JP2006294212A - 情報データ提供装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 聴きたい音楽情報に関する情報を再生装置に設定することなく、さらに、ユーザが聴いたことがない音楽情報も考慮して、状況に合った音楽情報を選出し自動再生することを目的とする。
【解決手段】 再生履歴集計処理部14が近似した状況情報の音楽情報毎の再生回数を集計し、再生回数集計結果記憶部15に記憶する。お薦め曲選出処理部16が再生回数集計結果記憶部15と曲調情報記憶部11を照合し、現在の状況情報に近似した状況で再生回数が多い音楽情報の曲調を判定する。お薦め曲選出処理部16が、判定した曲調に近似する音楽情報を選出し、お薦め曲としてユーザ操作画面17に一覧表示する。ユーザがユーザ操作画面17で自動再生を指定すると、一覧表示したお薦め曲を自動再生する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、音楽情報等の情報データを提供するための情報データ提供装置に関するものである。
従来のオーディオやカーナビのように移動しながら音楽を聴くための音楽情報提供装置においては、ユーザが望みの音楽情報を聴くときに移動しながら操作をするという煩わしさを解消するために、以下のような方法が提案されている。
特許文献1は、音楽の再生履歴から過去の同じ時間帯や曜日に再生した音楽情報を検索し、再生頻度の高い順に自動演奏するものである。特許文献2は、ユーザが音楽を聴く前に「時間の経過に伴なった、聴きたい曲調の推移」を設定し、再生装置が時間の経過に対応して条件に合致する音楽情報を選出し、順に自動演奏するものである。特許文献3は、自動車の走行環境(位置、天候など)に関連させてユーザが聴きたい音楽情報の曲名、ジャンル、歌手の少なくとも1つを指定しておき、再生装置が条件に合致する音楽情報を選出し、自動演奏するものである。
特開2000−251382「再生装置」 第4頁〜第6頁 特開2003−5756「電子機器における音楽ファイルデータの再生、配信、放送時に、希望する曲調の時間的変化を伴った選曲順リスト自動生成と、その再生・配信システム」第2頁〜第4頁 特開2003−150176「自動車の音楽情報提供装置、自動車の音楽情報提供方法、自動車の音楽情報提供用プログラム、および、車載の音楽情報提供装置」第3頁〜第4頁
特許文献1のような方法では、ユーザは聴きたい音楽情報に関する情報を再生装置に設定することなく、自動演奏される。しかし、過去にユーザが手動で再生した音楽情報のみが対象であり、ユーザが聴いたことがない音楽情報は自動演奏されないという課題がある。また、特許文献2および特許文献3のような方法では、選曲の際にユーザ個人が所有する音楽情報のみでなく、音楽配信サイトなども検索することにより、ユーザが聴いたことはないが、そのときの状況に合うと思われる音楽情報を選出することが可能である。しかし、ユーザが聴きたい音楽情報の情報を予め入力しておかなければならず、操作に手間がかかる。また、状況によって聴きたい音楽情報は異なるが、どのような状況のときにどのような曲を聴きたいかを明確に意識していないユーザも存在する。そのようなユーザは聴きたい音楽情報の情報を入力できず、適切な音楽情報を自動演奏することはできないという課題がある。
この発明は、たとえば、聴きたい音楽情報等に関する情報を再生装置に設定することなく、さらに、ユーザが聴いたことがない音楽情報等も考慮して、状況に合った音楽情報等を選出し自動再生することを目的とする。
本発明に係る情報データ提供装置は、
情報データと情報データ毎の特徴を示す特徴情報とを対応づけてあらかじめ記憶する特徴情報記憶部と、
提供した情報データの提供履歴を作成する提供履歴作成部と、
前記提供履歴作成部が作成した前記提供履歴に基づいて情報データ毎提供回数を集計する提供回数集計部と、
前記提供回数集計部が集計した前記情報データ毎提供回数と前記特徴情報記憶部の情報データ毎の特徴情報とに基づいて、過去に提供された情報データの特徴情報を判定し、判定により得られた情報データの特徴情報と前記特徴情報記憶部の情報データ毎の特徴情報とを比較し、判定により得られた情報データの特徴情報と近似する特徴情報を有する情報データを前記特徴情報記憶部から少なくともひとつ以上選出する情報データ選出部と、
前記情報データ選出部が選出した少なくともひとつ以上の情報データを出力する情報データ出力部と
を有することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザが所望する情報データ(音楽情報)を、所望の情報データ(音楽情報)に関する情報を設定する手間をかけることなく提供することが可能になる。
また、本発明によれば、ユーザの情報データ(音楽情報)の提供履歴(再生履歴)と各曲の特徴(速さ、明るさなどの曲調)を照合し、状況に応じてユーザが好む特徴を分析し、その特徴に近似する情報データを選出することにより、状況によってユーザが所望の情報データの違いを明確に意識していないユーザに対しても、適切な情報データを選出し自動提供することが可能となる。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1における音楽情報提供装置を構成する各装置のハードウェア構成を示す図である。ここで、音楽情報提供装置1は情報データ提供装置の一例である。
