JP2006294463A - 燃料電池の性能評価装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 集電体が偏当たりを起こしにくい燃料電池の性能評価装置の提供。
【解決手段】(1)同一軸芯上に配置された、出力端子を兼ねる、第1、第2の集電軸130と、第1、第2の集電軸に集電軸軸方向に当接されて着脱可能に固定された、評価対象品を挟む第1、第2の集電体(挟持部)111と、を備えた燃料電池の性能評価装置100。
(2)第1、第2の集電体111を、第1、第2の集電軸を貫通する第1、第2のボルト131により、第1、第2の集電軸130に固定した。
(3)第1、第2の集電軸130はカーボン製で、第1、第2の集電体111は金属製であり、第1、第2の集電軸は第1、第2の集電体のほぼ全面で当たる当接面133を有する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、燃料電池、とくに固体高分子電解質型燃料電池の性能評価装置に関する。
特開2003−203667号公報は、燃料電池の性能評価装置を開示している。特開2003−203667号公報の燃料電池の性能評価装置は、集電体を有する一対の放電治具部と、該一対の放電治具部の間に設けられMEAを保持する電極保持部とを備え、集電体のMEAへの押し付け荷重と、放電治具部と電極保持部間のガスシール荷重とが、互いに独立に設定可能となっている性能評価装置である。そこでは、出力電気配線は集電体に直接取付けられている。
特開2003−203667号公報
しかし、従来の燃料電池の性能評価装置にはつぎの課題がある。
(イ)集電体に取付けられている各配線の姿勢により、両極の集電体が面当たりの不均一(偏当たり)を起こす場合がある。
(ロ)集電体は様々な流路形状、パターンを評価するニーズがあるが、配線がとりついているため、集電体の着脱が容易でない。
(ハ)集電体を含み本体の耐腐食性が充分でない。
(ニ)評価対象品の一部であるMEGAの厚みが変わると電解質膜のセンタ位置がずれ、電解質膜の余分なストレスが加わり電解質膜の耐久性を劣化させる。これが正当な評価の妨げとなる。
本発明の目的は、集電体が偏当たりを起こしにくい燃料電池の性能評価装置を提供することにある。
本発明のもう一つの目的は、集電体が偏当たりを起こしにくい、かつ、集電体の着脱が容易な燃料電池の性能評価装置を提供することにある。
本発明のもう一つの目的は、集電体が偏当たりを起こしにくい、かつ、耐腐食性に優れた燃料電池の性能評価装置を提供することにある。
本発明のもう一つの目的は、集電体が偏当たりを起こしにくい、かつ、評価対象品の一部であるMEGAの厚みが変わっても容易に対応できる燃料電池の性能評価装置を提供することにある。
上記課題を解決する、そして上記目的を達成する、本発明は、つぎのとおりである。
(1) 第1、第2の治具部本体に支持され、同一軸芯上に配置された、出力端子を兼ねる、第1、第2の集電軸と、
第1、第2の集電軸の一端に着脱可能に配置され、燃料電池の評価対象品を挟む第1、第2の挟持部と、
を備えた燃料電池の性能評価装置。
(2) 第1、第2の挟持部が第1、第2の集電体であり、該第1、第2の集電体を、固定部品により第1、第2の集電軸に固定した(1)記載の燃料電池の性能評価装置。
(3) 第1、第2の集電体を、第1、第2の集電軸を貫通する第1、第2のボルトからなる固定部品により、第1、第2の集電軸に固定した(2)記載の燃料電池の性能評価装置。
(4) 第1、第2の集電軸はカーボン製で、第1、第2の集電体は金属製であり、第1、第2の集電軸は第1、第2の集電体のほぼ全面で当たる当接面を有する(2)または(3)記載の燃料電池の性能評価装置。
(5) 第1、第2の集電体に、外形が四辺形の四辺形部と外形が円形の円形部とを設け、該円形部と第1、第2の治具部本体との間をOリングにてシールした(2)ないし(4)記載の燃料電池の性能評価装置。
(6) 第1の集電軸は集電軸軸方向位置が調整可能な固定側集電軸であり、第2の集電軸は第1の集電軸に対して軸方向に可動な可動側集電軸である(2)ないし(5)記載の燃料電池の性能評価装置。
(7) 第1の集電軸にねじを切り、該ねじに、集電軸軸方向動きをストッパにより拘束された固定側集電軸位置調整ねじを螺合した(6)記載の燃料電池の性能評価装置。
(8) 第1の集電軸の第1の治具部本体に対する集電軸軸方向の距離の変化を測定するマイクロメータを備えた(2)ないし(7)記載の燃料電池の性能評価装置。
