JP2006304241A - データ送受信装置およびこれを用いた帯域保証型ネットワークの構築方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】テレビ電話、IP電話など、通信の遅延や瞬断、停止等が許されない通信サービスで、一定の通信速度を保証するQoS(Quality of Service)を向上させることができるデータ送受信装置を提供する。
【解決手段】優先パケットデータの存在で非優先パケットデータの送出を優先順位情報に基づいて待機させ、かつ外部のネットワーク回線に接続されるアップリンクポートに各パケットを送出する際に、当該各パケットデータの優先順位情報を除去してから送出するように構成したデータ送受信装置1において、各パケットデータの送出周波数レートを設定する送信速度制御部9を具備し、非優先パケットデータの送出に先んじて優先パケットデータを経時的に連続して送出する際に、当該優先パケットデータのデータ長に応じて、上記送信速度制御部9の設定変更を可能とした。
【選択図】 図2
【解決手段】優先パケットデータの存在で非優先パケットデータの送出を優先順位情報に基づいて待機させ、かつ外部のネットワーク回線に接続されるアップリンクポートに各パケットを送出する際に、当該各パケットデータの優先順位情報を除去してから送出するように構成したデータ送受信装置1において、各パケットデータの送出周波数レートを設定する送信速度制御部9を具備し、非優先パケットデータの送出に先んじて優先パケットデータを経時的に連続して送出する際に、当該優先パケットデータのデータ長に応じて、上記送信速度制御部9の設定変更を可能とした。
【選択図】 図2
Description
本発明は、ネットワーク回線に接続するデータ送受信装置に係り、詳しくは、ネットワーク上の回線通信速度が段階的に異なる場合や、同一通信速度で複数のIPアドレスをもった機器により同時に異なるバイト数のパケットデータが集中するルータ、ADSLモデム、スイッチ等のデータ送受信において、常に優先ポートのパケットデータを効率よく送信制御し、音声や動画のリアルタイム配信(ラジオ・テレビ型のサービス)やテレビ電話、IP電話など、通信の遅延や瞬断、停止等が許されない通信サービスで、一定の通信速度(通信帯域)を保証する、いわゆるQoS(Quality of Service)を向上させることができるデータ送受信装置およびこれを用いた帯域保証型ネットワークの構築方法に関するものである。
従来、インターネットによる通信環境は、その飛躍的な普及により広く知られてきているが、現状のインターネット回線は、企業の基幹回線や、常に一定の帯域を確保する必要がある動画配信などの専用用途に利用されるギャランティ型(品質保証型)のネットワークと異なり、低コストでサービスが運用されるベストエフォート型のネットワークシステムであるため、例えば、WAN(Wide Area Network)環境としてのインターネット回線の契約が、50Mbpsあるいは100Mbpsの通信速度条件であったとしても、必ずしも100%保証されている訳ではなく、実際には、1Mbps〜10Mbps程度の通信速度(通信帯域)であることが多い。
また、家庭やオフィスなどのLAN(Local Area Network)環境では、10BASE−Tや100BASE−TXなどの通信規格に基づき、10Mbps〜1Gbpsの通信速度を確保したネットワーク環境が構築されている。
そして近年では、従来から広く利用されていた一般公衆回線の固定電話に代えて、上記のWAN環境およびLAN環境を相互接続し、音声による双方向のリアルタイム通信を行うIP電話や、これに映像を加えたテレビ電話、テレビ会議システムが注目を集めており、安価な通信費用でリアルタイムの双方向通信ができることと相まって普及の兆しが見え始めている。
しかし、現実には上述のように通信速度の比較的遅いインターネット回線のWAN環境と通信速度の速いLAN環境を、図11(a)(b)に示すように相互接続すると、LAN環境から送出されるデータ、すなわち、同一のLAN環境で利用するパソコンのメールや画像データなどのパケットデータと、IP電話やテレビ会議システムなどのパケットデータが混在することになる。そして、これらのパケットデータが送出されると、通信速度の遅いWAN環境への接続位置に配置されたADSLモデムやルータに大量のパケットデータが集中(Congestion:輻輳)してデータの流れが極端に低下し、パケットデータの欠落を誘発することになり、特に、双方向でのリアルタイム性を必須とするIP電話やテレビ会議システムなどにおいて、音声会話の遅延やゆらぎ、あるいは映像の瞬断等を誘発してしまい、双方向リアルタイム通信の高い有用性は認識されてはいるものの、安定した実用性を確保するまでには至っていないのが現状であった。
