JP2006314891A - 木材粉砕粉製造装置および木材粉砕粉製造方法、木質様成形品製造装置および木質様成形品製造方法 - Google Patents

木材粉砕粉製造装置および木材粉砕粉製造方法、木質様成形品製造装置および木質様成形品製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】装置の大型化を防ぐことで工程数やコストを低減することができ、これにより、木質様成形品の製造効率を向上させることが可能な木材粉砕粉製造装置および木材粉砕粉製造方法、木質様成形品製造装置および木質様成形品製造方法の提供。
【解決手段】時間的間隔をおいて投入した所定量の木質廃材2を振動により解してから定量供給し、定量供給された木質廃材2の中から磁石に付く鉄等の不純物を選別して取り除くとともに、磁石に付かない金属の不純物を検知して排出し、その後、前記不純物が取り除かれた木質廃材2に一次粉砕を施して細粉状に粉砕し、次いで、二次粉砕を施して微粉状に粉砕して木材粉砕粉8を得てから、前記木材粉砕粉8と樹脂粉剤粉16とを混練・成形して木質様成形品を得る。
【選択図】図1

Description

本発明は、不純物を含む木質廃材から得られる木材粉砕粉の製造装置および製造方法、さらに、木材粉砕粉と樹脂粉砕粉とから得られる木質様成形品の製造装置および製造方法に関する。
従来より、天然の木材や木質廃材等を微粉砕して得た木材粉砕粉と、樹脂等とを混練・溶融し、押出成形または射出成形により所望形状に成形して、手触り感等の風合いも天然の木に近い木質様成形品を製造する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−266428号公報
ところで、上記特許文献1に記載の技術においては木質廃材を用いて木質様成形品を製造するに際し、木質廃材に含まれる金属類や石等の不純物の選別が行われている。すなわち、回収された木質廃材を不純物とともに粉砕装置によって3〜6メートル程度の塊に粉砕してから、強力磁石による不純物の選別や、過電流選別機による磁石に付かない不純物の選別作業を行って不純物を取り除くようにしている。
ところが、上述のように不純物を取り除く工程は、回収された木質廃材を不純物とともに粉砕装置によって3〜6メートル程度の塊に粉砕してから行われるため、回収された木質廃材を一旦貯留しておくための木質廃材貯留装置や、不純物を取り除くために木質廃材を予め粉砕しておくための粉砕装置を設置しなければならなかった。
このため、木材粉砕粉を製造するための製造装置が大型化し、延いては木質様成形品製造装置全体が大型化することになり、大型化した分の工程数やコストの増加等の問題を招く場合があった。また、上述のように、回収された木質廃材を不純物とともに粉砕するので、粉砕装置自体が故障する場合もあった。
本発明の課題は、装置の大型化を防ぐことで工程数やコストを低減することができ、これにより、木質様成形品の製造効率を向上させることが可能な木材粉砕粉製造装置および木材粉砕粉製造方法、木質様成形品製造装置および木質様成形品製造方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、例えば図1に示すように、木材粉砕粉製造装置1であって、
所定量の木質廃材2を、時間的間隔をおいて投入する投入装置3と、
投入された所定量の木質廃材2を振動により解してから定量供給する振動供給装置4と、
前記振動供給装置4から定量供給された木質廃材2の中から磁石に付く鉄等の不純物を選別して取り除く除鉄装置5と、
前記除鉄装置5の下流側に配置され、磁石に付かない金属の不純物を検知して排出する金属検知排出機6と、
前記不純物が取り除かれた木質廃材2を細粉状に粉砕する一次木材粉砕装置7と、
