JP2006295384A - 携帯電話 - Google Patents

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利昭 中田
Hideomi Horiuchi
英臣 堀内
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Abstract

【課題】180°に開いた状態で、第1部材と第2部材とを真っ直ぐに伸ばすことができ、しかも、第1部材と第2部材とを任意の角度で停止させることができ、加えて、第1部材と第2部材とを相似形に回動させることで全体の動きを把握することができ、これにより、テレビ画面を見る場合のように、例えば、机上に任意の角度に固定して略L字状に配置することもできる360°回転式の携帯電話を提供する。
【解決手段】
テンキーなどのパネル面14aを備えた第1部材14と、画像などを表示する液晶画面16aを備えた第2部材16との間に連結手段18が介在され、
連結手段18は、2つ一組のギア20,22と、第1部材14と第2部材16との間に配置される連結部材24と、両端部の軸40,42同士が相互に回転自在に構成されたヒンジ部材26,28と、から構成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は携帯電話に関するもので、詳しくは、2つ折りの携帯電話において、テンキーを備えた第1部材に対して、液晶面を備えた第2部材が、360°回転するように構成された携帯電話に関する。
携帯電話の普及に伴って様々なスタイルのものが提供されている。図12および図13は、例えば特許文献1に開示されている360°回転させるタイプの携帯電話10を示したものである。
この携帯電話10は、テンキーなどのパネル面1aを備えた第1部材1と、液晶画面2aを備えた第2部材2との2部材が、連結部材6と2つの軸7,8を介して回動自在に取り付けられている。そして、この連結部材6に支持された2つの軸7,8により、第1部材1と第2部材2は360°回動するように構成されている。
ところで、このような360°回転式の携帯電話10では、どちらの軸7,8を回動支点とするかで、回動の軌跡が異なる。すなわち、第1部材1を固定した状態で第2部材2を回動させることもできれば、その逆に第2部材2を固定した状態で第1部材1を回動させることもできる。このような場合は、いずれか一方の軸7,8のみが回転軸として使用される。2つの軸7,8をともに支点として回動させると、第1部材1と第2部材2とは、ばらばらな動きをすることになる。
また、従来の携帯電話10では、図13に示したように、180°回転した状態すなわち第1部材1と第2部材2とを真っ直ぐに延ばしても、第1部材1と第2部材2とは一直線上に配置されず、両者の間に段差dが形成されてしまう。このような段差dが形成されてしまうと、テーブルなどに置かれた場合に不安定で、重心がある一方に倒れてしまう虞があり、何かと使い勝手が悪かった。
一方、このような携帯電話10は、一般に薄型を追求する余り、折り畳んだ状態で、第1部材1と第2部材2との互いに対向する密着面には隙間が形成されない。このように折り畳んだ時に隙間の形成されない携帯電話10を、例えば、クリップを扱う場合のように、携帯電話本体をファイルに差し込んだりポケットに挟み込んだりすると、第1部材1と第2部材2との自由端側が若干開いてしまい、結果として、携帯電話10が挟まれた部材から外れてしまう虞れがあった。これは、反対側に360°回転させたときも同様で、テンキーが形成されたパネル面1aや液晶画面2aを外側に露出させた状態で折り畳んだときも、例えばファイルなどに差し込むと、そのファイルから外れ落ちてしまう虞があった。
また、昨今では、第2部材2の内側の液晶画面2aを利用してTVを見られるようにした携帯電話も普及している。このように携帯電話10を利用して、TVを見る場合は、手に持った姿勢で見るよりもL型手鏡あるいは目覚まし時計のように、卓上に斜めに置いた姿勢で見る方が自然である。このような要求に対して、従来の360°回転式の携帯電話10では、任意の傾斜角度で卓上で固定することができないという問題があった。
また、従来の携帯電話10は、第1部材1と第2部材2とがばらばらに回動してしまうので、動きの全体を把握することができないという問題があった。
特開2002−171324号公報
本発明は、このような実情に鑑みてなされたもので、360°回転させることができるいわゆる2つ折の携帯電話であって、180°に開いた状態で、第1部材と第2部材との間に段差が形成されず、しかも、回動の途中で第1部材と第2部材とを任意の角度で停止させることができ、加えて、第1部材と第2部材とを相似形に回動させることができ、これにより、例えば、液晶画面を利用してテレビを見る場合に、任意の角度に固定して略L字状に配置することもできる使い勝手の良い携帯電話を提供することを目的としている。
本発明に係る携帯電話は、
テンキーなどのパネル面を備えた第1部材と、画像などを表示する液晶画面を備えた第2部材との間に連結手段が介在されることにより、前記第2部材が前記第1部材に対して360°回転するように構成された携帯電話であって、
前記連結手段は、
2つ一組のギアと、
