JP2006308318A - 超音波検査装置および超音波検査方法 - Google Patents

超音波検査装置および超音波検査方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 内容物解析を高精度、安定に実行できる超音波検査装置および超音波検査方法の提供。
【解決手段】 送信手段101は、隔壁の外部から隔壁内部の内容物に向けて超音波を送信する。受信手段102は、内容物を経由した超音波を隔壁の外部で受信する。解析手段103は、受信手段102により受信される正規波の伝播時間に基づいて内容物について解析を実行する。隔壁厚さ算出手段104は、受信手段により受信される正規波と、受信手段により受信される、隔壁での多重反射に基づく多重反射波との受信時刻差に基づいて隔壁の厚さを算出する。また、一対の送受信手段106は、内容物の上流側および下流側にそれぞれ取り付けられ、送信手段および受信手段として機能する。一対の送受信手段106は、相互間で双方向に超音波を送受信する。解析手段103は、双方向での送受信によってそれぞれ得られる正規波の伝播時間に基づいて内容物の流量測定を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、超音波の反射波を解析することで隔壁内部の内容物の検査を行う超音波検査装置等に関する。
配管内を流れる液体の流量を、超音波を用いて計測する超音波流量計が知られている。このような超音波流量計では、送信点から受信点に向けて配管内を伝播する超音波の伝播時間を計測し、伝播時間に基づいて液体の流量を計測している。
特開2001−304931号公報
しかし、流量計により流量を算出する際には、配管の厚さをパラメータとして用いるため、これを知る必要がある。このため、流量を計測する際に、別途、配管の厚さを測定するための計器が必要となる。また、配管内壁への付着物の残留や配管の腐食により配管の厚さが変化する場合に、安定的に高精度に流量を計測することは困難である。
本発明の目的は、内容物についての解析を、高精度に安定して実行できる超音波検査装置および超音波検査方法を提供することにある。
本発明の超音波検査装置は、隔壁の外部から前記隔壁内部の内容物に向けて超音波を送信する送信手段と、前記内容物を経由した超音波を前記隔壁の外部で受信する受信手段と、を備え、受信された超音波に基づいて前記内容物検査を実行する超音波検査装置において、前記受信手段により受信される正規波の伝播時間に基づいて前記内容物について解析を実行する解析手段と、前記受信手段により受信される正規波と、前記受信手段により受信される、前記隔壁での多重反射に基づく多重反射波との受信時刻差に基づいて前記隔壁の厚さを算出する隔壁厚さ算出手段と、を備えることを特徴とする。
この超音波検査装置によれば、隔壁での多重反射に基づく多重反射波との受信時刻差に基づいて隔壁の厚さを算出するので、別途、隔壁の厚さを計測するための装置が不要となる。なお、「隔壁」は内容物を収容する容器の隔壁や内容物を流すための配管の隔壁等を含む。
前記解析手段は、前記隔壁厚さ算出手段により算出される前記隔壁厚さを考慮して解析を実行してもよい。
この場合、隔壁厚さが解析結果に影響を及ぼす場合であっても、正確な解析が可能となる。また、隔壁厚さが変化する場合であっても、安定的に正確な解析が可能となる。
前記解析手段は、前記解析として前記内容物の流量測定を実行してもよい。
前記内容物の上流側および下流側にそれぞれ取り付けられ、前記送信手段および前記受信手段として機能する一対の送受信手段を備え、前記一対の送受信手段間で双方向に超音波を送受信し、前記解析手段は、双方向での送受信によってそれぞれ得られる前記正規波の伝播時間に基づいて前記内容物の流量測定を実行してもよい。
前記隔壁厚さ算出手段により算出される前記隔壁厚さが所定の値になったことを判定する判定手段を備えてもよい。
本発明の超音波検査方法は、隔壁の外部から前記隔壁内部の内容物に向けて超音波を送信するステップと、前記内容物を経由した超音波を前記隔壁の外部で受信するステップと、を備え、受信された超音波に基づいて前記内容物検査を実行する超音波検査方法において、前記受信するステップにより受信される正規波の伝播時間に基づいて前記内容物について解析を実行するステップと、それぞれ受信される正規波、および前記隔壁での多重反射に基づく多重反射波との受信時刻差に基づいて前記隔壁の厚さを算出するステップと、を備えることを特徴とする。
この超音波検査方法によれば、隔壁での多重反射に基づく多重反射波との受信時刻差に基づいて隔壁の厚さを算出するので、別途、隔壁の厚さを計測するための装置が不要となる。なお、「隔壁」は内容物を収容する容器の隔壁や内容物を流すための配管の隔壁等を含む。
前記隔壁厚さ算出手段により算出される前記隔壁厚さを考慮して内容物について解析を実行するステップを備えてもよい。
