JP2006314861A - 基板加熱装置および基板加熱方法ならびに液状物質の塗布装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】キャリア3の開口部3aに載置された基板4を、加熱されたガスを吹き付けて加熱する基板加熱装置において、加熱ユニット11に基板4の下面に向かって突出した突出部14を設け、加熱ユニット11によって加熱されたガスを開閉バルブによってオンオフしながら突出部14の上面から基板4の下面に吹き付ける。加熱開始時には開閉バルブを開状態にして加熱されたガスを継続して基板4に吹付けて急速に昇温させ、その後開閉バルブを反復して開閉することによりガスの吹付けを間欠的に行い、基板4の加熱温度を目標温度付近に維持する。
【選択図】図6
Description
ガス流路が形成された加熱ユニットと、前記ガス流路内を流れるガスを加熱するガス加熱手段と、前記ガス流路へのガスの流入をON/OFFする開閉バルブとを備え、前記加熱手段によって加熱されたガスを前記吹出し孔から前記基板に吹き付けることによりこの基板を加熱する基板加熱装置における基板加熱方法であって、前記開閉バルブを開いてガスの流入をONにした状態を維持することにより前記基板の温度を目標温度まで加熱する初期加熱工程と、前記開閉バルブの開閉動作を反復することにより前記基板の温度を目標温度付近に維持する定常加熱工程とを含む。
からガスを供給するとともに、ヒータ16に通電することにより加熱されたガスが、加熱面14aに開口した吹出し孔14bから基板4の下面に吹き付けられ、基板4が加熱される。これとともに、加熱された状態の突出部14の加熱面14aから熱が輻射によって基板4の下面の受熱面4dに伝達され、基板4が加熱される。また基板4の加熱を停止する際には、加熱ユニット昇降機構5aを駆動して加熱ユニット11を下降させて、加熱面14aを受熱面4dから離隔させる。すなわち加熱ユニット昇降機構5aは、突出部14の上面の加熱面14aと基板4の下面の受熱面14dとを接近・離隔させる昇降機構となっている。
部32による開閉バルブ36の制御が定常加熱モード[2]に切り換えられることにより、オーバーシュートが防止される。すなわち、まず開閉バルブ36が閉状態となることによりガスの吹付けが停止されて、基板4の加熱温度が下降する。このときガスの吹付けによる加熱は停止するものの、加熱面14aから輻射により熱が基板4の受熱面4dに伝達されることによる加熱は継続され、急激な温度低下が防止される。このように、ガスによる加熱のみならず、加熱面14aからの輻射による加熱を組み合わせることで、定常加熱モードの安定性を高めることができる。
2 搬送機構
3 キャリア
3a 開口部
4 基板
4a 電子部品
5 基板加熱装置
5a 加熱ユニット昇降機構
11 加熱ユニット
12 上部ユニット
13 下部ユニット
14 突出部
14a 加熱面
14b 吹出し孔
16 ヒータ
24 ガス供給部
36 開閉バルブ
Claims (19)
- 加熱されたガスを吹き付けることによって基板を加熱する基板加熱装置であって、
前記基板の下面に向かって上方へ突出して設けられた突出部を有し、一端が前記突出部の上面に開口した吹出し孔に連通し他端がガス供給部に連通するガス流路が形成された加熱ユニットと、前記ガス流路内を流れるガスを加熱するガス加熱手段と、前記ガス流路へのガスの流入をON/OFFする開閉バルブと、前記開閉バルブの開閉動作を制御することにより前記基板を目標温度に加熱するバルブ制御部とを備えたことを特徴とする基板加熱装置。 - 前記突出部の上面と前記基板の下面とを接近・離隔させる昇降機構を備えたことを特徴とする請求項1記載の基板加熱装置。
- 前記ガス加熱手段は、前記加熱ユニットに内蔵されたヒータであることを特徴とする請求項1記載の基板加熱装置。
- 前記加熱ユニットは、前記突出部が設けられた上部ユニットと前記ヒータが内蔵された下部ユニットとを合わせ面を介して着脱自在に合体させて構成され、前記合わせ面に形成された流路溝が前記ガス流路の一部を構成することを特徴とする請求項3記載の基板加熱装置。
- 前記突出部の上面は、前記基板下面の受熱面に対応した形状の加熱面となっており、前記加熱面から前記受熱面へ輻射により熱が伝達されることを特徴とする請求項1記載の基板加熱装置。
- 前記基板は下面から下方に突出する突出端子を有し、前記基板下面において前記突出端子に囲まれた範囲が前記受熱面であることを特徴とする請求項5記載の基板加熱装置。
