JP2006311025A - 表示装置及び表示方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数の監視カメラからのモニター画像を表示する表示装置において、いずれかのエリアで異常が発生した場合に、異常が発生したエリア及び異常が発生する確率の高いエリアのカメラ画像を強調して表示する。
【解決手段】 あるエリアで異常が検知された場合に、その異常が他のエリアへ影響を及ぼす可能性を示す近隣係数を近隣係数記憶部103が保持し、警告受信部102が、いずれかのエリアのセンサーから警告情報を受信した場合に、警告発信エリア判定部105が警告が発信された警告発信エリアを特定し、表示形態決定部107が、エリアごとに、警告発信エリアとの近隣係数に基づき、カメラ画像の表示サイズを示す注目度を算出し、画像合成部109が、表示形態決定部107により決定された注目度に従って各エリアからのカメラ画像を表示することにより、異常が発生したエリア及び異常が発生する確率の高いエリアのカメラ画像を強調して表示する。
【選択図】 図1
【解決手段】 あるエリアで異常が検知された場合に、その異常が他のエリアへ影響を及ぼす可能性を示す近隣係数を近隣係数記憶部103が保持し、警告受信部102が、いずれかのエリアのセンサーから警告情報を受信した場合に、警告発信エリア判定部105が警告が発信された警告発信エリアを特定し、表示形態決定部107が、エリアごとに、警告発信エリアとの近隣係数に基づき、カメラ画像の表示サイズを示す注目度を算出し、画像合成部109が、表示形態決定部107により決定された注目度に従って各エリアからのカメラ画像を表示することにより、異常が発生したエリア及び異常が発生する確率の高いエリアのカメラ画像を強調して表示する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、複数の監視カメラからのモニター画像を表示する表示装置等に関する。
従来の映像監視では、複数のカメラからの映像を表示する場合、カメラごとにモニター画面を設けるか、カメラからの画像を一定時間間隔で切り替えて表示するか、一台のモニター画面に複数のカメラ映像をマルチ表示していた。
しかし、カメラの数が多い場合、カメラごとにモニター画面を設ける場合は費用がかかるという問題点がある。また、切替表示の場合は、異常が発生している映像に切り替わるまで時間がかかるという問題点がある。また、マルチ表示の場合は、それぞれのカメラ映像が小さく表示されるので画面で異常が判りにくいという問題点があった。
この問題を解決する方法として、マルチ表示において、異常発生時に監視カメラからの画像の重要度に応じて、表示サイズを変えて、詳細な画面を見ることが出来る方法が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2002−281488号公報(図3)
しかしながら、監視対象で異常が発生した場合、その異常が隣接する他のエリアへ伝搬する場合がある。例えば、侵入者があった場合、侵入してきたものは移動することがあるため、ある部屋で人を検知したという警報が発生すると、隣の部屋でも警報が上がる可能性がある。このとき、どれが隣の部屋の映像であるかを見つけ出して、そこでも異常が発生していないかどうかを確認することは、多数のカメラ画像をモニターしている場合は困難である。
本発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、監視対象エリアで異常が発生した場合に、異常が発生したエリア及び異常が発生する確率の高いエリアのカメラ画像を強調して表示することを目的とする。
本発明に係る表示装置は、
それぞれに少なくとも一つのカメラと少なくとも一つのセンサーが配置されている複数のエリアを対象とし、それぞれのエリアのカメラにより撮影された撮影画像を表示する表示装置であって、
エリアごとに、他のエリアとの関連度を示す関連係数を記憶する関連係数記憶部と、
それぞれのエリアのカメラにより撮影された撮影画像を受信する撮影画像受信部と、
いずれかのエリアのセンサーから発信された警告情報を受信する警告受信部と、
警告情報を発信したセンサーが配置されている警告発信エリアを判定する警告発信エリア判定部と、
警告発信エリア以外の非発信エリアについて、非発信エリアごとに警告発信エリアとの関連係数を抽出し、抽出した関連係数に基づき、非発信エリアごとに撮影画像の表示形態を決定する表示形態決定部と、
警告発信エリアの撮影画像を所定の表示形態で表示するとともに、非発信エリアの撮影画像を前記表示形態決定部により決定された表示形態に従って表示する表示部とを有することを特徴とする。
それぞれに少なくとも一つのカメラと少なくとも一つのセンサーが配置されている複数のエリアを対象とし、それぞれのエリアのカメラにより撮影された撮影画像を表示する表示装置であって、
エリアごとに、他のエリアとの関連度を示す関連係数を記憶する関連係数記憶部と、
それぞれのエリアのカメラにより撮影された撮影画像を受信する撮影画像受信部と、
いずれかのエリアのセンサーから発信された警告情報を受信する警告受信部と、
警告情報を発信したセンサーが配置されている警告発信エリアを判定する警告発信エリア判定部と、
警告発信エリア以外の非発信エリアについて、非発信エリアごとに警告発信エリアとの関連係数を抽出し、抽出した関連係数に基づき、非発信エリアごとに撮影画像の表示形態を決定する表示形態決定部と、