(9) 前記マイクロメータをブラケットを介して第1の集電軸から支持し、前記ブラケットを回り止めして第1の集電軸の回転を防止する集電軸の回り止め機構を前記ブラケットと前記第1の治具部本体との間に設けた(8)記載の燃料電池の性能評価装置。
(10) 第1の集電体と第1の集電軸との組の評価対象品中心から固定側集電軸位置調整ねじ中心までの集電軸軸方向の熱膨張と、第1、第2の治具部本体間に設けた電極保持部と第1の治具部本体との組の評価対象品中心から固定側集電軸位置調整ねじ中心までの集電軸軸方向の熱膨張とが、ほぼ等しくなるように、それぞれの組の材質を選定した(7)記載の燃料電池の性能評価装置。
(11) 第1、第2の治具部本体内に冷却水が流通する冷却水流通空間を形成し、該冷却水流通空間を、第1、第2の治具部本体に形成されたガス経路の回りに延ばした請求項2ないし(10)記載の燃料電池の性能評価装置。
上記(1)の燃料電池の性能評価装置によれば、従来(特開2003−203667号公報の装置)の集電体に直接出力配線を取付けるものに代えて、本発明では、第1、第2の治具部本体に支持された第1、第2の集電軸そのものを出力端子として機能させ、第1、第2の集電体の電気出力を第1、第2の集電軸を介して取り出すようにしたので、集電軸は配線の反力を受けても傾かないため、従来装置にあった配線の姿勢による第1、第2の集電体の面当たりの不均一(偏当たり)を、本発明では、回避することができる。
上記(2)、(3)の燃料電池の性能評価装置によれば、集電体には配線が取り付けられておらず、かつ、第1、第2の集電体を、第1、第2の集電軸を貫通する第1、第2のボルトにより、第1、第2の集電軸に固定したので、集電体をボルト1本で着脱でき、集電体の着脱、交換を容易である。また、ボルトを締めることにより集電体の集電軸への当接軸力を上げることができ、集電体と集電軸との当接面の接触抵抗を、従来(特開2003−203667号公報の装置)の押し付けによる場合に比べて、低減することができる。
上記(4)の燃料電池の性能評価装置によれば、第1、第2の集電軸はカーボン製で、第1、第2の集電体は金属製であるため、金属と金属との接触に比べて接触抵抗が高くなるという弊害があるが、本発明では、第1、第2の集電軸は第1、第2の集電体のほぼ全面で当たる当接面を有するので、接触面積が大となって接触抵抗を低減できる他、カーボン製集電体内の電気の流れが軸方向(集電軸軸方向と平行)となり、内部抵抗も低減できる。
上記(5)の燃料電池の性能評価装置によれば、第1、第2の集電体に、外形が四辺形の四辺形部と外形が円形の円形部とを設け、該円形部と第1、第2の治具部本体との間をOリングにてシールしたので、ガスシール性が向上する。それによって、ガスインポートからアウトポートへのバイパスガス量を削減することができる。また、集電軸を腐食性雰囲気から隔離でき、かつ、集電体と集電軸の接触面への加湿ガスの侵入を防止できるため、電食等の懸念が無くなり、耐久運転に耐えることができる。
上記(6)の燃料電池の性能評価装置によれば、第1の集電軸は集電軸軸方向位置が調整可能な固定側集電軸であり、第2の集電軸は第1の集電軸に対して軸方向に可動な可動側集電軸であるので、拡散層の厚さが狙い値から変わっても第1の集電軸の集電軸軸方向位置を調整することによって、電解質膜のセンタ位置を正規の位置に維持することができる。その結果、電解質膜に余分なストレスが加わることがなくなり、電解質膜の耐久性を良好に保つことができる。
上記(7)の燃料電池の性能評価装置によれば、第1の集電軸にねじを切り、該ねじに、集電軸軸方向動きをストッパにより拘束された固定側集電軸位置調整ねじを螺合したので、固定側集電軸位置調整ねじを軸芯まわりにまわすことにより、第1の集電軸を軸方向に移動させて第1の集電軸の軸方向位置を調整することができる。
上記(8)の燃料電池の性能評価装置によれば、第1の集電軸の第1の治具部本体に対する集電軸軸方向の距離の変化を測定するマイクロメータを備えているので、集電軸の変位、すなわち拡散層の厚みをモニタすることができる。
上記(9)の燃料電池の性能評価装置によれば、マイクロメータをブラケットを介して第1の集電軸から支持し、集電軸の回り止め機構をブラケットと第1の治具部本体との間に設けたので、第1の集電軸の軸方向動きを妨げることなく、第1の集電軸の回転を防止することができる。
