JP2006316725A - ピストン及びピストンの製造方法 - Google Patents

ピストン及びピストンの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ピストンの製造において、アルミニウム合金を重力鋳造することにより製造され、耐熱性を向上させるための合金成分をピストン頂面に偏析させることである。
【解決手段】ピストンの製造は、ピストン頂面が下型に設けられるように型組みする型組み工程(S10)と、合金成分をピストン頂面に偏析させるために下型を加熱して鋳込む鋳込み工程(S14)とを有する。また、アルミニウム合金は、8質量%以上18質量%以下のSiと、0.2質量%以上2.0質量%以下のMgと、さらに、0.5質量%以上7質量%以下のCu又は、0.2質量%以上1.5質量%以下のFe又は、0.2質量%以上1質量%以下のMn又は、1質量%以上7質量%以下のNiのうちの少なくとも1つを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ピストン及びピストンの製造方法に係り、特に、アルミニウム合金を重力鋳造することにより製造されるピストン及びピストンの製造方法に関する。
自動車のエンジンに用いられるピストンは、一般的に、アルミニウム合金を重力鋳造することにより製造される。ここで重力鋳造とは、アルミニウム合金の溶湯を鋳型に流し込むときに負荷される圧力が主に重力である鋳造法のことをいう。
図10は、従来のピストン製造における重力鋳造法を示す図である。従来の重力鋳造法は、一般的に、ピストン頂面が上型32に設けられるように型組された鋳型30の中に、湯口34からアルミニウム合金の溶湯36を注湯して重力鋳造する。上型32、外型38及び中型40は、いずれも温度調節されないため、鋳型30に注湯されたアルミニウム合金の溶湯36は、溶湯36全体が同時に凝固を開始する。そして、溶湯36全体の凝固が完了した後、鋳型30からピストンの鋳物を取り出して所定のピストン形状に機械加工する。
ピストン頂面は、エンジンの燃焼室側に配置されるため、燃焼ガスの燃焼により室温から300℃までの熱サイクルによる熱負荷と燃焼による爆発圧による機械的負荷に曝される。そこで、ピストン頂面には、アルミニウム合金の耐熱性を向上させるための処理が施されている。例えば、鋳造の際に、鋳型の所定部位に磁場を発生させて、アルミニウム合金の耐熱性を向上させるためのFeやNi等の合金成分をピストン頂面に偏析させることが行われている(例えば、特許文献1参照)。
特開平1−130868号公報
上記のように、磁場を発生させることによりアルミニウム合金の耐熱性を向上させるための合金成分をピストン頂面に偏析させる場合は、合金成分がFeやNi等の磁性体に限定されてしまう。また、鋳型のほかに磁場を発生させる設備等が必要になり、従来の重力鋳造で製造されるピストンに比べて大幅なコストアップとなる。
そこで、本発明の目的は、かかる課題を解決し、磁場を発生させる設備等の特別な設備を要しないで、アルミニウム合金を重力鋳造することにより製造され、アルミニウム合金の耐熱性を向上させるための合金成分をピストン頂面に偏析させたピストン及びピストンの製造方法を提供することである。
本発明に係るピストンは、アルミニウム合金を重力鋳造することにより製造されるピストンであって、合金成分を偏析させたピストン頂面を有することを特徴とする。
また、本発明に係るピストンは、アルミニウム合金が、8質量%以上18質量%以下のSiと、0.2質量%以上2.0質量%以下のMgと、さらに、0.5質量%以上7質量%以下のCu又は、0.2質量%以上1.5質量%以下のFe又は、0.2質量%以上1質量%以下のMn又は、1質量%以上7質量%以下のNiのうちの少なくとも1つを有することが好ましい。
本発明に係るピストンの製造方法は、アルミニウム合金を重力鋳造することにより製造されるピストンの製造方法であって、ピストン頂面が下型に設けられるように型組みする型組み工程と、合金成分をピストン頂面に偏析させるために下型を加熱して鋳込む鋳込み工程とを有することを特徴とする。
