JP7260327B2 - 無線通信システム、送信局及び受信局 - Google Patents

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本発明は、無線通信システム、送信局及び受信局に関するものである。
従来、アナログ伝送であった無線伝送装置や伝送システムは、デジタル変調された信号を伝送する技術であるデジタル伝送システムの普及に伴い、より多くの情報量を伝送することが可能となった。
近年、所要伝送レートの増加に伴い、受信局と送信局に複数のアンテナを用いて、伝送レートを向上させる信号処理技術として、MIMO(Multiple Input Multiple Output)がある(例えば、特許文献1参照)。
MIMOは、送信データ(ストリーム)を複数の信号(サブストリーム)に分割し、サブストリームを複数の送信アンテナから同時に送信させ、複数の受信アンテナに受信させている。各受信アンテナで受信された信号は、それぞれの送信アンテナからのサブストリームが互いに干渉しているが、サブストリームを分離検出することで伝送レートの増加を実現している。
近年では、伝送路の品質に応じて、適応的に変調方式や符号化方式を制御することで無線伝送システムの伝送レートの最適化を行う無線技術として、AMC(Adaptive Modulation Coding:適応変調符号化)が知られている。AMCは、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)やLTE(Long Term Evolution)等で採用されている。このようなシステムでは一般に、受信局側が、受信信号より推定したチャネル推定値に基づいて、システムの所要ビット誤り率を満たしつつ伝送レートを最大化する変調方式や符号化率などの制御情報を生成し、送信局側へFB(Feed Back)情報として送信することで、送信局の送信信号に適応させる。このようなフィードバック制御により、周波数利用効率や受信品質を向上させることが可能となる。
また、更に通信の信頼性を高めつつ伝送容量を拡大するMIMO無線通信の実現方法の一つとして、固有モード伝送が知られている。固有モード伝送は、送信局と受信局の間の伝搬路のチャネル推定値や、チャネル推定値から算出された固有値に基づく送信アンテナウェイト情報や、各サブストリームに配分する送信電力や、変調方式など、各種の制御情報を受信局から送信局へFB情報として送信し、送信局の送信信号に適応させることで、各サブストリームを空間上で直交させる方式である。
特開2018-133715号公報
上記のような無線通信システムで用いる受信局からのFB伝送は、一般に、送信局からの送信信号に比べてビット誤りが発生しないよう所要SNR(Signal to Noise Ratio)が十分低い変調方式や符号化方式を用いて設計される。しかしながら、例えば、送信局側に干渉源が存在する場合には、送信局からの送信信号は受信局側では受信可能だが、受信局からのFB情報に干渉が生じた影響により、送信局側では正常にFB情報を復号できず、ビット誤りが発生してしまう可能性がある。この場合には、送信局側で誤った制御情報を用いて送信信号の生成が行われる。その結果、送信局と受信局で制御情報の不一致が生じ、受信局側では受け取った送信信号を適切に復号できず、伝送誤りが発生してしまう。このため、FB情報のビット誤りは避けることが望ましい。
FB情報のビット誤りの有無は、例えば、パリティビットなどの手段を利用して判定される。FB情報にビット誤りがあるかどうかを判定した結果、ビット誤りがあった場合には、一般に、送信局は受信局にFB情報の再送要求を通知する。しかしながら、再送によるFB遅延が増大すると、チャネル応答が時々刻々と変動するため、固有モードの直交性の劣化が生じるという課題がある。また、映像伝送などのリアルタイム性が要求されるアプリケーションでは、遅延が増大するのは避けることが望ましい。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、受信局からフィードバックされる制御情報を送信局で正常に復号できずにビット誤りが発生しても、制御情報の再送要求を行わずに受信品質を向上させることが可能な無線通信システムを提供することを目的とする。
本発明では、上記目的を達成するために、無線通信システムを以下のように構成した。