そこで最近では、例えば図12(a)に示すように、LAN環境内のパケットデータのうち、ADSLモデムを介してインターネット等のWAN環境側に送信すべきパケットデータを抽出し、ADSLモデムに供給する一方、電話機から受信した音声信号および制御信号を、専用のVoIP(Voice Over IP)アダプタによりIPパケットデータに変換し、当該IPパケットデータをLAN環境を介して送信するように構成して双方向リアルタイム通信の安定性を改善する提案がなされている(受信は上記動作の逆順で行われる)。
上記の構成では、一般にLAN環境内の複数のローカルアドレスとWAN環境側における一のグローバルアドレスとを対応付けるため、IPマスカレードと称する技術が多用されており、このIPマスカレードを行うと、通常はLAN環境内におけるポート番号とは異なるポート番号がWAN環境側にて使用されることになるが、VoIPは使用すべきポート番号が予め規定されているため、VoIPに係るパケットデータはポート番号を変更しないようにルータを設定しなければならず、元々VoIPアダプタおよび電話機が無かったLAN環境に、新たにVoIPアダプタ等を追加することは、ユーザにとってきわめて煩雑であり、IPプロトコルに関して知識が無いユーザにおいては設定を行うことすら困難であった。
一方、図12(b)に示すように、ADSLモデムとルータの間、またはADSLモデムとパーソナルコンピュータとの間に、原則的に供給されたパケットデータをそのまま通過させるネットワークアプリケーションアダプタ(以下、単にアダプタという)を介挿することにより、上記ADSLモデムを介して受信されたVoIP用のパケットデータを当該アダプタ内で分岐してデコードし、電話機に対して音声信号または制御信号を供給すると共に、電話機から発信された音声信号または制御信号に基づいて、ルータあるいはパーソナルコンピュータのMACアドレスを送信元MACアドレスとするVoIP用のパケットデータを上記アダプタ内でエンコードし、ADSLモデムを介して伝送するようにした構成も提案されている。
特開2004−40348
上記提案の構成では、既存のLAN設備等にVoIPの新たなアプリケーションを追加しようとする場合に、ルータ、パーソナルコンピュータの煩わしい設定を簡略化できるものの、VoIP用のパケットデータのエンコード、デコード処理をアダプタ内で常に行わなければならないため、音声信号としてのリアルタイム性が損なわれてしまい、依然として音声会話の遅延やゆらぎ、あるいは映像の瞬断等を誘発しやすい、という改善の余地を残すものであった。
ここで、上述した各提案のVoIPアダプタ、ネットワークアプリケーションアダプタは、IEEEが仕様を定めているOSI参照モデルのネットワーク層(L3:レイヤー3)において使用されることを前提とした技術であり、従来のメール、FTP等のデータ中心のネットワークから、リアルタイム性のデータを中心とするネットワークへの移行が近い将来に渡って予想され、また、従来のインターネットプロトコルIPv4に代わり、インターネットアドレス管理空間の増大、セキュリティ機能の追加、優先度に応じたデータの送信などの改良を施した次世代インターネットプロトコルIPv6が注目を集めている現在、前述のOSI参照モデルで示されるデータリンク層(L2:レイヤー2)におけるデータ送受信の優位性、即ち、QoSに基づく確実な通信速度(通信帯域)を確保しつつ、取り扱いが容易で実稼働環境に即したQoS機能を十分に発揮することができるデータ送受信装置の出現が、ネットワーク機器業界およびその需要者から熱望されていた。
本発明は、上記のような実状に鑑み「データリンク層におけるQoSの確保」に着目し、これに特化したデータ送受信装置の製品化を目指す研究、開発の過程で創案されたものであって、その意図するところは、リアルタイム性を必須とするIP電話やテレビ会議システムなどのパケットデータを扱う優先ポートと、その他のパケットデータを扱う複数の非優先ポートを、予めそれぞれ独立して設けることにより、優先ポートからのパケットデータ(VoIP用のパケットデータ)を、図11(c)に示すように、本発明のデータ送受信装置を介装して予め帯域保証(図示では2Mbps)を行うことにより、常に待機時間を要することなく優先的にスムーズに送信することができ、通信システムの送信側におけるパケットデータの処理遅延、欠落等を防ぎ、送信処理スループットを向上させて応答を速くすることができると共に、装置本体の外面に設けたDIPスイッチの選択切替操作により、VoIP用のパケットデータおよび通常のパケットデータに対する送出周波数レートを簡単に切り替えることができ、実際のネットワーク回線の実稼働状況に応じたパケットデータの最適な送信速度を容易に設定し得て、音声会話の遅延やゆらぎ、あるいは映像の瞬断のない双方向リアルタイム通信の安定かつ快適な高い実用性を、ネットワークの実稼働環境に付与することができるデータ送受信装置を提供しようとするものである。
