JP2006300494A - ベンチュリ菅のエジェクト効果を利用した真空乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ベンチュリ管のエジェクト効果を利用しての真空乾燥機の次のところを解決する課題とする、
第一に乾燥タンク内の真空度を高める様にする課題
第二に乾燥時間を短縮する課題とする。
【解決手段】この発明の一実施形態を、図１、に示す様に、冷却装置を設け駆動水タンクと接続し、その働きで駆動水を冷却する様にする、ベンチュリ管のエジェクト効果は駆動水を冷却する事により、その密度を高め高真空度を得ることが出来る、
又乾燥タンクの下部にタンクを設けそこに蒸発蒸気の蒸発潜熱で温められた駆動水を導き循環させることにより蒸発を促進できるので乾燥時間が短縮できる。
【選択図】図１

Description

この発明はベンチュリ管のエジェクト効果を利用した真空乾燥機の気化促進と、乾燥タンクの減圧に関する技術
従来のベンチュリ管のエジェクト効果を利用した乾燥機は第二図に示すようにベンチュリ管通過後の駆動水は蒸発蒸気とともに放水するか、第三図に示すようにベンチュリ管通過後の駆動水はタンクに一旦貯め循環利用している、第一図の方式だと水が不経済で第二図の方式だと駆動水が気化潜熱で温度上昇し高真空度が得られず乾燥時間が長くなる支障を起こしている
以上の技術によれば、従来のベンチュリ菅のエジェクと効果を利用した乾燥機においては利用する駆動水が効率よく利用されていない、そのため水が不経済で、乾燥時間が長くなる等の欠点が有った。
前記の問題を解決するため次の課題を決める。
乾燥タンク内の真空度を高める様にする課題、
乾燥時間を短縮する課題
以上の問題を解決する事を課題とする。
 課題を解決しようとする手段
以上の課題を解決するために、
第一発明は、ベンチュリ管を通過する駆動水は蒸発蒸気の気化潜熱で温度が上昇し駆動水の密度が低くなり高真空度が得られず、乾燥時間が長くなる、それを解決する為駆動水を冷却することにより駆動水の密度を高め乾燥時間を短縮できる、又駆動水を冷却することにより循環して再利用できる、
第二発明は、乾燥時間を短くする為温度上昇したベンチュリ管を通過した駆動水を乾燥タンクの下部に導入し循環させ、その水温でタンク内の温度を上げ蒸発を促進できる。
発明の効果
第一発明は、ベンチュリ管を通過した駆動水は蒸発蒸気の気化潜熱により水温が高くなる為、駆動水の密度が低く成り高真空度が得られなくなる、駆動水を冷却することによりその密度を上げ真空度を高め乾燥タンク内の飽和蒸気圧を下げ乾燥時間が短縮でき、しかも駆動水を再利用できる等ランニングコストを下げることが出来る。
第二発明は、蒸発蒸気で水温の上がった駆動水を乾燥タンクの底部に導入し、その熱で乾燥タンクを加熱することにより乾燥タンク内の気化が促進され乾燥時間が短縮でき熱源を再利用できる等経済的である。
発明を実施する為の最良の形態
この発明の一実施形態を、図１、に示す。
駆動水タンク１の上部にエジェクト用のベンチュリ管２を設けそのベンチュリ管蒸気吸入口３と乾燥タンク４と接続する、ベンチュリ管２のベンチュリ管駆動水導入口５と駆動水ポンプ６の駆動水ポンプ吐出口７と接続する、駆動水ポンプ６の駆動水ポンプ吸入口８と駆動水タンク１とを接続する、駆動水タンク１と駆動水冷却装置９の駆動水冷却装置吸入口１０とを接続する、駆動水冷却装置９の駆動水冷却装置吐出口１１と駆動水タンク１とを接続する、乾燥タンク４の底部に温水タンク１２を設けその一端を加熱ポンプ１３の加熱ポンプ吐出口１４と接続する、加熱ポンプ１３の加熱ポンプ吸入口１５と駆動水タンクの高温部１６と接続する、温水タンク１２の一端と駆動水タンク１と接続する、乾燥タンク４の内部に攪拌翼１７を設け外部の電動機１８で回転できるようにする。
実施形態の効果
ベンチュリ菅の駆動水流による吸引効果は駆動水の温度が関係している、冷却装置を設け、吸引時の蒸発潜熱で上昇した駆動水を冷却することにより、高真空度得られ、乾燥時間が短縮でき、しかも駆動水を循環して利用できる効果がある、
乾燥タンクの底部に温水タンクを設け、吸引時の蒸発潜熱で温められた駆動水を温水タンクに導き循環させその熱により乾燥タンク内の蒸発を促進する共に駆動水を冷却する効果がある。
他の実施形態
駆動水を空気で冷却して利用できるが効率が悪い、また乾燥タンクの下部を電気ヒーターで加熱しても出来る。
この発明の一実施形態を示す図である。 従来の技術を示す図である。 従来の技術を示す図である。
符号の説明
１ 駆動水タンク ２ ベンチュリ管
３ ベンチュリ管蒸気吸入口 ４ 乾燥タンク
５ ベンチュリ管駆動水導入口 ６ 駆動水ポンプ
７ 駆動水ポンプ吐出口 ８ 駆動水ポンプ吸入口
９ 駆動水冷却装置 １０ 駆動水冷却装置吸入口
１１ 駆動水冷却装置吐出口 １２ 温水タンク
１３ 加熱ポンプ １４ 加熱ポンプ吐出口
１５ 加熱ポンプ吸入口 １６ 駆動水タンク高温部
１７ 攪拌翼 １８ 電動機

Claims (2)

  1. ベンチュリ管のエジェクト効果を利用して乾燥タンク内の圧力を下げ、タンク内の含水乾燥物を乾燥する装置において、乾燥タンクの底部に乾燥時の蒸気潜熱で温度上昇した駆動水を導入循環して、乾燥時間を短縮するようにした乾燥装置。
  2. 乾燥タンク内の圧力を下げる為、蒸気潜熱で上昇した駆動水を冷却する為の冷却装置を設けた乾燥装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109253612A (zh) * 2018-08-31 2019-01-22 芜湖杨燕制药有限公司 驱虫斑鸠菊注射液制造用热风烘干机
CN110864503A (zh) * 2019-12-19 2020-03-06 常熟市中联光电新材料有限责任公司 一种锥形真空干燥机的热介质加热装置

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