JP2006311236A - 半導体集積回路装置およびそのインタフェース方法 - Google Patents

半導体集積回路装置およびそのインタフェース方法 Download PDF

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Abstract

【課題】対向するデバイスの入出力インタフェース仕様の変更が生じても適応的にインタフェースを取る。
【解決手段】出力トランジスタ回路23は、対向するデバイスに対し2値化出力信号を出力する。出力インピーダンス調整回路27は、2値化出力信号を識別するための、デバイスにおける入力参照電圧を入力し、入力参照電圧に基づいて2値化出力信号の信号レベルを調整すると共に、2値化出力信号の駆動電源電圧および入力参照電圧のいずれか一方を選択する選択回路を含み、選択回路で選択された電圧に基づいて2値化出力信号の駆動レベルを調整する。入力回路21aは、デバイスから2値化入力信号を入力し、2値化入力信号を識別するため入力参照電圧を入力すると共に、デバイスにおける2値化入力信号の駆動電源電圧とのいずれか一方を選択する選択回路をさらに備え、選択回路で選択された電圧に基づいて2値化入力信号を識別する。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体集積回路装置およびそのインタフェース方法に係り、特に他のデバイスとのインタフェース回路を備える半導体集積回路装置およびそのインタフェース方法に係る。
半導体集積回路装置は、年々高速動作が要求されている。高速動作のためには集積回路装置内部の高速化技術と共に集積回路装置間の信号のやり取りを高速化するためのインタフェース技術が重要になってくる。高速化のためのインタフェース技術としては、信号の送信・受信の方法を詳細に規格化し、同じ規格を持った集積回路装置同士を接続して信号の送受信を行うことが知られている。規格化されたインタフェース方式の例としては、GTL(Gunning Transceiver Logic)、HSTL(High Speed Transceiver Logic)、SSTL(Stub Series Terminated Logic)などが知られているが、HSTLのように信号入力にリファレンス電圧を用いる方式が主流である。例えば高速同期式SRAM(Static Random Access Memory)のように高速インタフェースを必要とするデバイスにおいては、入出力インタフェースにHSTLのような小振幅インタフェースを使用しているデバイスが多い。
図8は、従来のインタフェース方法による半導体集積回路装置101(高速同期式SRAM等)と、半導体集積回路装置101に通常、対向してインタフェースされる対向デバイス102(SRAMコントローラ等の他の半導体集積回路装置)とを接続する例を示すブロック図である。図8において、半導体集積回路装置101と対向デバイス102とはそれぞれ、入出力端子I/O1、I/O2、I/O3と、通常の電源VDDが供給される端子Vddと、接地電位が与えられる端子GNDと、入出力端子用の電源VDDQが供給される端子VddQと、リファレンス電源VREFが供給される端子Vrefと、抵抗RQを介して接地されるインピーダンス調整用端子である端子ZQとを備える。
入出力端子I/O1、I/O2、I/O3は、半導体集積回路装置101と対向デバイス102とでそれぞれが互いに接続され、入力側では、VREFを基準にしてVREFより高い電圧が与えられたときにハイレベル入力、VREFより低い電圧が与えられたときにローレベル入力と認識する。また、入出力端子I/O1、I/O2、I/O3は、端子ZQを抵抗RQを通して接地することで、抵抗RQの抵抗値に応じてあらかじめ決められている出力インピーダンスに設定される。なお、図8では、入出力端子の数を3としているが、その数は限定されるものではない。
図9は、入出力端子I/O1、I/O2、I/O3の1つについて、端子に接続される内部の構成を示すブロック図である。入出力端子I/O1、I/O2、I/O3のそれぞれに接続される内部回路は、同一であるので、以下、入出力端子I/O1について説明する。入力回路201は、入出力端子I/O1に入力される電圧と端子Vrefに入力される電圧とを差動増幅し、入力レジスタ回路202に増幅した値を伝える。入力レジスタ回路202から出力されるデータ信号は、メモリセルアレイ等の内部回路200に入力される。また、内部回路200から出力されるデータ信号は、出力レジスタ回路206を介して出力トランジスタ回路203に出力される。出力トランジスタ回路203は、プルアップ側トランジスタ回路204とプルダウン側トランジスタ回路205とから構成され、それぞれ複数のトランジスタが並列に接続される構成であって、出力レジスタ回路206から伝達される出力データを増幅して入出力端子I/O1から出力する。