細粉状に粉砕した木質廃材2を微粉状に粉砕して木材粉砕粉8を得る二次木材粉砕装置9とを備えていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、前記投入装置3によって所定量の木質廃材2を、時間的間隔をおいて投入し、さらに、投入した所定量の木質廃材2を前記振動供給装置4の振動により解してから前記除鉄装置5に定量供給するので、該除鉄装置5の磁石によって前記木質廃材2に含まれる鉄等の不純物を確実に除鉄することができる。また、前記金属検知排出機6によって磁石に付かない金属を検知して排出するので、前記木質廃材2に含まれる不純物を確実に取り除いて排出することができる。そして、前記不純物が取り除かれた木質廃材2を前記一次木材粉砕装置7によって細粉状に粉砕し、かつ、細粉状に粉砕した木質廃材2を前記二次木材粉砕装置9によって微粉状に粉砕するので、確実に木材粉砕粉8を得ることができるとともに、前記不純物を取り除いた上で前記木質廃材2を粉砕するので容易に木材粉砕粉8を得ることができ、装置自体の故障を減らすことも可能となり、メンテナンスの面でも優れる。
したがって、従来とは異なり、回収された木質廃材2を一旦貯留しておくための木質廃材貯留装置や、不純物を取り除くために木質廃材2を予め粉砕しておくための粉砕装置を設置する必要がなく、木材粉砕粉製造装置1の大型化を防ぐことができるので、木材粉砕粉8を製造するための工程数やコストを低減することができ、延いては、木質様成形品の製造効率を向上させることが可能となる。
請求項2に記載の発明は、例えば図1に示すように、請求項1に記載の木材粉砕粉製造装置1において、
前記投入装置3によって投入される木質廃材2は、予め所定の大きさに仮粉砕された状態の木質廃材2であることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、前記投入装置3によって投入される木質廃材2が、予め所定の大きさに仮粉砕された状態となっているので、従来とは異なり、不純物を取り除くために木質廃材2を予め粉砕しておくための粉砕装置を設置する必要がなく、木材粉砕粉製造装置1の大型化を防ぐことができるとともに、木材粉砕粉8を製造するための工程数やコストを低減することができ、延いては、木質様成形品の製造効率を向上させることが可能となる。
請求項3に記載の発明は、例えば図1および図2に示すように、請求項1または2に記載の木材粉砕粉製造装置1を備えた木質様成形品製造装置Aにおいて、
前記二次木材粉砕装置9の下流側に、前記木材粉砕粉8と樹脂廃材15から得られる樹脂粉砕粉16とを含む各成形材料が連続的に供給されて、供給された各成形材料を所定の配合となるように計量する計量装置17と、該計量装置17によって計量された各成形材料が常に一定の割合で連続的に投入され、投入された各成形材料を混練する混練装置18と、混練した各成形材料を所要形状に成形することにより木質様成形品とする成形装置19とが設置されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、連続的に供給された木材粉砕粉8と樹脂粉砕粉16とを含む各成形材料が所定の配合となるように前記計量装置17によって計量され、該計量された各成形材料が前記混練装置18に常に一定の割合で連続的に投入されることから、前記混練装置18によって各成形材料が連続的に混練されるとともに、前記成形装置19により木質様成形品も連続的に製造されることとなり、これによって、木質様成形品の製造効率をさらに向上させることが可能となる。
請求項4に記載の発明は、例えば図1に示すように、時間的間隔をおいて投入した所定量の木質廃材2を振動により解してから定量供給し、定量供給された木質廃材2の中から磁石に付く鉄等の不純物を選別して取り除くとともに、磁石に付かない金属の不純物を検知して排出し、その後、前記不純物が取り除かれた木質廃材2に一次粉砕を施して細粉状に粉砕し、次いで、二次粉砕を施して微粉状に粉砕して木材粉砕粉8を得ることを特徴と
する。
請求項4に記載の発明によれば、時間的間隔をおいて投入した所定量の木質廃材2を振動により解してから定量供給するので、磁石に付く鉄等の不純物を確実に除鉄することができるとともに、磁石に付かない金属も検知して排出するので、前記木質廃材2に含まれる不純物を確実に取り除いて排出することができる。そして、前記不純物が取り除かれた木質廃材2に一次粉砕を施して細粉状に粉砕し、次いで、細粉状に粉砕した木質廃材2に二次粉砕を施して微粉状に粉砕するので、確実に木材粉砕粉8を得ることができるようになっている。さらには、前記不純物を取り除いた上で前記木質廃材2を粉砕するので容易に木材粉砕粉8を得ることができる。
