JP2006308848A - 車両機器制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の乗員からの指示が不明僚な場合であっても、乗員の意図に可能な限り沿いつつ、制御すべき機器を選択して制御するようにした車両機器制御装置を提供する。
【解決手段】マイクを介して入力された乗員の音声を認識する音声認識手段(音声認識部14a、構文解析部14b)と、認識された音声から制御すべき機器の特定が困難な曖昧語を含むキーワードを検出するキーワード検出手段(キーワード設定部14d、キーワード判定部14c)と、検出されたキーワードに基づいて車両に搭載される複数の機器の、最後に制御された機器も含む、全ての機器を対象として制御すべき機器を検索する機器検索手段(ドメイン検索部14e)と、制御すべき機器が検索された場合、少なくとも検索結果に基づいて複数の機器の少なくともいずれかを選択し、音声認識結果に基づいて制御する制御手段(出力決定部14f)とを備える。
【選択図】図2

Description

この発明は車両機器制御装置に関する。
近時、車両の乗員(ユーザ)が発した音声に応じて車両機器を制御する技術が提案されており、その例として、下記の特許文献1から3記載の技術を挙げることができる。特許文献1記載の技術にあっては、乗員からの入力が現在実行中のアプリケーションプログラム以外のものに関連する情報であれば、別のアプリケーションプログラムを起動させ、よってアプリケーションプログラムの設計が容易で、かつ複数のアプリケーションプログラムの選択的な実行を一連の対話を通じて実現するようにしている。
特許文献2記載の技術にあっては、Aシナリオに基づく対話処理の途中で、「CDを聴きたい」というような音声入力があった場合、CD再生のBシナリオを起動し、例えばナビゲーションのルート設定の途中でCD再生を可能とすると共に、従来複数あった切り替えシナリオを共通化させ、よって一連の対話の中でアプリケーションプログラムを切り替えると共に、対話処理を実現するシナリオの記述の複雑を回避するようにしている。
特許文献3記載の技術にあっては、制御すべき機器の動作状態に対応する音声認識データを選択し、その動作状態において選択可能なコマンドとし、例えばナビゲーションの3D画面で動作しているとき、2D画面を選択せよという音声コマンドのみ有効とし、3D画面を選択せよというコマンドを無視、あるいはオーディオが動作中のときはオーディオを動作させよというコマンドを無視し、よって機器の動作状態を考慮して発話を認識することで、機器の制御を適切に行うようにしている。
特開2001−056694号公報 特開2001−296943号公報 特開2004−086150号公報
しかしながら、特許文献1,2記載の技術にあっては、対話の途中のメッセージに応じてアプリケーションプログラムを切り替えているが、車両の乗員からの指示が不明瞭な場合、対応できない不都合があった。また、特許文献3にあっても同様な不都合を免れないことに加え、機器の動作状態を考慮して有効な辞書を選択するのみであり、無効にした辞書に対する音声入力があった場合に適切な応答ができない場合があった。
従って、この発明は上記した不都合を解消することにあり、車両の乗員からの指示が不明僚な場合であっても、乗員の意図に可能な限り沿いつつ、制御すべき機器を選択して制御するようにした車両機器制御装置を提供することにある。
上記した目的を達成するために、請求項1に係る車両機器制御装置にあっては、車両の乗員からの音声を入力する音声入力手段と、前記音声入力手段によって入力された音声を認識する音声認識手段と、前記音声認識手段によって認識された音声から、制御すべき機器の特定が困難な曖昧語を含むキーワードを検出するキーワード検出手段と、前記キーワード検出手段によって検出されたキーワードに基づいて前記車両に搭載される複数の機器の、最後に制御された機器も含む、全ての機器を対象として制御すべき機器を検索する機器検索手段と、および機器検索手段によって制御すべき機器が検索された場合に、少なくとも前記機器検索手段による検索結果に基づいて前記複数の機器の少なくともいずれかを選択し、前記選択された機器を前記音声認識手段による認識結果に基づいて制御する制御手段とを備える如く構成した。
請求項2に係る車両機器制御装置にあっては、前記機器検索手段は、前記全ての機器を対象として制御すべき機器もしくはその動作を検索する如く構成した。