出力インピーダンス調整回路207は、端子ZQに外部で接続される抵抗RQの値に応じて、並列に接続されているプルアップ側トランジスタ回路204とプルダウン側トランジスタ回路205とのそれぞれの複数の出力トランジスタのうち、動作させるトランジスタを選択する。図9に示される出力インピーダンス調整回路207の場合、抵抗RQの値が小さいと選択された出力トランジスタによる入出力端子I/O1の駆動能力は大きくなり、低い出力インピーダンスに調節される。反対に抵抗RQの値が大きいと選択される出力トランジスタによる入出力端子I/O1の駆動能力は小さくなり、高い出力インピーダンスに調節される。
図10は、図9における出力インピーダンス調整回路207の内部構成について示した回路図である。出力インピーダンス調整回路207は、端子ZQに接続された抵抗RQの値に応じて、プルアップ側トランジスタ回路204の選択信号群301とプルダウン側トランジスタ回路205側の選択信号群302とを出力する機能を有する。出力インピーダンス調整回路207において、端子ZQの電位は、Pチャンネルトランジスタ303と抵抗RQとの抵抗値の比で決まる。コンパレータ304は、入力端子(−)に入力される端子ZQの電位と入力端子(+)に入力されるVDDQ/2の電位とを比較し、カウンタ305に出力する。ここでVDDQ/2の電位は、外部から供給されるVDDQに応じて半導体集積回路装置101の内部で生成されるものである。
カウンタ305は、クロックCLKによって動作し、コンパレータ304の出力がハイレベル(以下、Hで示す)であればアップカウント、コンパレータ304の出力がローレベル(以下、Lで示す)であればダウンカウントを行う。カウンタ305のカウント出力は、kビット(図10の例ではk=3)を表すk本の選択信号群301として出力される。この動作のためPチャンネルトランジスタ303は、k+1個用意される。Pチャンネルトランジスタ303のうち1個は、常時オンになっているが、他のk個は、カウンタ305の出力に応じてオンまたはオフのいずれかの状態をとり、これらのオン抵抗とRQの抵抗との比で決まる電位がコンパレータ304の入力にフィードバックされる。カウンタ305の出力がkビットであれば、2のk乗の組み合わせが可能となるので、出力インピーダンスを2のk乗の段階で設定することができる。
また、k本からなる選択信号群301はそれぞれ、またPチャンネルトランジスタ306のうちのk個のゲート電極に接続されている。Pチャンネルトランジスタ306は、Pチャンネルトランジスタ303と対称に配置されており、それぞれのドレイン電極は、全て節点307に接続されている。節点307は、コンパレータ308の入力に接続されている。コンパレータ308は、入力端子(+)に入力される節点307の電位と入力端子(−)に入力されるVDDQ/2の電位とを比較してカウンタ309に出力する。
カウンタ309は、クロックCLKによって動作し、コンパレータ308の出力がHであればアップカウント、コンパレータ308の出力がLであればダウンカウントを行う。カウンタ309のカウント出力は、kビットのプルダウン側出力トランジスタの選択信号群302として出力される。k本からなる選択信号群302はそれぞれ、またNチャンネルトランジスタ310のうちのk個のゲート電極に接続されており、残る1個のNチャンネルトランジスタ310は、常時オンになるように接続される。Nチャンネルトランジスタ310のドレイン側は、全て節点307に接続されている。
以上のような回路構成によりPチャンネルトランジスタ306とNチャンネルトランジスタ310とのオン抵抗の比で節点307の電位が決まることになり、節点307の電位は、コンパレータ308を介してカウンタ309にフィードバックされる。Pチャンネルトランジスタ303及び306、Nチャンネルトランジスタ310の個数、サイズは、プルアップ側トランジスタ回路204あるいはプルダウン側トランジスタ回路205中のトランジスタと同じにするかあるいはサイズだけ数分の1の相似になるよう構成される。サイズをm分の1にした場合、トランジスタのオン抵抗は、m倍になるため、ZQ端子に接続する抵抗RQも設定するインピーダンスのm倍になるよう設定する。
図11は、出力バッファ回路203の内部構成を示す回路図である。出力バッファ回路203は、k個のPchトランジスタ401を含むプルアップ側出力トランジスタ回路204と、k個のNchトランジスタ402を含むプルダウン側出力トランジスタ回路205とで構成され、出力レジスタ回路206から伝達される出力データを増幅して入出力端子I/O1から出力する。出力バッファ回路203には出力インピーダンス調整回路207から出力トランジスタ選択信号群301及び302が入力され、プルアップ側出力トランジスタの選択信号群301によりプルアップ側出力トランジスタ回路204が制御され、プルダウン側出力トランジスタの選択信号302によりプルダウン側出力トランジスタ回路205が制御され、データ出力時に出力インピーダンス設定に応じたトランジスタがそれぞれ選択される。これらの結果として、入力端子(+)に入力されるVDDQ/2の電位が出力端子に伝えられ、対向デバイスへの出力電圧として用いられることにより、適切なインターフェイスが図られている。
