JP2006309480A - 市場品質評価方法及び市場品質評価システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 不具合の発生の有無にかかわらず市場に出荷された製品の品質評価を可能にして評価精度を向上する。
【解決手段】 市場に置かれた複数の製品(101)の稼動データを各製品の識別情報に対応付けて収集するとともに(102,103)、識別情報に対応する製品の製造履歴と使用態様の少なくとも一つを含む製品属性情報を収集し(110,112)、少なくとも一つの製品属性情報に従って複数の製品を製品群に分類し(104)、製品群の製品について少なくとも一つの評価項目に対応する稼動データを対比した品質に係る統計情報を生成することにより(107)、不具合の発生の有無にかかわらず市場製品の品質評価を可能にする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、市場品質評価方法及び市場品質評価システムに係り、特に、市場に出荷された製品の稼動データを評価して設計、製造及び検査の品質改善に反映可能な市場品質評価技術に関する。
一般に、製品の品質向上のために、市場へ出荷した後に発生した不具合の原因を究明し、設計、製造、検査を改善することが行われている。例えば、特許文献1に記載の品質向上支援方法によれば、市場で発見された不具合データを検査データと対比し、それらの相関に基づいて不具合の発生原因を探査することが提案されている。これによれば、不具合データと検査データとの間に相関が見られない場合は、検査項目が不十分であるとして検査項目を追加し、あるいは、製造工程に原因があるとして各製造工程を探査すべきことを判断して、製品の品質向上を支援するようにしている。
特開2002−334130号公報
しかしながら、特許文献1では、製品の不具合が発生する前に製品の品質を評価することについては配慮されていない。したがって、例えば、不具合の発生を予測することができないばかりでなく、不具合の原因が同一種類の製品に共通するものか、特異的なものか等、不具合原因の究明に必要な情報を十分に得ることができないため、製品品質の評価に改善の余地がある。
本発明の課題は、不具合の発生の有無にかかわらず市場に出荷された製品の品質評価を可能にして評価精度を向上することにある。
本発明の課題を解決するため、本発明の市場品質評価方法及びそのシステムの第1の態様は、市場に置かれた複数の製品の稼動データを各製品の識別情報に対応付けて収集するとともに、前記識別情報に対応する前記製品の製造履歴と使用態様の少なくとも一つを含む製品属性情報を収集し、少なくとも一つの前記製品属性情報に従って前記複数の製品を製品群に分類し、該製品群の製品について少なくとも一つの評価項目に対応する前記稼動データを対比した品質に係る統計情報を生成することを特徴とする。
これにより、製品の不具合が発生する前に製品の品質を評価することが可能になる。また、製品の全体を分類すると稼動データが平準化されてしまうから、分類対象の製品を製品属性情報が共通する製品毎に絞り込むことにより、際立った傾向が見えるようになる。例えば、不具合の原因が同一種類の製品に共通するものか、特異的なものか等、不具合原因の究明に必要な情報を得ることができる。また、製品の製造履歴が異なると製品品質がバラツイたり、製品のユーザーによる使用態様の違いによって不具合の発生が異なることがある。そこで、製品属性情報が共通する製品を絞り込むことによって、品質評価の精度(例えば、不具合の発生の予測精度等)を向上させることができる。また、製品属性情報が異なる製品の稼動データを対比して評価することにより、製品の品質不良が大きくなる製品属性(例えば、部品メーカ)を識別することができる。その結果、得られた評価を、設計、製造及び検査における品質管理に反映して、製品の品質向上に寄与することができる。
ここで、市場に置かれた複数の製品の稼動データは、各製品に稼動データを計測する計測手段を設け、その計測手段により種々の稼動データを計測する。計測した稼動データは、各製品に設けた通信手段を介して本発明に係る市場品質評価システムに送信するように構成する。具体的には、無線LAN、有線LAN、公衆携帯網などの通信手段を利用できるが、リアルタイムで通信する他、計測手段に記憶装置を設けて収集した稼動データを一時保存しておき、市場品質評価システムと接続できたタイミングで送信することも可能である。