したがって、従来とは異なり、回収された木質廃材2を一旦貯留しておくための木質廃材貯留装置や、不純物を取り除くために木質廃材2を予め粉砕しておくための粉砕装置を設置する必要がなく、木材粉砕粉製造装置1の大型化を防ぐことができるので、木材粉砕粉8を製造するための工程数やコストを低減することができ、延いては、木質様成形品の製造効率を向上させることが可能となる。
請求項5に記載の発明は、例えば図1および図2に示すように、請求項4に記載の木材粉砕粉製造方法によって得られた木材粉砕粉8を用いて木質様成形品を製造する木質様成形品製造方法であって、
前記木材粉砕粉8と樹脂廃材15から得られる樹脂粉砕粉16とを含む各成形材料が連続的に供給される計量装置17によって各成形材料を所定の配合となるように計量し、計量された各成形材料が常に一定の割合で連続的に投入される混練装置18によって各成形材料を混練して、その後、混練した各成形材料を成形装置19によって所要形状に成形して木質様成形品を得ることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、連続的に供給された木材粉砕粉8と樹脂粉砕粉16とを含む各成形材料を所定の配合となるように前記計量装置17によって計量し、該計量された各成形材料を前記混練装置18に常に一定の割合で連続的に投入することから、前記混練装置18によって連続的に各成形材料を混練することができ、その後、前記成形装置19により木質様成形品も連続的に製造することができるので、木質様成形品の製造効率をさらに向上させることが可能となる。
本発明によれば、磁石に付く鉄等の不純物や磁石に付かない金属の不純物を確実に取り除いて排出することができ、前記不純物が取り除かれた木質廃材に一次粉砕を施して細粉状に粉砕し、かつ、細粉状に粉砕した木質廃材に二次粉砕を施して微粉状に粉砕するので、確実に木材粉砕粉を得ることができるとともに、前記不純物を取り除いた上で前記木質廃材を粉砕するので容易に木材粉砕粉を得ることができる。
これにより、従来とは異なり、回収された木質廃材を一旦貯留しておくための木質廃材貯留装置や、不純物を取り除くために木質廃材を予め粉砕しておくための粉砕装置を設置する必要がなく、木材粉砕粉製造装置の大型化を防ぐことができるので、木材粉砕粉を製造するための工程数やコストを低減することができ、延いては、木質様成形品の製造効率を向上させることが可能となる。
また、連続的に供給された木材粉砕粉と樹脂粉砕粉とを含む各成形材料を所定の配合となるように計量装置によって計量し、該計量された各成形材料を混練装置に常に一定の割合で連続的に投入することから、前記混練装置によって連続的に各成形材料を混練することができ、その後、成形手段により木質様成形品も連続的に製造することができるので、木質様成形品の製造効率をさらに向上させることが可能となる。
以下、図面を参照して本発明に係る木材粉砕粉製造装置1および木材粉砕粉製造方法、木質様成形品製造方法および木質様成形品製造装置Aの実施の形態について説明する。
本実施の形態の木材粉砕粉製造装置1は、図1に示すように、所定量の木質廃材2を、時間的間隔をおいて投入する投入装置3と、
投入された所定量の木質廃材2を振動により解してから定量供給する振動供給装置4と、
前記振動供給装置4から定量供給された木質廃材2の中から磁石に付く鉄等の不純物を選別して取り除く除鉄装置5と、
前記除鉄装置5の下流側に配置され、磁石に付かない金属の不純物を検知して排出する金属検知排出機6と、
前記不純物が取り除かれた木質廃材2を細粉状に粉砕する一次木材粉砕装置7と、
細粉状に粉砕した木質廃材2を微粉状に粉砕して木材粉砕粉8を得る二次木材粉砕装置9とを備えている。
また、前記木質廃材2は、予め所定の大きさに仮粉砕された状態となっている。すなわち、前記木質廃材2を用いて木材粉砕粉8を製造するにあたり、あらかじめ仮粉砕されているので、従来に比して工程数を短縮できるようになっている。これにより、工程数だけでなく、木材粉砕粉8を製造するためのコストも低減することができ、延いては、木質様成形品の製造効率を向上させることが可能となっている。
