JP2006303625A - 無線送信器、無線送信器のバースト送信方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

無線送信器、無線送信器のバースト送信方法、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Toshio Sakimura
俊夫 崎村
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Abstract

【課題】MIMO固有モード通信において、バースト伝送の効率を向上する。
【解決手段】MIMO通信を利用する無線送信器に、受信した予め決められた内容のパケットから推定される、受信したパケット毎のチャネル行列が記録されていくチャネル行列記録部405と、複数の記録されたチャネル行列に基づいて、チャネル行列の変動を予測するチャネル行列変動予測部406と、チャネル行列変動予測部406からの指示にしたがって、送信するパケットの変調方式および/または誤り訂正符号の符号化率を変更しながら、送信するパケットをバースト送信させるバースト送信制御部407とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、多入力多出力(Multiple Input Multiple Output;以下、MIMOと省略)を利用した、無線送信器、および無線送信器のバースト送信方法に関する。
近年、無線LANや携帯電話などの無線通信において、送受信系統を複数具備することにより実現するMIMO通信を利用する動きが活発になっている。MIMO通信を利用することにより、周波数利用効率や通信安定性の向上が期待できるためである(例えば、特許文献1参照)。
図7は、一般的なM×N(送信アンテナ数M、受信アンテナ数N)MIMO通信におけるチャネル行列の概念図を表している。
M本の送信アンテナを備えた送信器101から、N本の受信アンテナを備えた受信器102に情報が送信される。
103は、チャネル行列Hである。h11、h12、…hNMは、送信器101のアンテナ1〜Mのそれぞれから出力され、受信器102のアンテナ1〜Nのそれぞれに入力される信号が受ける振幅および位相の相対変化を表す伝達関数である。この伝達関数の、送信アンテナ数M本、受信アンテナ数N本の組み合わせ分全てをN行M列にまとめたものがチャネル行列Hである。
MIMO通信では複数の送信アンテナから同時に同一周波数帯域の信号を送信するが、これを混信なく受信側に全ての情報を送信するMIMO通信の一方法として、固有モード通信がある。
図8に、MIMO固有モード通信の概略図を示す。一般に、チャネル行列Hは特異値分解によって一意に(1)式のように分解できる。
H=USVH ・・・・・・ (1)
ここで、UおよびVはユニタリー行列であり、Sは対角のみ非零の値を持ち得て、非対角成分はすべて零となる対角行列である。
以上のように分解されたチャネル行列HをMIMO固有モード通信では以下のように考える。すなわち、図8において、201は送信側処理VHHは複素共役転置を示す)とし、202は見かけ上の伝送路Sとし、203は受信側処理Uとするのである。これにより、Sが対角行列であることから、対角成分(λ1、λ2、‥λM0)に独立に情報をのせて、混信なく最大M0個のデータを並列伝送することが可能となる。M0個のデータを並列伝送できるのは、チャネル行列Hを分解して得られた対角行列Sの対角成分が全て非零の場合である。
このようにして、送信側で信号処理(すなわちVHをかけること)を施し、受信側でも信号処理(すなわちUをかけること)を施して伝送路を並列化(すなわちS)することによって、同一時間、同一周波数で並列伝送を行うのがMIMO固有モード伝送である。
次に、MIMO固有モード通信で送信側から連続してパケットを送信するバースト伝送の場合を考える。
図9は、MIMO固有モード通信におけるバースト伝送のシーケンスの一例を示した図である。送信器301から受信器302に、バースト伝送する際のシーケンスを示している。303はRTSパケット、304はCTSパケット、305はパケット番号L−1のデータパケット、306はパケット番号Lのデータパケットをそれぞれ示している。
MIMO固有モード通信では、送信側および受信側の双方でその瞬間のチャネル行列Hを知る必要があるため、送信側がデータを送信する前にチャネル行列推定を行う。ここでは、RTS/CTS信号を用いてチャネル行列推定を行っている。
この場合、受信側はRTSパケット303を受信することにより、チャネル行列を推定し、送信側はCTSパケット304を受信することによってチャネル行列を推定している。
