JP2006304577A - 回転電機、回転電機の製造方法および回転電機の製造装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 信頼性および生産性が改善された回転電機を提供する。
【解決手段】 Y結線の巻線を施した回転電機は、複数のコイル巻線LLと、複数のコイル巻線LLとは線径の異なる中性線NCL1,NCL2と、複数のコイル巻線LLの各端部を中性線NCL1,NCL2に接続する圧着リングRG3とを含む。圧着リングRG3は、コイル巻線LLを格納する部分と中性線NCLを格納する部分とを仕切る隔壁を有する。圧着リングRG3は、コイル巻線LLを通す方向に垂直な断面において外周に不連続な部分である切目DCを有する。好ましくは、中性線NCL1,NCL2は、コイル巻線LLより線径が大きい。
【選択図】 図13
【解決手段】 Y結線の巻線を施した回転電機は、複数のコイル巻線LLと、複数のコイル巻線LLとは線径の異なる中性線NCL1,NCL2と、複数のコイル巻線LLの各端部を中性線NCL1,NCL2に接続する圧着リングRG3とを含む。圧着リングRG3は、コイル巻線LLを格納する部分と中性線NCLを格納する部分とを仕切る隔壁を有する。圧着リングRG3は、コイル巻線LLを通す方向に垂直な断面において外周に不連続な部分である切目DCを有する。好ましくは、中性線NCL1,NCL2は、コイル巻線LLより線径が大きい。
【選択図】 図13
Description
この発明は、回転電機、回転電機の製造方法および回転電機の製造装置に関し、より特定的には電機子巻線と中性線の接続に関する。
モータ等の回転電機には、回転磁界を発生させるための複数のコイルを備えた中空円筒状のステータと、そのステータの内周側に配置された回転磁界の作用によって回転トルクを発生するロータとで構成されているものがある。たとえば、このような回転電機は、近年注目を浴びている電気自動車やハイブリッド自動車および燃料電池自動車等に車両推進用の動力源として用いられる。
図27は、従来の3相モータのステータ巻線と中性線との接続構造を説明するための図である。
図27を参照して、ステータ102は、ステータコア103と、ステータコア103に巻回されたコイル集合体105とを含む。コイル集合体105からは3相コイルの巻線101が引出されており、その末端部101aが圧着リング101bに通され、圧着リング101bをかしめ加工することによって接続されている。この圧着リング101bで接続された部分が中性点となる。
図28は、図27における圧着リング101b部分を含む回転電機の断面を示した断面図である。
図28を参照して、ロータはシャフト108とロータコア106とを含む。ロータコア106は、たとえば積層された電磁鋼板によって形成される。ステータコア103はそのステータティース部分にコイルが巻回されておりコイル集合体105が形成されている。コイル集合体105から引出された各相コイルの巻線末端部が圧着リング101bで電気的に結合される。ロータコア106には、図示しない永久磁石が表面に貼り付けられるか、内部に埋め込まれている。
これに対し、特開平10−80085号公報(特許文献1)には、コイルの巻線末端同士をコイル巻線よりも断面積の大きい中性線で結合する中性点構造を有する回転電機が開示されている。
特開平10−80085号公報
特開2002−199644号公報
特開2003−189525号公報
図27に示した構造では、各相のコイル巻線の長さを調整してその末端部が圧着リング101bの位置に来るように調整しておかなければならない。このために巻線長さを予め変えておくのでは製造工程が煩雑になるし、また各コイル巻線の長さに余裕を設けておいて圧着リング101bを接続した後にはみ出した部分を切断するのでは巻線に無駄な部分が多くできてしまう。
これに対し、特開平10−80085号公報(特許文献1)に示されるように、中性線として各相巻線の2倍の線径を有する渡り線を設けて、この渡り線の複数箇所において巻線コイルの末端を接続する方法も考えられる。しかし、この方法では圧着リングを用いたときに渡り線とコイル巻線とを圧着リングで接続する際の生産性の向上に改善の余地がある。