請求項3に係る車両機器制御装置にあっては、前記キーワード検出手段は、前記キーワードを複数個予め記憶する記憶手段と、少なくとも前記車両の状態に基づいて前記予め記憶された複数個のキーワードの中の少なくとも1個を選択するキーワード選択手段を備えると共に、前記キーワード選択手段によって選択されたキーワードを、前記音声認識手段によって認識された音声から検出する如く構成した。
請求項4に係る車両機器制御装置にあっては、さらに、前記制御手段によって行われた制御に対して制限する入力がなされたか否かを検出する制御制限入力検出手段を備えると共に、前記機器検索手段は、前記制御制限入力検出手段によって前記制御に対する制限の入力がなされたことが検出された場合は、前記制御手段による機器を最後に制御した時から所定時間の間、前記最後に制御した機器を除外した複数の機器もしくはその動作に対して検索する如く構成した。
請求項5に係る車両機器制御装置にあっては、前記制御手段は、前記機器検索手段によって検索された機器が最後に制御した機器と異なる機器であった場合は、機器もしくはその動作毎の緊急度あるいは優先度に基づき、前記最後に制御された機器および検索された機器から制御すべき機器もしくはその動作を選択する如く構成した。
請求項1に係る車両機器制御装置にあっては、車両の乗員からの音声を入力して認識し、その認識された音声から、制御すべき機器の特定が困難な曖昧語を含むキーワードを検出し、検出されたキーワードに基づいて車両に搭載される複数の機器の、最後に制御された機器も含む、全ての機器を対象として制御すべき機器を検索すると共に、制御すべき機器が検索された場合に、少なくとも検索結果に基づいて複数の機器の少なくともいずれかを選択し、選択された機器を音声認識結果に基づいて制御するように構成したので、認識された音声から機器を選択(特定)できないときも、キーワードから検索することができ、よって車両の乗員からの指示が不明僚な場合であっても、乗員の意図に可能な限り沿いつつ、制御すべき機器を選択できると共に、最後に制御された機器も含む全ての機器を対象とすることから、機器を不要に変更することがない。また、検索結果に基づいて選択した機器を音声認識結果に基づいて制御するように構成したので、乗員の意図が明確な場合には、その意図に良く沿うことができる。
尚、上記で「最後に制御された機器」とは、最後に制御(音声入力に応じての応答)した対象を意味する。従って、例えば音声入力に応じてエアコンディショナの温度を上昇させるように制御した場合、最後に制御された機器はエアコンディショナとなる。尚、温度上昇を制御されたエアコンディショナが現在作動中であると否とは問わない。
請求項2に係る車両機器制御装置にあっては、全ての機器を対象として制御すべき機器もしくはその動作を検索する如く構成したので、上記した効果に加え、機器あるいは動作のいずれかを制御することとなり、例えばオーディオの音量増加あるいはナビゲーション案内に対する応答などにおいて乗員の意図にきめ細かく沿うことができる。
請求項3に係る車両機器制御装置にあっては、車両の状態(車両状態)に基づいて予め記憶された複数個のキーワードの中の少なくとも一個を選択し、選択されたキーワードを認識された音声から検出する如く構成したので、上記した効果に加え、車両の走行状態に一層適した機器の選択が可能となる。また、キーワードを検索しない場合でも、乗員の音声は認識されるため、それに対して必要な応答を適宜行うことができ、一層乗員の意図にきめ細かく沿うことができる。
請求項4に係る車両機器制御装置にあっては、制御に対する制限の入力がなされたことが検出された場合は、最後に制御した時から所定時間の間、その最後に制御した機器を除外した複数の機器もしくはその動作に対して検索する如く構成したので、上記した効果に加え、不要な検索を回避できると共に、例えば検索ミスなどがあったときも、それを繰り返すことがない。
請求項5に係る車両機器制御装置にあっては、検索された機器が最後に制御した機器と異なる機器であった場合は、機器もしくはその動作毎の緊急度あるいは優先度に基づき、最後に制御された機器および検索された機器から制御すべき機器もしくはその動作を選択する如く構成したので、緊急度や優先度などに基づいて行うこととなって、状況に適した機器を選択することができる。
以下、添付図面に即してこの発明に係る車両機器制御装置を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、この発明の第1実施例に係る車両機器制御装置を全体的に示す概略図である。尚、実施例においては、車両に搭載されたナビゲーション装置、オーディオ機器などを乗員の音声によって制御する場合を例にとる。