この場合、隔壁厚さが解析結果に影響を及ぼす場合であっても、正確な解析が可能となる。また、隔壁厚さが変化する場合であっても、安定的に正確な解析が可能となる。
前記解析するステップでは、前記解析として前記内容物の流量測定を実行してもよい。
本発明のプログラムは、隔壁の外部から前記隔壁内部の内容物に向けて超音波を送信するステップと、前記内容物を経由した超音波を前記隔壁の外部で受信するステップと、を備え、受信された超音波に基づいて前記内容物検査を実行する超音波検査方法を実行するためのプログラムにおいて、コンピュータに、前記受信するステップにより受信される正規波の伝播時間に基づいて前記内容物について解析を実行するステップと、それぞれ受信される正規波、および前記隔壁での多重反射に基づく多重反射波との受信時刻差に基づいて前記隔壁の厚さを算出するステップと、を実行させることを特徴とする。
このプログラムによれば、隔壁での多重反射に基づく多重反射波との受信時刻差に基づいて隔壁の厚さを算出するので、別途、隔壁の厚さを計測するための装置が不要となる。なお、「隔壁」は内容物を収容する容器の隔壁や内容物を流すための配管の隔壁等を含む。
コンピュータに、前記隔壁厚さ算出手段により算出される前記隔壁厚さを考慮して内容物について解析を実行するステップを実行させてもよい。
前記解析するステップでは、前記解析として前記内容物の流量測定を実行してもよい。
本発明の超音波検査装置によれば、隔壁での多重反射に基づく多重反射波との受信時刻差に基づいて隔壁の厚さを算出するので、別途、隔壁の厚さを計測するための装置が不要となる。本発明の超音波検査方法によれば、隔壁での多重反射に基づく多重反射波との受信時刻差に基づいて隔壁の厚さを算出するので、別途、隔壁の厚さを計測するための装置が不要となる。また、本発明のプログラムによれば、隔壁での多重反射に基づく多重反射波との受信時刻差に基づいて隔壁の厚さを算出するので、別途、隔壁の厚さを計測するための装置が不要となる。
図1は本発明による超音波検査装置を機能的に示すブロック図である。
図1(a)において、送信手段101は、隔壁の外部から隔壁内部の内容物に向けて超音波を送信する。受信手段102は、内容物を経由した超音波を隔壁の外部で受信する。解析手段103は、受信手段102により受信される正規波の伝播時間に基づいて内容物について解析を実行する。隔壁厚さ算出手段104は、受信手段102により受信される正規波と、受信手段102により受信される、隔壁での多重反射に基づく多重反射波との受信時刻差に基づいて隔壁の厚さを算出する。
判定手段105は、隔壁厚さ算出手段104により算出される隔壁厚さが所定の値になったことを判定する。
図1(b)において、一対の送受信手段106は、内容物の上流側および下流側にそれぞれ取り付けられ、送信手段101および受信手段102として機能する。一対の送受信手段106は、相互間で双方向に超音波を送受信する。このとき、解析手段103は、双方向での送受信によってそれぞれ得られる正規波の伝播時間に基づいて内容物の流量測定を実行する。
以下、図2〜図6を参照して、本発明による超音波検査装置を超音波流量計に適用した一実施形態について説明する。
図2は超音波流量計の構成を示すブロック図、図3は超音波送受信器の取り付け方法を示す図である。
図2に示すように超音波流量計100は、超音波の送信および受信を行う一対の超音波送受信器1A,1Bと、超音波送受信器1A,1Bにそれぞれ接続される送受信回路5A,5Bと、送受信回路5A,5Bおよび解析部6を制御する制御部7と、を備える。制御部7における制御は、制御部7に実装されるソフトウェアプログラムに従って実行することができる。
図3に示すように、配管3の外周には取付治具2が配管3に密着して固定され、取付治具2の取付面21に、超音波送受信器1Aおよび超音波送受信器1Bが、それぞれ取り付けられる。後述するように、超音波流量計100によれば、超音波送受信器1Aおよび超音波送受信器1Bから超音波を発生させることで、配管3の内部を流れる内容物4の流量を計測することができる。
次に、超音波流量計100の動作について説明する。図4は解析部6における解析手順を示すフローチャートである。
流量計測時には、最初に超音波送受信器1Aから超音波送受信器1Bに向けて、すなわち内容物4の流れ方向に沿って超音波を送信する。超音波の経路は図3の経路8として、その概略が示されている。
まず、送受信回路5Aから超音波送受信器1Aに対し送信信号を送り、超音波送受信器1Aから超音波を発生させる。超音波は取付治具2および配管3を順に経由して、内容物4に伝播する。経路8に示すように、内容物4を伝播する超音波は配管3で反射されて超音波送受信器1Bの方向に向かい、配管3および取付治具2を順に経由して、超音波送受信器1Bで受信される。
受信された超音波の受信信号は送受信回路5Bを介して解析部6に入力される。