なお、関連する技術として、特許文献1には、チップ間のインタフェースを行うための基準電圧を発生させる基準電圧発生回路が開示されている。この基準電圧発生回路は、外部のコード(外部からの2進信号による命令)を受けてプログラマブルに基準電圧を発生させるものである。
特開2003−32094号公報 (図3)
従来技術で説明したような高速インタフェースをもつ半導体集積回路装置においては、通常の電源VDD、接地の他に、入出力電源VDDQとレファレンス電源VREFのような電源が必要である。これら電源に対しデバイスにより定められた仕様を合わせてデバイス同士を接続してインタフェースをとらなければならない。通常、入出力電源VDDQとレファレンス電源VREFとは、同じ値の仕様をもつデバイス同士の組み合わせになるようデバイスを選定し、システムの設計を行う。しかし、デバイスの低電圧化によって、入出力電源VDDQとレファレンス電源VREFとには、さまざまな仕様が存在するようになってきている。したがって、同じ値の仕様をもつデバイス同士の組み合わせになるようにデバイスを選定することが年々難しくなってきている。例えば、従来HSTLのようなインタフェースにおけるVDDQは、ほとんどのデバイスが1.5Vの仕様を持っており、レファレンス電源VREFの電圧をその半分の0.75Vの設定とすることでほとんどのデバイス同士を接続させることができた。
ところが最近では、VDDQの仕様は、1.5Vに加え、1.8V、1.2V、1.0V等のインタフェースをもつデバイスが登場している。それぞれのVDDQに対し、VREFの仕様も違ってくるが、従来技術で説明したように従来のインタフェース方式による半導体集積回路装置の出力電圧は、VDDQ/2に最適化されている。したがって、VDDQの仕様が組み合わせるデバイス同士で一致しなかった場合にはインタフェース上に不都合を生じる。従来技術の出力バッファ回路は、CMOSのバッファであり、仮にVDDQの仕様が多少違うデバイス同士を接続しても動作させること自体は可能である。しかし、対向するデバイスの入力電圧と合っていなければ、出力バッファがプルアップしたときとプルダウンしたときの伝達速度に偏りが生じ、本来の目的である高速でのインタフェースによる信号の伝達が実現できなくなるという不都合を生ずることになる。
また、システムの設計段階において、同じ仕様同士のデバイスを選択したつもりであっても、デバイスの入手状況、仕様の変更等が生じて柔軟に対応することができないことが起こり得る。一度仕様を決めて設計を完了した後にデバイスの仕様変更に対応するためには、多くの設計変更を必要とし、開発期間、費用の面からも問題となってくる。
前記課題を解決するために、本発明の半導体集積回路装置は、一つのアスペクトによれば、他の半導体集積回路装置と接続される半導体集積回路装置であって、他の半導体集積回路装置に対し、2値化出力信号を出力する出力回路と、2値化出力信号を識別するための、他の半導体集積回路装置における第1の入力参照電圧を入力し、第1の入力参照電圧に基づいて2値化出力信号の駆動レベルを調整するように出力回路を制御する出力調整回路と、を備える。
本発明の半導体集積回路装置は、他のアスペクトによれば、他の半導体集積回路装置と接続される半導体集積回路装置であって、他の半導体集積回路装置に対し2値化出力信号を出力する出力回路を備え、他の半導体集積回路装置における、2値化出力信号を識別するための入力参照電圧を入力し、該入力参照電圧に基づいて2値化出力信号の駆動レベルを調整する動作モードと、2値化出力信号の信号レベルを調整するための参照となる基準電源電圧に応じて2値化出力信号の駆動レベルを設定する動作モードとの2つの動作モードを持ち、半導体集積回路装置の使用時に2つの動作モードのいずれかを選択するように構成する。
本発明の半導体集積回路装置は、さらに他のアスペクトによれば、他の半導体集積回路装置と接続される半導体集積回路装置であって、他の半導体集積回路装置から2値化入力信号を入力する入力回路を備え、2値化入力信号を識別するための入力参照電圧を、半導体集積回路装置に供給される参照電圧に応じて設定する動作モードと、該入力参照電圧を他の半導体集積回路装置側の入出力電源電圧にあわせて設定する動作モードとの2つの動作モードを持ち、半導体集積回路装置の使用時に2つの動作モードのいずれかを選択するように構成する。
本発明の半導体集積回路装置のインタフェース方法は、一つのアスペクトによれば、第1および第2の半導体集積回路装置間のインタフェース方法であって、第1の半導体集積回路装置に対し2値化出力信号を出力する際に、2値化出力信号を識別するための、第1の半導体集積回路装置における第1の入力参照電圧を入力し、第1の入力参照電圧に基づいて2値化出力信号の駆動レベルを調整する第2の半導体集積回路装置と、第1の半導体集積回路装置とを接続する。
本発明によれば、他のデバイスのインタフェース条件に合せて2値化信号のレベルを調整して入出力するので、他のデバイスの仕様の変更等が生じても柔軟に対応して適切なインタフェースを取ることができる。