すなわち、本発明に係る無線通信システムは、受信局からフィードバックされた制御情報に基づいて送信処理を行う送信局と、前記送信局と共通の制御情報に基づいて受信処理を行う前記受信局とを備える。
前記送信局では、復号手段により、前記受信局からフィードバックされた制御情報を復号し、判定手段により、前記復号手段による制御情報の復号におけるビット誤りの有無を判定し、送信側記憶手段により、前記復号手段で復号された制御情報を記憶しておき、送信処理手段により、前記判定手段でビット誤りがないと判定された場合は現在のフレームの制御情報を送信処理に使用し、ビット誤りがあると判定された場合は過去のフレームの制御情報を前記送信側記憶手段から読み出して送信処理に使用し、付加手段により、前記判定手段による判定結果を示す判定情報を前記受信局への送信信号に付加する。
前記受信局では、受信側記憶手段により、前記送信局にフィードバックした制御情報を記憶しておき、受信処理手段により、前記送信局からの送信信号に付加された判定情報に基づいて、前記送信局で送信処理に使用されたものと同じフレームの制御情報を前記受信側記憶手段から読み出して受信処理に使用する。
このように、本発明に係る無線通信システムでは、送信局が、受信局からフィードバックされた制御情報の復号においてビット誤りがある場合には、過去のフレームの制御情報を送信処理に使用する。また、送信局が、送信処理に使用されたものと同じフレームの制御情報を受信処理に使用できるように、ビット誤りの有無に関する判定結果を受信局に通知する。したがって、受信局からフィードバックされる制御情報を送信局で正常に復号できずにビット誤りが発生しても、制御情報の再送要求を行わずに受信品質を向上させることができる。
ここで、本発明に係る無線通信システムは、一構成例として、前記復号手段は、前記受信局からフィードバックされた制御情報に対して、前記受信局側で施された内符号化処理及び外符号化処理に対応する復号処理を施し、前記判定手段は、前記外符号化処理に対応する復号処理により得られた復号データのビット誤りの有無を判定する構成としてもよい。または、前記判定手段は、前記内符号化処理に対応する復号処理の入力データと、前記内符号化処理に対応する復号処理の出力データに前記内符号化処理を施し直して得られる符号データとのマッチング割合を算出し、所定の閾値と比較してビット誤りの有無を判定する構成としてもよい。
また、一構成例として、前記送信処理手段は、前記判定手段によりビット誤りがあると判定された場合には、前記受信局からの受信信号に基づく伝搬路情報の変動の大きさを表す指標値を所定の下限値と比較し、前記指標値が前記下限値より大きい場合は、過去のフレームの制御情報を送信処理に使用し、前記指標値が前記下限値以下の場合は、過去のフレームの制御情報に基づく外挿処理の結果を送信処理に使用する構成としてもよい。
また、一構成例として、前記送信処理手段は、前記判定手段によりビット誤りがあると判定された場合には、前記受信局からの受信信号に基づく伝搬路情報の変動の大きさを表す指標値を所定の上限値と比較し、前記指標値が前記上限値より小さい場合は、過去のフレームの制御情報を送信処理に使用し、前記指標値が前記上限値以上の場合は、予め設定された制御情報を送信処理に使用する構成としてもよい。
本発明によれば、受信局からフィードバックされる制御情報を送信局で正常に復号できずにビット誤りが発生しても、制御情報の再送要求を行わずに送信局と受信局で共通の制御情報を用いることができ、無線通信システムの受信品質を向上させることが可能な無線通信システムを提供することができる。
本発明の第1実施例に係る送信局の構成例を示すブロック図である。 本発明の第1実施例に係る受信局の構成例を示すブロック図である。 本発明の第1実施例に係るFBフレーム復号部の構成例を示すブロック図である。 本発明の第2実施例に係るFBフレーム復号部の構成例を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1実施例)
第1実施例について、図1~図3を用いて説明する。図1は、送信局の構成例を示すブロック図である。図2は、受信局の構成例を示すブロック図である。図3は、受信局のFBフレーム復号部の構成例を示すブロック図である。