図1において、音楽情報提供装置1は、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)911を備えている。CPU911は、バス912を介してROM913、RAM914、通信ボード915、タッチパネル916、CRT表示装置901、K/B902、マウス903、FDD(Flexible Disk Drive)904、磁気ディスク装置920、CDD905、プリンタ装置906、スキャナ装置907と接続されている。
RAMは、揮発性メモリの一例である。ROM、FDD、CDD、磁気ディスク装置、光ディスク装置は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶装置あるいは記憶部の一例である。
通信ボード915は、FAX機932、電話器931、LAN942等に接続されている。
例えば、通信ボード915、K/B902、スキャナ装置907、FDD904、タッチパネル916などは、入力部の一例である。また、例えば、通信ボード915、CRT表示装置901などは、出力部の一例である。
ここで、通信ボードは、LAN942に限らず、直接、インターネット、或いはISDN等のWAN(ワイドエリアネットワーク)に接続されていても構わない。直接、インターネット、或いはISDN等のWANに接続されている場合、音楽情報提供装置(情報データ提供装置の一例)1は、インターネット、或いはISDN等のWANに接続され、ゲートウェイ941は不用となる。
磁気ディスク装置920には、オペレーティングシステム(OS)921、ウィンドウシステム922、プログラム群923、ファイル群924が記憶されている。プログラム群は、CPU911、OS921、ウィンドウシステム922により実行される。
上記プログラム群923には、以下に述べる実施の形態の説明において「提供履歴作成部」、「提供回数集計部」、「情報データ選出部」、「情報データ出力部」として説明する機能を実行するプログラムが記憶されている。プログラムは、CPUにより読み出され実行される。
また、上記プログラム群923には、以下に述べる実施の形態において「特徴情報記憶工程」、「提供履歴作成工程」、「提供履歴記憶工程」、「提供回数集計工程」、「情報データ選出工程」、「情報データ出力工程」として説明する情報データ提供方法を実現する機能を実行するプログラムが記憶されていてもよい。
ファイル群924には、以下に述べる実施の形態の説明において、「特徴情報記憶部」、「提供履歴記憶部」、「情報データ毎提供回数記憶部」として説明するものが記憶されている。
また、以下に述べる実施の形態の説明において説明する構成ブロック図の矢印の部分は主としてデータの入出力を示し、そのデータの入出力のためにデータは、磁気ディスク装置、FD(Flexible Disk)、光ディスク、CD(コンパクトディスク)、MD(ミニディスク)、DVD(Digital Versatile Disk)等のその他の記録媒体に記録される。あるいは、信号線やその他の伝送媒体により伝送される。
また、以下に述べる実施の形態の説明において「提供履歴作成部」、「提供回数集計部」、「情報データ選出部」、「情報データ出力部」として説明するものは、ROM913に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェアのみ、或いは、ハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。
また、以下に述べる実施の形態を実施するプログラムは、また、磁気ディスク装置、FD(Flexible Disk)、光ディスク、CD(コンパクトディスク)、MD(ミニディスク)、DVD(Digital Versatile Disk)等のその他の記録媒体による記録装置を用いて記憶されても構わない。
本実施の形態では、情報データ提供装置の一例として音楽情報を再生提供する音楽情報提供装置1を用いて説明する。
図2は、実施の形態1における音楽情報提供装置1の構成を示す構成ブロック図である。
図2において、曲調情報記憶部(特徴情報記憶部又は特徴情報記憶工程の一例)11は、音楽情報の曲名と音楽情報の特徴である曲調を数値化した曲調情報(特徴情報の一例)とを対応づけたデータを記憶している。ここで、曲調情報とは、例えば、音楽情報の特徴である音楽情報の速さ、音楽情報の明るさ、音楽情報のジャンル等を示す種類等を数値化したデータである。曲調情報記憶部11には、音楽情報提供装置1に蓄積されている全ての音楽情報の曲調情報についてあらかじめ記憶されている。
再生履歴記憶部(提供履歴記憶部又は提供履歴記憶工程の一例)12は、再生した音楽情報の曲名と再生時の状況情報とを対応させたデータを記憶している。ここで、再生時の状況情報とは、例えば、再生時の位置、時刻、季節、天候等を数値化したデータである。
