JP2006309317A - ストレージシステム及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
システム全体としての構成の煩雑化及び大型化を防止しながら駆動装置側の電源障害に実用上十分に対応し得るストレージシステム及びその制御方法を提案する。
【解決手段】
駆動装置と制御装置とがケーブルを介して接続されたストレージシステム及びその制御方法において、制御装置側において、駆動装置における電源障害時用の電源電圧を、駆動装置に送信する第1の信号に多重化して、ケーブルを介して駆動装置に送信し、駆動装置側において、当該駆動装置に電源障害が発生したときに、制御装置から送信される電源障害時用の電源電圧により駆動すると共に、所定の電源障害情報を、制御装置に送信する第2の信号に多重化して、ケーブルを介して制御装置に送信し、制御装置側において、駆動装置からケーブルを介して送信される電源障害情報に応じて所定の処理を実行するようにした。
【選択図】 図6

Description

本発明は、ストレージシステム及びその制御方法に関し、特にディスク駆動装置及びディスク制御装置がケーブルを介して接続されたストレージシステムに適用して好適なものである。
従来、ストレージシステムは、ホスト装置と呼ばれる上位装置とのインタフェースを行うディスク制御装置と、RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)方式で管理される複数の記憶デバイスが収納されたディスク駆動装置とから構成されている。これらディスク制御装置及びディスク駆動装置は、データの送受を行うためのシリアルインタフェースケーブルを介して接続される。
この種のストレージシステムでは、ディスク制御装置やディスク駆動装置に発生した障害に関する情報がディスク制御装置に設けられた管理端末や、この管理端末と接続されたパーソナルコンピュータ等からなる外部管理端末に通知され、これら管理端末や外部管理端末のディスプレイにかかる障害内容が表示されることによりユーザに報知される。
この場合、ドライブ駆動装置の障害をディスク制御装置に通知する方法としては、従来、データリンク層に時分割に障害情報を埋め込み、これをシリアルインタフェースを介してディスク制御装置に通知する第1の方法(以下、これを第1の障害通知方法と呼ぶ)と、データ通信用のインタフェースとは別に障害通知用のインタフェースをディスク制御装置及びディスク駆動装置にそれぞれ設け、このインタフェースを通じてディスク駆動装置に発生した障害をディスク制御装置に通知する第2の方法(以下、これを第2の障害通知方法と呼ぶ)とが提案され、実用化されている。
なお、下記特許文献1には、下位装置又は上位装置において発生した電源障害を相手側の上位装置又は下位装置に通知する方法に関する発明が開示されている。
特開平5−30073号公報
ところで、かかるストレージシステムでは、通常、ディスク制御装置及びディスク駆動装置がそれぞれ別個の電源部を有しており、それぞれ独自に外部から取り込んだ商用交流電源を電源部において直流に変換して、ユニット内の各種回路や各ハードディスクドライブ(HDD)部に供給するように構築されている。
このため、この種のストレージシステムでは、ディスク駆動装置において発生した障害をディスク制御装置に通知する方法として上述の第1の障害通知方法を採用した場合、障害が電源部に発生したときには、データリンクを司る回路事態に電源が供給されないために、電源障害をディスク制御装置に通知することができない問題がある。
この問題を解決するための1つの方法として、上記特許文献1では、ディジタル多重分離装置に電源障害時のために通常使用する電源とは別の電源を新たに設ける方法が開示されているものの、この方法によると、新たに電源障害時用の電源を設ける必要があるために、ストレージシステム全体としての構成が煩雑化及び大型化する問題がある。
またデータ通信用のインタフェースとは別に障害通知用のインタフェースをディスク制御装置及びディスク駆動装置にそれぞれ設ける第2の障害通知方法を採用した場合も、その分インタフェースの物量増大を伴うため、ストレージシステム全体としての構成が煩雑化及び大型化する問題がある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、システム全体としての構成の煩雑化及び大型化を防止しながらディスク駆動装置側の電源障害に実用上十分に対応し得るストレージシステムを提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明は、データを記憶する記憶デバイスを駆動する駆動装置と、上位装置及び前記駆動装置間における前記データの入出力を制御する制御装置とがケーブルを介して接続されたストレージシステムにおいて、前記制御装置は、前記駆動装置における電源障害時用の電源電圧を出力する第1の電源部と、前記第1の電源部から出力された前記電源障害時用の電源電圧を、前記駆動装置に送信する第1の信号に多重化して、前記ケーブルを介して前記駆動装置に送信する第1の多重化部と、前記駆動装置から前記ケーブルを介して送信される電源障害情報に応じて所定の処理を実行する障害処理部とを備え、前記駆動装置は、当該駆動装置に前記電源障害が発生したときに、前記制御装置から送信される前記電源障害時用の電源電圧により駆動すると共に、前記電源障害情報を出力する障害検出部と、前記電源障害検出部から出力される前記電源障害情報を前記制御装置に送信する第2の信号に多重化して、前記ケーブルを介して前記制御装置に送信する第2の多重化部とを備えることを特徴とする。
また本発明は、データを記憶する記憶デバイスを駆動する駆動装置と、上位装置及び前記駆動装置間における前記データの入出力を制御する制御装置とがケーブルを介して接続されたストレージシステムの制御方法において、前記制御装置側において、前記駆動装置における電源障害時用の電源電圧を、前記駆動装置に送信する第1の信号に多重化して、前記ケーブルを介して前記駆動装置に送信する第1のステップと、前記駆動装置側において、当該駆動装置に前記電源障害が発生したときに、前記制御装置から送信される前記電源障害時用の電源電圧により駆動すると共に、所定の電源障害情報を、前記制御装置に送信する第2の信号に多重化して、前記ケーブルを介して前記制御装置に送信する第2のステップと、前記制御装置側において、前記駆動装置から前記ケーブルを介して送信される前記電源障害情報に応じて所定の処理を実行する第3のステップとを備えることを特徴とする。
本発明によれば、データ通信用のインタフェースとは別に障害通知用のインタフェースを制御装置及び駆動装置にそれぞれ設けることなく、駆動装置に発生した電源障害を確実に駆動装置から制御装置に通知することができ、かくしてシステム全体としての構成の煩雑化及び大型化を防止しながら駆動装置側の電源障害に実用上十分に対応し得るストレージシステムを実現できる。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)第1の実施の形態
(1−1)本実施の形態によるストレージシステムの構成