本発明の実施形態に係る半導体集積回路装置は、他の半導体集積回路装置に対し2値化出力信号を出力する出力回路と、2値化出力信号の駆動レベルを調整する出力調整回路とを備える。出力調整回路は、他の半導体集積回路装置における、2値化出力信号を識別するための入力参照電圧を入力し、この入力参照電圧に基づいて2値化出力信号の駆動レベルを調整する動作モードと、半導体集積回路装置に供給される2値化出力信号の駆動電源電圧あるいは半導体集積回路装置の電源電圧など基準となる電源電圧に応じて2値化出力信号の駆動レベルを設定する動作モードの2つの動作モードを持つ。半導体集積回路装置の使用時に出力調整回路によって動作モードを選択して2値化出力信号の駆動レベルを変更する。
また、半導体集積回路装置は、他の半導体集積回路装置から2値化入力信号を入力する入力回路と、2値化入力信号を識別するため切替回路とを備える。切替回路は、2値化入力信号を識別するための入力参照電圧を、半導体集積回路装置に供給される参照電圧に応じて設定する動作モードと、入力参照電圧を対向デバイス側の入出力電源電圧にあわせて設定する動作モードの2つの動作モードを持つ。半導体集積回路装置の使用時に切替回路によって動作モードを選択して2値化入力信号の識別レベルを変更する。
半導体集積回路装置は、以上のように構成され、他の半導体集積回路装置側の入力電圧にあわせて半導体集積回路装置側において出力信号の駆動レベルを変更する。これによりシステム設計において他の半導体集積回路装置側の入力電圧の仕様が変更になった場合であっても、半導体集積回路装置の入出力電源端子部分を設計変更することなしに対応することができる。
また、他の半導体集積回路装置が微細化などにより低電圧化が進み、将来的に入力参照電圧が変更する可能性がある場合や、供給の都合により他の半導体集積回路装置の入力電圧仕様が複数存在する場合などは、本発明の半導体集積回路装置を使用することにより設計変更部分を少なくすることができる。
さらに、他の半導体集積回路装置に供給される入力参照電圧が設計者の都合により、例えば入出力電源電圧の半分からずれた値に設定するような場合であっても、本発明の半導体集積回路装置であれば、出力電圧を他の半導体集積回路装置の入力参照電圧にあわせて出力するので、半導体集積回路装置の入出力電源端子部分の設定を変更する必要がない。
また、本発明の半導体集積回路装置の一つの実施形態によれば、他の半導体集積回路装置に設定される入出力電源電圧及び参照電圧に対し、半導体集積回路装置の入力参照電圧及び出力電圧が自動的に設定される。このため、半導体集積回路装置の設定を全く変更することなく、他の半導体集積回路装置の入出力電源電圧及び参照電圧の仕様が変更された場合であっても、他の半導体集積回路装置の設定変更のみで対応することができる。
図1は、本発明の第1の実施例に係る半導体集積回路装置の接続構成を示す図である。図1において、半導体集積回路装置11aは、図8に示した半導体集積回路装置101と同様に、端子Vdd、端子GND、入出力端子I/O1、I/O2、I/O3、端子Vref、端子ZQ、端子VddQを備える。これら以外に対向デバイス12側の入力リファレンス電圧VREFaを入力する端子VrefOを有する点が図8と異なる。以下、図8の半導体集積回路装置101と異なる点を中心に説明する。
図2は、半導体集積回路装置11aの入出力端子の1つについて内部の構成を示したものである。半導体集積回路装置11aに含まれる、内部回路20、入力回路21a、入力レジスタ回路22、出力トランジスタ回路23、プルアップ側トランジスタ回路24、プルダウン側トランジスタ回路25、出力レジスタ回路26は、それぞれ図9における内部回路200、入力回路201、入力レジスタ回路202、出力トランジスタ回路203、プルアップ側トランジスタ回路204、プルダウン側トランジスタ回路205、出力レジスタ回路206と同等の回路であるので、その説明を省略する。出力インピーダンス調整回路27は、図9の出力インピーダンス調整回路207に相当するが、さらに出力回路用のリファレンス電源VREFaが供給される端子VrefOの電圧をも加味して、プルアップ側トランジスタ回路24とプルダウン側トランジスタ回路25とを制御する点が図9と異なる。
図3は、出力インピーダンス調整回路27の構成を示す回路図である。図3に示す出力インピーダンス調整回路27において、切り替え回路31、コンパレータ32が追加されている点が図10に示すインピーダンス調整回路207と異なる。また、コンパレータ34、39は、図10におけるコンパレータ304、308にそれぞれ相当するが、コンパレータ34の入力端子(+)およびコンパレータ39の入力端子(−)が切替回路31の出力33に接続される点が図10と異なる。なお、図3において、図10と同一の符号は、同一物を表し、その説明を省略する。