再生履歴格納処理部(提供履歴作成部又は提供履歴作成工程の一例)13は、音楽情報が再生される毎に再生時の状況を数値化した状況情報を作成し、音楽情報の曲名と再生時の状況情報とを対応させて再生履歴記憶部12に格納する。再生時の状況を数値化する方法については後述する。
再生履歴集計処理部(提供回数集計部又は提供回数集計工程の一例)14は、お薦め曲選出が指定されると、まず、現在(ユーザがお薦め曲選出を指定した時点)の状況を数値化して状況情報を作成する。次に再生履歴集計処理部14は、現在の状況情報と再生履歴記憶部12の状況情報とを照合し、現在と近似した状況下で過去に再生されている音楽情報の再生回数を集計する。再生履歴集計処理部14は、現在と近似した状況下で、音楽情報がこれまでに再生された回数を集計した集計結果を再生回数集計結果記憶部(情報データ毎提供回数記憶部の一例)15に記憶する。現在(ユーザがお薦め曲選出を指定した時点)の状況を数値化する方法については後述する。
お薦め曲選出処理部(情報データ選出部又は情報データ選出工程の一例)16は、再生回数集計結果記憶部15と曲調情報記憶部11を照合し、現在と近似した状況下において再生回数が多い音楽情報の曲調を分析し、分析した曲調に近似する音楽情報を選出する。さらに、お薦め曲選出処理部16は、選出した音楽情報をお薦め曲としてユーザ操作画面(情報データ出力部又は情報データ出力工程の一例)17に一覧表示することによりユーザに提示し、自動再生する。ここで、ユーザ操作画面17は、ユーザが音楽情報の個別の再生を指定したり、ユーザがお薦め曲選出を指定したり、音楽情報提供装置1がお薦め曲の情報を表示するなどに用いる画面である。
図3は、曲調情報記憶部11のテーブル構成例を示す図である。
曲調情報記憶部11は、音楽情報提供装置1に蓄積されているすべての音楽情報の曲名と音楽情報の特徴である速さ、明るさなどの曲調を数値化した曲調情報(特徴情報)とを対応づけて記憶している。
たとえば、音楽情報である楽曲の速さの分析結果を10段階の数値で表し1から10までの数値を曲調情報の速さの項目に設定し、楽曲の明るさの分析結果を10段階の数値で表し1から10までの数値を曲調情報の明るさの項目に設定する。これにより、音楽情報である曲Aは速さ「2」で明るさ「8」の曲調情報を持つことになる。
本実施の形態では、音楽情報の特徴を表す曲調情報の項目として速さと明るさとを例にしているが、クラシックやポップス等のジャンルを表す音楽情報の種類等を項目として格納してもよい。
ここで、新曲がリリースされた場合、その音楽情報を曲調情報記憶部11に取り込む必要がある。定期的にCD−ROMあるいは音楽配信サイト等から音楽情報を入手することにより、最新の音楽情報の情報を保持できる。しかし、ユーザが独自に入手した楽曲やユーザが独自に録音した音源などの珍しい音楽情報については、上記の方法では情報を入手できないことがある。そのような場合のために、ユーザが曲調情報記憶部11に存在しない音楽情報を再生したときには、再生中に曲調を分析し、曲調情報記憶部11に格納する機能を備えてもよい。
図4は、再生履歴記憶部12のテーブル構成例を示す図である。ユーザが音楽情報を個別に再生した際に、再生履歴格納処理部13が再生時の状況情報(位置、時刻、季節、天候など)を数値化し、曲名と状況情報を再生履歴記憶部12に格納する。
再生時の位置の数値化は、あらかじめ既存の地図情報データベースに位置の種別の範囲を設定しておくことで決定することができる。位置の種別は、たとえば、都市部、郊外、自然山近辺、自然海近辺等である。状況情報として、再生時の位置が都市部の範囲の場合は「1」、郊外の場合は「2」、自然山近辺の場合は「3」、自然海近辺の場合は「4」を設定することで数値化することが可能である。
再生時の時刻の数値化は音楽情報提供装置の持つ内部時計から決定することができる。たとえば、状況情報として、再生時の時刻が5時から11時までの場合「1」、11時から17時までの場合「2」、17時から23時までの場合「3」、23時から5時までの場合「4」を設定することで数値化することができる。
再生時の季節の数値化は音楽情報提供装置の持つ内部時計の日時から決定することができる。たとえば、状況情報として、再生時の日時が3月から5月までの場合「1」、6月から8月までの場合「2」、9月から11月までの場合「3」、12月から2月までの場合「4」を設定することで数値化することができる。
再生時の天候の数値化はインターネットのお天気サイト等からの情報を得て決定することができる。たとえば、晴れの場合は「1」、曇りの場合は「2」、雨の場合は「3」、雪の場合は「4」を設定することで数値化することができる。
これにより、再生履歴記憶部12には、音楽情報が再生される毎に音楽情報の曲名、日時、状況情報(位置、時刻、季節、天候)が設定され、再生履歴が蓄積される。
図5は、再生履歴集計処理部14とお薦め曲選出処理部16とが音楽情報提供方法(情報データ提供方法)を実現するための動作を示すフローチャート図である。
まず、ユーザが「お薦め曲選出」を指定したかどうか判断する(S501)。「お薦め曲選出」が指定された場合に、これまでに現在と同じ状況下で再生された回数が多い音楽情報をユーザが好んで聴くという考えを元にして、以下の手順でお薦め曲を選出する。