3相交流モータの中性点接続箇所は1箇所以上あり、その各々は3相コイル端と場合によっては複数の中性点を結合する中性線をリング状の部材に通し、かしめにより圧着している。
ステータコイルは巻き作業性から、電流を流すのに必要な断面積を稼ぐため複数の細い線を束ねた構成とする場合がある。また図27で説明したように、中性点をかしめる圧着リング101bに通すコイル末端部や中性線は、本数が多くまたコイル端の変形などで整列しておらず、各々の線を円柱状のリングに通すのは容易ではなく生産性が悪い。
さらに3相コイル端と中性線の線径が異なる場合では、リング内でこれらの線が混在した状態でかしめを行なうと、細い線にストレスが集中し、かしめ時に断線に至るおそれがある。
また中性点間の配線を渡り線ではなく円環状等のバスバーとした場合には、モータの種類ごとに例えば直径の異なる専用部品とする必要があるため製造コストが高くなってしまう。
この発明の目的は、信頼性および生産性が改善された回転電機を提供することである。
この発明は、要約すると、Y結線の巻線を施した回転電機であって、複数の電機子巻線と、複数の電機子巻線とは線径の異なる中性線と、複数の電機子巻線と中性線とを接続する圧着部材とを備える。圧着部材は、電機子巻線を格納する部分と中性線を格納する部分とを仕切る隔壁を有する。
好ましくは、圧着部材は、電機子巻線を通す方向に垂直な断面において外周に不連続な部分を有する。
好ましくは、中性線は、電機子巻線より線径が大きい。
この発明の他の局面によると、回転電機であって、複数の電機子巻線と、複数の電機子巻線の各々の端部を電気的に接続する中性線と、複数の電機子巻線、または複数のグループに分割された複数の電機子巻線の各グループにそれぞれ対応して設けられ、対応する電機子巻線の端部を中性線に圧着する複数の圧着部材とを備える。圧着部材は、電機子巻線を通す方向に垂直な断面において外周に不連続な部分を有する。
好ましくは、中性線と複数の電機子巻線とは、異なる線径であり、圧着部材は、電機子巻線を格納する部分と中性線を格納する部分とを仕切る隔壁を有する。
好ましくは、複数の電機子巻線は、ステータのコアに巻回されるコイルである。
この発明のさらに他の局面によると、複数の電機子巻線と、複数の電機子巻線の各々の端部を電気的に接続する中性線と、複数の電機子巻線の端部を中性線に圧着する複数の圧着部材とを備える回転電機の製造方法であって、圧着部材は、外周の一部が不連続となる切目を有する筒型形状であり、圧着部材の切目を押し広げる工程と、押し広げた切目から筒型形状の圧着部材に電機子巻線または中性線を挿入する工程とを備える。
好ましくは、回転電機の製造方法は、押し広げた圧着部材の切目をもとに元に戻す工程と、圧着部材を塑性変形させることにより電機子巻線と中性線とを圧着させる工程とをさらに備える。
好ましくは、中性線の線径は、電機子巻線の線径より大きく、圧着部材は、中性線と電機子巻線とを仕切る隔壁を有する。回転電機の製造方法は、圧着部材に端部から中性線を予め通しておく工程をさらに備える。
この発明のさらに他の局面によると、複数の電機子巻線と、複数の電機子巻線の各々の端部を電気的に接続する中性線と、複数の電機子巻線の端部を中性線に圧着する複数の圧着部材とを備える回転電機の製造装置であって、圧着部材は、外周の一部が不連続となる切目を有する筒型形状であり、圧着部材の切目を押し広げる爪部と、押し広げた切目から筒型形状の圧着部材に電機子巻線または中性線を挿入するために電機子巻線または中性線を支持する支持部とを備える。
好ましくは、製造装置は、圧着部材を挟んで塑性変形させる挟持部をさらに備える。
本発明のある局面によれば、線径の小さい電機子巻線への応力集中を抑制することができるため、配線の断線を抑制することができる。また、本発明の他の局面によれば、圧着部材に導線を通すのではなく、リング外側から押し込むことによって導線を入れることができるので作業の自動化が可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳しく説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の形態に係る回転電機のステータ部分を概念的に示した図である。