警告発信エリアの撮影画像を所定の表示形態で表示するとともに、非発信エリアの撮影画像を前記表示形態決定部により決定された表示形態に従って表示する表示部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、エリア間の関連度合いを示す関連係数を用いて各撮影画像の表示サイズを算出し、算出した表示サイズで撮影画像を表示するため、異常が検出され、警告情報が発せられたエリアの撮影画像と、警告発信エリアとの関連度合いが強く異常が伝搬する可能性のあるエリアの撮影画像を拡大表示することができ、これにより、警備を行う者に、重要と思われる画像をいち早く拡大されたサイズにて表示することで詳細を確認させることができる。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態に係る全体のシステム構成例を示す構成図である。
図1は、本実施の形態に係る全体のシステム構成例を示す構成図である。
図1において、監視カメラ2は、動画として映すもの、連続する静止画を映すものなどがある。センサー3は、火災(熱、煙)センサー、ガスセンサー、窓や扉の開閉センサー、震感センサー、人感赤外線センサーなどがある。監視カメラ2及びセンサー3は、それぞれ複数存在し、例えば、図2に示すように、複数のエリア(部屋1、部屋2、通路など)のそれぞれに一つ以上の監視カメラ2及びセンサー3が配置される。
画像表示装置1(表示装置)には、各エリアに配置されている複数の監視カメラ2と、複数のセンサー3が接続される。
次に、画像表示装置1の内部構成例を説明する。
撮影画像受信部101は、各監視カメラ2からの撮影画像を受信する。
警告受信部102は、センサー3が異常を検知した際に、異常を検知したセンサー3から警告情報を受信する。
近隣係数記憶部103(関連係数記憶部)は、エリアごとに、他のエリアとの関連度を示す近隣係数(関連係数)を記憶する。近隣係数は、あるエリアで異常が検知された場合に、その異常が他のエリアへ影響を及ぼす可能性を示すものである。例えば、エリアAからエリアBへの近隣係数が0の場合は、エリアAで異常が発生しても、その異常がエリアBへ影響を及ぼす可能性が無いことを示す。また、エリアAからエリアBへの近隣係数が0.5の場合は、エリアAで発生した異常がエリアBへ影響をもたらす可能性が50%であることを示す。また、エリア同士が直接接していなくても、近隣係数が存在する(近隣係数が0より大きい)場合がある。近隣係数テーブルの例を図4に示す。なお、近隣係数記憶部103は、これら近隣係数を近隣係数テーブル(関連係数テーブル)として保持している。
警告発信エリア判定部105は、警告受信部102が、いずれかのセンサーより警告情報を受信した場合に、警告情報を発信したセンサーが配置されているエリア(警告発信エリア)を判定する。警告発信エリア判定部105は、エリア情報記憶部106に記憶されているエリア情報と、警告情報に含まれている警告発信センサーの識別情報から警告発信エリアを判定する。
エリア情報記憶部106は、警備を行う対象のビルや店舗などについて、エリアごとに、配置されている監視カメラ及びセンサーの情報を示すエリア情報を記憶している。図2に示したように、警備を行う対象のビルや店舗などは、建物の構造や警備の性質などからエリアに分割され、それぞれのエリアに監視カメラ、センサーが配置される。エリア情報記憶部106の記憶するエリア情報において、各エリアは階層構造となっている。例えば、建物構造、または、警備対象となる範囲が1つの上位階層のエリアとなり、上位階層から分割されたエリア(フロアなど)が下位階層のエリアとなる。つまり、フロアなどのエリアも、ビル全体というエリアの下位構造となる。そして、最小単位のエリアに、カメラ、センサーが所属する。図3は、エリア情報の例であり、○○ビルという上位階層のエリアの下位階層として、○○ビル1Fというエリアが存在し、○○ビル1Fの下位階層として、部屋1、部屋2、通路といったエリアが存在する。そして、最下位のエリアである部屋1、部屋2、通路などに対して監視カメラ、センサーの情報が示されている。
表示形態決定部107は、警告受信部102により警告情報が受信された際に、警告発信エリア判定部105により判定された警告発信エリアと近隣係数記憶部103の近隣係数テーブルとに基づき、警告発信エリアとその他のエリア(非発信エリア)のそれぞれについて、監視カメラからの撮影画像の表示形態を決定する。なお、本実施の形態では、表示形態決定部107は、表示形態として、各撮影画像の表示サイズを決定する。注目度テーブル108は、表示形態決定部107が、各撮影画像の表示形態を決定する際に使用するテーブルである。注目度テーブルの例を、図5及び図6に示す。なお、注目度テーブルの詳細は後述する。
画像合成部109(表示部)は、複数のカメラ映像を一つ画面に表示するマルチ表示を行う。警告受信部102により警告情報が受信される前は、各カメラ映像を通常サイズ(初期値の表示サイズ)にて表示し、警告情報が受信された後は、表示形態決定部107により決定された表示形態にて各カメラ映像を表示する。
次に動作について、図9のフローチャートを参照しながら説明する。
先ず、画像表示装置1では、ステップS901において、撮影画像受信部101が、各監視カメラ2からの映像を受信する(撮影画像受信ステップ)とともに、ステップS902において、警告受信部102が、センサー3からの警告情報を受信したか否かを判断し(警告受信ステップ)、警告情報を受信していなければ、ステップS903において、画像合成部109が、各映像を通常サイズで表示する。