第1実施例に係るMIMO伝送システムは、送信局と受信局共に2系統以上の送信制御部と受信制御部を備え、双方向に無線通信を行う。以下、送信局にN個の系統、受信局にM個の系統の送信制御部及び受信制御部を備え、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重方式)変調された信号を送受信するMIMO伝送システムを例にして説明を行うが、本発明はシングルキャリア変調においても適用可能である。
図1に示す送信局は、N本のアンテナ106-1~Nを有しており、各アンテナがスイッチ(SW)105-1~Nに接続されている。本実施例において、添え字の1やNは、それぞれ系統1や系統Nであることを示している。SW105はTDD(Time Division Duplex:時分割複信)方式を採用する伝送システムにおいて、受信局が送信を行う際には送信回路とアンテナを接続し、受信を行う際には受信回路とアンテナを接続するように切り替える。以下、TDD方式において説明を行うが、FDD(Frequency Division Duplex:周波数分割複信)方式でも適応可能であり、FDD方式の場合はSWの代わりに帯域通過フィルタが使われる。
送信局は、送信制御部として、制御情報判定部110、制御情報バッファ111及び適応符号化部100と、各系統に共通な適応変調部101、送信ウェイト処理部102及び判定情報挿入部103と、系統別にある送信RF(Radio Frequency)部104-1~Nを備えている。
また、送信局は、受信制御部として、各系統に共通なFB受信処理部108及びFBフレーム復号部109と、系統別にある受信RF部107-1~7を備えている。
図2に示す受信局は、M本のアンテナ112-1~Mを有しており、各アンテナがスイッチ(SW)113-1~Mに接続されている。SW113は、受信局が受信を行う際には受信回路とアンテナを接続し、送信を行う際には送信回路とアンテナを接続するように切り替える。
受信局は、受信制御部として、固有値分解部116、判定情報抽出部117、適応復号部120及び制御情報バッファ121と、各系統に共通なチャネル推定部115、受信ウェイト処理部118及び適応復調部119と、系統別にある受信RF部114-1~Mを備えている。
また、受信局は、送信制御部として、制御情報生成部122と、各系統に共通なFBフレーム生成部123及びFB送信処理部124と、系統別にある送信RF部125-1~Mを備えている。
本例の無線通信システムにおいて行われる動作の一例を示す。
本例の無線通信システムは、送信局と受信局がFBループを成して互いに通信を行なう固有モード無線通信システムである。送信局は、受信局で算出したチャネル推定結果から得られる制御情報に関するFBデータを受信し、その制御情報を用いて送信処理を施した後に変調信号を送信する。受信局は、チャネル推定結果より得られる制御情報を用いて、受信した変調信号に受信処理を施す。以下、具体的に説明する。
送信局は、受信局から送信されたFB情報に関する変調信号を送信局のアンテナ106で受信し、その受信信号をSW105へ出力する。SW105によってアンテナ106と受信回路が接続され、アンテナ106による受信信号が受信制御部内の受信RF部107へ出力される。受信RF部107は、受信信号に対して、ベースバンド帯へのダウンコンバージョン、A/D(Analog to Digital)変換などの処理を施し、その結果の信号をFB受信処理部108へ出力する。FB受信処理部108は、受信RF部107からの入力信号に対してFB伝送方式に応じたチャネル推定や復調処理を施し、復調データをFBフレーム復号部109に出力する。
図3に示すように、FBフレーム復号部109は、一般に、FB伝送方式で用いられた内符号化処理及び外符号化処理に対応する復号処理を施す。まず、復調データを内符号復号部126に入力する。内符号復号部126は、復調データに対して受信局での内符号化処理に対応する復号処理を施し、それにより得られた復号データを外符号復号部127に出力する。外符号復号部127は、内符号復号部126による復号データに対して受信局での外符号化処理に対応する復号処理を施し、それにより得られた復号データをビット誤り検出部128に出力する。ビット誤り検出部128は、外符号復号部127による復号データに基づいてビット誤り検出情報を生成し、ビット誤り検出情報を制御情報判定部110に出力する。例えば、受信局からFB情報を送信する際にパリティビットやRS(Reed Solomon)符号で符号化処理を施しておけば、復号の際にビット誤りが発生しているかどうかを知ることが可能であり、従って、ビット誤り検出情報を生成することが可能となる。
