JP2006315331A - 係止機能付きクリップ - Google Patents

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Abstract

【課題】単数又は複数の被挟持物を綴じたり、所望する場所に吊下げたりする等の様々な用途及び目的に用いることができる係止機能付きクリップを提供する。
【解決手段】単数又は複数からなる被挟持物AK…を、係止機能付きクリップ1を構成するクリップ本体2の各挟持片2a,2a間に挟み込み、各挟持片2a,2a及び連結片2bに蓄積された復元力により挟持した後、クリップ本体2に設けたフック4を、ファイルAに取り付けられた綴じ具Bの各綴じ杆Ba…又は綴じ具Cの各パイプCa…に係止して綴じるか、所望する場所に固定した吊掛け具Dの突起Daに係止して吊下げる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えば書類、カタログ、写真、掲示物等の被挟持物を綴じたり、所望する場所に吊下げるのに用いることができる係止機能付きクリップに関する。
従来、上述のような書類を綴じる方法としては、例えばファイルの折り曲げ部に取り付けられた両開き式綴じ具の各綴じ杆(又は各パイプ)を、書類の縁部に穿設された複数の孔部に挿通する方法が一般的であるが、書類を閲覧する際に、孔部付近に亀裂や割れ等が発生しやすく、書類の孔部が破損しまうとファイルすることができなくなる。また、孔部を穿設する際に、書類の内容が一部欠落したり、判読困難になることもあるので、孔部を穿設する位置を予め考慮して印刷しなければならない。また、綴じ具を構成する複数の各綴じ杆を、書類に穿設した複数の各孔部に対して挿通するのに手間が掛かる。また、孔部を穿設する作業が大変煩わしく、書類の枚数が多くなるほど、多数枚の書類をファイリングするのに手間及び時間が掛かる。
他の方法としては、例えば断面コ字形を有するクリップ本体の前縁両側に形成した各筒状部に、弾力のある線状素材で略U字状に形成した柄部の両端突起部を差し込み、取り外し自在に設けた特許文献1の事務用クリップがあるが、書類を挟み込むものであり、クリップ自体をファイルの綴じ具に綴じ込んだり、吊掛け部に吊下げるという構成及び思想の開示がなく、単数又は複数の書類を挟持する以外の用途に用いることができない。
また、一対の挟持片に連結した各操作片を指により摘んで、各挟持片を連結する連結片を弾性変形させ、各挟持片を被挟持物の挟持が許容される間隔に開いて、各挟持片の間に被挟持物を挟持する特許文献2のクリップがあるが、各操作片に設けた孔部を利用して、クリップ自体をファイルの綴じ具に綴じ込んだり、吊掛け部に吊下げる等した場合、各操作片の孔部付近を指により摘むため、一対の各挟持片を開くことができない。
特開平8−132775号公報 実公平7−12047号公報
この発明は上記問題に鑑み、被挟持物自体の形状及び形態を変えることなく、単数又は複数の被挟持物を綴じたり、所望する場所に吊下げたりする等の様々な用途及び目的に用いることができる係止機能付きクリップの提供を目的とする。
請求項1に記載した発明の係止機能付きクリップは、被挟持物を挟持する一対の各挟持片と、該各挟持片を連結する連結片とからなるクリップ本体を板状バネにより構成したクリップであって、上記クリップ本体に、所望する部分に対して係止される係止部を設けたことを特徴とする。
上記被挟持物は、例えば書類、カタログ、写真、掲示物、その他等の挟持可能な厚みや材質を有するもので構成することができる。また、係止部は、例えば略リング状のフック、略鉤状のフック等の所望する部分に対して係止可能な形状を有するもので構成することができ、クリップ本体を構成する挟持片、連結片に設けることができる。また、所望する部分は、例えばファイルに取り付けられた綴じ具、あるいは、壁、柱、天井、掲示部等の所望する場所に固定した吊掛け具等で構成することができる。
この発明によると、単数又は複数からなる被挟持物を、係止機能付きクリップを構成するクリップ本体の各挟持片間に挟み込み、各挟持片及び連結片に蓄積された復元力により挟持した後、クリップ本体に設けた係止部を、例えばファイルに取り付けられた綴じ具の各綴じ杆又は各パイプに係止するか、所望する場所に固定した吊掛け具の突起に係止する。