一方、警告情報を受信した場合は、ステップS904において、センサーが異常を検出したと判断し、ステップS905において、警告発信エリア判定部105が、エリア情報を参照し、警告発信エリア(警告発信エリア)を特定する(警告発信エリア判定ステップ)。
次に、ステップS906において、表示形態決定部107が、近隣係数テーブルから該当エリアの近隣係数を取得する(表示形態決定ステップ)。例えば、図2の部屋1において異常が検出された場合は、図4の近隣係数テーブルのうち、エリア:部屋1に対応する3つのレコード(近隣エリア:部屋2、通路、エレベータホール)の近隣係数(0.0、0.5、0.0)を取得する。
次に、ステップS907において、表示形態決定部107が、注目度テーブルにおいて警告発信エリアの注目度をaにするとともに、ステップS908において、警告発信エリア以外の注目度を、近隣係数を使って計算し、注目度テーブルを更新する(表示形態決定ステップ)。
センサーからの警告情報が無い場合は、図5に示す注目度テーブルの例のように、全ての注目度は1である。センサーから警告情報が発信された場合には、表示形態決定部107は、次のような近隣係数と警告発信エリアの注目度(表示サイズ)をパラメータとする演算式に従って注目度を設定する。
警告発信エリアのカメラ映像の注目度:a (a > 1)
その他のエリアのカメラ映像の注目度:(a−1)×近隣係数 +1
ここで、aはあらかじめ設定する値である。また、aは、警告発信エリアの撮影画像の表示サイズになる。これにより、近隣係数テーブルを使い、表示形態決定部107が各カメラの注目度を計算する。aを2として計算した場合、各カメラの注目度は、例えば図6に示す注目度テーブルのようになる。
警告発信エリアのカメラ映像の注目度:a (a > 1)
その他のエリアのカメラ映像の注目度:(a−1)×近隣係数 +1
ここで、aはあらかじめ設定する値である。また、aは、警告発信エリアの撮影画像の表示サイズになる。これにより、近隣係数テーブルを使い、表示形態決定部107が各カメラの注目度を計算する。aを2として計算した場合、各カメラの注目度は、例えば図6に示す注目度テーブルのようになる。
次に、ステップS909において、画像合成部109が、注目度テーブルに格納されている値を元に、カメラ画像を拡大表示する(表示ステップ)。
その後、警備員による確認作業(ステップS910)後、表示形態決定部107が注目度テーブルをリセットして、注目度を全て1にし(ステップS911)、ステップS901に戻る。
図7及び図8は、画像合成部109により表示される各カメラ映像の例を示す。
例えば、警備対象となるフロアのエリアマップに重畳させて監視画像を表示する場合、異常が発生していない通常時は図7の様にすべての画像が通常サイズにて表示されている。部屋1において異常が発生し、警告情報が発信された後は、部屋1に配置されたカメラ1の映像の注目度が2なので、画像を縦・横2倍に拡大する。また、図4の近隣係数テーブルにおいて、通路の近隣係数が0.5であるので、カメラ3の注目度は1.5となり、画像を縦・横1.5倍に拡大表示する。他のカメラの注目度は1のままなので、通常サイズのままの表示となる。この結果、異常発生後は、図8の様な表示例となる。
以上のように、本実施の形態によれば、近隣係数を用いて各撮影画像の注目度を算出し、注目度に応じた表示サイズで撮影画像を表示することが可能となる。これにより、異常が検出され、警報が発せられたエリアの撮影画像と、その近隣で異常が伝搬する可能性のあるエリアの撮影画像を拡大表示することができ、これにより、警備を行う者が重要と思われる映像をいち早く認識し、拡大された映像で詳細を見ることが出来る。
実施の形態2.
以上の実施の形態1では、各エリアに監視カメラが1つ存在したが、本実施の形態では、1つのエリア内に複数の監視カメラが存在する場合の動作について説明する。
以上の実施の形態1では、各エリアに監視カメラが1つ存在したが、本実施の形態では、1つのエリア内に複数の監視カメラが存在する場合の動作について説明する。
本実施の形態では、例えば、3階建てのビルで、各階に2つ監視カメラが存在するが、各階は1つのエリアとして管理されている場合などを対象にする。図12は、このような場合の近隣係数テーブルの例である。図10に、警報が発生していない、通常時の監視映像の表示例を示す。図中の、フロア情報等の部分には、フロアマップや所有者情報などが表示される。「○○ビル1F」のエリアで、センサーから警告情報が伝えられた場合、実施の形態1と同様に注目度の計算を行う。このとき、実施の形態1では、カメラ映像毎に注目度を計算したが、本実施の形態では、1つのエリア内に複数のカメラがあるので、エリア毎に注目度を計算する。計算結果は図13のようになる。これを元に、各カメラ映像を拡大表示する。図11に、異常発生時のカメラ映像表示画面の例を示す。図11の例では、フロアごとに注目度を算出した結果、○○ビル1Fにある二つのカメラ画像はともに1.5倍の表示サイズになり、○○ビル2Fにある二つのカメラ画像はともに1.2倍の表示サイズとなる。
以上のように、本実施の形態によれば、1つのエリア内に複数のカメラが存在する場合でも、エリアに対して注目度を計算することにより、警告発信エリアとその近隣のエリアのカメラ映像を拡大表示することが可能となる。
実施の形態3.
