JP2006300331A - 垂直搭載エアディスクブレーキキャリパー組立体 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の長手方向軸の方向に配向された締結具を有するディスクブレーキと比べて、軽く、強く、簡素、低価格で、保守の行いやすいディスクブレーキを提供するとともに、締結具の頭を、より容易にアクセス(外部から到達)できる位置に配置することを可能にする。
【解決手段】空気圧駆動ディスクブレーキまたは電気駆動ディスクブレーキ、とくに商用車用空気圧ディスクブレーキであって、取付けフレーム12をトルクプレート30に固定する締結具が、車軸の長手方向軸に基本的に直交する少なくとも一つの面に配向するように、ブレーキキャリパー12を支持する取付けフレーム20と、取付けフレーム12を車軸に固定するトルクプレート30とを配置する。
【選択図】図2
【解決手段】空気圧駆動ディスクブレーキまたは電気駆動ディスクブレーキ、とくに商用車用空気圧ディスクブレーキであって、取付けフレーム12をトルクプレート30に固定する締結具が、車軸の長手方向軸に基本的に直交する少なくとも一つの面に配向するように、ブレーキキャリパー12を支持する取付けフレーム20と、取付けフレーム12を車軸に固定するトルクプレート30とを配置する。
【選択図】図2
Description
本発明は、ディスクブレーキ、特にエアーディスクブレーキのブレーキキャリパーフレーム組立体の搭載システムに関する。
少なくとも1970年代以降、種々の空気圧駆動ディスクブレーキが、特に商業車両用として、発達し普及してきた。これらのディスクブレーキは、冷却性、耐劣化性および保守性などの長所ゆえに、ドラム式ブレーキを代替し始めている。このようなエアーブレーキの例が、ドイツ特許公開DE4032886AL号公報(特許文献1)、特に図1に、開示されている。
ディスクブレーキ技術を商業車両に適用するにあたっては、工学的な努力がなされてきている。商業車両のホイールリムは、その車両に従来から採用されているドラム式のブレーキに十分な空間を与えるために、直径と軸オフセットの両方で寸法が決められている。その結果、ホイールとホイール車軸(アクスル)との間のスペース領域が制限され、空気圧ディスクブレーキ用に使用可能なスペースはほんの少ししかない。この使用可能スペースの欠如ゆえに、例えば、取付けフランジ(「トルクプレート」としても知られている)のようなブレーキ部品については、制限されたスペース領域に適合し、かつ直近の車軸(アクスル)フランジのような近傍の車両部品との間で障害が生じることを回避するように設計することが必要になる。
従来の典型的な設計では、空気圧ディスクブレーキは、ブレーキディスクの車軸(アクスル)ハブ上の摩擦部分を跨ぐように配置されたブレーキキャリパーを使用する。そのようなブレーキにおいては、当該キャリパーがブレーキトルクを発生する。そのブレーキトルクを車軸に伝達する取付け板(「トルクプレート」として知られている)に固定される中間取付けフレーム上に、そのブレーキキャリパーが取り付けられる。図1に、そのような従来のブレーキ構成の例を示す。図1は、取付けフレーム3上において、ピン2(第2のピンは図示していない)によって、どちらかのキャリパー端に配されたキャリパ1の構成を示す詳細部分図である。トルクプレート孔5を通り、取付けフレーム3上の対応するネジ穴にネジ止めされるボルト(図示せず)によって、キャリパー取付けフレーム3は、トルクプレート4に保持される。トルクプレート4は、種々の方法で車軸に固定される。例えば、車軸受け箱に溶接で固定することができる。しかしながら、最も普通の方法は、トルクプレート4を、車軸の長手方向軸に対して直交する車軸フランジ(フランジは簡明化のため図示せず)に、孔6を通してボルトで止めるという方法である。
