JP2006316161A - 擦弦楽器用塗料組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】 天然の素材で比較的柔らかい塗膜を形成することができ、楽器の美観とともに音質を向上させる効果にすぐれた擦弦楽器用塗料組成物を提供すること。
【解決手段】 松科の樹木から採取した樹液であるバルサムを特定の範囲にまで煮詰めて得られる樹脂固形分を溶剤に溶解させてなることを特徴とする擦弦楽器用塗料組成物。好ましいバルサムはヴェネチアンテレピンであり、好ましい溶剤はテレピン油である。また、本塗料は擦弦楽器の修復用としても好適である。
【選択図】 なし

Description

本発明は、木製楽器用の塗料組成物に関し、特に、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ等の擦弦楽器の木部表面を塗装するための塗料組成物に関するものである。
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ等の擦弦楽器の製造過程においては、楽器本体の木部表面は、楽器の保護ならびに美観と音質の向上を目的として、いわゆる「ニス」と呼ばれる塗料組成物によって塗装される。たとえば、ヴァイオリンのニスの組成は、通常、様々な樹脂、染料成分および溶剤からなり、製作者の好みに応じて調合され適用されている。溶剤の相違によって、アルコール系ニスとオイル系ニスに分けることができ、大量生産用のニスとしては、ラッカー系ニスやウレタン系ニスも用いられている。
このようなニスには、一般に楽器の木部を保護するとともに楽器の美しさをより際だたせる効果がある。また、古くから、塗装されるニスの成分によって楽器の音色が変化ないし影響を受けることがいわれている。
たとえば、17世紀から18世紀にかけて活躍したイタリアのヴァイオリン職人アントニオ・ストラディヴァリウス、ガルネリ、ガダニーニらが生み出した名器とよばれ現存しているオールド・イタリーのヴァイオリンについては、現在においてもこれを再現することはできず、その音色の美しさの秘密を解明することは困難であり謎とされている。
これら17世紀〜18世紀の名器については、まず、ヴァイオリンの構造的な特徴がヴァイオリン本来の音を生み出す重要な要因となっていることが挙げられる。すなわち、オールド・イタリーの名器は、ごく小さな音から非常に大きな音まで楽に出すことができ、反応性に富み、弾きやすいという特性がある。また、音自体も美しく、力強く、自然で癖がない。これらの特性を生み出す要素の一つとして、構造的にすべて均一で強弱が生じないように、表板、裏板、横板を同じ強さで作ること、つまり音程が均一になるように作られていることが肝要である。楽器は、そもそも形や部分の大小や膨らみがあるので、同じ厚さではなく、軽く叩いて音を聞きながら板を削って厚さを決めていく。この場合、板はできるだけ薄くすることも重要である。
また、本発明者の知見によれば、使用するニスについても、音程に悪影響を与えないように、比較的柔らかい塗膜が形成されるようなニスを薄くかつ均一に塗る必要もある。こうすることによって、板全体が動きやすくなって楽器全体が共鳴するようになる。音程が揃っていないと、ただ板が鳴るだけで共鳴はない。また、ヴァイオリンの表材は松材からなり柔らかく、一方、裏板と横板は楓(かえで)材からなり捻れが強く堅い。両者は異なる性質で、松と楓が半々で鳴ることにより、違う音質が調和し鳴ることによって、高い周波数の倍音が発現することによって格別の美しい音色が出現すると推測される。おそらくストラディヴァリウスやガルネリといった名工は、このことをよく知っていて、誰よりも正確に注意深く作業しながら数々の名器を生み出していったと考えられる。
ところで、今日において、名器の99%以上が、残念ながら後世の修理や修復のためにオリジナルの良い状態が保たれていないのが現状である。特に、ニスに関して問題がある。200年以上前のイタリアの楽器には比較的柔らかいニスが使用されていたため、弾くことによって良好なニスの塗膜が徐々に剥がれて消失していき、後に硬いニスで補修され、また保護という名目で楽器全体に新しいニス(カバーニス)が塗布されている場合が多い。本発明者の知見によれば、これら比較的硬いニスやカバーニスで塗装されたヴァイオリンは、全体が硬くなり、音程バランスが崩れている。現存するストラディヴァリウスのような名器といえども、それほど良い音がしないものがあるのはこのためである。また、カバーニスが塗られているものが普通であるため、それがオリジナルであると思われている場合も散見される。