以上の実施の形態では、エリア内にあるセンサーのうち、どれが警告情報を発しても、カメラの注目度は同じになったが、本実施の形態ではセンサーから検出される警報の種類別に近隣係数を設定する。
以上の実施の形態では、エリア内にあるセンサーのうち、どれが警告情報を発しても、カメラの注目度は同じになったが、本実施の形態ではセンサーから検出される警報の種類別に近隣係数を設定する。
図14は本実施の形態での近隣係数の例である。センサーの種別により、近隣係数を変えることが出来る。例えば、部屋1で火災センサーが警報を出した場合は、部屋2への近隣係数は0.3となり、人感センサーが警報を出した場合は、部屋2への近隣係数は0.0となる。この近隣係数を使い、各カメラ映像の注目度、または、エリア内に複数のカメラがある場合には、エリアの注目度を計算する。なお、同一エリア内の複数のセンサーが警報を発した場合は、近隣係数が大きいほうを利用するようにしてもよいし、近隣係数の加算値を利用するようにしてもよい。
図15は、本実施の形態に係る画像表示装置1の動作を示すフローチャートである。本実施の形態では、警告発信エリア判定部105は、ステップS1505において、警告発信エリアを特定するとともに、ステップS1506において、異常を検出したセンサーを特定する。そして、ステップS1507において、表示形態決定部107が、近隣係数テーブルから該当するエリアの該当するセンサーに対応する近隣係数を取得し、注目度を設定する。他の動作は、実施の形態1と同様なので、詳細は省略する。
以上のように、本実施の形態によれば、センサーの種類別に近隣係数を設定することにより、異常の種類により伝搬の傾向が違っていても、適切な注目度を算出でき、適切な表示サイズにて各撮影画像を表示することができる。
実施の形態4.
以上の実施の形態では、異常が発生して警告情報が発生するのは1つのエリアとなっていたが、本実施の形態では、複数のエリアで警告情報が発信された場合に、それぞれの警告情報に対して各エリアの暫定的な注目度(暫定表示形態)を算出するとともに、算出した暫定的な注目度のうちの最大値の注目度を利用する。
以上の実施の形態では、異常が発生して警告情報が発生するのは1つのエリアとなっていたが、本実施の形態では、複数のエリアで警告情報が発信された場合に、それぞれの警告情報に対して各エリアの暫定的な注目度(暫定表示形態)を算出するとともに、算出した暫定的な注目度のうちの最大値の注目度を利用する。
図17は、実施の形態4に係る画像表示装置1の動作を示すフローチャートである。
ステップS1704において1回目の異常が検出され、ステップS1708において各撮影画像の注目度が算出された後に、ステップS1708において2回目の異常が検出された場合、表示形態決定部107は、2回目の警告情報に基づく各撮影画像の注目度を算出し、注目度の値が大きくなった場合は、2回目の警告情報に基づく注目度の値に更新する。つまり、複数の警報が発報された場合、2回目以降で再計算した注目度と、計算前の注目度を比較し、値の大きいほうを注目度テーブルに格納する。それ以外は実施の形態1と同じ動作である。なお、ステップS1709は、作図上の便宜から、記載を省略しているが、S1704〜S1706と同様の処理を行って、2回目の警告情報に基づく注目度を算出する。
ステップS1704において1回目の異常が検出され、ステップS1708において各撮影画像の注目度が算出された後に、ステップS1708において2回目の異常が検出された場合、表示形態決定部107は、2回目の警告情報に基づく各撮影画像の注目度を算出し、注目度の値が大きくなった場合は、2回目の警告情報に基づく注目度の値に更新する。つまり、複数の警報が発報された場合、2回目以降で再計算した注目度と、計算前の注目度を比較し、値の大きいほうを注目度テーブルに格納する。それ以外は実施の形態1と同じ動作である。なお、ステップS1709は、作図上の便宜から、記載を省略しているが、S1704〜S1706と同様の処理を行って、2回目の警告情報に基づく注目度を算出する。
例えば、1回目の警告情報の際に算出された注目度が図6に示す内容であり、2回目の警告情報の際に算出された注目度が図16の内容であれば、カメラ2については図16の注目度の方が値が大きいので、図16の注目度を利用し、カメラ1については図6の注目度の方が値が大きいので、図6の注目度を利用する。
以上にように、本実施の形態によれば、複数のエリアで異常が検出された場合に、それぞれから影響を受けるエリアの注目度を計算でき、適切な表示サイズにて各撮影画像を表示することができる。
実施の形態5.
