JP2006296831A - 温石ベッド - Google Patents

温石ベッド Download PDF

Info

Publication number
JP2006296831A
JP2006296831A JP2005124800A JP2005124800A JP2006296831A JP 2006296831 A JP2006296831 A JP 2006296831A JP 2005124800 A JP2005124800 A JP 2005124800A JP 2005124800 A JP2005124800 A JP 2005124800A JP 2006296831 A JP2006296831 A JP 2006296831A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ore
retainer
bed
stone bed
heater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005124800A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaishu Kurihara
快州 栗原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daitoku KK
Original Assignee
Daitoku KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daitoku KK filed Critical Daitoku KK
Priority to JP2005124800A priority Critical patent/JP2006296831A/ja
Publication of JP2006296831A publication Critical patent/JP2006296831A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Radiation-Therapy Devices (AREA)
  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)

Abstract

【課題】 簡単な構造で正確な温度制御ができる温石ベッド、また、今まで用いられなかった特殊な鉱石を使ってより健康効果の高い温石ベッドを提供する。
【解決手段】 底面が平坦な凹部を有する金属製鉱石受1をベッド架台5上に設置し、該金属製鉱石受1の底面裏側に当接させて平面ヒータ2を設け、該金属製鉱石受1と平面ヒータ2の下側を覆うように断熱材4を設け、前記金属製鉱石受1の凹部に鉱石6を充填した。さらに、前記鉱石6として、愛知708号鉱山から産出された特殊な石英斑岩を用いた。鉱石6の表面にマット10を敷き、平面ヒータ2により金属製鉱石受1及び鉱石6を加熱した状態で、その上に身体を横たえる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、小石程度の多数の鉱石を敷き詰めた状態で下から加熱し、その上に身体を横たえるようにした温石ベッドに関するものである。
近年、細かく砕いたトルマリン鉱石や、貝化石を粉砕して焼結したセラミックボール等をベッド上に敷き詰めた状態で下から加熱し、その上に身体を横たえて腰痛,関節痛,肩こり等を緩和するようにした温石ベッドがいくつか提案されている。それらは、加熱された鉱石等から放射される遠赤外線やマイナスイオン等の作用で所定の効果が得られるとされている。
従来の温石ベッドでは、例えば、ベッド状の基台の上に断熱層を設け、その上に蓄熱体となるコンクリート層を設け、そのコンクリート層の上面に、焼結したセラミックボールや鉱石を敷き詰める。そして、前記コンクリート層の内部に、発熱媒体を循環させるためのパイプを埋設し、そのパイプに、シーズヒータを有する加熱装置で加熱した発熱媒体を循環させることによりコンクリート層を加熱し、その上のセラミックボールや鉱石を加熱して遠赤外線を放射させる。
人は、敷き詰められたセラミックボールや鉱石の上に身体を横たえ、セラミックボールや鉱石から放射される遠赤外線を受け、身体の内部から温め、血管を拡げて血行を促進し、腰痛,関節痛,肩こり等を緩和させる。
なお、このような温石ベッドに関連する従来の文献としては次のようなものがある。
特開2001−70463号公報 特開2004−130047号公報
しかしながら、上記従来の温石ベッドには、内部にパイプを埋設したコンクリート層や発熱媒体を加熱するための加熱装置等を必要として装置が大がかりなるという問題点があった。また、温度制御は、発熱媒体の温度を検知しながら行う上、コンクリート層の蓄熱効果により、入力変化に対する温度の応答がきわめて遅くなるため、敷き詰められたセラミックボールや鉱石を最適な温度に保つことが困難であるという問題点もあった。さらに、加熱されたコンクリートからは六価クロームが放出されることが広く知られており、それが人体に悪影響を与えるという問題点もあった。
本発明は、そのような問題点に鑑み、簡単な構造で正確な温度制御ができる温石ベッドを提供することを目的とするものである。また、それに加えて、今まで用いられなかった特殊な鉱石を使ってより、人体に悪影響を与えることなく健康効果の高い温石ベッドを提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するため、請求項1に記載の温石ベッドは、底面が平坦な凹部を有する金属製鉱石受をベッド架台上に設置し、該金属製鉱石受の底面裏側に当接させて平面状の電熱ヒータ設け、該金属製鉱石受と電熱ヒータの下側を覆うように断熱材を設け、前記金属製鉱石受の凹部に鉱石を充填したことを特徴とする。
また、請求項2に記載の温石ベッドは、前記鉱石として、愛知708号鉱山から産出された石英斑岩(708号鉱石)を用いたことを特徴とする。
本発明の温石ベッドは、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項1に記載の温石ベッドは、底面が平坦な凹部を有する金属製鉱石受をベッド架台上に設置し、該金属製鉱石受の底面裏側に当接させて平面状の電熱ヒータ設け、該金属製鉱石受と電熱ヒータの下側を覆うように断熱材を設け、前記金属製鉱石受の凹部に鉱石を充填したので、構造が簡単であり、しかも平面状の電熱ヒータで直接金属製鉱石受を加熱するため、正確な温度制御ができる。また、電熱ヒータと人体との間に金属製鉱石受が配置されるため、電熱ヒータから電磁波が放射されても、金属製鉱石受により遮蔽できて、体内にペースメーカを埋め込んでいる人でも安全が確保される。