従来のキャリパー取付けフレームの構成には、いくつかの欠点があった。それらの欠点の多くは、車軸の長手方向軸に大略平行であるフレーム取付けボルトの配置が原因である。従来の設計では、フレーム取付けボルトの挿入用および/または取外し用、ならびにボルトの締結用および/または弛緩用の取付け工具を挿入するための取付け工具用空間を、トルクプレートの後方に設けることが必要であった。そのようなフレーム取付けボルトの取付け用および/または取外し用の充分な空隙を設けることは、他の車両部品が近接しているため問題となる。ここで、当該他の車両部品とは、例えば、車軸受け箱、車軸フランジ、車両サスペンション(例えば、板バネや板バネ受け、ショックアブソーバやショックアブソーバ取付け台)およびステアリング部品(例えば、タイロッドエンドやタイロッドアーム、ステアリングアーム)などである。これらのスペース制限部品を用いる場合には、ブレーキ操作中や保守中に、ディスクブレーキキャリパーやその取付けフレームが、他の車両部品との間で障害が生じることを回避するため、それらのディスクブレーキキャリパーやその取付けフレームを、最適ブレーキ性能位置から離れる「時計回転(クロック)」(車軸の長手方向軸の回りに回転)させることが、しばしば必要となる。さらに、車軸の回りの次善最適位置にブレーキを時計回転(クロック)させても、依然として、取付けフレームボルトのうちの少なくとも一つのボルトに対しては、アクセス(外部から工具などを到達させること)が通常はできない。そのため、省時間かつ省力が可能な動力工具(空気圧レンチなど)を、ボルト取付けおよび取外しのために用いることができない。
さらに、従来の取付けボルト構成の欠点をもたらす原因は、キャリパー取付けフレームとトルクプレートの特定部位に過剰な付加的材料を含ませる必要から生じる。それが必要な理由は、ディスクブレーキを使用可能なスペース領域に嵌合させるために、これらの部品を強度の面で妥協させることができるようになるからである。
例えば、フレーム取付けボルトは、車軸の長手方向軸と平行で、また取付けフレームに螺挿される必要があるので(トルクプレートから車軸の長手方向軸方向の中心へのボルトの突出を最小にするために)、ボルトのネジ山を支持する取付けボルト穴の周囲に、相当な量の付加的フレーム材料を設けなければならない。ところが、もし、この付加的フレーム材料が、キャリパー取付けフレームの両端に局在すると、この付加的フレーム材料は、取付けフレームの構造的強度を向上することにならず、単に、フレームの重量を増やすだけの結果となる。
さらに、ボルトを取付けフレームに充分に螺合させるためには、取付けボルト穴の周囲に十分な材料を設ける必要があり、そのために、取付けフレームの端は通常は厚くなっている。それゆえ、ディスクとトルクプレートとの間に、分厚くなった取付けフレーム端を収容するのに充分な空間を存在させるべく、トルクプレートの取付けフレーム取付け用ボルト穴を含む箇所は、ブレーキディスクから乖離(オフセット)させなければならない。その乖離(オフセット)の結果、乖離位置にある取付けボルト穴と、車軸フランジにボルト付けされているトルクプレートの中心部分との間に、薄肉箇所が形成される。これらの薄肉箇所には、高い応力がかかる。そのため、トルクプレートの隣接領域に付加的材料を加え、それにより、薄肉箇所に応力が集中するのを減少させる、というやり方が従来のやり方であった。この取付けフレーム用取付けボルトの長手方向軸方向配置のゆえに必要な付加的材料の使用は、構造材料の非効率的使用であり、それにより、ブレーキの重量とコストが増加する。
ドイツ特許公開DE4032886AL号公報
本発明は、より軽く、より簡素で、より低コストおよび/または、組み立てと保守がより簡単なキャリパー取付けシステムによって、従来の空気圧ブレーキ取付け方法における上記問題のうちの少なくとも一つを解決する、改良された空気圧ディスクブレーキと搭載部品を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第一の観点に係る空気圧駆動または電気駆動ディスクブレーキキャリパー組立体は、空気圧駆動または電気駆動のブレーキキャリパーと、キャリパー取付けフレームと、トルクプレートとを備え、前記キャリパーは前記キャリパー取付けフレームに固定され、前記キャリパー取付けフレームは前記トルクプレートに複数の締結具により固定され、前記トルクプレートは車軸に固定されるように構成され、前記キャリパー組立体が使用位置にあるとき、前記締結具の少なくとも一つは、その長手方向軸が、車軸の長手方向軸に基本的に直交する面に向くように構成されている。