請求項2に記載した発明の係止機能付きクリップは、上記請求項1に記載の構成と併せて、上記各挟持片の前側縁部に対して一対の各操作杆を回動自在に取り付けたことを特徴とする。
この発明によると、一対の各操作杆を反挟持側に回動操作してクリップ本体の反挟持側角隅部に当接するとともに、その反挟持側角隅部を支点として、テコの原理により、各挟持片の挟持側端部を、クリップ本体の復元力に抗して、被挟持物の挟み込み及び抜き取りが許容される間隔に拡張する。
請求項3に記載した発明の係止機能付きクリップは、上記請求項1又は2に記載の構成と併せて、上記係止部の一側部に設けた両端部を、上記連結片の両側縁部に対して回動自在に設けたことを特徴とする。
この発明によると、係止部を、例えばファイルに取り付けられた綴じ具の各綴じ杆又は各パイプに対して係止が容易に行えるような角度に回動することができる。
請求項4に記載した発明の係止機能付きクリップは、上記請求項1又は2に記載の構成と併せて、上記係止部の一側部に設けた両端部を、上記クリップ本体の反挟持側角隅部に対して回動自在に取り付けたことを特徴とする。
この発明によると、被挟持物を挟み込むとき及び抜き取るときに、クリップ本体の略全体(特に連結片)が弾性変形しやすく、各挟持片を、被挟持物の挟み込み及び抜き取りが許容される間隔に拡張する操作が容易に行える。
請求項5に記載した発明の係止機能付きクリップは、上記請求項1又は2に記載の構成と併せて、上記係止部の一側部に設けた軸部を、上記連結片に形成した孔部に対して回動自在に取り付けたことを特徴とする。
この発明によると、クリップ本体と係止部とを正逆方向に対して相対回動することができ、相互の向き及び角度が規制されることがなく、係止機能付きクリップを綴じる作業及び吊下げる作業と、被挟持物を、綴じる又は吊下げられた係止機能付きクリップに挟み込む作業とが容易に行える。
請求項6に記載した発明の係止機能付きクリップは、上記請求項5に記載の構成と併せて、上記係止部の軸部が差し込み許容される溝部を、上記連結片に形成した孔部と連続して挟持片に設けたことを特徴とする。この発明によると、溝部に対する係止部の差し込み及び抜き取りが容易に行えるとともに、所望するサイズの係止部に交換することもできる。
請求項7に記載した発明の係止機能付きクリップは、上記請求項1又は2に記載の構成と併せて、上記係止部を、上記クリップ本体に対して一体的に設けたことを特徴とする。この発明によると、上記筒状部や孔部等をクリップ本体に設ける必要がなく、組付け工数及び組付け工程を削減して、安価に製造することができる。
請求項8に記載した発明の係止機能付きクリップは、上記請求項1乃至7のいずれか一つに記載の構成と併せて、上記係止部を、フック又はマグネットで構成したことを特徴とする。この発明によると、係止部を、フックで構成した場合、クリップ本体に設けたフックを、例えばファイルに取り付けられた綴じ具の各綴じ杆又は各パイプを係止するか、所望する場所に固定した吊掛け具の突起に吊り掛けることができる。
また、係止部を、マグネットで構成した場合、マグネットを吸着固定することが可能な金属部分さえあれば、マグネットの磁力を利用して、係止機能付きクリップを所望する場所に吊下げ又は取り付けたり、金属製の綴じ具に対して吸着固定することもできる。
この発明によれば、係止機能付きクリップを構成するクリップ本体に設けた係止部を、例えばファイルに取り付けられた綴じ具に係止するか、所望する場所に固定した吊掛け具に係止するので、被挟持物に孔部を穿設したり、被挟持物に穿設した各孔部に対して綴じ具の各綴じ杆を挿通するような手間及び作業が省けるだけでなく、綴じ込みや吊下げ等の作業が簡単且つ容易に行え、様々な用途及び目的に用いることができる。また、被挟持物が破損したり、被挟持物に記載された内容が判読困難になることもなく、被挟持物自体の形状及び形態を維持することができる。
また、一対の各操作杆を反挟持側に回動操作してクリップ本体の反挟持側角隅部に当接するとともに、その反挟持側角隅部を支点として、テコの原理により、各挟持片の挟持側端部を強制的に拡張するので、クリップ本体を綴じ具又は吊掛け具に取り付けたままでも、被挟持物をクリップに挟み込んだり、抜き取ったりすることができる。
