JP2006293975A - 自律移動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自律移動装置において、特定領域の境界が離散的に配置されている物体で形成されている場合においても、境界に沿った適切な移動を可能とする。
【解決手段】走行方向前方に存在する物体を検出するとともにその物体との距離を検出する距離検出手段と、目的地の情報を含む走行のための各種パラメータを記憶する記憶手段と、走行予定経路を生成する経路生成手段と、走行を行うための走行手段と、走行予定経路に基づいて目的地まで走行手段を制御する走行制御手段と、を備え、距離検出手段11は、走行中に、走行方向前方の所定距離範囲内に存在する物体上の点から走行方向延長線Nに下ろした垂線の長さを、その延長線までの距離として求めるとともにその距離が最も近い物体上の点Pを抽出し、経路生成手段は、点Pから走行方向延長線Nへの垂線方向であって所定距離dだけ離れた位置を経路通過点Qとするように、走行予定経路を生成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、壁面に沿った移動を行う機能を有する自律移動装置に関する。
従来、特定領域の境界に沿って自律的に移動しながら清掃などの作業を行う装置として、例えば、図10に示すような装置9がある。この装置9は、その一方の側面に、2つの超音波センサ91,92、及び1つの光センサ93を備え、これらのセンサを用いて壁面94との距離を測定するとともに、その距離を一定に保つようにして壁面94に沿って移動する(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−194536号公報
しかしながら、上述した図10や特許文献1に示されるような装置においては、図10に示す壁面95や壁面96のように壁面が不連続である場合には壁面からの距離が得られないため、境界に沿った適切な移動が行われないという問題がある。
本発明は、上記課題を解消するものであって、特定領域の境界が離散的に配置されている物体で形成されている場合においても、境界に沿った適切な移動を実現できる自律移動装置を提供することを目的とする。
上記課題を達成するために、請求項1の発明は、走行方向前方に存在する物体を検出するとともにその物体との距離を検出する距離検出手段と、走行のための各種パラメータを記憶する記憶手段と、走行予定経路を生成する経路生成手段と、走行を行うための走行手段と、前記走行予定経路に基づいて前記走行手段を制御する走行制御手段と、を備えた自律移動装置であって、前記距離検出手段は、走行方向前方の所定距離範囲内に存在する物体上の点から走行方向延長線に下ろした垂線の長さを当該延長線までの距離として求めるとともにその距離が最も近い物体上の点を抽出し、前記経路生成手段は、距離検出手段が抽出した点から走行方向延長線への垂線方向であって所定距離だけ離れた位置を経路通過点とするように走行予定経路を生成するものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の自律移動装置において、前記距離検出手段が、走行方向前方左右の一方側の所定距離範囲内に物体を検出し、かつ、走行方向前方左右の他方側の所定距離範囲内に他の物体を検出した場合、前記経路生成手段は、当該他の物体から走行方向手前側であって所定距離だけ離れた位置を経路通過点とする走行予定経路を生成し、前記距離検出手段が、走行方向前方左右の一方側の所定距離範囲内にのみ物体を検出した場合、前記経路生成手段は、前記走行方向延長線までの距離が最も近い物体上の点から走行方向延長線への垂線方向であって所定距離だけ離れた位置を経路通過点とする走行予定経路を生成するものである。
請求項3の発明は、請求項2に記載の自律移動装置において、前記走行方向前方左右の他方側の所定距離範囲は、一方側の所定距離範囲を設定するために用いた距離よりも短い距離を用いて設定されているものである。
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の自律移動装置において、自己の位置を認識する自己位置認識手段を備え、前記自己位置認識手段を用いて自己の位置を認識しながら予め定められた目的地まで走行する際に、前記距離検出手段が走行方向前方の所定距離範囲内に物体を検出できず、かつ、自己位置の前記目的地からの距離が予め定めた距離以上離れた場合、前記走行制御手段は、走行方向前方の所定距離範囲内に物体が検出されるまで、前記目的地に直接向かって走行するように前記走行手段を制御するものである。