送信局内の送信制御部において、制御情報判定部110は、ビット誤り検出部128から入力されたビット誤り検出情報に基づいて、受信信号より得られたi番目のフレーム(現在のフレーム)で受信したFB情報の復号データ(制御情報)をi+1番目のフレーム(次のフレーム)の送信処理に用いるか否かに関する判定処理を行う。例えば、ビット誤りが発生していなければi番目のフレームの制御情報を用いることを示す判定情報di =1、ビット誤りが発生していればi番目のフレームの制御情報を用いないことを示す判定情報di =0を生成し、制御情報バッファ111に出力する。
制御情報バッファ111は、制御情報判定部110から入力された判定情報di に基づいて、制御情報のメモリへの書き込みと読み出しを行う。di =1の場合(ビット誤りが発生していない場合)は、i番目のフレームの制御情報をメモリに書き込み、i番目のフレームの制御情報を適応符号化部100、適応変調部101及び送信ウェイト処理部102に出力する。di =0の場合(ビット誤りが発生している場合)は、メモリからi-1番目(直前のフレーム)もしくは更に過去のフレームの制御情報を読み出し、適応符号化部100、適応変調部101及び送信ウェイト処理部102に出力する。この場合(ビット誤りが発生している場合)は、i番目のフレームの制御情報のメモリへの書き込みは行わない。また、制御情報バッファ111は、制御情報の出力に伴い、制御情報判定部110による判定結果を示す判定情報を判定情報挿入部103に出力する。
制御情報バッファ111において判定情報di =0が何フレームも連続すると、過去のフレームの制御情報を用いることが不適切な場合がある。このような状況は、伝搬路が時々刻々と変動する移動伝送で特に発生しやすい。このため、判定情報di =0のフレームが所定数以上連続した場合には、必ずしも過去のフレームの制御情報を読み出す必要はなく、この場合には、送信局と受信局で互いに共通の伝搬路情報に依存しない制御情報を用いてもよい。また、FB伝送が何フレームも連続して受信できなければ、例えば、TDD伝送による双方向通信から単方向通信に切り替えてもよい。
適応符号化部100は、送信データの情報ビットが入力され、制御情報バッファ111から出力される符号化率の制御情報に基づいて、情報ビットに対して符号化処理を施す。符号化処理された送信データは、適応変調部101に出力される。適応変調部101は、制御情報バッファ111から出力される各固有モードの変調情報に基づいて、適応変調部101から入力された送信データに対して変調処理を施す。変調処理された送信信号ベクトルx' =[x12 … xNT は、送信ウェイト処理部102へ出力される。[ ]T は転置を示している。
送信ウェイト処理部102は、受信局からのFB情報の復号結果より得られる送信ウェイトに関する制御情報を用いて、送信信号ベクトルx' に対して電力ウェイト処理及び送信アンテナウェイト処理を含む送信ウェイト処理を施す。送信ウェイト処理後の送信信号は下記(式1)で表される。
Figure 0007260327000001
電力ウェイト情報P1/2 はストリームに電力配分を施す行列であり、送信アンテナウェイト情報Vは電力配分を含まない送信ウェイトである。ここで、P1/2 は各固有モードへの電力配分比率p1 ,…,pN の平方根を要素とする対角行列であり、下記(式2)で与えられる。
Figure 0007260327000002
送信ウェイト処理部102は、送信ウェイト乗算後の送信信号ベクトルxを判定情報挿入部103へ出力する。
判定情報挿入部103は、受信制御部においてFB情報の復号結果を用いて得られた制御情報についての判定情報(制御情報判定部110による判定結果)を送信フレームに追加する。送信フレームへの判定情報の追加方法は送信局と受信局で共有しており、例えば、データを付加しないヌルキャリアに判定情報を追加したり、専用のサブキャリアを用意して判定情報を追加したりする方法が挙げられる。この場合、判定情報の送信方法は、制御情報に依存しないこと、及び、送信データの送信方式より所要SNRが低いことが望ましい。判定情報挿入部103は、判定情報を付加した送信信号を送信RF部104へ出力する。送信RF部104は、判定情報挿入部103から入力された信号に対して、D/A(Digital to Analog)変換、搬送波周波数帯への変換等を行って、その送信信号をSW105へ出力する。SW105によってアンテナ106と送信回路が接続され、送信RF部104から入力された信号がアンテナ106より送信信号として出力される。