図1において、符号10はその車両機器制御装置を示し、装置10は、車両12の室内12aの適宜位置に格納された音声対話装置14を備える。音声対話装置14はマイクロコンピュータからなり、CPU,ROM,RAMを備えると共に、データベース(外部記憶装置)に接続される。
車両12のルーフ内面(図示せず)の付近にはマイク(マイクロフォン)16が配置され、乗員(車両12の運転者など)が発話する音声を入力する音声入力手段として機能する。また、ステアリングホイール18の付近にスイッチ10aが配置され、装置10は、乗員がスイッチ10aをオンすることによって起動され、入力された音声に基づいて車両に搭載される複数の機器の少なくともいずれかの動作を制御する。
この実施例において、車両に搭載される複数の機器としては、車両12の送風量や温度を調節するエアコンディショナ(以下「エアコン」と略称)20と、車両12のオーディオ機器(以下「オーディオ」と略称)22と、車両12の走行を案内するナビゲーション装置24と、車両12の前走車追従走行制御などを行うACC(アダプティブ・オートクルーズ・コントロール(前走車追従制御))のための、スロットルアクチュエータとブレーキ装置とからなるACCアクチュエータ26などからなる。
エアコン20、オーディオ22、ナビゲーション装置24およびACCアクチュエータ26は、同様にマイクロコンピュータからなる、エアコンECU20a、オーディオECU22aと、ナビECU24aと、ACC ECU26aとを介し、その動作がそれぞれ制御される。具体的には、それらECUは音声対話装置14に車両用ネットワークを介して接続され、それから出力される操作量を入力し、入力値に基づいて対応する機器の動作を制御する。ナビゲーション装置24の動作は、運転席付近に配置されたディスプレイ24bに表示される。
尚、音声対話装置14での制御内容は、車両12のドア12bなどに配置されたスピーカ(具体的にはオーディオ22を構成するスピーカを兼用)22bと、ディスプレイ(上記したナビゲーション装置24のディスプレイ24bを兼用)と、メータ28などを介して乗員に通報する。
装置10は、少なくとも車両12の走行状態を検出して車両状態情報を出力する車両状態検出部30を備える。車両状態検出部30は、車両12のアクセルペダル(図示せず)の付近に配置されて運転者(乗員)によるアクセルペダル踏み込み量に応じた信号を出力するアクセル開度センサ32と、車両12のブレーキペダル(図示せず)の付近に配置されて運転者によってブレーキペダルが踏み込まれたときオン信号を出力するブレーキスイッチ34と、ステアリングホイール18の付近に配置されてその回転量を通じて運転者から入力された舵角に応じた信号を出力する舵角センサ36と、車両12のドライブシャフト(図示せず)の付近に配置されて車両12の走行速度(車速)に応じた信号を出力する車速センサ38とからなる。
さらに、上記したエアコンECU20aなども車両状態検出部30を構成する。具体的には、ACC ECU26aは、車両12のバンパ付近に配置されたレーダ(図示せず)を介して得た情報などから車頭時間(前走車の先端位置に自車が到達するまでの時間)、車間距離および障害物の存在などを演算するが、それらの情報も車両状態検出値の1つを構成する。また、ナビECU24aは、ナビゲーション装置24の電源オン状態、案内対象交差点などへの距離、事故、渋滞などの情報を出力するが、それらの情報も車両状態検出値の1つを構成する。
さらに、他のECUから出力される情報も同様であり、例えばオーディオECU22aは、オーディオ22の電源オン状態、チューニング状態、CD/MDの再生ステージなどの情報を出力するが、それらも車両状態検出値の1つを構成する。チューニング状態などの情報は、車両状態情報の中の車両機器状態(車両機器の動作状態)などを示す情報である。
このように、車両状態情報は、車両12の走行状態、車両12の機器状態(車両機器の動作状態)、さらには車両の緊急度を示す情報を意味する。
図2は、図1に示す音声対話装置14の構成を機能的に示すブロック図である。
図示の如く、音声対話装置14は、マイク16からの音声(音響)を入力して音声を認識する音声認識部(音声認識手段)14aと、音声認識部14aの出力を入力してその構文を解析する構文解析部(音声認識手段)14bと、構文解析部14bの出力、即ち、音声認識手段によって認識された音声の中のキーワードの有無を判定する(音声からキーワードを検出する)キーワード判定部(キーワード検出手段)14cを備える。また、音声対話装置14は、車両状態検出部30からの車両状態情報に応じてキーワード群を選択して設定するキーワード設定部14dを備え、その出力もキーワード判定部14cに入力される。
