JP2006302043A - 画像表示装置、画像表示方法および画像表示プログラム - Google Patents

画像表示装置、画像表示方法および画像表示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】表示可能な画像数の増加に対しても使用者の利便性の低下を抑制した画像表示装置を実現する。
【解決手段】表示態様等に関して使用者の指示を入力するための操作部9と、入力された画像データ等を記憶する記憶部10と、記憶部10に記憶された画像データを所定の基準に基づき抽出・グループ化する画像抽出部11と、選択された画像データに対応した選択画像を表示する画像表示領域12aおよび画像選択領域12bを有する表示部12と、表示部12の表示態様を含む各構成要素の駆動状態を制御する制御部13とを備える。制御部13に備わる表示制御部16は、画像選択領域12bに関して、領域上の位置と関連づけられる画像データを表示可能なすべての画像データとする全画像モードと、画像抽出部11によってグループ化された画像データのみとするグループ画像モードとの間で適宜切り替える機能を有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複数の画像の中から選択された選択画像を表示する画像表示領域と、所定のポインタが表示されうる位置座標と複数の前記画像のそれぞれとが関連づけられ、前記ポインタの位置に応じた画像が選択されて前記選択画像として表示されるよう形成された画像選択領域とを所定の画面上に表示させる技術に関するものである。
近年、内視鏡の分野においては、飲込み型のカプセル型内視鏡が提案されている。このカプセル型内視鏡には、撮像機能と無線通信機能とが設けられている。カプセル型内視鏡は、観察(検査)のために被検体の口から飲込まれた後、自然排出されるまでの間、体腔内、例えば胃、小腸などの臓器の内部をその蠕動運動に従って移動し、移動に伴い、例えば0.5秒間隔で被検体内画像の撮像を行う機能を有する。
体腔内を移動する間、カプセル型内視鏡によって体内で撮像された画像データは、順次無線通信により外部に送信され、受信装置に設けられたメモリに蓄積される。無線通信機能とメモリ機能とを備えた受信装置を携帯することにより、被検体は、カプセル型内視鏡を飲み込んだ後、排出されるまでの間に渡って、自由に行動することが可能である(例えば、特許文献1参照。)。
ところで、このように撮像された被検体内画像は、受信装置に設けられたメモリから取り出された後に、ワークステーション等の画像表示装置にて表示され、医師の診断等に利用される。このような画像表示装置の一例として、画像選択の際の利便性を向上させる観点から、被検体内画像を表示する画像表示領域とは別に、所定のポインタが表示されうる位置座標と複数の被検体内画像画像のそれぞれとが関連づけられ、前記ポインタの位置に応じた画像が選択されて表示されるよう形成された画像選択領域を画面上に表示するものが知られている。
一般に、画像選択領域はほぼ線状の領域にて形成されており、画像表示装置の使用者は、かかる線状の領域上における位置を被検体内部の臓器等と関連づけて認識することが可能である。例えば、線状領域の基端近傍は胃を撮像した被検体内画像と対応しており、領域上を移動するに従って小腸を撮像した被検体内画像に変化し、末端にて大腸を撮像した被検体内画像と対応することとなる。このため、医師、看護士等は、例えば胃を撮像した被検体内画像を閲覧したい場合には、直線状の領域の中央から基端側にかけてポインタを移動することによって所望の画像を閲覧することが可能となり、従来の画像表示装置は、閲覧したい画像を視覚的に指定できる等の利便性を有することとなる。
特開2003−19111号公報
しかしながら、画像選択領域を新たに画面上に表示する従来の画像表示装置は、大量の画像を扱う場合に利便性の点で課題を有する。画像表示装置に備わる画面の広さは有限であるのみならず、被検体内画像を表示する領域を確保する必要があることから、画像選択領域の面積はある一定の値以下に抑制される。このため、大量の画像の表示を目的とする画像表示装置の場合には、個々の画像に対して画像選択領域上に割り当てられる面積が狭小化され、ポインタの位置ずれに対する画像選択の許容性が低下することとなる。すなわち、画像表示装置の使用者が、現に表示されている被検体内画像の直後に撮像された画像の閲覧を希望してポインタの位置を変化させる際には、使用者はポインタ位置の変化量がきわめて小さな値となるようポインティングデバイス等を操作する必要があり、所望の画像を表示させることがきわめて困難なこととなる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、表示可能な画像数の増加に対しても使用者の利便性の低下を抑制した画像表示装置を実現することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる画像表示装置は、複数の画像の中から選択された選択画像を表示する画像表示領域と、所定のポインタが表示されうる位置座標と複数の前記画像のそれぞれとが関連づけられ、前記ポインタの位置に応じた画像を前記選択画像として表示するよう形成された画像選択領域とを備えた表示手段を有する画像表示装置であって、表示可能な全画像の中から所定の基準に従って一部画像を抽出し、抽出した画像をグループ化する画像抽出手段と、前記画像選択領域の表示態様として、表示可能な全画像を前記ポインタの位置座標に対して関連づけた全画像モードと、前記画像抽出手段によってグループ化された画像のみを前記ポインタの位置座標に対して関連づけたグループ画像モードの少なくとも一方にて表示するよう制御する表示制御手段とを備えたことを特徴とする。
この請求項1の発明によれば、画像選択領域の表示モードとして、すべての画像データと領域上の位置とが関連づけられた全画像モードのみならず、グループ化された一部の画像データと領域上の位置とが関連づけられたグループ画像モードにて表示することを可能としたため、特にグループ画像モードにて表示した場合には、対応する画像数が少なくなることから画像選択領域上にて個々の画像に割り当てられる領域が拡大し、画像選択領域上における指定の位置ずれに対する許容度を向上させることが可能である。
また、請求項2にかかる画像表示装置は、上記の発明において、前記画像抽出手段は、全画像の中から撮像対象部位が同じ画像を抽出することを特徴とする。
また、請求項3にかかる画像表示装置は、上記の発明において、前記画像抽出手段は、全画像の中から互いに類似する画像を抽出することを特徴とする。
また、請求項4にかかる画像表示装置は、上記の発明において、前記画像抽出手段は、全画像の中から病変部と疑われるものを撮像した画像を抽出することを特徴とする。