本実施の形態では、複数のエリアで警告情報が発信された場合に、それぞれのエリアからの近隣係数が0よりも大きい場合、いずれかの異常が伝搬する可能性が高いと思われるため、注目度の算出において、1つの警告発信エリアからの近隣係数を使って注目度を算出後、別の警告発信エリアからの近隣係数を使い、注目度を再度算出する。
本実施の形態では、複数のエリアで警告情報が発信された場合に、それぞれのエリアからの近隣係数が0よりも大きい場合、いずれかの異常が伝搬する可能性が高いと思われるため、注目度の算出において、1つの警告発信エリアからの近隣係数を使って注目度を算出後、別の警告発信エリアからの近隣係数を使い、注目度を再度算出する。
1つめの警告情報が発信された場合は、実施の形態1と同様に注目度を計算する。
警告発信エリア1のカメラ映像の注目度:a (a > 1)
その他のエリアxのカメラ映像の注目度:(a−1)×近隣係数 +1
その後、2つめの警告情報が発信された場合は、1つめの計算結果を使い、次のように計算する。
警告発信エリア2のカメラ映像の注目度:b (b > 1)
その他のエリアxのカメラ映像の注目度:
1つめの警告情報で計算された注目度の値をNxとした場合
b <= Nxの場合は、注目度はNxとする()
b > Nxの場合は、(b−Nx)×近隣係数+Nx で計算した値に更新する。
警告発信エリア1のカメラ映像の注目度:a (a > 1)
その他のエリアxのカメラ映像の注目度:(a−1)×近隣係数 +1
その後、2つめの警告情報が発信された場合は、1つめの計算結果を使い、次のように計算する。
警告発信エリア2のカメラ映像の注目度:b (b > 1)
その他のエリアxのカメラ映像の注目度:
1つめの警告情報で計算された注目度の値をNxとした場合
b <= Nxの場合は、注目度はNxとする()
b > Nxの場合は、(b−Nx)×近隣係数+Nx で計算した値に更新する。
更なる警告情報がある場合は、すべての警告情報に対して各エリアの注目度が算出されるまで、同様の手順にて各エリアの注目度の算出及び更新を繰り返し、最終的な注目度(最終的に注目度テーブルに示された注目度)に従って各エリアの撮影画像の表示サイズを決定する。
なお、上述した動作以外は、実施の形態1と同様である。
このように、本実施の形態では、警告発信エリア判定部により二以上の警告発信エリアが判定された場合に、非発信エリアごとに、いずれかの警告発信エリアとの近隣係数に基づき撮影画像の暫定の注目度(暫定表示形態)を導出するとともに、導出した暫定の注目度と他のいずれかの警告発信エリアとの近隣係数とに基づき新たな暫定の注目度(暫定表示形態)を導出し、以降、すべての警告情報について暫定の注目度が導出されるまで、導出した新たな暫定の注目度と近隣係数とに基づいて新たな暫定の注目度の導出を繰り返して、各エリアの撮影画像の表示サイズを決定する。
以上のように、本実施の形態によれば、複数のエリアで警告情報が発信された場合、それぞれのエリアの近隣係数を使い、複数のエリアから異常が伝搬する可能性が高い場所については、注目度が高くなり、画面上での表示が大きくなり、警備員に知らせることが出来るようになる。
実施の形態6.
本実施の形態では、近隣係数の閾値を設け、近隣係数が閾値を越えているエリアでは、注目度をあらかじめ設定した値にする。注目度は、表示の大きさとして「大」「中」「小」の3種類とし、警告情報が発信されていない場合は、すべてのエリアを「小」の注目度に設定し、小の表示サイズで表示する。警告情報が発信された場合は、警告発信エリアのカメラ映像は「大」の注目度とし、近隣係数が一定の値(たとえば閾値0.5)を超えたエリアのカメラ映像は「中」の注目度とし、それ以外は「小」の注目度とする。
本実施の形態では、近隣係数の閾値を設け、近隣係数が閾値を越えているエリアでは、注目度をあらかじめ設定した値にする。注目度は、表示の大きさとして「大」「中」「小」の3種類とし、警告情報が発信されていない場合は、すべてのエリアを「小」の注目度に設定し、小の表示サイズで表示する。警告情報が発信された場合は、警告発信エリアのカメラ映像は「大」の注目度とし、近隣係数が一定の値(たとえば閾値0.5)を超えたエリアのカメラ映像は「中」の注目度とし、それ以外は「小」の注目度とする。
また、例えば、警告情報が発信されたエリアの他、近隣係数が一定の値(例えば閾値0.7)を超えるエリアは注目度を「大」にするようにしてもよい。
このように、本実施の形態では、表示形態決定部は、複数種類の注目度(表示サイズ)を予め設定するとともに、それぞれの注目度に対応する近隣係数の範囲を予め設定しておき、警告発信エリア判定部により警告発信エリアが判定された際に、エリアごとに警告発信エリアとの関連係数がいずれの注目度に対応するかを判定し、判定した注目度を撮影画像の表示サイズとして決定する。
以上の通り、本実施の形態によれば、注目度を計算する際の計算量を減らすことができ、注目度も3種類しかないため、画像合成部の実装も単純化することが可能になる。
実施の形態7.
