JP2006303191A - Ledユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】表面実装型LEDと配線基板との熱膨張率の差に起因して、表面実装型LEDの電極部と配線基板の回路パターンにおける端子部との間を接続している接合部にクラックが生じたり接合部が表面実装型LEDの電極部から剥離したりするのを防止することができ、信頼性を高めることができるLEDユニットを提供する。
【解決手段】金属板31の一表面上に樹脂層32を介して回路パターン33が形成された配線基板3を備え、回路パターン33における端子部33aが表面実装型LED1の電極部22bと接合材料からなる接合部4を介して接続されている。配線基板3は、表面実装型LED1と配線基板3との熱膨張率の差に起因して接合部4に発生する応力を緩和するように端子部33aが変位可能となっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、表面実装型LEDを配線基板に搭載したLEDユニットに関するものである。
従来から、LEDチップとLEDチップから放射された光によって励起されてLEDチップとは異なる発光色の光を放射する波長変換材料としての蛍光体(蛍光顔料、蛍光染料など)とを組み合わせてLEDチップの発光色とは異なる色合いの光を出す発光装置の研究開発が各所で行われている。この種の発光装置としては、例えば、青色光あるいは紫外光を放射するLEDチップと蛍光体とを組み合わせて白色の光(白色光の発光スペクトル)を得る白色発光装置(一般的に白色LEDと呼ばれている)の商品化がなされている。ここに、上述の白色LEDとしては、砲弾型LEDに限らず、LEDチップと、LEDチップを収納する収納凹所が形成されたパッケージと、パッケージの収納凹所内でLEDを封止するシリコーン樹脂などの透明樹脂中に上記蛍光体を分散させた色変換部とを備えた表面実装型LEDが提供されている。
ところで、白色LEDに限らず、LEDは、従来の白熱電球や蛍光灯などに比べて、小型化、軽量化、省電力化を図れるといった長所があり、現在、表示用光源、ディスプレイ用光源、小型電球(白熱電球、ハロゲン電球など)の代替の光源、携帯電話の液晶パネル用光源(液晶パネル用バックライト)などとして広く用いられている。
また、最近の白色LEDの高出力化に伴い、白色LEDを照明用途に展開する研究開発が盛んになってきているが、上述の白色LEDを一般照明などのように比較的大きな光出力を必要とする用途に用いる場合、1つの白色LEDでは所望の光出力を得ることができないので、複数個の表面実装型LEDを1つの配線基板上に搭載したLEDユニットを構成し、LEDユニット全体で所望の光出力を確保するようにしているのが一般的である(例えば、特許文献1,2,3参照)。なお、このようなLEDユニットでは、各表面実装型LEDの電極部が半田などの接合材料からなる接合部を介して配線基板の回路パターンにおける端子部と接続される。
特開2005−18048号公報 特開2004−71908号公報 特開2005−12155号公報
ところで、上述のように複数個の表面実装型LEDを1つの配線基板上に搭載したLEDユニットでは、個々の表面実装型LEDの発熱量は比較的少ないものの、表面実装型LEDの数の増加に伴って発熱量が多くなるので、配線基板に熱が蓄積されやすく、LEDユニット全体の温度が上昇しやすい傾向にある。
また、上述のLEDユニットを用いた照明器具では、LEDの小型という利点を生かそうとして器具本体も従来の照明器具の器具本体に比べて小型化を目指す傾向にあり、LEDユニットの周囲に、電源部や制御部などの他の回路構成部品も近接して配置されるが、これら回路構成部品がLEDユニットに対する熱源として作用するので、LEDユニットの周囲の熱源により、LEDユニットが更に暖められるといった状況が起こる。
上述のようにLEDユニットを照明用途などに利用した場合には、点灯開始後の温度上昇と消灯後の温度下降との繰り返しによりLEDユニットの膨張収縮が繰り返されるが、表面実装型LEDと配線基板との熱膨張率の差に起因して接合部にクラックが生じたり接合部が表面実装型LEDの電極部から剥離したりすることがあることが明らかになってきた。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、表面実装型LEDと配線基板との熱膨張率の差に起因して、表面実装型LEDの電極部と配線基板の回路パターンにおける端子部との間を接続している接合部にクラックが生じたり接合部が表面実装型LEDの電極部から剥離したりするのを防止することができ、信頼性を高めることができるLEDユニットを提供することにある。
請求項1の発明は、金属板の一表面上に樹脂層を介して回路パターンが形成された配線基板を備え、回路パターンにおける端子部が表面実装型LEDの電極部と接合材料からなる接合部を介して接続されたLEDユニットであって、配線基板は、表面実装型LEDと配線基板との熱膨張率の差に起因して接合部に発生する応力を緩和するように端子部が変位可能となっていることを特徴とする。