切り替え回路31は、トランスファゲート37、38を含む。トランスファゲート37、38の一端は共通とされ、切り替え回路31の出力33に接続される。また、トランスファゲート37の他端は、端子VrefOに接続され、トランスファゲート38の他端には、端子VddQの電圧の半分のVDDQ/2の電圧が与えられる。端子VrefOの電圧(特許請求の範囲における第1の入力参照電圧に相当)が端子VddQまたは端子Vddの電圧(特許請求の範囲における第2の基準電源電圧に相当)よりも高い場合には、コンパレータ32の出力36は、ハイレベル(H)となり、トランスファゲート38がオンし、電圧VDDQ/2の電圧(特許請求の範囲における第1の基準電源電圧に相当)が出力33に現れる。ここで出力33に伝達されるVDDQ/2の電位は、外部から供給されるVDDQに応じて半導体集積回路装置11aの内部で生成されたものである。
また、端子VrefOの電圧が端子VddQまたは端子Vddの電圧よりも低い場合には、コンパレータ32の出力36は、ローレベル(L)となり、トランスファゲート37がオンし、端子VrefOの電圧VREFaが出力33に現れる。なお、コンパレータ32の非反転入力端子(+)と反転入力端子(−)の電圧が同じである場合には、コンパレータ32の出力36は、ハイレベルとなるように、コンパレータ32の入力端子(+)(−)間には、オフセット電圧が設定されている。
端子VrefOの電圧が端子VddQまたは端子Vddの電圧より低い場合には、インピーダンス調整回路27は、出力トランジスタ回路23のインピーダンスをVDDQ/2の電圧ではなく、リファレンス電源VREFaが供給される端子VrefOの電圧を基準に設定している。さらに、従来のインタフェース方式のデバイスとしても使用可能にするために切り替え回路31が設けられている。すなわち、端子VrefOの電圧が端子VddQまたは端子Vddの電圧より低い場合には、本発明によるインタフェース方法が用いられ、端子VrefOの電圧が端子VddQまたは端子Vddの電圧以上の場合には、従来のインタフェース方法を使用するように、即ち、VDDQ/2の電圧が出力33に現れるようにコンパレータ32により判定される。
次に、本実施例における動作について説明する。図1において、半導体集積回路装置11a(以下、本デバイスともいう)は、その端子Vrefに、対向デバイスのVDDQの1/2の電圧に相当するVREFが加えられ、対向デバイスからの出力信号を受ける。つまり入力時には、加えられたVREFにより従来通り問題なく動作する。
一方、本デバイスのVDDQが、対向デバイスのVDDQと異なる場合を想定しているので、本デバイスから対向デバイスへ出力する場合が問題であるが、以下のような動作を行うことで、この問題は解決される。
本デバイスの出力回路用のリファレンス電源用の端子VrefOと対向デバイス12の入力リファレンス用の端子Vrefとが接続され、同じ電圧VREFaが与えられている。(ここで、電圧VREFaの値は、後述するように対抗デバイスのVREFとは限らず、所定の条件幅の中から選択できる値である。)VrefOは、出力インピーダンス調整回路27内部で切り替え回路31とコンパレータ32の両方に接続されている。端子VrefOが対向デバイス12の端子Vrefと接続されている。その電位は、通常は電圧VDDQに比べ十分低いので、コンパレータ32は、出力36に対してLを出力する。その結果、トランスファゲート37はオン、トランスファゲート38はオフとなり、出力33には端子VrefOの電位が伝達される。
また、対向デバイス12からの端子VrefOへの入力を使わず、従来のインタフェース方式のデバイスとして動作させる場合には、端子VrefOを端子VddQあるいは端子Vdd等の基準電源に接続するようにする。その結果コンパレータ32は、出力36に対してHを出力する。この場合、トランスファゲート37はオフ、トランスファゲート38はオンとなり、出力33にVDDQ/2の電位が伝達される。ここで出力33に伝達されるVDDQ/2の電位は、外部から供給されるVDDQに応じて半導体集積回路装置11aの内部で生成されたものである。なお、基準電圧に端子Vddの電圧VDDを適用する場合、VDDはVDDQ/2に対して充分高い電位であることが必要である。
なお、出力33にVDDQ/2の電位が伝達された場合の構成および動作は、従来例と実質的に同じになる。出力インピーダンス調整回路27において端子ZQの電位は、Pチャンネルトランジスタ303と抵抗RQの抵抗値の比で決まり、コンパレータ34は、端子ZQの電位と出力33の電位とを比較し、カウンタ305に出力する。カウンタ305は、クロックによって動作し、コンパレータ34の出力がHであればアップカウント、コンパレータ34の出力がLであればダウンカウントを行う。カウント出力は、kビットのプルアップ側出力トランジスタの選択信号301として出力される。Pチャンネルトランジスタ303のうち1個は、常時オンになっているが、他のk個は、カウンタ305の出力に応じてオンまたはオフいずれかの状態をとり、これらのオン抵抗とRQの抵抗の比で決まる電位がコンパレータ34の入力にフィードバックされる。