上記(10)の燃料電池の性能評価装置によれば、第1の集電体と第1の集電軸との組の評価対象品中心から固定側集電軸位置調整ねじ中心までの集電軸軸方向の熱膨張と、第1、第2の治具部本体間に設けた電極保持部と第1の治具部本体との組の評価対象品中心から固定側集電軸位置調整ねじ中心までの集電軸軸方向の熱膨張とが、ほぼ等しくなるように、それぞれの組の材質を選定したので、第1の集電軸の軸方向位置を調整した後の、集電軸、集電体、治具部本体の温度変化による電解質膜の中心位置の位置ずれを無くすことができる。
上記(11)の燃料電池の性能評価装置によれば、冷却水流通空間を、第1、第2の治具部本体に形成されたガス経路の回りに延ばしたので、ガスがインポートから集電体に至るまでに温度が下がり結露することを回避することができる。
以下に、本発明の燃料電池の性能評価装置を、図1〜図9を参照して説明する。
図1〜図6は本発明の燃料電池の性能評価装置を示し、図7〜図9は本発明の燃料電池の性能評価装置によって性能が評価される燃料電池を示す。
まず、本発明の燃料電池の性能評価装置によって性能が評価される燃料電池を図7〜図9を参照して説明する。
性能評価対象となる燃料電池(セル)10は、固体高分子電解質型燃料電池である。燃料電池10は、たとえば燃料電池自動車に搭載される。ただし、燃料電池10は、自動車以外に用いられる燃料電池、たとえば家庭用の定置型燃料電池であってもよい。
図7〜図9に示すように、固体高分子電解質型燃料電池10は、膜−電極アッセンブリ(MEA:Membrane-Electrode Assembly )とセパレータ18とからなるセル(ただし、MEAとセパレータとの間に拡散層が介装されていてもよい)を1つ以上(図示例は1つの場合を示す)重ねてモジュール19とし、モジュール19を積層したセル積層体から構成される。
MEAは、イオン交換膜からなる電解質膜11とこの電解質膜11の一面に配置された触媒層12からなる電極(アノード)14および電解質膜11の他面に配置された触媒層15からなる電極(カソード)17とからなる。MEAとセパレータ18との間には、通常、拡散層13、16(アノード側拡散層13、カソード側拡散層16)が設けられる。この拡散層13、16は、触媒層12、15への反応ガスの拡散をよくするためのものである。ここでは、拡散層13、16を含めてMEAということにする。
セパレータ18には、MEA対向面側に、発電領域に、アノード14に燃料ガス(水素)を供給する燃料ガス流路27およびカソード17に酸化ガス(酸素、通常は空気)を供給するための酸化ガス流路28が形成されるとともに、MEA対向面と反対の面側に、冷媒(通常は冷却水)が流れる流路26が形成されている。セパレータ18は、隣接するセル間の電子の通路を構成している。
セパレータ18には、発電領域のまわりの非発電領域に、燃料ガスマニホールド30、酸化ガスマニホールド31、冷媒マニホールド29が、セパレータ18を貫通するように形成されている。燃料ガス流路27は燃料ガスマニホールド30に連通し、酸化ガス流路28は酸化ガスマニホールド31に連通し、冷媒流路26は冷媒マニホールド29に連通する。
セパレータ18の材料は、カーボン、導電性樹脂、メタルの何れであってもよい。
セル積層体のセル積層方向両端に、ターミナル(電極板)20、インシュレータ21、エンドプレート22を配置し、エンドプレート22を、セル積層体の外側でセル積層方向に延びる締結部材24(たとえば、テンションプレート)と25ボルトにて固定して、スタック23が形成される。スタック23の一端側には、エンドプレート22とインシュレータ21との間にプレッシャプレート32が設けられ、プレッシャプレート32とエンドプレート22との間にばね機構33が設けられる。セル積層体は、プレッシャプレート32とエンドプレート22との間に設けられたばね機構33の付勢により、セル積層方向に締め付ける。
電解質膜11および電極14、17からなるMEAとその両側の拡散層13、16は、セパレータ18と積層されてスタック23とされる前に、MEA単体の段階で、燃料電池の性能評価装置により、その発電性能が評価される。ただし、性能評価対象品であるMEAは燃料電池10の全面積のサイズのものであってもよいし、あるいは燃料電池10の一部の面積の、全面積のサイズに比べて小型の、サイズのものであってもよい。
燃料電池の性能評価装置100は、MEAを実際の発電状態と同じ荷重、温度状態におき、MEAに実際と同じ反応ガスを供給して、MEAの性能、セパレータの流路性能などを評価する。
燃料電池の性能評価装置100は、図1〜図6に示すように、集電体111を有する一対の放電治具部110と、該一対の放電治具部110の間に設けられMEAを保持するための電極保持部150とを備えている。電極保持部はMEA保持部といってもよい。