また、請求項5にかかる画像表示装置は、上記の発明において、前記画像抽出手段は、全画像の中から出血部位と疑われるものを撮像した画像を抽出することを特徴とする。
また、請求項6にかかる画像表示装置は、上記の発明において、前記表示手段は、前記画像抽出手段によって規定された1以上のグループのそれぞれに対応した所定のGUIをさらに表示し、前記表示制御手段は、前記画像選択領域の表示態様として、前記GUIに対する指定に基づき、指定された前記GUIに対応するグループに関するグループ画像モードにて表示するよう制御することを特徴とする。
また、請求項7にかかる画像表示装置は、上記の発明において、前記表示制御手段は、全画像モードにて前記画像選択領域を表示している間に、前記ポインタが所定のグループに属する画像と対応づけられた位置に移動した際に、前記所定のグループに対応したグループ画像モードを強制的に表示するよう制御することを特徴とする。
また、請求項8にかかる画像表示装置は、上記の発明において、前記表示制御手段は、前記画像選択領域に関して、全画像表示モードとポインタ表示モードのいずれか一方のみにて表示するよう制御することを特徴とする。
また、請求項9にかかる画像表示装置は、上記の発明において、前記表示制御手段は、前記画像選択領域に関して、通常状態では全画像表示モードのみにて表示し、必要に応じて前記全画像表示モードおよびグループ画像モードの双方にて表示するよう制御することを特徴とする。
また、請求項10にかかる画像表示方法は、複数の画像の中から選択された選択画像を表示する画像表示領域と、所定のポインタが表示されうる位置座標と複数の前記画像のそれぞれとが関連づけられ、前記ポインタの位置に応じた画像が選択されて前記選択画像として表示されるよう形成された画像選択領域とを表示する画像表示方法であって、表示可能な全画像の中から所定の基準に従って一部画像を抽出し、抽出した画像をグループ化する画像抽出工程と、前記画像選択領域に関する表示態様として、表示可能な全画像を前記ポインタの位置座標に対して関連づけた全画像モードと、前記画像抽出手段によってグループ化された画像のみを前記ポインタの位置座標に対して関連づけたグループ画像モードの少なくとも一方に対する選択に基づき、選択した画像モードに応じた態様にて前記画像選択領域上の表示を行う第1表示工程と、前記画像選択領域における前記ポインタの位置に対応した画像を選択画像として前記画像表示領域上に表示する第2表示工程とを含むことを特徴とする。
また、請求項11にかかる画像表示プログラムは、複数の画像の中から選択された選択画像を表示する画像表示領域と、所定のポインタが表示されうる位置座標と複数の前記画像のそれぞれとが関連づけられ、前記ポインタの位置に応じた画像が選択されて前記選択画像として表示されるよう形成された画像選択領域とを表示させる画像表示プログラムであって、表示可能な全画像の中から所定の基準に従って一部画像を抽出し、抽出した画像をグループ化する画像抽出手順と、前記画像選択領域に関する表示態様として、表示可能な全画像を前記ポインタの位置座標に対して関連づけた全画像モードと、前記画像抽出手段によってグループ化された画像のみを前記ポインタの位置座標に対して関連づけたグループ画像モードの少なくとも一方を選択し、選択した画像モードに応じた態様にて前記画像選択領域上の表示を行う第1表示手順と、前記画像選択領域における前記ポインタの位置に対応した画像を選択画像として前記画像表示領域上に表示する第2表示手順とを含む手順を電子計算機に実行させることを特徴とする。
本発明にかかる画像表示装置、画像表示方法および画像表示プログラムは、関連づけられた全画像モードのみならず、グループ化された一部の画像データと領域上の位置とが関連づけられたグループ画像モードにて表示することを可能としたため、特にグループ画像モードにて表示した場合には、対応する画像数が少なくなることから画像選択領域上にて個々の画像に割り当てられる領域が拡大し、画像選択領域上における指定の位置ずれに対する許容度を向上させることが可能であるという効果を奏する。
以下、この発明を実施するための最良の形態(以下では、単に「実施の形態」と称する)である画像表示装置、画像表示方法および画像表示プログラムについて説明する。なお、図面は模式的なものであり、各部分の大きさの関係などは現実のものとは必ずしも一致しないことに留意すべきである。また、以下では、本実施の形態にかかる画像表示装置の使用態様の一例について説明した後、画像表示装置の構成、作用等について説明することとする。
図1は、本実施の形態にかかる画像表示装置を構成要素として備えるカプセル型内視鏡システムの全体構成を示す模式図である。図1に示すように、カプセル型内視鏡システムは、被検体1の内部に導入されて被検体内部の画像たる被検体内画像の撮像および取得した画像データを含む無線信号の送信機能を有するカプセル型内視鏡2と、カプセル型内視鏡2から送信された無線信号の受信に用いられる受信アンテナ3a〜3hと、受信アンテナ3a〜3hのいずれかを介して受信された無線信号に対して受信処理を施す受信装置4と、受信装置4にて受信処理された画像データを表示する機能を有し、本実施の形態にかかる画像表示装置として機能する画像表示装置5と、受信装置4および画像表示装置5に対して着脱自在であって、受信装置4と画像表示装置5との間の情報の受け渡しに用いられる携帯型記録媒体6とを備える。
カプセル型内視鏡2は、撮像機構および無線送信機構を内蔵すると共に、外形がカプセル状に形成された構造を有する。具体的には、カプセル型内視鏡2は、被検体1の口腔を介して被検体1内部に導入され、内蔵した撮像機構によって取得した画像データを被検体1の外部に対して無線送信する機能を有する。なお、カプセル型内視鏡2は、被検体1内部に導入された後、例えば0.5秒の撮像間隔にて数時間〜十数時間に渡って撮像動作を行うことから、カプセル型内視鏡2によって撮像される被検体内画像は膨大な量のものとなる。
受信アンテナ3a〜3hは、カプセル型内視鏡2から送信された無線信号を受信し、受信した無線信号を受信装置4に供給するためのものである。具体的には、受信アンテナ3a〜3hは、それぞれが例えばループアンテナおよびループアンテナを被検体1の体表面上に固定するための固定機構とによって形成される。
受信装置4は、受信アンテナ3a〜3hのいずれかを介して無線信号を受信し、受信した信号に対して復調処理等を施すことによってカプセル型内視鏡2にて得られた画像データを再生する機能を有する。また、受信装置4は、携帯型記録媒体6を装着可能な構造を有しており、装着された携帯型記録媒体6に対して、再生した画像データを記録する機能を有する。