図1は、本実施の形態によるストレージシステム1の外観構成を示す。このストレージシステム1は、ディスク制御装置2とディスク駆動装置3とを備えて構成される。
ディスク制御装置2は、上位装置及びディスク駆動装置3との間におけるデータの入出力制御を含むストレージシステム1全体の制御を司るものであり、管理端末5、コントロール部6、冷却用ファン7、電源部8などを備える。管理端末5は、ユーザがストレージシステム1を保守管理するためのパーソナルコンピュータであり、ディスプレイ装置とキーボード装置などを備える。コントロール部6はストレージシステム1全体の制御を司る部分である。冷却用ファン7は電源部8を冷却するために用いられる。また電源部8は、管理端末5、コントロール部6及び冷却用ファン7等に対してそれぞれ必要な駆動電力を供給する。
ディスク駆動装置3には多数のディスクユニット4が収納される。そしてディスク駆動装置3は、ディスク制御装置2の制御のもとにディスクユニット4を駆動する。ディスクユニット4は、ディスク駆動装置3の筐体に収納されるディスクユニット9に着脱可能に格納される。ディスクユニット9は、ディスクアレイ装置1の前面側すなわち上記管理端末5と同じ側に格納されるのみならず、反対側にも格納される。
ディスク制御装置2はそれぞれ後述するファイバーチャネルケーブル37(図2)を通じて各ディスク駆動装置3と接続されており、ディスクユニット4内のディスクデバイスに読み書きするデータや各種コマンド等がこのファイバーチャネルケーブル37を通じてディスク制御装置2及びディスク駆動装置3間で伝送される。
図2は、かかるストレージシステム1と同様構成のストレージシステム22を用いたネットワークシステム20を示すものである。このネットワークシステム20は、複数のホスト装置21、ストレージシステム22及び管理コンソール23から構成されている。
上位装置としてのホスト装置21は、CPU(Central Processing Unit)やメモリ等の情報処理資源を備えたコンピュータ装置であり、例えばパーソナルコンピュータや、ワークステーション、メインフレームなどから構成される。ホスト装置21は、例えばキーボード、スイッチやポインティングデバイス、マイクロフォン等の情報入力装置(図示せず)と、例えばモニタディスプレイやスピーカ等の情報出力装置(図示せず)とを備えている。
ホスト装置21は、例えばSAN、LAN、インターネット、公衆回線又は専用回線などからなるネットワーク24を介してストレージシステム22と接続される。このネットワーク24を介したホスト装置21及びストレージシステム22間の通信は、例えばネットワーク24がSANである場合にはファイバーチャネルプロトコルに従って行われ、ネットワーク24がLANである場合にはTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)プロトコルに従って行われる。
ストレージシステム22は、上述のようにディスク制御装置25と複数のディスク駆動装置26とから構成される。このうちディスク制御装置25のコントロール部30は、複数のチャネルアダプタ31、接続部32、共有メモリ33、キャッシュメモリ34、複数のディスクアダプタ35、管理端末36及び図示しない電源部を備えて構成される。
各チャネルアダプタ31は、それぞれマイクロプロセッサ、メモリ及び通信インタフェース等を備えたマイクロコンピュータシステムとして構成されており、それぞれネットワーク24に接続するためのポートを備える。チャネルアダプタ31は、ホスト装置21からネットワーク24を介して送信される各種コマンドを解釈して実行する。各チャネルアダプタ31のポートには、それぞれを識別するためのネットワークアドレス(例えば、IPアドレスやWWN)が割り当てられており、これにより各チャネルアダプタ31がそれぞれ個別にNAS(Network Attached Storage)として振る舞うことができるようになされている。
接続部32は、チャネルアダプタ31、共有メモリ33、キャッシュメモリ34及びディスクアダプタ35と接続されている。チャネルアダプタ31、共有メモリ33、キャッシュメモリ34及びディスクアダプタ35間でのデータやコマンドの授受は、この接続部32を介して行われる。接続部32は、例えば高速スイッチングによりデータ伝送を行う超高速クロスバススイッチなどのスイッチ又はバス等で構成される。
共有メモリ33及びキャッシュメモリ34は、チャネルアダプタ31及びディスクアダプタ35により共有される記憶メモリである。共有メモリ33は、主に制御情報やコマンド等を記憶するために利用され、キャッシュメモリ34は、主にディスク駆動装置26に入出力するデータを一時的に記憶するために利用される。
各ディスクアダプタ35は、マイクロプロセッサやメモリ等を備えたマイクロコンピュータシステムとして構成され、ディスク駆動装置26との通信時におけるプロトコル制御を行うインタフェースとして機能する。これらディスクアダプタ35は、ファイバーチャネルケーブル37を介して各ディスク駆動装置26と接続されており、ファイバーチャネルプロトコルに従ってこれらディスク駆動装置26との間のデータの授受を行う。
管理端末36は、ストレージシステム22全体の作動を制御するものであり、LAN38を介して各チャネルアダプタ31とそれぞれ接続され、LAN39を介して各ディスクアダプタ35とそれぞれ接続されている。管理端末36は、ストレージシステム22内の障害の有無を監視し、障害が発生したときにこれを管理コンソール23に通知して表示させたり、オペレータ操作に応じて管理コンソール23から与えられる指令に基づいてディスクユニット41の閉塞を指示する等の処理を行う。
各ディスク駆動装置26は、それぞれコントロール部40、複数のディスクユニット41及び電源部42から構成される。コントロール部40は、マイクロプロセッサ、メモリ及びディスク制御装置25との間の通信インタフェース等を備えたマイクロコンピュータシステムとして構成されており、ディスク制御装置25を介して与えられるホスト装置21からのデータ入出力要求に基づいて、各ディスクユニット41に対するデータの入出力を制御する。
各ディスクユニット41は、例えばSCSI(Small Computer System Interface)ディスク等の高価なディスクドライブ、又はSATA(Serial AT Attachment)ディスクや光ディスク等の安価なディスクデバイスを内蔵して構成される。これら各ディスクユニット41内のディスクデバイスは、コントロール部40によりRAID方式で運用される。1又は複数のディスクデバイスにより提供される物理的な記憶領域上に、1又は複数の論理的なボリューム(以下、これを論理ボリュームと呼ぶ)が設定される。そしてデータは、この論理ボリュームに記憶される。