まず、再生履歴集計処理部14が、現在(「お薦め曲選出」が指定された時点)の状況情報を分析し数値化する(S502)。現在(「お薦め曲選出」が指定された時点)の状況情報の数値化は再生時の状況情報の数値化と同様の処理を行うことにより可能である。
再生履歴集計処理部14が現在の状況情報と再生履歴記憶部12の状況情報を比較する(S503)。再生履歴集計処理部14が近似した状況情報の音楽情報毎の再生回数を集計し、再生回数集計結果記憶部15に記憶する(S504)。ここで、近似した状況情報であると判断するには、たとえば、「状況情報の2以上の項目が一致する」あるいは「誤差が1以内である状況情報の項目が3以上ある」等の条件を設定することで判断できる。このとき、許容誤差の数値や許容一致項目数の数値は再生履歴記憶部12に記憶され、後から数値を変更することができる。
次にお薦め曲選出処理部16が上記の再生回数集計結果記憶部15と曲調情報記憶部11を照合し、現在の状況情報に近似した状況で再生回数が多い音楽情報の曲調を判定する(S505)。ここで、音楽情報の曲調を判定するための方法は後述する。
お薦め曲選出処理部16が、判定した曲調に近似する音楽情報を選出し、お薦め曲としてユーザ操作画面17に一覧表示する(S506)。ユーザがユーザ操作画面17で自動再生を指定する(S507)と、一覧表示したお薦め曲を自動再生する(S508)。
図6は、実施の形態1におけるお薦め曲選出処理を示す図である。
お薦め曲選出処理部16が、再生回数集計結果記憶部15と曲調情報記憶部11を照合してお薦め曲を選出する処理を、図6を用いて説明する。ここでは、曲調を表わす項目は速さ、明るさの2つだけとする。
図6において、再生回数集計結果記憶部15では曲AとCが「再生回数が多い」と判定する。ここでは、「再生回数5回以上」を「多い」と判定するものとする。判定基準となる再生回数の数値は再生履歴記憶部12に記憶され、後から変更することも可能とする。あるいは、再生回数集計結果記憶部15において、再生回数が多い方から2曲を選び「再生回数が多い」と判定することもできる。このとき、判定基準となる曲数の数値は再生履歴記憶部12に記憶され、後から変更することも可能とする。
次に、お薦め曲選出処理部16が、曲調情報記憶部11を参照し、「再生回数が多い」と判定された2曲が近似した曲調であるかどうか判断する。ここで、曲調が近似しているかどうか判断するための条件が、たとえば、「速さ、明るさのそれぞれの数値の誤差が1以内の曲」であるとする。この場合の許容誤差等のパラメータも再生履歴記憶部12に記憶され、後から変更することが可能である。
お薦め曲選出処理部16が曲調情報記憶部11を参照し「再生回数が多い」と判定された2曲の曲調が近似している場合は、2曲の曲調の平均値をお薦め曲選出処理の基準の曲調とする。このとき、基準の曲調に近似した曲調の曲は、条件に照合することにより曲Fと曲Hとなる。このようにして、お薦め曲選出処理部16は曲A、曲C、曲F、曲Hの4曲を選出し、お薦め曲リスト51としてユーザ操作画面17に一覧表示し、自動再生する。
また、お薦め曲選出処理部16が曲調情報記憶部11を参照し「再生回数が多い」と判定された2曲の曲調が近似していない場合は、2曲それぞれの曲調をお薦め曲選出処理の基準の曲調として同様の処理を基準の曲調数回実行することでお薦め曲を選出することができる。
本実施の形態では、曲調情報記憶部11には音楽情報提供装置に蓄積されているすべての音楽情報の情報が格納されているので、選出される音楽情報にはユーザがまだ聴いたことがないものも含まれる。
このように、お薦め曲選出処理で基準の曲調を分析し利用することで、ユーザが聴いたことのない曲でもお薦めの曲として、ユーザに提示することができる。したがって、ユーザは現在の状況においてユーザ自身が好む新たな音楽情報の情報を得ることができる。
以上のように、本実施の形態に係る音楽情報提供装置は、以下の手段を備えた移動しながら音楽を聴くための音楽情報提供装置であることを特徴とする
(a)現在の状況(位置、時刻、季節、天候など)を判断する手段
(b)ユーザが楽曲を再生した際に、曲名と現在の状況を再生履歴として保存する手段
(c)曲名および、曲の特徴である速さ、明るさなどの曲調を数値化したデータを曲調情報として保存する手段
(d)(b)の再生履歴を参照して、現在の状況と同じ状況下で再生した楽曲の各々の再生回数を集計する手段
(e)(d)で集計した再生回数と(c)の曲調情報を参照し、再生回数が多い楽曲の曲調に合致する楽曲を選出する手段
(f)(e)で選出した楽曲をお薦め曲としてユーザに提示、および自動再生する手段。
以上のように、本実施の形態によれば、ユーザが所望する音楽情報に関する情報を設定する手間をかけることなく、お薦め曲選出を指定することによりユーザが所望する音楽情報を一覧表示、再生することが可能になる。
また、本発明によれば、ユーザの音楽情報の再生履歴と各曲の曲調(速さ、明るさなど)を照合し、状況に応じてユーザが好む曲調を分析し、その曲調に近似する音楽情報を選出することにより、状況によってユーザが所望の音楽情報の違いを明確に意識していないユーザに対しても、適切な音楽情報を選出し自動再生することが可能となる。
実施の形態2.