さらに、前記木質廃材2は、例えば、住宅等の建物を解体した際に排出される廃木材や家具を解体した際に排出される廃木材、建物建築中に排出される木材の端材、おが屑等が挙げられ、このような廃材が用いられているので、例えば、釘等の不純物が前記木質廃材2に混入されている場合がある。木材粉砕粉8を製造する際には、このような不純物は全て取り除いてから製造するようにしている。
そして、図1に示すように、前記木質廃材2が運搬されてくると、まず、前記木質廃材2は前記投入装置3によって所定量ずつ、時間的間隔をあけて前記振動供給装置4に投入される。また、投入された木質廃材2は、前記振動供給装置4の振動により解されてから前記除鉄装置5に定量供給されるようになっている。
ここで、前記振動供給装置4とは、所謂パーツフィーダーのように所定の容器にガイドが設けられ、前記容器に振動を付与することにより前記容器に投入されたものを前記ガイドに沿って移送させるものである。すなわち、前記振動供給装置4は、本実施の形態において図示はしないが、前記投入装置3によって投入された木質廃材2に振動を付与して解しながら、前記振動供給装置4内に設けられたガイドに沿って前記木質廃材2を供給口に向かって徐々に移送させることができるようになっている。移送された木質廃材2は、上述したように、前記除鉄装置5に定量ずつ供給する。
なお、前記振動供給装置4は、本実施の形態においてはパーツフィーダーのような振動によるものを用いたが、これに限られるものではなく、例えば、棒スクリュー等、攪拌によるものでも良い。このことは、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることは言うまでも無い。
また、前記振動供給装置4に連続して、前記投入された所定量の木質廃材2を解しながら供給する供給装置を設置すると好ましい。
前記除鉄装置5に定量供給された木質廃材2は、前記除鉄装置5の内部に設けられた磁石によって鉄等の磁石に付く不純物が選別されて取り除かれる。この時、例えば、鉄等の強磁性の金属に対して好適な磁力を有する強力磁石を用いることで、鉄等の強磁性体の不純物の十分な捕獲率を確保できる。
さらに、前記除鉄装置5の下流側に設けられた金属検知排出機6によって磁石に付かな
い金属の不純物が検知されて取り除かれる。すなわち、磁力に付かない強磁性体以外の金属に対して、渦電流によって導電性はあるが磁石につかない金属の不純物を選別して排出するようにしている。
このようにして不純物が取り除かれた木質廃材2は、前記一次木材粉砕装置7によって細粉状に粉砕される。前記一次木材粉砕装置7は、予め所定の大きさに仮粉砕された状態の木質廃材2を1ミリメートル程度にまで細粉状に粉砕できるものであって、具体的には、高速回転するハンマチップで材料を打ち砕き、ハンマチップの外周にあるスクリーンの丸穴を通過するまで打砕作用を繰り返すハンマーミルを使用するものである。もちろん、使用する粉砕装置は、上述したハンマーミルに限定されるものではなく、同様の機能を有するものであれば他の粉砕装置でも良いものである。例えば、カッターにより細断するカッターミルや、ローラーにより圧砕するロールミル等を使用しても良い。
一次粉砕が施された木質廃材2は、次に、風力を用いた比重選別機10によって前記木質廃材2よりも重量のある石等の不純物を選別して取り除く。すなわち、一次粉砕が施された木質廃材2を風力で次工程に移送するに際し、該木質廃材2よりも重量のある石等の不純物が木質廃材2とともに飛ばないように適度な風力で前記木質廃材2を移送するようにしている。なお、移送された木質廃材2は、一旦、一次タンク11に貯留されるようになっている。
一次タンク11に貯留された木質廃材2は、続いて前記二次木材粉砕装置9によって微粉状に粉砕される。前記二次木材粉砕装置9は、具体的には、所謂ピンミルであって、円盤に取り付けられたピンによって、衝撃、反発の相互作用を受けて微粉砕を施すことができるものである。更に具体的には、このピンミルは、垂直方向に多数のピンを有する円盤状の回転ディスクと、この回転ディスクに向かい合う面に多数のピンを有する固定ディスクとを備え、一次木材粉砕装置7により得られた材料を回転ディスクの中心部へ投入すると、遠心力によって回転ディスクと固定ディスクに取り付けられたピンの間隙に入り込み、ピンによる衝撃や反発の相互作用を受けて微粉状に粉砕することができるものである。このような粉砕方法では、上述したピンミルにより、約200ミクロンメートル程度の大きさの粒に粉砕される。もちろん、前記二次木材粉砕装置9は、上述したピンミルに限定されるものではなく、同様の機能を有する他の細粉砕装置、例えば、ボールミルや石臼等でも良いものである。