この発明によれば、表面実装型LEDと配線基板との熱膨張率の差に起因して接合部に発生する応力を緩和するように端子部が変位可能となっているので、点灯時の表面実装型LEDの発熱や周囲温度の変化などによりLEDユニットが膨張収縮した際に、表面実装型LEDと配線基板との熱膨張率の差に起因して、表面実装型LEDの電極部と配線基板の回路パターンにおける端子部との間を接続している接合部にクラックが生じたり接合部が表面実装型LEDの電極部から剥離したりするのを防止することができ、信頼性を高めることができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記配線基板は、前記表面実装型LEDの搭載領域において前記金属板の前記一表面が露出しており、前記回路パターンにおける前記端子部を前記搭載領域の内側まで突出させることにより前記端子部が前記応力を緩和するように変位可能となっていることを特徴とする。
この発明によれば、前記表面実装型LEDと前記配線基板との熱膨張率の差に起因して前記接合部に発生する応力を緩和するように前記端子部が撓むことで前記端子部が変位することとなり、前記接合部にクラックが生じたり前記接合部が前記表面実装型LEDの前記電極部から剥離したりするのを防止することができる。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記配線基板は、前記端子部の周囲に溝を形成することにより前記端子部が前記応力を緩和するように変位可能となっていることを特徴とする。
この発明によれば、前記配線基板における前記端子部の周囲に溝が形成されていることにより、前記表面実装型LEDと前記配線基板との熱膨張率の差に起因して前記接合部に発生する応力を緩和するように前記端子部が変位することとなり、前記接合部にクラックが生じたり前記接合部が前記表面実装型LEDの前記電極部から剥離したりするのを防止することができる。
請求項1の発明では、表面実装型LEDと配線基板との熱膨張率の差に起因して、表面実装型LEDの電極部と配線基板の配線パターンにおける端子部との間を接続している接合部にクラックが生じたり接合部が表面実装型LEDの電極部から剥離したりするのを防止することができ、信頼性を高めることができるという効果がある。
(実施形態1)
本実施形態のLEDユニットは、図1に示すように、表面実装型LED1と、表面実装型LED1が一表面側(図1における上面側)に搭載される配線基板3とを備えている。なお、図1では、表面実装型LED1を1つしか図示していないが、配線基板3には複数個の表面実装型LED1が搭載されている。
表面実装型LED1は、LEDチップ10と、LEDチップ10を実装するセラミック(例えば、アルミナ)製の実装基板20とを備えている。実装基板20は、パッケージを兼ねており、一表面(図1(a)にける上面)にLEDチップ10を収納する収納凹所21が形成されており、LEDチップ10の各パッド(図示せず)が電気的に接続される導電性材料からなる2つの配線パターン22,22を備えている。ここで、各配線パターン22は、実装基板20の収納凹所21の内底面および内周面と、実装基板20の上記一表面および側面および他表面(図1(a)における下面)とに跨って形成されており、収納凹所21の内底面上に形成された一端部がチップ接続部22aを構成し、上記他表面における周部に形成された他端部が電極部22bを構成している。なお、実装基板20の外周形状は矩形状であって、実装基板20における収納凹所21は、当該収納凹所21の内底面から離れるほど開口面積が大きくなっている。
LEDチップ10は、青色の波長域の光を放射するGaN系青色LEDチップであり、GaN系化合物半導体材料からなる発光部が当該発光部にて発光する光に対して透明なベース基板であるサファイア基板の一表面側に形成されており、上記発光部を実装基板20の収納凹所21の内底面に対向させた形でフリップチップ実装されている。要するに、LEDチップ10は、各パッド(図示せず)が金属材料(例えば、金など)からなるバンプ12,12を介して配線パターン22,22のチップ接続部22a,22aと電気的に接続され且つ上記サファイア基板の他表面が光取り出し面となるように実装基板20に実装されており、LEDチップ10の発光部にて発光した光が上記サファイア基板を通して取り出される。
また、表面実装型LED1は、LEDチップ10から放射された光によって励起されて発光する粒子状の黄色蛍光体を有する色変換部(図示せず)を備えており、LEDチップ10から放射された光と黄色蛍光体から放射された光との合成光からなる白色の光が得られる。なお、上述の色変換部は、実装基板20の収納凹所21内でLEDチップ10を封止するシリコーン樹脂などの透明樹脂中に黄色蛍光体を分散させることにより構成してもよいし、シリコーン樹脂と黄色蛍光体とを混合した混合物をシート状に成形して、収納凹所21の開口面を閉塞するように実装基板20に対して固着してもよい。