複数のアンテナから同時に出力する場合、このRTSパケットおよびCTSパケットには、パケット先頭部のプリアンブル信号をアンテナごとにパターンを変えて出力することで受信器が適切にプリアンブル信号を識別することができる、MIMO固有モード伝送特有のRTS/CTSパケットを用いる。また、従来のRTSおよびCTSパケットを用いて1つのアンテナから出力する場合には、アンテナごとにアンテナの数だけRTS/CTSのパケット交換を行う。
このようして、送信側および受信側の双方でチャネル行列Hを知ることができた後、バースト伝送を開始する。
特開2003−204314号公報
しかしながら、上記従来のバースト伝送方法では、チャネル行列Hが時間とともに変動するため、受信側がパケットを正常に受信できないという問題があった。
つまり、MIMO固有モード通信におけるバースト伝送では、L個のパケットを連続的に送信するのであるが、チャネル行列Hは時間とともに変動するため、後半の、例えばパケット305や306を送る時間になると、実際のチャネル行列がバースト伝送の事前に行ったチャネル行列の推定値からもはや誤差を生じている場合がある。その結果、バースト伝送の後半部分では受信側がパケットを正常に受信できないことがある。
本発明は、上述した従来の課題を解決するもので、MIMO固有モード通信のバースト伝送における通信の成功率を向上させる、無線送信器、およびそのバースト送信方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、第1の本発明は、
同一時間に同一周波数で動作する複数の送受信系統を備えた無線送信器において、
受信した予め決められた内容のパケットから推定される、前記受信したパケット毎のチャネル行列が記録されていくチャネル行列記録部と、
複数の前記記録されたチャネル行列に基づいて、チャネル行列の変動を予測するチャネル行列変動予測部と、
前記チャネル行列変動予測部からの指示にしたがって、送信するパケットの変調方式および/または誤り訂正符号の符号化率を変更しながら、前記送信するパケットをバースト送信させるバースト送信制御部とを備えた、無線送信器である。
また、第2の本発明は、
前記バースト送信制御部は、前記送信するパケット毎に、変調方式および/または誤り訂正符号の符号化率を段階的に変更しながら、前記送信するパケットをバースト送信させる、第1の本発明の無線送信器である。
また、第3の本発明は、
前記バースト送信制御部は、
変調方式および/または誤り訂正符号の符号化率の前記段階的な変更では前記チャネル行列の変動の速さに追従できない場合には、バースト送信中に送信するパケット数を少なくしてバースト伝送時間を短縮させる、第2の本発明の無線送信器である。
また、第4の本発明は、
同一時間に同一周波数で動作する複数の送受信系統を備えた無線送信器において、
バースト送信した伝送結果を記録していくバースト伝送結果記録部と、
前記記録された伝送結果に基づいて、これからバースト送信する際のバースト送信期間を決定するバースト送信期間決定部とを備えた、無線送信器である。
また、第5の本発明は、
前記バースト送信期間決定部は、
複数のバースト伝送の前記伝送結果の中で、バースト伝送を失敗した伝送結果のうちの最も短いバースト送信期間よりも短い期間を、前記これからバースト送信する際のバースト送信期間と決定する、第4の本発明の無線送信器である。
また、第6の本発明は、
前記バースト送信期間決定部は、
複数のバースト伝送の前記伝送結果の中で、バースト伝送を成功した伝送結果のうちの最も長いバースト送信期間を、前記これからバースト送信する際のバースト送信期間と決定する、第4の本発明の無線送信器である。
また、第7の本発明は、
同一時間に同一周波数で動作する複数の送受信系統を備えた無線送信器のバースト送信方法において、
受信した予め決められた内容のパケットから推定される、前記受信したパケット毎のチャネル行列を記録していくチャネル行列記録ステップと、
複数の前記記録したチャネル行列に基づいて、チャネル行列の変動を予測するチャネル行列変動予測ステップと、
前記予測されるチャネル行列の変動に基づいて、送信するパケットの変調方式および/または誤り訂正符号の符号化率を変更させながら、前記送信するパケットをバースト送信するバースト送信制御ステップとを備えた、無線送信器のバースト送信方法である。
また、第8の本発明は、
同一時間に同一周波数で動作する複数の送受信系統を備えた無線送信器のバースト送信方法において、
バースト送信した伝送結果を記録していくバースト伝送結果記録ステップと、
前記記録した伝送結果に基づいて、これからバースト送信する際のバースト送信期間を決定するバースト送信期間決定ステップと、
前記決定したバースト送信期間に、送信するパケットをバースト送信するバースト送信制御ステップとを備えた、無線送信器のバースト送信方法である。