そして、このようにして二次粉砕を終えた木材粉砕粉8は、風力によって二次タンク12に移送されて一旦貯留され、その後、この木材粉砕粉8は200ミクロンメートルの網目で平均粒径200ミクロンメートルに選別される。すなわち、木材粉砕粉8がふるい機13にかけられ、200ミクロンメートルより大きいものは前記一次タンク11に戻されて再粉砕される。また、200ミクロンメートル以下のものは、風力移送されて木粉計量タンク14に貯留される。
そして、以上のようにして木材粉砕粉8を得ることができるようになっている(木質廃材粉砕工程)。
なお、本実施の形態における木質廃材2の風力移送は、熱風発生機(図示せず)によって熱風で送りながら乾燥させて移送するものである。
以上のような構成の木材粉砕粉製造装置1および該木材粉砕粉製造装置1を用いて木材粉砕粉8を製造する方法によれば、前記投入装置3によって所定量の木質廃材2を、時間的間隔をおいて投入し、さらに、投入した所定量の木質廃材2を前記振動供給装置4の振動により解してから前記除鉄装置5に定量供給するので、該除鉄装置5の磁石によって前記木質廃材2に含まれる鉄等の不純物を確実に除鉄することができる。また、前記金属検
知排出機6によって磁石に付かない金属を検知して排出するので、前記木質廃材2に含まれる不純物を確実に取り除いて排出することができる。そして、前記不純物が取り除かれた木質廃材2を前記一次木材粉砕装置7によって細粉状に粉砕し、かつ、細粉状に粉砕した木質廃材2を前記二次木材粉砕装置9によって微粉状に粉砕するので、確実に木材粉砕粉8を得ることができるとともに、前記不純物を取り除いた上で前記木質廃材2を粉砕するので容易に木材粉砕粉8を得ることができ、装置自体の故障を減らすことも可能となり、メンテナンスの面でも優れる。
したがって、従来とは異なり、回収された木質廃材2を一旦貯留しておくための木質廃材貯留装置や、不純物を取り除くために木質廃材2を予め粉砕しておくための粉砕装置を設置する必要がなく、木材粉砕粉製造装置1の大型化を防ぐことができるので、木材粉砕粉8を製造するための工程数やコストを低減することができ、延いては、木質様成形品の製造効率を向上させることが可能となる。
次に、以上のような構成の木材粉砕粉製造装置1を備えた木質様成形品製造装置Aおよび木質様成形品製造方法について説明する。
前記木質様成形品製造装置Aは、図1および図2に示すように、前記二次木材粉砕装置9の下流側に、前記木材粉砕粉8と樹脂廃材15から得られる樹脂粉砕粉16とを含む各成形材料が連続的に供給されて、供給された各成形材料を所定の配合となるように計量する計量装置17と、該計量装置17によって計量された各成形材料が常に一定の割合で連続的に投入され、投入された各成形材料を混練する混練装置18と、混練した各成形材料を所要形状に成形することにより木質様成形品とする成形装置19とが設置されている。
前記樹脂粉砕粉16は、例えば、飲料物を含む食品の容器や包装、トレイ等から得られる樹脂廃材15であって、このような樹脂廃材15からはポリプロピレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂、発泡塩化ビニル樹脂、ポリスチレン樹脂、ABS樹脂等の樹脂粉砕粉16が得られるようになっている。
そして、このように樹脂廃材15から樹脂粉砕粉16を得るには、図1に示すように、樹脂粉砕装置20によって、平均粒径3ミリメートル以下に粉砕されて得ることができる(樹脂廃材粉砕工程)。また、前記樹脂粉砕装置20の下流側には金属検知排出機21が設置されており、該金属検知排出機21によって樹脂廃材15に含まれる不純物を取り除くことができるようになっている。