このとき、図4のステップS1では、送受信回路5Bから解析部6への受信信号の入力を待って、ステップS2へ進む。ステップS2では、送受信回路5Bからの受信信号の波形を取り込む。
ステップS3では、取り込まれた受信信号の波形に基づいて、超音波の伝播時間を算出する。
図5は受信信号の波形を示す図である。ステップS3では、超音波送受信器1Aから超音波を発生させてから、正規波の受信信号を受信するまでの時間を超音波の伝播時間として算出する。後述するように、正規波は隔壁3で多重反射せずに伝播する超音波である。
次に、ステップS4では、取り込まれた受信信号の波形に基づいて、正規波が受信されてから多重反射波が受信されるまでの時間差を算出する。
図6は正規波と多重反射波の経路を示す図である。図6に示すように、正規波81は配管3の内部で多重反射することなく、超音波送受信器1Aから超音波送受信器1Bまで伝播する超音波である。これに対し、多重反射波82は配管3の内壁面と外壁面との間で多重反射する経路を経て、超音波送受信器1Aから超音波送受信器1Bまで伝播した超音波である。
図6に示す多重反射波82は、超音波送受信器1Aの側において、配管3の内部で2回反射を繰り返した例を示している。実際には、さらに多くの反射を繰り返す成分もあり、また、超音波送受信器1Bの側でも同様に多重反射が起こる。多重反射波82は多重反射の回数が最も少ない多重反射波であるため、図5において、正規波81のピーク81aに続く次のピーク82aを形成する。
ステップS4では、正規波のピーク81aが受信されてから多重反射波のピーク82aが受信されるまでの時間差Δtを算出する(図5)。
次に、ステップS5では、ステップS4で算出された時間差Δtに基づいて、配管の厚さd(図6)を算出する。配管の厚さdはステップS4で算出された時間差Δtにほぼ比例するが、時間差Δtと厚さdの関係を示す関係式d=d(Δt)を用いて算出される。この関係式は配管の材質ごとに異なるため、対応する材質について用意された関係式が用いられる。
次に、超音波送受信器1Bから超音波送受信器1Aに向けて、すなわち内容物4の流れ方向と逆方向に超音波を送信する。送受信回路5Bから超音波送受信器1Bに対し送信信号を送り、超音波を発生させると、超音波は経路8に沿って上述と逆向きに伝播し、超音波送受信器1Aで受信される。
図4のステップS11では、送受信回路5Aから解析部6への受信信号の入力を待って、ステップS12へ進む。ステップS12では、送受信回路5Aからの受信信号の波形を取り込む。
ステップS13では、取り込まれた受信信号の波形に基づいて、超音波の伝播時間を算出する。ステップS13では、超音波送受信器1Bから超音波を発生させてから、正規波の受信信号を受信するまでの時間を超音波の伝播時間として算出する。
次に、ステップS20では、ステップS3で算出された伝播時間、ステップS13で算出された伝播時間、およびステップS5で算出された配管3の厚さdに基づいて、内容物4の流速を算出する。ここでは、基本的には、流速が大きいほどステップS3で算出された伝播時間と、ステップS13で算出された伝播時間との差異が大きくなることを利用して流速を求めることができる。
また、算出された流速および配管3の流路の断面積に基づいて、内容物4の流量を算出する。流路の断面積は配管3の厚さdを用いて算出される。超音波の伝播時間は、配管3の厚さdの影響を受けるため、算出された配管3の厚さに応じた補正を行うことで、正しい流量が得られる。
以上のように、本実施形態では、配管3の厚さを測定するための別の装置を用いることなく、流量計により配管3の厚さを算出できる。また、算出された配管3の厚さを用いて内容物4の流量を計測するので、配管3の厚さが変化しても厚さの変化に応じて流量の算出値が適切に補正される。このため、配管3の厚さの変化に拘わらず、常に流量を高精度に安定して計測できる。
さらに、本実施形態によれば、従来の超音波流量計の機構をそのまま利用することができ、解析部6、ないし解析部6での解析手順を規定するプログラムを入れ替えるだけで配管3の厚さの計測に対応できる利点がある。
また、上記流量計を用いて、配管3の厚さを定常的にモニタすることが可能である。図2に示すように、解析部6に警報発生装置30を接続することで、配管3の厚さが異常値を示す場合に、警報を発生させることができる。
図2に示すように、警報発生装置30は、解析部6の解析結果に基づいて、配管3の厚さが異常値になったことを判定する判定部31と、判定部31で異常が判定されたときに警報を発生させる警報発生部32と、を備える。このように、一定の条件で警報を発生させる警報発生装置30を用いることにより、流量計測とは独立して、配管3の厚さの計測値を有効に利用できる。例えば、プラントの配管等の監視に利用することができる。