また、本発明に係るピストンの製造方法は、アルミニウム合金が、8質量%以上18質量%以下のSiと、0.2質量%以上2.0質量%以下のMgと、さらに、0.5質量%以上7質量%以下のCu又は、0.2質量%以上1.5質量%以下のFe又は、0.2質量%以上1質量%以下のMn又は、1質量%以上7質量%以下のNiのうちの少なくとも1つを有することが好ましい。
上記のピストン及びピストンの製造方法によれば、磁場を発生させる設備等の特別な設備を要しないで、アルミニウム合金を重力鋳造することにより、アルミニウム合金の耐熱性を向上させるための合金成分をピストン頂面に偏析させることができる。
以下に図面を用いて本発明に係る実施の形態につき詳細に説明する。図1は、アルミニウム合金を重力鋳造することにより製造されるピストンの製造方法の工程を示す図である。
型組み工程(S10)は、アルミニウム合金を所定のピストン形状に重力鋳造するために、鋳型を型組みする工程である。図2は、鋳型10の型組みの構成を示す図である。鋳型10は、下型12、外型14と中型16とから構成され、ピストン頂面が下型12の面に設けられるように型組みされる。下型12には、ピストン頂面を形成するアルミニウム合金の溶湯を最後に凝固させるために、下型12を加熱する図示しない加熱装置、例えば、ヒーター等が配置される。また、鋳型10には、アルミニウム合金の溶湯を注湯する湯口18とアルミニウム合金の溶湯が凝固するときの体積収縮分の溶湯を補給するためのいわゆる押湯20とが設けられる。
溶湯準備工程(S12)は、アルミニウム合金の溶湯を準備する工程である。ピストン用のアルミニウム合金としては、例えば、耐摩耗性に優れるAl−Si―Mg系アルミニウム合金が用いられ、特に、8質量%以上18質量%以下のSiと、0.2質量%以上2.0質量%以下のMgとを含んだAl−Si―Mg系アルミニウム合金が用いられる。
また、アルミニウム合金の耐熱性を向上させるためにCu,Fe,Mn又はNiのうち少なくとも1つの合金成分がアルミニウム合金に添加される。Cu,Fe,Mn又はNiのうち少なくとも1つを添加することにより、アルミニウム合金中にこれらの合金成分の金属間化合物が析出し、アルミニウム合金の耐熱性が向上するからである。勿論、合金成分は、これらの元素に限定されることはない。
ここで、Cu,Fe,Mn又はNiの合金成分の添加量は、Cuが0.5質量%以上7質量%以下、Feが0.2質量%以上1.5質量%以下、Mnが0.2質量%以上1質量%以下、Niが1質量%以上7質量%以下である。ここで、Cu,Fe,Mn又はNiの合金成分の添加量の範囲を限定しているのは、上記範囲の下限より添加量が少ないと、これらの合金成分の金属間化合物の析出が十分でなく、アルミニウム合金の耐熱性の向上が図れないからである。また、上記範囲の上限よりも添加量が多いと、アルミニウム合金の鋳造割れ等が生じやすくなるからである。
アルミニウム合金の溶湯は、あらかじめ合金成分を調製したアルミニウム合金の鋳塊をるつぼ等に入れ電気炉等で溶解し、溶湯温度が700℃以上800℃以下になるようにして準備される。
鋳込み工程(S14)は、アルミニウム合金の溶湯を鋳型10に湯口18から注湯して鋳込む工程である。図3は、アルミニウム合金の溶湯を鋳込む様子を示す図である。アルミニウム合金の溶湯22を注湯した後、下型温度が600℃以上700℃以下になるように下型12を図示しない加熱装置により加熱して、アルミニウム合金の溶湯22を静置保持する。ここで、下型温度の範囲を限定しているのは、静置保持中の下型温度が600℃より低いと、アルミニウムより比重の大きいCu,Fe,Mn又はNiのうち少なくとも1つが重力の作用でピストン頂面に偏析する前に、アルミニウム合金の溶湯22が凝固するからである。また、静置保持中の下型温度が700℃より高いと、下型12の冷却に時間を要し生産性が低下するからである。
また、アルミニウム合金の溶湯22の静置保持時間は、重力鋳造されるピストンの大きさにより異なる。例えば、ピストンの高さが50mm以上100mm以下である場合の静置保持時間は、5分間以上10分間以下である。ここで、静置保持時間の範囲を限定しているのは、静置保持時間が5分間より短い場合は、アルミニウムより比重の大きいCu,Fe,Mn又はNiのうち少なくとも1つが重力の作用でピストン頂面に偏析する前に、アルミニウム合金の溶湯22が凝固するからである。また、静置保持時間を10分間以下としたのは、静置保持時間を不要に長くすることを避け、ピストン製造のサイクルタイムを極力短縮し生産性を低下させないためである。