実施の形態1では、音楽情報提供装置1がユーザに提示したお薦め曲の一覧表示をすべて自動再生する場合を説明した。しかし、音楽情報の自動再生においては、ユーザは提示されたお薦め曲をすべて聴きたいとは限らず、一部だけを聴きたい場合もある。
そのため、本実施の形態では、お薦め曲選出処理部16は、ユーザ操作画面17に表示したお薦め曲をすべて自動再生する機能とお薦め曲リスト51からユーザが聴きたい音楽情報および再生順をユーザ操作画面17で指定しそれにしたがって自動再生する機能とを備えていてもよい。
また、再生履歴記憶部12から音楽情報毎の再生回数を集計する際、新曲はユーザが好む曲であっても、しばらくの期間は再生回数が少ない傾向になりがちである。また、新曲でなくても、お薦め曲として提示されたことにより、ユーザが最近聴き始めた音楽情報も同様に再生回数が少ない傾向になる。そのような場合を考慮すると、単にこれまでにユーザが再生した音楽情報の再生回数をもとにした曲調分析では、ユーザの好みが正しく反映されない可能性がある。そこで、再生履歴集計処理部14において、たとえば、ユーザが初めて再生した日からある一定の期間が経過している音楽情報のみを集計の対象とする方法にしてもよい。
これにより、再生回数が多い音楽情報の曲調が、現在の状況下におけるユーザの好みを表わす確度が高くなり、ユーザが納得できるお薦め曲を提示できる。
実施の形態3.
実施の形態1および2では、音楽情報が音楽情報提供装置1を構成するハードウェアと同じ装置内に存在している場合の音楽情報提供装置1について説明した。しかし、音楽情報の再生においては、携帯用デジタル再生装置などの外部再生装置と接続して再生した音楽もお薦め曲の対象として提示してもらいたい場合がある。
そこで、本実施の形態では、携帯用デジタル再生装置などの外部再生装置と接続し、接続中に再生した外部再生装置内の音楽情報もお薦め曲選曲の対象として提示する機能をもつ音楽情報提供装置1について説明する。
図7は、実施の形態3における音楽情報提供装置1の構成を示す構成ブロック図である。図7において、実施の形態1における図2と同一あるいは同一相当の機能を持つ構成ブロックについては、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図7において、外部再生装置インタフェース部18は、外部再生装置19を音楽情報提供装置1に接続するための接続インタフェースである。
ここで、外部再生装置19は、例えば、iPod(登録商標)などの携帯用デジタル音楽再生装置である。外部再生装置19は、ユーザが所望する音楽情報をCD−ROMや音楽配信サイト等から入手し内部のメモリに蓄積している。また、外部再生装置19は、音楽情報の曲名・歌手名・曲のジャンル・曲の長さ・再生回数・再生された日時等の履歴情報を内部のメモリに蓄積している。
実施の形態1〜2における音楽情報提供装置1は、ユーザの要求やお薦め選曲等の要求により、ハードディスク等に蓄積された音楽情報を再生してユーザに提供することができる。
本実施の形態における音楽情報提供装置1は、さらに、外部再生装置19を接続することにより、外部再生装置19の内部のメモリに蓄積された音楽情報を再生することができる機能を有する。また、音楽情報提供装置1は、ユーザの指示により外部再生装置19の内部のメモリに蓄積された音楽情報を音楽情報提供装置1の有するハードディスク等にダウンロードすることができる機能を有してもよい。
ここで、音楽情報とは、楽曲そのもののデータであり、MP3(MPEG audio layer 3)形式等のデータ形式で蓄積されている。
外部再生装置インタフェース部18は、外部再生装置19により音楽情報(情報データの一例)が再生されると、その音楽情報についての曲名、ジャンル、再生した日時等の提供情報を外部再生装置19から受信する。さらに、外部再生装置インタフェース部18は、受信した提供情報を再生履歴格納処理部13(提供履歴作成部の一例)に転送する。
再生履歴格納処理部13は、外部再生装置19により音楽情報が再生されその提供情報を外部再生装置インタフェース部18から受信する毎に、リアルタイムに、再生時の状況を数値化した状況情報を作成し音楽情報の曲名と再生時の状況情報とを対応させて外部提供履歴を作成し再生履歴記憶部12に追加して格納する。
このとき、再生履歴格納処理部13が状況情報を作成する方法は、実施の形態1で説明した方法と同様である。また、再生履歴格納処理部13は、外部再生装置インタフェース部18から受信した曲名、ジャンル、再生した日時等の提供情報を利用して、状況情報を作成してもよい。
以降の音楽情報提供装置1の処理は、実施の形態1で説明した処理と同様である。
実施の形態1あるいは実施の形態2で説明したように、音楽情報提供装置1は、ユーザによりお勧め曲選出が指定されると、ユーザ操作画面17にお薦め曲を一覧表示したり、あるいはお薦め曲を自動再生することができる。
本実施の形態における音楽情報提供装置1は、お薦め曲一覧の情報を外部再生装置19に送信し外部再生装置19にお薦め曲を一覧表示したり、あるいはお薦め曲一覧の情報を外部再生装置19に送信し外部再生装置19でお薦め曲を自動再生できるようにしてもよい。
ここで、音楽情報提供装置1は、外部再生装置19により音楽情報を再生した場合、その音楽情報の特徴を示す曲調情報を曲調情報記憶部11に取り込む必要がある。そのような場合のために、音楽情報提供装置1は、ユーザが曲調情報記憶部11に存在しない音楽情報を再生したときには、再生中に曲調を分析し曲調情報記憶部11に格納する機能を備えてもよい。また、音楽情報提供装置1は、ユーザがマニュアルで音楽情報の曲調情報を音楽情報提供装置1に入力する機能を備えてもよい。
このように、本実施の形態によれば、音楽情報提供装置1は、携帯用デジタル再生装置などの外部再生装置19と接続して再生した外部再生装置19内の音楽情報の情報を、リアルタイムに音楽情報提供装置1に取り込むことができ、お薦め曲選出の対象とすることができるので、より幅の広いお薦め曲選出サービスをユーザに提供することができる。
実施の形態4.