請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の自律移動装置において、前記距離検出手段は、前記所定距離範囲の形状を切り替える切替手段を備え、前記切替手段は、前記所定距離範囲の形状として、少なくとも、走行方向に長い縦長形状と、左右方向に長い横長形状とを走行方向の左右において独立に有すると共に、前記記憶手段に記憶したパラメータに基づいてこれらの形状を切り替えるものである。
請求項1の発明によれば、走行方向延長線への垂線方向であって所定距離だけ離れた位置を経路通過点とするように生成した走行予定経路に沿って走行するので、領域の境界が離散的に配置されている物体で形成されている場合であっても、境界に沿った適切な移動を実現できる。例えば、自律移動装置の前部に配置したレーザレーダを用いて、予め定めた範囲内で物体(障害物)を検出し、進行方向延長線に最も近い障害物から、一定の距離となる点を通るようにして経路を生成するので、その点に至る経路の側方に境界を認識するための物体がなくても、例えば、不連続の壁面からなる境界に対しても、境界に沿った移動が可能である。
請求項2の発明によれば、例えば、壁面から成る境界に沿って移動中に、壁面に近接して置かれた障害物となる物体を迂回する場合、その物体から走行方向手前側であって所定距離だけ離れた位置を経路通過点とするので、その経路通過点を用いて生成された走行予定経路に沿った走行では、障害物にできるだけ接近した後に方向転換して迂回することになる。これは、自律移動装置が掃除をする場合、物体の手前に経路通過点を設けない場合に比べて、より隅部まで掃除ができることを意味する。
請求項3の発明によれば、障害物となる物体を迂回する際に、請求項2の発明による場合よりもさらに物体に接近した走行経路に沿って走行できる。
請求項4の発明によれば、走行領域の境界に物体がない場合であっても、目的地に向かって走行して所定の作業を行うことができる。
請求項5の発明によれば、走行方向前方の所定距離範囲内に存在する凹凸のある壁面や、離散的に存在する障害物などの物体に対して、状況に応じて所定距離範囲の形状を切り替えて、より接近する経路や、より滑らかに変化する経路を生成することができる。
以下、本発明の一実施形態に係る自律移動装置について、図面を参照して説明する。図1は、本自律移動装置1のブロック構成を示す。自律移動装置1は、走行方向前方に存在する物体を検出するとともにその物体との距離を検出する距離検出手段11と、目的地の情報を含む走行のための各種パラメータを記憶する記憶手段12と、走行領域における自己位置を取得する自己位置認識手段13と、走行予定経路を生成する経路生成手段14と、走行を行うための走行手段15と、走行予定経路に基づいて目的地まで走行手段15を制御する走行制御手段16と、目的地や走行のためのパラメータなどを入力するための操作インターフェース17と、を備えている。
距離検出手段11は、例えば、走行方向前方の水平面内を所定一定角度でスキャンするレーザレーダや、超音波受波素子をアレイ状に複数配列して3次元距離画像を得る超音波アレイセンサなどが好適に用いられる。
また、自己位置認識手段13は、距離検出手段11を用いて取得した壁などの環境情報と、記憶手段12に記憶された地図上の環境認識用のデータとを照合することにより、地図上における自己の位置を取得する。自己位置認識手段13は、少なくとも目的地を認識して、目的地に向かって走行できる機能を備えていればよい。後述のデッドレコニングの方法や、目的地からの電波を受信する方法や、電波航法による方法を用いるようにしてもよい。
走行手段15は、電池15aで駆動されるモータを備えている。このモータには、その回転数や回転速度を計測するエンコーダが設けられている。自律移動装置1の走行制御手段16は、このエンコーダの出力によって移動距離や移動方向を大略知ることができ、これをもとに、デッドレコニング(dead reckoning推定航法)を行う。また、操作インターフェース17は、人が直接操作できるタッチパネルやキーボード、又は、人が遠隔操作できる無線通信手段などにより構成される。
また、記憶手段12、自己位置認識手段13、経路生成手段14、及び走行制御手段16等を構成するため、CPUやメモリや外部記憶装置や表示装置や入力装置などを備えた一般的な構成を備えた電子計算機、及びその上のプロセス又は機能の集合を用いることができる。