図1は、本発明の実施の形態に係る回転電機のステータ部分を概念的に示した図である。
図1を参照して、ロータROTの周囲にはステータコイルUL,VLおよびWLが配置される。コイルUL,VL,WLの外周部分には中性線NCLが配置される。
コイルULの一方端は3相交流が印加される端子UTである。コイルULの他方端は中性線NCLと圧着リングRUによって圧着されている。コイルVLの一方端は3相交流が印加される端子VTである。コイルVLの他方端は中性線NCLと圧着リングRVによって圧着されている。コイルWLの一方端は3相交流が印加される端子WTである。コイルWLの他方端は圧着リングRWによって中性線NCLと圧着されている。
図2は、図1の各コイル端を圧着するための圧着リングRG1の形状を示した図である。
図3は、圧着リングRG1にコイル巻線および中性線を通した状態の図である。
図2、図3を参照して、回転電機は、複数のコイル巻線LLと、複数のコイル巻線LLの各々の端部を電気的に接続する中性線NCLと、複数のコイル巻線LL、または複数のグループに分割された複数のコイル巻線LLの各グループにそれぞれ対応して設けられ、対応するコイル巻線の端部を中性線NCLに圧着する複数の圧着リングRG1とを備える。圧着リングRG1は、コイル巻線LLを通す方向に垂直な断面において外周に不連続な部分である切目DCを有する。このような切目を有する圧着部材も本明細書においてはリングと表現している。
圧着リングRG1は、外周の一部に切目DCを有する筒型形状である。この切目部分の端部W1,W2はリングの円筒内部に向けて折り曲げられた形状を有している。圧着リングRG1のこの切目DCは、圧着後においては塑性変形によって接触しているが圧着リングRG1の外周部は不連続であり、溶接、ロウ付けのように接合されているものではない。
中性線NCLおよびコイル巻線LLは電流を流すのに必要な断面積を確保する必要があるが、ステータへの巻き作業性から必要な断面積を細い配線に分割して構成する場合がある。図3には中性線として6本の配線で分割した場合が示されており、コイル巻線として7本の配線で分割した構成が示されている。
図4は、ステータコイルの巻き方の一例を説明するための図である。
図5は、図1に示した各相コイルのより詳細な接続の一例を示した図である。
図4、図5は8極モータのステータの一例を示している。U相コイルは直列に接続されたコイルUL1〜UL8を含む。V相コイルは直列に接続されたVL1〜VL8を含む。W相コイルは直列に接続されたコイルWL1〜WL8を含む。
図4はコイルが巻かれたステータを回転軸の方向から見た状態をモデル的に示している。ステータコアにはスロットSL1〜SL48が設けられており、スロットSL1とスロットSL6を用いてコイルUL1が巻回されている。
コイルUL1に使用したスロットSL1,SL6に対して2ずつシフトしたスロットすなわちスロットSL3,SL8を用いてコイルVL1が巻回されている。さらにコイルVL1に使用したスロットに対して2ずつシフトしたスロットを用いてコイルWL1が巻回されている。このようにずれたスロットを用いてステータの全周にわたりコイルUL1〜UL8,VL1〜VL8,WL1〜WL8が各々巻回されている。
図6は、8極モータのU相コイルの第2の接続例である。
図7は、8極モータのU相コイルの第3の接続例である。
図6、図7においてV相およびW相のコイルについてもU相のコイルと同様な構成を有する。このためU相のコイルについてのみ説明する。
図6の例では、4つのコイルUL1〜UL4が直列接続され、コイルUL1側が端子UTに接続されており、コイルUL4側が中性線NCLに圧着リングRU2によって接続されている。さらに4つのコイルUL5〜UL8が直列に接続されており、コイルUL5側の端部は端子UTに接続されている。またコイルUL8側の端部は圧着リングRU4によって中性線NCLに接続されている。