管理コンソール23は、例えばパーソナルコンピュータ、ワークステーション、あるいは携帯情報端末等のコンピュータから構成され、LAN43を介してディスク制御装置25の管理端末36と接続されている。管理コンソール23は、ストレージシステム22に対して各種設定を行うためのGUI(Graphical User Interface)や各種情報を表示する表示装置と、オペレータが各種操作や各種設定入力を行うためのキーボードやマウス等の入力装置と、LAN43を介してディスク制御装置25の管理端末36と通信を行うための通信装置とを備える。そして管理コンソール23は、入力装置を介して入力された各種指令に基づいて各種処理を実行する。例えば管理コンソール23は、ディスク制御装置25の管理端末36から通知される障害情報等の各種情報を表示装置に表示させたり、表示装置に表示したGUIを用いて入力された各種設定事項をディスク制御装置25の管理端末36に送信する。
ここで、このネットワークシステム20におけるストレージシステム22へのデータの入出力の流れについて説明する。ホスト装置21は、ユーザ操作によりストレージシステム22内の所定の論理ボリュームに対してデータを書き込むべき旨の指令が入力されると、これに応じたデータ書込み要求及び書込み対象のデータをストレージシステム22のディスク制御装置25内のいずれかのチャネルアダプタ31に送信する。
このデータ書込み要求を受信したチャネルアダプタ31は、書込みコマンドを共有メモリ33に書き込むと共に、かかる書込み対象のデータをキャッシュメモリ34に書き込む。一方、ディスクアダプタ35は共有メモリ33を常時監視しており、共有メモリ33に書込みコマンドが書き込まれたことを検出すると、論理アドレス指定によるデータ書込み要求を、物理アドレス指定によるデータ書込み要求に変換して、これをファイバーチャネルケーブル37を介してディスク駆動装置26に送信する。またディスクアダプタ35は、共有メモリ33に書き込まれた書込みコマンドに従ってキャッシュメモリ34から書込み対象のデータを読み出し、これをファイバーチャネルケーブル37を介してディスク駆動装置26に送信する。
ディスク駆動装置26のコントロール部40は、ディスク制御装置25からデータ書込み要求が与えられると、このデータ書込み要求に従って対応するディスクユニット41を制御することにより、書込み対象のデータをそのディスクユニット41内のディスクデバイスの指定されたアドレス位置に書き込ませる。
これに対して、ホスト装置21は、ユーザ操作によりストレージシステム22内の所定の論理ボリュームに記憶されているデータの読出し指令が入力されると、これに応じたデータ読出し要求をストレージシステム22のディスク制御装置25内のいずれかのチャネルアダプタ31に送信する。
このデータ読出し要求を受信したチャネルアダプタ31は、読出しコマンドを共有メモリ33に書き込む。またディスクアダプタ35は共有メモリ33に読出しコマンドが書き込まれたことを検出すると、論理アドレス指定によるデータ読出し要求を物理アドレス指定によるデータ読出し要求に変換して、これをファイバーチャネルケーブル37を介してディスク駆動装置26に送信する。
ディスク駆動装置26のコントロール部40は、ディスク制御装置25からデータ読出し要求が与えられると、このデータ読出し要求に従って対応するディスクユニット41を制御することにより、読出し対象のデータをそのディスクユニット41内のディスクデバイスの指定されたアドレス位置から読み出させる。そしてコントロール部40は、この読み出したデータ(以下、これを読出しデータと呼ぶ)をファイバーチャネルケーブル37を介してディスク制御装置25の対応するディスクアダプタ35に送信する。
この読出しデータを受信したディスクアダプタ35は、読出しコマンドを共有メモリ33に書き込むと共に、当該読出しデータをキャッシュメモリ34に書き込む。一方、チャネルアダプタ31は共有メモリ33を常時監視しており、共有メモリ33に読出しコマンドが書き込まれたことを検出すると、この読出しコマンドに従ってキャッシュメモリ34から読出しデータを読み出し、これをネットワーク24を介して対応するホスト装置21に送信する。
かかる構成に加えてこのストレージシステム22の場合、ディスク制御装置25から各ディスク駆動装置26に電源障害時用の電源電圧を常時供給する一方、ディスク駆動装置26に電源障害が発生したときには、このディスク制御装置25からの電源電圧に基づいてディスク駆動装置26のコントロール部40が駆動して、当該ディスク駆動装置26に電源障害が発生した旨をディスク制御装置26に通知する電源障害報知機能が搭載されている。
図3は、このような電源障害報知機能に関するストレージシステム22における処理手順を示すフローチャートである。ディスク駆動装置26のコントロール部40は、電源部42の状態を常時監視しており、電源障害を検出したときには所定の電源障害アラーム信号をデータに多重化してディスク制御装置25に送信する(SP1)。
ディスク制御装置25のディスクアダプタ35は、この電源障害アラーム信号を受信すると(SP2)、障害部位(対応するディスク駆動装置26の電源部42)及び障害内容(電源障害)を障害情報として管理端末36に通知する(SP3)。また管理端末36は、かかるディスクアダプタ35からの通知を受信すると、これに応じた通知を管理コンソール23に送信する(SP4)。かくしてこのとき管理コンソール23の表示装置に対応するディスク駆動装置26に電源障害が発生した旨が表示される(SP5)。
このようにしてこのストレージシステム1では、ディスク駆動装置26に電源障害が発生したときにこれを管理コンソール23を介してオペレータに通知する。
(1−2)ストレージシステムの詳細構成
図4は、上述のような電源障害報知機能に関連するストレージシステム22内のディスク制御装置25の各ディスクアダプタ35及び各ディスク駆動装置26のコントロール部40の構成を示すものである。
図4に示すように、ディスク制御装置25の各ディスクアダプタ35は、ディスク駆動装置26との間の通信インタフェースとしてのファイバーチャネルコントローラ50と、ディスク駆動装置26の電源障害時に当該ディスク駆動装置26のコントロール部40に供給する電源電力を出力する電源障害時用電源部51と、ファイバーチャネルコントローラ50及び電源障害時用電源部51の各出力を多重化する多重化部52と、電源障害時にディスク駆動装置26から送信される電源障害アラーム信号を検出し、必要な処理を行う障害処理部53と、ファイバーチャネル規格に準拠したコネクタ54とを備えて構成されている。
またディスク駆動装置26は、ファイバーチャネル規格に準拠したコネクタ55と、電源障害を検出したときにこれに応じた電源障害アラーム信号を出力する障害検出部57と、ディスク制御装置25からの読出し要求や書込み要求に応じて対応するディスクユニット41を制御するディスクユニット駆動部56と、ディスクユニット駆動部56及び障害検出部57の各出力を多重化する多重化部58とを備えている。
ディスク制御装置25のファイバーチャネルコントローラ50は、チャネルアダプタ31(図2)を介してホスト装置21(図2)から与えられたファイル指定のデータ入出力要求をブロック指定のデータ読出し要求やデータ書込み要求に変換し、これをファイバーチャネルプロトコルに従って多重化部52に送出する。またファイバーチャネルコントローラ50は、ホスト装置21から与えられたデータ入出力要求が書込み要求であった場合に、このデータ入出力要求と共に与えられる書込み対象のデータをファイバーチャネルプロトコルに従って多重化部52に送信する。