静置保持後、アルミニウム合金の溶湯22を凝固させるために下型12の温度を下げることにより冷却する。図4は、下型12を冷却している様子を示す図である。下型温度は、300℃以上400℃以下になるように、図示しない加熱装置により温度調節される。ここで、下型温度の範囲を限定しているのは、下型温度が300℃より低い場合は、Cu,Fe,Mn又はNiのうち少なくとも1つが偏析したピストン頂面で鋳造割れが生じやすくなるからである。また、下型温度を400℃以下としたのは、冷却温度を不要に高くすることを避け、ピストン製造のサイクルタイムを極力短縮し生産性を低下させないためである。
アルミニウム合金の溶湯22が凝固してできたピストンの鋳物は、取り出し工程(S16)により鋳型10から取り出された後、必要に応じて所定の機械的特性等を付与するために、熱処理炉で熱処理される。熱処理は、例えば、Al−Si―Mg系アルミニウム合金の場合には、溶体化処理を510℃で4時間行なった後、時効処理を170℃で10時間行なう。
上記ピストン及びピストンの製造方法によれば、静置保持中にアルミニウムより比重の大きいCu,Fe,Mn又はNiのうち少なくとも1つが重力の作用でピストン頂面に拡散した後で凝固するため、ピストン頂面にCu,Fe,Mn又はNiのうち少なくとも1つを偏析させることができる。図5は、ピストン頂面24にCu,Fe,Mn又はNiのうち少なくとも1つが偏析した様子を示す図である。
したがって、上記ピストンは、従来の重力鋳造法で製造されたピストンよりもピストン頂面から発生する熱亀裂が抑制され、ピストン頂面のアルミニウム合金の耐熱性が向上する。
4種類のAl−Si−Mg系アルミニウム合金を用いて、ピストンの試作を行った。図6は、Al−Si−Mg系アルミニウム合金であるA材からD材の化学成分を示す図である。各材のSiは、8質量%以上18質量%以下の範囲で添加され、Mgは、0.50質量%以上1.2質量%以下の範囲で添加された。
また、アルミニウム合金の耐熱性を向上させるためのCu,Fe,Mn又はNiについては、Cuは、1.3質量%以上5.0質量%以下の範囲で添加され、Feは、0.5質量%以上0.8質量%以下の範囲で添加され、Mnは、0.1質量%以上0.7質量%以下の範囲で添加され、Niは、0.3質量%以上3.0質量%以下の範囲で添加された。
型組みは、上述した型組み工程(S10)により、ピストンの大きさが外径60mm以上120mm以下、高さが50mm以上100mm以下のピストンを重力鋳造できるように型組みした。また、上述した溶湯準備工程(S12)により、Al−Si−Mg系アルミニウム合金の溶湯を、溶湯温度が790℃になるようにして準備した。
上述した鋳込み工程(S14)により、Al−Si−Mg系アルミニウム合金について鋳込み条件を変えて鋳込みを行った。図7は、Al−Si−Mg系アルミニウム合金についての鋳込み条件を示す図である。Al−Si−Mg系アルミニウム合金の溶湯の静置保持中の下型温度は、実施例Aが685℃、実施例Bが605℃、実施例Cが620℃、実施例Dが652℃とし、下型温度がいずれも600℃以上700℃以下になるように下型を加熱装置により加熱した。静置保持時間は、実施例Aと実施例Bが5分間、実施例Cと実施例Dが10分間とし、いずれも5分間以上10分間以下とした。静置保持後の下型温度は、実施例Aが324℃、実施例Bが335℃、実施例Cが388℃、実施例Dが385℃とし、300℃以上400℃以下になるように加熱装置により下型温度を調節した。
比較例Aから比較例Dは、実施例Aから実施例Dとそれぞれ同じ化学成分のAl−Si−Mg系アルミニウム合金を用いて、Al−Si−Mg系アルミニウム合金の溶湯の静置保持を行わないで重力鋳造したピストンである。
実施例AからDと比較例AからDとは、いずれも溶体化処理を510℃、4時間で行なった後、時効処理を170℃、10時間で行なった。