この明細書において、「キーワード」は、図3に示す如く、感覚的な語句であって、制御すべき機器の特定が困難な曖昧語を含む、多く(複数個)の語句群からなる。キーワード群は、全ての機器あるいは動作に共通するものと、機器あるいは動作ごとに設定される固有なものとからなる。
これらキーワード群は予め設定され、図4に示す如く、前記したデータベースなどに予め格納されて記憶される。具体的には、共通するものは前記したデータベースの中の共通語データベースに格納されると共に、固有なものは固有語データベースに格納される。さらに、固有なキーワード群は、緊急度に応じて別々のデータベースに格納される。
それについて説明すると、エアコン20の緊急度は、フロントガラスの曇り時に曇りを取るためにエアコン20のデフロスタをオンするときなどを意味する。また、オーディオ22に関しては、交通、天気の番組、予め予約した番組の時間に近い時などを意味する。さらには、後述する如く、車両走行状態から検出される車頭時間も緊急度の1つである。基本的に、緊急度は、時間的変化が生じるものや、車両における緊急性が高い状態を意味する。
キーワード設定部14dは、車両状態検出部30からの車両状態情報に応じ、記憶されたキーワード群の少なくとも一部を選択し、検出されるべきキーワードとして設定する。換言すれば、記憶されたキーワード群の一部を有効とし、残部を無効とする処理を行う。キーワード判定部14cは、選択されたキーワード群のそれぞれに該当する語句を、認識された音声から検出する。
キーワード判定部14cの出力は、ドメイン検索部(機器検索手段)14eに送られる。ドメイン検索部14eは、検出されたキーワードに基づき、それに対応するドメインを検索する。
ドメイン検索部14eの出力は出力決定部(制御手段)14fに送られる。また、キーワード判定部14cの出力も、出力決定部14fに送られる。即ち、後述するようにキーワードが検出されない場合、キーワード判定部14cの出力はそのまま出力決定部14fに出力される。出力決定部14fは、入力に応じ、応答文の作成、発声、画面表示および機器の操作(機器の動作の制御)を決定して実行する。
尚、出力決定部14fの出力は、操作履歴記憶部14gに入力される。操作履歴記憶部14gは、それに基づいて操作履歴などをドメイン検索部14eに出力する。ドメイン検索部14eには、車両状態検出部30からの出力も入力される。
ドメイン検索部14eは、検出されたキーワードと操作履歴と車両状態情報に基づき、それに対応するドメインを検索する。尚、「ドメイン」は一般的にはインターネット上に存在するコンピュータやネットワークの識別子を意味するが、この明細書では話題(乗員の意図)、具体的にはエアコン20などの機器の操作(動作)を制御するアルゴリズムを記述したアプリケーションプログラム、あるいは応答文の生成、発声、画面表示などの動作を記述したアプリケーションプログラムを意味する。
さらに、ドメイン検索部14eには、構文解析部14bの出力を入力し、入力制限を検出する入力制限検出部14hと、時間を計測する計時部(カウンタ)14iの出力も入力される。
次いで、図1に示す車両機器制御装置10、より具体的には図2に示す音声対話装置14の動作をより詳細に説明する。
図5は、その動作を示すメイン・フロー・チャートである。尚、図示のプログラムは、音声入力があるたびに起動される。
以下説明すると、S1で音声認識して構文解釈する(これは、音声認識部14aと構文解析部14bの処理である)。次いでS2に進み、車両状態を検出する(これは、キーワード設定部14dとドメイン検索部14eの処理である)。
図6は、その処理を示すサブ・ルーチン・フロー・チャートである。
先ず、S21で車両12の走行状態を検出する。先に述べたが、より具体的には、走行道路(一般道路、高速道路など)の車速、アクセルペダルとブレーキとステアリング18の操作頻度、車頭時間、車間距離、案内対象交差点などへの距離、事故、渋滞などの情報を検出する。上記で、車頭時間、車間距離、案内対象交差点などへの距離、事故、渋滞などの情報は、後述する緊急度(あるいは運転余裕)を示す情報である。
次いでS22に進み、車両12の機器状態を検出する。即ち、前記した如く、例えばオーディオECU22aは、オーディオ22の電源オン状態、チューニング状態、CD/MDの再生ステージなどの情報を検出する(対応するオーディオECU22aなどの出力を読み出す)。また、ナビECU24aは、ナビゲーション装置24の電源オン状態、ナビ案内状態などの情報も検出する。