電源障害時用電源部51は、常時、一定の電源電圧を多重化部52に出力する。多重化部52は、ファイバーチャネルコントローラ50から与えられる図5(A)の時刻t1〜時刻t2に示すようなデータ読出し要求やデータ書込み要求及び書込み対象のデータからなる信号と、電源障害時用電源部51から与えられる一定電圧の電源電圧とを多重化する。そして多重化部52は、かくして得られた図5(A)の時刻t3〜時刻t4に示すような多重化信号を、コネクタ54及び当該コネクタ54に接続されたファイバーチャネルケーブル37を介してディスク駆動装置26に送信する。
ディスク駆動装置26は、かかる多重化信号をコネクタ55を介して多重化部58に入力する。そして多重化部58は、多重化信号から図5(A)の時刻t5〜時刻t6に示すようなデータ読出し要求や、データ書込み要求及び書込み対象のデータなどからなるデータ成分を分離抽出し、これをディスクユニット駆動部56に出力する。
ディスクユニット駆動部56は、供給される多重化信号のデータ成分であるデータ読出し要求や、データ書込み要求及び書込み対象のデータを対応するディスクユニット41に送信する。これにより指定されたデータが指定されたアドレス位置から読み出され、又は書込み対象のデータが指定されたアドレス位置に記憶される。またディスクユニット駆動部56は、ディスクユニット41からデータを読み出したときには、これを読出しデータ信号としてファイバーチャネルプロトコルに従って多重化部58に送出する。
このとき障害検出部57は、電源部42から与えられる電源電圧を常時監視しており、この電源電圧が予め定められた閾値以下となったとき(すなわち電源障害が発生したとき)には電源障害アラーム信号を多重化部58に送出する。かくして多重化部58は、この電源障害アラーム信号が与えられると、これをディスクユニット駆動部56から供給される図5(B)の時刻t10〜時刻t11に示すような対応するディスクユニット41から読み出したデータなどからなる読出しデータ信号に多重化し、かくして得られた図5(B)の時刻t12〜時刻t13に示すような多重化信号をコネクタ55を介してディスク制御装置25に送信する。
ディスク制御装置25は、ディスク駆動装置26から送信される多重化信号をコネクタ54を介して多重化部52に入力する。そして多重化部52は、供給される多重化信号から図5(B)の時刻t14〜時刻t15に示すような読出しデータ信号を分離抽出して、これをファイバーチャネルコントローラ50に送出する。かくしてファイバーチャネルコントローラ50は、この読出しデータ信号に含まれるディスク駆動装置26のディスクユニット41から読み出されたデータを接続部32(図2)を介して上述のようにキャッシュメモリ34に送信して記憶させる一方、共有メモリ33に読出しコマンドを格納する。
また多重化部52は、ディスク駆動装置26から送信される多重化信号を障害処理部53に出力する。障害処理部53は、かかる多重化信号を常時監視しており、この多重化信号に電源障害アラーム信号が多重化されていることを検出すると、これに応じた電源障害検出信号を管理端末36に送信する。
ここで、ディスク駆動装置26に電源障害が発生した場合、ディスクユニット41にもその影響が及んでディスクユニット41に対するデータの入出力を正確には行い得ない場合がある。そこで、管理端末36は、かかる電源障害アラーム信号を受信すると、対応するチャネルアダプタ31(図2)を制御することにより、対応するホスト装置21(図2)に対するディスク駆動装置26のディスクユニット41から読み出したデータの送信を停止させると共に当該ホスト装置21にエラー信号を送信させる。また管理端末36は、ディスクアダプタ35を制御することにより、電源障害が発生したディスク駆動装置26からのデータの読み出しを停止させる。
さらに管理端末36は、かかる電源障害アラーム信号に基づいて、その障害部位及び障害内容等の障害情報を管理コンソール23に通知する。かくして管理コンソール23は、この通知に基づいて、かかるディスク駆動装置26に電源障害が発生した旨を表示する。
図6は、図4について上述したディスク制御装置25のディスクアダプタ35と、ディスク駆動装置26のコントロール部40及び電源部42の具体的構成を示すものである。この図6からも明らかなように、ディスク制御装置26のファイバーチャネルコントローラ50からは、ファイバーチャネル規格に従って、下り用伝送路としての2本の信号線(以下、これらを第1及び第2の下り信号線と呼ぶ)L1,L2と、上り用伝送路としての2本の信号線(以下、これらを第1及び第2の上り信号線と呼ぶ)L3,L4とが引き出され、これらがそれぞれコネクタ54の対応する電極54A〜54Eと接続されている。そしてファイバーチャネルコントローラ50は、ディスク駆動装置26に送信すべき信号を第1、第2の下り信号線L1,L2に出力する。
ディスク制御装置25の電源障害時用電源部51は、電源ラインVCC及びこれに接続されたローパスフィルタ60から構成されており、ローパスフィルタ60の2つの出力端子がそれぞれ互いに異なる第1又は第2の下り信号線L1,L2と接続されている。これにより電源障害時用電源部51は、第1及び第2の下り信号線L1,L2を伝送される信号が電源ラインVCCに混入するのをローパスフィルタ60によって防止しながら、第1及び第2の下り信号線L1,L2に対してディスク駆動装置26のコントローラ部40への電源障害時用の電源電圧VCCを印加できるようになされている。
ディスク制御装置26の多重化部52は、第1及び第2の下り信号線L1,L2並びに第1及び第2の上り信号線L3,L4にそれぞれ介挿されたフィルタとしてのカップリングコンデンサC1〜C4を備える。これにより多重化部52においては、これらカップリングコンデンサC1〜C4によって、電源障害時用電源部51から第1及び第2の下り信号線L1,L2に供給される電源電圧や、後述のようにディスク駆動装置26の障害検出部57により第1及び第2の上りの信号線L3,L4に供給される電源障害アラーム信号がファイバーチャネルコントローラ50に入力するのを防止しながら、ディスク駆動装置26からの信号のみを分離抽出してファイバーチャネルコントローラ50に供給し得るようになされている。
ディスク制御装置26のコネクタ54には、ファイバーチャネル規格に従って、下り用2個、上り用2個及びグランド用1個の合計5個の電極54A〜54Eが設けられている。このうち下り用2個の各電極54A,54Bはそれぞれ第1又は第2の下り信号線L1,L2とそれぞれ接続され、上り用2個の各電極54D,54Eはそれぞれ第1又は第2の上り信号線L3,L4と接続されている。またグランド用の電極54Cは、接地されている。
またファイバーチャネルケーブル37は、下り用2本、上り用2本の信号線L5,L6,L8,L9と、グランド用の信号線L7の合計5本の信号線L5〜L9を有している。これら各信号線L5〜L9は、それぞれファイバーチャネルケーブル37の両端側に設けられたコネクタ61,62の対応する電極61A〜61E,62A〜62Eとそれぞれ接続されている。
