JP2006299536A - ステージ足場 - Google Patents

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Hiroshi Suezaki
博志 末崎
Masaki Yokota
雅紀 横田
Yoshinari Yoshimori
美成 吉森
Takahiro Inoue
貴博 井上
Osamu Hosokawa
修 細川
Akira Sugimoto
明 杉本
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Shimizu Corp
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Abstract

【課題】 工事の適用範囲を広くでき、 構成を充分に簡略化することができる。
【解決手段】 ステージ足場1は、鉛直姿勢に起立した一対の建枠5と、建枠5の上端5aに装着され上下に移動可能な昇降建枠7と、建枠5同士を接続する水平方向に設けた側枠6と、昇降建枠7の上端に係止された床板4とから構成される枠ユニット2を備えている。複数の枠ユニット2は、第1連結ユニット3aに備えた床板4を介して縦列方向Xに連結され、第2連結ユニット3bに備えた連結部材9と床板4とを介して横列方向Yに連結されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、建物の施工に際して設置される作業用のステージ足場に関する。
従来、建築工事の天井工事や壁工事における設備、下地、仕上げの作業などでは、ステージ足場を設置して作業を行っているのが一般的である。
このようなステージ足場には、床上に立ち上げて組み立てする床上設置式と、ワイヤーロープなどを使用して上部又は側面から空中に吊り下げられて設置される吊り下げ式とがある。
床上設置式のステージ足場は、ユニットで構成され、床板の中央で半分に折りたたむことができ、組み立て容易なものが多く使用されている。そして、複数のユニットを前後左右に連結することで、作業に必要な範囲にステージ足場を形成することができる。また、1ユニットは、例えば、上面の床板が幅1.1m、長さ1.8m程度、高さが1.85m程度の大きさからなり、これを折りたたむことで、容易に運搬することができる。また、床板を支持する脚材の下端で上下に昇降可能な構成であり、作業高さに合わせてステージの高さを調整できる。
次に、吊り下げ式のステージ足場では、高所作業となる場合や、高さ方向の足場の移動範囲が大きい作業で使用される場合が多く、たとえば特許文献1や特許文献2に提案されている。
特許文献1では、上部よりワイヤーロープによってステージ足場が吊り下げられ、ウインチによって昇降可能な構成となっている。これは、建物のピットやエレベータ設置箇所などの狭い工事スペースにおいて、組立や解体を繰り返さずに高さ方向にステージの移動ができ、作業性を向上させたものである。
また、特許文献2では、橋桁の側面に足場を設置したもので、足場がこの側面から支持されることにより、空中に設置される吊り足場である。
特開平6−129089号公報 特開2002−364169号公報
しかしながら、上述した折りたたみ可能な床上設置式のステージ足場では、折りたたむ機構として、床板の下面中央から両脚材の下端に向けて伸縮可能な可動部材が設けられ、さらに、ステージ設置時の折りたたみ防止としてロック機構が複数設けられている。このように、1ユニットを構成している部材や部品が多いため、組み立て及び収納時の操作が複雑であり、故障が多いという問題がある。その結果、折りたたむ時の操作を誤ることで、可動部材の可動部分に挟まれて怪我をするという懸念がある。
また、ステージの高さを調整する場合には、ユニットの片側を持ち上げて脚材の下端の昇降部を上下させる必要があり、重量があるため、人力による持ち上げでは作業能率が悪い。そして、この高さ調整はユニット単体で行う必要があり、とくに、複数のユニットが連結されて組み上がったステージ足場の高さ調整は困難であるのが現状である。さらに、高さの調整範囲は、この昇降部の上下可能な範囲に限定されてしまうため、ステージの高さに限界がある。