上記の構成からなる自律移動装置1が、壁などの境界に沿って走行する際の自律走行の概要を説明する。自律移動装置1の距離検出手段11は、走行中に、走行方向前方の所定距離範囲内に存在する物体上の点から走行方向延長線に下ろした垂線の長さを、その延長線までの距離として求めるとともにその距離が最も近い物体上の点(Pとする)を抽出する。また、経路生成手段14は、距離検出手段11が抽出した点から走行方向延長線への垂線方向であって所定距離だけ離れた位置を経路通過点(Qとする)とするように、走行予定経路を生成する。走行予定経路は、現在位置から経路通過点Qに向かう直線になる。
そして、自律移動装置1の走行制御手段16は、現在位置から経路通過点Qに向けて直線的に移動するように走行手段15を制御する。その移動中においても、距離検出手段11と経路生成手段14は、新たな経路通過点Qの設定と走行予定経路の生成を行う。このように、自律移動装置1は、経路通過点Qの設定と走行予定経路の生成を動的(リアルタイム)に行い、走行予定経路である各直線に接した軌跡を描きながら、目的地まで走行する。以下において、自律移動装置1が沿って走行する走行領域の境界が不連続な場合の走行を説明する。
図2(a)〜(e)は、自律移動装置1が、走行方向の右側に存在する走行領域の境界に沿って移動する様子を示す。自律移動装置1は、図2(a)に示すように、その前部に備えた距離検出手段11を用いて、走行方向(図の右方)前方の半円形の所定距離範囲2(以下において、物体検出エリア2とも呼ぶ)における物体31を検出し、その物体31上の点Pから、所定の距離dだけ離れた位置を物体31に沿って走行している。物体31が、直線的な境界を形成しており、自律移動装置1は、直線的な走行を行っている。この場合、上述した物体上の点Pは物体上に順番に並び、また、経路通過点Qは点Pに対応して、自律移動装置1の走行方向延長線N上に並ぶことになる。なお、走行方向延長線N上への垂線の長さが等しい物体上の点Pが複数ある場合、経路通過点Qは、例えば、自律移動装置1の中心から最も遠いところに設定する。これにより、より長い区間を安定に走行するようにできる。
自律移動装置1が走行して、図2(b)に示す位置に至ると、前方の物体検出エリア2内に他の物体32が検出される。この物体32は、物体検出エリア2内において、走行方向延長線Nに最も近い物体である。なお、「最も近い物体(又は物体上の点)」とは、「その物体上の点から走行方向延長線Nに下ろした垂線の長さが最も短い物体」という意味である。また、以下において、「最近接物体」という表現も、同様の意味で用いる。このような状態において、経路生成手段14は、物体32上の点P1から、走行方向延長線N上に垂線を下ろすとともに、その垂線の延長線上に、点P1から距離dの点を新たな経路通過点Q1として設定する。従って、自律移動装置1の現在地から、経路通過点Q1を結ぶ直線が新たな走行予定経路となる。
そこで、自律移動装置1が、図2(c)に示すように、左向きに舵をきった状態においても、先ほどの点P1の近傍の点Pが、物体検出エリア2内において、走行方向延長線Nに最も近い点である。図2(c)に示す自律移動装置1の走行方向は、複数回の経路通過点Qの設定と走行予定経路の生成の後に、物体32上の点Pから走行方向延長線Nまでの距離(すなわち垂線の長さ、以下同様)が、所定の距離dとなる状態となっている。
その後、自律移動装置1は、直線的に走行して、図2(d)に示す状態となる。この状態から、さらに直線的に進むと、物体検出エリア2内の最近接点がP1となり、この点に対応して経路通過点Q1が設定される。すると、自律移動装置1は、新たな経路通過点Q1に向けて右向きに舵をきることになる。この場合、自律移動装置1は、前進しつつ自己の回転中心Oの回りで回転する。なお、回転中心Oは、少なくとも経路通過点Q1よりも後方に設定されている。
上述の右向きの舵切りの結果、図2(e)に示すように、自律移動装置1は、物体32と平行な走行方向に走行することになる。これらの図において、自律移動装置1の走行による軌跡10が示されている。引き続き、図3(a)〜(f)を参照して、説明する。図3(a)に示す状態は、図2(e)に示す状態と同じである。
