JP2006295962A - 無線システム及び無線通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】回線品質のよい経路を選択する基地局装置、制御局装置、通信端末装置及び無線通信方法を提供すること。
【解決手段】最大値探索部209は、所定の受信時間単位でサンプリングされた受信信号について受信レベルの最大値を探し出し、この最大値をメモリ210に出力する。TDMA無線通信の場合、最大値探索部209は、バースト単位での受信レベルの最大値を探し出してメモリ210に出力する。メモリ210は、最大値探索部209から出力された受信レベルの最大値を記憶し、記憶した複数の最大値を大小比較部211に出力する。例えば、最初に受信した第1バーストの最大値と2番目に受信した第2バーストの最大値を大小比較部211に出力する。大小比較部211は、メモリ210から出力された二つの最大値を比較して受信レベルの大きい最大値を方路選択信号として制御局100に出力する。
【選択図】図2

Description

本発明は、マルチゾーンで音声グループ通信の折返し中継を行う、TDMA方式の無線システム及び無線通信方法に関し、特にサイトダイバーシチを適用する無線システム及び無線通信方法に関する。
非音声通信にあっては、パケット毎に送信局IDを付加することによりパケット単位のサイトダイバーシチ受信を行うことができる。一方、音声のグループ通信においては、通常、各バーストに送信局IDを付加する余裕はなく、送信権制御を行わない場合、送信局が1局とは限らないため、逐次的に方路選択を行うと、複数の移動局の信号を混合してしまう恐れがある。そこで、マルチゾーン方式=分散受信方式では、移動局の送信開始時の各基地局の受信入力レベル(RSSI(Received Signal Strength Indicator))を比較することにより、プレス毎の方路選択を行う。
通常、サイトダイバーシチは、受信側で複数のダイバーシチブランチを用い、1つの受信信号に合成する。この受信ダイバーシチでは、制御局が、移動局からの受信信号強度が最大であるブランチ(ここでは基地局)を選択することにより、フェージングの影響を軽減することができる。
以下、サイトダイバーシチの一例について説明する。図8は、従来の無線通信の一例を示す図である。図8において制御局10は、基地局21、基地局31、及び基地局41とマイクロ多重回線または有線等のリンク回線を用いて通信及び通信に関する制御を行う。そして、基地局21は、無線ゾーン22における無線通信をカバーする。無線ゾーン22内にある移動局23は、基地局21と通信を行う。同様に、基地局31は、無線ゾーン32内にある移動局33と通信を行い、基地局41は、無線ゾーン42内にある移動局43と通信を行う。
ここで、無線ゾーン32と無線ゾーン42の重複部分に存在する移動局53の送信信号は、基地局31および基地局41に到達し、伝搬路環境に応じて制御局がいずれかを選択して通信を行う。
以下、制御局及び基地局の構成について説明する。図9は、制御局及び基地局の構成を示すブロック図である。図9に示す制御局10、基地局21、基地局31、基地局41、移動局23、及び移動局53は、それぞれ図8に示す制御局、移動局、及び基地局である。
図9において、制御局10は、リンク回線チャネルコーデック部11と、RSSI比較部12と、D/A変換部14と、スピーカ15と、マイク16と、A/D変換部17と、セレクタ18と、割込み回路19と、から主に構成される。
また、基地局21は、アンテナ24と、共用器25と、受信部26と、送信部27とから主に構成される。同様に、基地局31は、アンテナ34と、共用器35と、受信部36と、送信部37とから主に構成される。基地局41は、アンテナ44と、共用器45と、受信部46と、送信部47とから主に構成される。
最初に、移動局が一つの基地局と通信を行う場合について説明する。ここでは、移動局23が基地局21と通信を行う場合について説明する。移動局23が送信する高周波信号は、アンテナ24と共用器25を介して受信され、受信部26において復調等の処理が行われて受信信号に変換される。そして、この受信信号は、RSSI(Received Signal Strength Indicator)及び制御信号と多重化されてリンク回線チャネルコーデック部11に出力される。
受信信号は、リンク回線チャネルコーデック部11及びセレクタ18を介してD/A変換部14に出力され、D/A変換部14においてデジタルアナログ変換され、スピーカ15から音声として出力される。
また、マイク16から入力された音声は、A/D変換部17においてアナログデジタル変換され、割込み回路19を介して送信部27に出力され、送信部27において変調、無線周波数に変換等の処理が行われ高周波信号に変換される。この高周波信号は、共用器25及びアンテナ24を介して移動局23に送信される。