実施の形態3では、外部再生装置19を音楽情報提供装置1に接続して再生した音楽情報の情報をリアルタイムにお薦め曲の対象として取り込む方法について説明した。
本実施の形態では、外部再生装置19を音楽情報提供装置1に接続して再生した音楽情報の情報ばかりでなく、過去に外部再生装置19により再生された音楽情報の情報をも、お薦め曲の対象とする場合について説明する。
つまり、内部に保存(録音)している音楽だけではなく、外部再生装置19との接続インタフェースを設け、外部再生装置19で再生した音楽の履歴を装置内部に保存しておくことで、外部再生装置で再生した音楽をお薦め音楽の対象とすることができる場合である。
図8は、実施の形態4における音楽情報提供装置1の構成を示す構成ブロック図である。図8において、実施の形態1における図2または実施の形態3における図7と同一あるいは同一相当の機能を持つ構成ブロックについては、同一の符号を付し、その説明を省略する。
ここで、外部再生装置19は、実施の形態3と同様に、ユーザが所望する音楽情報をCD−ROMや音楽配信サイト等から入手し内部のメモリに蓄積し、音楽を再生して楽しむことができる携帯用デジタル再生装置等である。また、外部再生装置19は、外部再生装置の履歴として再生した音楽情報の曲名・歌手名・曲のジャンル・曲の長さ・再生された日時等の情報を内部のメモリに蓄積している。
また、外部再生装置19は、GPS機能等を搭載した携帯用デジタル再生装置や情報端末装置等でもよい。この場合、外部再生装置19は、音楽情報を再生する毎に地図情報データベースや天候サイトを参照することにより、音楽情報再生時の状況に関する情報(位置、日時、天候等)についても、外部再生装置19の過去の履歴として蓄積することができる。
図8において、外部再生装置インタフェース部18は、音楽情報提供装置1に外部再生装置19が接続されると、外部再生装置19が過去に再生した音楽情報の情報である外部再生装置19の履歴(提供情報の一例)に基づいて外部提供履歴20を作成する。
図9は、外部提供履歴20のテーブル構成の一例を示す図である。
外部再生装置インタフェース部18は、外部再生装置19が接続されると、外部再生装置19のメモリにアクセスして外部再生装置19の履歴(提供情報の一例)を読み込む。そして、外部再生装置インタフェース部18は、外部再生装置19の履歴(提供情報の一例)に基づいて、過去にユーザが音楽情報を外部再生装置19により再生した際の状況に関する情報(位置、日時、天候等)を数値化し状況情報として、曲名と状況情報を対応づけて外部提供履歴20に格納する。このときの数値化の方法は、実施の形態1で説明した方法と同様である。
また、このとき、外部提供履歴20のテーブル構成の項目および状況情報の数値に対応する内容は、音楽情報提供装置1が再生した再生履歴である再生履歴記憶部12のテーブル構成の項目および状況情報の数値に対応する内容と同一であることが望ましい。しかし、テーブル構成の項目等に関しては、情報の不足により同一とすることができないものがあっても構わない。
以下に、外部再生装置インタフェース部18が、外部再生装置19により再生した際の状況に関する情報(位置、日時、天候等)を数値化する方法の一例を説明する。
外部再生装置インタフェース部18が再生時の位置の数値化をする場合は、あらかじめ既存の地図情報データベースに位置の種別の範囲を設定しておくことで決定することができる。位置の種別は、たとえば、都市部、郊外、自然山近辺、自然海近辺等である。状況情報として、再生時の位置が都市部の範囲の場合は「1」、郊外の場合は「2」、自然山近辺の場合は「3」、自然海近辺の場合は「4」を設定することで数値化することが可能である。
外部再生装置インタフェース部18が再生時の時刻の数値化をする場合は、外部再生装置19により再生した際の状況に関する情報(位置、日時、天候等)から決定することができる。たとえば、状況情報として、再生時の時刻が5時から11時までの場合「1」、11時から17時までの場合「2」、17時から23時までの場合「3」、23時から5時までの場合「4」を設定することで数値化することができる。
外部再生装置インタフェース部18が再生時の季節の数値化をする場合は、外部再生装置19により再生した際の状況に関する情報(位置、日時、天候等)の日時から決定することができる。たとえば、状況情報として、再生時の日時が3月から5月までの場合「1」、6月から8月までの場合「2」、9月から11月までの場合「3」、12月から2月までの場合「4」を設定することで数値化することができる。
外部再生装置インタフェース部18が再生時の天候の数値化をする場合は、外部再生装置19により再生した際の状況に関する情報(位置、日時、天候等)からの情報を得て決定することができる。たとえば、晴れの場合は「1」、曇りの場合は「2」、雨の場合は「3」、雪の場合は「4」を設定することで数値化することができる。
これにより、外部提供履歴20には、過去に外部再生装置19により再生された音楽情報の曲名、日時、状況情報(位置、時刻、季節、天候)が設定され、外部再生履歴が蓄積される。そして、再生履歴集計処理部14は、再生履歴記憶部12と外部提供履歴20とをお薦め曲選出の集計対象とすることができる。