送信局から送信された無線信号は、受信局内のアンテナ112で受信される。SW113によってアンテナ112と受信回路が接続されて、アンテナ112による受信信号が受信制御部内の受信RF部114へ出力される。受信RF部114は、受信信号に対して、ベースバンド帯へのダウンコンバージョン、A/D変換などの処理を施し、その受信信号をチャネル推定部115へ出力する。チャネル推定部115は、受信RF部114からの入力信号に対してチャネル推定を行い、受信信号ベクトルy=[y12 … yNT やチャネル推定により得られるN×Mチャネル行列Hを、固有値分解部116、判定情報抽出部117及び受信ウェイト処理部118へ出力する。
固有値分解部116は、チャネル行列Hから固有値を算出する方法として、一般にSVD(Singular Value Decomposion:特異値分解)演算を施す。チャネル行列HのSVD演算は下記(式3)で表される。
Figure 0007260327000003
行列Sは成分が全て正の実数となる対角行列であり、Sの対角成分λk はk番目のサブストリームの固有値を示している。行列UはM×K次の左特異行列、VはN×K次の右特異行列であり、それぞれユニタリ行列である。Kはチャネル行列のランクを表す。VH は行列Vのエルミート転置を表す。固有モード伝送において、行列UH は受信アンテナウェイト、行列Vは送信アンテナウェイトとして用いられる。固有値分解部116は、得られた固有値と送信アンテナウェイトVを制御情報生成部122へ出力する。
制御情報生成部122は、任意の規範に応じて、符号化率情報、各固有モードへ割り当てる変調情報、電力ウェイト情報などの、送信局にFB送信する制御情報を生成する。一般に、伝送容量を最大化する規範や、ビット誤り率を最小化する規範が用いられる。制御情報生成部122は、送信アンテナウェイトを含む得られた制御情報をFBフレーム生成部123に出力する。
FBフレーム生成部123は、制御情報生成部122から入力された制御情報を送信局と事前に取り決めた送信方式でFBフレームに格納し、FB送信処理部124へ出力する。FB送信処理部124は、FB情報のデータに対して符号化、プリアンブル挿入などの信号処理を行い、送信RF部125へ出力する。符号化処理としては、内符号化処理及び外符号化処理が行われる。送信RF部125は、FB送信処理部124から入力された信号に対して、D/A変換、搬送波周波数帯への変換等を行ってSW113へ出力する。SW113によって送信回路とアンテナ112が接続され、送信RF部125から入力された信号がアンテナ112より送信信号として出力される。
判定情報抽出部117は、受信された変調信号から判定情報を抽出するための復調処理及び復号処理を施す。判定情報抽出部117は、抽出したi番目のフレームに関する判定情報di'を制御情報バッファ121に出力する。制御情報バッファ121は、判定情報抽出部117で抽出された判定情報di'に基づいて、制御情報の読み出しを行う。di'=1の場合(ビット誤りが発生していない場合)は、i番目のフレームの制御情報を受信ウェイト処理部118、適応復調部119及び適応復号部120に出力する。di'=0の場合(ビット誤りが発生している場合)は、メモリからi-1番目もしくは更に過去のフレームの制御情報を読み出し、受信ウェイト処理部118、適応復調部119及び適応復号部120に出力する。すなわち、送信局での送信処理に使用されたものと同じフレームの制御情報が使用されるようにする。
受信ウェイト処理部118は、制御情報バッファ121から得られる受信アンテナウェイト情報UH を受信信号ベクトルyに対して乗算する。このとき、乗算後の受信信号ベクトルy' は下記(式4)で表される。
Figure 0007260327000004
nは雑音成分を表す。ユニタリ行列はエルミート共役が逆行列と等しくなるという性質よりUH U=I、VH V=Iを満たす。このとき、Iは単位行列である。従って、y' は下記(式5)で表される。