携帯型記録媒体6は、受信装置4と画像表示装置5との間の情報の受け渡しに用いられるものであって、双方に対して着脱自在となるよう形成されている。具体的には、携帯型記録媒体6は、例えばコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等によって形成されており、受信装置4にて再生された画像データを、画像表示装置5に伝達する機能を有する。
次に、本実施の形態にかかる画像表示装置について説明する。図1に示した使用態様となる場合には、本実施の形態にかかる画像表示装置は、カプセル型内視鏡2にて例えば0.5秒間隔で数時間〜十数時間に渡って行われる撮像動作によって得られた大量の画像データを、携帯型記録媒体6を介して入力することとなる。このため、かかる大量の画像の中から所望の画像を選択する際に、使用者にとっての利便性の低下を抑制する工夫が施されている。以下、本実施の形態にかかる画像表示装置の構成、作用等につき詳細に説明する。
図2は、本実施の形態にかかる画像表示装置の構成を示す模式的なブロック図である。図2に示すように、本実施の形態にかかる画像表示装置は、携帯型記録媒体6等を介して外部から画像データを入力する入力部8と、表示態様等に関して使用者の指示を入力するための操作部9と、入力部8を介して入力された画像データ等を記憶する記憶部10と、記憶部10に記憶された画像データを所定の基準に基づき抽出・グループ化する画像抽出部11と、選択された画像データに対応した選択画像を表示する画像表示領域12aおよび画像選択領域12bを有する表示部12と、表示部12の表示態様を含む各構成要素の駆動状態を制御する制御部13とを備える。
入力部8は、携帯型記録媒体6等の外部機器から画像データを取得するためのものである。具体的には、入力部8は、図1の使用態様の場合には、携帯型記録媒体6を装着可能な構造を有すると共に、装着時に携帯型記録媒体6に記録された画像データを入力し、制御部13を介して記憶部10に対して出力する機能を有する。なお、入力部8における入力態様としては、携帯型記録媒体6を用いること以外にも、所定のケーブル配線を介して外部機器から入力することとしても良いし、無線LAN等の無線入力によって画像データを取得することとしても良い。
操作部9は、使用者からの指示を入力するためのものである。具体的には、操作部9は、少なくとも表示部12上に表示されたポインタ12c(後述)の位置を指定するための情報等を入力可能な機能を有し、例えば、マウス、トラックボール等によって形成される。
記憶部10は、外部から入力された画像データ等を記憶し、必要に応じて制御部13に対してデータを出力する機能を有する。具体的には、記憶部10は、一般的な設定情報等を記憶する機能を有する他、入力された画像データを記憶する撮像画像データベース14を備える。
画像抽出部11は、入力された複数の画像データに対して、所定の基準に基づき抽出およびグループ化を行うためのものである。具体的には、画像抽出部11は、制御部13の制御に基づき、制御部13を経由して入力された画像データに対して、所定の基準を満たすか否かの判定を行うと共に、基準を満たす複数の画像データを一つの画像データ群としてグループ化する機能を有し、各画像データのグループ属性(すなわち、画像データがいかなるグループに属するか)に関する情報を出力する機能を有する。本実施の形態では、画像抽出部11によるデータ抽出の基準として、画像データの撮像対象部位を用いることとする。すなわち、画像抽出部11は、胃、小腸、大腸等の撮像対象部位に応じて画像データをグループ化する機能を有することとする。
表示部12は、画像データに対応した被検体内画像等の表示を行うためのものである。具体的には、表示部12は、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等画像表示が可能なディスプレイによって形成されており、制御部13に備わる表示制御部16(後述)の制御に基づき画像表示を行う機能を有する。表示部12は、画像データを表示する画像表示領域12aと、画像表示領域12aにて表示する画像データを選択を視覚的に行うための画像選択領域12bとを備えており、画像選択領域12b上にはポインタ12cが表示され、ポインタ12cの位置と画像表示領域12aにて表示される画像データとが所定の対応関係を有する。なお、画像表示領域12aおよび画像選択領域12bの具体的な表示態様については、後に詳細に説明を行う。
制御部13は、本実施の形態にかかる画像表示装置の各構成要素に対する全体的な駆動制御を行う他、表示部12における表示態様を制御する機能を有する。具体的には、制御部13は、表示部12の表示態様を制御する表示制御部16を備えており、表示制御部16の制御処理に基づき表示部12の表示態様が定められることとなる。特に、表示制御部16は、表示部12に備わる画像選択領域12bの表示態様として、撮像画像データベース14に記憶された画像データのすべてを選択可能とする全画像モードと、画像抽出部11によってグループ化された特定の画像データのみを選択可能とするグループ画像モードの少なくとも一方を適宜表示するよう制御する機能を有する。
次に、本実施の形態にかかる画像表示装置の動作について説明する。本実施の形態にかかる画像表示装置は、全体的な動作の流れとして、入力部8を介して外部から画像データを入力して撮像画像データベース14に格納した後、記憶部10にあらかじめ記憶した基準に従って画像抽出部11が画像データの抽出およびグループ化を行った後に、表示制御部16の制御に基づき表示部12による表示が行われることとなる。以下では、画像表示装置の動作のうち、画像抽出部11による画像データの抽出・グループ化と、表示制御部16による表示制御のうち、画像選択領域12bに関する制御について説明した後、表示部12の表示態様の具体的内容を説明する。
まず、画像抽出部11による画像抽出およびグループ化処理について説明する。図3は、画像抽出部11による処理を説明するためのフローチャートであり、以下図3を適宜参照しつつ説明を行う。なお、以下の処理において画像抽出部11は、撮像画像データベース14に記憶された画像データをカプセル型内視鏡2における撮像順に処理することとする。
最初に、画像抽出部11は、画像データの読込を行い(ステップS101)、読み込んだ画像データを構成する画素の色調を分析し、小腸に対応した色調となる領域の割合を導出する(ステップS102)。そして、導出した領域割合が所定の閾値を超えているか否かを判定し(ステップS103)、超えていない場合(ステップS103,No)には、処理対象の画像データが最後に撮像された画像データであるか否かを判定し(ステップS104)、最後に撮像された画像データではない場合(ステップS104,No)にはステップS101に戻って次に撮像された画像データを読み込んで上述の処理を繰り返し、最後の画像データである場合(ステップS104,Yes)には、すべての動作を完了する。