図10は、実施の形態4における再生履歴集計処理部14とお薦め曲選出処理部16が音楽情報提供方法を実現するための動作を示すフローチャート図である。図10は、実施の形態1における図5とほぼ同一の処理を示しているが、本実施の形態では、図5におけるS503およびS504の処理が図10におけるS1001およびS1002の処理となる。
S1001では、再生履歴集計処理部14が、現在の状況情報と再生履歴記憶部12および外部提供履歴20の状況情報とを比較する。
S1002では、再生履歴集計処理部14が、再生履歴記憶部12および外部提供履歴20の再生履歴の中で近似した状況情報の音楽情報毎の再生回数を集計し、再生回数集計結果記憶部15に記憶する(S1002)。
すなわち、再生履歴集計処理部14が、再生履歴記憶部12と外部提供履歴20とを集計対象とすることにより、音楽情報提供装置1で再生された音楽情報ばかりでなく外部再生装置19で過去に再生された音楽情報についても、お薦め曲選曲の対象とすることができる。
また、ユーザが「外部再生装置のお薦め曲選曲」を指定した場合には、再生履歴集計処理部14は、外部提供履歴20のみを集計することで「外部再生装置のお薦め曲選曲」を、ユーザに提示することができる。また、逆に、ユーザが「音楽情報提供装置のみのお薦め曲選曲」を指定した場合には、再生履歴集計処理部14は、再生履歴記憶部12のみを集計することで「音楽情報提供装置のみのお薦め曲選曲」を、ユーザに提示することができる。
以降の処理は、実施の形態1で説明した処理と同様である。
実施の形態1あるいは実施の形態2で説明したように、音楽情報提供装置1は、ユーザ操作画面17にお薦め曲を一覧表示したり、あるいはお薦め曲を自動再生することができる。
本実施の形態における音楽情報提供装置1は、ユーザが、「外部再生装置のお薦め曲選曲」を指定した場合には、お薦め曲一覧の情報を外部再生装置19に送信し、外部再生装置19にお薦め曲を一覧表示したり、あるいは外部再生装置19でお薦め曲を自動再生できるようにしてもよい。
以上のように、本実施の形態によれば、音楽情報再生装置1は、音楽情報提供装置1で再生された音楽情報ばかりでなく外部再生装置19で過去に再生された音楽情報についても、お薦め曲選曲の対象とすることができる。
実施の形態1における音楽情報提供装置を構成する各装置のハードウェア構成を示す図である。 実施の形態1における音楽情報提供装置1の構成を示す構成ブロック図である。 実施の形態1における曲調情報記憶部のテーブル構成例を示す図である。 実施の形態1における再生履歴記憶部のテーブル構成例を示す図である。 実施の形態1における再生履歴集計処理部とお薦め曲選出部が音楽情報提供方法を実現するための動作を示すフローチャート図である。 実施の形態1におけるお薦め曲選出処理を示す図である。 実施の形態3における音楽情報提供装置1の構成を示す構成ブロック図である。 実施の形態4における音楽情報提供装置1の構成を示す構成ブロック図である。 外部提供履歴20のテーブル構成の一例を示す図である。 実施の形態4における再生履歴集計処理部とお薦め曲選出部が音楽情報提供方法を実現するための動作を示すフローチャート図である。
符号の説明
1 音楽情報提供装置、11 曲調情報記憶部、12 再生履歴記憶部、13 再生履歴格納処理部、14 再生履歴集計処理部、15 再生回数集計結果記憶部、16 お薦め曲選出処理部、17 ユーザ操作画面、18 外部再生装置インタフェース部、19 外部再生装置、20 外部提供履歴。

Claims (9)

  1. 情報データを提供する情報データ提供装置において、
    情報データと情報データ毎の特徴を示す特徴情報とを対応づけてあらかじめ記憶する特徴情報記憶部と、
    提供した情報データの提供履歴を作成する提供履歴作成部と、
    前記提供履歴作成部が作成した前記提供履歴に基づいて情報データ毎提供回数を集計する提供回数集計部と、
    前記提供回数集計部が集計した前記情報データ毎提供回数と前記特徴情報記憶部の情報データ毎の特徴情報とに基づいて、過去に提供した情報データの特徴情報を判定し、判定により得られた情報データの特徴情報と前記特徴情報記憶部の情報データ毎の特徴情報とを比較し、判定により得られた情報データの特徴情報と近似する特徴情報を有する情報データを前記特徴情報記憶部から少なくともひとつ以上選出する情報データ選出部と、
    前記情報データ選出部が選出した少なくともひとつ以上の情報データを出力する情報データ出力部と
    を有することを特徴とする情報データ提供装置。
  2. 情報データを提供する情報データ提供装置において、
    情報データと情報データ毎の特徴を示す特徴情報とを対応づけてあらかじめ記憶する特徴情報記憶部と、
    情報データを提供する外部再生装置と接続し、外部再生装置が提供した情報データの情報である提供情報を受信して転送する外部再生装置インタフェース部と、