一方、一般に、製品設計においては、製品の稼動状態を見込んで、所望の品質を確保するように設計基準が設定されている。しかし、従来は、設計で見込んだ稼動状態と実際の稼動状態とを対比して監視することは行われていない。
そこで、本発明の第2の態様として、設計基準に基づいて想定した稼動データと、実際の稼動データとを対比することにより、設計品質の妥当性を評価することが望ましい。具体的には、市場に置かれた複数の製品の稼動データを収集する一方、前記複数の製品の前記稼動データに対応する想定稼動データを模擬し、少なくとも一つの評価項目に対応する前記複数の製品の前記稼動データの分布情報を生成し、該稼動データの分布情報と前記想定稼動データの分布情報とを対比させて表示する。
さらに、本発明の第1と第2の態様を組み合わせて、市場に置かれた複数の製品の稼動データを各製品の識別情報に対応付けて収集するとともに、前記識別情報に対応する前記製品の製造履歴と使用態様の少なくとも一つを含む製品属性情報を収集し、少なくとも一つの前記製品属性情報に従って前記複数の製品を製品群に分類し、該製品群の製品について少なくとも一つの評価項目に対応する前記稼動データの分布情報を生成する一方、前記複数の製品の前記稼動データに対応する想定稼動データを模擬し、前記稼動データの分布情報に対応する前記想定稼動データの分布情報とを対比させて表示する構成とすることができる。
また、想定稼動データと稼動データとの統計量を比較し、統計量の違いが最大となる製品群の分類に係る製品属性情報の組み合わせを求めることができる。また、その組合せを出力表示させるようにすることができる。
本発明によれば、不具合の発生の有無にかかわらず市場に出荷された製品の品質評価を可能にして評価精度を向上することができる。
以下、本発明の実施形態を説明する。
(実施形態1)
図1に、本発明の市場品質評価方法を適用したシステムの構成図を示す。本実施形態は、市場に置かれた複数の自動車101の稼動データを収集し、収集した稼動データに基づいて自動車101の市場品質を評価できる情報を生成する市場品質評価システムの一例である。図2に、自動車101の稼動データを計測して、市場品質評価システムに送信する部分の構成図を示す。
図2に示すように、自動車101の車両には、外気温センサ、排気温センサ、振動センサ、騒音センサ、加速度センサ、GPS(Global Positioning System)センサ、出力トルクセンサ、タイヤ空気圧センサなどの稼動データを計測する複数のセンサ501が設けられている。また、電気制御ユニット(ECU:Electronic Control Unit)502は、例えば、エンジン制御や走行制御に必要となるパラメータ、燃料消費量、アクセル開度、ブレーキ踏み力、ハンドル操作量、エンジン回転数、エンジン制御パラメータの学習補正値などの稼動データを取り扱っている。そして、これらの稼動データは、車両内のCAN(Controller Area Network)に接続して設けられた収集手段503により、センサ501及びECU502から収集することができる。収集手段503により収集された稼動データは、通信手段504を介して市場品質評価システムの稼動データ収集手段102に送信されるようになっている。通信手段504は、具体的には無線LAN、有線LAN、公衆携帯網などを利用することができる。また、収集手段503内にメモリやハードディスク装置などの記憶装置を設け、収集した情報を一時保存し、センタと接続できたタイミングで、有線/無線などの接続手段でセンタに情報を送信することも可能である。
図1に示すように、市場品質評価システムは、複数の自動車101の通信手段504から送信される稼動データを受信して収集し、稼動データ蓄積手段103に蓄積するようになっている。図3に、稼動データ蓄積手段103に格納された稼動データのテーブル103aの一例を示す。同図に示すように、車両を識別する車体番号に対して、取得日時、取得した稼動データの種別、及びそのデータ値などが格納されている。
製品属性情報収集手段110は、稼動データ蓄積手段103に蓄積されている車体番号に基づいて、外部情報源111から各自動車101の製造履歴及び使用態様等の製品属性情報を取得する。取得した製品属性情報は、製品属性情報蓄積手段112に格納する。図4に、製品属性情報蓄積手段112に格納された製品属性情報のテーブル112aの一例を示す。図4に示すように、製品属性情報には、例えば、製造日時、車両の型式、製造ライン、個々の構成部の製造メーカ、納入日などの製造履歴が含まれている。この製造履歴情報は、外部情報源111である生産管理システムで収集された情報源から取得することができる。