一方、導出した領域割合が所定の閾値を超えていた場合(ステップS103,Yes)には、再び画像データの読込を行い(ステップS105)処理している画像データに対して撮像対象部位が小腸である旨のマーキング処理を行う(ステップS106)。なお、ステップS105の画像データの読込は、ステップS103から移行した際にはステップS101と同一の画像データを読み込むものとし、後述するステップS109から移行した場合には次に撮像された画像データを読み込むものとする。
その後、画像データを構成する画素の色調を分析し、大腸に対応した色調となる領域の割合を導出し(ステップS107)、導出した領域割合が所定の閾値を超えているか否かの判定を行う(ステップS108)。領域割合が閾値を超えている場合(ステップS108,Yes)には、画像抽出部11の処理は完了し、領域割合が閾値を超えていない場合(ステップS108,No)は、処理対象の画像データが最後に撮像された画像データであるか否かの判定を行う(ステップS109)。最後に撮像された画像データではない場合(ステップS109,No)には、再びステップS105に戻って次に撮像された画像データの読込を行うと共に上述の処理を繰り返し、最後に撮像された画像である場合(ステップS109,Yes)には、画像抽出部11は、すべての処理を終了する。
以上の処理により、小腸を撮像した画像データに関して、ステップS106にて小腸を撮像した画像データである旨のマーキング処理が行われる一方で、小腸以外を撮像した画像データに関しては、特にマーキング処理が行われることなく処理が完了する。これに対して、表示制御部16は、小腸である旨のマーキング処理が施されている画像データが小腸に対応したグループに属すると判定する他、小腸に対応したグループの画像データよりも先に撮像された画像データに対しては胃に対応したグループに属するものと判定し、小腸に対応したグループの画像データの後に撮像された画像データに対しては、大腸に対応したグループに属するものと判定する。すなわち、本実施の形態では、表示制御部16は、マーキング処理の有無と撮像時刻とに基づいて画像データが胃、小腸および大腸のいずれに対応したグループに属する画像データであるかを判定することとしている。
なお、図3に示すフローチャートは画像抽出部11の処理の一例を示すものであり、他の処理態様を否定するものではない。例えば、画像抽出部11は、すべての画像データに対して小腸に対応するか否かのみならず、胃、小腸、大腸のすべてに関して対応するか否かを判定することとしても良いし、判定する基準として、色調に関する領域割合以外の基準を用いることとしても良い。また、ステップS106におけるマーキング処理の内容に関しても、画像データのファイル名に識別用の符号を付すこととしても良いし、画像データ内にマーキングに対応したテキストデータを埋め込むこととしても良い。さらに、小腸に対応した画像データのファイル名のみを抽出したリストを作成することによって対応関係を明らかにすることとしても良い。
次に、表示制御部16の表示制御処理について説明する。表示制御部16は、画像抽出部11による画像抽出・グループ化処理によって得られた各画像データのグループ属性に基づき、操作部9を介して入力された指示等に応じた画像表示が表示部12にて行われるよう所定の制御処理を行う機能を有する。図4は、表示制御部16の処理を説明するためのフローチャートであって、以下では図4を参照しつつ説明を行う。
まず、表示制御部16は、操作部9を介してグループの指定が行われたか否かを判定する(ステップS201)。グループの指定が行われたものと判定した場合(ステップS201,Yes)には、表示制御部16は、いずれのグループが指定されたかを特定し(ステップS202)、表示部12に備わる画像選択領域12bに関して、特定したグループに対応したグループ画像モードにて表示を行うよう表示部12に指示する(ステップS203)。
一方、グループの指定が行われていないと判定した場合(ステップS201,No)およびステップS203が完了した後に、表示制御部16は、画像選択領域12b上に表示されるポインタの位置が変更されたか否かを判定し(ステップS204)、変化したと判定した場合(ステップS204,Yes)にはポインタの位置に対応した画像データを画像表示領域12a上に表示するよう制御する(ステップS205)。これに対して、ポインタの位置が変更されていないと判定した場合(ステップS204,No)およびステップS205が完了した後には、表示制御部16は、画像選択領域12bに関して、操作部9を介した全画像モードへの復帰指示が入力されたか否かを判定する(ステップS206)。復帰指示がなされたと判定した場合(ステップS206,Yes)には、画像選択領域12bを全画像モードへ切り替えるよう表示部12に指示する(ステップS207)。
これに対して、全画像モード復帰の指示がなされなかった場合(ステップS206,No)またはステップS207が完了した後には、画像表示を終了する旨の指示がなされたか否かの判定を行う(ステップS208)。指示がなされなかったと判定した場合(ステップS208,No)にはステップS201に戻って上述の処理を繰り返す一方で、処理がなされたと判定した場合(ステップS208,Yes)には、表示制御部16はすべての制御を終了し、表示部12の画像表示も終了する。
次に、表示部12の表示態様について具体的に説明する。図5は、画像選択領域12bが全画面モードにて表示された場合における表示部12の表示態様を示す模式図であり、図6は、画像選択領域12bがグループ画像モードにて表示された場合における表示部12の表示態様を示す模式図である。
図5に示すように、表示部12は、表示画面上にそれぞれ画像表示領域12aと、画像選択領域12bを表示しており、画像選択領域12b上には画像選択のためのポインタ12cが配置されている。また、表示部12は、画像選択領域12b近傍に、画像選択領域12b上の位置と撮像部位との対応関係を示すと共に、画像選択領域12bのモード切替を指示するためのモード切替アイコン(GUI)17a〜17cおよび復帰アイコン18と、画像表示完了を指示するための終了アイコン19とを表示する。さらに、表示部12は、これらの他に画像表示領域12aに表示された選択画像20に関する文字情報を表示するテキスト表示領域21と、使用者の指示に基づきあらかじめ抽出された画像をサムネイル表示するサムネイルリスト領域22と、複数の画像データの再生、コマ送りなどの再生制御を行うアイコン23とを備える。