次に、移動局が、複数の基地局と通信可能な場合について説明する。ここでは、移動局53の送信波を、基地局31および基地局41が受信した信号のいずれかを制御局10が選択する場合について説明する。
移動局53が送信する高周波信号は、基地局31と基地局41の両方で受信することができる。この信号は、アンテナ34と共用器35を介して受信され、受信部36において復調等の処理が行われて受信信号に変換される。そして、この受信信号は、リンク回線チャネルコーデック部11に出力される。同様に、この信号は、アンテナ44と共用器45を介して受信され、受信部46において復調等の処理が行われて受信信号に変換される。そして、この受信信号は、リンク回線チャネルコーデック部11に出力される。
基地局31の受信信号と基地局41の受信信号は、それぞれリンク回線チャネルコーデック部11を介してRSSI比較部12とセレクタ18に出力される。RSSI比較部12は、複数の基地局から出力された受信信号の品質、たとえばRSSIを比較し、受信信号の品質の高い基地局を移動局53の通信経路として選択する。そして、RSSI比較部12は、基地局を選択した結果、ここでは基地局31または基地局41のうち、選択した基地局の情報をセレクタ18に出力する。
セレクタ18は、RSSI比較部12から出力された情報に従い、移動局53の通信経路に選択した基地局が受信した受信信号をD/A変換部14に出力する。割込み回路19は、セレクタ18の出力を、送信信号として基地局21、基地局31、及び基地局41に出力する。
基地局21において、送信信号は、送信部27において変調、無線周波数に変換等の処理が行われ高周波信号に変換される。この高周波信号は、共用器25及びアンテナ24を介して移動局23に送信される。
同様に、基地局31において、送信信号は、送信部37において変調、無線周波数に変換等の処理が行われ高周波信号に変換される。この高周波信号は、共用器35及びアンテナ34を介して移動局23に送信される。基地局41においても同様に送信信号が移動局53に送信される。
このように、サイトダイバーシチを利用した無線通信では、複数の基地局が移動局から送信された信号を受信し、制御局が、受信信号のRSSIが最大である基地局を選択する。
また、移動体通信では、移動局にバッテリーを内蔵して通信装置に電力を供給することがある。バッテリーが供給できる電力量には限度があるので、移動局に内蔵する通信装置の消費電力が大きいと移動局が通信できる時間が制限される。そこで、移動局は、通信を行ってない時は、通信装置で使用していない部分、例えば、DSP(Digital Signal Processor)について、電力供給を止める状態、いわゆる待ち受け状態として消費電力を低減している。
そして、通話を行う場合、通話の有無に応じて信号を変更して通信相手に送信を通知し、通信装置が通知を受け取ってDSPの電源を入れて待ち受け状態から受信可能状態に切り替えている。たとえば、無線処理回路の後段の信号処理回路は、無線処理回路に比べて数十倍の電力を消費するので、処理を行わない場合、信号処理回路に電源供給を止めておくことにより消費電力を低減することができる。
しかしながら、従来の装置においては、通信を行う基地局を選択する場合に、誤って回線品質の悪い経路を選択することがある。プレストーク形の通信においては、通信開始の瞬間だけで方路選択を行う必要があり、1プレス期間中に良好な回線品質を保てるよう判断することが難しいという問題があった。
また、従来の装置においては、通話開始の信号を認識して装置の一部の電源を入れて使用可能状態にする場合に装置の起動に時間がかかり通話初期の信号を正しく再生できないという問題があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、回線品質のよい経路を選択する基地局装置、制御局装置、通信端末装置及び無線通信方法を提供することを第一の目的とする。また、通話初期の信号再生を可能とする基地局装置、制御局装置、通信端末装置及び無線通信方法を提供することを第二の目的とする。
本発明の無線システムは、複数の基地局装置と制御局装置とで構成されたマルチゾーン方式においてサイトダイバーシチをおこなう無線システムであって、前記基地局装置は、受信手段と、最大値検索手段とを有し、前記受信手段は、無線信号を受信するものであり、前記最大値検索手段は、少なくとも第1バーストを含む所定の期間に受信した前記無線信号の中から受信信号強度の最大値を抽出し、それをダイバーシチブランチの選択情報として出力するものであり、前記制御局装置は、前記ダイバーシチブランチ毎の前記選択情報を比較してその中の最大の値となった基地局装置を選択するものである構成を採る。