一方、ディスク駆動装置26のコネクタ55は、ディスク制御装置25のコネクタ54と同様に、下り用2個、上り用2個及びグランド用1個の合計5個の電極55A〜55Eが設けられている。このうち下り用2個の各電極55A,55Bはそれぞれディスクユニット駆動部56から引き出された第1又は第2の下り信号線L10,L11と接続され、上り用2個の各電極55D,55Eはそれぞれディスクユニット駆動部56から引き出された第1又は第2の上り信号線L12,L13と接続されている。またグランド用の電極55Cは接地されている。
またディスク駆動装置26の多重化部58は、第1及び第2の下り信号線L10,L11並びに第1及び第2の上り信号線L12,L13にそれぞれ介挿されたフィルタとしてのカップリングコンデンサC5〜C8を備える。これにより多重化部58は、これらカップリングコンデンサC5〜C8によって、ディスク制御装置25の電源障害時用電源部51からファイバーチャネルケーブル37を介して第1及び第2の下り信号線L10,L11に供給される電源電圧や、後述のように障害検出部57から第1及び又は第2の信号線L12,L13に印加される電源障害アラーム信号がディスクユニット駆動部56に入力するのを防止しながら、ディスク制御装置25からの信号のみを多重化信号から分離抽出してディスクユニット駆動部56に与え得るようになされている。
さらにディスク駆動装置26の電源部42は、それぞれ商用交流電源から取り込んだ交流電源を直流に変換するDC/AC変換器からなる第1及び第2の電源63A,63Bと、それぞれ同じオン抵抗を有する第1及び第2の逆流防止用ダイオードDI1,DI2とから構成されている。この場合、第1の逆流防止用ダイオードDI1のカソードは第1の電源63Aに接続されると共に第2の逆流防止用ダイオードDI2のカソードは第2の電源63Bに接続されている。また第1及び第2の逆流防止用ダイオード63A,63Bは、アノード同士が接続されている。これにより電源部42においては、第1及び第2の電源63A,63Bからそれぞれ出力される電源電圧のいずれか一方をこれら第1及び第2の逆流防止用ダイオードDI1,DI2のアノード同士の接続中点P1を介して障害検出部57に出力し得るようになされている。
障害検出部57は、それぞれオン抵抗が同じ第1及び第2のダイオードDI3,DI4及びローパスフィルタ64と、比較部65とを含んで構成されている。ローパスフィルタ64は、第1の下り信号線L10を流れる多重化信号から、ディスク制御装置51より供給される電源電圧を分離抽出するためのものである。第1のダイオードDI3のカソードは、ローパスフィルタ64を介して、第1の下り信号線L10におけるコネクタ55及び多重化部58のカップリングコンデンサC5間に接続されると共に、第2のダイオードDI4のカソードは、電源部42の第1及び第2のダイオードDI1,DI2の接続中点P1と接続されている。また第1及び第2のダイオードDI3,DI4は、アノード同士が接続されている。これにより障害検出部57においては、電源部42から電源電圧が供給されている状態のときには、これを比較部65に給電する一方、電源部42に障害が発生して電源電圧の供給が停止したときには、ディスク制御装置25の電源障害時用電源部から第1の下り信号線L10に供給される電源電圧を比較部65に給電し得るようになされている。
比較部65は、それぞれ同じ構成を有する第1及び第2のコンパレータCOM1,COM2を備えている。第1のコンパレータCOM1は、第1の上り信号線L12におけるコネクタ55及び多重化部58のカップリングコンデンサC7間に出力端が接続されている。また第1のコンパレータCOM1は、プラス入力端が電源部42の第1の電源63Aに接続され、マイナス入力端には、通常時に電源部42の第1の電源63Aの出力電圧よりも低い所定値に設定され基準電圧VREF1が印加される。これにより障害検出部57においては、電源部42の第1の電源63Aに障害が発生して当該第1の電源63Aから比較部65の第1のコンパレータCOM1のプラス入力端に印加される電圧が基準電圧VREF1よりも低くなったときに、これに応動して、この第1のコンパレータCOM1の出力端と接続された第1の上り信号線L12に一定電圧を電源障害アラーム信号として印加できるようになされている。
これと同様に、比較部65の第2のコンパレータCOM2は、第2の上り信号線L13におけるコネクタ55及び多重化部58のカップリングコンデンサC7間に出力端が接続され、プラス入力端が電源部42の第2の電源63Bと接続されている。また第2のコンパレータCOM2のマイナス入力端には、通常時に電源部42の第2の電源63Bから出力される電圧よりも低い所定値に設定され基準電圧VREF2が印加される。これにより障害検出部57においては、電源部42の第2の電源63Bに障害が発生することにより当該第2の電源63Bから第2のコンパレータCOM2のプラス入力端に印加される電圧が基準電圧VREF2よりも低くなったときに、これに応動して、この第2のコンパレータCOM2の出力端と接続された第2の上り信号線L13に一定電圧を電源障害アラーム信号として印加できるようになされている。
他方、ディスク制御装置25の障害処理部53は、第1及び第2のコンパレータCOM3,COM4を備えて構成される。このうち第1のコンパレータCOM3のプラス入力端は、ローパスフィルタ66Aを介して第1の上り信号線L3におけるコネクタ54及び多重化部52のカップリングコンデンサC3間に接続されている。これにより障害処理部53においては、その第1の上り信号線L3を流れる多重化信号から電源障害アラーム信号のみを分離抽出して第1のコンパレータCOM3のプラス入力端に取り込み得るようになされている。
また第1のコンパレータCOM3のマイナス入力端には、ディスク駆動装置26の障害検出部57が電源障害アラーム信号を印加したときのかかる第1の上り信号線L3の電圧よりも僅かに低い基準電圧VREF3が供給される。これにより障害処理部53は、ディスク駆動装置26における電源部42の第1の電源63Aに障害が発生し、この結果としてディスク駆動装置26から電源障害アラーム信号が第1の上り信号線L3に供給されたときに、これに応動して第1のコンパレータCOM3の出力端から一定電圧の障害検出信号を管理端末36に送信し得るようになされている。
同様に、第2のコンパレータCOM4のプラス入力端は、ローパスフィルタ66Bを介して第2の上り信号線L4におけるコネクタ54及び多重化部52のカップリングコンデンサC4間に接続されている。これにより障害処理部53においては、その第2の上り信号線L4を伝送する多重化信号から電源障害アラーム信号のみを分離抽出して第2のコンパレータCOM4のプラス入力端に取り込み得るようになされている。