課題を解決するため本発明が採用した第1の技術手段は、優先順位情報を付加した優先パケットデータと非優先パケットデータを外部のネットワーク回線に送出するに、優先パケットデータの存在で非優先パケットデータの送出を優先順位情報に基づいて待機させ、かつ外部のネットワーク回線に接続されるアップリンクポートに各パケットを送出する際に、当該各パケットデータの優先順位情報を除去してから送出するように構成したデータ送受信装置において、上記各パケットデータの送出周波数レートを設定する送信速度制御部を具備し、非優先パケットデータの送出に先んじて優先パケットデータを経時的に連続して送出する際に、当該優先パケットデータのデータ長に応じて、上記送信速度制御部の設定変更を可能としたことを特徴とするものである。
本発明が採用した第2の技術手段は、上記優先パケットデータを入出力する優先ポートは、非優先パケットデータを入出力する非優先ポートとは別に、予め独立して設けられていることを特徴とするものである。
本発明が採用した第3の技術手段は、上記送信速度制御部における送出周波数レートの設定変更は、装置筐体の外面に設けた設定変更部の切替選択操作で行われることを特徴とするものである。
本発明が採用した第4の技術手段は、上記優先パケットデータおよび非優先パケットデータは、OSI参照モデルで定められているデータリンク層で流通されることを特徴とするものである。
本発明が採用した第5の技術手段は、優先パケットデータを流通するLAN環境と非優先パケットデータを流通するLAN環境を、データ送受信装置に設けた個別のデータポートにそれぞれ接続してWAN環境への接続拠点を構成し、かつ複数の異なる遠隔地に上記接続拠点をそれぞれ設置して、WAN環境を介した相互接続環境を構築するに、
まず、上記各接続拠点が、実際の接続時に相互に経由するWAN回線経路の最大実効送信速度を測定し、
次いで、上記最大実効送信速度の測定値に基づき、WAN環境または擬似的な仮想WAN環境に接続した状態で、各接続拠点にそれぞれ設置したデータ送受信装置間の同期を取りながら、当該各データ送受信装置の送信速度制御部において、送出周波数レートの最適化のための変更を行い、
然る後に、送出周波数レートを適値に設定してからWAN環境を介した相互接続環境に移行する
ようにしたことを特徴とするものである。
まず、上記各接続拠点が、実際の接続時に相互に経由するWAN回線経路の最大実効送信速度を測定し、
次いで、上記最大実効送信速度の測定値に基づき、WAN環境または擬似的な仮想WAN環境に接続した状態で、各接続拠点にそれぞれ設置したデータ送受信装置間の同期を取りながら、当該各データ送受信装置の送信速度制御部において、送出周波数レートの最適化のための変更を行い、
然る後に、送出周波数レートを適値に設定してからWAN環境を介した相互接続環境に移行する
ようにしたことを特徴とするものである。
したがって本発明によれば、優先パケットデータが存在する場合には、常に非優先パケットデータが送出待機状態となり、当該優先パケットデータを経時的に連続して送出するので、送信処理の向上を図りつつ、音声会話の遅延やゆらぎ、あるいは映像の瞬断、遮断等を最小限に抑えて、快適でスムーズなインターネット経由の双方向リアルタイム通信環境を構築することができる。
また、専用の優先ポートとしてVoIP用パケットデータのデータポートが予め設けられているので、システムアップの際に明示的に接続状態を確認することができ、誤接続を一掃して全体構成の把握を正確かつ容易に行うことができる。更に、パケットデータの送出周波数レートは、装置筐体の外面に設けた設定変更部の切替選択操作で簡単に変更することができるので、実際のネットワーク回線の実稼働状況に応じたパケットデータの最適な送信速度を容易に設定することが可能となる。
一方、優先パケットデータを流通するLAN環境と非優先パケットデータを流通するLAN環境を、データ送受信装置の優先ポートおよび非優先ポートにそれぞれ接続して複数の接続拠点を構成し、これらをWAN環境を介して相互に接続する場合には、当該WAN環境の実環境あるいは同等の環境を擬似的に構成した仮想WAN環境において、各接続拠点に配置したデータ送受信装置間の同期を取りながら、送出周波数レートが最適値になるようにそれぞれの送信速度制御部における設定変更部の切替選択操作で設定変更を行うのみで、例えば、接続拠点が実際には遠隔地であったとしても、実際のWAN環境あるいは同等の環境を擬似的に構成した仮想WAN環境を試験環境として、最終的な実稼働状態に即した適切な試験データおよび確認データを容易に得ることができ、帯域保証型ネットワークの実稼働環境へスムーズに移行することができる。