したがって、表面実装型LED1では、電極部22b,22b間に図示しない電源部から電力を供給することにより、LEDチップ10が発光するとともに上記色変換部の黄色蛍光体が発光するので、白色光が出力される。ここにおいて、電源部としては、例えば、交流電源を整流平滑するダイオードブリッジからなる整流回路と、整流回路の出力を平滑する平滑コンデンサとを備えた構成のものを採用すればよい。
配線基板3は、例えば銅やアルミニウムなどの高熱伝導性を有する金属材料からなる金属板31の一表面上にガラスエポキシ樹脂などの絶縁性を有する樹脂からなる樹脂層32を介して金属材料からなる回路パターン33が形成されている。回路パターン33は、金属薄板をパターニングすることにより形成されている。ここで、配線基板3は、回路パターン33における端子部33aが表面実装型LED1の電極部22bと半田などの接合材料からなる接合部4を介して接続される。
また、配線基板3の金属板31の上記一表面には、突台部31aが突設されており、突台部31aと実装基板20の上記他表面の中央部に配設されている放熱用パッド23とが半田などの接合材料からなる接合部23を介して熱的に結合されている。すなわち、各表面実装型LED1で発生した熱を放熱用パッド23および接合部23を通して金属板31へ伝熱して放熱することができるので、表面実装型LED1や、その内部に実装されたLEDチップ10の温度上昇を抑えることができる。なお、配線基板3は、各回路パターン33の表面と突台部31aの表面とが略面一となるように突台部31aの突出寸法を設定してある。
ところで、配線基板3は、表面実装型LED1の搭載領域(表面実装型LEDに重なる領域)において金属板31の上記一表面が露出するとともに、回路パターン33における端子部33aが搭載領域の内側まで突出され、端子部33aと金属板31の上記一表面との間に隙間38が形成されており、端子部33aが厚み方向へ撓むことができるようになっている。つまり、配線基板3は、上記金属薄板の厚み寸法を、端子部33aが厚み方向へ撓むことができ且つ表面実装型LEDを支持できる程度の寸法に設定してあり、表面実装型LED1と配線基板3との熱膨張率の差に起因して接合部4に発生する応力を緩和するように端子部33aが変形可能、言い換えれば、表面実装型LED1と配線基板3との熱膨張率の差に起因して接合部4に発生する応力を緩和するように端子部33aが変位可能となっている。
以上説明した本実施形態のLEDユニットでは、表面実装型LED1と配線基板3との熱膨張率の差に起因して接合部4に発生する応力を緩和する方向に端子部33aが変位することになるので、点灯時の表面実装型LED1の発熱や周囲温度の変化などによりLEDユニットが膨張収縮した際に、表面実装型LED1と配線基板3との熱膨張率の差に起因して、表面実装型LED1の電極部22bと配線基板3の回路パターン33における端子部33aとの間を接続している接合部4にクラックが生じたり接合部4が表面実装型LED1の電極部22bから剥離したりするのを防止することができ、信頼性を高めることができる。
(実施形態2)
本実施形態のLEDユニットの基本構成は実施形態1と略同じであって、図2に示すように、表面実装型LED1の構造が相違する。なお、実施形態1と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
実施形態1における表面実装型LEDではLEDチップ1が実装基板20にフェースダウンでフリップチップ実装されていたのに対して、本実施形態における表面実装型LED1は、LEDチップ10が平板状の実装基板20の一表面側にフェースアップで実装されており、LEDチップ10の各パッド(図示せず)がボンディングワイヤWを介して配線パターン22,22と電気的に接続されている。また、本実施形態における表面実装型LED1では、実装基板20の上記一表面側にシリコーン樹脂などの封止樹脂からなる封止部24が設けられており、封止部24上にシート状の色変換部(図示せず)が設けられている。
本実施形態のLEDユニットにおいても、実施形態1と同様に、表面実装型LED1と配線基板3との熱膨張率の差に起因して接合部4に発生する応力を緩和するように端子部33aが変位可能となっているので、点灯時の表面実装型LED1の発熱や周囲温度の変化などによりLEDユニットが膨張収縮した際に、表面実装型LED1と配線基板3との熱膨張率の差に起因して、表面実装型LED1の電極部22bと配線基板3の回路パターン33における端子部33aとの間を接続している接合部4にクラックが生じたり接合部4が表面実装型LED1の電極部22bから剥離したりするのを防止することができ、信頼性を高めることができる。
(実施形態3)
本実施形態のLEDユニットの構成は実施形態1と略同じであって、図3に示すように、配線基板3の構造が相違している。なお、実施形態1と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態の配線基板3は、回路パターン33が金属板31上の樹脂層32上に積層されたガラスエポキシ基板34の表面に形成された金属箔(例えば、銅箔など)をパターニングすることにより構成されており、本実施形態では、樹脂層32とガラスエポキシ基板34とで金属板31と回路パターン33との間に介在する樹脂層を構成している。なお、上記ガラスエポキシ基板34には、金属板31の突台部31aを挿通する矩形状の挿通孔34aが形成されている。