図3(b)に示すように、物体32が、自律移動装置1の物体検出エリア2から外れると、物体33が新たな最近接物体となる。そこで、物体33上の点P1から所定の距離dの位置に経路通過点Q1が設定される。すると、図3(c)に示すように、自律移動装置1は、数回の右方向への舵きりの後に、新たな経路通過点Qに向かって直進する。
自律移動装置1は、図3(d)(e)に示すように、新たな経路通過点Qを次々に設定しながら走行し、図3(f)に示すように、物体33と平行な経路に沿って走行するようになる。
次に、図4、図5(a)〜(e)、図6(a)〜(c)、図7を参照して、左右で大きさの異なる物体検出エリアを用いた走行について説明する。まず、自律走行の手順をフローチャートにより説明する。自律移動装置1は、走行開始とともに、走行方向前方における所定距離範囲内で物体を探す(#1)。距離検出手段11が、走行方向前方左右の一方側の所定距離範囲(物体検出エリア)内に物体を検出し(#2でYES)、かつ、走行方向前方左右の他方側の所定距離範囲内に他の物体を検出しない場合(#3でNO)、経路生成手段14は、物体上の点から走行方向延長線に下ろした垂線の長さを、その物体上の点の走行方向延長線までの距離として求め、その距離が最も近い物体上の点を抽出する(#4)。経路生成手段14は、さらに、抽出した点から走行方向延長線への垂線方向であって、所定距離だけ離れた位置を、経路通過点とするように、走行予定経路を生成する(#5)。その後、自律移動装置1の走行制御手段16は、走行予定経路に沿った移動を実行し(#6)、目的地に到達したかどうかを確認し、目的地に到達していれば走行を終了し(#7でYES)、到達していなければ(#7でNO)、制御は、距離検出手段11による上述のステップ#1に戻されて、各処理が繰り替えされる。
また、ステップ#2において、距離検出手段11が、走行方向前方左右の一方側の所定距離範囲内に物体が検出されない場合(#2でNO)、距離検出手段11が、所定距離範囲を拡大して所定の時間と手順で物体を探し(#8)、物体が検出されたら(#9でYES)、ステップ#4以降の処理が行われる。物体が検出されない場合は(#9でNO)、経路生成手段14は、現在地から直接目的地に向かうように走行予定経路を生成、つまり、経路通過点を目的地に設定し(#10)、走行予定経路に沿った移動を実行する(#6)。以下、上述したステップ#7以降の処理が行われる。
また、ステップ#3で走行方向前方左右の他方側の所定距離範囲内に他の物体を検出した場合(#3でYES)、経路生成手段14は、他の物体から走行方向手前側であって所定距離だけ離れた位置を経路通過点とするように走行予定経路を生成する(#11)。その後、上述したステップ#6以降の処理が行われる。上述のステップ#1からステップ#7までの処理が、自律移動装置1の走行中に所定の時間間隔で繰り替えされる。
上述の、ステップ#11に対応する状況を、図5(a)〜(e)を参照して説明する。自律移動装置1は、図5(a)に示すように、走行方向(図の右方)前方における物体を検出する所定距離範囲として、左右2つの扇状の物体検出エリア21,22を設定して走行している。右側の物体検出エリア21は、左側の物体検出エリア22よりも広い所定距離範囲となっている。この物体検出エリア21,22内の物体は、走行中に、自律移動装置1の前部に備えた距離検出手段11を用いて検出される。自律移動装置1は、直線的に並んだ物体34を右手に見て、物体34上の点Pから所定の距離dだけ離れた位置の経路通過点Qを通る走行予定経路に沿って、物体34と平行に走行している。また、走行方向前方には、物体34とは別の物体35が存在しており、物体34と物体35の間は、自律移動装置1が通り抜けることができなく、迂回する必要がある。
その後、自律移動装置1が走行して、図5(b)に示すように、左側の物体検出エリア22の内部に物体35が検出されると、経路生成手段14は、物体35上の点P1から走行方向手前側であって所定距離d1だけ離れた位置を新たな経路通過点Q1とする走行予定経路を生成する。
自律移動装置1は、この新たな経路通過点Q1に向かって走行する。そして、図5(c)に示すように、左側に舵をきった状態では、物体35は物体検知エリア22内では検出されなくなり、物体検知エリア21内で検出された物体35上の新たな点Pに対する経路通過点Qが設定される。
自律移動装置1は、、図5(d)に示すように、この新たな経路通過点Qに向かってさらに左に舵をきって走行する。そのまま走行を続けると、自律移動装置1は、物体35から離れることになるが、前述の図2(d)について説明した状況と同様に、新たな経路通過点が生成されることにより物体35に引き戻されて、図5(e)に示すように、物体35に平行に走行するようになる。引き続き、図6(a)〜(c)を参照して、説明する。図6(a)に示す状態は、図5(e)に示される状態と同じである。