優先ポートと非優先ポートとを予め独立してそれぞれ設け、装置筐体の外面に設けた設定変更部の切替選択操作で設定される送出速度でパケットデータの送出を行うように構成する。
本発明の構成を、添付図面に示した一実施例に基づいて説明する。
図1において、1はデータ送受信装置であり、該データ送受信装置1の背面1aには、メール、FTP、画像データ等を扱う非優先ポートとしてのデータポートA〜データポートC、および音声、動画等のリアルタイム性を必須とするデータを扱う優先ポートとしてのデータポートVoIP(以下、VoIPポートという)と、外部のネットワーク回線に接続されるアップリンクポートを備えると共に、設定変更部としてのDIPスイッチ2が、上記VoIPポートに隣接して設けられており、該スイッチ2の選択切替操作により、後述するパケットデータの送出周波数レートを、64Kbps〜100Mbpsの範囲内で変更するように構成されている。また、上記データ送受信装置1の前面1bには、各ポートA、B、CおよびVoIPポートの状態表示を行う発光LED群3が備えられている。なお、上記設定変更部としてDIPスイッチ2を本実施例では採用したが、これに限定されるものではなく、ロータリエンコーダ、スライドボリューム等のその他の切替用デバイスを採用することも可能である。4は電源コネクタ、5は上記DIPスイッチ2で設定変更を行う際に、設定内容を工場出荷状態に一旦戻すためのリセットスイッチである。
図1において、1はデータ送受信装置であり、該データ送受信装置1の背面1aには、メール、FTP、画像データ等を扱う非優先ポートとしてのデータポートA〜データポートC、および音声、動画等のリアルタイム性を必須とするデータを扱う優先ポートとしてのデータポートVoIP(以下、VoIPポートという)と、外部のネットワーク回線に接続されるアップリンクポートを備えると共に、設定変更部としてのDIPスイッチ2が、上記VoIPポートに隣接して設けられており、該スイッチ2の選択切替操作により、後述するパケットデータの送出周波数レートを、64Kbps〜100Mbpsの範囲内で変更するように構成されている。また、上記データ送受信装置1の前面1bには、各ポートA、B、CおよびVoIPポートの状態表示を行う発光LED群3が備えられている。なお、上記設定変更部としてDIPスイッチ2を本実施例では採用したが、これに限定されるものではなく、ロータリエンコーダ、スライドボリューム等のその他の切替用デバイスを採用することも可能である。4は電源コネクタ、5は上記DIPスイッチ2で設定変更を行う際に、設定内容を工場出荷状態に一旦戻すためのリセットスイッチである。
図2はデータ送受信装置1の内部構成ブロック図であって、同図(a)において、SC1は第1の切替制御部、6はQoS制御部7、CPU、DRAMおよびFlashメモリを一体のパッケージに収めた統合型SoC(System On Chip)、SC2は第2の切替制御部であって、第1の切替制御部SC1は、各ポートA、B、CおよびVoIPポートに接続され、第2の切替制御部SC2は後続の図示しないネットワーク機器に接続されるアップリンクポートに接続されていると共に、統合型SoC6のCPUには前記DIPスイッチ2が接続されている。
また、上記統合型SoC6を構成するQoS制御部7は、図2(b)に示すように、第1の切替制御部SC1から送出された優先パケットデータと非優先パケットデータに分類する仕分け制御部PC1と、各パケットデータを待機保持するPDB1と、仕分けされた上記優先パケットデータの有無検出に連繋して、非優先パケットデータの送出待機を制御するキューイング部およびパケットスケジューラ部を内蔵した送信制御部8と、該送信制御部8から出力された各パケットデータの送出周波数レートを設定する送信速度制御部9で構成され、更に、第2の切替制御部SC2で受信した各パケットデータをそのままスルーする制御部PC2、および各パケットデータを待機保持して優先、非優先の区別なしに第1の切替制御部SC1に送出するPDB2を有してQoS制御部7が構成されている。
次に、各構成部の機能について詳細に説明する。