図7では、2つのコイルUL1,UL2が直列に接続されコイルUL2の端部は圧着リングRU1によって中性線NCLに接続される。また2つのコイルUL3,UL4が直列に接続されコイルUL4の端部は圧着リングRU2によって中性線NCLに接続される。
さらに、図7では、コイルUL5,UL6が直列に接続されコイルUL6の端部は圧着リングRU3によって中性線NCLに接続される。また2つのコイルUL7,UL8が直列に接続されコイルUL8の端部は中性線NCLに圧着リングRU4によって接続される。
コイルUL1,UL3,UL5およびUL7の端部は端子UTに共通して接続される。図5の場合に比べて図6、図7に示した場合では、端子UTから複数の並列接続された経路によって電流を流すので1系列当たりに流れる電流を少なくすることができる。このためコイルの巻線の線径は細くてもよくなる。
図6、図7においては並列接続される1系列ごとに圧着リングを用いる例を示したが、複数系列をまとめて1つの圧着リングで中性線NCLに接続してもよく、さらにU相のみでなく他のV相やW相のコイル端をU相のコイル端とまとめて1つのリングでかしめて接続してもよい。
図8は、図7に示した構成に対応する圧着リングの配置を図4に追加した図である。
図8を参照して、直列接続されるコイルUL1,UL2に対しては圧着リングRU1によって中性線NCLへの接続が行なわれる。
また直列接続されるUL3,UL4に対しては圧着リングRU2によって中性線NCLへの接続が行なわれる。
直列接続されるコイルUL5,UL6に対しては圧着リングRU3によって中性線NCLへの接続が行なわれる。また直列接続されるコイルUL7,UL8に対しては圧着リングRU4によって中性線NCLへの接続が行なわれる。
図8では、さらに、直列接続されるコイルVL1,VL2に対しては圧着リングRV1によって中性線NCLへの接続が行なわれる。また直列接続されるVL3,VL4に対しては圧着リングRV2によって中性線NCLへの接続が行なわれる。
直列接続されるコイルVL5,VL6に対しては圧着リングRV3によって中性線NCLへの接続が行なわれる。また直列接続されるコイルVL7,VL8に対しては圧着リングRV4によって中性線NCLへの接続が行なわれる。
図8では、さらに、直列接続されるコイルWL1,WL2に対しては圧着リングRW1によって中性線NCLへの接続が行なわれる。また直列接続されるWL3,WL4に対しては圧着リングRW2によって中性線NCLへの接続が行なわれる。
直列接続されるコイルWL5,WL6に対しては圧着リングRW3によって中性線NCLへの接続が行なわれる。また直列接続されるコイルWL7,WL8に対しては圧着リングRW4によって中性線NCLへの接続が行なわれる。
このような構成とすることで、ステータコアから回転軸方向にはみ出しているコイルエンド部の外側に中性線NCLが配置されその中性線NCLへのコイルからの接続線も短く、かつ互いに重なり合うこともないため、図28に示したようなコイルエンド部の軸方向の高さLAを小さくすることができ、たとえば車載用に適するコンパクトな回転電機を実現することができる。
また図2、図3で示したように圧着リングの外周の一部に切目を有し、その切目からコイル端および中性線を嵌め込むことができるので、コイル端や中性線の本数が多いということや、また線の終端が変形していること等による作業性の悪化を回避することができる。なお、図2,図3では切目部分に折り返しが設けられる例を示したが、折り返しはとくに無くても良く、また切目部分は圧着後に当接している必要もなく、一方端が他方端の内側に入り込むような形で圧着されても良い。
また、図1、図5〜図7では、圧着リングはコイル巻線の端部に設けたが、巻線の端部でなくてもよく、たとえば各相の巻線をつなげてその中間部分を中性線と圧着しても良い。
[実施の形態2]
実施の形態1では中性線に対してコイル巻線の端部を接続するために圧着リングを用いる例を説明した。この場合中性線とコイル巻線の線径が異なる場合がある。
