JP2006313223A - 撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被撮影者の顔画像が所定の撮影領域内に位置するようにカメラを移動させて顔画像を撮影する場合に、ぶれた画像を撮影しない撮影装置を提供する。
【解決手段】被撮影者30の顔画像を撮影するカメラ部1と、CPU3に、被撮影者30の顔画像が、所定の撮影領域内に位置しているか否かを判定させる判定プログラム61と、CPU3に、CPU3の判定プログラム61の実行による判定結果に基づいて、被撮影者30の顔画像を撮影領域内に位置させるために、雲台2を介して、カメラ部1を移動させる移動制御プログラム62と、を備える撮影装置100において、CPU3に、操作部5により顔画像の撮影が指示されると、雲台2の作動を禁止する禁止制御プログラム63を備え、カメラ部1は、雲台2の作動が禁止された後に、被撮影者30の顔画像を撮影するよう構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮影装置に関する。
運転免許証や社員証などのIDカードは、社会生活の上で一般化し、欠くことのできないものとなっている。そして、近年、IDカードに、証明写真をプリントする場合が多くなってきた。このような証明写真においては、被撮影者の顔画像が略中央に位置することが望ましい。そこで、撮影した画像の中から、顔画像が略中央に位置するように画像を切り出す方法(例えば、特許文献1,2参照)や、被撮影者の顔画像が所定の撮影領域内に位置するよう、カメラの位置を調整しながら顔画像を撮影する方法(例えば、特許文献3参照)などが提案された。
特許文献1,2の方法では、撮影した後に、好適な画像を切り出すため、証明写真を得るまでに時間がかかってしまう。一方、特許文献3の方法では、顔画像が好適な位置に位置するよう、常にカメラの位置を調整しながら撮影するため、直ぐに証明写真を得ることができる。
特開平5−268513号公報 特開平8−125909号公報 特開2003−287784号公報
しかしながら、特許文献3に記載の撮影装置においては、被撮影者が移動するとカメラも移動するため、例えば、撮影を開始する直前に被撮影者が移動すると、カメラは移動しながら撮影することになって、ぶれた画像を撮影してしまう。また、カメラは移動することによって振動するため、例えば、その振動が治まらないうちに撮影を開始すると、カメラは振動しながら撮影することになって、ぶれた画像を撮影してしまう。
本発明の課題は、被撮影者の顔画像が所定の撮影領域内に位置するようにカメラを移動させて顔画像を撮影する場合に、ぶれた画像の撮影を防止できる撮影装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、被撮影者の顔画像を撮影する撮影手段と、前記被撮影者の顔画像が、所定の撮影領域内に位置しているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果に基づいて、前記被撮影者の顔画像を前記撮影領域内に位置させるように、前記撮影手段を移動させる移動手段と、前記撮影手段に、前記被撮影者の顔画像の撮影を指示する指示手段と、を備える撮影装置において、前記指示手段により顔画像の撮影が指示されると、前記移動手段の作動を禁止する禁止制御手段を備え、前記撮影手段は、前記禁止制御手段により前記移動手段の作動が禁止された後に、前記被撮影者の顔画像を撮影することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の撮影装置において、前記禁止制御手段は、前記指示手段により顔画像の撮影が指示された際に、前記移動手段による撮影手段の移動が動作中の場合には、前記移動手段による撮影手段の移動が完了した後に、当該移動手段の作動を禁止することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の撮影装置において、前記撮影手段は、前記禁止制御手段により前記移動手段の作動が禁止されてから、所定時間が経過した後に、前記被撮影者の顔画像を撮影することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載に撮影装置において、前記撮影手段の振動を検知する検知手段と、前記検知手段による検知結果に基づいて、前記撮影手段