楽器の辞典「ヴァイオリン」(株式会社ショパン)
本発明は、上述した点に鑑みてなされたものであり、天然の素材で比較的柔らかい塗膜を形成することができ、楽器の美観とともに音質を向上させる効果にすぐれた擦弦楽器用塗料組成物を提供することを目的とするものである。
上記の課題を解決するために、本発明に係る擦弦楽器用塗料組成物は、松科の樹木から採取した樹液であるバルサムを特定の範囲にまで煮詰めて得られる樹脂固形分を溶剤に溶解させてなることを特徴とするものである。
本発明において、上記バルサムとしては、ヴェネチアンテレピンが好ましく用いられる。
また、本発明においては、上記バルサム由来の樹脂固形分は、容量比で10〜25%の量範囲になるまで煮詰めて得られたものであることが特に好ましい。
本発明による上記塗料組成物は、古楽器ならびに現存する希少擦弦楽器の修復用塗料としても好適に利用することができる。
本発明による擦弦楽器のための塗料組成物は、松科の樹木から採取した樹液であるバルサムを特定の範囲にまで煮詰めて得られる樹脂固形分を溶剤に溶解させてなるので、天然の素材で比較的柔らかい塗膜を形成することができ、楽器の美観とともに音質を向上させる効果にもすぐれている。
本発明による擦弦楽器用塗料組成物は、松科の樹木から採取した樹液であるバルサムを特定の範囲にまで煮詰めて得られる樹脂固形分を溶剤に溶解させてなることを特徴としている。
以下、本発明をその好ましい態様に基づいて具体的に説明する。
原料バルサム
原料となるバルサムは、松科の樹木から採取される樹液であって、樹脂成分と精油との混合物からなる組成物であり、好ましくは用いられるものとしては、ヴェネチアンテレピン、カナダバルサム、シュトラスブルクテレピンなどが挙げられる。
上記のうちでも、欧州唐松の木心部からの分泌物を採取した含油樹脂であるヴェネチアンテレピン(Venice turpentine/Trementian veneta)が最も好ましく用いられる。このヴェネチアンテレピンはチロル地方を主産地とするバルサムであり、粘性が高く、特有の松脂臭を有している。典型的な成分は、樹脂酸:約63%、テルペン:約20%、樹脂分:約14%からなる。
樹脂固形分の調製
上記バルサムを加熱して特定範囲の容量比になるまで煮詰めることによって樹脂固形分を得る。原料としてのバルサムは、比較的粘性の高い樹液であり、これを電熱器等の加熱手段によって徐々に加熱していく。
加熱温度はバルサムの種類に応じて適宜選択され得るが、たとえば、ヴェネチアンテレピンの場合は、200℃〜250℃の温度で加熱することが好ましい。
数時間から数十時間をかけて穏やかに煮詰めていくことが肝要であり、通常、約15〜20時間かけて容量が約25%〜10%になるまで煮詰めることが好ましい。煮詰めることによって得られる樹脂成分は、加熱を停止したのち常温で固形化する。このようにしてバルサムを煮詰める割合によって、得られる樹脂固形分の柔らかさや色に違いが認められる。
ヴェネチアンテレピンを例にとると、煮詰めた後の容量比が25%のレベルでは、色はやや薄く、赤みよりも琥珀色が強く出る。さらに煮詰めていくと、色は徐々に赤みを増し、約20%で最も鮮やかな赤色となる。20%以下にまで煮詰めるとその色は徐々に茶色へと変化していることが認められる。10%まで煮詰めると赤みはほとんど無い程度の濃い茶色となる。また、煮詰める割合が高いほど、得られる樹脂固形分は脆く崩れやすくなる。
塗料組成物(ニス)の調製
上述したように、原料バルサムの加熱を停止し、冷却することによって、樹脂成分は常温で固形化する。常温で固体の樹脂固形分をニスとして使用するときには、得られた樹脂固形分を溶剤に溶解させる必要がある。
溶剤としては、植物系溶剤が用いられ得るが、植物系溶剤のなかでも、特に、テレピン油が特に好ましい。
テレピン油を溶剤として用いる場合にあっては、樹脂固形分は、常温ではテレピン油に溶けないので、150℃程度の温度に加熱したテレピン油に得られた樹脂固形分を溶かし込む必要がある。この場合の、樹脂固形分とテレピン油との割合は、1:1〜4程度が好ましく、特に1:1.5〜2.5の範囲が最も好ましい。なお、ニスの調製の際の溶剤の量については、塗装時にも調整することができる。
