここで、ブラインド表示を具体的に説明する。
先ず、雛型データ(雛型データをコピーしたコピーデータ)における該当項目の項目位置範囲を取得し、該位置範囲に示されている基準座標からの位置と範囲とを取得する。例えば項目が暗証番号であるとき、該暗証番号の項目位置を示すイメージデータにおける座標と、当該座標を基準として暗証番号が示された項目範囲を示す縦横寸法とが取得される。
表示入力部32は、取得した座標と該座標を基準とする縦横寸法とに基づいて、図9における帳票イメージの表示において、項目が暗証番号の内容をブラインド表示する。例えば、帳票イメージの上に重ねて、暗証番号の項目範囲に不透明な矩形を表示したり、表示用のメモリにロードした帳票イメージの該当範囲の画素を特定の色やパターンで書換える。
尚、イメージデータの表示は、全ての項目に対する参照権限をチェックした後、一括的に表示制御される。
次に、表示入力部32は、図6における下段の項目名の一覧表示を行う(ステップS17)。尚、この一覧表示では、各項目の内容(図6において「データ」と示されている内容)は表示されておらず、空白の各項目内容は以降の処理において文字コードが取得されて入力が行われる。
表示入力部32は、前記項目名の一覧から選択する操作により、オペレータに指定された項目を取得すると(ステップS18)、雛型データにおける該当項目に設定されている参照権限を読出し、オペレータに参照する権限があるか否かをチェックする(ステップS19)。
オペレータに参照権限があるとき、表示入力部32は、当該項目の位置範囲を雛型データ(雛型データをコピーしたデータ)から取得する(ステップS20)。表示入力部32は、図6における上段のイメージ表示において、取得した位置範囲に示される項目の枠を明瞭に表示する(ステップS21)。尚、このとき、該当項目の位置が現在表示されている範囲の外にあるときは、該当項目が中心になるようイメージの表示範囲が自動的に変更される。これにより、オペレータは、明瞭に表示された枠内に示された内容を瞬時に把握することができる。
オペレータは、把握した内容を表示入力部32で入力すると、入力された内容が文字コード化される。データ処理部33は、雛型データをコピーしたデータにおける該当項目の内容に表示入力部32から入力された文字コードを付加する。
前記したステップS18からの処理を繰り返し、雛型データをコピーしたデータにおける全項目の内容を文字コードで入力し終えると、該データを文字データとして、帳票のイメージデータに対応付けてデータ保持部34で保持する(ステップS23)。
尚、前記したステップS19において、オペレータに参照権限が無いとき、当該項目における項目内容の入力が禁止される(ステップS24)。
次に、生成された文字データにおいて、各項目内容が帳票のイメージの項目内容に相違していないか確認する照会確認装置40の動作を図11のフローチャートに沿って説明する。
照会確認装置40は、オペレータに参照権限としてのオペレータランクの入力要求を行い、参照権限を取得する(ステップS31)。尚、オペレータランクの取得は、当該帳票データ化システム10にログインする際、オペレータのIDに基づいてデータベース(図示せず)から取得するようにしてもよい。
次に、照会確認装置40は、確認通信部41を介して処理装置30と通信を行い、該処理装置30のデータ保持部34で保持する文字データおよびイメージデータを取得し、確認データ保持部42で保持する(ステップS32)。
確認表示入力部43は、取得した文字データの項目の参照権限と、前記したステップS31で取得したオペレータの参照権限とを比較し、当該オペレータが参照権限があるか否か、すなわちレベル3以上の身分を有するか否かを判定する(ステップS33)。
担当オペレータが当該項目の参照権限が無いとき、確認表示入力部43は、文字データにおける該当項目の項目位置範囲を取得する(ステップS34)。具体的には、項目が暗証番号であるとき、確認表示入力部43は、帳票のイメージ表示において、暗証番号が示された項目の基準位置を示すイメージデータにおける座標と、当該座標を基準として暗証番号が示された項目範囲を示す縦横寸法とを取得する。
確認表示入力部43は、取得した基準座標と縦横寸法とに基づいて、図10における上段の帳票イメージの表示において、暗証番号が示された項目内容を、前記した処理装置30の表示入力部32と同様にして項目の位置が現在表示されている範囲の外にあるとき、該当項目が中心になるようイメージの表示範囲が自動的に変更してブラインド表示する。このとき、確認表示入力部43は、図10における下段の帳票の項目内容の表示において、参照権限の無い項目、すなわち参照番号が示された項目内容も、「****」等で示すブラインド表示を行う(ステップS35)。
尚、前記したブラインド表示は、全ての項目に対する参照権限をチェックした後、一括的に行われる。
次に、確認表示入力部43は、帳票のイメージ表示において、基準位置を示すイメージデータにおける座標と、当該座標を基準として項目範囲を示す縦横寸法とを取得する(ステップS36)。
確認表示入力部43は、取得した基準座標と縦横寸法とに基づいて、図6における上段の帳票イメージの表示において、取得した位置範囲に示される項目の枠を明瞭に表示する。尚、このとき、前記した処理装置30の表示入力部32と同様にして項目の位置が現在表示されている範囲の外にあるとき、該当項目が中心になるようイメージの表示範囲が自動的に変更される(ステップS37)。これにより、オペレータは、明瞭に表示された枠内に示された項目内容を瞬時に把握することができる。
オペレータは、図6における上段のイメージデータに基づく帳票イメージ表示における項目内容と、図6における下段の文字データに基づく表示における項目内容とを照合し、相違の有無を確認する(ステップS38)。この確認で下段の文字データに基づく表示における項目内容が、イメージ表示における項目内容と相違するとき、オペレータは、修正内容を確認表示入力部43で入力する(ステップS39)。確認データ処理部44は、入力された修正内容に従って、確認データ保持部42で保持する文字データの修正を行う(ステップS40)。