本発明の適用範囲は上記実施形態に限定されることはない。本発明は、流量計に限らず、超音波を用いて、隔壁を介して内容物についての検査を実行する場合に広く適用できる。例えば、タンク等の容器や配管内の内容物の有無や内容物の収容量、容器や配管内の内容物の種類や状態等を検査する場合についても、本発明を適用することができる。
本発明による超音波検査装置を機能的に示すブロック図。 超音波流量計の構成を示すブロック図。 超音波送受信器の取り付け方法を示す図。 解析部における解析手順を示すフローチャート。 受信信号の波形を示す図。 正規波と多重反射波の経路を示す図。
符号の説明
1A 送受信器(送信手段、受信手段、送受信手段)
1B 送受信器(送信手段、受信手段、送受信手段)
6 解析部(解析手段、隔壁厚さ算出手段)
7 制御部(コンピュータ)
31 判定部(判定手段)
101 送信手段
102 受信手段
103 解析手段
104 隔壁厚さ算出手段
105 判定手段
106 送受信手段

Claims (11)

  1. 隔壁の外部から前記隔壁内部の内容物に向けて超音波を送信する送信手段と、前記内容物を経由した超音波を前記隔壁の外部で受信する受信手段と、を備え、受信された超音波に基づいて前記内容物検査を実行する超音波検査装置において、
    前記受信手段により受信される正規波の伝播時間に基づいて前記内容物について解析を実行する解析手段と、
    前記受信手段により受信される正規波と、前記受信手段により受信される、前記隔壁での多重反射に基づく多重反射波との受信時刻差に基づいて前記隔壁の厚さを算出する隔壁厚さ算出手段と、
    を備えることを特徴とする超音波検査装置。
  2. 前記解析手段は、前記隔壁厚さ算出手段により算出される前記隔壁厚さを考慮して解析を実行することを特徴とする請求項1に記載の超音波検査装置。
  3. 前記解析手段は、前記解析として前記内容物の流量測定を実行することを特徴とする請求項1または2に記載の超音波検査装置。
  4. 前記内容物の上流側および下流側にそれぞれ取り付けられ、前記送信手段および前記受信手段として機能する一対の送受信手段を備え、
    前記一対の送受信手段間で双方向に超音波を送受信し、
    前記解析手段は、双方向での送受信によってそれぞれ得られる前記正規波の伝播時間に基づいて前記内容物の流量測定を実行することを特徴とする請求項3に記載の超音波検査装置。
  5. 前記隔壁厚さ算出手段により算出される前記隔壁厚さが所定の値になったことを判定する判定手段を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の超音波検査装置。
  6. 隔壁の外部から前記隔壁内部の内容物に向けて超音波を送信するステップと、前記内容物を経由した超音波を前記隔壁の外部で受信するステップと、を備え、受信された超音波に基づいて前記内容物検査を実行する超音波検査方法において、
    前記受信するステップにより受信される正規波の伝播時間に基づいて前記内容物について解析を実行するステップと、
    それぞれ受信される正規波、および前記隔壁での多重反射に基づく多重反射波との受信時刻差に基づいて前記隔壁の厚さを算出するステップと、
    を備えることを特徴とする超音波検査方法。
  7. 前記隔壁厚さ算出手段により算出される前記隔壁厚さを考慮して内容物について解析を実行するステップを備えることを特徴とする請求項1に記載の超音波検査装置。
  8. 前記解析するステップでは、前記解析として前記内容物の流量測定を実行することを特徴とする請求項6または7に記載の超音波検査方法。
  9. 隔壁の外部から前記隔壁内部の内容物に向けて超音波を送信するステップと、前記内容物を経由した超音波を前記隔壁の外部で受信するステップと、を備え、受信された超音波に基づいて前記内容物検査を実行する超音波検査方法を実行するためのプログラムにおいて、
    コンピュータに、
    前記受信するステップにより受信される正規波の伝播時間に基づいて前記内容物について解析を実行するステップと、
    それぞれ受信される正規波、および前記隔壁での多重反射に基づく多重反射波との受信時刻差に基づいて前記隔壁の厚さを算出するステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  10. コンピュータに、
    前記隔壁厚さ算出手段により算出される前記隔壁厚さを考慮して内容物について解析を実行するステップを実行させることを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
  11. 前記解析するステップでは、前記解析として前記内容物の流量測定を実行することを特徴とする請求項9または10に記載のプログラム。
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