集電体111(セル10のセパレータ18に対応するもの)はMEA側にではなく性能評価装置100側に、とくに放電治具部110に、設けられる。
そして、集電体111のMEAへの押し付け荷重と、放電治具部110と電極保持部150間のガスシール荷重とは、互いに独立に設定可能となっている。
さらに詳しくは、図1〜図3に示すように、一対の放電治具部110は、ガイド161が架台(フレーム)160にスライドすることにより、架台160に可動に支持されている。電極保持部150を一対の放電治具部110の間に挟んだ後、締結ボルト163により一対の放電治具部110、電極保持部150を締結し、放電治具部110と電極保持部150間のガスシール荷重をガスシール上最適荷重に調整する。
ついで、一方(可動側)の放電治具部110に設けられているハンドル162をまわして台形ネジ165を介して、放電治具部110の集電軸130に取り付けられた集電体111を押し、集電体111が電極保持部150を締め付ける荷重を、他方(固定側、ただし固定側であっても軸方向位置は調整可能)の放電治具部1110に対向して設けたロードセル164を見ながら、接触抵抗上(集電体111とMEAの拡散層との接触抵抗上)最適荷重に調整する。
両極の放電治具部110を締結ボルト163により締結し固定する構造としたため、架台およびハウジングの支持構造に、剛性や平行度などの精度が不要となる。
電極保持部150は、MEAの外周部を挟持する、中抜きの、一対のフレーム151を有しており、MEAはこの一対のフレーム151間に着脱可能に保持される。一対のフレーム151は、その間に挟んだMEAの、電気絶縁体である電解質膜11により、互いに絶縁されており、(あるいはフレーム151を電気絶縁材で構成することにより互いに絶縁されており、)反応ガスがMEAに供給された時にMEAのアノード、カソード間に電位が生じる。
フレーム151には、拡散層13、16も着脱可能に保持される。拡散層13、16は、図6(B)に示すように、フレーム151に形成された浅い凹部からなる拡散層挟持部152に保持される。拡散層13、16のサイズを電極14、17より大きくし、電極14、17より大きい部分をフレーム151の拡散層挟持部152で挟持することにより、拡散層13、16の脱落を回避することができる。
MEAを挟持した一対のフレーム151は、図6(A)、(C)に示すように、電極保持部締結ボルト153により締結される。この状態で電極保持部150は、一対の放電治具部110間に着脱可能に挟持され、締結ボルト163によって放電治具部110と締結される。両極電極保持部をボルト153により締結した状態でアッセンブリとして評価装置に装着し評価装置から外す構造のため、装着工数が大きく削減できる。
一対の放電治具部110は、それぞれ、集電軸130と、集電軸130に着脱可能に取り付けられて固定され、MEAに押し付けられる集電体(燃料電池の評価対象品を挟む挟持部)111と、1以上のハウジング113、114のアッセンブリからなる治具部本体112を有している。治具部本体112は集電軸130を支持している。第1、第2の集電体111は、第1、第2の集電体111の間に、評価対象品である燃料電池(のMEA、またはMEAをセパレータで挟んだもの)を挟む。
一対の放電治具部110は、固定側(ただし軸方向位置調整は可能)の第1の放電治具部と可動側の第2の放電治具部を含む。同様に、集電軸130は、固定側(ただし軸方向位置調整は可能)の第1の集電軸と可動側の第2の集電軸を含む。また、集電体111は、固定側(ただし軸方向位置調整は可能)の第1の集電体と可動側の第2の集電体を含む。また、治具部本体112は、固定側(ただし軸方向位置調整は可能)の第1の治具部本体と可動側の第2の治具部本体を含む。
ハウジング113、114は、ハウジング113、114の順に、電極保持部150に近い側から遠い側へと並んでいる。ハウジング113、114は、放電治具部締結ボルト126により互いに固定されている。
第1、第2の集電軸130は、第1、第2の集電軸130の中央部で、所定の軸方向移動を許容して、軸方向から傾かないように軸方向に互いに離れた2ケ所以上の位置で、第1、第2の治具部本体112によって支持される。第1、第2の集電軸130は、同一軸芯上に配置され、一対の放電治具部110からの出力端子を兼ねる。第1、第2の集電軸130への配線取付け部は、第1、第2の集電軸130の、集電体111取付け側端と反対側端に設けられる。