本発明の無線通信方法は、複数の基地局装置と制御局装置とで構成されたマルチゾーン方式においてサイトダイバーシチをおこなう無線通信方法において、前記基地局装置が、無線信号を受信する第1のステップと、前記基地局装置が、少なくとも第1バーストを含む所定の期間に受信した前記無線信号の中から受信信号強度の最大値を抽出し、それをダイバーシチブランチの選択情報として出力する第2のステップと、前記制御局装置が、前記ダイバーシチブランチ毎の前記選択情報を比較してその中の最大の値となった基地局装置を選択する第3のステップと、を有するようにした。
本発明の無線システム及び無線通信方法によれば、サイトダイバーシチにおいて通信経路(基地局装置)を選択する場合に、各基地局装置が受信した信号の品質を比較し、信号の品質がもっとも良い基地局装置を通信端末装置の信号を受信する通信経路に選択することにより、回線品質のよい経路を選択することができる。
また、本発明の無線システム及び無線通信方法によれば、データを含む送信信号を送信する以前に、予め、通信を予告する信号を送信することにより、通話初期の信号を再生することができる。さらに、待ち受け時のDSP動作時間を大幅に削減できることにより、移動局を長時間使用することができる。
移動無線回線の受信入力レベルの変動分布は、長区間中央値変動、短区間中央値変動、及び、瞬時値変動に分類される。長区間中央値変動は奥村カーブ(秦近似式)に従い、短区間中央値変動は回線周波数帯毎に標準偏差の異なる対数正規分布に従い、瞬時値変動はレイリー分布に従うことが知られている。
プレストーク通話にあっては、送信時間が短いことから、この間の伝搬路の変動は無視することができるので、送信中の短区間中央値はほぼ一定と見なすことが可能であり、その瞬時値はレイリー分布に従うことが期待できる。
この瞬時値変動は、ドップラーフェージングとも呼ばれ、移動局の走行速度と回線周波数によって決まるドップラー周波数で規定されたスペクトル特性を有することも知られている。
すなわち、瞬時値変動は、ドップラー周波数の逆数を基本周期とする不規則変動であることから、分布の平均値推定を行おうとした場合、最低でも上記基本周期以上の観測時間が必要である。従って、ドップラー周波数が5Hzの場合、最低でも200msecの観測時間が必要となる。
これに対して、複数の分布間で、その短区間中央値が最大のものを推定する場合には、観測時間内に収集した標本値の最大値比較を行うことが最も推定精度が高いことがシミュレーションにより確認できた。
本発明者は、上記の点に着目し、フェージングの影響を受けていない部分の受信品質を比較対象とすることにより、短時間の観測でも回線品質のよい経路を選択することが可能となることを見出した。
すなわち、本発明の第一の骨子は、サイトダイバーシチにおける通信経路を選択する場合に、各基地局装置が受信した信号のうち、品質が最良である部分を比較し、この信号の品質が最良である部分が、もっとも品質が良い基地局装置を通信端末装置の通信相手に選択することである。具体的には、受信信号強度の最大値を比較し、この値が最も大きい基地局を通信経路に選択することである。
また、消費電力を低減するための待ち受け状態にある通信装置が、待ち受け状態から受信状態に移行するために電源を切っている回路に電源を供給する場合、十分に受信動作が可能になるまでに時間がかかる。
本発明者は、上記の点に着目し、予め通信装置が信号を受信する前に回路を待ち受け状態から受信状態に移行することにより通話初期の信号再生を可能とすることを見出した。
すなわち、本発明の第二の骨子は、データを含む送信信号を送信する以前に、予め、通信を予告する信号を送信し、受信側において通信を予告する信号を受信した場合に、信号処理回路を動作可能とすることである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
最初に、本発明の制御局の構成について説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係る制御局の構成の一例を示すブロック図である。
図1において、制御局100は、基地局200−1、200−2、〜、200−nと通信を行う。そして、基地局200−1、200−2、〜、200−nは、それぞれ移動局300−1及び移動局300−2と無線通信を行い、移動局300−1及び移動局300−2と制御局100の通信を中継する。
図1の制御局100は、リンク回線チャネルコーデック部101と、RSSI比較部102と、D/A変換部104と、スピーカ105と、マイク106と、A/D変換部107と、セレクタ108と、割込み回路109とから主に構成される。
リンク回線チャネルコーデック部101は、基地局200−1〜200−nから送出された信号をヘッダに含まれるRSSIとデータに分離してRSSIの値をRSSI比較部102に出力し、音声情報をセレクタ108に出力する。