自律移動装置1が、図6(a)に示す状態からさらに走行すると、物体35が、自律移動装置1の物体検出エリア21から外れて、何れの物体検出エリア21,22にも物体が検出されない状況が発生する。そこで、距離検出手段11は、図6(b)に示すように、所定の倍率で物体検出エリア21,22を拡大して、物体を探す。これは、上述したステップ#8に対応する。なお、走行方向周辺における物体の大きさや配置によっては、物体を迂回する際に、上述の物体35を迂回した後のように物体検出エリア21,22を拡大しなくても、物体を検出して走行を続けることができる。
物体検出エリア21,22を拡大することにより、物体検出エリア21内に、物体34が検出されるので、経路生成手段14は、新たに経路通過点Qを設定し、自律移動装置1は、図6(c)に示すように、右側に舵をきって走行する。この状況においては、物体検知エリア21,22の大きさは、もとの大きさに戻される。
上述のような自律走行を行って物体35を迂回した場合、自律移動装置1は、図7に示すような走行軌跡10を描くことになる。物体35の手前における破線で示した軌跡10bは、物体35の手前に経路通過点を設けない場合の走行軌跡であり、軌跡10における、軌跡10aよりも大きく物体を迂回していることが分かる。このように、境界に沿って移動中に、境界に近接して置かれた障害物となる物体を迂回する場合、その物体から走行方向手前側であって所定距離だけ離れた位置を経路通過点とすることにより、障害物にできるだけ接近した後に方向転換して迂回することができる。これは、自律移動装置が掃除をする場合、物体の手前に経路通過点を設けない場合に比べて、より隅部まで掃除ができることを意味する。
この走行方向前方左右の物体検知エリア21、22は、上述したように、通常走行用の広い物体検知エリア21に対して、迂回用の狭い物体検知エリア22を設けるなどのように、左右で大きさを変えることもできるし、同じ大きさにすることもできる。大きさが同じであっても、経路通過点を設定する際に、左右の物体検知エリアにおける物体検知結果を区別して用いることにより、障害物迂回等において、よりきめ細かな走行ができる。
また、図6(b)に示したように、物体検出エリア内に物体検知がなされかった場合、物体検出エリアを広げることにより、又は、逆に、物体検知エリアを狭くしても物体検知ができる場合には物体検知エリアを狭めることにより、自律移動装置1は、複雑な形状の境界がある部分でも忠実に境界に沿って走行移動できる。
次に、図8を参照して、自律移動装置1が走行する全体領域の例を説明する。ここに示す走行領域は、壁やフェンスを構成する物体3によって略包囲された領域の境界に沿った内部周辺であって、領域A1〜A5に区分された区間4a〜4eからなる。また、自律移動装置1の走行領域には、出発地T0と、要所々々に設定された中継用の目的地T1,T2と、最終の目的地T3とが設定されている。自律移動装置1は、これらの目的地を順に辿りながら走行する。
物体3は、領域A1では連続した境界を形成し、領域A2では不連続な境界を形成し、領域A3では開放空間と連続な境界とを形成し、領域A4では凹凸のある境界を形成し、領域A5では迂回の必要な障害物Mが存在する曲線状の境界を形成している。
また、このような走行領域を走行する自律移動装置1は、自己位置認識手段13を備えて自己の位置を認識しながら移動し、上述の領域A1〜A5のように予め区分して設定した複数の走行領域のどの走行領域にいるかを認識する。また、距離検出手段11が設定する物体検出エリアは、各走行領域毎に設定され、経路生成手段14は、物体検出エリアの大きさによって経路通過点Qを設定する所定距離dを変更して走行予定経路を生成する。
例えば、領域A2における区間4bを走行する場合は、境界が不連続であるので、連続した境界を有する領域A1における場合よりも、物体検出エリアを広げて走行する。また、凹凸のある複雑な境界を有する領域A4では、物体検出エリアを狭めて走行する。このように、予め領域の境界を形成する物体の配置(密度)が分かっている場合に、物体検出エリアの大きさを適宜変更することにより、効率良く移動できる。