上記目的を達成するため、本発明の第二の観点に係る空気圧駆動または電気駆動ディスクブレーキのキャリパー用マウントは、前記キャリパーを支持するように構成された取付けフレームを備え、使用位置にあるとき、前記取付けフレームは車軸に複数の締結具により固定され、前記締結具の少なくとも一つは、その長手方向軸が、車軸の長手方向軸に基本的に直交する面に向くように構成されている。
上記目的を達成するため、本発明の第三の観点に係る空気圧駆動または電気駆動ディスクブレーキのキャリパー用マウントは、キャリパー取付けフレームを支持するように構成されたトルクプレートを備え、使用位置にあるとき、前記トルクプレートは車軸に固定され、前記キャリパー取付けフレームは前記トルクプレートに複数の締結具により固定され、前記締結具の少なくとも一つは、その長手方向軸が、車軸の長手方向軸に基本的に直交する面に向くように構成されている。
上記目的を達成するため、本発明の第四の観点に係る空気圧駆動または電気駆動ディスクブレーキは、ブレーキディスクと、使用位置にあるとき、前記ディスクブレーキを跨ぐように配置された空気圧駆動または電気駆動ブレーキキャリパーと、キャリパー取付けフレームと、トルクプレートとを備え、前記キャリパーは前記キャリパー取付けフレームに固定され、前記キャリパー取付けフレームは前記トルクプレートに複数の締結具により固定され、前記トルクプレートは車軸に固定されるように構成され、前記キャリパーが使用位置にあるとき、前記締結具の少なくとも一つは、その長手方向軸が、車軸の長手方向軸に基本的に直交する面に向くように構成されている。
本発明は、中間取付けフレームの端に過剰な材料を設けることを不要にし、トルクプレートの取付け穴部位の乖離(オフセット)を不要にし、ブレーキ組立体が車軸の長手方向軸回りの最適角度位置から離れる「時計回転(クロック)」ことを不要または必要性を最小にし、ブレーキの保守性を高めるブレーキキャリパー取付けフレームおよびそれに対応するトルクプレートを提供する。
従来の空気圧ディスクブレーキと異なり、本発明のキャリパー取付けフレームおよび対応するトルクプレートは、車軸の長手方向軸に大略直交する一つまたは複数の面に取付けボルトが配向するように、構成されている。その結果、フレーム取付けボルトは、例えば、取付けフレームの上端を通って内径方向に挿入されて、トルクプレートのネジ穴に螺合するか、または、トルクプレートフランジ中の孔を通って外径方向に挿入されて、取付けフレーム中のネジ穴に螺合することができる。
この取付けフレーム取付け用ボルト穴は、車軸の長手方向軸から半径方向に離れるように配向されるか、垂直面に配置されるが、大略接線方向に配向される。個々のフレーム取付けボルトが、その挿入や取外しを、車軸の長手方向軸方向にある他の車両部品からほぼ障害を受けない状態で、行えるような大略径方向あるいは接線方向に配向している限り、フレーム取付けボルトは、同じ面に配置される必要はなく、さらには、すべての取付けボルトの配置面が異なっていてもよく、またさらには、それらの面が車軸の長手方向軸に正確に直交する必要もない。
この構成によると、取付けフレームおよび/またはトルクプレートのボルトネジ山支持材料が、車軸に対して直交方向に配向されるので、取付けフレーム/トルクプレート組立体の幅が最小になり、長手方向軸方向のボルトネジ山を支持するために従来必要であった過剰な非構造材料を無くすことができ、全体のブレーキの重量とコストを減少させることができる。この横方向の幅の減少により、他の車両部品との間で障害が生じる可能性も最小になり、その結果、ブレーキキャリパー組立体を車軸回りに「時計回転」させて最適配向に近づけるにあたっての設計の自由度を高めることができる。