また、第9の本発明は、
第7の本発明の無線送信器のバースト送信方法の、前記受信したパケット毎のチャネル行列を記録していく前記チャネル行列記録ステップ、チャネル行列の変動を予測する前記チャネル行列変動予測ステップ、送信するパケットの変調方式および/または誤り訂正符号の符号化率を変更させながら前記送信するパケットをバースト送信する前記バースト送信制御ステップ、の全部又は一部のステップを実行するためにコンピュータを機能させるためのプログラムである。
また、第10の本発明は、
第8の本発明の無線送信器の前記バースト送信方法の、バースト送信した伝送結果を記録していく前記バースト伝送結果記録ステップ、これからバースト送信する際のバースト送信期間を決定する前記バースト送信期間決定ステップ、前記決定したバースト送信期間に送信するパケットをバースト送信する前記バースト送信制御ステップ、の全部又は一部のステップを実行するためにコンピュータを機能させるためのプログラムである。
また、第11の本発明は、
第9または第10の本発明のプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータで利用可能な記録媒体である。
本発明により、MIMO固有モード通信のバースト伝送における通信の成功率を向上させる、無線送信器、およびそのバースト送信方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1の無線送信器のブロック図を示している。
本実施の形態1の送信器501は、M本のアンテナ402と、アンテナ402のそれぞれに接続されるM個の送受切替スイッチ403を備えた無線送信器である。M個の送受切替スイッチ403は、いずれも、受信処理部404および送信処理部408に接続されている。また、チャネル行列記録部405、チャネル行列変動予測部406、バースト送信制御部407を備えている。
図2は、本実施の形態1の送信器501から受信器502に、バースト伝送する際のシーケンスを示している。
503は送信パケット番号1のデータパケット、504は送信パケット番号2のデータパケット、505は送信パケット番号3のデータパケット、506は送信パケット番号L−1のデータパケット、507は送信パケット番号Lのデータパケットをそれぞれ示している。
以下、図1および図2を用いて本実施の形態1の送信器501の動作について説明する。
まず、図1において、送信器501の受信動作を行う場合について述べる。
受信動作時、各々のアンテナ402から入射された受信信号は、それぞれ、送受切替スイッチ403を介して受信処理部404に送られる。そして、受信処理部404では、受信したパケットごとにチャネル行列を推定する。図2の場合には、送信器501の受信処理部404は、CTSパケットを受信した際に、そのチャネル行列を推定する。その後、その推定結果を受信時刻とともにチャネル行列記録部405に記録していく。
なお、図2におけるCTSパケットが、本発明の、予め決められた内容のパケットの一例である。
なお、CTSパケットを使用してチャネル行列を推定する以外にも、所望のデータを送信する直前のデータパケットからチャネル行列を推定するとしてもよい。
図3は、チャネル行列記録部405に記録された推定チャネル行列の一例を示している。
次に、送信器501が受信器502にバースト伝送を行う場合について述べる。
チャネル行列変動予測部406は、チャネル行列記録部405に受信時に記録された推定チャネル行列の情報を参照して変動の速さや受信電力の推移を予測し、バースト送信制御部407に、パケットごとに使用すべき変調方式および誤り訂正方式についての指示を出す。なお、推定チャネル行列の変動の速さや受信電力の推移が、本発明のチャネル行列の変動の一例にあたる。
チャネル行列変動予測部406から指示を受けたバースト送信制御部407は、バースト伝送中にチャネル行列が変動すると予測された場合には、図2の503から507のパケットに示すように、チャネル行列変動予測部406からの指示に従ってパケットごとに段階的に変調方式および誤り訂正符号の強さを変更しながら送信パケットのバースト伝送を行うように、送信処理部408に指示を出す。
バースト送信制御部407は、予測されるチャネル行列の変動の速さが著しいために、変調方式や誤り訂正符号の強さの変更だけではチャネル行列の変動に追従できないと判断した場合には、バースト伝送時間を短縮する。すなわち、バースト伝送に予定していた連続するパケット数L個よりも少ないパケット数K個(K<L)のパケットのバースト伝送を行うように、送信処理部408に指示を出す。また、受信電力が不足すると予測された場合にも同様にバースト伝送時間を短縮する。