Pチャンネルトランジスタ306は、Pチャンネルトランジスタ303と対称に配置され、トランジスタ303とトランジスタ306とは、常に同じ位置にあるトランジスタがオンしている。節点307の電位は、オンしているトランジスタ306とトランジスタ310とのオン抵抗の比で決まる。節点307の電位は、コンパレータ39で出力33の電位と比較されて、カウンタ309の値が設定される。
以上のように出力インピーダンス調整回路27は、出力信号の駆動レベル、つまり出力電圧を調整するものともいえ、この観点から、出力調整回路ともいうべきものである。
ここで、出力33の電位として外部からの端子VrefOの入力電位が選択されている場合には、カウンタ309は、端子VrefOの電位と節点307の電位が同じになるまでアップカウントまたはダウンカウントを行う。その結果、節点307の電位が端子VrefOの電位と同じになるようカウンタ305、309からそれぞれ出力される選択信号群301、302のアクティブな本数が決まる。なお、カウンタ出力から出力バッファ回路への動作については、図11において説明した内容と同じであり、途中の説明を省略する。
結果として、出力端子に端子VrefOの電位、即ち、VREFaが伝わり、この電位で対向デバイスに出力する。これにより、対向デバイスから見れば、Vref端子で同じ電位であるVREFaを受けているので、適切なインタフェースが図られることになる。
一例として、対向デバイス12のVDDQが、1.0V、本デバイスのVDDQが、1.5Vの場合に具体的に数字を上げて説明する。VREFaは前述のようにある幅をもった値から選択される。この場合、好ましくは、対向デバイスのVref、つまり、0.5Vから、本デバイスのVref、つまり0.75Vの幅のなかから選択するのが、好ましい。例えば、VREFaを0.6Vとすると、この値が、本デバイスの端子VrefOに加えられる。VrefOの電圧(0.6V)の方がVDDQ(1.5V)より低いので、0.6Vが出力33に伝えられ、この0.6Vで対向デバイスへ出力される。対向デバイスも、本デバイスからの入力は、0.6VがVREFとされているので、適切なインタフェースが図られる。
以上のように第1の実施例によるインタフェース方法によれば、外部端子から対向デバイス側の入力リファレンス電圧をモニタし、その電圧に応じて出力バッファ回路の能力をプルアップ側、プルダウン側それぞれ調整することで、デバイス間同士のVDDQ、VREFの仕様が異なっていても接続して信号のやり取りを行うことができる。
図4(a)は、従来のインタフェース方式による半導体集積回路装置の出力波形である。図4(a)では、出力電圧として調整される電位、すなわちH→Lになる波形とL→Hになる波形とが交差する電位と、対向デバイスのVREFとが一致しており、最も効率よく信号を伝達することができる。図4(b)は、本デバイスのVREFと対向デバイスのVREFとが一致していない場合である。対向デバイスは、入力信号をそのVREFを基準にしており、VREFよりわずかでも上であればH、下であればLと判定するため、H→Lになる波形とL→Hになる波形とでは時間のずれが生ずる。多ビットの信号を同時に伝達する場合、この時間のずれは、スキュー幅となって、有効データ幅を小さくし、システム全体の動作マージンを少なくすることになる。例えば、対向デバイスのVREFが、0.5Vで本デバイスのVREFが0.75Vの場合、従来の方法でインターフェイスをとるとこういう不具合が生じる。
図4(c)は、本実施例によるインタフェース方法による半導体集積回路装置の出力波形である。図4(c)に示すように対向デバイスのVREFが本デバイスのVDDQ/2に比べ低くなっている場合、出力インピーダンス調整回路によりプルダウン側の能力を大きめに、プルアップ側の能力を小さめに設定する。これによりH→Lになる波形とL→Hになる波形とのずれがなくなり、効率よく信号を伝達することができる。これは、先に数字を上げて説明した事例に相当する。また、対向デバイスのVREFが本デバイスのVDDQ/2に比べ高くなっている場合には上記と逆の設定を行う。なお、本実施例によるインタフェース方法は、従来のインタフェース方法に比べ追加の端子を必要とするため従来のインタフェース方式との互換も考える必要がある。この場合、端子VrefOを電源VDDQあるいは電源VDDに接続することで、図3における切り替え回路31の作用により従来のインタフェース方法と全く同じ方法で使用することができる。
図5は、本発明の第2の実施例に係る半導体集積回路装置の接続を示す図である。図5において、半導体集積回路装置11bは、図1に示す半導体集積回路装置11aに対し、対向デバイス12側の入出力電源の電圧VDDQaをモニタする端子VddQ_INをさらに備える。図5において、図1と同一の符号は、同一物を表し、その説明を省略する。
図6は、半導体集積回路装置11bの入出力端子の1つについての内部の構成を示すブロック図である。図6において、図2に示す構成に対し、切り替え回路28が追加されている点が図2と異なる。端子VddQ_INと端子Vref端子は、切り替え回路28に入力される。切り替え回路28は、端子VddQ_INと端子Vrefとのいずれかの電圧を選択して入力回路21bに出力する。