実施の形態1では中性線に対してコイル巻線の端部を接続するために圧着リングを用いる例を説明した。この場合中性線とコイル巻線の線径が異なる場合がある。
図9は、コイル巻線に対して中性線の線径が太い場合の例を説明するための図である。
図9を参照して、圧着リングRGにはコイル巻線LL1〜LL5と、中性線NCL1,NCL2とが通されている。コイル巻線LL1〜LL5は、必要な電流量を流すための断面積を実現し、かつステータコアに巻回する際の作業性を良くするため複数の細い線によってコイルが実現されている。
これに対し中性線NCL1,NCL2はコイル巻線ほどの曲げを必要としないのでコイル巻線より太い線を用いるほうが作業性が良くなる場合が考えられる。なお、逆にコイル巻線よりも中性線のほうを細い線径とする場合に作業性が良い場合も考えられる。
図9においては理解の容易のために線と線の間の隙間部分を強調して記載したが、実際には圧着リングは線を挿入後の隙間がより少ない状態になるようなものが選択される。
図10は、図9に示した圧着リングRGを潰して圧着した後の状態を示した図である。
コイル巻線と中性線の線径が異なる場合には、リング内でかしめると細い線のほうにストレスが集中する。図10においては、コイル巻線LL2,LL5などにストレスが集中し、かしめ時に断線に至る場合が考えられる。また断線に至らなくても通電によりストレスを受けた部分が発熱してしまうことが考えられる。
図11は、本発明の実施の形態2において用いられる圧着リングRG2の形状を示した図である。
図11を参照して、圧着リングRG2は中性線NCL1,NCL2とコイル巻線LL1〜LL5とを分離しておくための隔壁BHを有する。これにより線径の異なる巻線や中性線が混在する場合や形状の異なる線が混在する場合にも同種の線ごとに分けておくことができるので、かしめ後の特定の配線に対するストレスの集中を軽減することができる。
[実施の形態3]
実施の形態1では圧着リングの外周の一部に切目を有することにより配線を挿入することが容易になった。また実施の形態2においては隔壁を設けることによって、線径が異なる配線を混在してかしめる場合に応力の集中を軽減することができた。実施の形態3ではこれらの組合せによって両方の効果を奏することができる。
実施の形態1では圧着リングの外周の一部に切目を有することにより配線を挿入することが容易になった。また実施の形態2においては隔壁を設けることによって、線径が異なる配線を混在してかしめる場合に応力の集中を軽減することができた。実施の形態3ではこれらの組合せによって両方の効果を奏することができる。
図12は、実施の形態3において用いられる圧着リングRG3の形状を示した図である。
図13は、圧着リングRG3にコイル巻線と中性線とを通した状態の図である。
図12、図13を参照して、Y結線の巻線を施した回転電機は、複数のコイル巻線LLと、複数のコイル巻線LLとは線径の異なる中性線NCL1,NCL2と、複数のコイル巻線LLの各端部を中性線NCL1,NCL2に接続する圧着リングRG3とを備える。圧着リングRG3は、コイル巻線LLを格納する部分と中性線NCLを格納する部分とを仕切る隔壁を有する。圧着リングRG3は、コイル巻線LLを通す方向に垂直な断面において外周に不連続な部分である切目DCを有する。好ましくは、中性線NCL1,NCL2は、コイル巻線LLより線径が大きい。
圧着リングRG3は、円筒状の形状を有しており、その外周の一部に切目DCを有する。切目DCの端部は両方とも円筒の内側に向けて折り曲げられており、そのうち1つが配線を仕切るための隔壁BHとなっている。
このような形状とすることにより、切目部分を広げてコイル巻線LLをリングに挿入することが容易となる。またリングを潰してかしめた際に細いほうの配線に応力が集中するのを避けることができる。圧着リングRG3のこの切目DCは、圧着後においては塑性変形によって接触しているが圧着リングRG3の外周部は不連続であり、溶接やロウ付けのように接合されているものではない。
なお、隔壁BHは太いほうの配線が移動しない程度の隙間があいていてもよい。図13に示した場合には、中性線NCL1,NCL2については予め端部から圧着リングRG3を通しておき、細いほうの巻線LLを切目部を広げて挿入することになる。