次に、特許文献1及び特許文献2で提案されている吊り下げ式のステージ足場では、高さ方向にスペースの余裕がある施工条件であれば有効であるが、吊り下げる程の高さがない場合や、施工範囲が水平方向に広い場合には不適である。よって、吊り下げ式のステージ足場を使用できる工事の適用範囲が限定され、汎用性が低いという問題がある。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、工事の適用範囲を広くでき、構成を充分に簡略化することができるステージ足場を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るステージ足場では、建物の施工に際して床に設置される作業用の足場であって、鉛直姿勢に起立した一対の建枠と、建枠の上端に装着され上下に移動可能な昇降建枠と、建枠同士を接続する水平又は対角に設けた側枠と、昇降建枠の上端に係止された床板とから構成される枠ユニットを備えていることを特徴としている。
本発明では、枠ユニットの構成部材が少なく、簡略化された構成となっているため、組み立てに複雑さがなく容易に短時間で組み立てることができる。このように、枠ユニットがコンパクトな構成であることで、作業スペースに応じて連結してステージ足場を設置することができる。さらに、枠ユニットを組み立てた状態で持ち運びができるため、狭い場所であっても容易に移動することができる。
また、床板の下部の空間は、周囲の建枠と側枠以外の部材がないため、資材等を置くスペースが確保され空間の有効利用が図れる。
さらに、枠ユニットの上端に上下に移動可能な昇降建枠を設けることによって、ステージ足場の高さを容易に調整することができる。そして、この高さ調整作業は、ステージ足場の上部ででき、この昇降建枠のみを上下移動させるだけの作業であるため、重量物を持ち上げるような作業を軽減することができる。
また、本発明に係るステージ足場では、複数の枠ユニットは、第1連結ユニットに備えた床板を介して連結されていることが好ましい。
本発明では、組み立てられたステージ足場は、枠ユニットが第1連結ユニットによって連結されるため、枠ユニット同士が隣り合わない配置となる。したがって、ステージ足場を構成する枠ユニットを少なく配置でき、第1連結ユニットには建枠や側枠などの部材がないので、ステージ足場全体としての部材数を削減でき、コストの低減を図ることができる。
また、第1連結ユニットの構成が簡易であることから、連結作業に時間がかからず容易にステージ足場を設置することができる。さらに、ステージ足場の移設時には、第1連結ユニットの床板を取り外し、枠ユニットを単体として移動することができる。
また、本発明に係るステージ足場では、複数の枠ユニットは、第2連結ユニットに備えた連結部材と床板とを介して連結されていることが好ましい。
本発明では、組み立てられたステージ足場は、枠ユニットが第2連結ユニットによって連結されるため、枠ユニット同士が隣り合わない配置となる。したがって、ステージ足場を構成する枠ユニットを少なく配置でき、第2連結ユニットには建枠や側枠などの部材がないので、ステージ足場全体としての部材数を削減でき、コストの低減を図ることができる。
また、第2連結ユニットの構成が簡易であることから、連結作業に時間がかからず容易にステージ足場を設置することができる。さらに、ステージ足場の移設時には、第2連結ユニットの連結部材や床板を取り外し、枠ユニットを単体として移動することができる。
また、本発明に係るステージ足場では、建枠の下端に、床面を移動できるように移動手段を備えていることが好ましい。
本発明では、枠ユニットを構成する建枠の下端に、例えばキャスターなどの移動手段を設けて走行させることによって、移動が容易になり、ステージ足場の移設作業を効率的に行うことができる。
また、本発明に係るステージ足場では、建枠の上端に、建枠を継ぎ足して床板の高さを調整できることが好ましい。