第1、第2の集電体111は、それぞれ、第1、第2の集電軸130に集電軸軸方向に当接されて着脱可能にボルト131(集電体固定ボルト)により固定される。ボルト1131は第1、第2の集電軸130を貫通し、集電体111の中心に設けたねじ穴132にねじ込まれている。ボルト131をボルト軸芯まわりに強く回転させることにより、第1、第2の集電体111の第1、第2の集電軸130への当接力、圧接力を増大させることができる。この圧接力の増大によって、第1、第2の集電体111と第1、第2の集電軸131との当接面133の接触電気抵抗が低減される。
第1、第2の集電軸111Aは金属製(たとえば、銅、ただし、表面に金メッキをしてもよい)で、第1、第2の集電体はカーボン製である。カーボンは電気抵抗が金属に比べて高いので、抵抗を低減するために、第1、第2の集電軸130の集電体側の端部は半径方向に拡大された拡径部134を形成しており、第1、第2の集電軸130の集電体側の端面は第1、第2の集電体111のほぼ全面で当たる当接面133を形成している。これによって、集電体111から集電軸130に、集電軸軸方向と平行方向に電気が流れ、電気流れ線の長さが短縮して内部抵抗が低減される他、当接面133の面積の増大により接触抵抗も低減される。
第1、第2の集電体111は、外形が四辺形の四辺形部111aと、四辺形部111aの集電軸111A側に外形が円形の円形部111bとを有している。第1、第2の集電体111は、円形部111bで、第1、第2の治具部本体112との間をOリング135にてガスシールされている。このガスシールにより当接面133への加湿ガスの侵入と当接面133の腐食が抑制され、精度の高い性能テストを行うことができ、装置は耐久運転に耐えることができる。
一対の放電治具部110の各放電治具部110の集電軸130は、放電治具部110にダイヤフラム116、117を介して支持されている。ダイヤフラム116は電極保持部150に近い側のハウジング113に固定されており、ダイヤフラム117は電極保持部150から遠い側のハウジング114に固定されている。
このダイヤフラム116、117を介しての支持により、集電軸130および集電体111は、治具部本体112に対して、電極保持部150に接近・離叛する方向に(集電軸130の軸方向に)、若干量(約1mm程度)可動に支持されている。これによって、放電治具部110で電極保持部150を挟持した後、ハンドル162で集電軸130と集電体111を治具部本体112に対して集電軸軸方向に動かし、集電体111のMEAへの押し付け力が調整可能となっている。これにより、電極への荷重とシール性が互いに独立し、荷重によりリーク量が変動することを回避できる。ただし、ダイヤフラム116、117が過大に変形しないように、集電軸130の軸方向移動量を所定量(約1mm程度)に規制するストッパ127が設けられている。ストッパ127は、集電軸111Aに固定されたストローク規制ストッパ127aと、該ストローク規制ストッパ127aを受け入れる凹部を形成するストローク規制ブロック127bとを備えている。
一対の放電治具部110のうちの第1の放電治具部110の集電体111は、第1の放電治具部110の治具部本体112に対して軸方向位置を調整可能に固定されている。
第1の集電軸130の、MEAから遠い側の端部に、ねじが切られており、このねじに、治具部本体112に対する集電軸軸方向動きをストッパ137により拘束された固定側集電軸位置調整ねじ136が螺合している。
また、第1の集電軸130の第1の治具部本体112に対する集電軸軸方向の距離の変化を測定するマイクロメータ138が備えられている。マイクロメータ138は、第1の集電軸130に固定されたブラケット139に支持されており、治具部本体112との距離の変化を測定することにより、第1の集電軸130の変位、すなわち拡散層13、16の厚みをモニタすることができる。
マイクロメータ138を第1の集電軸130から支持するブラケット139を回り止めして第1の集電軸130の回転を防止する集電軸の回り止め機構140が、ブラケット139と第1の治具部本体112との間に設けられている。
回り止め機構140は、治具部本体112からブラケット139に向かって延びるアーム141と、そこに設けられたボールプランジャ142(先端が回転自在なボールを埋め込んだねじ状のストッパ)とからなり、ボールプランジャ142により両側からブラケット139を挟むことにより、第1の集電軸130の軸方向動きを許容したまま、第1の集電軸130を回り止めする。
燃料電池の性能評価装置は、治具部本体112に形成されたガス流路118、119および温度調整流体用流路120を有している。一方の治具部本体112のガス流路118が燃料ガス流路、他方の治具部本体112のガス流路119が酸化ガス流路であり、燃料ガスは水素、酸化ガスは空気である。