図3(a)において、第1の切替制御部SC1は、各ポートA、B、CおよびVoIPポートから送出されたパケットデータ(IEEE802.1)にそれぞれ識別タグを付加することを主な機能としている。すなわち、具体的には同図(b)に示すように、送信元MACアドレスおよび宛先MACアドレスをヘッダとして指定したIEEE802.1規格の標準フレーム構成のパケットデータ内容に対して、タグプロトコル識別子TPID(Tag Protocol Identifier)と、Priority(優先度)、CFI(Cannonical Format Indicator)、VID(VLAN Identifier)で構成されるタグ制御識別子TCI(Tag Contoroll Identifier)をIEEE802.1q規格に則って付加し、後段の統合型So C6に識別タグ付きのパケットデータとして送出する。この時、VoIPポートからのパケットデータには最優先順位の識別タグが付加され(図示では例として白抜きに黒数字の部分)、各パケットデータは、識別タグの付加によって、標準フレーム構成の最大転送可能サイズ(MTU:1518bytes)に対し、最大パケットデータ長が1522bytesとなっている。
図3(a)において、第1の切替制御部SC1は、各ポートA、B、CおよびVoIPポートから送出されたパケットデータ(IEEE802.1)にそれぞれ識別タグを付加することを主な機能としている。すなわち、具体的には同図(b)に示すように、送信元MACアドレスおよび宛先MACアドレスをヘッダとして指定したIEEE802.1規格の標準フレーム構成のパケットデータ内容に対して、タグプロトコル識別子TPID(Tag Protocol Identifier)と、Priority(優先度)、CFI(Cannonical Format Indicator)、VID(VLAN Identifier)で構成されるタグ制御識別子TCI(Tag Contoroll Identifier)をIEEE802.1q規格に則って付加し、後段の統合型So C6に識別タグ付きのパケットデータとして送出する。この時、VoIPポートからのパケットデータには最優先順位の識別タグが付加され(図示では例として白抜きに黒数字の部分)、各パケットデータは、識別タグの付加によって、標準フレーム構成の最大転送可能サイズ(MTU:1518bytes)に対し、最大パケットデータ長が1522bytesとなっている。
そして、上記第1の切替制御部SC1から送出された識別タグ付きの各パケットデータは、統合型SoC6のQoS制御部7において、図3(c)に示すように、まず、仕分け制御部PC1で識別タグの内容に応じて優先パケットデータと非優先パケットデータに分類された後に、送信制御部8のキューイング部およびパケットスケジューラ部を介して、VoIPポートからのパケットデータは最優先で送出制御されると共に、その他のポートA、B、Cからのパケットデータは、上記VoIPポートからのパケットデータが存在する時は送出待機状態に制御されており、優先パケットデータの経時的な無信号状態が、送信制御部8内で規定された期間以上に継続された場合に、非優先パケットデータが送出されるように制御される。なお、ポートA、B、Cからのパケットデータで欠落が発生した場合に、当該パケットデータ(図示の例ではData C)はPDB1からの再送制御に帰される。
したがって、各パケットデータが各ポートA、B、CおよびVoIPポートにそれぞれ到達した時系列の時間差とは関係なく、VoIPポートからのパケットデータが、優先パケットデータとして非優先パケットデータの送出に先んじて経時的に連続して送信制御部8から次段の送信速度制御部9に送出されることになる。
上記送信速度制御部9では、図4に示すように、上記送信制御部8から出力された各パケットデータを所定の送出周波数レートで送出するように構成されており、その設定変更は、統合型QoS6のCPUおよびデータ送受信装置1本体の外面に設けたDIPスイッチ2を介して行われる。すなわち、送信速度制御部9は、DIPスイッチ2の8連をなすON/OFFスイッチ群を適宜に選択切替操作することにより、64Kbps〜100Mbpsの範囲内で各パケットデータの送出周波数レート(送信速度)を変更可能に構成されており、その動作を図5(a)〜(c)に基づいて説明すると、上記DIPスイッチ2の設定情報は、送出するパケットデータ(図示で白抜き矢印で示す)スイッチング駆動部9aを制御するタイムレシオコントローラ9bにおいて、パケットデータ(図示で白抜き矢印で示す)に対するオンタイム(開時間)とオフタイム(閉時間)の1サイクルにおけるデューティ比として関連付けられ、比較的大きなデータ長を有するVoIPポートからのパケットデータ毎の通過に要する時間と略等しいか、あるいはこれよりも長いオンタイムを設定することが重要になる。