本発明では、建枠の上端に、順次、建枠を継ぎ足していくことで、工事の作業高さに適合したステージ足場の高さに設置することができる。このような構成から、ステージの高さの調整範囲が広く、高さに限定されることがなく工事の適用範囲を広くすることができる。
本発明のステージ足場によれば、枠ユニットの構成部材が少なく、簡略化された構成となっているため、組み立てに複雑さがなく容易に短時間で組み立てることができる。そして、このように枠ユニットがコンパクトな構成であることで、作業スペースに応じて連結してステージ足場を設置することができる。さらに、枠ユニットを組み立てた状態で持ち運びができるため、狭い場所であっても容易に移動することができる。
さらに、枠ユニットの上端に上下に移動可能な昇降建枠を設けることによって、ステージ足場の高さを容易に調整することができる。そして、この高さ調整作業は、ステージ足場の上部ででき、この昇降建枠のみを上下移動させるだけの作業であるため、重量物を持ち上げるような作業を軽減することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図1乃至及び図8に基づいて説明する。
図1は第1の実施の形態によるステージ足場の全体を示す斜視図、図2は図1に示す枠ユニットの拡大斜視図、図3は枠ユニットの建枠を示す側面図、図4は昇降建枠を示す側面図、図5は昇降建枠の設置状態を示す側面図、図6は側枠又は下枠を示す図、図7は連結部材を示す図、図8(a)は床板を示す平面図、図8(b)は床板を示す側面図である。
図1乃至図8に示す本第1の実施の形態のステージ足場1は、例えば建築工事の天井工事や壁工事などを実施する場合の適用例であって、工事を施す作業面において効率的に作業ができるように所定の高さにステージ足場1を設置したものである。
図1に示すように、ステージ足場1は、鉛直方向に起立してなる枠部材を備えた枠ユニット2と、枠ユニット2同士を連結する連結ユニット3とから概略構成されている。
ここで、図1に示すように、枠ユニット2は平面視で略長方形をなし、この長手方向に連結される列の向きを縦列方向X、縦列方向Xに直交する方向に連結される列の向きを横列方向Yとして以下説明する。
図1に示すように、ステージ足場1を構成する枠ユニット2と連結ユニット3の配置では、枠ユニット2同士は、隣接して配置されることなく、連結ユニット3を介して連結されている。
そして、連結ユニット3は、床板4を備え枠ユニット2の縦列方向Xを連結する第1連結ユニット3aと、管部材からなる連結部材9及び床板4を備え枠ユニット2の横列方向Yを連結する第2連結ユニット3bとからなる(図1参照)。
図2に示すように、枠ユニット2は、外形で略直方体を形成し、鉛直姿勢で対向する一対の建枠5、5と、この建枠5、5の間で水平方向に連結する側枠6、6と、建枠5の上端5aに装着され上下に移動可能な昇降建枠7と、昇降建枠7の上端に係止された床板4とから構成されている。なお、枠ユニット2は、略直方体としているが、必ずしもこの形状に限定されることはない。
さらに、図1に示すように、枠ユニット2の下部には、側枠6と同形状をなす下枠8が床板4に対向して取り付けられている。これにより、枠ユニット2は、構造が強固となり安定性の向上が図れる。
図3に示すように、建枠5は、管などからなる縦材5b及び横材5cを縦横に組み合わせて構成したものである。そして、建枠5の内側で側枠6と下枠8とを取り付ける第1接続部5dと、建枠5の外側で横列方向Yに連結部材9を連結させる連結部5eとを備えている(図1参照)。この第1接続部5dは、例えば一般的な足場材に使用されているブレースピンからなる。
また、図3に示すように、縦材5bの上方には、例えば縦材5bの断面内にピンが突出するように形成され、この断面内を出入可能とする係入部材5fが設けられている。そして、通常はこの断面内にピンが突出した状態で固定されている。
なお、図2に示すように、この建枠5の下端5gにはキャスターなどの移動手段(図示省略)が設けられていることが好ましく、この移動手段を設けることにより、ステージ足場1の移設時などに、枠ユニット2を持ち上げることなく走行させて移動することができる。