が停止したか否かを判断する判断手段と、を備え、前記撮影手段は、前記判断手段により、撮影手段が停止したと判断された後に、前記被撮影者の顔画像を撮影することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、移動手段により被撮影者の顔画像が所定の撮影領域内に位置するように撮影手段を移動させることができ、禁止制御手段により移動手段の作動が禁止された後に、被撮影者の顔画像を撮影することができるため、ぶれた画像の撮影を防止できる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、移動手段による撮影手段の移動が完了した後に、禁止制御手段は当該移動手段の作動を禁止するため、確実に、被撮影者の顔画像を所定の撮影領域内に位置させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、禁止制御手段により移動手段の作動が禁止されてから、所定時間が経過した後に、被撮影者の顔画像を撮影することができる。したがって、確実に、撮影手段の振動が治まってから、顔画像を撮影することができることとなって、より一層、ぶれた画像の撮影を防止できる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、撮影手段が停止したと判断された後に、すなわち、撮影手段が振動していないと確認された後に、被撮影者の顔画像を撮影することができる。したがって、確実に、撮影手段の振動が治まってから、顔画像を撮影することができることとなって、より一層、ぶれた画像の撮影を防止できる。
以下、図を参照して、本発明にかかる撮影装置100の最良の形態を詳細に説明する。なお、発明の範囲は、図示例に限定されない。
[第1の実施の形態]
まず、第1の実施の形態について説明する。
<撮影装置の構成>
まず、撮影装置100の構成を、図1を参照して説明する。
撮影装置100は、例えば、図1に示すように、背景板10、椅子20、照明器40などを備えて構成される撮影システムSに含まれている。
背景板10は、撮影装置100による被撮影者30の顔画像(被撮影者30の顔を中心とした画像)の撮影の際に、被撮影者30の背景となる板であり、単色で反射率が一定である。
また、椅子20は、撮影装置100による被撮影者30の顔画像の撮影の際に、被撮影者30が着座する椅子である。
また、照明器40は、撮影装置100による被撮影者30の顔画像の撮影の際に、椅子20に着座した被撮影者30を照明する照明器である。
撮影装置100は、写真館などに設置される撮影装置であり、例えば、図1に示すように、カメラ部1、雲台2、CPU(Central Processing Unit)3、表示部4、操作部5、メモリ6、印刷部7、計時部8などを備えて構成される。
カメラ部1は、ガラスやプラスチックなどから形成される光学レンズ、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの光学センサなどから構成され、雲台2によって支持されている。
具体的には、カメラ部1は、撮影手段として、被撮影者30の顔画像を撮影する。
より具体的には、カメラ部1は、光学レンズを介して入力される静止画像(椅子20に着座している被撮影者30の顔画像)を、光学センサで電気信号に変換して画像データを生成する。
雲台2は、カメラ部1を支持しており、CPU3から入力される制御信号に従って、カメラ部1を、上下方向(鉛直方向)や左右方向(水平方向)に移動させる。
具体的には、雲台2は、移動手段として、移動制御プログラム62(後述)を実行したCPU3から入力される制御信号に従って、CPU3の判定プログラム61(後述)の実行による判定結果に基づいて、被撮影者30の顔画像を撮影領域内に位置させるように、カメラ部1を移動させる。
CPU3は、メモリ6に記憶された撮影装置100用の各種処理プログラムに従って各種の制御動作を行う。
表示部4は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)などを備え、CPU3から入力される制御信号に従って、所与の表示処理を行う。
具体的には、表示部4は、カメラ部1により撮影された顔画像を表示出力する。
操作部5は、撮影を指示するための撮影キーや、表示部4に表示された顔画像を確定するための確定キーなどの各種キーを備え、オペレータによるキー操作に伴う押下信号をCPU3に出力する。