本発明による塗料組成物によれば、自然の素材からなる組成物によって基材である木に良く馴染み、しかも柔らかい塗膜を形成することによって楽器本来の美しい音色を最大限に引き出すことができる。ただし、この場合の「柔らかい」とは、塗膜の軽さ、好ましい脆さ、基材との結合力の弱さ等が総合的に組み合わされることによって現れた特性を意味し、むしろ塗膜を形成する微粒子自体は硬いことが予想される。
また、本発明による塗料組成物は、楽器の美観を一層引き立てることができる点でもすぐれている。これは、本発明によって得られる塗膜が、光透過性(透明度)にすぐれるとともに光沢性と屈折率が比較的大きいため、擦弦楽器の木目模様の美しさを最大限に引き出すことができることによるものと考えられる。
本発明による擦弦楽器用塗料組成物は、上述したような比較的柔らかい塗膜を形成し得ることができ、自然な美観と音色の向上効果にすぐれていることから、古楽器ならびに現存する希少擦弦楽器の修復用塗料としても好適に利用することができる。
以下に、本発明の実施例を示すが、本発明は、下記の実施例の態様に限定されるものではない。
下記の特性を有するヴェネチアンテレピン(A.C.E.F.s.p.a.社製「Trementina Veneta Filtrata」)を用意した。
酸性度:65〜100
鹸化度:90〜190
引火点:45〜55℃
NESTERI:20〜35
密度(20℃):1.004
上記ヴェネチアンテレピンを、電熱器を用いて200℃〜250℃の温度で加熱し、約15〜20時間かけて容量が約25%〜10%になるまで煮詰めた。樹脂成分は常温で固形化し、煮詰める割合によって、樹脂の柔らかさや色に違いが認められる。この方法により、1000ccのヴェネチアンテレピンから250〜100ccの樹脂固形分を得ることができた。約25%、約20%、約10%の3種類の樹脂固形分を得た。
すなわち、25%のレベルでは、色はやや薄く、赤みよりも琥珀色が強く出る。さらに煮詰めていくと、色は徐々に赤みを増し、約20%で最も鮮やかな赤色となる。20%以下にまで煮詰めるとその色は徐々に茶色へと変化していることが認められる。10%まで煮詰めると赤みはほとんど無い程度の濃い茶色となる。また、煮詰める割合が高いほど、得られる樹脂固形分は脆く崩れやすくなる。
加熱を停止すると、樹脂成分は常温で固形化する。常温で固体の樹脂をニスとして使用するために、テレピン油(溶剤)に溶解させた。常温ではテレピン油に溶けないので、150℃程度の温度に加熱したテレピン油に得られた樹脂固形分を溶かし込んだ。この場合の、樹脂固形分とテレピン油との割合は、1:1.5〜2.5程度である。なお、上記のニスの調製の際のテレピン油の量については、塗装時にも調整することができる。
得られた約25%、約20%、約10%の3種類の樹脂固形分から調製した3種類のニスを用いて横板材(40×200mm、楓)にそれぞれ塗装を行った。煮詰める割合が25%から10%に移行する順序で色の濃さが増すが、いずれのニスにおいても鮮やかな赤色を有する非常に柔らかい塗膜が形成されることが確認された。通常の光の下では茶色に見えるが、強い照明の下で見ると鮮やかな赤色が浮かび上がってくる。これは、得られた塗膜の屈折率が高く、かつ、光透過性にすぐれているためであると考えられる。

Claims (5)

  1. 松科の樹木から採取した樹液であるバルサムを特定の範囲にまで煮詰めて得られる樹脂固形分を溶剤に溶解させてなることを特徴とする、擦弦楽器用塗料組成物。
  2. 前記バルサムが、ヴェネチアンテレピンである、請求項1に記載の擦弦楽器用塗料組成物。
  3. 前記バルサム由来の樹脂固形分が、容量比で10〜25%の量範囲になるまで煮詰めて得られたものである、請求項1または2に記載の擦弦楽器用塗料組成物。
  4. 前記溶剤が、植物系溶剤であり、好ましくはテレピン油である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の擦弦楽器用塗料組成物。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の組成物の擦弦楽器修復用塗料としての使用。
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