図2及び図4に示すように、昇降建枠7は、床板4の両短辺部4aを載置させて取り付ける固定部をなす横架材7aと、横架材7aの両端に鉛直方向に固着された縦材7bとから構成されコの字状に組み合わされている。この縦材7bは、図4に示す所定位置Rより下部の外径が建枠5の縦材5b(図3参照)の内側に挿入可能な縮径部7cを形成している。そして、この縮径部7cには、上下方向に所定間隔をもって複数の貫通孔7dが設けられている。
これにより、図4及び図5(a)、(b)に示すように、昇降建枠7の縮径部7cを建枠5の縦材5a内に挿入して装着し、建枠5の係入部材5f(図3参照)を任意の貫通孔7dに挿入して昇降建枠7の高さを固定する。このときに、係入部材5fを挿入する貫通孔7dの位置を変えることにより、昇降建枠7を上下方向(図5に示す矢印Z)に移動して高さ調整することができる。
また、図4に示すように、横架材7aの両端部には、連結部材9(図1参照)を連結するための連結部7eが設けられている。
ここで、枠ユニット2が連結されてステージ足場1が組み上がった状態において、昇降建枠7によって床板4の高さを調整する場合、ステージ足場1の建枠5の上部で作業ができ、床板4を外して昇降建枠7を上下に高さ調整することができる。
なお、昇降建枠7は、ステージ足場1の高さ調整を必要とする場合に用いればよく、例えば建枠5のみでステージ足場1の高さを固定する場合には、昇降建枠7は設けなくても構わない。
図1に示すように、下枠8は、縦列方向Xの枠ユニット2同士を下方で連結している。
ここで、図6(a)及び(b)に示すように、側枠6と下枠8とは同形状の共通部材となるため、図中及び本文中では、部位を示す図番を側枠6に関してのみ記載して説明する。
側枠6は、横材6aと縦材6bとが組み合わされて構成されている。この横材6aの両端部には、建枠5の第1接続部5d(図3参照)と接続可能な第2接続部6cが形成されている。
次に、図7(a)及び(b)に示すように、第2連結ユニット3b(図1参照)に備えられた連結部材9を第1連結部材91とする。そして、第1連結部材91の両端には、建材5の連結部5eに形成されているバネピン5hと嵌合するような係合部91aが形成されている。これにより、第1連結部材91は、建枠5同士を連結させている。
また、第1連結部材91の代わりに、図7(c)及び(d)に示すように、両端が側面視コの字型をなす係合部92aを形成した第2連結部材92を使用してもよい。そして、連結部5eには、第2連結部材92の連結方向に直交する方向にピン部材5iが備えられ、このピン部材5iの上方から、係合部92aを差し込むことで係合する。
なお、連結部5e、第1及び第2連結部材91、92に形成された係合部91a、92aの形状については、これらに限定されることはなく、両者が連結できる構造となっていればよい。
床板4は、図8(a)に示すように、その両短辺部4a、4aが平面視で凹凸状に形成され、凸部が図8(b)に示すような断面L型をなす固定部4bを形成している。そして、この固定部4bと床板4の端部4cとから形成される側面視コの字型の領域を昇降建枠7の横架材7aに嵌合することによって、床板4が取り付けられている。
また、床板4は、図8(a)、(b)に示すように、縦列方向Xの連結では、隣り合う夫々の床板4の固定部4bを含む凹凸部が互い違いに横架材7aに嵌合することになる。
また、図1に示すように、第2連結ユニット3b上の床板4は、昇降建枠7の連結部7e(図4参照)に連結された上部連結部材9cに固定部4bが嵌合して取り付けられている。
図1に示すように、組みあがったステージ足場1の上部外周で、昇降建枠7の縦材7bの上端に手摺柱10が嵌合して立設され、この手摺柱10、10間には水平方向に延設される手摺11が設けられている。また、手摺11の代わりに、例えば図1に示すようなロープ12を設けてもよい。また、ステージ足場1の上に乗り降りできるように、梯子13が備えられている。