Figure 0007260327000005
ユニタリ行列の性質により、(式5)の最後の雑音項nでは雑音の大きさが全く変化せず、Sが対角行列であることを考えると、受信信号ベクトルy' は送信信号ベクトルx' に特異値と電力ウェイトを乗算した信号が分離して得られることになる。受信ウェイト処理部118は、得られた受信信号ベクトルy' を適応復調部119へ出力する。適応復調部119は、全系統の受信信号に対して復調処理を施し、各系統から復調データをそれぞれ得ることが可能となる。適応復調部119は、得られた復調データを適応復号部120に出力する。適応復号部120は、フレーム制御情報より得られた符号化率に基づいて、復号処理を施し、復号データを得ることができる。
以上のように、第1実施例に係る送信局は、FBフレーム復号部109が、受信局からフィードバックされた制御情報を復号し、制御情報判定部110が、制御情報の復号におけるビット誤りの有無を判定し、制御情報バッファ111が、復号された制御情報を記憶しておき、適応符号化部100、適応変調部101及び送信ウェイト処理部102が、ビット誤りがないと判定された場合は現在のフレームの制御情報を送信処理に使用し、ビット誤りがあると判定された場合は過去のフレームの制御情報を制御情報バッファ111から読み出して送信処理に使用し、判定情報挿入部103が、ビット誤りの有無に関する判定結果を示す判定情報を受信局への送信信号に付加する。
また、第1実施例に係る受信局は、制御情報バッファ121が、送信局にフィードバックした制御情報を記憶しておき、受信ウェイト処理部118、適応復調部119及び適応復号部120が、送信局からの送信信号に付加された判定情報に基づいて、送信局で送信処理に使用されたものと同じフレームの制御情報を制御情報バッファ121から読み出して受信処理に使用する。
上述した第1実施例によれば、受信局からフィードバックされる制御情報にビット誤りが発生しても、制御情報の再送要求をせずに送信局と受信局で共通の制御情報を用いたMIMO伝送を行うことが可能となり、MIMO伝送システム全体の受信信号品質、信頼性を高めることが可能である。
ここで、上記の説明では、受信局から送信局へのFB送信に関して固有モードMIMO伝送を前提に説明したが、送信アンテナウェイト及び受信アンテナウェイトを制御情報として用いない空間多重MIMO伝送を用いてもいい。また、MIMO伝送に限らず、SISO(Single Input Single Output)伝送、SIMO(Single Input Multiple Output)伝送やMISO(Multiple Input Single Output)伝送を用いてもよい。
また、上記の説明では、送信アンテナウェイト情報を制御情報としてFB伝送していたが、送信局と受信局間のCSI(Channel State Information)を送信局にFB伝送してもよい。その場合は、送信局側で受け取ったCSIから受信局と同様に固有値分解を施し、生成した制御情報を適応符号化部100、適応変調部101及び送信ウェイト処理部102に出力する構成とすればよい。
また、上記の説明では、ビット誤りを検出した場合に、i番目のフレームの制御情報を用いたか否かを受信局に通知していたが、必ずしも通知しなくてもよい。
また、上記の説明では、i番目のフレームでビット誤りが検出された場合に、i番目より過去のフレームの制御情報を用いたが、必ずしもこのような制御である必要はない。一例として、ビット誤りが検出された場合に、受信信号に基づいて検出される伝搬路情報(チャネル推定値など)の過去所定期間における変動の大きさを表す分散などの指標値を算出し、その指標値を考慮した制御情報を用いてもよい。例えば、チャネル推定結果の分散について上限値と下限値を設けておく。そして、チャネル推定結果の分散が下限値以下の場合は、分散が十分に小さいのでチャネル変動が小さいと判断し、制御情報に対して0次補間や一次補間などの外挿処理を施して、外挿処理後の制御情報を用いる。一方、チャネル推定結果の分散が上限値以上の場合は、分散が十分に大きいのでチャネル変動が大きいと判断し、送信局と受信局で互いに共通の伝搬路情報に依存しない制御情報(予め設定された制御情報)を用いる。また、チャネル推定結果の分散が上限値と下限値の間であれば、i番目より過去のフレームの制御情報を用いる。このような制御を行うには、判定情報di'を複数ビットに拡張する必要がある。また、どのような制御情報を使用したかを特定できる情報を、受信局への送信信号に付加する判定情報に含める必要がある。