具体的には、操作部5は、指示手段として、カメラ部1に、被撮影者30の顔画像の撮影を指示する。
メモリ6は、CPU3によって実行される処理プログラムなどを展開するためのプログラム格納領域や、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果などを格納するデータ格納領域などを備える。
また、メモリ6は、撮影装置100で実行可能なシステムプログラム、当該システムプログラムで実行可能な各種処理プログラム、これら各種処理プログラムを実行する際に使用されるデータ、CPU3によって演算処理された処理結果のデータなどを記憶する。なお、プログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形でメモリ6に記憶されている。
具体的には、メモリ6には、例えば、図1に示すように、判定プログラム61、移動制御プログラム62、禁止制御プログラム63などが記憶されている。
判定プログラム61は、CPU3に、被撮影者30の顔画像が、カメラ部1における、所定の撮影領域内に位置しているか否かを判定する機能を実現させる。
CPU3は、かかる判定プログラム61を実行することによって、判定手段として機能する。
移動制御プログラム62は、CPU3に、CPU3の判定プログラム61の実行による判定結果に基づいて、被撮影者30の顔画像を撮影領域内に位置させるために、カメラ部1を移動させるよう、雲台2を制御する機能を実現させる。
CPU3は、かかる移動制御プログラム62を実行することによって、移動手段として機能する。
禁止制御プログラム63は、CPU3に、操作部5により顔画像の撮影が指示されると、すなわち、例えば、オペレータによって、操作部5の撮影キーが押下されると、雲台2の作動を禁止する機能を実現させる。ここで、雲台2の作動を禁止するとは、カメラ部1が停止した状態において、判定プログラム61の実行による判定結果に関わらず、移動制御プログラム62の実行による動作を行わないことをいう。
なお、禁止制御プログラム63を実行したCPU3は、操作部5により顔画像の撮影が指示された際に、雲台2によるカメラ部1の移動が動作中の場合には、雲台2によるカメラ部1の移動が完了した後に、雲台2の作動を禁止する。
CPU3は、かかる禁止制御プログラム63を実行することによって、禁止制御手段として機能する。
印刷部7は、給紙部(図示省略)や排紙部(図示省略)などを備え、CPU3から入力される制御信号に従って、所与の印刷処理を行う。
具体的には、印刷部7は、出力手段として、カメラ部1により撮影された顔画像を、印刷用紙に印刷出力する。
なお、印刷部7における印刷方法としては、昇華方式、インクジェット方式、赤外レーザ光やLED(Light-Emitting Diode)などの投射光を用いた電子写真方式など、好適な任意の方式が使用可能である。
計時部8は、CPU3から入力される制御信号に従って、所与の計時処理を行う。
具体的には、計時部8は、CPU3の禁止制御プログラム63の実行により雲台2の作動が禁止されてからの時間を計時する。
なお、第1の実施の形態においては、計時部8により計時される、雲台2の作動が禁止されてからの時間が、所定時間を経過した後に、カメラ部1は、被撮影者30の顔画像を撮影することとする。
<撮影処理>
次に、撮影装置100による、被撮影者30の顔画像の撮影に関する処理について、図2のフローチャートを参照して説明する。
ここで、第1の実施の形態の撮影装置100は、電源が投入されて、被撮影者30の人物像が撮影領域に入ってくると、AF(オートフレーミング)処理を繰り返し行うこととする。
AF処理には、判定プログラム61を実行したCPU3による判定、雲台2によるカメラ部1の移動などが含まれる。
ここで、AF処理について、具体的に説明する。
例えば、まず、CPU3は、カメラ部1に、被撮影者30の顔画像を1コマ撮影させる。
次いで、CPU3は、当該1コマ撮影によって取得した顔画像の顔画像データから、被撮影者30の顔の輪郭位置を検出する。
次いで、CPU3は、判定プログラム61を実行して、当該検出した輪郭位置から、被撮影者30の顔画像が、所定の撮影領域内に位置しているか否かを判定する。
CPU3が、被撮影者30の顔画像が、所定の撮影領域内に位置していると判定すると、AF処理は、待機状態となる。