また、製品属性情報には、利用者の年齢、家族構成などの属性、利用目的、整備日、整備内容などの使用態様が含まれる。この使用態様情報は、販売管理システム及び顧客情報データベースなどから取得することができる。
さらに、製品属性情報には、平均走行距離、通常の利用場所などの使用態様が含まれる。ここで、平均走行距離は、稼動データ蓄積手段103に蓄積されている稼動データに基づいて、ある一定期間、例えば1ヶ月間の累積走行距離などを元に計算する。また、利用場所も同様に、過去1ヶ月間のエンジン始動時の場所や、走行場所から求めることができる。
分類手段104は、本システムのユーザがユーザインターフェイス105を介して設定する少なくとも一つの製品属性情報に従って、稼動データ蓄積手段103に蓄積された稼動データを、製品属性情報蓄積手段112に格納されている製品属性情報を利用して、複数の自動車101を複数の製品群に分類する。分類した結果は、分類済み稼動データ106としてメモリに保持される。評価情報生成手段107は、分類済み稼動データ106に従って、製品群の製品について少なくとも一つの評価項目に対応する稼動データを対比した品質に係る統計情報を生成するようになっている。生成した統計情報は、ユーザインターフェース105の表示手段に表示可能になっている。
ここで、ユーザインターフェース105の表示画面の一例を図5と図6に示す。それらの図において、操作画面1051は、グラフ表示部1052と、製品属性選択部である対象製品絞込み部1053と、評価項目を入力設定する評価パラメータ選択部1054及び相関パラメータ選択部1055、表示更新釦1056、最大偏差検索釦1057を有している。評価パラメータとしては、平均燃費、排気温など、図3に示した自動車の稼動データをパラメータとして選択できる。一方、対象製品絞込み部1053では、製品の製造年月日、ロットNo、車体番号(製造番号)、部品メーカ、走行距離などの製品属性情報を選択できる。すなわち、品質評価の対象とする車両群を絞り込むためのパラメータを選択するようになっている。なお、対象製品絞込み部1053には、対象製品絞込みには関係ないが、後述する設計の基準とした稼動データの想定分布を選択表示させる想定分布選択釦1058が設けられている。
図5の例では、グラフ表示部1052に評価パラメータ選択部1054で選択した「平均燃費」に対する製品数(自動車の台数)をグラフ化した市場分布が表示されている。また、図6の例では、グラフ表示部1052には、相関パラメータとして選択した「走行距離」に対して、評価パラメータとして選択した「平均燃費」を持つ製品の分布を平均と標準偏差σのグラフとして表示している。ここで、相関パラメータとしては、走行距離、購入からの利用経過時間、整備からの経過時間などを選択できるようになっている。相関パラメータは、評価パラメータの係る稼動データに影響を及ぼす他の稼動データが選択できるようになっている。なお、図6のグラフ表示部1052のグラフ上に示した縦線1059における製品数分布が、図5の市場分布1060のヒストグラムになる。つまり、図5のヒストグラムは、製品を縦線1059の走行距離で絞り込んだ結果に相当する。したがって、図6の縦線1059によって切り出す断面を設定することにより、図5の表示方法に切り替えることが可能である。
(実施形態2)
図7に、本発明の市場品質評価システムの他の実施形態の構成を示す。図5及び図6に示したように、対象製品絞込み部1053では、製造年月日などの製品属性の他に、想定分布を選択することができるようになっている。想定分布とは、製品の設計時に想定した市場での性能ばらつきや劣化度合いを模擬したものである。これを選択すると、図8に示すように、市場分布に、想定分布を重畳表示することができる。これにより、設計時に想定したばらつきとの違いや、想定外の異常品質を検出することが可能となる。
本実施形態の構成は、図7に示すように、自動車101、稼動データ収集手段102、稼動データ蓄積手段103、評価情報生成手段107は、図1の実施形態と同じ構成である。本実施形態では、想定モデルとなる模擬データ201を元に、製品の稼動データを模擬する模擬手段202が設けられ、模擬手段202により模擬した稼動データが想定稼動データ203として格納される。