- 前記上部ユニットは、複数の前記突出部を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一つに記載の基板加熱装置。
- 前記バルブ制御部は、前記開閉バルブを開いてガスの流入をONにした状態を維持することにより前記基板の温度を目標温度まで昇温させる初期加熱モードと、前記開閉バルブの開閉を反復することにより前記基板の温度を前記目標温度付近に維持する定常加熱モードの2つの制御モードによって前記開閉バルブを制御することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一つに記載の基板加熱装置。
- 前記初期加熱モードの継続時間を示す初期加熱時間T1と、前記定常加熱モードにおける開閉バルブの開時間T(on)ならびに閉時間T(off)を記憶する記憶部を備え、前記バルブ制御部は、前記初期加熱時間T1、開時間T(on)および閉時間T(off)に基づいて前記開閉バルブの開閉動作を制御することを特徴とする請求項8記載の基板加熱装置。
- 加熱されたガスを吹き付けることによって基板を加熱するとともに、前記基板の上面に液状物質を塗布する液状物質の塗布装置であって、
前記基板の下面に向かって上方へ突出して設けられた突出部を有し、一端が前記突出部の上面に開口した吹出し孔に連通し他端がガス供給部に連通するガス流路が形成された加熱ユニットと、前記ガス流路内を流れるガスを加熱するガス加熱手段と、前記ガス流路へのガスの流入をON/OFFする開閉バルブと、前記開閉バルブの開閉動作を制御することにより前記基板を目標温度に加熱するバルブ制御部と、前記目標温度に加熱された前記
基板の上面に液状物質を塗布する塗布部とを備えたことを特徴とする液状物質の塗布装置。 - 前記突出部の上面と前記基板の下面とを接近・離隔させる昇降機構を備えたことを特徴とする請求項10記載の液状物質の塗布装置。
- 前記加熱手段は、前記加熱ユニットに内蔵されたヒータであることを特徴とする請求項10記載の液状物質の塗布装置。
- 前記加熱ユニットは、前記突出部が設けられた上部ユニットと前記ヒータが内蔵された下部ユニットとを合わせ面を介して着脱自在に合体させて構成され、前記合わせ面に形成された流路溝が前記ガス流路の一部を構成することを特徴とする請求項10記載の液状物質の塗布装置。
- 前記突出部の上面は、前記基板下面の受熱面に対応した形状の加熱面となっており、前記加熱面から前記受熱面へ輻射により熱が伝達されることを特徴とする請求項10記載の液状物質の塗布装置。
- 前記基板は下面から下方に突出する突出端子を有し、前記基板下面において前記突出端子に囲まれた範囲が前記受熱面であることを特徴とする請求項14記載の液状物質の塗布装置。
- 前記上部ユニットは、複数の前記突出部を有することを特徴とする請求項10乃至15のいずれか一つに記載の液状物質の塗布装置。
- 前記バルブ制御部は、前記開閉バルブを開いてガスの流入をONにした状態を維持することにより前記基板の温度を目標温度まで昇温させる初期加熱モードと、前記開閉バルブの開閉を反復することにより前記基板の温度を前記目標温度付近に維持する定常加熱モードの2つの制御モードによって前記開閉バルブを制御することを特徴とする請求項10乃至16のいずれか一つに記載の液状物質の塗布装置。
- 前記初期加熱モードの継続時間を示す初期加熱時間T1と、前記定常加熱モードにおける開閉バルブの開時間T(on)ならびに閉時間T(off)を記憶する記憶部を備え、前記バルブ制御部は、前記初期加熱時間T1、開時間T(on)および閉時間T(off)に基づいて前記開閉バルブの開閉動作を制御することを特徴とする請求項17記載の液状物質の塗布装置。
- 基板の下面に向かって上方へ突出して設けられた突出部を有し、一端が前記突出部の上面に形成された吹出し孔に連通し他端がガス供給部に連通するガス流路が形成された加熱ユニットと、前記ガス流路内を流れるガスを加熱するガス加熱手段と、前記ガス流路へのガスの流入をON/OFFする開閉バルブとを備え、前記加熱手段によって加熱されたガスを前記吹出し孔から前記基板に吹き付けることによりこの基板を加熱する基板加熱装置における基板加熱方法であって、
前記開閉バルブを開いてガスの流入をONにした状態を維持することにより前記基板の温度を目標温度まで加熱する初期加熱工程と、前記開閉バルブの開閉動作を反復することにより前記基板の温度を目標温度付近に維持する定常加熱工程とを含むことを特徴とする基板加熱方法。
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