図7は、切り替え回路28の構成を示す回路図である。コンパレータ41は、端子Vrefの電圧(特許請求の範囲における第3の入力参照電圧に相当)と端子VddQまたは端子Vddの電位(特許請求の範囲における第2の基準電源電圧に相当)を比較する。端子VddQ_INの電位は、抵抗R1、R2(R1とR2の抵抗値は同じ値)によって分割され、端子VddQ_INに入力された電位の1/2(特許請求の範囲における第2の入力参照電圧に相当)が節点42に出力される。トランスファゲート43、44は、コンパレータ41の出力に応じて、いずれか一方がオンに他方がオフになる。なお、コンパレータ41の非反転入力端子(+)と反転入力端子(−)の電圧が同じ場合には、コンパレータ41の出力は、ハイレベルとなるように、コンパレータ41の入力端子(+)(−)間には、オフセット電圧が設定されている。
次に本発明の第2の実施例に係る半導体集積回路装置の動作について説明する。図5の半導体集積回路装置11bにおいて、端子VddQ_INは、対向デバイス12の端子VddQと接続され、同じ電圧VDDQaになっている。また端子Vrefは、切り替え回路28の内部でトランスファゲート43とコンパレータ41の両方に接続されている。端子Vrefの電圧に対し外部から入力リファレンス電圧が直接供給される場合、その電位は、通常、電圧VDDQに比べ十分低いのでコンパレータ41はLを出力する。その結果、トランスファゲート43はオン、トランスファゲート44はオフとなり、入力回路21bには端子Vrefの電位が伝達される。
また、外部からの端子Vrefへの入力を使わず、端子VddQ_INを使用して動作させる場合には、端子Vrefを端子VddQまたは端子Vddに接続する。この場合、コンパレータ41はHを出力する。その結果、トランスファゲート43はオフ、トランスファゲート44はオンとなり、入力回路21bには端子VddQ_INに入力された電位の1/2の電位が伝達される。他の構成要素の動作については、本発明の第1の実施例で説明した内容と同じになるので省略する。
第1の実施例においては、従来例と同様に本デバイス11aのVref端子には、対向デバイス12の出力電圧VDDQの1/2の電圧をリファレンス電圧として設定しておかねばならなかった。しかし、これでは対向デバイスの仕様が急に変更になる場合に対応できない。そこで、あらかじめ対向デバイス側のVDDQを第2の実施例のようにモニタすることで前記の問題が解決される。
つまり、第2の実施例の半導体集積回路装置によれば、対向デバイス12に設定されるVDDQに対し、半導体集積回路装置11bの入力リファレンス電圧が自動的に設定される。このため、対向デバイス12の設定変更にあわせて本発明の半導体集積回路装置11bの設定変更をする必要がないという格別の効果を生じる。
以上本発明を上記実施例に即して説明したが、本発明は、上記実施例にのみ限定されるものではなく、特許請求の範囲の各請求項の発明の範囲内で当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
例えば、実施例などで対向デバイスと記載しているが、これは、物理的に対向配置されているということに限定されないのは勿論であり、本デバイスの入出力端子と対向デバイスの入出力端子とが電気的に接続されておればよいのは言うまでもないことである。また、実施例では、従来例同様に高速同期式SRAM等の半導体集積回路装置を本デバイスとし、SRAMコントローラ等の半導体集積回路装置を他のデバイスとしたが、これらは、相互に変わりうるものであり、SRAMコントローラ等を本デバイス、高速同期式SRAM等を他のデバイスとしても良いことは勿論である。
本発明の第1の実施例に係る半導体集積回路装置の接続を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る半導体集積回路装置の入出力端子の1つについての内部の構成を示すブロック図である。 本発明におけるインピーダンス調整回路の回路図である。 本発明と従来例とにおける出力バッファから出力される波形について比較した図である。 本発明の第2の実施例に係る半導体集積回路装置の接続を示す図である。 本発明の第2の実施例に係る半導体集積回路装置の入出力端子の1つについての内部の構成を示すブロック図である。 切り替え回路の回路図である。 従来の半導体集積回路装置の接続を示す図である。 従来の半導体集積回路装置の入出力端子の1つについての内部の構成を示すブロック図である。 従来例のインピーダンス調整回路の回路図である。 従来例の出力バッファ回路の回路図である。
符号の説明
11a、11b 半導体集積回路装置
12 対向デバイス
20 内部回路
21a、21b 入力回路
22 入力レジスタ回路
23 出力トランジスタ回路
24 プルアップ側トランジスタ回路
25 プルダウン側トランジスタ回路
26 出力レジスタ回路
27 出力インピーダンス調整回路
28、31 切替回路
32、34、39、41 コンパレータ