模擬データ201の具体例としては、図9に示すように、制御モデルなどのブロック線図と呼ばれるものがある。つまり、制御モデルは、伝達関数A,B、Cなどにより、入力(Input)に対する出力(Output)を記述する。図9は簡単なフィードバック制御を示したものであるが、図9のブロック線図に、図10の入力(Input)に示すような入力があった場合、出力(Output)に示すような出力があると考える。ここで、出力特性として、立ち上がりの速度T1や、出力値(Value)を、稼動データとして計測することで、設計時に想定したモデルと、実際の動作を比較することが可能となる。また、図9に示す伝達関数A,B,Cの中には、特性値としてパラメータが存在するが、実際の製品としては、これらは製造ばらつきや、利用条件によって変化する。これを、例えば、乱数で想定の範囲内にばらつかせることで、市場のモデルを想定する。これは、一般にモンテカルロ法と呼ばれる方法である。この結果は図11に示すようなデータ群1101となる。このデータ群は、図7の想定稼動データ203として蓄積される。これを例えば立ち上がり時間Tの値の頻度分布(ヒストグラム)として表示したものが図11の線1102であり、図8のように想定分布1102として表示される。なお、図9に示すようなブロック線図を用いなくても、稼動データのばらつきが正規分布するなどの仮定があれば、そのパラメータを模擬データ201とし、模擬手段202は正規分布をシミュレーションすることで想定稼動データ203を作成することができる。
また、図12に示すような、実際の市場での稼動データをセンサなどで取得した実測データ群1201が得られれば、立ち上がり時間Tの値の頻度分布は図12の線1202となり、図8のように市場分布1060として表示することができる。
したがって、図8の市場分布1060と想定分布1102とを比較することで、稼動時のパラメータが想定時のものと違っていたことが明確になる。この結果から、設計時のパラメータの見直しを、市場の特性に合うように変更することで、模擬データを高精度化することが可能となる。
(実施形態3)
図13に、本発明の市場品質評価システムの他の実施形態の構成を示す。本実施形態は、図1と図7の実施形態を組み合わせたものである。したがって、図1と図7の実施形態と同一の機能構成を有する部分には同一の符号を付して説明を省略する。本実施形態によれば、図8に示した想定分布1102に対して、対象製品絞込み部1053の製品属性情報によって絞り込んだ製品群の市場分布1060を対比して、グラフ表示部1052に表示することができる。例えば、図14に示すように、ある部品のメーカ別に稼動データの市場分布(メーカ1、2、3)を求めて対比して表示することにより、メーカ別の品質の相違を評価することができる。さらに、想定分布を対比して表示することにより、想定分布とどのようにずれているかを評価することができる。図示例では、メーカ1から納入した部品を使用した製品の特性がばらついていることが判明する。
このように、本発明によれば、選択した製品属性によって評価対象の製品群を分類していることから、製品属性ごとの品質傾向を把握することができ、品質改善のためのパラメータを早期に発見することが可能となる。
(実施形態4)
図15に、本発明の市場品質評価システムのさらに他の実施形態の構成を示す。本実施形態は、図13の実施形態に、分類属性選択手段401を付加した点が相違する。分類属性選択手段401は、想定稼動データに対して、市場における稼動データが大きく異なる製品属性の組み合わせを検出するようになっている。
例えば、分類属性選択手段401は、分類手段104に製品群を分類する製品属性情報の組み合わせを指示するようになっている。評価情報生成手段107は、想定稼動データと選択した製品群の市場における稼動データと相違量を求めて、分類属性選択手段401に出力する。これにより、分類属性選択手段401はその相違量を、分類した製品属性情報の組み合わせに対応付けて保持する。このような処理を、可能性のある製品属性情報の組み合わせについて繰り返し、相違量が最大となる製品属性情報の組み合わせを求める。つまり、評価情報生成手段107は、想定稼動データの統計量と稼動データの統計量とを比較し、分類属性選択手段401は、評価情報生成手段107により比較された統計量の違いである相違量が最大となる製品群の分類に係る製品属性情報の組み合わせを求める。
そして、相違量の大きい製品属性情報の組み合わせの順に、例えば、図16に示すように、ユーザインターフェース105の表示画面にリストなどにより表示することができる。このリストは、例えば、図8の最大偏差検索釦1057をクリックすることで表示することができる。本実施形態によれば、品質がどの要因で悪化しているかを検索することができる。