以上の実施の形態では、エリアマップに重ねて表示していたが、本実施の形態では、カメラ画像のみを表示する表示形式の場合に、各画像を重ね合わせて表示を行う。
以上の実施の形態では、エリアマップに重ねて表示していたが、本実施の形態では、カメラ画像のみを表示する表示形式の場合に、各画像を重ね合わせて表示を行う。
次に動作について説明する。図18に、警告情報が発せられていない通常時で4画面分割表示によりカメラ映像を表示している例を示す。このとき、あるエリアのセンサーなどから警告情報が発信されると、実施の形態1と同様の動作により各カメラ映像の注目度が計算される。画像合成部がカメラ映像を表示するときは、注目度に応じて各カメラ映像を拡大し、図19のように注目度が大きいものが一部上に重なって表示されるようにする。
以上により、本実施の形態によれば、カメラ映像を分割表示している場合でも、近隣係数から計算される注目度に応じた拡大表示が可能となる。
実施の形態8.
本実施の形態では、実施の形態7に加え、警告発信時に注目度が1の映像を縮小表示することで、重ねあわせ表示で見えなくならないようにする。
本実施の形態では、実施の形態7に加え、警告発信時に注目度が1の映像を縮小表示することで、重ねあわせ表示で見えなくならないようにする。
次に動作について説明する。あるエリアのセンサーなどから警告情報が発信されると、実施の形態7と同様の動作により各カメラ映像の注目度が計算される。注目度が1を超えた映像については、実施の形態7と同じく拡大表示を行う。注目度が1のカメラ映像に付いては、初期値である通常の表示サイズから縮小して表示する。表示結果は図20のようになる。
以上により、実施の形態7に加え、注目度が1である映像が、重ねあわせ表示によって見えなくなることを防止することが出来る。
実施の形態9.
以上の実施の形態では、表示形態として、撮影画像の表示サイズを決定したが、本実施の形態では、表示形態として、撮影画像の表示コントラストレベルを決定する。
以上の実施の形態では、表示形態として、撮影画像の表示サイズを決定したが、本実施の形態では、表示形態として、撮影画像の表示コントラストレベルを決定する。
表示コントラストレベルとは、撮影画像の表示の明るさ、濃淡などの視認性のレベルであり、本実施の形態では、注目度が大きい画像ほど視認しやすく表示(濃く表示)し、注目度が小さい画像ほど視認しにくく表示(薄く表示)する。
図21に、警報が発生していない場合の通常時の表示例を示す。各画像は、初期値の表示コントラストレベル表示される。
ここで、あるエリアから警告情報が発信されると、実施の形態7と同様に近隣係数から各カメラ映像の注目度を計算する。注目度が最大となった映像は、警報発報前と同じ表示を行う。それ以外の映像は、注目度が最大である映像の注目度と、各映像の注目度の差に応じて、表示コントラストレベルを変化させ、薄く表示する。表示例を図22に示す。図22では、右上の画像の表示コントラストレベルを初期値のままにするとともに、他の画像の表示コントラストレベルを変化させて、薄く表示している。また、非発信エリアの画像を一律の表示コントラストレベルで薄く表示するようにしてもよいし、各エリアの注目度に従って、各エリアの表示コントラストレベルを変化させるようにし、非発信エリア間において画像の濃淡を設けるようにしてもよい。
また、例えば、図23に示すように、警告発信エリアのカメラ画像を強調表示するようにしてもよい。
以上により、本実施の形態によれば、表示の大きさを変えることが無く、カメラ映像の全体を警備員が参照できるようにしつつ、異常が発生している、または発生する可能性のあるエリアのカメラ映像がどれであるかがすぐにわかるように表示することが出来る。
前述した各実施の形態で、画像表示装置1は、コンピュータで実現できるものである。
図示していないが、画像表示装置1は、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)を備えている。
例えば、CPUは、バスを介して、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、通信ボード、表示ディスプレイ、K/B(キーボード)、マウス、FDD(Flexible Disk Drive)、CDD(コンパクトディスクドライブ)、磁気ディスク装置、光ディスク装置、プリンタ装置、スキャナ装置等と接続可能である。
RAMは、揮発性メモリの一例である。ROM、フラッシュメモリ、FDD、CDD、磁気ディスク装置、光ディスク装置は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶装置あるいは記憶部の一例である。
前述した各実施の形態の画像表示装置1が扱うデータや情報は、記憶装置あるいは記憶部に保存され、画像表示装置1の各部により、記録され読み出されるものである。
また、通信ボードは、例えば、LAN、インターネット、或いはISDN等のWAN(ワイドエリアネットワーク)に接続されている。
磁気ディスク装置には、オペレーティングシステム(OS)、ウィンドウシステム、プログラム群、ファイル群(データベース)が記憶されている。
プログラム群は、CPU、OS、ウィンドウシステムにより実行される。
上記画像表示装置1の各部は、一部或いはすべてコンピュータで動作可能なプログラムにより構成しても構わない。或いは、ROMに記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェア或いは、ハードウェア或いは、ソフトウェアとハードウェアとファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。