また、得られた樹脂粉砕粉16は、熱風発生機による熱風で送りながら乾燥させて樹脂計量タンク22に貯蔵される。
次に、木粉計量タンク14に貯蔵されている木材粉砕粉8と、樹脂計量タンク22に貯蔵されている樹脂粉砕粉16とが計量装置17に投入される。この際、前記木材粉砕粉8と樹脂粉砕粉16とが所定の配合となるように計量される。その後、計量されて所定の配合となった木材粉砕粉8と樹脂粉砕粉16とが木粉・樹脂投入装置18aに投入される。この木粉・樹脂投入装置18aは、前記木材粉砕粉8と樹脂粉砕粉16とを前記混練装置18に常に一定の割合で連続的に投入することができるようになっている(計量・混練工程)。
ここで、前記木粉計量タンク14および樹脂計量タンク22に隣接して複数の副資材受入タンク23a〜23dが設置されており、これら各副資材受入タンク23a〜23dには顔料、強化剤、酸変性ポリオレフィン等の滑剤などが貯蔵されている。これら副資材は製造後の木質様成形品に天然木の風合いを付与したり、前記木材粉砕粉8と樹脂粉砕粉16とを確実に混合させたりするためのものであり、前記木材粉砕粉8および樹脂粉砕粉16とともに、適量が計量装置23eによって計量され、連続的に投入されて混練される。
そして、前記木材粉砕粉8および樹脂粉砕粉16、各副資材が前記混練装置18に投入されて混練される。この時、前記混練装置18は自己発熱(摩擦熱)により発熱して所定の温度で攪拌するようになっている。攪拌は、まず高速回転して樹脂粉砕粉16が溶融する溶融温度に達したら低速回転とし、低速状態で練り込むことによって混合材料とする。
次いで、前記混合材料を冷却ミキサ24内に投入して温度が80度に冷却されるまで低速回転で攪拌する。冷却された混合材料は、切出装置25によって所定寸法となるように細かく切断してペレットとされる。
次に、得られたペレットを貯留タンク26を介して搬送キャリア27に投入する。そして、搬送キャリア27に投入されたペレットを、図2に示すように、ホッパドライヤ28を介して除湿乾燥させながら成形装置19のホッパ29内に投入し、加熱シリンダ30内で加熱しながらシリンダ内部のスクリューにより押し出し、さらに、シリンダの先端部分に設けられた成形ダイ31より連続的に押し出し、所望の形状に成形して木質様成形品を製造する(押出成形工程)。
なお、成形に際しては、成形温度は約160〜220℃に設定することが好ましく、特に170〜185℃の範囲がより好ましい。成形温度を160〜220℃に設定したのは、160℃未満では樹脂粉砕粉16の軟化が不十分で木材粉砕粉8と均等に混練し難く、220℃以上では木材粉砕粉8が熱で炭化等の変化を起こすためである。
さらに、成形ダイ31より連続的に押し出された木質様成形品は、引取機32により引き取られて、切断機33で所定長さに切断される。また前記切断機33の上方には集塵機33aが設置されている。
以上のようにして製造された木質様成形品は、その後、図2に示すように、表面加工処理が施される(加工工程)。すなわち、サイザー装置34による木質様成形品の形状および寸法調整や、印刷機35による木目模様の印刷等の作業によって木質様成形品に対して天然木の風合いを付与する。また、前記サイザー装置34の上方には集塵機34aが設置されている。
なお、本実施の形態の木質様成形品製造装置Aを稼動させるためのユーティリティー設備として、図3に示すように、気体を圧縮して圧力を高めるコンプレッサー36や木質様成形品製造装置Aに冷却水を提供する冷却水設備37、場内の気体中に浮遊する粉塵などを集めて取り除く集塵機38、または木質様成形品製造装置A全体の稼動を制御する制御盤39等が設けられている。
以上のような構成の木質様成形品製造装置Aおよび該木質様成形品製造装置Aを用いて木質様誠意形品を製造する方法によれば、連続的に供給された木材粉砕粉8と樹脂粉砕粉16とを含む各成形材料を所定の配合となるように前記計量装置17によって計量し、該計量された各成形材料を前記混練装置18に常に一定の割合で連続的に投入することから、前記混練装置18によって連続的に各成形材料を混練することができ、その後、前記成形装置19により木質様成形品も連続的に製造することができるので、木質様成形品の製造効率をさらに向上させることが可能となる。