即ち、入力制御部9cからのパケット単位毎に、そのデータの全てが通過してからオフタイムに切り替わるようにスイッチング駆動部9aを制御し、その後に出力制御部9dにおいて送信速度の最適化を図ることで、後段のアップリンクポートからのパケットデータのスムーズな連続送出を確保することができるように構成されている。なお、上記図4および図5では、1つのDIPスイッチ2による64Kbps〜100Mbpsの範囲内での設定変更を示したが、1Gbpsまでの変更範囲を必要とする場合は、CPUを介した送信速度制御部9に対してDIPスイッチ2を複数個接続する、あるいは当該範囲の変更を可能とする他の切替デバイスに置き換えれば良い。
そして、後述する装置本体の試験環境あるいは実環境においては、例えば、送信速度が低いWAN環境に接続する場合は、その送信速度に合致させてパケットデータの連続送出に要する送信速度も低く設定することがスムーズなパケットデータの流通を促すことになるため、その設定変更の容易性が重要となるが、本発明ではDIPスイッチ2の設定変更のみで柔軟に対応することができ、アップリングポートへの送出タイミングを64Kビット毎に微調整しながら、きめ細かな設定変更を繰り返し行うことにより、WAN環境を挟んだ当該データ送受信装置1、1間での双方通信システムにおける実際の通信状態に応じた最適な装置設定を現場において容易に行うことができる。なお、上記送信速度制御部9は、図5の構成に代えて、図6のような構成としても良く、この構成では入力制御部9cに入力されたパケットデータのデータ長をデータ長検出部9eで逐次検出し、その検出情報に基づくCPUからの設定情報により送出周波数レートを自動変更するようにしたものである。
上記のように送信速度制御部9を介して所定の送出周波数レート(送信速度)に設定された各パケットデータは、図7に示すように、第2の切替制御部SC2を介して後段の図示しないネットワーク機器を接続したアップリンクポートに送出されるが、ここで、前記第1の切替制御部SC1で付加された識別タグは、第2の切替制御部SC2において取り除かれる。
ここで、上記識別タグを除去する理由について説明すれば、前述のIEEE802.1規格の標準フレーム構成では、最大転送可能データ長が1518bytesであるのに対し、識別タグ付きのパケットデータの最大パケットデータ長がこれを超える1522bytesのままであると、IEEE802.1q規格に関連するIEEE802.3規格をサポートしていないネットワークデバイスが、データ送受信装置1の接続されるWAN環境の経路中に存在した場合、当該データ送受信装置1から送出されたパケットデータがこれらのネットワークデバイスに到達した時点で破棄されてしまうため、第2の切替制御部SC2において識別タグを取り除いて、従来の最大転送可能サイズ内にパケットデータ長を収めるようにしたものである。なお、この最大転送可能データ長を超えるフレームサイズ(通称、Baby Giant)の問題は、現在ではIEEE802.3acの中で最大転送可能サイズの拡張として既に定義されている。
一方、上述のようにWAN環境に送出された各パケットデータを、当該WAN環境の経路を経てデータ送受信装置1で受信する場合に、図8(a)〜(c)に示すように、アップリンクポートで受信された各パケットデータは、第2の切替制御部SC2、制御部PC2およびPDB2を介して第1の切替制御部SC1に送出される。この時、各部を流通するパケットデータは、何らの加工処理および制御処理を受けることなく第1の切替制御部SC1に送出されるが、送信側のデータ送受信装置1のVoIPポートから入力された音声、動画等のリアルタイム性を必須とするパケットデータ(優先パケットデータ)は、同データ送受信装置1の送信制御部8および送信速度制御部9において、既に連続したパケットデータとして再構成されているため、受信側のデータ送受信装置1のVoIPポートから出力された上記パケットデータは、音声会話の遅延やゆらぎ、あるいは映像の瞬断のない安定した双方向リアルタイム通信データとして再現されることになる。
次に、本発明のデータ送受信装置を用いたネットワークの構築方法について説明する。
図9は、WAN環境への実際の接続を行う事前段階で、アップリンクポート間をクロスケーブル10で接続した2台のデータ送受信装置1、1のVoIPポートおよびデータポートA、B、Cに、優先パケットデータ(VoIP)を流通するLAN環境と非優先パケットデータを流通するLAN環境を、それぞれ接続してWAN環境への接続拠点11、12を構成し、実際にWAN環境への接続を行う事前段階での静的な試験環境を構築したものである。