ガス流路118、119は、MEAに反応ガスを供給しMEAからの反応ガスを排出する。ガス流路118、119は、図6の(A)に示すように、流路長および曲がり部の数を互いに合わされて等長ガス流路となっており、これにより均一圧損に形成されており、発電部にガスを均一に流すことができる。
温度調整流体(たとえば、温水)用流路120はガス流路118、119の導入部近傍にも取り廻されており、取り回し部120aが形成されている。これによって、供給されるガスが加湿ガスであっても、導入分配部で水分が凝縮し結露することが防止される。
また、温度調整流体(たとえば、温水)は集電軸130のまわりにも流され、集電体111を速やかに温度調整できるように、集電軸130の外周には多数の溝またはフィン143が形成されていて熱伝達面積を大きくしてある。集電体111および集電軸130に直接温水が接触する構造のため、温度レスポンスが向上されており、性能試験時間サイクルが短縮される。
集電軸130は軸方向に延びる穴144を有し、この穴144に温度センサ121が設けられている。温度センサ121は、発電性能に影響する集電体111の温度を検出するものであり、温度センサ121の配線は穴144を通して外部に取り出される。この構造により、集電体111そのものの温度をモニタすることができる。
集電軸130はそれ自体が端子であり、集電軸130の集電体111と反対側の端部が、電圧出力端子122に接続される配線123の取付け部であ。
図5に示すように、性能評価装置100は、ガスシール124、水シール125を有している。ガスシール124は、電極保持部150のフレーム151間、および放電治具部110の電極保持部150との接触面などに設けられ、水シール125はハウジング間、ハウジングのダイヤフラムとの接触面、などに設けられる。
第1の集電体111と第1の集電軸130との組の評価対象品中心(膜位置)から固定側集電軸位置調整ねじ136中心までの集電軸軸方向の熱膨張と、第1、第2の治具部本体112間に設けた電極保持部150と第1の治具部本体112との組の評価対象品中心から固定側集電軸位置調整ねじ136中心までの集電軸軸方向の熱膨張とが、ほぼ等しくなるように、それぞれの組の材質が選定されている。
つぎに、性能評価装置100の作用・効果を説明する。
拡散層をフレーム151で保持しMEAを一対のフレーム151で挟み電極保持部締結ボルト153で締結して、電極保持部150をアッセンブリとする。
ついで、電極保持部150を一対の放電治具部110の間に配置し、一方の放電治具部110でガイド161部位でスライドさせて他方の放電治具部110側に移動させ、電極保持部150を一対の放電治具部110で挟持する。ついで、締結ボルト163で電極保持部150を挟んだ一対の放電治具部110を締結する。この時、電極保持部150と放電治具部110間のガスシール荷重が出るが、締結ボルト163の締め付け力を調整してシール荷重をガスシール上最適値としておく。
ついで、一方の放電治具部110に設けられたハンドル162をまわして、集電軸130にかかる軸方向荷重を、集電体111とMEAの接触抵抗上最適値にする。集電体111を取り付けた集電軸130がダイヤフラム116、117を介して治具部本体112に支持されていて集電体111と集電軸130が治具部本体112に対して軸方向に可動のため、シール荷重と独立に集電体荷重を調整・設定できる。
ついで、温度調整流体(たとえば、温水、ただし温水以外でもよい)を温度調整流体用流路120に流して性能評価装置100の温度を実際の燃料電池の運転温度にし、水素、空気をそれぞれのガス流路118、119に流して、その時のMEAの発電を、集電体111の電位を電圧出力端子122から取り出して測定する。その時、集電体111の温度を温度センサ121により測定し、フィードバック制御をかけて、集電体111の温度を適温に維持する。
本発明の性能評価では、従来(特開2003−203667号公報の装置)の集電体に直接出力配線を取付けるものに代えて、第1、第2の治具部本体112に支持された第1、第2の集電軸130そのものを出力端子として機能させ、第1、第2の集電体111の電気出力を第1、第2の集電軸130を介して取り出すようにしたので、集電軸130は2ケ所以上で治具部本体112から支持されて配線の反力を受けても軸方向から傾かないため、従来装置にあった配線(太い)の姿勢による第1、第2の集電体の面当たりの不均一(偏当たり)を、本発明では回避することができ、精度の高い測定を行うことができる。