また第2のコンパレータCOM4のマイナス入力端には、ディスク駆動装置26の障害検出部57が電源障害アラーム信号を印加したときのかかる第2の上り信号線L4の電圧よりも僅かに低い基準電圧VREF4が供給される。これにより障害処理部53は、ディスク駆動装置26における電源部42の第2の電源63Bに障害が発生し、この結果としてディスク駆動装置26から電源障害アラーム信号が第2の上り信号線L4に供給されたときに、これに応動して第2のコンパレータCOM4の出力端から一定電圧の障害検出信号を管理端末36に送信し得るようになされている。
以上のように本実施の形態によるストレージシステム1では、ディスク制御装置25から各ディスク駆動装置26に対して電源電圧を常時供給する一方、ディスク駆動装置26に電源障害が発生したときには、このディスク制御装置25からの電源電圧に基づいてディスク駆動装置26のコントロール部40が駆動して、当該ディスク駆動装置26に電源障害が発生した旨をディスク制御装置26に通知するため、ディスク駆動装置26に電源障害が発生した場合にもこれをディスク制御装置25に確実に通知することができる。
またこの場合、このストレージシステム1では、ディスク制御装置25から各ディスク駆動装置26への電源電圧の供給や、ディスク駆動装置26からディスク制御装置25への電源障害の通知を、通常のデータ転送に用いるファイバーチャネルケーブル37を用いて行うため、インタフェースの増大を伴うことがない。
よって、このストレージシステム1によれば、システム全体としての構成の煩雑化及び大型化を防止しながらディスク駆動装置26において発生した障害をディスク制御装置25に通知することができる。
(2)第2の実施の形態
図1及び図2において、70は第2の実施の形態によるストレージシステムを示す。このストレージシステム70は、ディスク駆動装置72の電源障害に加えて、ディスク駆動装置72のコントロール部75とは別の電源系からの給電により駆動する当該ディスク駆動装置72内の各冷却ファン(図示せず)の動作異常や、ディスク駆動装置72内の温度の異常上昇などの障害が発生したときに、その旨をそのディスク駆動装置72がディスク制御装置71に通知する障害報知機能が搭載されている点を除いて第1の実施の形態によるストレージシステム22(図2)と同様に構成されている。
図4との対応部分に同一符号を付した図7及び図6との対応部分に同一符号を付した図8は、このストレージシステム70におけるディスク制御装置71の各ディスクアダプタ74及び各ディスク駆動装置72のコントロール部75の構成を示すものである。これら図7及び図8からも明らかなように、ディスク制御装置71のディスクアダプタ74は、障害処理部80の構成を除いて第1の実施の形態によるディスクアダプタ35(図4、図6)と同様の構成を有し、ディスク駆動装置72のコントロール部75は、障害検出部81の構成を除いて第1の実施の形態によるコントロール部40(図4、図6)と同様の構成を有する。
この場合、ディスク駆動装置72のコントロール部75の障害検出部81は、図9に示すように、障害情報記憶レジスタ90、シリアル/パラレル変換回路91、アドレスデコーダ92、パラレル/シリアル変換回路93、入出力切替え制御部94、第1及び第2のバッファ95,96並びに比較回路97を備えて構成されている。
そして障害情報記憶レジスタ90には、ディスク駆動装置72内の各冷却ファンにそれぞれ設けられたセンサにより検出されたその冷却ファンの現在の回転数と、ディスク駆動装置72に設けられた温度センサにより検出された当該ディスク駆動部72内の温度とが与えられ、これらがそれぞれ所定の記憶領域90A〜90Gに障害情報として格納される。また障害情報記憶レジスタ90には、電源障害用の1ビットの記憶領域90Hが設けられている。そしてこの記憶領域90Hには、図6について上述した比較部65と同様の構成を有する比較回路97により電源障害が検出されたときに、この記憶領域90Hにフラグが障害情報として格納される。
一方、ディスク制御装置71の障害処理部80は、図10に示すように、読出しアドレスレジスタ100、パラレル/シリアル変換回路101、第1及び第2のバッファ102,103、ローパスフィルタ104、入出力切替え制御部105、シリアル/パラレル変換回路106及び読出しデータ格納レジスタ107を含んで構成される。そしてパラレル/シリアル変換回路101、入出力切替え制御部105及びシリアル/パラレル変換回路106には、図示しない発信器から出力された所定周波数のクロックCLK与えられる。
このクロックCLKは、第1の上り信号線L3にも印加されて、この第1の上り信号線L3及びファイバーチャネルケーブル37を通じてディスク駆動装置72に送信される。この場合において、クロックCLKの周波数は、ディスク駆動装置72からディスク制御装置71に送信される読出しデータの周波数がギガ帯域であるのに対して、数kヘルツから数十kヘルツ程度に選定されている。従って、このクロックCLKやこのクロックCLKに同期してディスク制御装置71及びディスク駆動装置72間でやり取りされる後述の各種データがディスク制御装置71の多重化部58のコンデンサC3,C4(図8)を介してファイバーチャネルコントローラ50(図8)に伝達されたり、ディスク駆動装置72の多重化部58のコンデンサC7,C8(図8)を介してディスクユニット駆動部56(図8)に伝達されることはない。
読出しアドレスレジスタ100には、管理端末82(図7)がディスク駆動装置72内の冷却ファンの動作状態を検出したいときや、ディスク駆動装置72内の温度を検出したいとき、又はディスク駆動装置72に電源障害が発生しているか否かを検出したいときなどに、図9について上述した障害検出部91の障害情報記憶レジスタ90における取得したい障害情報が格納されている記憶領域90A〜90Hのアドレスが格納される。なお、以下においては、障害情報記憶レジスタ90における記憶領域90A〜90Hの数が8個であり、これら記憶領域90A〜90Hにそれぞれ割り当てられたアドレスが3ビットで表されるものとして説明する。
パラレル/シリアル変換回路101は、この読出しアドレスレジスタ100に格納されたアドレスを読み出し、これを図11(A)に示すようなクロックCLKに同期してパラレル/シリアル変換処理し、かくして得られた図11(B)に示すようなシリアル3ビットのアドレスデータを第1のバッファ102に送信する。このとき入出力切替え制御部105は、管理端末82の制御のもとに、第1及び第2のバッファ102,103のうちの第1のバッファ102のみを駆動する。これによりこのアドレスデータがこの第1のバッファ102及びローパスフィルタ104を介して第2の上り信号線L4に印加され、この後ファイバーチャネルケーブル37(図8)を介してディスク駆動装置72に送信される。
ディスク駆動装置72においては、図9に示すように、ディスク制御装置71から送信されるアドレスデータを第1のバッファ95及び入出力切替え制御部94に入力する一方、ディスク制御装置71から送信されるクロックCLKをシリアル/パラレル変換回路91、パラレル/シリアル変換回路93及び入出力切替え制御部94にそれぞれ入力する。
入出力切替え制御部94は、ディスク制御装置71からアドレスデータが送信されると、第1及び第2のバッファ95,96のうちの第1のバッファ95のみを駆動する。これにより、このアドレスデータが第1のバッファ95を介してパラレル/シリアル変換回路91に与えられる。