この発明は、単数又は複数の被挟持物を綴じたり、所望する場所に吊下げたりする等の様々な用途及び目的に用いることができるという目的を、一対の各挟持片と連結片とからなるクリップ本体に、該クリップ本体を所望する部分に対して係止することが可能な係止部を設けることで達成した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は、弾性を有する単一の板状バネを折り曲げてなる係止機能付きクリップの第1の例を示し、図1に於いて、この係止機能付きクリップ1は、弾性を有する単一の板状バネを折り曲げてなるクリップ本体2と、クリップ本体2の前側縁部に取り付けられた一対の各操作杆3,3と、クリップ本体2の後側中央部に取り付けられた略リング状のフック4とで構成される。
上記クリップ本体2は、図2、図3、図4に示すように、弾性を有する単一の板状バネを側面から見て略三角形状に折り曲げて構成され、挟持側前端部が互いに当接する角度に折り曲げられた一対の各挟持片2a,2aと、各挟持片2a,2aの反挟持側後端部を一体的に連結する連結片2bとを、単一の板状バネにより形成するとともに、各挟持片2a,2aの挟持側前端部を、各挟持片2a,2a及び連結片2bに蓄積された復元力により互いに圧接している。
且つ、後述する操作杆3の各端部3a,3aが軸受される各筒状部2c,2cを、各挟持片2a,2aの前側縁部を相反する方向(外側)に折り返して形成し、後述するフック4の各端部4a,4aが軸受される各筒状部2d,2dを、連結片2bの外側両縁中央部に形成している。なお、実施例では、各筒状部2d,2dを、連結片2bに対して一体的に溶着固定しているが、クリップ本体2の一部を筒状に折り曲げて形成してもよい。
前記操作杆3,3は、剛性を有する金属製の線材を平面から見て略U字状に折り曲げて構成され、各挟持片2a,2aの外側斜面に沿わせたとき、各挟持片2a,2aの反挟持側後端部及び該反挟持側後端部に連結した連結片2bよりも後方に向けて所望する長さ突出する長尺寸法に形成している。
且つ、操作杆3の両端部を相反する方向に折り曲げてなる各端部3a,3aを、
各挟持片2a,2aの前側縁部を相反する方向(外側)に折り返してなる各筒状部2c,2cに対して内側から差し込み、端部3aが軸受された挟持片2aの外側斜面に沿う角度と、反軸受側の挟持片2aの前側縁部に当接する角度との間で所望する角度に回動自在に設けている。
前記フック4は、剛性を有する金属製の線材を平面から見て略リング状に折り曲げて構成され、フック4の両端部を相反する方向に折り曲げてなる各端部4a,4aを、連結片2bの中央両側縁部に形成した各筒状部2d,2dに対して内側から差し込み、連結片2bの反挟持側に形成した上側角隅部に当接する角度と、反挟持側に形成した下側角隅部に当接する下向き角度との間で所望する角度に回動自在に設けている。
また、フック4の外面を、例えば合成ゴムや合成樹脂等の接触抵抗の大きい滑り止め部材により被覆又は形成してもよい。また、略リング状のフック4に代えて、略鉤状のフックに取り替えてもよい。
図示実施例は上記の如く構成するものにして、以下、上述の係止機能付きクリップ1により被挟持物AKを綴じる方法又は吊下げる方法を説明する。
先ず、図4に示すように、クリップ本体2に取り付けた各操作杆3,3を反挟持側に回動操作して、各操作杆3,3を各挟持片2a,2aの外側斜面に沿わせた後、各操作杆3,3の遊端部を指により摘んで、各操作杆3,3の中間部をクリップ本体2の反挟持側角隅部に当接する。
且つ、クリップ本体2の反挟持側角隅部を支点として、テコの原理により、各挟持片2a,2aの挟持側前端部を、連結片2bの復元力に抗して、被挟持物AKの挟み込みが許容される開状態に拡張した後、複数の被挟持物AK…を一つに束ねたまま各挟持片2a,2aの挟持側前端部間に挟み込み、各挟持片2a,2a及び連結片2bに蓄積された復元力により、各挟持片2a,2aの挟持側前端部を、被挟持物AK…が挟持される閉状態に復帰させて、複数束ねてなる被挟持物AK…の一側縁部を、一つ又は複数の係止機能付きクリップ1により一体的に挟持固定する。また、単数の被挟持物AKの一側縁部を、一つ又は複数の係止機能付きクリップ1により一体的に挟持固定してもよい。
次に、複数束ねてなる被挟持物AK…の一側縁部に対して所定間隔に隔てて取り付けられた各係止機能付きクリップ1…の各フック4…に、図5に示すように、ファイルAに取り付けられたリング型綴じ具Bの各綴じ杆Ba…を挿通するか、図6に示すように、パイプ型綴じ具Cの各パイプCa…を挿通する等して綴じる。