また、請求項2に記載の温石ベッドは、前記鉱石として、愛知708号鉱山から産出された石英斑岩(708号鉱石)を用いたので、鉱石から多量の遠赤外線が発生し、より健康効果の高い温石ベッドが得られる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の温石ベッドの断面図である。図1において、1は金属製鉱石受、2は平面ヒータ、3は平面ヒータ2のヒータリード線、4は木製の断熱材、5はベッド架台、6は鉱石、7は洗浄水排出用の排水管、8はベッド脚、9は平面ヒータ2のオンオフ制御を行う制御ボックス、10はマットである。
箱状のベッド架台5の底部に板状木材よりなる断熱材4を設ける。断熱材4は、図2にA−A断面を示すように、上面縦方向に溝を設けてあり、それらの中に平面ヒータ2を収納するようにしている。平面ヒータ2は、図3(イ)に平面図を示し、図3(ロ)にそのB−B断面図を示すように、ニクロム線12にテフロン(登録商標)被覆13を設けた電熱線11を平面上で長手方向に複数回折り返すように配置し、その外側を、弾性を有する熱伝導性シリコンゴム外層14で覆って、全体を平面状に形成している。
平面ヒータ2は、図4に示すように、縦方向に2枚並べたものを3列配置し、それらを並列接続している。そして、それらは、図2に示すように、金属製鉱石受1の底面に圧接されるようにしている。その結果、平面ヒータ2が金属製鉱石受1に密着して、平面ヒータ2から金属製鉱石受1への熱伝導が良好になるようにしている。
個々の平面ヒータ2は、例えば、長さ75cm,幅10cm,厚さ0.5cmで、消費電力100wのものを用いることができ、そのような平面ヒータ2を2×3で6枚用いれば、合計で600wの電力で加熱できる。この温石ベッドでは、平面ヒータ2の下側に板状木材よりなる断熱材4を配置しているため、下側に逃げる熱を最小限に抑えることができるため、600wという小さな電力で省エネを図りながら、金属製鉱石受1及び鉱石6を十分に温めることができる。
そして、電源投入後、金属製鉱石受1及び鉱石6が所定の温度(例えば、70℃)に達するまでの1時間位は、600wでフル運転となるが、所定の温度に達した後は、電力のオンオフがくり返されることになるため、1時間当たりの消費電力量としては、半分の300wh程度に抑えられる。
金属製鉱石受1は、例えば、ステンレス板で形成され、底面が平坦な凹部を有しており、その大きさは、横幅70cm,長さ180cm,深さ7cm程度のものである。
そして、本発明では、金属製鉱石受1の中に充填する鉱石6として、愛知県北設楽郡にある、経済産業省により愛知708号鉱山として認定されている鉱山から産出される鉱石(以下、「708号鉱石」という)を用いる。この鉱石は、石英斑岩の一種であり、多孔質で、加温した場合に多量の遠赤外線を放射し、少量の水を散布して加熱すると蒸気を発生させながら多量のマイナスイオンを発生する性質を有している。
その鉱石を0.7〜2cm程度の大きさの小石状に砕いたものを、金属製鉱石受1の凹部に充填する。その量は、75Kg程度になる。そして、充填した鉱石6の表面に薄いマット10を敷き、平面ヒータ2で加熱する。平面ヒータ2の加熱制御は、図5に示すような制御回路で行う。
この制御回路は、交流100V又は200Vの商用電源15から、漏電遮断器16,半導体スイッチ17を介して平面ヒータ2を接続する。半導体スイッチ17は、サイリスタ,トランジスタ等の半導体スイッチング素子により電流をオンオフするもので、温度調節器18,温度管理器19によりオンオフ制御される。その温度調節器18は、温度センサ20で平面ヒータ2の温度を検知しながら、平面ヒータ2の温度が設定値、例えば、70℃に維持されるようにオンオフ信号を出力する。そのオンオフ信号は、温度管理器19経由で半導体スイッチ17に与えられる。
温度管理器19は、温度調節器18から受けたオンオフ信号に基づいて半導体スイッチ17をオンオフ制御するとともに、平面ヒータ2の上限温度を設定し、温度調節器18又はそれに接続された温度センサ20に異常が発生して、オフ信号が出力されなくなっても設定された上限温度、例えば、75℃を超えないように制御して、ベッドの上に横たわっている人の安全を確保する。また、温度調節器18は、タイマーを具えていて、スイッチ21を押すことにより計時を開始し、予め設定された時間が経過したとき、ブザー22を鳴らして知らせる。例えば、設定時間を20分にした状態で、スイッチ21を押し、ベッドに横たわっていると、20分後にブザー22が鳴って終了を知らせる。そのようにすれば、ベッドに横たわった後、気持ちよくなって眠ってしまっても、確実に時間経過を知らせることができ、長時間加温されることによる脱水症状の発生等を防止することができる。
このような温石ベッドにおいて、鉱石6として708号鉱石を用い、設定温度70℃で加熱を継続した状態で、関節痛,筋肉痛,肩こり等の持病を持つ複数の被験者が30分程度、温石ベッドに身体を横たえ、上に薄い布団状のカバーを掛けて効果を試したところ、使用後1〜2時間、身体のポカポカ感が続いた上、関節痛,筋肉痛,肩こり等の顕著な改善が見られた。また、鉱石6に40cc程度の水を振りかけた上、乾燥肌を持つ人に対して同様な試験を行ったところ、鉱石6から蒸気が発生し、顕著なかゆみ解消効果がみられた。
708号鉱石の成分を分析したところ、図6に示すような分析データが得られた。また、遠赤外線、及び、マイナスイオンの放射量については、現在、精度の高い統一的な検出手段が開発されていないため、正確なデータを示すことはできないが、簡易的な手段で測定したところ、708号鉱石の遠赤外線、及び、マイナスイオンの放射量は、トルマリン鉱石の4〜5倍あることが認められた。708号鉱石を用いて上記のような高い効果が得られるのは、多量の遠赤外線,マイナスイオンによるものと推定される。
本発明の温石ベッドの断面図である。 図1のA−A断面図である。 平面ヒータを示す図である。 平面ヒータ配置図である。 温石ベッドの温度制御ブロック図である。 708号鉱石の成分分析データを示す図である。
符号の説明
1…金属製鉱石受
2…平面ヒータ
3…ヒータリード線
4…断熱材
5…ベッド架台
6…鉱石
7…排水管
8…ベッド脚
9…制御ボックス
10…マット
11…電熱線
12…ニクロム線
13…テフロン被覆
14…シリコンゴム外層
15…商用電源
20…温度センサ
21…スイッチ
22…ブザー