シリアル/パラレル変換回路91は、供給されるアドレスデータをシリアル/パラレル変換処理し、得られたパラレルアドレスデータをアドレスデコーダ92に送出する。またアドレスデコーダ92は、供給されるパラレルアドレスデータに基づいて、障害情報記憶レジスタ90における対応するアドレスの記憶領域90A〜90Hに格納された障害情報を読み出させる。かくして障害情報記憶レジスタ90は、この読み出した障害情報を、その先頭に障害情報記憶レジスタ90におけるその障害情報が格納されていた記憶領域90A〜90Hのアドレスを付加してパラレル/シリアル変換回路93に送出する。
パラレル/シリアル変換回路93は、供給される障害情報をパラレル/シリアル変換処理し、得られた図11(C)に示すような障害情報データを第2のバッファ96に送信する。このとき入出力切替え制御部94は、ディスク制御装置71からアドレスデータを受信した後に第1及び第2のバッファ95,96のうちの第2のバッファ96のみを駆動しており、これによりパラレル/シリアル変換回路93から出力された障害情報データが第2のバッファ96を介して第2の上り信号線L13に出力される。これにより、この障害情報が、この第2の上り信号線L13及びファイバーチャネルケーブル37を介してディスク駆動装置71のディスクユニット駆動部56から出力される読出しデータに多重化されてディスク制御装置71に送信される。
そしてこのディスク制御装置71に送信された障害情報は、障害処理部80のローパスフィルタにより読出しデータから分離抽出されて当該障害処理部80の第2のバッファ103及び入出力切替え制御部105に与えられる。このときディスク制御装置71の入出力切替え制御部105は、ディスク駆動装置71から障害情報データが送信されてくるのを常時監視しており、この障害情報を受信すると、第1及び第2のバッファ102,103のうちの第2のバッファ103のみを駆動することにより、この障害情報をシリアル/パラレル変換回路106に与える。
シリアル/パラレル変換回路106は、供給される障害情報データをシリアル/パラレル変換処理し、得られたパラレル障害情報データを読出しレジスタ107に格納する。そして、この読出しレジスタ107に格納されたパラレル障害情報データは、この後管理端末82により読み出され、その後管理コンソール23に通知されて表示される。
このようにしてこのストレージシステム70では、ディスク駆動装置72の電源障害のみならず他の障害情報についても読出しデータに多重化してファイバーチャネルケーブル37を介してディスク制御装置71に送信するため、ディスク駆動装置72にコントロール部75に給電する電源系に電源障害が発生した場合においても、電源障害の事実だけでなく、これとは別の電源系からの給電によって駆動する各冷却ファンの動作状態やディスク駆動装置72内の温度をもオペレータが容易に確認することができる。
(3)他の実施の形態
なお上述の第1及び第2の実施の形態においては、本発明をディスク制御装置25,71及びディスク駆動装置26,72がファイバーチャネルケーブル37を介して接続されたストレージシステム22、70に適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ディスク制御装置及びディスク駆動装置間がファイバーチャネルプロトコル以外のプロトコルに準拠したケーブルで接続されたストレージシステムに広く適用することができる。
また上述の第1及び第2の実施の形態においては、ディスク制御装置25,71の障害処理部53,80及びディスク駆動装置26,72の障害検出部57,81を図6や図9又は図10のように構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、これら障害処理部及び障害検出部の構成としてはこの他種々の構成を広く適用することができる。
さらに上述の第2の実施の形態においては、ディスク駆動装置72からディスク制御装置70に通知する電源障害以外の障害情報として冷却ファンの動作状態及びディスク駆動装置72の温度を適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、これら以外の障害情報をディスク駆動装置72からディスク制御装置70に通知するようにしても良い。
本発明は、データを記憶する記憶デバイスを駆動する駆動装置と、上位装置及び駆動装置間におけるデータの入出力を制御する制御装置とがケーブルを介して接続された種々の形態のストレージシステムに広く適用することができる。
本実施の形態によるストレージシステムの概観構成を示す斜視図である。 本実施の形態によるネットワークシステムの構成を示すブロック図である。 電源障害発生時におけるストレージシステムの処理手順を示すフローチャートである。 ストレージシステムにおけるディスク制御装置のディスクアダプタ及びディスク駆動装置の構成を示すブロック図である。 ストレージシステムにおける各信号波形を示す波形図である。 ストレージシステムにおけるディスク制御装置のディスクアダプタ及びディスク駆動装置の詳細構成を示す回路図である。 第2の実施の形態によるストレージシステムにおけるディスク制御装置のディスクアダプタ及びディスク駆動装置の構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態によるストレージシステムにおけるディスク制御装置のディスクアダプタ及びディスク駆動装置の構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態における障害処理部の構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態における障害検出部の構成を示すブロック図である。 クロック、アドレスデータ及び障害情報の説明に供する概念図である。
符号の説明
1,22,70……ストレージシステム、2,25,71……ディスク制御装置、3,26,72……ディスク駆動装置、4,41……ディスクユニット、5,36,82……管理端末、6,30,73,40,75……コントロール部、23……管理コンソール、35,74……ディスクアダプタ、37……ファイバーチャネルケーブル、42……電源部、51……電源障害時電源部、52,58……多重化部、53,80……障害処理部、56,81……ディスクユニット駆動部、90……障害情報記憶レジスタ。

Claims (14)

  1. データを記憶する記憶デバイスを駆動する駆動装置と、上位装置及び前記駆動装置間における前記データの入出力を制御する制御装置とがケーブルを介して接続されたストレージシステムにおいて、
    前記制御装置は、
    前記駆動装置における電源障害時用の電源電圧を出力する第1の電源部と、
    前記第1の電源部から出力された前記電源障害時用の電源電圧を、前記駆動装置に送信する第1の信号に多重化して、前記ケーブルを介して前記駆動装置に送信する第1の多重化部と、
    前記駆動装置から前記ケーブルを介して送信される電源障害情報に応じて所定の処理を実行する障害処理部とを備え、