次いでS23に進み、車両機器およびその動作の緊急度を判断する。
先にも述べたが、緊急度は、車頭時間、案内対象交差点への接近、通過時のナビ案内や、ウインドウの曇り時のエアコン制御など、車両機器の制御対象が時間的変化に影響される状態、あるいは車両12の走行における緊急性の高い状態であることを意味する。S23では、それらの緊急度を判断する。
次いでS24に進み、優先度を判断する。ここで、優先度は、アプリケーションプログラム、より具体的にはそれに基づいて操作(動作)が制御されるべき機器の優先度をいい、例えば、走行に関わる制御(ナビの案内状態)、車両機器の性能に関わるもの(オーディオの受信状態)には高い優先度を与えられる。優先度は、ドメイン(もしくはそれに基づいてなされる動作)ごとに判断される。
図5フロー・チャートに戻ると、次いでS3に進み、車両状態に変化があるか否か判断し、肯定されるときはS4に進み、変化が検出された車両状態に応じて予め記憶されたキーワード群を見直して再登録(設定)する。これは、その車両状態で真に必要なキーワード群に限定して検索処理量を低減するためである。尚、S3で否定されるとき、S4をスキップする。これらは、キーワード設定部14dの処理である。
図7は、S4のキーワードの設定処理を説明するタイム・チャートである。このように、車両状態(車両の走行状態、車両の機器状態、緊急度に関連する車両状態)に変化がある毎に、図5のS4においてキーワードの見直し、再登録が行われる。
次いでS5に進み、キーワードがあるか否か判断する。即ち、認識された音声の中に前記した、少なくとも車両の走行状態に応じて設定されるキーワード群のいずれかに相当する語句が検出されるか否か判断する(これは、キーワード判定部14cの処理である)。
S5で肯定されるときはS6に進み、ドメイン検索を実行する。
図8は、その処理を示すサブ・ルーチン・フロー・チャートである。これは、ドメイン検索部14e、入力制限検出部14h、計時部14iの処理である。
先ず、S61において、検出されたキーワードに相当する語句(音声)を含む発話フレーズもしくは前回の音声入力にて、前回検索されたドメインを否定した発話があったか否か判断する。換言すれば、このような入力制限があるか否か判断する。
S61で肯定されるときはS62aに進み、前回制御時からの、即ち、前回検索されたドメイン、より具体的には前回検索されたアプリケーションプログラムによる制御からの経過時間が所定時間t(例えば1分から2分)未満か否か判断する。尚、経過時間は計時部14iの出力から判断する。
S62aで肯定されるときはS62bに進み、前回検索されたドメインをドメイン検索候補から外す。その理由は、前回選択で選択されたドメインが否定されてから所定時間が経過する前に、再度同じドメインを選択しても再び間違って選択している可能性が高いと考えられるからである。従って、前回選択してから所定時間未満であればドメイン検索時に検索対象としないように構成した。尚、S62a、S62bの処理は、図2の入力制限検出部14hと計時部14iの処理に相当する。
尚、S62aで否定されるとき、S62bをスキップする。従って、その場合、前回検索されたドメインを含む全てのドメインが検索対象となる。換言すれば、最後に制御された機器も含む、全ての機器が、検索対象となる。
次いでS63に進み、キーワード相当語句を含む発話フレーズ(音声)からドメインを検索する。
次いでS64に進み、検索されたドメインが確定的か否か判断する。即ち、キーワード相当語句を含む発話フレーズがそのドメインを特定する表現であるか、あるいは明示的な表現であるか否か判断する。
S64で否定されるときはS65に進み、操作履歴を収集し、S66に進み、発話履歴を収集し、S67に進み、車両の機器状態を収集する(S22の処理結果を読み出す)。
次いでS68に進み、収集された操作履歴を勘案すると、検索されたドメインが、ある1つのドメインに確定的となったか否か判断し、肯定されるときはS69に進み、検索されたドメインに確定する。尚、S68で否定されるときはS68aに進み、検索されたドメインが複数あるか否かを判断し、肯定される場合はS68bに進み、検索された複数のドメインを確定する。尚、S68aで否定される場合は検索されたドメインが1つもないと判断して終了する。
図5フロー・チャートの説明に戻ると、次いでS7に進み、出力を決定(実行)する。
図9は、その処理を示すサブ・ルーチン・フロー・チャートである。これは、出力決定部14fの処理である。