(第2実施例)
第2実施例は、第1実施例で説明した送信局にて、FBフレーム復号部の外符号復号部出力で誤り検出ができない場合に、内符号復号部の入出力データのマッチング結果に基づいてビット誤り検出情報を生成する機能を備えていることを特徴とする。
図4には、第2実施例に係るFBフレーム復号部の構成例を示してある。以下では、第1実施例とは異なる処理について主に説明し、第1実施例と同様な部分については説明を省略する。
図4に示すFBフレーム復号部の内符号復号部126は、復調データに内符号に対応する復号処理を施して得られた復号データを外符号復号部127に出力するだけでなく、この復号データに対して内符号化処理を施し直して得られる符号データを誤り訂正前BER(Bit Error Ratio)算出部203に出力する。誤り訂正前BER算出部203は、内符号復号部126に対する入力データと、内符号復号部126からの出力データ(符号データ)とが入力され、入力データと出力データのマッチング割合を算出する。誤り訂正前BER算出部203は、i番目のフレームにおけるマッチング割合をビット誤り率情報bi として制御情報判定部110に出力する。
制御情報判定部110において、閾値比較部204は、入力されたビット誤り率情報bi と任意の閾値γを比較する。制御情報判定部110は、閾値比較部204による比較結果に基づいて、判定情報を生成する。具体的には、ビット誤り率情報bi が閾値γよりも大きい場合、外符号復号部127の出力後もビット誤りが発生していると判定し、実施例1と同様にi番目のフレームの制御情報を用いる判定情報di =0を生成する。ビット誤り率情報bi が閾値γよりも小さい場合は、外符号復号部127の出力後でビット誤りが発生していないと判定し、i番目のフレームの制御情報を用いる判定情報di =1を生成する。
上述した第2実施例によれば、第1実施例の効果に加え、RS符号などの外符号においてエラー検出できない程のSNRが低い場合においても、フィードバックされた制御情報にビット誤りが発生しているかどうかを判定することが可能となる。これにより、MIMO伝送システム全体の受信信号品質、信頼性を更に高めることが可能である。
ここで、上記の各実施例では、FBフレーム復号部109が本発明に係る復号手段に対応し、制御情報判定部110が本発明に係る判定手段に対応し、制御情報バッファ111が本発明に係る送信側記憶手段に対応し、適応符号化部100、適応変調部101、送信ウェイト処理部102が本発明に係る送信処理手段に対応し、判定情報挿入部103が本発明に係る付加手段に対応し、制御情報バッファ121が本発明に係る受信側記憶手段に対応し、受信ウェイト処理部118、適応復調部119、適応復号部120が本発明に係る受信処理手段に対応している。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は、ここに記載された無線通信システムに限定されるものではなく、上記以外の無線通信システムに広く適用することができることは言うまでもない。また、本発明は、上記のような無線通信システムを構成する送信局や受信局として把握することもできる。
また、本発明は、例えば、本発明に係る処理を実行する方法や方式、そのような方法や方式を実現するためのプログラム、そのプログラムを記憶する記憶媒体などとして提供することも可能である。
本発明は、送信局と受信局の間で無線通信を行う種々の無線通信システムに利用することができる。
100:送信局の適応符号化部、 101:送信局の適応変調部、 102:送信局の送信ウェイト処理部、 103:送信局の判定情報挿入部、 104:送信局の送信RF部、 105:送信局のSW、 106:送信局のアンテナ、 107:送信局の受信RF部、 108:送信局のFB受信処理部、 109:FBフレーム復号部、 110:送信局の制御情報判定部、 111:送信局の制御情報バッファ、