テキスト表示領域21は、表示されている選択画像20等の情報を文字にて表示するための領域である。例えば、表示されている選択画像20の撮像日、撮像時刻、ファイル名等が表示される。この他にも、撮像対象たる被検体1の氏名、患者ID、検査ID等を表示することとしても良いし、医師の所見を表示することとしても良い。
サムネイルリスト領域22は、過去の閲覧等の際に使用者が指定した被検体内画像を縮小した画像を表示するものである。例えば、医師が画像閲覧中に注目した画像に関してあらかじめ指定してサムネイルリスト領域22内に縮小画像を表示させておくことにより、事後的に画像を再度確認すること等が可能となる。
アイコン23は、画像表示領域12aに表示される選択画像20の表示態様を指示するためのものである。具体的には、本実施の形態にかかる画像表示装置は、大量の画像データを撮像順に順次切り替えつつ連続的に表示する擬似動画モード等による表示画可能であり、操作部9に連動して画面上に表示される位置が変化するポインティングベクトル24を所定のアイコン上に移動した後クリック等することにより、表示態様を変化することとしている。具体的には、撮像順に順次表示する再生モード、撮像順と逆順に再生する逆再生モード、コマ送りするコマ送りモード、頭出しモード等にて選択画像20を表示することが可能である。
次に、画像選択領域12b、ポインタ12cおよびモード切替アイコン17a〜17cについて説明する。上述したように図5は画像選択領域12bを全画像モードにて表示した場合を示しており、画像選択領域12bは、領域上の位置は、表示可能なすべての画像データと対応づけられている。図5の例では画像選択領域12bは線状に形成されており、画像選択領域12b上の位置と画像データの対応関係としては、線形状の左端が最も撮像時刻の古い画像データと対応しており、左端から右端に向かって移動するに従って順次撮像時刻の新しい画像データと対応する。図4のステップS204,S205にて説明したように、画像選択領域12b上におけるポインタ12cの位置に応じて表示される選択画像20が切り替わることから、例えば、ポインタ12cを画像選択領域12bの左端に位置させれば画像表示領域12a上には最も撮像時刻の古い選択画像20が表示され、右端に位置させれば最も撮像時刻が新しい選択画像20が表示されることとなる。
モード切替アイコン17a〜17cは、特許請求の範囲におけるGUIの一例として機能するものである。具体的には、モード切替アイコン17a〜17cは、それぞれ画像抽出部11によるグループ化処理の結果に基づき表示されるものであって、画像データと上述の対応関係を有する画像選択領域12bに応じて配置される。すなわち、モード切替アイコン17a〜17cは、線状の画像選択領域12bの延伸方向に順次配列された状態にて表示されると共に、画像選択領域12bの延伸方向と平行な方向上の位置が、それぞれ画像選択領域12bの位置に対応した画像データの撮像部位と対応するよう配置されている。具体的には、モード切替アイコン17aは、撮像対象部位が胃である画像データに対応した位置に配置され、図5の例では画像選択領域12bのうち、モード切替アイコン17aの下に位置する領域にポインタ12cを移動した場合には、胃を撮像した選択画像20が画像表示領域12a上に表示されることとなる。
また、モード切替アイコン17a〜17cは、画像選択領域12bの表示モードの切り替えを指示するためのアイコンとしても機能する。具体的には、操作部9を介してポインティングベクトル24をモード切替アイコン17a〜17cのいずれかが表示された領域に移動し、クリック等をすることにより図4のステップS201に示すグループ指定がなされる。かかる指定に対応して、表示制御部16は、画像選択領域12bの表示態様を、選択したアイコンに対応したグループに関するグループ画像モードに変化させるよう表示部12に指示を送り、図6に示す表示態様に変化することとなる。
次に、図6に示す表示態様について説明する。画像選択領域12bの表示態様をグループ画像モードに変化させることによって、表示部12の画面上の表示態様は図6に示す状態に変化する。具体的には、図5に示したモード切替アイコン17a〜17cのうち、例えばモード切替アイコン17bを指定した場合、図6に示すように指定したモード切替アイコン17bが左右方向に拡大されると共に、モード切替アイコン17a、17cが消去される。
また、表示態様が変化することによって、画像選択領域12b上の位置と画像データとの対応関係に変化が生ずる。具体的には、位置と対応する画像データが、画像表示領域にて表示可能なすべての画像データではなく、指定されたグループに属する画像データ(図6の例では撮像対象部位が小腸である画像データ)のみとなる。従って、例えば図6の状態にてポインタ12cの位置を画像選択領域12bの左端に移動させた場合には、図5の例のように全画像データの中で最も撮像時刻の古い画像データではなく、小腸を撮像した画像データの中で最も撮像時刻の古い画像データが選択画像20として画像表示領域12aに表示されることとなる。
なお、図6に示す表示態様から図5に示す表示態様に戻す場合には、復帰アイコン18を指定することとなる。すなわち、操作部9の操作によってポインティングベクトル24を復帰アイコン18が表示された領域に移動し、クリック等を行うことによって、図4に示すステップS206における復帰指示が入力されたこととなり、表示制御部16は、ステップS207に示す処理を行い画像選択領域12bを全画像モードにて表示するよう制御する。
また、本実施の形態にかかる画像表示装置による画像表示を終了するためには、終了アイコン19を指定することとなる。すなわち、ポインティングベクトル24を終了アイコン19の表示位置に移動し、クリック等を行うことによって図4におけるステップS208の画像表示終了指示の入力がなされたこととなり、表示制御部16は、表示部12の表示動作を終了させることとなる。
次に、本実施の形態にかかる画像表示装置の利点について説明する。本実施の形態にかかる画像表示装置では、多数の画像データをあらかじめグループ化すると共に、グループに属する画像データのみと領域上の位置が関連づけられたグループ画像モードにて画像選択領域12bを表示可能な構成を採用する。このようなグループ画像モードにて表示された画像選択領域12bでは、各画像データに割り当てられられる領域の面積が増加することとなり、指定位置のずれに対する許容度が向上して使用者の利便性が向上するという利点を有する。すなわち、画像選択領域12bがグループ画像モードにて表示されている場合には、例えば現に画像表示領域12aにて表示されている選択画像20の直前に表示された画像を指定する際に、ポインタ12cの移動距離がごくわずかなものとなるよう操作部9を正確に制御する必要はなく、移動距離がある程度大きな値となっても、所望の画像を確実に指定することが可能である。