図14は、実施の形態3の第1の変形例において用いられる圧着リングRG4の形状を示した図である。
図15は、圧着リングRG4に中性線およびコイル巻線を通した状態を示した図である。
図14、図15を参照して、圧着リングRG4は、中性線NCLがたとえば平角線のエナメル線である場合に好適に用いられる。圧着リングRG4の断面は略S字形になっており、予め中性線NCLを通しておき、そして適切な配置に圧着リングRG4を配置した後にコイル巻線LLの端部を挿入する。圧着リングRG4の場合においても中性線NCLとコイル巻線LLとを仕切る隔壁BHが設けられている。なお圧着リングRG4は、中性線NCL,コイル巻線LLをそれぞれ通す2つの空間の断面がともに四角である場合の例を示したものであるが、たとえば両空間を円形にしたり半円形にしたりしてもよい。
図16は、圧着リングRG4の配置の一例を示した図である。
図16に示すように、予め円環状または円弧状に成形した部材を中性線NCLとして、まずこのNCLのみに位置を移動しない程度に圧着リングRG4を塑性変形させてかしめておいてもよい。
図16のように形状が決定した中性線と圧着リングとを組合せた部材を用意しておけば、図8に示したような多数のコイルの巻線端部を中性線NCLに接続しなければならない場合には特に作業効率が向上する。
そして各コイル巻線端部を切目部分から挿入した後に図15の矢印に示すようにコイル巻線LLを格納した部分を潰して中性線NCLとコイル巻線LLとを圧着することができる。
[実施の形態4]
図17は、実施の形態4において用いられる圧着リングRG5の形状を示した図である。
図17は、実施の形態4において用いられる圧着リングRG5の形状を示した図である。
図18は、圧着リングRG5にコイル巻線端部あるいは中性線を通した状態を示した図である。
図17、図18を参照して、圧着リングRG5は、リング断面を長方形にし、これによりコイル巻線や中性線をフラットな形状にしておくことができる。すなわちX方向の寸法を小さくすることができる。そして、かしめ後の搭載スペースを最小化でき、回転電機を小型化することに役立つ。
図19は、実施の形態4の変形例で用いられる圧着リングRG6の形状を示した図である。
図20は、圧着リングRG6にコイル巻線端部あるいは中性線を通した状態を示した図である。
図19、図20に示した場合は、図18に示した場合よりもY方向の寸法を小さくしたい場合にかつ配線スペースが長方形である場合に有効である。
図21は、圧着リングの他の変形例を示した図である。
図21を参照して、中性線NCLには圧着部材である圧着リングRG7が接合や引っ掛けによって結合されている。たとえば接着剤のようなもので仮止めしておいてもよい。圧着リングRG7はコイル巻線の端部を収納する部分に蓋をする蓋RG7Aが設けられている。蓋RG7Aの端部は折り曲げられており、突起RG7Bが設けられている。また圧着リングRG7の蓋と組合わされる部分には突起RG7Bに沿う形状の突起RG7Cが設けられている。
圧着リングRG7はコイル端部の配線を収容する前の形状は図21で示すように蓋RG7Aが開いた状態であってもよい。コイル巻線端部を内部空間に収めた後にプレス等により蓋RG7Aを折り曲げてコイル巻線端部が脱落しないようにしておいてから、かしめ加工を行ない圧着してもよい。
また、かしめた後に抵抗溶接などの通電による加熱によって中性線NCLと圧着リングRG7とコイル端部配線とをエナメル外被を焼損させて電気的に接続してもよい。
[実施の形態5]
実施の形態5においては回転電機の製造方法について説明する。
実施の形態5においては回転電機の製造方法について説明する。
図22は実施の形態5に係る回転電機の製造方法の概略を説明するための図である。
図22を参照して、圧着リング2の切目部分を爪4,6によって押し広げ、広げた隙間からコイル巻線端部や中性線である配線7〜10を挿入する。このようにすることにより圧着リング2に配線7〜10を通す作業の自動組付けが可能となる。