前記第1部材と前記第2部材との間に配置される連結部材と、
前記ギアの回転軸と前記連結部材との間に介在され、両端部の軸同士が相互に回転自在
に構成されたヒンジ部材と、から構成されていることを特徴としている。
係る構成による携帯電話によれば、第1部材と第2部材とを相互に相似形に回動させる
ことができるので、全体の回動軌跡を一義的に決定することができる。
ここで、本発明では、前記パネル面および前記液晶面を互いに対面させた状態での前記
第1部材または前記第2部材のいずれか一方の内側面に、密着させたときの隙間を形成するための凸部が形成されていることが好ましい。
このような構成であれば、ノートやポケットなどに差し込んだ場合に、差し込んだ部材の厚さ程度の隙間が予め確保されているので、差し込まれた姿勢を安定に保持することができる。
さらに、本発明では、前記パネル面および前記液晶面を互いに対面させた状態での前記第1部材または前記第2部材のいずれか一方の外側面に、密着させたときの隙間を形成するための凸部が形成されていても良い。
このような構成であれば、通常の非使用状態から360°回転させた状態で、ノートやポケットなどに差し込んだ場合も、差し込んだ部材の厚さ程度の隙間が予め確保されるので、姿勢の安定化を図ることができる。
さらに、本発明では、前記パネル面および前記液晶面を互いに対面させた状態での前記第1部材または前記第2部材のいずれか一方の内側面に、密着させたときの隙間を確保する凹所が幅方向に形成されていることが好ましい。
また、本発明では、前記パネル面および前記液晶面を互いに対面させた状態での前記第1部材または前記第2部材のいずれか一方の外側面に、密着させたときの隙間を確保する凹所が幅方向に形成されていても良い。
さらに、本発明は、前記第1部材のギアと前記第2部材のギアは、それぞれエラストマ−などの弾性体によって形成されていることが好ましい。
このように、ギアとなる部分がエラストマ−で形成されていれば、外部に一部露出する
ギア分が回転時に手に触れたとしても、使用者に痛みを感じさせることがない。
本発明に係る携帯電話によれば、第1部材と第2部材とが互に相似形に回動するので、回動軌跡が常に一定である。また、2つ折りの第1部材と第2部材を180°に真っ直ぐに延ばした場合に、段差が形成されない。よって、真っ直ぐに伸ばしたときの姿勢が安定である。
さらに、表面あるいは裏面などに凸部や凹部を設けることにより、ノートやポケットなどに差し込んだときに、2つ折りの携帯電話本体の姿勢を安定にすることができ、落下などを防止することができる。
また、ギアを弾性体から形成すれば、ギアが手に接触したとしても、操作者に痛みなどを与えることもない。
以下、本発明に係る携帯電話の一実施例について図面を参照しながら説明する。
図1〜図7は、本発明の一実施例に係る携帯電話を示したものである。
この携帯電話12は、テンキーなどのパネル面14aを備えた第1部材14と、画像などを表示する液晶画面16aを備えた第2部材16とにより、電話機本体が形成されている。そして、第1部材14と第2部材16との間は、連結手段18を介して連結され、この連結手段18の作用により、第1部材14と第2部材16とは、360°回動可能に形成されている。
連結手段18は、主として、2つ一組のギア20,22と、断面略矩形状で幅幅方向に延出された連結部材24と、前記ギア20,22と連結部材24との間に介在されたヒンジ部材26,28とから構成されている。すなわち、この連結手段18による回動支点は、いわゆる2点ヒンジとなっており、同一構造のものが上下に並んで構成されているため、以下の説明では、主に、上側のヒンジ部材26を中心とした構造について説明し、下側のヒンジ部材28を中心とした構造には、同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
すなわち、第1部材14と第2部材16との基端側端部には、連結部材24に対応する凹所30がそれぞれ形成され、この凹所30内に連結部材24が収容される。また、この凹所30の端壁から内方に突出して、断面円形の軸32が形成されている。また、第1部材14と第2部材16におけるこの軸32の反対側の端壁には、六角形の凹所34が形成されている。
なお、この凹所34は、上記したギア20、22の外側面に突出された六角形の凸部36、36を一体的に嵌入できる形状に形成されている。したがって、ギア20の凸部36を第2部材16の凹所34内に嵌合させることにより、ギア20と第2部材16とは常に、一体的に移動することになる。また同様に、ギア22の凸部36を第1部材14の凹所34内に嵌合させることにより、ギア22と第1部材14とは、常に一体的に移動することになる。
一方、上記ギア20、22の凸部36を設けた面とは反対側の面に、六角形状の凹所38がそれぞれ形成されている。
ヒンジ部材26は、両側に設けた軸40,42が、中央の円板44を支点として相互に回動可能に形成されている。なお、この軸40の外形状がギア20の凹所38の形状と対応している。
連結部材24は、一方の端面に半円状の凹所46が上下に並んで形成され、この凹所46の形状がヒンジ部材26の軸42の形状に対応している。また、連結部材24の他方の端面には、円形状の凹所48が上下に並んで形成され、この凹所48の形状が第2部材16の軸32の形状に対応している。