112:受信局のアンテナ、 113:受信局のSW、 114:受信局の受信RF部、 115:受信局のチャネル推定部、 116:受信局の固有値分解部、 117:受信局の判定情報抽出部、 118:受信局の受信ウェイト処理部、 119:受信局の適応復調部、 120:受信局の適応復号部、 121:受信局の制御情報バッファ、 122:受信局の制御情報生成部、 123:受信局のFBフレーム生成部、 124:受信局のFB送信処理部、 125:受信局の送信RF部、
126:送信局の内符号復号部、176:送信局の外符号復号部、128:送信局のビット誤り検出部、
203:送信局の誤り訂正前BER算出部、204:送信局の閾値比較部

Claims (3)

  1. 受信局からフィードバックされた制御情報に基づいて送信処理を行う送信局と、前記送信局と共通の制御情報に基づいて受信処理を行う前記受信局とを備えた無線通信システムにおいて、
    前記送信局は、
    前記受信局からフィードバックされた制御情報を復号する復号手段と、
    前記復号手段による制御情報の復号におけるビット誤りの有無を判定する判定手段と、
    前記復号手段により復号された制御情報を記憶する送信側記憶手段と、
    前記判定手段によりビット誤りがないと判定された場合は現在のフレームの制御情報を送信処理に使用し、ビット誤りがあると判定された場合は過去のフレームの制御情報を前記送信側記憶手段から読み出して送信処理に使用する送信処理手段と、
    前記判定手段による判定結果を示す判定情報を前記受信局への送信信号に付加する付加手段と、を備え、
    前記受信局は、
    前記送信局にフィードバックした制御情報を記憶する受信側記憶手段と、
    前記送信局からの送信信号に付加された判定情報に基づいて、前記送信局で送信処理に使用されたものと同じフレームの制御情報を前記受信側記憶手段から読み出して受信処理に使用する受信処理手段と、を備え、
    前記復号手段は、前記受信局からフィードバックされた制御情報に対して、前記受信局側で施された内符号化処理及び外符号化処理に対応する復号処理を施し、
    前記判定手段は、前記内符号化処理に対応する復号処理の入力データと、前記内符号化処理に対応する復号処理の出力データに前記内符号化処理を施し直して得られる符号データとのマッチング割合を算出し、所定の閾値と比較してビット誤りの有無を判定することを特徴とする無線通信システム。
  2. 請求項1に記載の無線通信システムにおいて、
    前記送信処理手段は、前記判定手段によりビット誤りがあると判定された場合には、前記受信局からの受信信号に基づく伝搬路情報の変動の大きさを表す指標値を所定の上限値及び下限値と比較し、前記指標値が前記下限値以下の場合は、過去のフレームの制御情報に基づく外挿処理の結果を送信処理に使用し、前記指標値が前記下限値より大きく且つ前記上限値より小さい場合は、過去のフレームの制御情報を送信処理に使用し、前記指標値が前記上限値以上の場合は、予め設定された制御情報を送信処理に使用することを特徴とする無線通信システム。
  3. 受信局からフィードバックされた制御情報に基づいて送信処理を行う送信局において、
    前記受信局からフィードバックされた制御情報を復号する復号手段と、
    前記復号手段による制御情報の復号におけるビット誤りの有無を判定する判定手段と、
    前記復号手段により復号された制御情報を記憶する送信側記憶手段と、
    前記判定手段によりビット誤りがないと判定された場合は現在のフレームの制御情報を送信処理に使用し、ビット誤りがあると判定された場合は過去のフレームの制御情報を前記送信側記憶手段から読み出して送信処理に使用する送信処理手段と、
    前記送信処理手段による送信処理に使用されたものと同じフレームの制御情報を前記受信局が受信処理に使用できるように、前記判定手段による判定結果を示す判定情報を前記受信局への送信信号に付加する付加手段と、を備え、
    前記復号手段は、前記受信局からフィードバックされた制御情報に対して、前記受信局側で施された内符号化処理及び外符号化処理に対応する復号処理を施し、
    前記判定手段は、前記内符号化処理に対応する復号処理の入力データと、前記内符号化処理に対応する復号処理の出力データに前記内符号化処理を施し直して得られる符号データとのマッチング割合を算出し、所定の閾値と比較してビット誤りの有無を判定することを特徴とする送信局。
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