図23は、実施の形態5に係る回転電機の製造方法の製造工程を示したフローチャートである。
図23を参照して、まずステップS1において圧着リングに爪4,6を挿入する。
図24は、圧着リングに爪を挿入した状態を示した図である。
図24において圧着リング20は支持部13の上に切目を上にして配置されている。たとえば中性線である線径の大きい配線11,12は予め圧着リング20に通されており、その状態において製造装置の爪4,6を圧着リング20の隙間部に挿入する。
再び図23を参照して、ステップS1が終了するとステップS2において製造装置の爪により圧着リングを開く。続いてステップS3においてコイル巻線の端部の線を圧着リングの内部に押し込む。
図25は、圧着リングを爪で開いた状態を示した図である。
図25を参照して、図24において挿入された製造装置の爪4,6が開かれ、たとえばコイル巻線の端部である配線21が挿入可能な状態となる。配線21は支持アーム30,31によって、広げられた切目の上に支持されている。
この状態において支持アーム30,31を下降させるかまたは支持アーム30,31を開いて配線21を落下させれば圧着リング20の内部に配線21が格納される。
なお、中性線の線径がさほど大きくなければ、圧着リング20に変えて図2,図3にしめした圧着リングを使用して中性線をコイル巻線と同様に切目部分から挿入しても良い。
再び図23を参照して、ステップS3の処理が終了するとステップS4において製造装置の爪を圧着リング20の切目から抜き、そしてステップS5において圧着リングを潰す。
図26は、圧着リングを潰す工程を説明するための図である。
圧着リング20をプレス押し型41,42で両側から押し潰すことにより圧着リング20は塑性変形して配線11,12および21が抜けない状態となりかつ電気的に接続される。なおこの塑性変形後の圧着リング20は、コイル巻線を通す方向の断面にはコイル格納部分から外側に向かう切目が入っている。圧着リング20のこの切目は塑性変形によって接触しているが外周部は不連続であり、接合されているものではない。
実施の形態5において説明した回転電機の製造方法は、複数のコイル巻線21と、複数のコイル巻線21の各々の端部を電気的に接続する中性線11,12と、複数のコイル巻線21の端部を中性線11,12に圧着する圧着リング20とを備える回転電機の製造方法である。圧着リング20は、外周の一部が不連続となる切目DCを有する筒型形状である。
回転電機の製造方法は、圧着リングの切目を押し広げる工程(S2)と、押し広げた切目から筒型形状の圧着リング20にコイル巻線または中性線を挿入する工程(S3)とを含む。
回転電機の製造方法は、押し広げた圧着リングの切目をもとに元に戻す工程(S4)と、圧着リングを塑性変形させることによりコイル巻線と中性線とを圧着させる工程(S5)とをさらに含む。
実施の形態5において説明した回転電機の製造装置は、複数のコイル巻線21と、複数のコイル巻線21の各々の端部を電気的に接続する中性線11,12と、複数のコイル巻線21の端部を中性線11,12に圧着する圧着リング20とを備える回転電機を製造するものである。
製造装置は、圧着リング20の切目を押し広げる爪4,6と、押し広げた切目から筒型形状の圧着リング20にコイル巻線または中性線を挿入するためにコイル巻線または中性線を支持する支持アーム30,31とを含む。
好ましくは、製造装置は、圧着リング20を挟んで塑性変形させる挟持部である型41,42をさらに含む。
このような切目の入った圧着リングを採用し、このような手順でコイル巻線をリング内部に挿入することでコイル巻線を中性線に接続する工程を自動化することが可能となる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
7〜10 配線、2,20,RG,RG1〜RG7,RU,RU1〜RU4,RV,RV1〜RV4,RW,RW1〜RW4 圧着リング、4,6 爪、11,12,NCL,NCL1,NCL2 中性線、13 支持部、21,LL,LL1〜LL5 コイル巻線、30,31 支持アーム、41,42 型、BH 隔壁、DC 切目、RG7A 蓋、RG7,RG7C 突起、ROT ロータ、SL1〜SL48 スロット、UL,VL,WL,UL1-UL8,VL1-VL8,WL1-WL8 コイル、UT,VT,WT 端子、W1,W2 端部。