実施例AからDと比較例AからDとのピストン頂面から回転曲げ疲労試験片を切出し、JIS Z 2273に準拠した回転曲げ疲労試験法により試験を行った。回転曲げ疲労試験は、350℃で行われ、1000万回の回転曲げ疲労強度を求めた。図8は、実施例AからDと比較例AからDの回転曲げ疲労試験結果を示す図である。
実施例AからDの回転曲げ疲労強度は、実施例Aが60Mpa、実施例Bが55MPa、実施例Cが30MPa、実施例Dが35MPaであった。比較例AからDの回転曲げ疲労強度は、比較例Aが45MPa、比較例Bが40MPa、比較例Cが25MPa、比較例Dが28MPaであった。同じ化学成分のAl−Si−Mg系アルミニウム合金で比較すると、いずれも実施例AからDのほうが、比較例AからDよりも高い回転曲げ疲労強度が得られた。
実施例AからDと比較例AからDとのピストン頂面から切出した回転曲げ疲労試験片について、JIS H 0301により化学分析試験を行った。図9は、実施例AからDと比較例AからDとのピストン頂面から切出した回転曲げ疲労試験片の化学分析試験結果を示す図である。
同じ化学成分のAl−Si−Mg系アルミニウム合金で比較すると、実施例AからDは、比較例AからDよりもCu,Fe,Mn又はNiの含有量が高く、アルミニウムより比重の大きいCu,Fe,Mn又はNiが重力の作用でピストン頂面に偏析したことを示している。
本発明の実施の形態であるアルミニウム合金を重力鋳造することにより製造されるピストンの製造方法の工程を示す図である。 本発明の実施の形態である鋳型の型組みの構成を示す図である。 本発明の実施の形態であるアルミニウム合金の溶湯を鋳込む様子を示す図である。 本発明の実施の形態である下型を冷却している様子を示す図である。 本発明の実施の形態であるピストン頂面にCu,Fe,Mn又はNiのうち少なくとも1つが偏析した様子を示す図である。 本発明の実施の形態であるAl−Si−Mg系アルミニウム合金であるA材からD材の化学成分を示す図である。 本発明の実施の形態であるAl−Si−Mg系アルミニウム合金についての鋳込み条件を示す図である。 本発明の実施の形態である実施例AからDと比較例AからDの回転曲げ疲労試験結果を示す図である。 本発明の実施の形態である実施例AからDと比較例AからDのピストン頂面から切出した回転曲げ疲労試験片の化学分析試験結果を示す図である。 従来のピストン製造における重力鋳造法を示す図である。
符号の説明
10 鋳型、12 下型、14 外型、16 中型、18 湯口、20 押湯、22 アルミニウム合金の溶湯、24 ピストン頂面。

Claims (4)

  1. アルミニウム合金を重力鋳造することにより製造されるピストンであって、
    合金成分を偏析させたピストン頂面を有することを特徴とするピストン。
  2. 請求項1に記載のピストンであって、
    アルミニウム合金は、
    8質量%以上18質量%以下のSiと、
    0.2質量%以上2.0質量%以下のMgと、
    さらに、
    0.5質量%以上7質量%以下のCu又は、
    0.2質量%以上1.5質量%以下のFe又は、
    0.2質量%以上1質量%以下のMn又は、
    1質量%以上7質量%以下のNiのうちの少なくとも1つを有することを特徴とするピストン。
  3. アルミニウム合金を重力鋳造することにより製造されるピストンの製造方法であって、
    ピストン頂面が下型に設けられるように型組みする型組み工程と、
    合金成分をピストン頂面に偏析させるために下型を加熱して鋳込む鋳込み工程と、
    を有することを特徴とするピストンの製造方法。
  4. 請求項3に記載のピストンの製造方法であって、
    アルミニウム合金は、
    8質量%以上18質量%以下のSiと、
    0.2質量%以上2.0質量%以下のMgと、
    さらに、
    0.5質量%以上7質量%以下のCu又は、
    0.2質量%以上1.5質量%以下のFe又は、
    0.2質量%以上1質量%以下のMn又は、
    1質量%以上7質量%以下のNiのうちの少なくとも1つを有することを特徴とするピストンの製造方法。

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