本実施例の連結手段18は、上記のように構成されており、各構成要素が以下にようにして組付けられている。
すなわち、第1部材14と第2部材16との凹所30、30内に、連結部材24が差し渡され、軸32,32が凹所48,48内にそれぞれ装着され、他方の半円状の凹所46,46内にヒンジ部材26,28の軸42,42がそれぞれ差し込まれ、さらに、ヒンジ部材26,28の他方の軸40,40が、ギア20,22の凹所38,38に挿入される。そして、ギア20,22の外側の凸部36、36が、第2部材16の凹所34と、第1部材14の凹所34内にそれぞれ差し込まれる。これにより、図1に示したように、第1部材14と第2部材16とが連結手段18を介して360°回動自在に組付けられる。このように組付けられた状態で、連結部材24は、軸32,32に対して回動自在である。また、ヒンジ部材26,28の軸42、42は、それぞれ連結部材24に対して回動不能である。すなわち、軸42は連結部材24と常に一体的に回動する。
ヒンジ部材26,28の軸40、40は、それぞれギア20,22の凹所38に対して回動不能である。すなわち、ヒンジ部材26、28の軸40、40はギア20、22に対して常に一体的に回動する。ギア20の凸部36は、第2部材16の凹所34に対して回動不能であり、ギア22の凸部36は、第1部材14の凹所34に対して回動不能である。
このような連結部材18を介して360°回動可能にされた携帯電話12では、第1部材14が回動するときに一体的に回動するギア22と、第2部材16が回動するときに一体的に回動するギア20とが互いに歯合されているので、第1部材14と第2部材16とは、互いに相似形をなすように回動する。すなわち、図2に実線で示した真っ直ぐに伸ばした状態を初期状態として、この位置から例えば、第2部材16を半時計方向に45°回動させると、これと同時に第1部材14が実線位置から時計方向に45°回動し、それぞれ「0」の位置から「+1」の位置に移動する。さらに、同方向に45°づつ回動させると、それぞれ「+2」の位置に移動する。この「+2」の状態は、初期状態から見れば180°、図1の状態から見れば360°回動したことになる。
本実施例では、このように第1部材14と第2部材16とが互いに相似形に回動するので、回動姿勢が安定する。また、「+1」の位置あるいは「−1」の位置、あるいはそれらの途中においても、第1部材14と第2部材16とを停止させることができる。
さらに、本実施例の携帯電話12では、第2部材16の外側面16b(液晶画面16aと反対の面)の自由端側に凸部50が幅方向に形成され、かつ基端側に凹所52が形成されている。
このような凸部50と凹所52が形成されることにより、携帯電話12を図1の姿勢から360°回動させた状態に配置すると、図4もしくは図5に示したように、ポケット54あるいは本56の一部分などに、差し込んだときに、この凸部50を利用して一定の隙間を確保することができるとともに、凹所52を利用して挟まれた部材の厚い部分などを格納することができる。すなわち、本実施例のような2つ折りの携帯電話12では、図6に例示したように、第1部材14の厚さ方向の中心点Bとギア22の中心点Aとの間には、ズレがあるように設定されている。したがって、このズレがある状態で図7に示したように、第1部材14を第2部材16に対して相対的に360°回転させると、第1部材1
4と第2部材16との間には隙間Cが画成される。よって、この隙間Cを利用してこの隙間相当分にファイなどを挟み込むことができる。なお、図6に示したA,Bのズレは、第1部材14または第2部材16の少なくともいずれか一方の側に形成されていれば良い。また、このような中心点A,Bのズレは、第1部材14と第2部材16とを360°反対側に回動させたときにも形成される。このような構成であれば、どちらの側に360°回転させた場合であっても、第1部材14と第2部材16との密着面に隙間Cを形成することができる
また、図7に示した隙間Cに相当する部分に凸部50が介在されれば、重ね合わせたときの姿勢を安定にすることができる。
なお、このような凸部50と凹所52は、通常の保管状態での内面側、すなわちパネル面14aもしくは液晶画面16a側に設けることもできる。このようにすれば、通常の保管状態でも、ポケット54や本56などに挟み込むこともできる。また、凸部50や凹所52は、第1部材14あるいは第2部材16のいずれの側に設けても良い。
さらに、本実施例による携帯電話12によれば、図8に示したように、液晶画面16aをL字状に立てることができる。したがって、図8の左方から液晶画面16aを眺めることもできる。また、傾斜角度αは任意の角度に設定することができるので、使い勝手が良好である。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は上記実施例に何ら限定されない。
例えば、上記実施例では、ギア20,22を二つ一組として構成したが、図9に示したように、このギア20,22の間に、さらに他の小ギア58,60を介在させることもできる。このように2つ一組のギアを2組設けることによっても、同様の作用効果を得ることができる。また、小ギア58,60を内側に介在させることにより、2つ折りにした場合に外部に露出するギアの面積を小さくすることができ、美観的にも好ましくなる。