33、36 出力
37、38、43、44 トランスファゲート
301、302 選択信号
303、306 Pチャンネルトランジスタ
305、309 カウンタ
307、42 節点
310 Nチャンネルトランジスタ
I/O1、I/O2、I/O3、I/On 入出力端子
RQ、R1、R2 抵抗
Vdd、GND、Vref、ZQ、VddQ、VrefO、VddQ_IN 端子

Claims (10)

  1. 他の半導体集積回路装置と接続される半導体集積回路装置であって、
    前記他の半導体集積回路装置に対し、2値化出力信号を出力する出力回路と、
    前記2値化出力信号を識別するための、前記他の半導体集積回路装置における第1の入力参照電圧を入力し、前記第1の入力参照電圧に基づいて前記2値化出力信号の駆動レベルを調整するように前記出力回路を制御する出力調整回路と、
    を備えることを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 前記出力調整回路は、前記2値化出力信号の駆動レベルを調整するための参照となる第1の基準電源電圧および前記第1の入力参照電圧のいずれか一方を選択する第1の選択回路を含み、
    前記第1の入力参照電圧の代わりに、前記第1の選択回路で選択された電圧に基づいて前記2値化出力信号の駆動レベルを調整することを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。
  3. 前記第1の選択回路は、前記第1の入力参照電圧が第2の基準電源電圧以上である場合には前記第1の基準電源電圧を選択し、未満である場合には前記第1の入力参照電圧を選択することを特徴とする請求項2記載の半導体集積回路装置。
  4. 前記他の半導体集積回路装置から2値化入力信号を入力し、前記2値化入力信号を識別するために、前記他の半導体集積回路装置における前記2値化入力信号の駆動電源電圧に基づいて生成される第2の入力参照電圧を入力する入力回路をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。
  5. 前記第2の入力参照電圧と、第3の入力参照電圧とのいずれか一方を選択する第2の選択回路をさらに備え、
    前記入力回路は、前記第2の入力参照電圧の代わりに、前記第2の選択回路で選択された電圧で前記2値化入力信号を識別することを特徴とする請求項4記載の半導体集積回路装置。
  6. 前記第2の選択回路は、前記第3の入力参照電圧が前記第2の基準電源電圧以上である場合には前記第2の入力参照電圧を選択し、未満である場合には前記第3の入力参照電圧を選択することを特徴とする請求項5記載の半導体集積回路装置。
  7. 他の半導体集積回路装置と接続される半導体集積回路装置であって、
    前記他の半導体集積回路装置に対し2値化出力信号を出力する出力回路を備え、
    前記他の半導体集積回路装置における、前記2値化出力信号を識別するための入力参照電圧を入力し、該入力参照電圧に基づいて前記2値化出力信号の駆動レベルを調整する動作モードと、前記2値化出力信号の信号レベルを調整するための参照となる基準電源電圧に応じて前記2値化出力信号の駆動レベルを設定する動作モードとの2つの動作モードを持ち、
    半導体集積回路装置の使用時に前記2つの動作モードのいずれかを選択するように構成することを特徴とする半導体集積回路装置。
  8. 他の半導体集積回路装置と接続される半導体集積回路装置であって、
    前記他の半導体集積回路装置から2値化入力信号を入力する入力回路を備え、
    前記2値化入力信号を識別するための入力参照電圧を、半導体集積回路装置に供給される参照電圧に応じて設定する動作モードと、該入力参照電圧を前記他の半導体集積回路装置側の入出力電源電圧にあわせて設定する動作モードとの2つの動作モードを持ち、
    半導体集積回路装置の使用時に前記2つの動作モードのいずれかを選択するように構成することを特徴とする半導体集積回路装置。
  9. 第1および第2の半導体集積回路装置間のインタフェース方法であって、
    前記第1の半導体集積回路装置に対し2値化出力信号を出力する際に、前記2値化出力信号を識別するための、前記第1の半導体集積回路装置における第1の入力参照電圧を入力し、前記第1の入力参照電圧に基づいて前記2値化出力信号の駆動レベルを調整する前記第2の半導体集積回路装置と、前記第1の半導体集積回路装置とを接続することを特徴とする半導体集積回路装置のインタフェース方法。
  10. 前記第2の半導体集積回路装置は、前記第1の半導体集積回路装置から2値化入力信号を入力し、前記2値化入力信号を識別するために、前記第1の半導体集積回路装置における前記2値化入力信号の駆動電源電圧に基づいて生成される第2の入力参照電圧を入力することを特徴とする請求項9記載の半導体集積回路装置のインタフェース方法。
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