また、領域A5における区間4fを走行する場合、障害物Mを効率的に迂回するため、上述した図5〜図7におけるように、左右の物体検知エリアを区別して用い、障害物の手前側に経路通過点Qを設ける迂回方法を用いることができる。
上述の目的地T1を用いる例を説明する。自律移動装置1が、出発地T0を出発して、走行方向前方の物体を検知しながら領域A1の区間4aを走行している。そして、区間最終の右折箇所に達したとき、前方方向における物体検知では、右方向の物体を検出できなくなる。このような場合に、自律移動装置1は、右折箇所に設けた目的地T1を認識して、この目的地T1を目指して右折することができる。
次に、目的地を用いる他の例を説明する。自律移動装置1は、自己の位置を認識する自己位置認識手段13を備え、自己位置認識手段13を用いて自己の位置を認識しながら走行する際に、距離検出手段11が走行方向前方の所定距離範囲(物体検知エリア)内に物体を検出できず、かつ、本来近づいていくはずの目的地からの距離が予め定めた距離以上離れた場合、走行制御手段16は、走行方向前方の所定距離範囲内に物体が検出されるまで、目的地に直接向かって走行するように走行手段15を制御する。このような自律移動装置1は、複数箇所の目的地を順番に設定しておくことにより、走行領域の境界に物体がない場合であっても、目的地に向かって走行して所定の作業を行うことができる。
上述の例を説明する。自律移動装置1が、領域A2の区間4bを走行しているとき、区間端部が開放空間となっているため、そのまま直進すると検出する物体が存在しなくなる。距離検出手段11が走行方向前方の所定距離範囲(物体検知エリア)内に物体を検出できず、かつ、本来近づいていくはずの目的地T2からの距離が、予め定めた距離L3以上離れる点Pxに達した場合に、自律移動装置1は、次の目的地である目的地T2に向かって直進する。これにより、自律移動装置1は、所定の作業を継続することができる。
次に、図9を参照して、自律移動装置が側面に距離センサを備えて走行する例を説明する。自律移動装置1は、右手側方に存在する物体3からなる走行領域の境界に沿って走行している。また、自律移動装置1の距離検出手段11は、走行方向前方に互いに大きさの等しい左右2つの物体検知エリア2を設定しており、その右側の物体検知エリア2内に物体3上の近接点Pを検出している。そこで、経路生成手段14は、点Pに対応して点Pから所定の距離dのところに経路通過点Qを設定している。また、自律移動装置1は、その右側面に距離センサ18を備え、その距離センサ18による側方境界側の予め定めた距離D内に物体検知があると、経路生成手段14は、その定めた距離Dと検知した物体3までの距離Wの差ΔD、ΔD=D−W、に依存する所定位置に新たな経路通過点を設定する。図9の状態において、距離センサ18により物体3上の点が検出されたため、新たな経路通過点Q1が設定されている。
上述のように、前方における物体を検知する距離検出手段11による物体検知結果に基づく経路通過点Qと、側方における物体を検知する距離センサ18による物体検知結果に基づく経路通過点Q1と、が設定される場合、経路生成手段14は一方の経路通過点を選択して経路を生成し、走行制御手段16は、選択された経路通過点に向うように走行制御する。以下において、差ΔDに依存する経路通過点の設定と、経路通過点Q,Q1からの1つの経路通過点の選択と、について説明する。
経路生成手段14は、上述のΔDが正、つまりΔD=D−W>0、の場合、自律移動装置1が側方の物体3に近付き過ぎていると判断して、経路通過点Q1を設定し、ΔD≦0の場合は設定しない。経路通過点Q1の設定は、例えば、次のように行われる。自律移動装置1の走行方向延長線Nを差ΔDの距離だけ物体3から離す方向に平行移動した直線と、側面距離センサ18が検知した物体3上の点の位置から、その平行移動した直線に下ろした垂線との交点を点P1とする。さらに、自律移動装置1の回転中心Oから点P1に至る線分を引くとともに走行方向に距離Rとなるまで延長し、その端点の位置を経路通過点Q1として設定する。
経路通過点の選択は、自律移動装置1が物体3からより離れるように行われる。つまり、走行方向延長線Nと経路通過点Qとの距離x、及び走行方向延長線Nと経路通過点Q1との距離x1を比べた場合、距離x1の方が大きい(x<x1)ので、経路通過点Q1が選択される。このようにして設定及び選択された経路通過点により走行予定経路を生成して走行することにより、自律移動装置1は、自律移動装置1の前面部分だけでなく本体の全体を走行領域の境界から離して走行できる。