Claims (2)

  1. 底面が平坦な凹部を有する金属製鉱石受をベッド架台上に設置し、該金属製鉱石受の底面裏側に当接させて平面状の電熱ヒータ設け、該金属製鉱石受と電熱ヒータの下側を覆うように断熱材を設け、前記金属製鉱石受の凹部に鉱石を充填したことを特徴とする温石ベッド。
  2. 前記鉱石として、愛知708号鉱山から産出された石英斑岩(708号鉱石)を用いたことを特徴とする請求項1記載の温石ベッド。
JP2005124800A 2005-04-22 2005-04-22 温石ベッド Pending JP2006296831A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005124800A JP2006296831A (ja) 2005-04-22 2005-04-22 温石ベッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005124800A JP2006296831A (ja) 2005-04-22 2005-04-22 温石ベッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006296831A true JP2006296831A (ja) 2006-11-02

Family

ID=37465644

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005124800A Pending JP2006296831A (ja) 2005-04-22 2005-04-22 温石ベッド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006296831A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101075115B1 (ko) 2011-05-25 2011-10-19 박준수 온열기능이 향상된 신체자극용 기능성 침대

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101075115B1 (ko) 2011-05-25 2011-10-19 박준수 온열기능이 향상된 신체자극용 기능성 침대

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ATE465705T1 (de) Strahlendes therapeutisches heizgerät
KR20090010990U (ko) 건식 족욕기
JP5955910B2 (ja) 電気温熱刺激装置及び電気温熱刺激制御方法
KR20150144662A (ko) 에너지 절약형 냉온수 겸용 매트
JP2006296831A (ja) 温石ベッド
JP4716504B2 (ja) 岩盤浴用人工石盤及び岩盤浴ベッド
KR20090049107A (ko) 원적외선 방사 물질을 이용한 휴대용 온열기
JP2000210159A (ja) 座席用暖房装置
JP3136829U (ja) 足岩盤浴装置
CN201171783Y (zh) 陶粒温足浴使用桶
KR20070029945A (ko) 음이온 돌침대
RU2253341C1 (ru) Электрообогреваемый предмет мебели
KR101280548B1 (ko) 좌욕 및 족욕용 전신 욕조장치
KR20160056156A (ko) 피부노화 및 주름방지용 마사지기
KR900008594Y1 (ko) 모래 찜질용 욕조
JPH1189891A (ja) 温熱ベット
KR20070078758A (ko) 마스크 찜질팩 원적외선 온열기
KR102271937B1 (ko) 스팀 공급 방식의 발 마사지 장치
KR101472553B1 (ko) 건식사우나기
KR200289096Y1 (ko) 휴대용 온열기
JP3124350U (ja) 岩盤浴装置
KR200250611Y1 (ko) 원적외선 복사열구조를 갖는 침상매트리스
KR200304448Y1 (ko) 전기매트
KR200304509Y1 (ko) 원적외선 방사 맥섬석 온열좌욕의료기
JP3190129U (ja) 電気刺激岩盤浴装置