図9は、WAN環境への実際の接続を行う事前段階で、アップリンクポート間をクロスケーブル10で接続した2台のデータ送受信装置1、1のVoIPポートおよびデータポートA、B、Cに、優先パケットデータ(VoIP)を流通するLAN環境と非優先パケットデータを流通するLAN環境を、それぞれ接続してWAN環境への接続拠点11、12を構成し、実際にWAN環境への接続を行う事前段階での静的な試験環境を構築したものである。
上記試験環境では、VoIPネットワークおよびデータネットワークの大小規模を種々設定し、
(1)パケット発生特性
電話の会話に近い有音・無音の比率で再現性のある音声テスト信号として、有音・無音の各部が変化する標準疑似会話音声信号(10分間/有音時間比率39%)を優先パケットデータとして採用する。
(2)パケット転送遅延
接続拠点11、12で流通する優先パケットデータおよび非優先パケットデータを、時刻同期させた測定器によりモニタリングし、送信元、宛先地でのタイムスタンプ差をそれぞれ測定する。
(3)往復遅延時間
所定の送信バイト数に設定した非優先パケットデータをpingコマンドを用いて接続拠点11、12間で疎通させ、その所定回数の繰り返しに要する時間を測定して接続拠点11、12間の往復遅延時間を測定する。
等の試験内容を、各パケットデータのパケットサイズの変更と2台のデータ送受信装置1、1の送出周波数レートの変更を組み合わせて行う。例えば、データ送受信装置1、1の送出周波数レートを500Kbpsに意図的に設定した擬似的な仮想WAN環境で、リアルタイム性を有する動画データ、音声データの送受信状況を、各パソコン間でのメール、FTP等のトラヒックを増減したり、電話音声の揺らぎ、遅延、Webカメラの画像連続性、瞬断、遮断等の有無をチェックする。そして電話機でのモニターあるいはパソコンでカメラ画像の受信状態を確認しながら、各データ送受信装置1、1のDIPスイッチ2で送出周波数レートの変更を同期して行うことで、VoIPポートに入力されたパケットデータに対する送信速度の限界値の確認や、送出周波数レートを高く設定した場合、低く設定した場合など、実稼働環境で予想される種々の試験データ、確認データを取得することができる。
(1)パケット発生特性
電話の会話に近い有音・無音の比率で再現性のある音声テスト信号として、有音・無音の各部が変化する標準疑似会話音声信号(10分間/有音時間比率39%)を優先パケットデータとして採用する。
(2)パケット転送遅延
接続拠点11、12で流通する優先パケットデータおよび非優先パケットデータを、時刻同期させた測定器によりモニタリングし、送信元、宛先地でのタイムスタンプ差をそれぞれ測定する。
(3)往復遅延時間
所定の送信バイト数に設定した非優先パケットデータをpingコマンドを用いて接続拠点11、12間で疎通させ、その所定回数の繰り返しに要する時間を測定して接続拠点11、12間の往復遅延時間を測定する。
等の試験内容を、各パケットデータのパケットサイズの変更と2台のデータ送受信装置1、1の送出周波数レートの変更を組み合わせて行う。例えば、データ送受信装置1、1の送出周波数レートを500Kbpsに意図的に設定した擬似的な仮想WAN環境で、リアルタイム性を有する動画データ、音声データの送受信状況を、各パソコン間でのメール、FTP等のトラヒックを増減したり、電話音声の揺らぎ、遅延、Webカメラの画像連続性、瞬断、遮断等の有無をチェックする。そして電話機でのモニターあるいはパソコンでカメラ画像の受信状態を確認しながら、各データ送受信装置1、1のDIPスイッチ2で送出周波数レートの変更を同期して行うことで、VoIPポートに入力されたパケットデータに対する送信速度の限界値の確認や、送出周波数レートを高く設定した場合、低く設定した場合など、実稼働環境で予想される種々の試験データ、確認データを取得することができる。
図10は、前述の静的な試験環境で得られた試験データおよび確認データを元に、複数の異なる遠隔地にそれぞれ設置した前記接続拠点11、12を、実際のWAN環境(Internet:1Mbps〜10Mbps)を介して相互接続環境を構築する場合を示すものであり、この接続環境を構築するに際しては、まず各接続拠点11、12が実際の接続時に相互に経由するWAN回線経路の最大実効送信速度(実効帯域)を測定する。次いで、上記最大実効送信速度の測定値に基づき、WAN環境に各接続拠点11、12を接続し、この状態で、接続拠点11、12にそれぞれ設置した各データ送受信装置1、1のDIPスイッチ2、2を設定変更して、前記した(1)〜(3)等の試験を平行して実施しながら、送信速度制御部9、9における送出周波数レートの最適化のための変更を行う。そして、その後に、送出周波数レートを適値に設定してからWAN環境を介した実際の相互接続環境に移行すれば良い。なお、当然ながら、上記接続拠点11、12は実際の接続環境における拠点数に応じて適宜に設定されるものであって、図示の2カ所に限定されるものではない。