次に、距離検出手段が物体上の点を抽出する際に用いる所定距離範囲、すなわち物体検出エリアの形状について説明する。図11は、上述した自律移動装置1とは別の実施形態に係る自律移動装置1についてのブロック構成を示し、図12(a)(b)(c)は、同上装置の物体検出エリアを切り替えた様子を示す。この実施形態の自律移動装置1は、前述の図1に示した各手段に加え、その距離検出手段11が、物体検出エリアの形状を切り替える切替手段11aを備えている。
この切替手段11aは、図12(a)に示すような円形領域の一部から成る形状の物体検出エリア21,22の他に、少なくとも、図12(b)に示すような、左右方向に長い横長形状の物体検出エリア23,24と、図12(b)に示すような、走行方向に長い縦長形状の物体検出エリア25,26とを切り替えることができる。これらの物体検出エリア21〜26は、例えば、中心が距離検出手段11の位置と一致し、長半形または短半径が走行方向に一致する楕円形の四半分形状とすることができる。また、走行方向に軸を有する前方に凸の放物線とすることもできる。
このような物体検出エリアは、走行方向の左右において独立に備えられると共に、独立に切り替えられる。切替手段11aは、記憶手段12に記憶したパラメータに基づいて、これらの形状を切り替える。記憶手段12には、例えば、自律移動装置1の走行する領域に存在する凹凸のある壁面や、離散的に存在する障害物などの位置、及び、各物体に対する物体検知エリアの形状選択オプションに関するパラメータが記憶されている。自律移動装置1が、これらの記憶された物体に接近して走行するとき、切替手段11aは、これらのパラメータを参照して、例えば、物体により接近して、より滑らかに移動する経路が形成されるように、物体検知エリアを切り替える。物体検知エリアの切替の効果を、図13(a)(b)、図14(a)(b)を参照して説明する。
図13(a)は、自律移動装置1が、横長の物体検出エリア23を設定して走行する様子を時系列に示す。また、図13(b)は、図13(a)に対する比較例であり、自律移動装置1が円の四半分形状の物体検出エリア21を設定して走行する様子を時系列に示す。物体検出エリア21、23は、互いに横方向の幅が等しく、走行方向では、物体検出エリア23の方が狭くなっている。図13(a)に示すように、物体検出エリア23を有する自律移動装置1は、前方の物体32に対して距離x1まで接近して走行できるが(状態a2)、図13(b)に示すように、円の四半分の物体検出エリア21を有する自律移動装置1は、前方の物体32に対して距離x2までしか接近できずに(状態b2)、大回りの走行経路をたどる。このように、自律移動装置1が、物体沿いに移動して走行路面の清掃をする場合、横長、言い換えると、幅方向よりも前後方向が狭い物体検知エリア23、を備えた方が効率的に清掃できる。
また、図14(a)は、自律移動装置1が、縦長の物体検出エリア25を設定して走行する様子を時系列に示す。また、図14(b)は、図14(a)に対する比較例であり、自律移動装置1が円の四半分形状の物体検出エリア21を設定して走行する様子を時系列に示す。物体検出エリア21,25は、互いに横方向の幅が等しく、走行方向では、物体検出エリア25の方が広くなっている。図14(a)に示すように、物体検出エリア25を有する自律移動装置1は、離散的に並んでいる物体37に対して滑らかな走行経路に沿って走行できるが、図14(b)に示すように、円の四半分の物体検出エリア21を有する自律移動装置1は、物体37が途切れた位置で蛇行する走行経路をたどる(状態d5,d7)。
上述の2例で示したように、切替手段11aによる切替によって、物体32が存在する場合のように、前後方向につぶれた形状の物体検出エリア23を用いたり、離散的な物体37が存在する場合のように、前後方向に延ばした形状の物体検出エリア25を用いたりすることにより、より滑らかで、かつ、より効率的な走行が可能となる。
なお、本発明は、上記構成に限られることなく種々の変形が可能である。また、上述では、自律移動装置1の右側側方にある物体に沿って走行する例を示したが、当然、左側の物体に沿って走行するようにもでき、また、走行途中において、右側沿いと左側沿いとを適宜切り替えて走行することもできる。