RSSI比較部102は、リンク回線チャネルコーデック部101から出力されたRSSIを比較し、RSSIの値が最も大きい基地局の方路番号をセレクタ108に制御情報として与える。一度方路番号が確定すると、当該通信(プレストーク)が終了するまでは変更は行わない。割込み回路109は、制御局から移動局に送信する信号がある場合、この送信信号をセレクタ108からの上り信号に優先して各基地局に送出する。
D/A変換部104は、セレクタ108から出力された音声情報をデジタルアナログ変換してスピーカ105に出力する。スピーカ105は、D/A変換部104から出力された受信信号を音声として出力する。マイク106は、音声を入力して音声信号をA/D変換部107に出力する。A/D変換部107は、マイク106から出力された音声信号をアナログデジタル変換して送信信号を割込み回路109に出力する。
セレクタ108は、リンク回線チャネルコーデック部101から出力された信号をRSSI比較部102の比較結果に従ってD/A変換部104に出力する。割込み回路109は、制御局から移動局に送信する信号がある場合、この送信信号を優先して通信を行う。
次に、基地局が備える無線通信装置について説明する。図2は、本発明の一実施の形態に係る無線通信装置の構成を示すブロック図である。図2の無線通信装置200は、図1の基地局200−1〜200−nにそれぞれ搭載される無線通信装置である。
図2の無線通信装置200は、アンテナ201と、共用器202と、フロントエンド部203と、直交復調部204と、A/D変換部205と、同期部206と、復調部207と、復号部208と、最大値探索部209と、メモリ210と、大小比較部211と、符号化部212と、予告バースト作成部213と、変調部214と、D/A変換部215と、直交変調部216と、PA部217と、シンセサイザ218と、制御局向けインターフェース219とから主に構成される。
この無線通信装置200は、移動局300及び制御局100との通信の中継を行う。なお、制御局100は、上位基地局として運用される装置であってもよい。
図2において、アンテナ201は、通信相手(移動局)から送信された高周波信号を電気信号に変換し、受信信号を共用器202に出力する。また、アンテナ201は、共用器202から出力された送信信号を高周波信号として移動局に向けて放射する。共用器202は、アンテナ201から出力された受信信号をフロントエンド部203に出力する。また、PA部217から出力された送信信号をアンテナ201に出力する。
フロントエンド部203は、受信信号を増幅して直交復調部204に出力する。直交復調部204は、フロントエンド部203において増幅された受信信号にシンセサイザ218から出力されたキャリア信号を乗算して直交復調を行いA/D変換部205に出力する。A/D変換部205は、直交復調部204から出力された受信信号にアナログデジタル変換を行い、同期部206に出力する。
同期部206は、A/D変換部205から出力された受信信号の同期捕捉を行う。また、同期部206は、受信信号を復調部207に出力する。復調部207は、同期部206から出力された受信信号を復調して復号部208と最大値探索部209に出力する。復号部208は、復調部207から出力された受信信号を復号して受信データとチャネル識別子を取り出し、制御局向けインターフェース219を介して制御局100に向けて出力する。
最大値探索部209は、所定の符号識別点でサンプリングされた受信信号について受信レベルの最大値を探し出し、この最大値をメモリ210に出力する。TDMA無線通信の場合、最大値探索部209は、バースト単位での受信レベルの最大値を探し出してメモリ210に出力する。
メモリ210は、最大値探索部209から出力された受信レベルの最大値を記憶する。そして、メモリ210は、記憶した複数の最大値を大小比較部211に出力する。たとえば、最初に受信した第1バーストの最大値と2番目に受信した第2バーストの最大値を大小比較部211に出力する。
大小比較部211は、メモリ210から出力された二つの最大値を比較して受信レベルの大きい最大値を方路選択信号として制御局100に出力する。制御局100は、複数の基地局から出力された方路選択信号の値を比較し、最も値が大きい方路選択信号を出力した基地局を移動局との通信相手に選択する。
符号化部212は、制御局100から出力された送信データ及びチャネル識別子を符号化して変調部214に出力する。予告バースト作成部213は、符号化部212から出力されたチャネル識別子から予告バーストを作成し、変調部214に出力する。変調部214は、送信信号を変調してD/A変換部215に出力する。