図4は、バースト送信制御部407が、バースト伝送時の連続して送信するパケット数をK個(K<L)と指示したときの、送信器501と受信器502間のシーケンスを示している。このバースト伝送期間に伝送できなかった、L−K個の残りのパケットは、別のバースト伝送シーケンスにより送信する。
以上に説明したように、本実施の形態1の送信器は、バースト伝送中、送信側から送信するデータの変調方式や誤り訂正符号の強さを段階的に変更することで、通信効率の向上をはかることができる。
なお、本実施の形態1では、バースト送信制御部407は、パケットごとに段階的に変調方式および誤り訂正符号の強さを変更しながら送信パケットのバースト伝送を行うように、送信処理部408に指示を出すこととしたが、変調方式および誤り訂正符号の強さを、段階的にではなく、すみやかに低レート、低符号化率の方式に変更するように指示してもよい。また、変調方式または誤り訂正符号の強さのいずれか一方のみを、段階的に変更するよう指示してもよい。
(実施の形態2)
図5は、本発明の実施の形態2の無線送信器のブロック図を示している。
本実施の形態2の送信器801は、M本のアンテナ802と、アンテナ802のそれぞれに接続されるM個の送受切替スイッチ803を備えた無線送信器である。M個の送受切替スイッチ803は、いずれも、受信処理部804および送信処理部808に接続されている。また、バースト伝送結果記録部805、バースト伝送パラメータ予測部806、バースト送信制御部807を備えている。
以下、図5を用いて本実施の形態2の送信器801の動作について説明する。
まず、送信処理部808は、予め決められた長さのバースト伝送時間の間、送信パケットのバースト伝送を行う。その際に、送信処理部808は、受信処理部804へバースト伝送のパラメータを伝える。この場合のバースト伝送のパラメータとは、バースト伝送番号、バースト伝送時間などである。なお、バースト伝送時間は、本発明のバースト送信期間の一例にあたる。
受信処理部804は、バースト伝送時の受信確認パケット(ACKパケット)を確認して、そのバースト伝送が成功したかどうかを判定するとともに、バースト伝送結果記録部805にその結果を通知して記録させる。そして、バースト伝送パラメータ予測部806は、バースト伝送結果記録部805に記録されたバースト伝送結果の情報を参照して、次回のバースト伝送の伝送時間を決定する。なお、バースト伝送パラメータ予測部806が、本発明のバースト送信期間決定部の一例にあたる。また、次回のバースト伝送の伝送時間が、本発明の、これからバースト送信する際のバースト送信期間の一例にあたる。
バースト伝送結果記録部805に記録されるバースト伝送結果の一例を図6に示す。
例えばいま、図6に示すバースト伝送No.1、No.2が終了した時点とする。図6に示すように、バースト伝送No.1、No.2では、バースト伝送時間が20で結果が失敗しているので、バースト伝送パラメータ予測部806は、次に行うバースト伝送No.3のバースト伝送時間を20より短い、例えば10とする。
このように、バースト伝送の時間を短くすることにより、チャネル行列が大きく変化しないうちにバースト伝送を終了させることが可能となる。
ここで、バースト伝送パラメータ予測部806は、バースト伝送結果記録部805に記録されたバースト伝送結果で失敗した伝送のうちで、最も短いバースト伝送時間よりも短い期間を、次回のバースト伝送の伝送時間としてもよい。例えば、バースト伝送が成功したときのバースト伝送時間が、5および10、バースト伝送が失敗したときのバースト伝送時間が、15および20だった場合、次回のバースト伝送の伝送時間を、15よりも短い期間の10などとする。
また、バースト伝送結果記録部805に記録されたバースト伝送結果で成功した伝送のうちで、最も長いバースト伝送時間を、次回のバースト伝送の伝送時間としてもよい。例えば、バースト伝送が成功したときのバースト伝送時間が、5および10、バースト伝送が失敗したときのバースト伝送時間が、15および20だった場合、次回のバースト伝送の伝送時間を、バースト伝送が成功したときの最も長いバースト伝送時間である10とする。
なお、図6の受信時刻およびバースト伝送時間として示すシステム時間とは、数マイクロから数ミリ秒のカウンタを意味しており、数マイクロから数ミリ秒程度の精度を有するものであればどのようなものでもよい。
以上のように、本実施の形態2の送信器801は、過去のバースト伝送の結果を基に適応的にバースト伝送時間を変更することにより、バースト伝送の成功率を高めることが可能である。