集電体111には配線が取り付けられておらず、かつ、第1、第2の集電体111を、第1、第2の集電軸130を貫通する第1、第2のボルト131により、第1、第2の集電軸130に固定したので、集電体111をボルト1本で着脱でき、集電体111の着脱、交換を容易である。また、ボルト131を締めることにより集電体111の集電軸130への当接軸力を上げることができ、集電体111と集電軸130との当接面133の接触抵抗を、従来(特開2003−203667号公報の装置)の押し付けによる場合に比べて、低減することができる。
また、第1、第2の集電軸130はカーボン製であるため、腐食に対して有利である。第1、第2の集電軸130はカーボン製で、第1、第2の集電体111は金属製であるため、カーボンと金属の接触は金属と金属との接触に比べて接触抵抗が高くなるという弊害があるが、本発明では、第1、第2の集電軸130は第1、第2の集電体111のほぼ全面で当たる当接面133を有するので、接触面積が大となって接触抵抗を低減できる他、カーボン製集電体111内の電気の流れが軸方向(集電軸軸方向と平行)となり、電気流れ長が短縮し、内部抵抗も低減できる。
第1、第2の集電体111に、外形が四辺形の四辺形部111aと外形が円形の円形部111bとを設け、該円形部111bと第1、第2の治具部本体112との間をOリング135にてシールしたので、ガスシール性が向上する。それによって、ガスインポートからアウトポートへのバイパスガス量(集電体111に形成した、セルのガス流路27、28に対応するガス流路を通らずにガスインポートからアウトポートへと流れるガス量)を削減することができる。また、集電軸130を腐食性雰囲気(温度を上げられた加湿ガス)から隔離でき、かつ、集電体111と集電軸130の接触面133への加湿ガスの侵入を防止できるため、電食等の懸念が無くなり、耐久運転に耐えることができる。
第1の集電軸130は集電軸軸方向位置が調整可能な固定側集電軸であり、第2の集電軸130は第1の集電軸に対して軸方向に可動な可動側集電軸であるので、拡散層13、16の厚さが狙い値から変わっても、第1の集電軸130の集電軸軸方向位置を調整することによって、電解質膜11のセンタ位置を正規の位置に維持することができる。その結果、評価対象品の電解質膜11に余分なストレス(曲げ応力)が加わることがなくなり、電解質膜11の耐久性を良好に保つことができる。
また、第1の集電軸130にねじを切り、このねじに、集電軸軸方向動きをストッパ137により拘束された固定側集電軸位置調整ねじ136を螺合したので、固定側集電軸位置調整ねじ136を軸芯まわりにまわすことにより、第1の集電軸130を軸方向に移動させて第1の集電軸130の軸方向位置を調整することができる。
また、第1の集電軸130の第1の治具部本体112に対する集電軸軸方向の距離の変化を測定するマイクロメータ138を備えているので、集電軸130の変位、すなわち拡散層13、16の厚みをモニタすることができる。
マイクロメータ138をブラケット139を介して第1の集電軸130から支持し、集電軸130の回り止め機構140をブラケット139と第1の治具部本体112との間に設けたので、第1の集電軸130の軸方向動きを妨げることなく、第1の集電軸130の回転を防止することができる。
第1の集電体111と第1の集電軸130との組の評価対象品中心(電解質膜中心)から固定側集電軸位置調整ねじ136中心までの集電軸軸方向の熱膨張と、第1、第2の治具部本体112間に設けた電極保持部150と第1の治具部本体112との組の評価対象品中心から固定側集電軸位置調整ねじ136中心までの集電軸軸方向の熱膨張とが、ほぼ等しくなるように、それぞれの組の材質を選定したので、第1の集電軸130の軸方向位置を調整した後の、集電軸130、集電体111、治具部本体112の温度変化による電解質膜の中心位置の位置ずれを無くすことができる。
冷却水流通空間120を、第1、第2の治具部本体112に形成されたガス経路118、119の回りに延ばしたので、供給ガスがインポートから集電体111に至るまでに温度が下がり結露することを回避することができる。
本発明の燃料電池の性能評価装置の正面図である。 図1の燃料電池の性能評価装置の平面図である。 図1の燃料電池の性能評価装置の側面図である。 本発明の燃料電池の性能評価装置の、電極保持部と放電治具部と集電軸位置調整機構の締結状態の断面図である。 本発明の燃料電池の性能評価装置の、電極保持部と放電治具部の締結状態の断面図である。 (A)が図5の燃料電池の性能評価装置の、放電治具部の横断面図、(B)が(A)の上半分の断面図、(C)が(A)のうち電極保持部締結ボルト部位の断面図である。 燃料電池スタックの側面図である。 図7の燃料電池の一部拡大断面図である。 図7の燃料電池の単セルの正面図である。