先ず、S71においてドメインが確定されたか否か判断し、肯定されるときはS72に進み、同じドメインか否か、即ち、確定されたドメインが現在のドメインと同一か否かを判断する。なお、複数のドメインが確定された場合も現在のドメインと同一ではないので、同一ではないと判断する。
S72で肯定されるときはS73に進み、現在のドメインに対して発話内容に応じた出力を行う。
他方、S72で否定されるときはS74に進み、現在のドメインおよび1つ以上の確定されたドメインの前記した緊急度を取得し(S23の処理結果を読み出し)、S75に進み、取得された緊急度が高いドメインがあるか否か判断する。S75で否定されるときはS76に進み、前記した優先度を取得し(S24の処理結果を読み出し)、S77に進み、優先度の高いドメインがあるか否か判断する。
尚、S77で否定されるときはS78に進み、現在のドメインに対して発話内容に応じた出力を決定して実行する。
また、S75で肯定されるときはS73に進み、緊急度が高いドメインに決定する。尚、緊急度が高いドメインが複数あった場合は最も緊急度が高いドメインを選択する。S77で肯定されるときはS73に進み、発話内容に応じた出力を決定、即ち、優先度の高いドメインに決定する。尚、優先度が高いドメインが複数ある場合も最も優先度が高いドメインに決定する。また、S71で否定されるときはS78にジャンプし、現在のドメインに対して発話内容に応じた出力を行う。
尚、発話内容が現在のドメインに対して適合していない場合は、『制御対象はなんでしょうか』等の音声出力を行う。また、図5の処理において、S5で否定される場合、即ち入力音声からキーワードが検出されなかった場合、S7では現在のドメインに対して入力音声に応じた出力が決定されて実行される。
図2および図5の処理について例を挙げて具体的に説明する。
図10は、検出された車両状態(車両の機器状態の緊急度および優先度など)に応じてキーワードに対するドメイン検索先を変化させる対話サンプルの例を示すタイム・チャートである。
尚、図示例の場合、優先度と緊急度の関係は図示の如くとする。即ち、図9フロー・チャートから明らかなように、優先度が高い順番を見る前に、緊急度があるものを先に判断し、緊急度があるものがあったら、それをドメイン選択対象とする。この関係を不等式にて表現した。即ち、緊急度があるものの次に優先度があるものを選択し、さらに、緊急度があるものが複数あるときは緊急度が高いドメインを選択する。緊急度があるものがなければ優先度が高いドメインを選択する。
図11は、別の対話サンプルの例を示す説明図である。
図示例の場合、「あとどのくらい」というキーワードは共通語になく、固有語(具体的にはナビ案内(ナビゲーション装置24)にのみ存在する。オーディオ22は動作中であるが、ナビ案内は動作中ではないことから、「あとどのくらい」という音声入力に対して該当するキーワードは存在せず、通常の音声認識処理によって、入力音声である「あとどのくらい」に対して「CD再生はあと○○曲です」という応答を行い、他のドメインは検索しない。
尚、ナビ案内も動作中である場合、「あとどのくらい」がナビゲーション装置24に対するキーワードとして有効になり、キーワードに対して緊急度を判断し、緊急度が低ければ「目的地まで約○○分です」という発声を行う一方、緊急度が高ければ、「次の交差点まで約○○mです」という発声を行い、オーディオ22の動作を中止させてナビゲーション装置24の動作に切り替える。
図12は、別の対話サンプルの例を示す説明図である。
図示例の場合、「もうすぐ」というキーワードは共通語になく、固有語(具体的にはナビ案内(ナビゲーション装置24))にのみ存在する。オーディオ22は動作中であるが、ナビ案内は動作中ではないことから、音声入力に対して該当するキーワードは存在せず、通常の音声認識処理によって、入力音声である「もうすぐ」に対して「CD再生はあと○○曲です」という応答を行い、他のドメインは検索しない。
尚、ナビ案内も動作中である場合、「もうすぐ」がナビに対するキーワードとして有効になり、キーワードに対して緊急度を判断し、緊急度が低ければ「しばらく道なりです」という発声を行う一方、緊急度が高ければ、「次の交差点まで約○○mです」という発声を行うと共に、オーディオ22の動作を中止させてナビゲーション装置24の動作に切り替える。
図13は、さらに別の対話サンプルの例を示す説明図である。