なお、本発明のプログラムは、上述した本発明の無線送信器のバースト送信方法の、前記受信したパケット毎のチャネル行列を記録していく前記チャネル行列記録ステップ、チャネル行列の変動を予測する前記チャネル行列変動予測ステップ、送信するパケットの変調方式および/または誤り訂正符号の符号化率を変更させながら前記送信するパケットをバースト送信する前記バースト送信制御ステップ、の全部又は一部のステップの動作をコンピュータにより実行させるためのプログラムであって、コンピュータと協働して動作するプログラムである。
また、本発明のプログラムは、上述した本発明の無線送信器のバースト送信方法の、バースト送信した伝送結果を記録していく前記バースト伝送結果記録ステップ、これからバースト送信する際のバースト送信期間を決定する前記バースト送信期間決定ステップ、前記決定したバースト送信期間に送信するパケットをバースト送信する前記バースト送信制御ステップ、の全部又は一部のステップの動作をコンピュータにより実行させるためのプログラムであって、コンピュータと協働して動作するプログラムである。
また、本発明の記録媒体は、上述した本発明の無線送信器のバースト送信方法の、前記受信したパケット毎のチャネル行列を記録していく前記チャネル行列記録ステップ、チャネル行列の変動を予測する前記チャネル行列変動予測ステップ、送信するパケットの変調方式および/または誤り訂正符号の符号化率を変更させながら前記送信するパケットをバースト送信する前記バースト送信制御ステップ、の全部又は一部のステップの動作をコンピュータにより実行させるためのプログラムを記録した記録媒体であり、コンピュータにより読み取り可能かつ、読み取られた前記プログラムが前記コンピュータと協働して利用される記録媒体である。
また、本発明の記録媒体は、上述した本発明の無線送信器のバースト送信方法の、バースト送信した伝送結果を記録していく前記バースト伝送結果記録ステップ、これからバースト送信する際のバースト送信期間を決定する前記バースト送信期間決定ステップ、前記決定したバースト送信期間に送信するパケットをバースト送信する前記バースト送信制御ステップ、の全部又は一部のステップの動作をコンピュータにより実行させるためのプログラムを記録した記録媒体であり、コンピュータにより読み取り可能かつ、読み取られた前記プログラムが前記コンピュータと協働して利用される記録媒体である。
また、本発明のプログラムの一利用形態は、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータと協働して動作する態様であっても良い。
また、記録媒体としては、ROM等が含まれる。
また、上述した本発明のコンピュータは、CPU等の純然たるハードウェアに限らず、ファームウェアや、OS、更に周辺機器を含むものであっても良い。
なお、以上説明した様に、本発明の構成は、ソフトウェア的に実現しても良いし、ハードウェア的に実現しても良い。
以上に説明したように、本発明の無線送信器およびそのバースト送信方法を用いると、従来の方法に比べバースト伝送の成功率が向上し、通信効率が向上する。本発明の無線送信器およびそのバースト送信方法は、無線LANや携帯電話などのMIMO固有モード通信のバースト伝送に適している。
本発明に係る無線送信器およびそのバースト送信方法は、通信の成功率を向上させ、MIMO固有モードを利用した携帯電話、無線LANなどの無線送信器、およびそのバースト送信方法等に有用である。
本発明の実施の形態1の無線送信器のブロック図 本発明の実施の形態1の無線送信器のバースト伝送シーケンスを示す図 本発明の実施の形態1の無線送信器の、チャネル行列記録部に記録された推定チャネル行列の一例を示す図 本発明の実施の形態1の無線送信器で、バースト送信させるパケット数を変更した際の、バースト伝送シーケンスを示す図 本発明の実施の形態1の無線送信器のブロック図 本発明の実施の形態2の無線送信器の、バースト伝送結果記録部に記録されたバースト伝送結果の一例を示す図 一般的なM×N(送信アンテナ数M、受信アンテナ数N)MIMO通信におけるチャネル行列の概念図 MIMO固有モード通信の概略図 従来の、MIMO固有モード通信におけるバースト伝送のシーケンスを示した図
符号の説明
101 送信器
102 受信器
103 チャネル行列
201 送信側処理VH
202 見かけ上の伝送路S
203 受信側処理U
204 送信信号ベクトルx
205 受信信号ベクトルy
301 送信器
302 受信器
303 RTSパケット
304 CTSパケット
305 データパケット#L−1
306 データパケット#L
401 送信器
402 アンテナ
403 送受切替スイッチ
404 受信処理部
405 チャネル行列記録部
406 チャネル行列変動予測部
407 バースト送信制御部
408 送信処理部
501 送信器
502 受信器
503 データパケット#1
504 データパケット#2
505 データパケット#3
506 データパケット#L−1
507 データパケット#L