符号の説明
10 (固体高分子電解質型)燃料電池
11 電解質膜
13 拡散層
14 電極(アノード)
16 拡散層
17 電極(カソード)
18 セパレータ
19 モジュール
20 ターミナル
21 インシュレータ
22 エンドプレート
23 スタック
24 テンションプレート
25 ボルト
26 冷媒流路
27 燃料ガス流路
28 酸化ガス流路
29 冷媒マニホールド
30 燃料ガスマニホールド
31 酸化ガスマニホールド
32 プレッシャプレート
33 ばね機構
100 性能評価装置
110 第1、第2の放電治具部
111 第1、第2の集電体
111a 四辺形部
111b 円形部
112 第1、第2の治具部本体
113、114 ハウジング
116、117 ダイヤフラム
118、119 (性能評価装置の)ガス流路
120 温度調整流体用流路
121 温度センサ
122 電圧出力端子
123 配線
124 ガスシール
125 水シール
130 第1、第2の集電軸
131 ボルト(集電体固定ボルト)
132 ねじ穴
133 当接面
134 拡径部
135 Oリング
136 固定側集電軸位置調整ねじ
137 ストッパ
138 マイクロメータ
139 ブラケット
140 回り止め機構
141 アーム
142 ボールプランジャ
143 溝またはフィン
144 穴
150 電極保持部
151 フレーム
152 拡散層挟持部
153 電極保持部締結ボルト
160 架台
161 ガイド
162 ハンドル
163 締結ボルト
164 ロードセル

Claims (11)

  1. 第1、第2の治具部本体に支持され、同一軸芯上に配置された、出力端子を兼ねる、第1、第2の集電軸と、
    第1、第2の集電軸の一端に着脱可能に配置され、燃料電池の評価対象品を挟む第1、第2の挟持部と、
    を備えた燃料電池の性能評価装置。
  2. 第1、第2の挟持部が第1、第2の集電体であり、該第1、第2の集電体を、固定部品により第1、第2の集電軸に固定した請求項1記載の燃料電池の性能評価装置。
  3. 第1、第2の集電体を、第1、第2の集電軸を貫通する第1、第2のボルトからなる固定部品により、第1、第2の集電軸に固定した請求項2記載の燃料電池の性能評価装置。
  4. 第1、第2の集電軸はカーボン製で、第1、第2の集電体は金属製であり、第1、第2の集電軸は第1、第2の集電体のほぼ全面で当たる当接面を有する請求項2または請求項3記載の燃料電池の性能評価装置。
  5. 第1、第2の集電体に、外形が四辺形の四辺形部と外形が円形の円形部とを設け、該円形部と第1、第2の治具部本体との間をOリングにてシールした請求項2ないし請求項4記載の燃料電池の性能評価装置。
  6. 第1の集電軸は集電軸軸方向位置が調整可能な固定側集電軸であり、第2の集電軸は第1の集電軸に対して軸方向に可動な可動側集電軸である請求項2ないし請求項5記載の燃料電池の性能評価装置。
  7. 第1の集電軸にねじを切り、該ねじに、集電軸軸方向動きをストッパにより拘束された固定側集電軸位置調整ねじを螺合した請求項6記載の燃料電池の性能評価装置。
  8. 第1の集電軸の第1の治具部本体に対する集電軸軸方向の距離の変化を測定するマイクロメータを備えた請求項2ないし請求項7記載の燃料電池の性能評価装置。
  9. 前記マイクロメータをブラケットを介して第1の集電軸から支持し、前記ブラケットを回り止めして第1の集電軸の回転を防止する集電軸の回り止め機構を前記ブラケットと前記第1の治具部本体との間に設けた請求項8記載の燃料電池の性能評価装置。
  10. 第1の集電体と第1の集電軸との組の評価対象品中心から固定側集電軸位置調整ねじ中心までの集電軸軸方向の熱膨張と、第1、第2の治具部本体間に設けた電極保持部と第1の治具部本体との組の評価対象品中心から固定側集電軸位置調整ねじ中心までの集電軸軸方向の熱膨張とが、ほぼ等しくなるように、それぞれの組の材質を選定した請求項7記載の燃料電池の性能評価装置。
  11. 第1、第2の治具部本体内に冷却水が流通する冷却水流通空間を形成し、該冷却水流通空間を、第1、第2の治具部本体に形成されたガス経路の回りに延ばした請求項2ないし請求項10記載の燃料電池の性能評価装置。
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