本発明の一実施形態に係る自律移動装置についてのブロック構成図。 (a)〜(e)は同上装置の走行の様子の例を時系列で示す平面図。 (a)〜(f)は同上装置の走行の様子の他の例を時系列で示す平面図。 同上装置による自律走行の手順を説明するフローチャート。 (a)〜(e)は同上装置の走行の様子のさらに他の例を時系列で示す平面図。 (a)(b)(c)は同上装置の走行の様子のさらに他の例を時系列で示す平面図。 同上装置が物体を迂回して走行した軌跡を示す平面図。 同上装置が走行する走行領域の例を示す平面図。 同上装置が側面に距離センサを備えて走行するときの様子を示す平面図。 従来の自律移動装置の走行の様子を示す平面図。 本発明の他の実施形態に係る自律移動装置についてのブロック構成図。 (a)(b)(c)は同上装置の物体検出エリアを切り替えた様子を説明する平面図。 (a)は同上装置が横長の物体検出エリアを設定して走行する様子を時系列に示す平面図、(b)は同上装置が等距離の物体検出エリアを設定して走行する様子を時系列に示す平面図。 (a)は同上装置が縦長の物体検出エリアを設定して走行する様子を時系列に示す平面図、(b)は同上装置が等距離の物体検出エリアを設定して走行する様子を時系列に示す平面図。
符号の説明
1 自律移動装置
11 距離検出手段
12 記憶手段
13 自己位置認識手段
14 経路生成手段
15 走行手段
16 走行制御手段
2,21,22,21a,22a 物体検出エリア(所定距離範囲)
23,24,25,26 物体検出エリア(所定距離範囲)
3,31〜35 物体
11a 切替手段
d,d1 所定距離
N 走行方向延長線
P,P1,P2 物体上の点
Q,Q1,Q2 経路通過点

Claims (5)

  1. 走行方向前方に存在する物体を検出するとともにその物体との距離を検出する距離検出手段と、走行のための各種パラメータを記憶する記憶手段と、走行予定経路を生成する経路生成手段と、走行を行うための走行手段と、前記走行予定経路に基づいて前記走行手段を制御する走行制御手段と、を備えた自律移動装置であって、
    前記距離検出手段は、走行方向前方の所定距離範囲内に存在する物体上の点から走行方向延長線に下ろした垂線の長さを当該延長線までの距離として求めるとともにその距離が最も近い物体上の点を抽出し、
    前記経路生成手段は、前記距離検出手段が抽出した点から走行方向延長線への垂線方向であって所定距離だけ離れた位置を経路通過点とするように走行予定経路を生成することを特徴とする自律移動装置。
  2. 前記距離検出手段が、走行方向前方左右の一方側の所定距離範囲内に物体を検出し、かつ、走行方向前方左右の他方側の所定距離範囲内に他の物体を検出した場合、前記経路生成手段は、当該他の物体から走行方向手前側であって所定距離だけ離れた位置を経路通過点とする走行予定経路を生成し、
    前記距離検出手段が、走行方向前方左右の一方側の所定距離範囲内にのみ物体を検出した場合、前記経路生成手段は、前記走行方向延長線までの距離が最も近い物体上の点から走行方向延長線への垂線方向であって所定距離だけ離れた位置を経路通過点とする走行予定経路を生成することを特徴とする請求項1に記載の自律移動装置。
  3. 前記走行方向前方左右の他方側の所定距離範囲は、一方側の所定距離範囲を設定するために用いた距離よりも短い距離を用いて設定されていることを特徴とする請求項2に記載の自律移動装置。
  4. 自己の位置を認識する自己位置認識手段を備え、前記自己位置認識手段を用いて自己の位置を認識しながら予め定められた目的地まで走行する際に、前記距離検出手段が走行方向前方の所定距離範囲内に物体を検出できず、かつ、自己位置の前記目的地からの距離が予め定めた距離以上離れた場合、前記走行制御手段は、走行方向前方の所定距離範囲内に物体が検出されるまで、前記目的地に直接向かって走行するように前記走行手段を制御することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の自律移動装置。
  5. 前記距離検出手段は、前記所定距離範囲の形状を切り替える切替手段を備え、前記切替手段は、前記所定距離範囲の形状として、少なくとも、走行方向に長い縦長形状と、左右方向に長い横長形状とを走行方向の左右において独立に有すると共に、前記記憶手段に記憶したパラメータに基づいてこれらの形状を切り替えることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の自律移動装置。
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