一方、被撮影者30の顔画像が、所定の撮影領域内に位置していないと判定すると、CPU3は、当該検出した輪郭位置から、被撮影者30の顔画像を所定の撮影領域内に位置させるために必要な、カメラ部1の移動量を算出する。
次いで、CPU3は、移動制御プログラム62を実行して、雲台2に、当該算出した移動量の分、カメラ部1を移動させる。そして、CPU3が、被撮影者30の顔画像が、所定の撮影領域内に位置していると判定すると、AF処理は、待機状態となる。
待機状態においては、カメラ部1は停止した状態であるが、雲台2は作動中である。
まず、オペレータによって、操作部5の撮影キーが押下されると(ステップS11)、CPU3は、AF処理が待機状態か否かを判断する(ステップS12)。
ステップS12で、AF処理が待機状態でないと判断すると(ステップS12;No)、すなわち、雲台2によるカメラ部1の移動などが動作中であると判断すると、CPU3は、ステップS12の処理を繰り返して行う。
一方、ステップS12で、AF処理が待機状態であると判断すると(ステップS12;Yes)、すなわち、カメラ部1が停止状態であると判断すると、CPU3は、禁止制御プログラム63を実行して、雲台2の作動を禁止する(ステップS13)。
次いで、CPU3は、計時部8に計時を開始させ、所定時間が経過したか否かを判断する(ステップS14)。
ステップS14で、所定時間が経過していないと判断すると(ステップS14;No)、CPU3は、ステップS14の処理を繰り返して行う。
一方、ステップS14で、所定時間が経過したと判断すると(ステップS14;Yes)、CPU3は、カメラ部1に、被撮影者30の顔画像をnコマ撮影させ(ステップS15)、当該nコマ撮影された顔画像の顔画像データを、メモリ6に格納する。
ここで、「n」は、任意の数値である。
次いで、CPU3は、メモリ6に格納されたnコマ分の顔画像データ毎に、目つぶり判定を行い(ステップS16)、例えば、最も目が開いている顔画像を、表示部4に表示させる(ステップS17)。
なお、目つぶり判定には、メモリ6に格納された顔画像データから、目の特徴点(目の中央や目尻、目頭など)を検出し、当該検出した目の特徴点を解析して目の状態を判定する方法や、メモリ6に格納された顔画像データから、瞳領域を検出し、当該検出した瞳領域の面積から目つぶりの度合いを判定する方法などの、好適な任意の方法を用いることができる。
次いで、オペレータによって、ステップS17で表示された顔画像が確認されて、例えば、操作部5の確定キーが押下されると(ステップS18)、CPU3は、当該顔画像を、印刷部7に印刷させ(ステップS19)、本処理を終了する。
以上説明した第1の実施の形態の撮影装置100によれば、禁止制御プログラム63を実行したCPU3によって、操作部5により顔画像の撮影が指示されると、雲台2の作動を禁止させることができる。そして、カメラ部1は、禁止制御プログラム63を実行したCPU3により雲台2の作動が禁止されてから、所定時間が経過した後に、被撮影者30の顔画像を撮影することができる。したがって、確実に、カメラ部1の振動が治まってから、顔画像を撮影することができることとなって、より一層、ぶれた画像の撮影を防止できる。
また、禁止制御プログラム63を実行したCPU3は、操作部5により顔画像の撮影が指示された際に、雲台2によるカメラ部1の移動が動作中の場合には、雲台2によるカメラ部1の移動が完了した後に、雲台2の作動を禁止させることができるため、確実に、被撮影者30の顔画像を所定の撮影領域内に位置させることができる。
なお、本発明は、上記した実施の形態のものに限るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、カメラ部1は、CPU3の禁止制御プログラム63の実行により雲台2の作動が禁止されてから、所定時間が経過した後に、被撮影者30の顔画像を撮影するとしたが、雲台2の作動が禁止された後に、被撮影者30の顔画像を撮影するのであれば、この限りではない。例えば、ステップS14(図2)を省略してもよい。この場合、計時部8は備えなくてもよい。
ステップS13では、雲台2の作動が禁止されれば、その他のAF処理(例えば、判定プログラム61を実行したCPU3による判定など)は禁止しなくてもよい。この場合、例えば、雲台2の作動が禁止されてからnコマ撮影までの間に、判定プログラム61を実行したCPU3によって、被撮影者30の顔画像が所定の撮影領域内に位置していないと判定された際には、その旨を、例えば、報知部(表示部、音声出力部等)より、オペレータに報知するようにしてもよい。