D/A変換部215は、変調部214から出力された送信信号をデジタルアナログ変換して直交変調部216に出力する。直交変調部216は、D/A変換部215から出力された送信信号にキャリア信号を乗算して高周波信号に変換し、PA部217に出力する。PA部217は、直交変調部216から出力された送信信号を増幅して共用器202に出力する。シンセサイザ218は、高周波のキャリア信号を発生して直交復調部204及び直交変調部216に出力する。制御局向けインターフェース219は、制御局100と通信を行う。
次に、移動局が備える無線通信装置について説明する。図3は、本発明の一実施の形態にかかる無線通信装置の構成を示すブロック図である。図3の無線通信装置300は、図1の移動局300−1及び300−2に搭載される無線通信装置である。
図3の無線通信装置300は、アンテナ301と、アンテナスイッチ302と、受信部303と、受信検出部304と、電源制御部305と、信号処理部306と、D/A変換部307と、スピーカ308と、マイク309と、A/D変換部310と、制御部311と、シンセサイザ312と、送信部313と、プレストークスイッチ314とから主に構成される。
図3において、アンテナ301は、通信相手(基地局)から送信された高周波信号を受信し、受信信号をアンテナスイッチ302に出力する。また、アンテナ301は、アンテナスイッチ302から出力された送信信号を高周波信号として送信する。アンテナスイッチ302は、制御部311の指示に従い、信号受信時には、アンテナ301から出力された受信信号を受信部303に出力する。また、アンテナスイッチ302は、制御部311の指示に従い、信号送信時には、送信部313から出力された送信信号をアンテナ301に出力する。
受信部303は、アンテナスイッチ302から出力された受信信号を増幅し、シンセサイザ312から出力されたキャリア信号を乗算して周波数変換を行い受信検出部304及び信号処理部306に出力する。受信検出部304は、受信部303から出力された受信信号が、空線状態を示す信号または通話を開始する予告信号であるかを判断し、受信信号から予告信号を検出した場合、電源制御部305に無線通信装置300を待ち受け状態から通話状態への遷移を指示する。
TDMA通信方式の一例として、送信する信号のバースト長でデータ送信を行っていない空線状態と、データ通信を行う通信状態とを区別する方法がある。この方法では、受信検出部304は、受信部303から出力された受信信号のバースト長が所定の長さ未満である場合、待ち受け状態と判断する。そして、待ち受け状態にあって、受信部303から出力された受信信号のバースト長が所定の長さ以上である場合、予告信号と判断する。
電源制御部305は、受信検出部304の指示に従い、通話状態の場合、信号処理部306に電力供給を行う。そして、電源制御部305は、受信検出部304の指示に従い、待ち受け状態の場合、信号処理部306に電力の供給を停止する。
信号処理部306は、DSP等で構成され、受信部303から出力された受信信号を復調及び復号し、D/A変換部307に出力する。また、信号処理部306は、A/D変換部310から出力された送信信号を符号化及び変調して送信部313に出力する。また、信号処理部306は、受信信号の復調及び復号結果を制御部311に出力する。
D/A変換部307は、信号処理部306から出力された受信信号をデジタルアナログ変換してスピーカ308に出力する。スピーカ308は、D/A変換部307から出力された受信信号を音声として出力する。マイク309は、入力された音声を音声信号としてA/D変換部310に出力する。A/D変換部310は、マイク309から出力された音声信号をアナログデジタル変換し、送信信号を信号処理部306に出力する。
制御部311は、信号処理部306の同期獲得結果からシンセサイザ312に発振周波数切替のタイミングを指示する。シンセサイザ312は、高周波のキャリア信号を発生させて受信部303及び送信部313に出力する。
また、制御部311は、プレストークスイッチ314から信号送信が指示された場合、シンセサイザ312及びアンテナスイッチ302に信号送信時の処理を行う指示を出力する。シンセサイザ312は、高周波のキャリア信号を発生して受信部303及び送信部313に出力する。制御部311より信号送信時の処理を行う指示を受けた時に、シンセサイザ312は、送信に使用する高周波のキャリア信号を発生して送信部313に出力する。制御部311より信号送信時の処理を行う指示を受けていない時、シンセサイザ312は、受信に使用する高周波のローカル信号を発生して受信部303に出力する。
送信部313は、信号処理部306から出力された送信信号にキャリア信号を乗算してキャリア周波数に周波数変換し、増幅してアンテナスイッチ302に出力する。プレストークスイッチ314は、信号送信の指示の入力を受け付ける。そして、信号送信の指示が入力された場合、プレストークスイッチ314は、この指示を制御部311に出力する。