また、本実施形態の配線基板3では、表面実装型LED1と配線基板3との熱膨張率の差に起因して接合部4に発生する応力を緩和するように端子部33aを変位可能とするために、各端子部33a,33aの周囲に金属板31の上記一表面に達する深さの複数の溝35を形成してある。ここにおいて、各端子部33a,33aそれぞれの周囲に形成された溝35は、配線基板3における表面実装型LED1の搭載領域の外側において金属板31の上記一表面に平行な面内で両端子部33a,33aを結ぶ方向に直交する方向に沿って形成されており、各回路パターン33は端子部33aの近傍部位の平面形状が溝35を迂回するコ字状に形成されている。
しかして、本実施形態のLEDユニットでは、配線基板3における端子部33aの周囲に溝35が形成されていることにより、表面実装型LED1と配線基板3との熱膨張率の差に起因して接合部4に発生する応力を緩和するように端子部33aが変位することとなり、接合部4にクラックが生じたり接合部4が表面実装型LED1の電極部22bから剥離したりするのを防止することができる。
なお、図3に示した例では、配線基板3の各溝35が金属板31に達する深さまで形成してあるが、各溝35は必ずしも金属板31に達する深さまで形成する必要はなく、例えば、図4に示すように、樹脂層32に達する深さの溝35としてもよい。
(実施形態4)
本実施形態のLEDユニットの構成を図5に示す。基本構成は実施形態3と略同じであって、実施形態3では表面実装型LED1の上記他表面の放熱用パッド23と熱的に結合する突台部31aを金属板31から連続一体に突設していたのに対して、本実施形態では、金属板31において表面実装型LED1と重なる領域に、樹脂層32の一部とガラスエポキシ基板34の一部と上記金属箔の一部とからなる複数(図示例では、3つ)のランド部36が形成されるように配線基板3に上記溝35とは別の溝37を設けてあり、各ランド部36における金属箔の部分を半田のような接合材料からなる接合部5を介して放熱用パッド23と熱的に結合してある。ここで、各ランド部36の平面形状は、金属板31の上記一表面に平行な面内で両端子部33a,33aを結ぶ方向に直交する細長の長方形状となっている。なお、実施形態3と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
しかして、本実施形態のLEDユニットでは、配線基板3における端子部33aの周囲に溝35が形成されるとともに、各ランド部36の周囲に溝37が形成されていることにより、表面実装型LED1と配線基板3との熱膨張率の差に起因して各接合部4,5に発生する応力を緩和するように端子部33aおよびランド部36における金属箔部分が変位することとなり、各接合部4,5にクラックが生じたり、接合部4が表面実装型LED1の電極部22bから剥離したり、接合部5が放熱用パッド23から剥離したりするのを防止することができる。
なお、図5に示した例では、配線基板3の各溝35,37が金属板31に達する深さまで形成してあるが、各溝35,37の深さを浅くして図6に示すように樹脂層32の途中まで形成するようにしてもよい。
実施形態1を示す概略断面図である。 実施形態2を示す概略断面図である。 実施形態3を示し、(a)は概略断面図、(b)は配線基板の概略平面図である。 同上の他の構成例を示し、(a)は概略断面図、(b)は配線基板の概略平面図である。 実施形態4を示し、(a)は概略断面図、(b)は配線基板の概略平面図である。 同上の他の構成例を示し、(a)は概略断面図、(b)は配線基板の概略平面図である。
符号の説明
1 表面実装型LED
3 配線基板
4 接合部
10 LEDチップ
12 バンプ
20 実装基板
21 収納凹所
22 配線パターン
22a チップ接続部
22b 電極部
31 金属板
32 樹脂層
33 回路パターン
33a 端子部
38 隙間

Claims (3)

  1. 金属板の一表面上に樹脂層を介して回路パターンが形成された配線基板を備え、回路パターンにおける端子部が表面実装型LEDの電極部と接合材料からなる接合部を介して接続されたLEDユニットであって、配線基板は、表面実装型LEDと配線基板との熱膨張率の差に起因して接合部に発生する応力を緩和するように端子部が変位可能となっていることを特徴とするLEDユニット。
  2. 前記配線基板は、前記表面実装型LEDの搭載領域において前記金属板の前記一表面が露出しており、前記回路パターンにおける前記端子部を前記搭載領域の内側まで突出させることにより前記端子部が前記応力を緩和するように変位可能となっていることを特徴とする請求項1記載のLEDユニット。
  3. 前記配線基板は、前記端子部の周囲に溝を形成することにより前記端子部が前記応力を緩和するように変位可能となっていることを特徴とする請求項1記載のLEDユニット。
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