801 送信器
802 アンテナ
803 送受切替スイッチ
804 受信処理部
805 バースト伝送結果記録部
806 バースト伝送パラメータ予測部
807 バースト送信制御部
808 送信処理部

Claims (11)

  1. 同一時間に同一周波数で動作する複数の送受信系統を備えた無線送信器において、
    受信した予め決められた内容のパケットから推定される、前記受信したパケット毎のチャネル行列が記録されていくチャネル行列記録部と、
    複数の前記記録されたチャネル行列に基づいて、チャネル行列の変動を予測するチャネル行列変動予測部と、
    前記チャネル行列変動予測部からの指示にしたがって、送信するパケットの変調方式および/または誤り訂正符号の符号化率を変更しながら、前記送信するパケットをバースト送信させるバースト送信制御部とを備えた、無線送信器。
  2. 前記バースト送信制御部は、前記送信するパケット毎に、変調方式および/または誤り訂正符号の符号化率を段階的に変更しながら、前記送信するパケットをバースト送信させる、請求項1に記載の無線送信器。
  3. 前記バースト送信制御部は、
    変調方式および/または誤り訂正符号の符号化率の前記段階的な変更では前記チャネル行列の変動の速さに追従できない場合には、バースト送信中に送信するパケット数を少なくしてバースト伝送時間を短縮させる、請求項2に記載の無線送信器。
  4. 同一時間に同一周波数で動作する複数の送受信系統を備えた無線送信器において、
    バースト送信した伝送結果を記録していくバースト伝送結果記録部と、
    前記記録された伝送結果に基づいて、これからバースト送信する際のバースト送信期間を決定するバースト送信期間決定部とを備えた、無線送信器。
  5. 前記バースト送信期間決定部は、
    複数のバースト伝送の前記伝送結果の中で、バースト伝送を失敗した伝送結果のうちの最も短いバースト送信期間よりも短い期間を、前記これからバースト送信する際のバースト送信期間と決定する、請求項4に記載の無線送信器。
  6. 前記バースト送信期間決定部は、
    複数のバースト伝送の前記伝送結果の中で、バースト伝送を成功した伝送結果のうちの最も長いバースト送信期間を、前記これからバースト送信する際のバースト送信期間と決定する、請求項4に記載の無線送信器。
  7. 同一時間に同一周波数で動作する複数の送受信系統を備えた無線送信器のバースト送信方法において、
    受信した予め決められた内容のパケットから推定される、前記受信したパケット毎のチャネル行列を記録していくチャネル行列記録ステップと、
    複数の前記記録したチャネル行列に基づいて、チャネル行列の変動を予測するチャネル行列変動予測ステップと、
    前記予測されるチャネル行列の変動に基づいて、送信するパケットの変調方式および/または誤り訂正符号の符号化率を変更させながら、前記送信するパケットをバースト送信するバースト送信制御ステップとを備えた、無線送信器のバースト送信方法。
  8. 同一時間に同一周波数で動作する複数の送受信系統を備えた無線送信器のバースト送信方法において、
    バースト送信した伝送結果を記録していくバースト伝送結果記録ステップと、
    前記記録した伝送結果に基づいて、これからバースト送信する際のバースト送信期間を決定するバースト送信期間決定ステップと、
    前記決定したバースト送信期間に、送信するパケットをバースト送信するバースト送信制御ステップとを備えた、無線送信器のバースト送信方法。
  9. 請求項7に記載の無線送信器のバースト送信方法の、前記受信したパケット毎のチャネル行列を記録していく前記チャネル行列記録ステップ、チャネル行列の変動を予測する前記チャネル行列変動予測ステップ、送信するパケットの変調方式および/または誤り訂正符号の符号化率を変更させながら前記送信するパケットをバースト送信する前記バースト送信制御ステップ、を実行するためにコンピュータを機能させるためのプログラム。
  10. 請求項8に記載の無線送信器の前記バースト送信方法の、バースト送信した伝送結果を記録していく前記バースト伝送結果記録ステップ、これからバースト送信する際のバースト送信期間を決定する前記バースト送信期間決定ステップ、前記決定したバースト送信期間に送信するパケットをバースト送信する前記バースト送信制御ステップ、を実行するためにコンピュータを機能させるためのプログラム。
  11. 請求項9または10に記載のプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータで利用可能な記録媒体。
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