図10は、本発明のさらに他の実施例による携帯電話70を示したものである。
この実施例では、小形の連結部材62が2つ用意されるとともに、第1部材14と第2部材16とに、ギア64,66が幅方向に直接形成されている。
このようなギア64,66を互いに歯合させるとともに、2つの連結部材62,62が携帯電話の厚さ方向に差し渡して配置される。そして、一方の連結部材62にヒンジ部材26、26が介装される。また、ヒンジ部材26が介装されない側の連結部材62'は、
第1部材14および第2部材16に対して断面円形の軸棒47により回動自在に取り付けられる。
このような携帯電話70であっても、上記実施例と同様の作用効果を奏することができ、360°回転させることは勿論のこと、第1部材14と第2部材16とを相似形に回動させることができる。また、任意の角度に停止させることができる。
以上、説明したように、本発明によれば、例えば、液晶画面16aを利用してTVを見る場合に、L字形に任意の角度に立てて配置することができる。また、その角度に停止させることができる。さらに、180°に真っ直ぐに伸ばした場合に、段差dが形成されないので、伸ばして配置したとしても安定した姿勢で机上に置くことができる。
また、図11に示したように、第2部材16に具備された液晶画面16aを長手方向の辺に沿って回動するように構成することもできる。このように設定すれば、TV画面をより好ましい姿勢で見ることができる。
図1は本発明の一実施例に係る携帯電話の斜視図である。 図2は同携帯電話を回動させたときの軌跡を示す概略図である。 図3は図1に示した携帯電話の分解斜視図である。 図4は360°回転式の携帯電話をポケットに差し込んだ姿勢を示す概略図である。 図5は360°回転式の携帯電話を本に差し込んだ姿勢を示す概略図である。 図6は図1に示した携帯電話における第1部材とギアとの中心軸の関係を示した側面図である。 図7は図1に示した携帯電話を360°回転させたときの概略側面図である。 図8は、液晶画面のTVを見るためにL字状に立てたときの斜視図である。 図9は本発明の他の実施例に係る携帯電話の概略図である。 図10は本発明のさらに他の実施例に係る携帯電話の分解斜視図である。 図11は本発明のさらに他の実施例に係る携帯電話の斜視図である。 図12は360°回転式の従来の携帯電話の斜視図である。 図13は図12に示した従来の携帯電話を180°に伸ばしたときの側面図である。
符号の説明
12 携帯電話
14 第1部材
14a パネル面
16 第2部材
16a 液晶画面
16b 外側面
18 連結手段
20,22 ギア
24 連結手段
30 凹所
36 凸部
38 凹所
40、42 軸
46、48 凹所
50 凸部
52 凹所
54 ポケット部
56 本
58,60 小ギア
62 連結部材
64、66 ギア

Claims (6)

  1. テンキーなどのパネル面を備えた第1部材と、画像などを表示する液晶画面を備えた第
    2部材との間に連結手段が介在されることにより、前記第2部材が前記第1部材に対して360°回転するように構成された携帯電話であって、
    前記連結手段は、
    2つ一組のギアと、
    前記第1部材と前記第2部材との間に配置される連結部材と、
    前記ギアの回転軸と前記連結部材との間に介在され、両端部の軸同士が相互に回転自在
    に構成されたヒンジ部材と、から構成されていることを特徴とする携帯電話。
  2. 前記パネル面および前記液晶面を互いに対面させた状態での前記第1部材または前記第2部材のいずれか一方の内側面に、密着させたときの隙間を形成するための凸部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯電話。
  3. 前記パネル面および前記液晶面を互いに対面させた状態での前記第1部材または前記第2部材のいずれか一方の外側面に、密着させたときの隙間を形成するための凸部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯電話。
  4. 前記パネル面および前記液晶面を互いに対面させた状態での前記第1部材または前記第2部材のいずれか一方の内側面に、密着させたときの隙間を確保する凹所が幅方向に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の携帯電話。
  5. 前記パネル面および前記液晶面を互いに対面させた状態での前記第1部材または前記第2部材のいずれか一方の外側面に、密着させたときの隙間を確保する凹所が幅方向に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の携帯電話。
  6. 前記第1部材のギアと前記第2部材のギアは、それぞれエラストマ−などの弾性体によって形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の携帯電話。

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