以上説明した各実施形態では、自動車を市場品質評価対象の製品として説明したが、本発明の対象製品は自動車に限られるものではなく、比較的大量に生産され、稼動データを取得する手段を付加することができる他の製品に応用可能である。他の製品としては、例えば、エアコン、冷蔵庫、テレビ、ビデオなどの家電製品などに適用できる。この場合、ネットワーク接続された家電製品に適用するのが容易である。
以上説明したように、本発明によれば、市場で稼動している製品特性を統計情報として把握することにより、個々の特異な利用方法(例えば、自動車の乗り方などの製品の使用態様)に依存しない設計品質、製造品質を評価することが可能となる。また、品質を悪化させている製品属性を、特性の違いから絞り込むことが可能となる。これにより、市場製品の設計品質、製造改善を図ることができる。さらに、不具合発生以前でもリコール対象の発生の予測が可能となり、早期対策を実施することができる。
本発明の市場品質評価方法を適用したシステムの一実施形態の構成図である。 自動車の稼動データを計測して市場品質評価システムに送信する部分の一実施形態の構成図である。 稼動データ蓄積手段に格納された稼動データのテーブルの一例を示す図である。 製品属性情報蓄積手段に格納された製品属性情報のテーブルの一例を示す図である。 図1の実施形態のユーザインターフェースの表示画面の一例を示す図である。 図1の実施形態のユーザインターフェースの表示画面の他の例を示す図である。 本発明の市場品質評価システムの他の実施形態の構成図である。 図7の実施形態のユーザインターフェースの表示画面の一例を示す図である。 模擬データに一例を示すブロック線図である。 図9のブロック線図の一例の入出力応答特性を説明する線図である。 想定稼動データの一例の頻度分布を説明する線図である。 図11の想定稼動データに対応する市場の稼動データの頻度分布の一例を説明する線図である。 本発明の市場品質評価システムのさらに他の実施形態の構成図である。 図3の実施形態のユーザインターフェースの表示画面の一例を示す図である。 本発明の市場品質評価システムのさらに他の実施形態の構成図である。 図15の実施形態のユーザインターフェースの表示画面の一例を示す図である。
符号の説明
101 自動車
102 稼動データ収集手段
103 稼動データ蓄積手段
104 分類手段
105 ユーザインタフェース
106 分類済み稼動データ
107 評価情報生成手段
110 製品属性情報収集手段
111 外部情報源
112 製品属性情報蓄積手段
201 模擬データ
202 模擬手段
203 想定稼動データ

Claims (17)

  1. 市場に置かれた複数の製品の稼動データを各製品の識別情報に対応付けて収集するとともに、前記識別情報に対応する前記製品の製造履歴と使用態様の少なくとも一つを含む製品属性情報を収集し、少なくとも一つの前記製品属性情報に従って前記複数の製品を製品群に分類し、該製品群の製品について少なくとも一つの評価項目に対応する前記稼動データを対比した品質に係る統計情報を生成する市場品質評価方法。
  2. 前記評価項目は、前記稼動データに影響を及ぼす少なくとも一つの他の稼動データを含むことを特徴とする請求項1に記載の市場品質評価方法。
  3. 市場に置かれた複数の製品の稼動データを収集する一方、前記複数の製品の前記稼動データに対応する想定稼動データを模擬し、少なくとも一つの評価項目に対応する前記複数の製品の前記稼動データの分布情報を生成し、該稼動データの分布情報と前記想定稼動データの分布情報とを対比させて表示する市場品質評価方法。
  4. 市場に置かれた複数の製品の稼動データを各製品の識別情報に対応付けて収集するとともに、前記識別情報に対応する前記製品の製造履歴と使用態様の少なくとも一つを含む製品属性情報を収集し、少なくとも一つの前記製品属性情報に従って前記複数の製品を製品群に分類し、該製品群の製品について少なくとも一つの評価項目に対応する前記稼動データの分布情報を生成する一方、前記複数の製品の前記稼動データに対応する想定稼動データを模擬し、前記稼動データの分布情報に対応する前記想定稼動データの分布情報とを対比させて表示する市場品質評価方法。
  5. 前記想定稼動データと前記稼動データとの統計量を比較し、前記統計量の違いが最大となる前記製品群の分類に係る前記製品属性情報の組み合わせを求めることを特徴とする請求項4に記載の市場品質評価方法。