    提供した情報データの提供履歴を作成するとともに、前記外部再生装置インタフェース部が転送した前記提供情報を受信し、受信した前記提供情報に基づいて外部再生装置が提供した情報データの履歴である外部提供履歴を作成し、前記提供履歴に前記外部提供履歴を追加する提供履歴作成部と、
    前記提供履歴に基づいて情報データ毎提供回数を集計する提供回数集計部と、
    前記提供回数集計部が集計した前記情報データ毎提供回数と前記特徴情報記憶部の情報データ毎の特徴情報とに基づいて、過去に提供した情報データの特徴情報を判定し、判定により得られた情報データの特徴情報と前記特徴情報記憶部の情報データ毎の特徴情報とを比較し、判定により得られた情報データの特徴情報と近似する特徴情報を有する情報データを前記特徴情報記憶部から少なくともひとつ以上選出する情報データ選出部と、
    前記情報データ選出部が選出した少なくともひとつ以上の情報データを出力する情報データ出力部と
    を有することを特徴とする情報データ提供装置。
  3. 情報データを提供する情報データ提供装置において、
    情報データと情報データ毎の特徴を示す特徴情報とを対応づけてあらかじめ記憶する特徴情報記憶部と、
    提供した情報データの提供履歴を作成する提供履歴作成部と、
    情報データを提供する外部再生装置と接続し、外部再生装置が提供した情報データの情報である提供情報に基づいて外部再生装置が提供した情報データの履歴である外部提供履歴を作成する外部再生装置インタフェース部と、
    前記提供履歴と前記外部提供履歴との少なくともいずれかに基づいて情報データ毎提供回数を集計する提供回数集計部と、
    前記提供回数集計部が集計した前記情報データ毎提供回数と前記特徴情報記憶部の情報データ毎の特徴情報とに基づいて、過去に提供した情報データの特徴情報を判定し、判定により得られた情報データの特徴情報と前記特徴情報記憶部の情報データ毎の特徴情報とを比較し、判定により得られた情報データの特徴情報と近似する特徴情報を有する情報データを前記特徴情報記憶部から少なくともひとつ以上選出する情報データ選出部と、
    前記情報データ選出部が選出した少なくともひとつ以上の情報データを出力する情報データ出力部と
    を有することを特徴とする情報データ提供装置。
  4. 前記提供履歴作成部は、
    情報データの提供時に提供した情報データと提供時の状況情報とを対応づけて提供履歴を作成し、
    前記提供回数集計部は、
    前記提供履歴の前記状況情報に基づいて特定の状況情報の場合の情報データ毎提供回数を集計し、
    前記情報データ選出部は、
    前記提供回数集計部が集計した特定の状況情報の場合の前記情報データ毎提供回数と前記特徴情報記憶部の情報データ毎の特徴情報とに基づいて、特定の状況情報の場合に提供した情報データの特徴情報を判定し、判定により得られた特定の状況情報の場合の情報データの特徴情報と前記特徴情報記憶部の情報データ毎の特徴情報とを比較し、判定により得られた特定の状況情報の場合の情報データの特徴情報と近似する特徴情報を有する情報データを前記特徴情報記憶部から少なくともひとつ以上選出する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の情報データ提供装置。
  5. 前記情報データ出力部は、
    前記情報データ選出部が選出した少なくともひとつ以上の情報データの一覧表示を出力することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の情報データ提供装置。
  6. 前記情報データ出力部は、
    前記一覧表示に表示された少なくともひとつ以上の情報データを自動提供することを特徴とする請求項5に記載の情報データ提供装置。
  7. 前記特徴情報記憶部は、
    情報データの特徴情報として、提供時の情報データの特徴を示す速さと、提供時の情報データの特徴を示す明るさと、情報データのジャンルを示す種類との少なくともいずれかを数値化したデータを特徴情報としてあらかじめ記憶することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の情報データ提供装置。
  8. 前記提供履歴作成部は、
    情報データの提供時の状況情報として、提供時の位置と、提供時の時刻と、提供時の季節と、提供時の天候との少なくともいずれかを数値化したデータを状況情報として提供履歴を作成することを特徴とする請求項4に記載の情報データ提供装置。
  9. 前記外部再生装置インタフェース部は、
    情報データを提供する外部再生装置と接続し、外部再生装置による情報データの提供時の状況情報として、提供時の位置と、提供時の時刻と、提供時の季節と、提供時の天候との少なくともいずれかを数値化したデータを状況情報として外部提供履歴を作成することを特徴とする請求項3に記載の情報データ提供装置。
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