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態について説明する。
<撮影装置の構成>
まず、撮影装置100aの構成を、図3を参照して説明する。
第2の実施の形態の撮影装置100aは、例えば、図3に示すように、背景板10、椅子20、照明器40などを備えて構成される撮影システムSaに含まれている。
なお、第2の実施の形態の撮影装置100aの特徴は、第1の実施の形態の撮影装置100(図1)が備える計時部8は備えず、検知部9を備えている点、第1の実施の形態の撮影装置100(図1)におけるメモリ6が異なる点である。したがって、異なる箇所のみについて説明し、その他の共通する部分は同一符号を付して説明する。
検知部9は、例えば、加速度センサなどの振動検知器などであり、カメラ部1に固定されている。
具体的には、検知部9は、検知手段として、カメラ部1の振動を検知する。そして、当該検知の結果(検知結果)を、CPU3に出力する。
第2の実施の形態の撮影装置100aのメモリ6aは、図3に示すように、第1の実施の形態のメモリ6に格納されるプログラムに加えて、判断プログラム64も格納している。
判断プログラム64は、CPU3に、検知部9による検知結果に基づいて、カメラ部1が停止したか否かを判断する機能を実現させる。
CPU3は、かかる判断プログラム64を実行することによって、判断手段として機能する。
なお、第2の実施の形態においては、CPU3の判断プログラム64の実行により、カメラ部1が停止したと判断された後に、すなわち、カメラ部1が振動していないと判断された後に、カメラ部1は、被撮影者30の顔画像を撮影することとする。
<撮影処理>
次に、撮影装置100aによる、被撮影者30の顔画像の撮影に関する処理について、図4のフローチャートを参照して説明する。
ここで、第2の実施の形態の撮影装置100aは、第1の実施の形態の撮影装置100と同様、電源が投入されて、被撮影者30の人物像が撮影領域に入ってくると、AF処理を繰り返し行うこととする。
まず、オペレータによって、操作部5の撮影キーが押下されると(ステップS31)、CPU3は、AF処理が待機状態か否かを判断する(ステップS32)。
ステップS32で、AF処理が待機状態でないと判断すると(ステップS32;No)、すなわち、雲台2によるカメラ部1の移動などが動作中であると判断すると、CPU3は、ステップS32の処理を繰り返して行う。
一方、ステップS32で、AF処理が待機状態であると判断すると(ステップS32;Yes)、すなわち、カメラ部1が停止状態であると判断すると、CPU3は、禁止制御プログラム63を実行して、雲台2の作動を禁止させる(ステップS33)。
次いで、CPU3は、判断プログラム64を実行して、検知部9による検知結果に基づいて、カメラ部1が停止したか否かを判断する(ステップS34)。
ステップS34で、カメラ部1が停止していないと判断すると(ステップS34;No)、すなわち、カメラ部1が振動していると判断すると、CPU3は、ステップS34の処理を繰り返して行う。
一方、ステップS34で、カメラ部1が停止したと判断すると(ステップS34;Yes)、すなわち、カメラ部1が振動していないと判断すると、CPU3は、カメラ部1に、被撮影者30の顔画像をnコマ撮影させ(ステップS35)、当該nコマ撮影された顔画像の顔画像データを、メモリ6に格納する。
次いで、CPU3は、メモリ6に格納されたnコマ分の顔画像データ毎に、目つぶり判定を行い(ステップS36)、例えば、最も目が開いている顔画像を、表示部4に表示させる(ステップS37)。
次いで、オペレータによって、ステップS37で表示された顔画像が確認されて、例えば、操作部5の確定キーが押下されると(ステップS38)、CPU3は、当該顔画像を、印刷部7に印刷させ(ステップS39)、本処理を終了する。