また、単数又は複数の被挟持物AKが収容された透光性を有するクリアファイルの一側縁部(出し入れ縁部)を、一つ又は複数の係止機能付きクリップ1により一体的に挟持固定した後、クリアファイルの一側縁部に対して所定間隔に隔てて取り付けられた各係止機能付きクリップ1…の各フック4…に、綴じ具Bの各綴じ杆Ba…又は綴じ具Cの各パイプCa…を挿通する等して綴じることもできる。
また、図7に示すように、単数又は複数の被挟持物AKの一側縁部に取り付けるか、単数又は複数の被挟持物AKが収容されたクリアファイルの一側縁部に取り付けられた各係止機能付きクリップ1…の各フック4…を、例えば壁、柱、天井、掲示部等に固定した吊掛け具D,Dの突起Da,Daに係止すれば、例えば書類、カタログ、写真、掲示物等の所望する内容が書かれた単数又は複数の被挟持物AKを、所望する場所に固定した吊掛け具D,Dの吊下げることができる。
以上のように、係止機能付きクリップ1を構成するクリップ本体2に設けたフック4を、ファイルAに取り付けられた綴じ具Bの各綴じ杆Ba…又は綴じ具Cの各パイプCa…に係止するか、所望する場所に固定した吊掛け具Dの突起Daに係止するので、被挟持物AKに孔部を穿設したり、被挟持物AKに穿設した各孔部に対して綴じ具Bの各綴じ杆Ba…又は綴じ具Cの各パイプCa…を挿通するような手間及び作業が省けるだけでなく、綴じ込み(ファイリング)や吊下げ等の作業が簡単且つ容易に行え、様々な用途及び目的に用いることができる。
また、被挟持物AKが破損したり、被挟持物AKに記載された内容が判読困難になることもなく、被挟持物AK自体の形状及び形態を維持することができる。
また、一対の各操作杆3,3を反挟持側に回動操作してクリップ本体2の反挟持側角隅部に当接するとともに、その反挟持側角隅部を支点として、テコの原理により、各挟持片2a,2aの挟持側端部を強制的に拡張するので、係止機能付きクリップ1を綴じ具B,C又は吊下げ具Dに取り付けたままでも、被挟持物AKを、係止機能付きクリップ1に挟み込んだり、抜き取ったりすることができる。
図8は、フック4を、係止機能付きクリップ1を構成するクリップ本体2の反挟持側角隅部に設けた第2の例を示し、フック4の各端部4a,4aを、クリップ本体2の反挟持側角隅部に形成した各筒状部2d,2dにより軸受しているので、被挟持物AKを挟み込むとき及び抜き取るときに、クリップ本体2の略全体(特に連結片2b)が適度に弾性変形しやすく、また、一部に応力が集中するようなこともなく、各挟持片2a,2aを、被挟持物AKの挟み込み及び抜き取りが許容される間隔に拡張する操作が容易に行え、上記実施例と略同等の作用及び効果を奏することができる。
図9は、フック4を、係止機能付きクリップ1を構成するクリップ本体2に対して一体的に設けた第3の例を示し、フック4の各端部4a,4aを、例えば溶着、接着、ネジ、リベット等の固定手段によりクリップ本体2の連結片2bに対して一体的に固定しているので、上記実施例と略同等の作用及び効果を奏することができる。且つ、各筒状部2d,2dをクリップ本体2に設ける必要がなく、組付け工数及び組付け工程を削減して、安価に製造することができる。また、フック4を、図8に示すクリップ本体2の反挟持側角隅部に設けてもよい。
図10は、フック4の軸部4bを、係止機能付きクリップ1を構成するクリップ本体2に軸受した第4の例を示し、フック4の一側部に設けた軸部4bを、クリップ本体2の連結片2bに形成した孔部2eに挿通した後、軸部4bの突出側端部をカシメ加工するか、軸部4bに抜止め部材を固定する等して、フック4を、軸部4bを中心として回動自在に軸受しているので、クリップ本体2とフック4とを正逆方向に対して相対回動することができ、相互の向き及び角度が規制されることがなく、係止機能付きクリップ1により挟持された被挟持物AKを綴じ具B,Cに綴じる作業及び吊掛け具Dに吊下げる作業と、被挟持物AKを、綴じ具B,C又は吊掛け具Dに取り付けられた係止機能付きクリップ1に挟み込む作業とが容易に行え、上記実施例と略同等の作用及び効果を奏することができる。
図11は、フック4の軸部4bを、係止機能付きクリップ1を構成するクリップ本体2の孔部2eに対して溝部2fから差し込んで軸受した第5の例を示し、フック4の軸部4bが差し込み許容され、孔部2eから抜き取るときに抵抗が付与される溝部2fを、上記孔部2eと連続して挟持片2aに形成している。つまり、フック4の軸部4bを、クリップ本体2の挟持片2aに形成した溝部2fに沿って差し込み、連結片2bに形成した孔部2eにより回動自在に軸受するので、上記実施例と略同等の作用及び効果を奏することができる。また、フック4の差し込み及び抜き取りが容易に行えるだけでなく、所望するサイズのフック4に交換することもできる。