以下、制御局100、無線通信装置200を備える基地局、及び無線通信装置300を備える移動局の動作について説明する。最初に、移動局と通信を行う基地局を選択する場合の動作について説明する。図4は、信号波形の例を示す図である。TDMA方式を用いた無線通信では、時分割で信号を送信する、すなわち所定の間隔ごとに信号を送信する。
図4(a)は、移動局が送信する信号波形の一例を示す。図4(a)において、横軸は、時刻を示し、縦軸は送信電力を示す。また、実線は、移動局が送信する信号の波形を示す。この図では、変調によって生ずる包絡線変動を省略している。また、変調方式としては、π/4シフトQPSK、ルートナイキスト特性の場合を例示している。移動局が送信した信号は、伝搬経路の状態が変化すること、すなわちフェージングの影響により時刻毎に送信信号の減衰が異なる。また、フェージングの影響は、受信する基地局毎にも異なる。
図4(b)は、基地局200−1が受信する信号波形の一例を示す。また、図4(c)は、基地局200−2が受信する信号波形の一例を示す。図4(b)及び図4(c)において、破線は、レイリーフェージングによる瞬時値変動の様相を示す信号401の受信電力の平均値を計算した場合、平均受信電力値は、401−1となる。
一方、基地局200−2が受信した信号402は、基地局200−1に比べるとフェージング変動における減衰が少ない。この信号402の受信電力値を計算した場合、平均電力値は402−1となる。
そこで、信号の受信レベルの最大値を比較して移動局の通信相手となる基地局を選択する。たとえば、図4(b)では、信号401の受信レベルの最大値401−2を受信レベルの比較対象とする。また、図4(c)では、信号402の受信レベルの最大値402−2を受信レベルの比較対象とする。最大値401−2と最大値402−2を比較することにより、周期の短いフェージングの影響を低減して信号の受信レベルを比較し、基地局を選択することができる。
さらに、第1バースト及び第2バーストの全サンプルの中での受信レベルの最大値を比較して基地局を選択することにより、一つのバースト、すなわち一受信単位時間の受信信号がフェージングにより変動する場合でも、誤って平均受信レベルの低い基地局を移動局の通信相手に選択する可能性を低減することができる。
例えば、第1バーストと第2バーストの受信レベルの最大値を比較して移動局の通信相手となる基地局を選択することもできる。図4(b)において、第1バーストを401、第2バーストを403とし、図4(c)において、第1バーストを402、第2バーストを404とする。信号401と信号403の受信レベルの最大値403−2と、信号402と信号404の受信レベルの最大値404−2とを比較する。そして、制御局は、2つのバーストの受信レベルが最大である基地局を通信経路に選択する。
制御局装置は、移動局からの信号送信が終了するまで選択した基地局からの受信信号を音声として出力する。そして、次に移動局から信号が送信された場合、再び、第1バーストと第2バーストの受信レベルの最大値を比較して基地局を選択する。
次に、上記基地局選択の有効性について説明する。図5は、基地局選択のシミュレーション結果を示す図である。図5は、移動局から送信された無線信号を二つの基地局が受信し、受信した信号の受信レベルを比較して移動局と通信を行う基地局を選択する場合のシミュレーション結果である。図5において、横軸は、二つの基地局が受信した信号の受信レベル差を示し、縦軸は、二つの基地局のうち、一方の基地局を選択する確率を示す。
平均受信レベル(短区間中央値)差が0dBより大きい場合、基地局1を選ぶ確率が高いほど、平均受信レベルの高い基地局を選択することになる。また、平均受信レベル差が0dBより小さい場合、基地局1を選ぶ確率が低いほど、平均受信レベルの高い基地局を選択することになる。
図5では、基地局1と基地局2の平均受信レベル差を示し、縦軸は基地局1を選択する確率を示すので、理想的には、平均受信レベル差が0dBより大きい場合、基地局1を選択する確率は100%である。
つまり、平均受信レベル差が0dBより大きい場合、基地局1を選択する確率が高い程、制御局は、平均受信レベルの高い基地局を選択する、すなわち1プレストーク中の回線品質の良いほうを選ぶことになる。
図5のシミュレーション結果501は、基地局が受信した第1バーストの受信レベルの時間平均値を比較し、この平均値が最も大きい基地局を選択する場合のシミュレーション結果である。シミュレーション結果501では、平均受信レベル差が2dBの場合、基地局1を選択する確率が約60%である。
そして、図5のシミュレーション結果502は、基地局が受信した第1バーストと第2バーストの受信レベルの時間平均値を算出して比較し、この平均値が最も大きい基地局を選択する場合のシミュレーション結果である。シミュレーション結果502では、平均受信レベル差が2dBの場合、基地局1を選択する確率が約62%である。