(変形例1)
次に、本実施の形態にかかる画像表示装置の変形例1について説明する。本変形例1では、画像抽出部11による画像抽出・グループ化処理の際の基準を撮像対象部位とするのではなく、互いに類似する画像データを抽出し、類似する画像データ同士を同一のグループに属するものとして扱う構成を有する。
図7は、本変形例1における画像抽出部11の画像抽出処理およびグループ化処理について説明するためのフローチャートである。なお、まず、画像抽出部11は、グループ番号Gを0に設定し(ステップS301)、画像データの読込を行う(ステップS302)。そして、画像抽出部11は、前画像データ(処理対象の画像データの撮像の直前に撮像された画像データ)との相関値を導出し(ステップS303)、導出した相関値が閾値よりも大きいか否かの判定を行う(ステップS304)。相関は、たとえば画素値の差の絶対値で評価し、相関値が閾値よりも大きいと判定した場合(ステップS304,Yes)には、画像抽出部11は、処理対象の画像データは前画像データと同一のグループに属するものとして、前画像データと同一のグループ番号Gが付される(ステップS307)。一方、相関値が閾値よりも小さいと判定した場合(ステップS304,No)には、画像抽出部11は、グループ番号Gの値を一つ増やし、増やしたグループ番号Gを処理対象の画像データに付する(ステップS305)。
ステップS305、S306が完了した後には、画像抽出部11は、処理対象の画像データが最終の画像データ、すなわち最後に撮像された画像データであるか否かの判定を行う(ステップS306)。最終の画像データでないと判定した場合には、画像抽出部11は、ステップS301に戻って次の画像データを読み込むと共に、上述した処理を繰り返す。一方、最終の画像データであると判定した場合には、画像抽出部11による処理は終了する。
上述したステップS301〜S307の処理を繰り返すことにより、画像表示装置にて表示可能なすべての画像データに関して、互いに類似する画像データ同士が同一のグループとなるグループ化処理が完了する。そして、表示制御部16は、図4のフローチャートと同様の処理を行うことにより、異なる基準にてグループ化された画像データに関する表示が表示部12によって行われることとなる。
図8は、本変形例1における表示部12の全画像モードにおける表示態様を示す模式図である。図8に示すように、本変形例1では、撮像対象部位に応じて表示されるモード切替アイコン17a〜17cに代わって図7の処理によって類似画像ごとに定められたグループに応じたモード切替アイコン26a〜26gが表示される。モード切替アイコン26a〜26gの機能としては実施の形態におけるモード切替アイコン17a〜17cと同様であって、画像選択領域12bの近傍に配置され、操作部9を操作することによって所定のアイコンを指定することによって指定したアイコンに対応したグループに関するグループ画像モードの表示が行われることとなる。
このように、画像抽出部11による画像抽出処理等に関して実施の形態と異なる基準にて行うことも有効である。本変形例1にて示した類似画像を基準とする以外にも、画像抽出部11の処理における基準として、例えば、病変部位と疑われるものを撮像した画像データであるか否かを抽出の基準としても良いし、出血部位と疑われるものを撮像した画像データであるか否かを抽出の基準としても良い。具体的な抽出アルゴリズムとしては、病変部位の場合は一般に腫瘍等に対応した突起を有することから、画像データに対して画像分析処理を行うことによって突起の有無を検出する等の処理態様が考えられる。出血部位に関しては、血液に対応した色調を示す領域の有無を検出する等の処理態様が考えられる。
(変形例2)
次に、実施の形態にかかる画像表示装置の変形例2について説明する。本変形例2では、操作部9を介した指示に基づき画像選択領域12bの表示モードの切替を行うのではなく、現に選択画像20として画像表示領域12a上に表示されている画像データが何らかのグループに属している場合に、属するグループに対応したグループ画像モードにて画像選択領域12bの表示を行うよう構成されている。
図9は、本変形例2における表示制御部16の処理について説明するフローチャートである。図9に示すように、最初に表示制御部16は、ポインタ12cの位置に対応した画像データが何らかのグループに属するか否かの判定を行う(ステップS401)。位置しているものと判定した場合(ステップS401,Yes)には、対応する画像データがどのグループに属するかを特定する(ステップS402)。また、ポインタ12cがかかる位置に位置していないものと判定した場合(ステップS401,No)にはステップS404に移動する。以下、表示制御部16は、ステップS403〜S408の処理を、実施の形態にかかるステップS203〜S208と同様に行い、画像選択領域12bの表示モードを全画像モードとグループ画像との間で適宜切り替える。
このように、実施の形態のようにモード切替アイコン17a〜17cを指定することによって表示モードを変化させるのではなく、ポインタ12cの位置に対応して選択された選択画像が所定のグループに属するか否かに基づいて画像選択領域12bの表示モードを変化させることも有効である。すなわち、本変形例2では、画像選択領域12bに関して、表示されている選択画像20が属するグループに関するグループ画像モードにて自動的に表示されることとなる。このため、画像モードの切り替えに関してアイコンの指定等の手間を省くことが可能となる。
なお、本変形例2では、グループ画像モードから全画像モードへの切り替えに関して実施の形態と同様復帰アイコン18の指定に基づいて行われることとしたが、かかる切り替えに関しても自動的に行うこととしても良い。例えば、ポインタ12cの位置に応じて選択された画像データがいずれのグループにも属していない場合に全画像モードに戻るよう表示制御部16が制御することによって、画像選択領域12bに関して、グループ画像モードから全画像モードへの切り替えを自動的に行うことが可能となる。
また、画像表示領域12aにていずれかのグループに属する選択画像20が表示される機会としては、いわゆる擬似動画モードにて撮像順に画像データを順次切り替える内、つまり画像の再生中などに所定の画像が表示された場合の他、全画像モードにて表示された画像選択領域12bの任意の位置を指定することによっていずれかのグループに属する選択画像20が表示された場合も含むこととする。いずれの場合であっても、本変形例2に説明したように画像選択領域12bの表示モードが強制的に切り替わるよう構成することによって、アイコンの指定等の手間を省ける等の利点を享受することが可能である。