図示例の場合、「合わせて」というキーワードは共通語になく、オーディオ22にのみ存在する。オーディオ22は動作中でなければ、「何を合わせましょうか」と発声する一方、動作中であれば、機器状態に応じて図示のような応答がなされる。
上記した如く、この実施例に係る車両機器制御装置10にあっては、車両12の乗員からの音声を入力する音声入力手段(マイク16)と、前記音声入力手段によって入力された音声を認識する音声認識手段(音声対話装置14の音声認識部14a、構文解析部14b,S1)と、前記音声認識手段によって認識された音声から、制御すべき機器の特定が困難な曖昧語を含むキーワードを検出するキーワード検出手段(キーワード設定部14d、キーワード判定部14c,S3,S4)と、前記キーワード検出手段によって検出されたキーワードに基づいて前記車両に搭載される複数の機器(エアコンディショナ20、オーディオ機器22、ナビゲーション装置24、ACCアクチュエータ26)の、最後に制御された機器も含む、全ての機器を対象として制御すべき機器を検索する機器検索手段(ドメイン検索部14eなど、S6,S61からS69)と、および、前記機器検索手段によって制御すべき機器が検索された場合に、少なくとも前記機器検索手段による検索結果に基づいて前記複数の機器の少なくともいずれかを選択し、前記選択された機器を前記音声認識手段による認識結果に基づいて制御する制御手段(出力決定部14f,S7,S71からS78)とを備える如く構成した。
このように、車両12の乗員からの音声を入力して認識し、その認識された音声から、制御すべき機器の特定が困難な曖昧語を含むキーワードを検出し、検出されたキーワードに基づいて車両に搭載される複数の機器の、最後に制御された機器も含む、全ての機器を対象として制御すべき機器を検索すると共に、制御すべき機器が検索された場合に、少なくとも検索結果に基づいて複数の機器の少なくともいずれかを選択し、選択された機器を音声認識結果に基づいて制御するように構成したので、認識された音声から機器を選択(特定)できないときも、キーワードから検索することができ、よって車両12の乗員からの指示が不明僚な場合であっても、乗員の意図に可能な限り沿いつつ、制御すべき機器を選択できると共に、最後に制御された機器も含む全ての機器を対象とすることから、機器を不要に変更することがない。また、検索結果に基づいて選択した機器を音声認識結果に基づいて制御するように構成したので、乗員の意図が明確な場合には、その意図に良く沿うことができる。
また、前記機器検索手段(ドメイン検索部14eなど)は、前記全ての機器を対象として制御すべき機器もしくはその動作を検索する(S62a,S62b)如く構成したので、上記した効果に加え、機器あるいは動作のいずれかを制御することとなり、例えばオーディオ22の音量増加あるいはナビゲーション案内に対する応答などにおいて乗員の意図にきめ細かく沿うことができる。
また、前記キーワード検出手段(キーワード判定部14c)は、前記キーワードを複数個予め記憶する記憶手段(音声対話装置のデータベース)と、少なくとも前記車両の状態(車両状態)に基づいて前記予め記憶された複数個のキーワードの中の少なくとも一個を選択するキーワード選択手段(キーワード設定部14d)を備えると共に、前記キーワード選択手段によって選択されたキーワードを、前記音声認識手段によって認識された音声から検出する如く構成したので、上記した効果に加え、車両12の状態に一層適した機器の選択が可能となる。また、キーワードを検索しない場合でも、乗員の音声は認識されるため、それに対して必要な応答を適宜行うことができ、一層乗員の意図にきめ細かく沿うことができる。
さらに、前記制御手段によって行われた制御に対して制限する入力がなされたか否かを検出する制御制限入力検出手段(入力制限検出部14h、計時部14i,S62a,S72b)を備えると共に、前記機器検索手段は、前記制御制限入力検出手段によって前記制御に対する制限の入力がなされたことが検出された場合は、前記制御手段による機器を最後に制御した時から所定時間の間、前記最後に制御した機器を除外した複数の機器もしくはその動作に対して検索する(S62a,S62b)如く構成したので、上記した効果に加え、不要な検索を回避できると共に、例えば検索ミスなどがあったときも、それを繰り返すことがない。
また、前記制御手段は、前記機器検索手段によって検索された機器が最後に制御した機器と異なる機器であった場合は、機器もしくはその動作毎の緊急度あるいは優先度に基づき、前記最後に制御された機器および検索された機器から制御すべき機器もしくはその動作を選択する(出力決定部14f,S7,S71からS78)如く構成したので、緊急度や優先度などに基づいて行うこととなって、状況に適した機器を選択することができる。