上記した実際のWAN環境を介して相互接続環境を構築する際に、例えば本社と支社を結ぶインターネット環境と、支社と支社を結ぶインターネット環境は、その経路形成が経由するサーバーや地域によって異なるので、特に、VoIPポートに接続したWebカメラや電話機のリアルタイム性を必要とする優先パケットデータの送受を重点に確認試験を慎重に行うことが望ましい。
この場合、動画データ、音声データの送受を各パソコンや電話機でモニターしながら、各データ送受信装置1、1のDIPスイッチ2で送出周波数レートの変更を同期して簡単に変更することができるので、データ送受信装置1、1の設置場所が遠隔地であっても、WAN環境に対する最終的な実稼働状態に即した適切な試験データおよび確認データを容易に得ることができ、スムーズに実稼働状態に移行することができる。
複数のVoIPポートを付加して多用なネットワークの組み合わせが行えるデータ送受信装置とすることにより、幅広い需要者のニーズに応じたネットワーク機器を提供することが可能になる。
1 データ送受信装置
2 DIPスイッチ
8 送信制御部
9 送信速度制御部
PC1 仕分け制御部
SC1 第1の切替制御部
SC2 第2の切替制御部
2 DIPスイッチ
8 送信制御部
9 送信速度制御部
PC1 仕分け制御部
SC1 第1の切替制御部
SC2 第2の切替制御部
Claims (5)
- 優先順位情報を付加した優先パケットデータと非優先パケットデータを外部のネットワーク回線に送出するに、優先パケットデータの存在で非優先パケットデータの送出を優先順位情報に基づいて待機させ、かつ外部のネットワーク回線に接続されるアップリンクポートに各パケットを送出する際に、当該各パケットデータの優先順位情報を除去してから送出するように構成したデータ送受信装置において、上記各パケットデータの送出周波数レートを設定する送信速度制御部を具備し、非優先パケットデータの送出に先んじて優先パケットデータを経時的に連続して送出する際に、当該優先パケットデータのデータ長に応じて、上記送信速度制御部の設定変更を可能としたことを特徴とするデータ送受信装置。
- 上記優先パケットデータを入出力する優先ポートは、非優先パケットデータを入出力する非優先ポートとは別に、予め独立して設けられていることを特徴とする請求項1記載のデータ送受信装置。
- 上記送信速度制御部における送出周波数レートの設定変更は、装置筐体の外面に設けた設定変更部の切替選択操作で行われることを特徴とする請求項1または2に記載のデータ送受信装置。
- 上記優先パケットデータおよび非優先パケットデータは、OSI参照モデルで定められているデータリンク層で流通されるものであることを特徴とする請求項1〜3に記載のデータ送受信装置。
- 優先パケットデータを流通するLAN環境と非優先パケットデータを流通するLAN環境を、データ送受信装置に設けた個別のデータポートにそれぞれ接続してWAN環境への接続拠点を構成し、かつ複数の異なる遠隔地に上記接続拠点をそれぞれ設置して、WAN環境を介した相互接続環境を構築するに、
まず、上記各接続拠点が、実際の接続時に相互に経由するWAN回線経路の最大実効送信速度を測定し、
次いで、上記最大実効送信速度の測定値に基づき、WAN環境または擬似的な仮想WAN環境に接続した状態で、各接続拠点にそれぞれ設置したデータ送受信装置間の同期を取りながら、当該各データ送受信装置の送信速度制御部において、送出周波数レートの最適化のための変更を行い、
然る後に、送出周波数レートを適値に設定してからWAN環境を介した相互接続環境に移行する
ようにしたことを特徴とする請求項1〜4に記載のデータ送受信装置を用いた帯域保証型ネットワークの構築方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005145981A JP2006304241A (ja) | 2005-04-18 | 2005-04-18 | データ送受信装置およびこれを用いた帯域保証型ネットワークの構築方法 |
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- 2005-04-18 JP JP2005145981A patent/JP2006304241A/ja active Pending
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