(変形例3)
次に、実施の形態にかかる画像表示装置の変形例3について説明する。本変形例3にかかる画像表示装置は、画像選択領域12bの表示態様として、全画像モードとグループ画像モードのいずれか一方にて表示するのではなく、必要に応じて双方を同時に表示するよう構成されている。
図10は、本変形例3における表示部12の表示態様を示す模式図である。図10に示すように、本変形例3では、画像選択領域12b等が、表示領域本体28内のみならず、表示領域本体28と異なる領域である別表示領域29にも配置された構成を有する。そして、通常状態、すなわち操作部9を介した所定の指示等が行われていない状態では、複数存在する画像選択領域12bのうち、表示領域本体28内の領域で全画像モードの表示(例えば、図5と同様の表示)が行われている。これに対して、所定の指示等がなされてグループ画像モードの表示が必要となった場合には、図10に示すように、表示領域本体28内の全画像モードの表示を維持しつつ、同時に別表示領域29にてグループ画像モードの表示を行う。
このように構成することによって、使用者は、全画像モードにて表示された画像選択領域と、グループ画像モードにて表示された画像選択領域の双方を利用することが可能である。例えば、所定のグループに属する画像データに関して細かな選択を行う場合にはグループ画像モードにて表示された画像選択領域におけるポインタの位置を変化させることが可能であるし、グループに属さない画像データを選択する場合には、全画像モードにて表示された画像選択領域におけるポインタの位置を変化させることによって、所望の画像データを指定することが可能となるという利点を有する。
以上、実施の形態および変形例1〜3に渡って本発明について説明したが、本発明は上記の実施の形態および変形例に限定して解釈するべきではなく、当業者であれば様々な実施例、変形例に想到することが可能である。例えば、実施の形態および変形例では、図2のブロック図にて示した構成を有する画像表示装置について説明したが、かかる構成に限定して本発明を解釈するべきではない。具体的には、図3および図4のフローチャートにて示す方法にて所定の処理を行うことによって画像表示を行う画像表示方法についても本発明の一態様としてとらえることが可能である。
また、ハードウェア的な構成として画像表示装置を形成するために、所定の電子計算機(パーソナル・コンピュータ)に対して図3および図4のフローチャートにて示す処理を実行させる画像表示プログラムに関しても本発明の一態様とすることが可能である。
図11は、実施の形態にかかる画像表示装置を所定のコンピュータシステムによって実現した変形例の構成を示す模式図であり、図12は、コンピュータシステムにおける本体部の構成を示すブロック図である。図11に示すように、コンピュータシステム100は、本体部101と、本体部101からの指示に基づき表示画面102a上に画像等の情報を表示するディスプレイ102と、コンピュータシステム100に対して様々な情報を入力するためのキーボード103と、ディスプレイ102の表示画面102a上の任意の位置を指定するためのマウス104とを備える。
また、本体部101は、図12に示すように、CPU121と、RAM122と、ROM123と、ハードディスクドライブ(HDD)124と、CD−ROM109を受け入れるCD−ROMドライブ125と、フレキシブルディスク(FD)108を受け入れるFDドライブ126と、ディスプレイ102、キーボード103およびマウス104を接続するI/Oインターフェース127と、ローカルエリアネットワークまたは高域エリアネットワーク(LAN/WAN)106に接続するLANインターフェース128とを備える。
さらに、このコンピュータシステム100には、インターネットなどの公衆回線107に接続するためのモデム105が接続されると共に、LANインターフェース128およびLAN/WAN106を介して他のコンピュータシステム(PC)111、サーバ112,プリンタ113などが接続される。
そして、このコンピュータシステム100は、所定の記録媒体に記録された画像表示プログラムを読み出して実行することで画像表示装置を実現する。ここで、所定の記録媒体とは、フレキシブルディスク(FD)108、CD−ROM109、MOディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの可搬用の物理媒体の他に、コンピュータシステム100の内外に備えられるハードディスクドライブ(HDD)124や、RAM122、ROM123などの固定用の物理媒体、さらにはモデム105を介して接続される公衆回線107や、他のコンピュータシステム111並びにサーバ112が接続されるLAN/WAN106などのように、プログラムの送信に際して短期にプログラムを保持する通信媒体など、コンピュータシステム100によって読み取り可能な画像表示プログラムを記録する、あらゆる記録媒体を含むものである。
すなわち、画像表示プログラムは、上記した可搬用の物理媒体、固定用の物理媒体および通信媒体等の記録媒体に、コンピュータ読み取り可能に記録されるものであり、コンピュータシステム100は、このような記録媒体から画像表示プログラムを読み出して実行することによって画像表示装置および画像表示方法を実現する。なお、画像表示プログラムは、コンピュータシステム100によって実行されるものに限定されるものではなく、他のコンピュータシステム111またはサーバ112が画像表示プログラムを実行する場合や、これらが協働して画像表示プログラムを実行するような場合に関しても本発明を適用することができる。
画像表示装置が用いられるカプセル型内視鏡システムの全体構成を示す模式図である。 実施の形態にかかる画像表示装置の構成を示す模式的なブロック図である。 画像表示装置に備わる画像抽出部の画像データ抽出およびグループ化の処理を説明するためのフローチャートである。 画像表示装置に備わる表示制御部の表示制御処理を説明するためのフローチャートである。 全画像モードにおける表示部の表示態様を示す模式図である。 グループ画像モードにおける表示部の表示態様を示す模式図である。 実施の形態の変形例1における画像抽出部の画像データ抽出およびグループ化の処理を説明するためのフローチャートである。 変形例1における表示部の表示態様を示す模式図である。 実施の形態の変形例2における画像抽出部の画像データ抽出およびグループ化の処理を説明するためのフローチャートである。 変形例3における表示部の表示態様を示す模式図である。 画像表示装置を所定のコンピュータシステムによって実現した変形例の構成を示す模式図である。 コンピュータシステムにおける本体部の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 被検体