この取付けフレームとトルクプレートの横方向の広がりの減少により、トルクプレートのフレーム取付け用ボルトフランジを乖離(オフセット)させる必要性を減少させるか、または、全く無くすことができる。それにより、他の車両部品のための空間を増やすとともに、トルクプレートが乖離(オフセット)される場合に生じる薄肉箇所を補強するために従来必要であった、無駄な付加的材料を減少させるか、または無くすことができる。その結果、フレーム取付けボルトの取付け、および/または取外しのためのアクセス(外部からの到達のし易さが)大きく改善される。さらに、取付けボルトを受けるネジ穴がトルクプレートに配置された場合は、トルクプレートの比較的高い径方向高さのゆえに、長いボルトとネジ穴を使用することができる。それにより、螺合の程度が増し、ネジ山および周囲の構造の応力がさらに減る。ネジ山は、トルクプレートに配置されていても、キャリパー取付けフレームに配置されていても、めくら穴として形成することもできる。このめくら穴の長所は、ネジ山の環境汚染による汚染の可能性や、ネジ山の腐食や、ボルトのネジ山への焼き付きの可能性を減らすことができることにある。
本発明のさらなる長所は、ブレーキの保守性が大きく向上することにある。取付けフレーム取付け用ボルトを大略垂直配向させることにより、ボルトの頭を、車軸フランジ内の障害物の多い領域から離し、ディスクブレーキの組み立て、あるいは保守をする技能工が直ぐにアクセス(到達)できる場所に配置することができる。加えて、フレーム/トルクプレートフランジの上または下の、より一層アクセス(到達)しやすい場所にボルトの頭を配置することにより、技能工には、ボルトを取付け、および/または取外しのための高速で省力の動力工具を使用することができるだけの充分な空間が与えられる。
取付けボルトを径方向および/または接線方向に配向させることによる更なる長所は、取付けフレームとトルクプレートのフランジ間の境界を設計上定めるにあたって、設計の自由度が高められることにある。従来の空気圧ディスクブレーキにおいては、取付けボルトが長手方向軸方向に配向され、かつ直近スペースが限られていた。そのため、取付けボルト穴を含むトルクプレートフランジに対応する取付けフレームフランジは、車軸に対して直交しなければならなかった。これに対して、本発明では、設計者は、取付けフレーム/トルクプレート境界フランジを、基本的にはどのような所望方向にでも、例えば車軸の長手方向軸に平行な一つまたは複数の面の方向に、配置することができる。配置の実施形態の例としては、次のようなものがある。取付けフレームの両端における両境界面が、取り付けフレームとトルクプレートとの間のわずかな空間差に適応する助けとなる角度をなすように、例えば、取付けフレームの各端における取付けフランジ/トルクプレート境界を直線状に配向させたものか、あるいは、その代わりに、境界面を車軸に対して大略径方向に直交して配置させたものである。フレーム取付けボルトのように、取付けフレームとトルクプレートとの間の境界面は、互いに厳密に平行な面になっていなくても良い。互いに平行な配向から角度をなしていても良い。ただし、取付けボルトが、車軸の長手方向軸方向にある他の車両部品から障害をほぼ受けない状態で、取付け、および/または取外しが可能である限り、である。
このように、本発明は、長手方向軸方向に固定されたキャリパー取付けフレームを有する従来の空気圧ディスクブレーキと比べて、軽く、安価で、強く、簡単に組み立ておよび保守が可能な空気圧ディスクブレーキを提供する。
本発明の他の目的、長所および新規な特徴は、添付の図の参照の下、以下の発明の詳細な説明によって明らかになる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図2は、本発明による空気圧ディスクブレーキキャリパー組立体10の第1の実施形態の立面図である。この実施形態は図3,4にも示す。
本実施形態においては、空気圧ブレーキアクチュエータ14が搭載されたディスクブレーキキャリパー12が、ピン(シールカバー16の下にある)を用いてキャリパー取付けフレーム20に搭載されている。すなわち、空気圧ブレーキアクチュエータを有するディスクブレーキキャリパーを、ここに本発明の一例として記載しているが、その空気圧ブレーキアクチュエータを電気ブレーキアクチュエータで容易に代替できること、および、そのような電気駆動ブレーキが本発明の範囲に入るであろうことを、当業者は理解するであろう。