そして、図5のシミュレーション結果503は、基地局が受信した第1バーストと第2バーストの二つのバーストの受信レベルの最小値を比較し、この最小値が最も大きい基地局を選択する場合のシミュレーション結果である。シミュレーション結果503では、平均受信レベル差が2dBの場合、基地局1を選択する確率が約66%である。
最後に、図5のシミュレーション結果504は、基地局が受信した第1バーストと第2バーストの受信レベルの最大値を比較し、この最大値が最も大きい基地局を選択する場合のシミュレーション結果である。シミュレーション結果504では、平均受信レベル差が2dBの場合、基地局1を選択する確率が約75%である。
上記4つのシミュレーション結果を比較すると、シミュレーション結果504が、基地局1の平均受信レベルが高い場合に、基地局1を選択する確率が最も高い。このように、上記シミュレーション結果から、基地局が受信した第1バーストと第2バーストの受信レベルの最大値を比較して通信経路を選択する方式が優れていることが示される。
このように、本実施の形態の基地局装置によれば受信した信号レベルの最大値をダイバーシチブランチの選択情報として出力することにより、ダイバーシチブランチ選択において、回線品質のよい経路を選択することができる。
また、本実施の形態の制御局装置によれば、サイトダイバーシチにおける基地局装置を選択する情報として、信号の品質を加味することにより、更に通信品質を向上させることが可能である。つまり、各基地局装置が受信した信号の品質を比較し、信号の品質がもっとも良い基地局装置を通信端末装置と通信する通信相手に選択することにより、ダイバーシチブランチ選択において、回線品質のよい経路を選択することができる。
なお、信号の品質を比較する対象は、例えば、同期ワード相関値、直前までの外来雑音レベルとRSSIの比(CNR)、誤り検出符号の判定結果(CRCのOK/NG)であってもよい。
次に、予告バーストを送信して移動局を待ち受け状態から通話状態に移行する場合の動作について説明する。図6は、信号を送信するタイミングの一例を示す図である。図6では、TDMA方式を用いて移動局と基地局が通信を行う例について説明する。
移動局は、上り回線のチャネルで信号を送信する。TDMA方式では、移動局は、一つのTDMAフレームをスロットに分割し1バーストを送信する。ここでは40msのフレームを4つに時分割して10ms単位で1バーストを送信する。また、図6の例では、移動局は、1フレームで送信するデータを2つに分割し、2フレームに分散して送信する。これをフレーム間ビットインタリーブと言い、バーストエラーをランダムエラーに極力変換して、誤り訂正符号を使っている場合に誤り訂正能力が向上する。
例えば、送信データ1は、第1バーストと第2バーストに分割して基地局に送信される。同様に送信データ2は、第2バーストと第3バーストに分割して送信される。以下送信データ3以降も同様に二つのバーストに分割して送信される。移動局から送信された信号は、基地局で受信される。
基地局は、移動局から送信された第1バーストを受信すると、第1バーストを受信したこと制御局に通知する。この第1バーストを受けた制御局が、基地局に予告バーストを送出させる。次に、第2バーストを受信すると、移動局が送信した送信データ1がすべて基地局で受信される。基地局は、送信データ1に対して誤り訂正処理を行い、リンク回線を通じて制御局に対して送出する。制御局は前記ダイバーシチブランチの選択を行った後、リンク回線を通じて基地局に対して送信データを送り返す。
基地局は、移動局に送信する通信バーストの処理を行った後、第1通信バーストを移動局に送信する。また、基地局は、制御局から移動局に送信するデータがない場合、1バーストの半分の時間のみ信号を送信する空線バーストを移動局に送信する。この空線バーストは、1バーストの半分の時間に信号を送信していないので、空線バーストを受信する移動局は、1バーストの信号を受信する間にキャリア信号を検出できない時間が所定の時間以上ある場合、受信するデータがないと判断し、待ち受け状態で待機する。
基地局が、第1バーストを受信してから第1通信バーストを移動局に送信するまでにフレーム間ビットインタリーブのため遅延がある。そこで、本発明の基地局装置は、移動局から送信された第1バーストを受信してから第1通信バーストを送信するまでの間に予告バーストを送信する。
具体的には、複数のバーストに分散したデータをすべて受信し、誤り訂正等の一つのデータとしての処理を行い、折り返し中継を行うまでに遅延時間がある。本発明の基地局装置は、この遅延時間を積極的に利用し、通信を予告する予告バーストを送信する。そして、通信相手の信号処理回路の動作開始を促す。
移動局は、予告バーストを受信した場合、空線バーストと予告バーストを判別するに必要最低限の回路を動作する待ち受け状態からデータの送受信に必要な回路を動作する通話状態に移行する。