  6. 市場に置かれた複数の製品の稼動データを各製品の識別情報に対応付けて蓄積する稼動データ蓄積手段と、前記識別情報に基づいて前記製品の製造履歴と使用態様の少なくとも一つを含む製品属性情報を外部情報源から取り込んで蓄積する製品属性情報格納手段と、少なくとも一つの前記製品属性情報に従って前記複数の製品を製品群に分類する分類手段と、分類された製品群の製品について少なくとも一つの評価項目に対応する前記稼動データを対比した品質に係る統計情報を生成する評価情報生成手段とを備えてなる市場品質評価システム。
  7. 前記評価項目は、前記稼動データに影響を及ぼす少なくとも一つの他の稼動データを含むことを特徴とする請求項6に記載の市場品質評価システム。
  8. 前記統計情報は、前記評価項目に係る複数の稼動データの相関関係を表すデータであることを特徴とする請求項6に記載の市場品質評価システム。
  9. 前記統計情報は、分類された製品の前記稼動データの平均値と分散であることを特徴とする請求項6に記載の市場品質評価システム。
  10. 前記統計情報は、前記稼動データに対する該当製品の数のヒストグラムであることを特徴とする請求項6に記載の市場品質評価システム。
  11. 前記製品が自動車であり、
    前記稼動データは、アクセル開度、ハンドル操作量、ブレーキ踏み力、速度、加速度、外気温、燃費、出力トルク、Nox濃度、排気温、騒音及びエンジン制御パラメータの補正値の少なくとも一つ、及び稼動データを取得した時間を含むことを特徴とする請求項6に記載の市場品質評価システム。
  12. 前記製品が自動車であり、
    前記製造履歴は、製造日時、製造ロット、製造ライン、部品納入メーカの少なくとも一つであり、
    前記使用態様は、利用場所、整備日時、利用目的、累積走行距離、累積走行時間の少なくとも一つであることを特徴とする請求項6に記載の市場品質評価システム。
  13. 前記評価情報生成手段は、前記想定稼動データの統計量と前記稼動データの統計量とを比較する機能を有し、
    該評価情報生成手段により比較された前記統計量の違いが最大となる前記前記製品群の分類に係る前記製品属性情報の組み合わせを求める分類属性選択手段を備えてなることを特徴とする請求項6に記載の市場品質評価システム。
  14. 市場に置かれた複数の製品の稼動データを各製品の識別情報に対応付けて蓄積する稼動データ蓄積手段と、前記製品の稼動を模擬する模擬手段から出力される想定稼動データを蓄積する想定稼動データ蓄積手段と、少なくとも一つの評価項目に対応する前記複数の製品の前記稼動データの分布情報を生成し、該稼動データの分布情報と前記想定稼動データの分布情報とを対比させて表示させる評価情報生成手段とを備えてなる市場品質評価システム。
  15. 前記評価項目は、前記稼動データに影響を及ぼす少なくとも一つの他の稼動データを含むことを特徴とする請求項14に記載の市場品質評価システム。
  16. 市場に置かれた複数の製品の稼動データを各製品の識別情報に対応付けて蓄積する稼動データ蓄積手段と、前記識別情報に基づいて前記製品の製造履歴と使用態様の少なくとも一つを含む製品属性情報を外部情報源から取り込んで蓄積する製品属性情報格納手段と、少なくとも一つの前記製品属性情報に従って前記複数の製品を製品群に分類する分類手段と、前記製品の稼動を模擬する模擬手段から出力される想定稼動データを蓄積する想定稼動データ蓄積手段と、前記製品群の製品について少なくとも一つの評価項目に対応する前記稼動データの分布情報を生成する一方、前記複数の製品の前記稼動データに対応する想定稼動データを模擬し、前記稼動データの分布情報に対応する前記想定稼動データの分布情報とを対比させて表示する評価情報生成手段とを備えてなる市場品質評価システム。
  17. 前記評価情報生成手段は、前記想定稼動データの統計量と前記稼動データの統計量とを比較する機能を有し、
    該評価情報生成手段により比較された前記統計量の違いが最大となる前記製品群の分類に係る前記製品属性情報の組み合わせを求める分類属性選択手段を備えてなることを特徴とする請求項16に記載の市場品質評価システム。
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CN114897108B (zh) * 2022-07-08 2022-09-13 浙江省标准化研究院(金砖国家标准化(浙江)研究中心、浙江省物品编码中心) 一种生物灭杀类市场准入评估方法及系统

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