    前記駆動装置は、
    当該駆動装置に前記電源障害が発生したときに、前記制御装置から送信される前記電源障害時用の電源電圧により駆動すると共に、前記電源障害情報を出力する障害検出部と、
    前記電源障害検出部から出力される前記電源障害情報を前記制御装置に送信する第2の信号に多重化して、前記ケーブルを介して前記制御装置に送信する第2の多重化部とを備える
    ことを特徴とするストレージシステム。
  2. 前記ケーブルは、
    前記制御装置から前記駆動装置に前記第1の信号を送信するための第1の伝送路と、
    前記駆動装置から前記制御装置に前記第2の信号を送信するための第2の伝送路と
    を備え、
    前記第1の多重化部は、
    多重化した前記第1の信号及び前記電源電圧を前記第1の伝送路を介して前記駆動装置に送信し、
    前記第2の多重化部は、
    多重化した前記第2の信号及び前記電源障害情報を前記第2の伝送路を介して前記制御装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載のストレージシステム。
  3. 前記第1の多重化部は、
    前記第2の信号及び前記電源障害情報が多重化された多重化信号から前記第2の信号を分離抽出する第1のフィルタを備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のストレージシステム。
  4. 前記第2の多重化部は、
    前記第1の信号及び前記電源電圧が多重化された多重化信号から前記第1の信号を分離抽出する第2のフィルタを備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のストレージシステム。
  5. 前記障害処理部は、
    前記第2の信号及び前記電源障害情報が多重化された多重化信号から前記電源障害情報を分離抽出する第3のフィルタを備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のストレージシステム。
  6. 前記障害検出部は、
    前記第1の信号及び前記電源電圧が多重化された多重化信号から前記電源電圧を分離抽出する第4のフィルタを備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のストレージシステム。
  7. 前記制御装置は、
    前記第1及び第2の信号の周波数と異なる所定周波数のクロックを前記ケーブルを介して前記駆動装置に送信し、
    前記駆動装置は、
    当該クロックに同期して、前記電源障害情報を前記ケーブルを介して前記制御装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載のストレージシステム。
  8. 前記駆動装置は、
    前記電源障害情報を含む複数種類の障害情報がそれぞれ異なるアドレスに格納されるレジスタを備え、
    前記制御装置は、
    前記クロックに同期して、所望する前記障害情報が格納された前記レジスタの前記アドレスを前記ケーブルを介して前記駆動装置に送信し、
    前記駆動装置は、
    前記レジスタの対応する前記アドレスに格納された前記障害情報を前記レジスタから読み出し、読み出した前記障害情報を、前記クロックに同期して、前記ケーブルを介して前記制御装置に送信する
    ことを特徴とする請求項7に記載のストレージシステム。
  9. 前記第1の信号は、
    前記制御装置から前記駆動装置に送信されるデータの読出し要求を含む信号であり、
    前記第2の信号は、
    前記駆動装置から前記制御装置に送信される、前記読出し要求に応じて前記記憶デバイスから読み出された前記データを含む信号である
    ことを特徴とする請求項1に記載のストレージシステム。
  10. データを記憶する記憶デバイスを駆動する駆動装置と、上位装置及び前記駆動装置間における前記データの入出力を制御する制御装置とがケーブルを介して接続されたストレージシステムの制御方法において、
    前記制御装置側において、前記駆動装置における電源障害時用の電源電圧を、前記駆動装置に送信する第1の信号に多重化して、前記ケーブルを介して前記駆動装置に送信する第1のステップと、
    前記駆動装置側において、当該駆動装置に前記電源障害が発生したときに、前記制御装置から送信される前記電源障害時用の電源電圧により駆動すると共に、所定の電源障害情報を、前記制御装置に送信する第2の信号に多重化して、前記ケーブルを介して前記制御装置に送信する第2のステップと、
    前記制御装置側において、前記駆動装置から前記ケーブルを介して送信される前記電源障害情報に応じて所定の処理を実行する第3のステップと
    を備えることを特徴とするストレージシステムの制御方法。
  11. 前記ケーブルは、
    前記制御装置から前記駆動装置に前記第1の信号を送信するための第1の伝送路と、
    前記駆動装置から前記制御装置に前記第2の信号を送信するための第2の伝送路と
    を備え、
    前記第1のステップでは、
    多重化した前記第1の信号及び前記電源電圧を前記第1の伝送路を介して前記駆動装置に送信し、
    前記第2のステップでは、
    多重化した前記第2の信号及び前記電源障害情報を前記第2の伝送路を介して前記制御装置に送信する
    ことを特徴とする請求項10に記載のストレージシステムの制御方法。
  12. 前記第2のステップにおいて、
    前記制御装置は、前記第1及び第2の信号の周波数と異なる所定周波数のクロックを前記ケーブルを介して前記駆動装置に送信し、
    前記駆動装置は、当該クロックに同期して、前記電源障害情報を前記ケーブルを介して前記制御装置に送信する
    ことを特徴とする請求項10に記載のストレージシステムの制御方法。
  13. 前記駆動装置は、前記電源障害情報を含む複数種類の障害情報がそれぞれ異なるアドレスに格納されるレジスタを備え、
    前記第2のステップにおいて、
    前記制御装置は、前記クロックに同期して、所望する前記障害情報が格納された前記レジスタの前記アドレスを前記ケーブルを介して前記駆動装置に送信し、
    前記駆動装置は、前記レジスタの対応する前記アドレスに格納された前記障害情報を前記レジスタから読み出し、読み出した前記障害情報を、前記クロックに同期して、前記ケーブルを介して前記制御装置に送信する
    ことを特徴とする請求項12に記載のストレージシステムの制御方法。
  14. 前記第1の信号は、
    前記制御装置から前記駆動装置に送信されるデータの読出し要求を含む信号であり、
    前記第2の信号は、
    前記駆動装置から前記制御装置に送信される、前記読出し要求に応じて前記記憶デバイスから読み出された前記データを含む信号である
    ことを特徴とする請求項10に記載のストレージシステムの制御方法。

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