基地局は、予告バーストを移動局に送信した後、第1通信バースト、第2通信バースト、第3通信バースト、及び第4通信バーストと移動局が受信する受信データを含む信号を送信する。基地局から送信するデータは、移動局がデータを送信すると同様に、一つのデータを分割して複数のバーストに分散して送信する。
図6の例では、基地局は、送信するデータがない状態で送信する空線バーストに1バーストの前半部分のみキャリア信号を送信し、後半部分は信号を送信しないハーフバースト信号を用いている。
空線バースト(ハーフバースト)は、これに限らず、1バーストの後半部分のみキャリア信号を送信してもよい。図7は、送信信号の一例を示す模式図である。
図7(a)は、フルバースト状態で送信される信号の一例を示す図である。1バーストの時間(ここでは、10ms)信号が送信される。図7(b)は、ハーフバースト状態で送信される信号の一例を示す図である。図7(b)の信号は、1バーストの前半部分を送信し、後半部分を送信しない。図7(b)のハーフバースト信号を用いる場合、受信側では、前半のキャリア信号を含む部分を用いて信号復調の同期をとり、後半部分にキャリア信号が検出されるか否か判断してフルバースト信号とハーフバースト信号を区別する。
また、図7(c)は、ハーフバースト状態で送信される信号の一例を示す図である。図7(c)の信号は、1バーストの後半部分を送信し、前半部分を送信しない。図7(c)のハーフバースト信号を用いる場合、受信側では、後半のキャリア信号を含む部分を用いて信号復調の同期をとり、前半部分にキャリア信号が検出されるか否か判断してフルバースト信号とハーフバースト信号を区別する。
このように本実施の形態の基地局装置によれば、フレーム間ビットインタリーブの処理遅延時間を積極的に利用して、情報を含む送信信号を送信する以前に、予め、通信を予告する信号を送信することにより、通話初期の信号を再生することができる。
また、本実施の形態の通信端末装置によれば、通信を予告する信号を受信した場合に、信号処理回路を動作可能とすることにより、通話初期の信号を再生することができる。
本発明にかかる無線システム及び無線通信方法は、マルチゾーンで音声グループ通信の折返し中継を行う、TDMA方式に適用するのに好適である。
本発明の一実施の形態に係る制御局の構成の一例を示すブロック図 本発明の一実施の形態に係る無線通信装置の構成を示すブロック図 本発明の一実施の形態に係る無線通信装置の構成を示すブロック図 信号波形の例を示す図 基地局選択のシミュレーション結果を示す図 信号を送信するタイミングの一例を示す図 送信信号の一例を示す模式図 従来の無線通信の一例を示す図 制御局及び基地局の構成を示すブロック図
符号の説明
101 リンク回線チャネルコーデック部
102 RSSI比較部
108 セレクタ
109 割込み回路
209 最大値探索部
210 メモリ
211 大小比較部
213 予告バースト作成部
304 受信検出部
305 電源制御部
306 信号処理部

Claims (5)

  1. 複数の基地局装置と制御局装置とで構成されたマルチゾーン方式においてサイトダイバーシチをおこなう無線システムであって、
    前記基地局装置は、受信手段と、最大値検索手段とを有し、
    前記受信手段は、無線信号を受信するものであり、
    前記最大値検索手段は、少なくとも第1バーストを含む所定の期間に受信した前記無線信号の中から受信信号強度の最大値を抽出し、それをダイバーシチブランチの選択情報として出力するものであり、
    前記制御局装置は、前記ダイバーシチブランチ毎の前記選択情報を比較してその中の最大の値となった基地局装置を選択するものである、
    ことを特徴とする無線システム。
  2. 請求項1記載の無線システムに使用する基地局装置。
  3. 請求項1記載の無線システムに使用する制御局装置。
  4. 制御局装置は、選択情報が最大の値となった基地局装置を通信経路とし、通信が終了するまでは、その通信経路を変更しないことを特徴とする請求項1記載の無線システム。
  5. 複数の基地局装置と制御局装置とで構成されたマルチゾーン方式においてサイトダイバーシチをおこなう無線通信方法において、
    前記基地局装置が、無線信号を受信する第1のステップと、
    前記基地局装置が、少なくとも第1バーストを含む所定の期間に受信した前記無線信号の中から受信信号強度の最大値を抽出し、それをダイバーシチブランチの選択情報として出力する第2のステップと、
    前記制御局装置が、前記ダイバーシチブランチ毎の前記選択情報を比較してその中の最大の値となった基地局装置を選択する第3のステップと、
    を有することを特徴とする無線通信方法。
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