図2に示すように、枠ユニット2の外形寸法は、例えば幅0.6m×長さ1.2m×高さ1.2m程度のものであり、この枠ユニット2を構成する建枠5、側枠6、昇降建枠7、床板4などの寸法は作業現場に合わせて製作してもよい。とくに、建枠5の高さ寸法については、例えば、1.2mのほかに1.5m、1.8mなど数種類の高さのものを用意しておくことで、作業条件の異なる現場にも十分対応することができる。
上述したように本第1の実施の形態によって組み合わされたステージ足場1は、枠ユニット2の構成部材が少なく、簡略化された構成となっているため、組み立てに複雑さがなく容易に短時間で組み立てることができる。
そして、枠ユニット2の外形寸法が、従来のユニット式の足場より同等以下の大きさでコンパクトであるため、枠ユニット2を組み立てた状態で持ち運びができ、狭い場所であっても容易に移動することができる。
また、枠ユニット2は周囲に建枠5や側枠6などが配置されているだけであり、床板4の下部の空間に資材等を置くスペースが確保され、空間の有効利用が図れる。
さらに、枠ユニット2の建枠5の上端5aに、上下に移動可能な昇降建枠7を設けることによって、ステージ足場1の高さを容易に調整することができる。そして、この高さ調整作業は、建枠5より上部で行うことができ、この昇降建枠7のみを上下移動させるだけの作業であるため、重量物を持ち上げるような作業を軽減することができる。
組み立てられたステージ足場1は、二つの枠ユニット2が第1又は第2連結ユニット3a、3bによって縦列方向X及び横列方向Yに夫々連結されるため、縦列方向X及び横列方向Yの枠ユニット2同士が隣り合わない配置となる。したがって、ステージ足場1を構成する枠ユニット2を少なく配置でき、第1又は第2連結ユニット3a、3bには建枠5や側枠6などの部材を備えていないため、ステージ足場1全体としての部材数を削減でき、コストの低減を図ることができる。
また、第1及び第2連結ユニット3a、3bの構成が簡易であることから、連結作業に時間がかからず容易にステージ足場1を設置することができる。
さらに、ステージ足場1を移動する場合には、第1又は第2連結ユニット3a、3bの連結部材9や床板4などを取り外し、枠ユニット2を単体として移動することができる。
次に、第2の実施の形態について、図9に基づいて説明するが、上述の第1の実施の形態と同一又は同様な部材、部分には同一の符号を用いて説明を省略し、第1の実施の形態と異なる構成について説明する。
図9は、第2の実施の形態によるステージ足場の全体を示す斜視図である。
図9に示すように、第2の実施の形態では、枠ユニット2の側枠6がX形状に交差したブレース部材となっている。
そして、ステージ足場1の構造上取り除くことが可能な部材を省略したものであり、下枠8(図1参照)が設けられていない。また、第2連結ユニット3bの連結部材9を可能な限り少数とし、床板4の固定部4bを固定するために備えられた上部連結部材9cのみが設置されている。
上述した第2の実施の形態によるステージ足場では、第1の実施の形態によるものと同様の効果を奏する。
次に、第3の実施の形態について、図10に基づいて説明するが、上述の第1の実施の形態と同一又は同様な部材、部分には同一の符号を用いて説明を省略し、第1の実施の形態と異なる構成について説明する。
図10は、第3の実施の形態によるステージ足場の全体を示す斜視図である。
図10に示すように、第3の実施の形態では、第2の実施の形態と同様に枠ユニット2の側枠6がX形状に交差したブレース部材となっている。そして、下枠8(図1参照)は設けられていない。
図1に示すように、縦列方向Xに配置されている枠ユニット2及び第1ユニット3aの上端で、縦列方向Xをなす両端には上部連結部材9cが設けられている。そして、この上部連結部材9cは、昇降建枠7の横架材7aと縦材7bとの交点で縦列方向Xに突出して設けられている連結部(図示省略)に、上部連結部材9cの係合部91a、92aが係合して連結されている(図7参照)。
そして、図10に示すように、横列方向Yに連結する第2連結ユニット3cの床板4は、その長手方向を横列方向Yに向けて配置され、上述した縦列方向Xに延設されている上部連結部材9cに床板4の固定部4bが嵌合して取り付けられている。