キャリパー取付けフレーム20は、この実施形態では、トルクプレート30上に位置し、フレーム取付けボルト32により固定されている。図3に示すように、取付けフレーム20の各端に、複数の取付けボルト32が有り、本実施形態においては、全てではないが、いくつかのボルトが、車軸33の長手方向軸に直交する単一の面に配列されている。トルクプレート30は、車軸(図示せず)のハブ端と同心に配置され、孔34を通るボルトによって、車軸フランジ(図示せず)に固定される。
当業者にとっては明らかなように、キャリパー取付けフレーム20をトルクプレート30に固定する取付けボルト32は、車軸33の長手方向軸から十分離れた位置に配置されている。それは、ディスクブレーキャリパー組立体10が車軸上の位置に配置され、かつ付随するホイールが取外されたとき、技能工が、基本的に自由に取付けボルト32にアクセス(到達)し、好ましくは、保守操作に求められる労力と時間を最小にするため、空圧工具を用いて、それらの取付けボルトを素早く取外したり取付けたりできるようにするためである。
この第1の実施形態の更なる特徴は、取付けフレーム20の両端36、38に、フレーム取付けボルトを受けるネジ穴を配置したことにある。取付けボルト32が垂直方向(すなわち、長手方向軸方向でない方向)に配向していることにより、フレームにおけるボルトを受けるネジ穴は、車軸フランジやサスペンション部品のような直近の車両部品による長さ方向の制約を受けない。本実施形態においては、ネジ穴の長さには基本的には制限がなく、周囲を囲むホイールリムの内周までの範囲内であれば、どのような長さでも良い。図2、4に示すように、ネジ穴用に利用できるスペースは、ネジ穴をメクラ穴にするのに十分なだけある。これにより、ボルト端のネジ山を環境汚染から隔離し保護する。同じくこれらの図に示されるように、取付けフレーム36、38の両端のネジ穴の周囲には、構造材料が集中しており、短くかつ高応力のかかる長手方向軸方向取付け方式のフレーム取付けボルトを支持するために必要な無駄な材料を必要としない。
また、キャリパー取付けフレーム20/トルクプレート30取付けフランジをわずかに傾斜させることにより、すなわち例えば、これらを車軸からの径方向に近づけて配置することにより、取付けボルトへアクセス(到達)しやすくなる、ということは、当業者は理解するであろう。このように配置を変更することにより、取付けボルト32の頭は、車軸からさらに離れた方向へ向くことになり、それにより、技能工が使用できる作業スペースがさらに増える。
本発明の第2の実施形態を図5−7に示す。本実施形態では、取付けボルトを受けるネジ穴を取付けフレームに配置する代わりに、ディスクブレーキキャリパー組立体の外周から、取付けボルトを同組立体に挿入、および/または、取外しできるように、ネジ穴をトルクプレートに配置している。
図5において、空気圧ディスクブレーキキャリパー組立体110は、空気圧ブレーキアクチュエータあるいは電気ブレーキアクチュエータを取付けるための(図示せず)ブレーキアクチュエータ受けフランジ114が搭載されたディスクブレーキキャリパー112を含む。そのディスクブレーキキャリパー112は、ピン(シールカバー116の下にある)を用いて、キャリパー取付けフレーム120に搭載されている。
このキャリパー取付けフレーム120は、トルクプレート130上に配置され、フレーム取付けボルト132によって固定されている。図6,7に示すように、取付けフレーム120の各端には、複数の取付けボルト132が有り、本実施形態において、これらのボルトは、車軸133の長手方向軸に直交する単一の面に配列されている。トルクプレート130は、車軸(図示せず)のハブ端と同心に配置され、孔134を通るボルトによって、車軸フランジ(図示せず)に固定される。
第1の実施形態と同様に、トルクプレートは、対応する車軸フランジ(図示せず)から乖離(オフセット)させる必要がないので、高応力の薄肉箇所がトルクプレートに形成されることはない。したがって、トルクプレートを補強するための過剰な構造材料を付加する必要もない。逆に、トルクプレートと取付けフレームとの間の取付けフランジ、すなわちフランジ140と142(図7参照)が、従来の長手方向軸方向に配向されたトルクプレート/取り付けフレームフランジから約90度回転しているので、トルクプレートフランジ140に必要な構造材料を、トルクプレートの外周部分に集中させ最少化させることができ、それにより、ブレーキ組立体の重量と材料コストを最小化することができる。