また、本実施の形態によれば、従来とは異なり、回収された木質廃材2を一旦貯留しておくための木質廃材貯留装置や、不純物を取り除くために木質廃材2を予め粉砕しておくための粉砕装置を設置する必要がなく、木材粉砕粉製造装置1の大型化を防ぐことができるので、木材粉砕粉8を製造するための工程数やコストを低減することができ、延いては、木質様成形品の製造効率を向上させることが可能となる。
さらには、住宅等の建物の廃木材である木質廃材2や、ポリプロピレン樹脂製の樹脂材
やポリオレフィン系樹脂製の梱包フィルムである樹脂廃材15を用いて木質様成形品を製造するので、この点においても資源の有効利用や環境保護の観点から優れる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。また、本実施の形態において、木材粉砕粉8は木質廃材2から得られるものとしたが、これに限らず、例えば、天然木、竹、バカス、稲藁等の天然素材を粉砕することによって得られるものとしても良い。
木材粉砕粉製造装置を備えた木質様成形品製造装置を示す概略図である。 木質様成形品製造措置を示す概略図である。 図1および図2に示す木質様成形品製造装置に設けられたユーティリティー設備を示す概略図である。
符号の説明
A 木質様成形品製造装置
1 木材粉砕粉製造装置
2 木質廃材
3 投入装置
4 振動供給装置
5 除鉄装置
6 金属検知排出機
7 一次木材粉砕装置
8 木材粉砕粉
9 二次木材粉砕装置
15 樹脂廃材
16 樹脂粉砕粉
17 計量装置
18 混練装置
19 成形装置

Claims (5)

  1. 所定量の木質廃材を、時間的間隔をおいて投入する投入装置と、
    投入された所定量の木質廃材を振動により解してから定量供給する振動供給装置と、
    前記振動供給装置から定量供給された木質廃材の中から磁石に付く鉄等の不純物を選別して取り除く除鉄装置と、
    前記除鉄装置の下流側に配置され、磁石に付かない金属の不純物を検知して排出する金属検知排出機と、
    前記不純物が取り除かれた木質廃材を細粉状に粉砕する一次木材粉砕装置と、
    細粉状に粉砕した木質廃材を微粉状に粉砕して木材粉砕粉を得る二次木材粉砕装置とを備えていることを特徴とする木材粉砕粉製造装置。
  2. 請求項1に記載の木材粉砕粉製造装置において、
    前記投入装置によって投入される木質廃材は、予め所定の大きさに仮粉砕された状態の木質廃材であることを特徴とする木材粉砕粉製造装置。
  3. 請求項1または2に記載の木材粉砕粉製造装置を備えた木質様成形品製造装置において、
    前記二次木材粉砕装置の下流側に、前記木材粉砕粉と樹脂廃材から得られる樹脂粉砕粉とを含む各成形材料が連続的に供給されて、供給された各成形材料を所定の配合となるように計量する計量装置と、該計量装置によって計量された各成形材料が常に一定の割合で連続的に投入され、投入された各成形材料を混練する混練装置と、混練した各成形材料を所要形状に成形することにより木質様成形品とする成形装置とが設置されていることを特徴とする木質様成形品製造装置。
  4. 時間的間隔をおいて投入した所定量の木質廃材を振動により解してから定量供給し、定量供給された木質廃材の中から磁石に付く鉄等の不純物を選別して取り除くとともに、磁石に付かない金属の不純物を検知して排出し、その後、前記不純物が取り除かれた木質廃材に一次粉砕を施して細粉状に粉砕し、次いで、二次粉砕を施して微粉状に粉砕して木材粉砕粉を得ることを特徴とする木材粉砕粉製造方法。
  5. 請求項4に記載の木材粉砕粉製造方法によって得られた木材粉砕粉を用いて木質様成形品を製造する木質様成形品製造方法であって、
    前記木材粉砕粉と樹脂廃材から得られる樹脂粉砕粉とを含む各成形材料が連続的に供給される計量装置によって各成形材料を所定の配合となるように計量し、計量された各成形材料が常に一定の割合で連続的に投入される混練装置によって各成形材料を混練して、その後、混練した各成形材料を成形装置によって所要形状に成形して木質様成形品を得ることを特徴とする木質様成形品製造方法。
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