本第3の実施の形態では、横列方向Yの連結は床板4の連結のみである。そして、このような床板4の向きとすることにより、図10に示すように、第2連結ユニット3cの設置範囲が、第1及び第2の実施の形態で配置した第2連結ユニット3b(図1、図9参照)の2倍となり、ステージ足場1の部材数をさらに減少できスペースの有効活用を実現できる配置となる。
このように、第3の実施の形態によるステージ足場では、第1及び第2の実施の形態によるものと同様の効果に加えて、上述したようなスペースの有効利用を図ることができる。
以上、本発明によるステージ足場の第1乃至第3の実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、第1及び第3の実施の形態では、枠ユニット2の建枠5の段数を1段としているが、必ずしも1段に限定されることはなく、1段目の建枠5の上端5aに、順次、建枠5を継ぎ足してもよい。これにより、ステージ足場1を工事の作業高さに適合した高さに設置することができる。そして、このような構成であることから、ステージの高さの調整範囲が広く、高さに限定されることがなく工事の適用範囲を広くすることができる。
また、第1乃至第3の実施の形態による側枠6の種類、各部材の取り付けの組み合わせや設置の有無、さらに、第2連結ユニット3bにおける床板4の向きに関しては、必ずしも第1乃至第3の実施の形態によるものに限定されることはない。要は、施工条件や、ステージ足場1における構造の安定性などを考慮して、これらステージ足場1の各部材を最適な組み合わせとして設置できればよいのである。
本発明の第1の実施の形態によるステージ足場の全体を示す斜視図である。 図1に示す枠ユニットの拡大斜視図である。 枠ユニットの建枠を示す側面図である。 枠ユニットの昇降建枠を示す側面図である。 昇降建枠の設置状態を示す側面図であり、(a)は縦列方向の側面図、(b)は横列方向の側面図である。 枠ユニットの側枠(下枠)を示す図であり、(a)はその側面図、(b)はその平面図である。 連結部材を示す図であり、(a)は第1連結部材の平面図、(b)は第1連結部材の側面図、(c)、(d)は変形例を示すものであり、(c)はその第2連結部材の平面図、(d)はその第2連結部材の側面図である。 (a)は床板を示す平面図、(b)は床板を示す側面図である。 本発明の第2の実施の形態によるステージ足場の全体を示す斜視図である。 本発明の第3の実施の形態によるステージ足場の全体を示す斜視図である。
符号の説明
1 ステージ足場
2 枠ユニット
3 連結ユニット
3a 第1連結ユニット
3b 第2連結ユニット
4 床板
5 建枠
6 側枠
7 昇降建枠
8 下枠
9 連結部材


Claims (5)

  1. 建物の施工に際して床に設置される作業用の足場であって、
    鉛直姿勢に起立した一対の建枠と、
    前記建枠の上端に装着され、上下に移動可能な昇降建枠と、
    前記建枠同士を接続する水平又は対角に設けた側枠と、
    前記昇降建枠の上端に係止された床板と、
    から構成される枠ユニットを備えていることを特徴とするステージ足場。
  2. 複数の前記枠ユニットは、第1連結ユニットに備えた前記床板を介して連結されていることを特徴とする請求項1に記載のステージ足場。
  3. 複数の前記枠ユニットは、第2連結ユニットに備えた連結部材と前記床板とを介して連結されていることを特徴とする請求項1に記載のステージ足場。
  4. 前記建枠の下端に、前記床面を移動できるように移動手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のステージ足場。
  5. 前記建枠の上端に、前記建枠を継ぎ足して前記床板の高さを調整できるようにしたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のステージ足場。
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