上記プログラム群には、実施の形態の説明において「〜部」として説明した処理をCPUに実行させるプログラムが記憶される。これらのプログラムは、例えば、C言語やHTMLやSGMLやXMLなどのコンピュータ言語により作成される。
また、上記プログラムは、磁気ディスク装置、FD(Flexible Disk)、光ディスク、CD(コンパクトディスク)、MD(ミニディスク)、DVD(Digital Versatile Disk)等のその他の記録媒体に記憶され、CPUにより読み出され実行される。
1 画像表示装置、2 監視カメラ、3 センサー、101 撮影画像受信部、102 警告受信部、103 近隣係数記憶部、104 近隣係数テーブル、105 警告発信エリア判定部、106 エリア情報記憶部、107 表示形態決定部、108 注目度テーブル、109 画像合成部。
Claims (20)
- それぞれに少なくとも一つのカメラと少なくとも一つのセンサーが配置されている複数のエリアを対象とし、それぞれのエリアのカメラにより撮影された撮影画像を表示する表示装置であって、
エリアごとに、他のエリアとの関連度を示す関連係数を記憶する関連係数記憶部と、
それぞれのエリアのカメラにより撮影された撮影画像を受信する撮影画像受信部と、
いずれかのエリアのセンサーから発信された警告情報を受信する警告受信部と、
警告情報を発信したセンサーが配置されている警告発信エリアを判定する警告発信エリア判定部と、
警告発信エリア以外の非発信エリアについて、非発信エリアごとに警告発信エリアとの関連係数を抽出し、抽出した関連係数に基づき、非発信エリアごとに撮影画像の表示形態を決定する表示形態決定部と、
警告発信エリアの撮影画像を所定の表示形態で表示するとともに、非発信エリアの撮影画像を前記表示形態決定部により決定された表示形態に従って表示する表示部とを有することを特徴とする表示装置。 - 前記表示形態決定部は、
警告発信エリアとの関連係数が大きい非発信エリアの撮影画像ほど目立つ表示形態とすることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記関連係数記憶部は、
エリアごとに、当該エリアのセンサーにより異常が検知された際に、検知された異常が他のエリアに影響を及ぼす確率を示す係数を、関連係数として記憶することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記表示形態決定部は、
非発信エリアごとに、撮影画像の表示形態として、撮影画像の表示サイズを決定し、
前記表示部は、
前記警告発信エリアの撮影画像を所定の表示サイズで表示するとともに、非発信エリアの撮影画像を前記表示形態決定部により決定された表示サイズに従って表示することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記表示部は、
前記警告受信部により警告情報が受信されるまでは、初期値の表示サイズにて各エリアの撮影画像を表示し、前記警告受信部により警告情報が受信された後は、前記警告発信エリアの撮影画像を初期値よりも大きな所定の表示サイズで表示するとともに、非発信エリアの撮影画像を前記表示形態決定部により決定された表示サイズに従って表示することを特徴とする請求項4に記載の表示装置。 - 前記表示形態決定部は、
警告発信エリアとの関連係数が大きい非発信エリアの撮影画像ほど大きな表示サイズとすることを特徴とする請求項4に記載の表示装置。 - 前記表示形態決定部は、
非発信エリアごとに、警告発信エリアとの関連係数と警告発信エリアの撮影画像の表示サイズとをパラメーターとする演算式に従って、撮影画像の表示サイズを算出することを特徴とする請求項4に記載の表示装置。 - 前記表示形態決定部は、
複数種類の表示サイズを予め設定するとともに、それぞれの表示サイズに対応する関連係数の範囲を予め設定しておき、
前記警告発信エリア判定部により警告発信エリアが判定された際に、非発信エリアごとに警告発信エリアとの関連係数がいずれの表示サイズに対応するかを判定し、判定した表示サイズを撮影画像の表示サイズとして決定することを特徴とする請求項4に記載の表示装置。 - 前記表示装置が対象とする複数のエリアのうちの少なくとも一つは、センサー種別が異なる複数のセンサーが配置されているエリアであり、
前記関連係数記憶部は、
センサー種別が異なる複数のセンサーが配置されているエリアについて、センサー種別ごとに、他のエリアとの関連度を示す関連係数を記憶しており、
前記警告発信エリア判定部は、
警告情報を発信したセンサーが配置されている警告発信エリアを判定するとともに、警告を発信したセンサーのセンサー種別を判定し、
前記表示形態決定部は、
非発信エリアごとに、前記警告発信エリア判定部により判定されたセンサー種別に対応する関連係数に基づいて、撮影画像の表示形態を決定することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記警告受信部は、
二以上のエリアのセンサーから発信された二以上の警告情報を受信する場合があり、
前記警告発信エリア判定部は、
前記警告受信部が二以上の警告情報を受信した場合に、それぞれの警告情報について、警告情報を発信したセンサーが配置されている警告発信エリアを判定し、
前記表示形態決定部は、
警告発信エリア判定部により二以上の警告発信エリアが判定された場合に、二以上の警告発信エリア以外の非発信エリアについて、非発信エリアごとに二以上の警告発信エリアのそれぞれとの関連係数を抽出し、抽出した二以上の関連係数に基づき、非発信エリアごとに撮影画像の表示形態を決定することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記表示形態決定部は、