図12は、マグネット5を、係止機能付きクリップ1を構成するクリップ本体2に取り付けた第6の例を示し、マグネット5の反吸着側に設けた各端部5a,5aを、クリップ本体2の連結片2bに設けた各筒状部2d,2dで軸受しているので、マグネット5を吸着固定することが可能な金属部分さえあれば、マグネット5の磁力を利用して、係止機能付きクリップ1により挟持された被挟持物AKを所望する場所に吊下げ又は取り付けることが可能であり、上記実施例と略同等の作用及び効果を奏することができる。また、係止機能付きクリップ1を、金属製の綴じ具B,Cに対して吸着固定することもできる。また、マグネット5を、第1乃至第5の例と同様にして、クリップ本体2に取り付けてもよい。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の係止部は、実施例のフック4と、マグネット5とに対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではなく、請求項に示される技術思想に基づいて応用することができ、多くの実施の形態を得ることができる。
また、一対の各挟持片2a,2aを拡張する工具類があれば、一対の各操作杆3,3をクリップ本体2に取り付ける必要がなく、係止機能付きクリップ1を、クリップ本体2とフック4とで構成することもできる。
本発明の係止機能付きクリップは、被挟持物の綴じ込み(ファイリング)や吊下げ以外の用途及び目的にも用いることができる。
係止機能付きクリップの第1の例を示す斜視図。 係止機能付きクリップを示す平面図。 フックの回動状態を示す側面図。 クリップによる被挟持物の挟持方法を示す側面図。 リング型綴じ具の綴じ杆に取り付けた例を示す平面図。 パイプ型綴じ具のパイプに取り付けた例を示す平面図。 壁面に固定された吊掛け具に吊下げた例を示す正面図。 フックをクリップの反挟持側角隅部に設けた第2の例を示す斜視図。 フックをクリップに対して一体的に設けた第3の例を示す斜視図。 フックをクリップに軸受した第4の例を示す斜視図。 フックをクリップの溝部に差し込んだ第5の例を示す斜視図。 マグネットをクリップに取り付けた第6の例を示す斜視図。
符号の説明
AK…被挟持物
A…ファイル
B,C…綴じ具
Ba…綴じ杆
Ca…パイプ
D…吊掛け具
Da…突起
1…係止機能付きクリップ
2…クリップ本体
2a…挟持片
2b…連結片
2c,2d…筒状部
2e…孔部
2f…溝部
3…操作杆
4…フック
4b…軸部
5…マグネット

Claims (8)

  1. 被挟持物を挟持する一対の各挟持片と、該各挟持片を連結する連結片とからなるクリップ本体を板状バネにより構成したクリップであって、
    上記クリップ本体に、所望する部分に対して係止される係止部を設けた
    係止機能付きクリップ。
  2. 上記各挟持片の前側縁部に対して一対の各操作杆を回動自在に取り付けた
    請求項1に記載の係止機能付きクリップ。
  3. 上記係止部の一側部に設けた両端部を、上記連結片の両側縁部に対して回動自在に取り付けた
    請求項1又は2に記載の係止機能付きクリップ。
  4. 上記係止部の一側部に設けた両端部を、上記クリップ本体の反挟持側角隅部に対して回動自在に取り付けた
    請求項1又は2に記載の係止機能付きクリップ。
  5. 上記係止部の一側部に設けた軸部を、上記連結片に形成した孔部に対して回動自在に取り付けた
    請求項1又は2に記載の係止機能付きクリップ。
  6. 上記係止部の軸部が差し込み許容される溝部を、上記連結片に形成した孔部と連続して挟持片に設けた
    請求項5記載の係止機能付きクリップ。
  7. 上記係止部を、上記クリップ本体に対して一体的に設けた
    請求項1又は2に記載の係止機能付きクリップ。
  8. 上記係止部を、フック又はマグネットで構成した
    請求項1乃至7のいずれか一つに記載の係止機能付きクリップ。
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