尚、修正が行われた文字データは、再度、異なるオペレータにより照合確認が行われる。
前記したように、本実施例の帳票データ化システム10によれば、オペレータの参照権限を確認し、参照権限が無い項目については、ブラインド表示することから、オペレータに参照権限の無い項目を把握される恐れがなく、項目内容の漏洩を防止することができる。
次に、参照権限が設定された項目における帳票イメージデータに暗号化を行う帳票データ化システム100を説明する。
実施例2の帳票データ化システム100は、図12に示すように、入力装置20と、処理装置300と、照会確認装置400とを備えており、各装置がネットワークを介して接続されている。
処理装置300は、実施例1と同様に通信部31、表示入力部32およびデータ保持部34を備えており、更に本実施例の特徴であるデータ処理部330を備えている。
データ処理部330は、図13に示す文字データを生成する。実施例2で生成する文字データは、前記した実施例1の文字データに各項目毎にイメージデータの消し込み指定項目が付加されている。尚、消し込み指定項目の設定は、雛型データの生成の際に行われるものとし、オペレータにより表示入力部32を介して制御される。
データ処理部330は、暗号化部331を備えており、消し込み指定項目において、消し込み指示(ON)が行われているとき、イメージデータにおける該当項目内容の暗号化を暗号化部331で行う。
すなわち、暗号化部331は、各項目毎に指定される位置範囲に基づいて、イメージデータにおける該当位置範囲に対し、暗号化を施す。尚、一般的に、暗証番号など秘匿性を必要とする項目に対し、消し込み指示が行われる。
照会確認装置400は、前記した実施例1と同様に、確認通信部41、確認データ保持部42、確認表示入力部43および確認データ処理部44を備えており、更に本実施例の特徴である復号化部45を備えている。
復号化部45は、文字データの消し込み指定項目において、消し込み指示(ON)が行われているとき、イメージデータにおける当該項目を位置範囲に基づいて複合化する。すなわち、復号化部45は、確認表示入力部43で照合確認担当オペレータの参照権限が確認され、当該オペレータに参照権限があると判断されて復号化指示を受けると、復号化を開始する。これにより、参照権限の有るオペレータは、複合化された結果を参照することができる。
実施例2の本実施例の帳票データ化システム100によれば、文字データに消し込み指定項目を追加したことにより、当該消し込み指定項目に消し込み指示が行われると、イメージデータにおける該当項目に暗号化を施すことから、仮にイメージデータが漏洩しても、消し込み指定した項目内容を把握することができず、悪用されることを防止することができる。
すなわち、本実施例によれば、前述の帳票データ化が完了した後のイメージデータは、電子文書としてファイリングされ保管される場合、重要データが秘匿化された状態で保管されるので安全性を向上することができる。
前記した実施例では、説明を簡便に行うために、文字データを生成する処理装置30と、生成した文字データの照合確認を行うための照会確認装置40とを備えたシステムで説明したが、これに限る必要はなく、文字データを生成する機能と、文字データを照合確認する機能とを組み込んだ装置を設けるシステム構成でもよい。尚、その場合には、文字データ生成機能および照合確認機能を組み込んだ装置が、文字データの生成担当と文字データの照合確認担当とが互いに異なるオペレータにより、操作される。
実施例1の帳票データ化システムのブロック図である。 入力装置の構成図である。 実施例で扱う帳票の図である。 照合確認の模式図である。 実施例1の雛形データ(文字データ)の構成図である。 表示画面を示す図である。 雛型データの生成動作を示すフローチャートである。 文字データの生成動作を示すフローチャートである。 ブラインド表示が行われたイメージデータに基づく表示画面を示す図である。 ブラインド表示が行われた表示画面例である。 文字データの照合確認動作を示すフローチャートである。 実施例2の帳票データ化システムのブロック図である。
符号の説明
10 本実施例の帳票データ化システム
20 入力装置
21 スキャナ
22 認識端末
30 処理装置
31 通信部
32 表示入力部
33 データ処理部
34 データ保持部
40 照会確認装置
41 確認通信部
42 確認データ保持部
43 確認表示入力部
44 確認データ処理部
45 復号化部
330 実施例2のデータ処理部
331 暗号化部

Claims (6)

  1. 複数の項目から成る帳票のイメージデータに基づいて、当該帳票の内容を文字コード化して得た文字データの内容を表示確認する方法において、
    オペレータ権限に応じて、イメージデータの特定項目および文字データの特定項目の表示をブラインド表示することを特徴とする照合確認方法。
  2. 前記オペレータ権限に応じて、前記イメージデータの特定項目の隠蔽化を行うことを特徴とする請求項1記載の照合確認方法。
  3. 複数の項目から成る帳票のイメージデータに基づいて、当該帳票の内容を文字コード化して得た文字データの内容を表示確認する帳票データ化装置において、
    オペレータ権限に応じて、イメージデータの特定項目および文字データの特定項目の表示をブラインド表示することを特徴とする帳票データ化装置。
  4. 前記オペレータ権限に応じて、前記イメージデータの特定項目の隠蔽化を行うことを特徴とする請求項3記載の帳票データ化装置。
  5. 複数の項目から成る帳票のイメージデータに基づいて、当該帳票の内容を文字コード化して得た文字データの内容を表示確認する帳票データ化システムにおいて、
    オペレータ権限に応じて、イメージデータの特定項目および文字データの特定項目の表示をブラインド表示することを特徴とする帳票データ化システム。
  6. 前記オペレータ権限に応じて、前記イメージデータの特定項目の隠蔽化を行うことを特徴とする請求項5記載の帳票データ化システム。
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