以上説明した第2の実施の形態の撮影装置100aによれば、禁止制御プログラム63を実行したCPU3によって、操作部5により顔画像の撮影が指示されると、雲台2の作動を禁止させることができる。また、検知部9によって、カメラ部1の振動を検知することができ、判断プログラム64を実行したCPU3によって、検知部9による検知結果に基づいて、カメラ部1が停止したか否かを判断することができる。そして、カメラ部1は、判断プログラム64を実行したCPU3により、カメラ部1が停止したと判断された後に、被撮影者30の顔画像を撮影することができる。したがって、確実に、カメラ部1の振動が治まってから、顔画像を撮影することができることとなって、より一層、ぶれた画像の撮影を防止できる。
また、禁止制御プログラム63を実行したCPU3は、操作部5により顔画像の撮影が指示された際に、雲台2によるカメラ部1の移動が動作中の場合には、雲台2によるカメラ部1の移動が完了した後に、雲台2の作動を禁止させることができるため、確実に、被撮影者30の顔画像を所定の撮影領域内に位置させることができる。
なお、本発明は、上記した実施の形態のものに限るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、ステップS33では、雲台2の作動が禁止されれば、その他のAF処理(例えば、判定プログラム61を実行したCPU3による判定など)は禁止しなくてもよい。この場合、例えば、雲台2の作動が禁止されてからnコマ撮影までの間に、判定プログラム61を実行したCPU3によって、被撮影者30の顔画像が所定の撮影領域内に位置していないと判定された際には、その旨を、例えば、報知部(表示部、音声出力部等)より、オペレータに報知するようにしてもよい。
本発明の第1の実施の形態における撮影装置の全体構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における撮影装置による、被撮影者の顔画像の撮影に関する処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における撮影装置の全体構成を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における撮影装置による、被撮影者の顔画像の撮影に関する処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 カメラ部(撮影手段)
2 雲台(移動手段)
3 CPU(判定手段、移動手段、禁止制御手段、判断手段)
5 操作部(指示手段)
9 検知部(検知手段)
61 判定プログラム(判定手段)
62 移動制御プログラム(移動手段)
63 禁止制御プログラム(禁止制御手段)
64 判断プログラム(判断手段)
100,100a 撮影装置

Claims (4)

  1. 被撮影者の顔画像を撮影する撮影手段と、前記被撮影者の顔画像が、所定の撮影領域内に位置しているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果に基づいて、前記被撮影者の顔画像を前記撮影領域内に位置させるように、前記撮影手段を移動させる移動手段と、前記撮影手段に、前記被撮影者の顔画像の撮影を指示する指示手段と、を備える撮影装置において、
    前記指示手段により顔画像の撮影が指示されると、前記移動手段の作動を禁止する禁止制御手段を備え、
    前記撮影手段は、前記禁止制御手段により前記移動手段の作動が禁止された後に、前記被撮影者の顔画像を撮影することを特徴とする撮影装置。
  2. 請求項1に記載の撮影装置において、
    前記禁止制御手段は、
    前記指示手段により顔画像の撮影が指示された際に、前記移動手段による撮影手段の移動が動作中の場合には、前記移動手段による撮影手段の移動が完了した後に、当該移動手段の作動を禁止することを特徴とする撮影装置。
  3. 請求項1又は2に記載の撮影装置において、
    前記撮影手段は、前記禁止制御手段により前記移動手段の作動が禁止されてから、所定時間が経過した後に、前記被撮影者の顔画像を撮影することを特徴とする撮影装置。
  4. 請求項1又は2に記載に撮影装置において、
    前記撮影手段の振動を検知する検知手段と、
    前記検知手段による検知結果に基づいて、前記撮影手段が停止したか否かを判断する判断手段と、を備え、
    前記撮影手段は、前記判断手段により、撮影手段が停止したと判断された後に、前記被撮影者の顔画像を撮影することを特徴とする撮影装置。
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