本実施形態において、大略径方向に配向された取付けボルト132が有するさらなる利点は、トルクプレート130において、フレーム取付けボルト132のためのネジ穴を設けるための比較的長い距離を得ることができることにある。上記の図、特に図7に示すように、付加的材料は、トルクプレートフランジ140の、取付けボルト用ネジ穴がトルクプレート130の中へ径方向に伸びる部分領域142、144の部分だけに設けられる。ネジ穴を設けるために必要となる付加的材料の量は比較的少ないので、部分領域142、144においては、材料の隆起ボスの高さはわずかであり、それゆえ、直近の車両部品との間で障害を生じる可能性を排除し、かつ、構造的に安全なトルクプレートの製造のために必要な材料の量を最少化することができ、さらに、設計者が、車両部品に対する障害を生じさせないで、ブレーキキャリパー組立体を好ましい配向に「時計回転(クロック)」させることができる自由度を高めることができる。
第1の実施形態と同様に、ネジ穴を径方向に配向させて配置することにより、そのネジ穴をメクラ穴として形成することができ、さらに、ネジ穴の長さを、ネジ山の応力を小さくするための十分な長さの取付けボルトを受けることができる長さにすることができる。
本実施形態は、次の点では第1の実施形態よりもさらなる程度の効果がある。すなわち、キャリパー取付けフレーム120をトルクプレート130に固定する取付けボルト132が、取付けフレームから外側を向いているので、一旦車両ホイールを取外すと、ボルト(フレーム取付けボルト)の取付け、および/または取外しのためのアクセス(外部からの到達のし易さ)には、事実上制限がない。
本実施形態が示すように、本発明には次のようなさらなる長所がある。すなわち、トルクプレートフランジ140と取付けフレームフランジ142との対応するペアが互いに所定角度をなすように配置することにより、トルクプレートと取付けフレームとは、少なくとも2つの軸で自己整合することができ、さらに、これらの部品間の空間のわずかな変動にも適応することができる。
上述の開示は、本発明を説明することを目的とするものであり、本発明の範囲を限定するものでない。例えば、取付けボルトとその取付けボルトを受けるネジ穴の車軸の長手方向軸方向の長さが、直近の車両部品との間で障害が生じるような長さにまで伸びていない限り、フレーム取付けボルトの配向方向は、個々の車軸あるいは車両構成に合わせて、車軸回りの径方向と接線方向との間の方向に変えることができ、あるいはまた、車軸の長手方向軸に直交する面から少し傾斜させることさえもできる。開示した実施形態を、本発明の精神と本質に基づいて、このように変更することは、当業者の想到するところであるがゆえに、本発明は、添付の特許請求の範囲とその均等の範囲の中のすべてを含むと解釈されるべきである。
10 空気圧ディスクブレーキキャリパー組立体
12 ディスクブレーキキャリパー
14 空気圧ブレーキアクチュエータ
16 シールカバー
20 キャリパー取付けフレーム
30 トルクプレート
32 フレーム取付けボルト
33 車軸
34 孔
36、38 取付けフレーム
110 空気圧ディスクブレーキキャリパー組立体
112 ディスクブレーキキャリパー
114 ブレーキアクチュエータ受けフランジ
120 キャリパー取付けフレーム
130 トルクプレート
132 フレーム取付けボルト
133 車軸
134 孔
140 トルクプレートフランジ
142 取付けフレームフランジ
142、144 トルクプレートフランジ140の部分領域
12 ディスクブレーキキャリパー
14 空気圧ブレーキアクチュエータ
16 シールカバー
20 キャリパー取付けフレーム
30 トルクプレート
32 フレーム取付けボルト
33 車軸
34 孔
36、38 取付けフレーム
110 空気圧ディスクブレーキキャリパー組立体
112 ディスクブレーキキャリパー
114 ブレーキアクチュエータ受けフランジ
120 キャリパー取付けフレーム
130 トルクプレート
132 フレーム取付けボルト
133 車軸
134 孔
140 トルクプレートフランジ
142 取付けフレームフランジ