2 カプセル型内視鏡
3a〜3h 受信アンテナ
4 受信装置
5 画像表示装置
6 携帯型記録媒体
8 入力部
9 操作部
10 記憶部
11 画像抽出部
12 表示部
12a 画像表示領域
12b 画像選択領域
12c ポインタ
13 制御部
14 撮像画像データベース
16 表示制御部
17a〜17c モード切替アイコン
18 復帰アイコン
19 終了アイコン
20 選択画像
21 テキスト表示領域
22 サムネイルリスト領域
23 アイコン
24 ポインティングベクトル
26a〜26g モード切替アイコン
28 表示領域本体
29 別表示領域
100 コンピュータシステム
101 本体部
102 ディスプレイ
102a 表示画面
103 キーボード
104 マウス
105 モデム
107 公衆回線
111 コンピュータシステム
112 サーバ
113 プリンタ
125 ドライブ
126 ドライブ
127 インターフェース
128 インターフェース

Claims (11)

  1. 複数の画像の中から選択された選択画像を表示する画像表示領域と、所定のポインタが表示されうる位置座標と複数の前記画像のそれぞれとが関連づけられ、前記ポインタの位置に応じた画像を前記選択画像として表示するよう形成された画像選択領域とを備えた表示手段を有する画像表示装置であって、
    表示可能な全画像の中から所定の基準に従って一部画像を抽出し、抽出した画像をグループ化する画像抽出手段と、
    前記画像選択領域の表示態様として、表示可能な全画像を前記ポインタの位置座標に対して関連づけた全画像モードと、前記画像抽出手段によってグループ化された画像のみを前記ポインタの位置座標に対して関連づけたグループ画像モードの少なくとも一方にて表示するよう制御する表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記画像抽出手段は、全画像の中から撮像対象部位が同じ画像を抽出することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記画像抽出手段は、全画像の中から互いに類似する画像を抽出することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  4. 前記画像抽出手段は、全画像の中から病変部と疑われるものを撮像した画像を抽出することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  5. 前記画像抽出手段は、全画像の中から出血部位と疑われるものを撮像した画像を抽出することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  6. 前記表示手段は、前記画像抽出手段によって規定された1以上のグループのそれぞれに対応した所定のGUIをさらに表示し、
    前記表示制御手段は、前記画像選択領域の表示態様として、前記GUIに対する指定に基づき、指定された前記GUIに対応するグループに関するグループ画像モードにて表示するよう制御することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の画像表示装置。
  7. 前記表示制御手段は、全画像モードにて前記画像選択領域を表示している間に、前記ポインタが所定のグループに属する画像と対応づけられた位置に移動した際に、前記所定のグループに対応したグループ画像モードを強制的に表示するよう制御することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の画像表示装置。
  8. 前記表示制御手段は、前記画像選択領域に関して、全画像表示モードとポインタ表示モードのいずれか一方のみにて表示するよう制御することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の画像表示装置。
  9. 前記表示制御手段は、前記画像選択領域に関して、通常状態では全画像表示モードのみにて表示し、必要に応じて前記全画像表示モードおよびグループ画像モードの双方にて表示するよう制御することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の画像表示装置。
  10. 複数の画像の中から選択された選択画像を表示する画像表示領域と、所定のポインタが表示されうる位置座標と複数の前記画像のそれぞれとが関連づけられ、前記ポインタの位置に応じた画像が選択されて前記選択画像として表示されるよう形成された画像選択領域とを表示する画像表示方法であって、
    表示可能な全画像の中から所定の基準に従って一部画像を抽出し、抽出した画像をグループ化する画像抽出工程と、
    前記画像選択領域に関する表示態様として、表示可能な全画像を前記ポインタの位置座標に対して関連づけた全画像モードと、前記画像抽出手段によってグループ化された画像のみを前記ポインタの位置座標に対して関連づけたグループ画像モードの少なくとも一方に対する選択に基づき、選択した画像モードに応じた態様にて前記画像選択領域上の表示を行う第1表示工程と、
    前記画像選択領域における前記ポインタの位置に対応した画像を選択画像として前記画像表示領域上に表示する第2表示工程と、
    を含むことを特徴とする画像表示方法。
  11. 複数の画像の中から選択された選択画像を表示する画像表示領域と、所定のポインタが表示されうる位置座標と複数の前記画像のそれぞれとが関連づけられ、前記ポインタの位置に応じた画像が選択されて前記選択画像として表示されるよう形成された画像選択領域とを表示させる画像表示プログラムであって、
    表示可能な全画像の中から所定の基準に従って一部画像を抽出し、抽出した画像をグループ化する画像抽出手順と、
    前記画像選択領域に関する表示態様として、表示可能な全画像を前記ポインタの位置座標に対して関連づけた全画像モードと、前記画像抽出手段によってグループ化された画像のみを前記ポインタの位置座標に対して関連づけたグループ画像モードの少なくとも一方を選択し、選択した画像モードに応じた態様にて前記画像選択領域上の表示を行う第1表示手順と、
    前記画像選択領域における前記ポインタの位置に対応した画像を選択画像として前記画像表示領域上に表示する第2表示手順と、
    を含む手順を電子計算機に実行させることを特徴とする画像表示プログラム。
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