前記警告発信エリア判定部により二以上の警告発信エリアが判定された場合に、非発信エリアごとに、抽出した二以上の関連係数に基づき、撮影画像の暫定表示形態を二以上導出するとともに、導出した暫定表示形態のうちのいずれか一つを選択し、選択した暫定表示形態を撮影画像の表示形態として決定することを特徴とする請求項10に記載の表示装置。 - 前記表示形態決定部は、
前記警告発信エリア判定部により二以上の警告発信エリアが判定された場合に、非発信エリアごとに、抽出した二以上の関連係数に基づき、撮影画像の暫定表示形態として、撮影画像の暫定表示サイズを二以上導出し、導出した暫定表示サイズのうちで大きいサイズのものを選択し、選択した暫定表示サイズを撮影画像の表示サイズとして決定することを特徴とする請求項11に記載の表示装置。 - 前記表示形態決定部は、
前記警告発信エリア判定部により二以上の警告発信エリアが判定された場合に、非発信エリアごとに、いずれかの警告発信エリアとの関連係数に基づき撮影画像の暫定表示形態を導出するとともに、導出した暫定表示形態と他のいずれかの警告発信エリアとの関連係数とに基づき新たな暫定表示形態を導出し、以降、所定の状態になるまで、導出した新たな暫定表示形態と関連係数とに基づき新たな暫定表示形態の導出を繰り返して、非発信エリアの撮影画像の表示形態を決定することを特徴とする請求項10に記載の表示装置。 - 前記表示形態決定部は、
警告発信エリア判定部により二以上の警告発信エリアが判定された場合に、非発信エリアごとに、いずれかの警告発信エリアとの関連係数に基づき、撮影画像の暫定表示形態として、撮影画像の暫定表示サイズを導出するとともに、導出した暫定表示サイズと他のいずれかの警告発信エリアとの関連係数とに基づき新たな暫定表示サイズを導出し、以降、所定の状態になるまで、導出した新たな暫定表示サイズと関連係数とに基づく新たな暫定表示サイズの導出を繰り返して、非発信エリアの撮影画像の表示サイズを決定することを特徴とする請求項13に記載の表示装置。 - 前記表示部は、
警告発信エリアの撮影画像と非発信エリアの撮影画像とを、それぞれのエリアのエリアマップ上に重畳させて表示することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記表示部は、
警告発信エリアの撮影画像を非発信エリアの撮影画像に少なくとも一部重畳させて表示することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記表示部は、
前記表示形態決定部により決定されたいずれかの非発信エリアの撮影画像の表示サイズが所定のサイズ以下である場合に、当該非発信エリアの撮影画像を初期値の表示サイズから縮小して表示することを特徴とする請求項5に記載の表示装置。 - 前記表示形態決定部は、
非発信エリアごとに、撮影画像の表示形態として、撮影画像の表示コントラストレベルを決定し、
前記表示部は、
前記警告発信エリアの撮影画像を所定の表示コントラストレベルで表示するとともに、非発信エリアの撮影画像を前記表示形態決定部により決定された表示コントラストレベルに従って表示することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - それぞれに少なくとも一つのカメラと少なくとも一つのセンサーが配置されている複数のエリアを対象とし、それぞれのエリアのカメラにより撮影された撮影画像を表示する表示方法であって、
それぞれのエリアのカメラにより撮影された撮影画像を受信する撮影画像受信ステップと、
いずれかのエリアのセンサーから発信された警告情報を受信する警告受信ステップと、
警告情報を発信したセンサーが配置されている警告発信エリアを判定する警告発信エリア判定ステップと、
エリアごとに他のエリアとの関連度を示す関連係数が格納されている関連係数テーブルから、警告発信エリア以外の非発信エリアについて、非発信エリアごとに警告発信エリアとの関連係数を抽出し、抽出した関連係数に基づき、非発信エリアごとに撮影画像の表示形態を決定する表示形態決定ステップと、
警告発信エリアの撮影画像を所定の表示形態で表示するとともに、非発信エリアの撮影画像を前記表示形態決定ステップにより決定された表示形態に従って表示する表示ステップとを有することを特徴とする表示方法。 - それぞれに少なくとも一つのカメラと少なくとも一つのセンサーが配置されている複数のエリアのそれぞれのエリアのカメラにより撮影された撮影画像の表示をコンピュータに実行させるプログラムであって、
それぞれのエリアのカメラにより撮影された撮影画像を受信する撮影画像受信処理と、
いずれかのエリアのセンサーから発信された警告情報を受信する警告受信処理と、
警告情報を発信したセンサーが配置されている警告発信エリアを判定する警告発信エリア判定処理と、
エリアごとに他のエリアとの関連度を示す関連係数が格納されている関連係数テーブルから、警告発信エリア以外の非発信エリアについて、非発信エリアごとに警告発信エリアとの関連係数を抽出し、抽出した関連係数に基づき、非発信エリアごとに撮影画像の表示形態を決定する表示形態決定処理と、
警告発信エリアの撮影画像を所定の表示形態で表示するとともに、非発信エリアの撮影画像を前記表示形態決定処理により決定された表示形態に従って表示する表示処理とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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