142、144 トルクプレートフランジ140の部分領域
Claims (13)
- 空気圧駆動または電気駆動ディスクブレーキキャリパー組立体であって、
空気圧駆動または電気駆動のブレーキキャリパーと、
キャリパー取付けフレームと、
トルクプレートとを備え、
前記キャリパーは前記キャリパー取付けフレームに固定され、
前記キャリパー取付けフレームは前記トルクプレートに複数の締結具により固定され、
前記トルクプレートは車軸に固定されるように構成され、
前記キャリパー組立体が使用位置にあるとき、前記締結具の少なくとも一つは、その長手方向軸が、車軸の長手方向軸に基本的に直交する面に向くように構成されていることを特徴とする空気圧駆動または電気駆動ディスクブレーキキャリパー組立体。 - 前記複数の締結具が、前記キャリパー取付けフレームの孔を通って前記トルクプレートの受け穴に入ることを特徴とする請求項1記載のキャリパー組立体。
- 前記複数の締結具が、前記トルクプレートの孔を通って前記キャリパー取付けフレームの受け穴に入ることを特徴とする請求項1記載のキャリパー組立体。
- 空気圧駆動または電気駆動ディスクブレーキのキャリパー用マウントであって、
前記キャリパーを支持するように構成された取付けフレームを備え、
使用位置にあるとき、前記取付けフレームは車軸に複数の締結具により固定され、前記締結具の少なくとも一つは、その長手方向軸が、車軸の長手方向軸に基本的に直交する面に向くように構成されていることを特徴とする空気圧駆動または電気駆動ディスクブレーキのキャリパー用マウント。 - 使用位置にあるとき、前記取付けフレームが、前記車軸に搭載されたトルクプレートに前記複数の締結具により固定されることを特徴とする請求項4記載のキャリパー用マウント。
- 使用位置にあるとき、前記複数の締結具が、前記取付けフレームの孔を通って前記トルクプレートの受け穴に入ることを特徴とする請求項5記載のキャリパー用マウント。
- 使用位置にあるとき、前記取付けフレームが、前記トルクプレートの孔を通った前記複数の締結具を受けることを特徴とする請求項5記載のキャリパー用マウント。
- 空気圧駆動または電気駆動ディスクブレーキのキャリパー用マウントであって、
キャリパー取付けフレームを支持するように構成されたトルクプレートを備え、
使用位置にあるとき、前記トルクプレートは車軸に固定され、
前記キャリパー取付けフレームは前記トルクプレートに複数の締結具により固定され、
前記締結具の少なくとも一つは、その長手方向軸が、車軸の長手方向軸に基本的に直交する面に向くように構成されていることを特徴とする空気圧駆動または電気駆動ディスクブレーキのキャリパー用マウント。 - 使用位置にあるとき、前記トルクプレートが、前記キャリパー取付けフレームの孔を通った前記複数の締結具を受けることを特徴とする請求項8記載のキャリパー用マウント。
- 使用位置にあるとき、前記複数の締結具が、前記トルクプレートの孔を通って前記キャリパー取付けフレームの受け穴に入ることを特徴とする請求項8記載のキャリパー組立体。
- ブレーキディスクと、
使用位置にあるとき、前記ディスクブレーキを跨ぐように配置された空気圧駆動または電気駆動ブレーキキャリパーと、
キャリパー取付けフレームと、
トルクプレートとを備え、
前記キャリパーは前記キャリパー取付けフレームに固定され、
前記キャリパー取付けフレームは前記トルクプレートに複数の締結具により固定され、
前記トルクプレートは車軸に固定されるように構成され、
前記キャリパーが使用位置にあるとき、前記締結具の少なくとも一つは、その長手方向軸が、車軸の長手方向軸に基本的に直交する面に向くように構成されていることを特徴とする空気圧駆動または電気駆動ディスクブレーキ。 - 前記複数の締結具が、前記キャリパー取付けフレームの孔を通って前記トルクプレートの受け穴に入ることを特徴とする請求項11記載のディスクブレーキ。
- 前記複数の締結具が、前記トルクプレートの孔を通って前記キャリパー取付けフレームの受け穴に入ることを特徴とする請求項11記載のディスクブレーキ。
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