尚、この実施例において音声によって操作(動作)される機器を車両搭載機器としたが、それに限定されるものではないことは、いうまでもない。音声を入力することによって制御できるものであれば、どのような機器でも良い。
この発明の第1実施例に係る車両機器制御装置の全体構成を示す概略図である。 図1に示す装置の中の音声対話装置の構成を示すブロック図である。 図2で言及されるキーワードの例を示す説明図である。 図3に示すキーワードを格納(記憶)するデータベースの構成を示す説明図である。 図1に示す装置、より具体的には図2に示す音声対話装置の動作を示すメイン・フロー・チャートである。 図5に示す処理の中の、車両状態検出処理を示すサブ・ルーチン・フロー・チャートである。 図5に示す処理の中の、キーワード設定処理を説明するタイム・チャートである。 図5に示す処理の中の、ドメイン検索処理を示すサブ・ルーチン・フロー・チャートである。 図5に示す処理の中の、出力決定処理を示すサブ・ルーチン・フロー・チャートである。 図2および図5の処理、車両状態に応じてキーワードに対するドメイン選択先を変化させる対話サンプルを例にとって示すタイム・チャートである。 同様に、図2および図5の処理を、別の対話サンプルを例にとって示す説明図である。 同様に、図2および図5の処理を、さらに別の対話サンプルを例にとって示す説明図である。 同様に、図2および図5の処理を、さらに別の対話サンプルを例にとって示す説明図である。
符号の説明
10 車両機器制御装置、12 車両、14 音声対話装置、16 マイク(音声入力手段)、20 エアコンディショナ(機器)、22 オーディオ機器(機器)、24 ナビゲーション装置(機器)、26 ACCアクチュエータ(機器)、30 車両状態検出部、32 アクセル開度センサ、34 ブレーキスイッチ、36 舵角センサ、38 車速センサ

Claims (5)

  1. 車両の乗員からの音声を入力する音声入力手段と、前記音声入力手段によって入力された音声を認識する音声認識手段と、前記音声認識手段によって認識された音声から、制御すべき機器の特定が困難な曖昧語を含むキーワードを検出するキーワード検出手段と、前記キーワード検出手段によって検出されたキーワードに基づいて前記車両に搭載される複数の機器の、最後に制御された機器も含む、全ての機器を対象として制御すべき機器を検索する機器検索手段と、前記機器検索手段によって制御すべき機器が検索された場合に、少なくとも前記機器検索手段による検索結果に基づいて前記複数の機器の少なくともいずれかを選択し、前記選択された機器を前記音声認識手段による認識結果に基づいて制御する制御手段とを備えたことを特徴とする車両機器制御装置。
  2. 前記機器検索手段は、前記全ての機器を対象として制御すべき機器もしくはその動作を検索することを特徴とする請求項1記載の車両機器制御装置。
  3. 前記キーワード検出手段は、前記キーワードを複数個予め記憶する記憶手段と、少なくとも前記車両の状態に基づいて前記予め記憶された複数個のキーワードの中の少なくとも一個を選択するキーワード選択手段を備えると共に、前記キーワード選択手段によって選択されたキーワードを、前記音声認識手段によって認識された音声から検出することを特徴とする請求項1または2記載の車両機器制御装置。
  4. さらに、前記制御手段によって行われた制御に対して制限する入力がなされたか否かを検出する制御制限入力検出手段を備えると共に、前記機器検索手段は、前記制御制限入力検出手段によって前記制御に対する制限の入力がなされたことが検出された場合は、前記制御手段による機器を最後に制御した時から所定時間の間、前記最後に制御した機器を除外した複数の機器もしくはその動作に対して検索することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の車両機器制御装置。
  5. 前記制御手段は、前記機器検索手段によって検索された機器が最後に制御した機器と異なる機器であった場合は、機器もしくはその動作毎の緊急度あるいは優先度に基づき、前記最後に制御された機器および検索された機器から制御すべき機器もしくはその動作を選択することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の車両機器制御装置。
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