Claims (11)
- Y結線の巻線を施した回転電機であって、
複数の電機子巻線と、
前記複数の電機子巻線とは線径の異なる中性線と、
前記複数の電機子巻線と前記中性線とを接続する圧着部材とを備え、
前記圧着部材は、
前記電機子巻線を格納する部分と前記中性線を格納する部分とを仕切る隔壁を有する、回転電機。 - 前記圧着部材は、前記電機子巻線を通す方向に垂直な断面において外周に不連続な部分を有する、請求項1に記載の回転電機。
- 前記中性線は、前記電機子巻線より線径が大きい、請求項1に記載の回転電機。
- 複数の電機子巻線と、
前記複数の電機子巻線の各々の端部を電気的に接続する中性線と、
前記複数の電機子巻線、または複数のグループに分割された前記複数の電機子巻線の各グループにそれぞれ対応して設けられ、対応する電機子巻線の端部を前記中性線に圧着する複数の圧着部材とを備え、
前記圧着部材は、前記電機子巻線を通す方向に垂直な断面において外周に不連続な部分を有する、回転電機。 - 前記中性線と前記複数の電機子巻線とは、異なる線径であり、
前記圧着部材は、前記電機子巻線を格納する部分と前記中性線を格納する部分とを仕切る隔壁を有する、請求項4に記載の回転電機。 - 前記複数の電機子巻線は、ステータのコアに巻回されるコイルである、請求項4に記載の回転電機。
- 複数の電機子巻線と、前記複数の電機子巻線の各々の端部を電気的に接続する中性線と、前記複数の電機子巻線の端部を前記中性線に圧着する複数の圧着部材とを備える回転電機の製造方法であって、
前記圧着部材は、外周の一部が不連続となる切目を有する筒型形状であり、
前記圧着部材の前記切目を押し広げる工程と、
押し広げた前記切目から前記筒型形状の前記圧着部材に前記電機子巻線または前記中性線を挿入する工程とを備える、回転電機の製造方法。 - 押し広げた前記圧着部材の切目をもとに元に戻す工程と、
前記圧着部材を塑性変形させることにより前記電機子巻線と前記中性線とを圧着させる工程とをさらに備える、請求項7に記載の回転電機の製造方法。 - 前記中性線の線径は、前記電機子巻線の線径より大きく、
前記圧着部材は、前記中性線と前記電機子巻線とを仕切る隔壁を有し、
前記圧着部材に端部から前記中性線を予め通しておく工程をさらに備える、請求項7に記載の回転電機の製造方法。 - 複数の電機子巻線と、前記複数の電機子巻線の各々の端部を電気的に接続する中性線と、前記複数の電機子巻線の端部を前記中性線に圧着する複数の圧着部材とを備える回転電機の製造装置であって、
前記圧着部材は、外周の一部が不連続となる切目を有する筒型形状であり、
前記圧着部材の切目を押し広げる爪部と、
押し広げた前記切目から前記筒型形状の前記圧着部材に前記電機子巻線または前記中性線を挿入するために前記電機子巻線または前記中性線を支持する支持部とを備える、回転電機の製造装置。 - 前記圧着部材を挟んで塑性変形させる挟持部をさらに備える、請求項9に記載の回転電機の製造装置。
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JP2005126762A JP2006304577A (ja) | 2005-04-25 | 2005-04-25 | 回転電機、回転電機の製造方法および回転電機の製造装置 |
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-
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- 2005-04-25 JP JP2005126762A patent/JP2006304577A/ja not_active Withdrawn
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