JP2006291806A - 弁装置および内燃機関 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の弁装置10は、球面状の凹面で囲まれた弁体収納空間29aと、弁体収納空間29aに連通する吸気ガス流路27とを有するシリンダーヘッド23と、弁体収納空間29a内で回転可能に設置され、貫通孔13を有する略球形の弁体11とを備え、弁体11の回転軸12が吸気ガス流路27に略平行になっており、弁体11が回転することにより、吸気ガス流路27と内燃機関20の燃焼室25とが貫通孔13を介して連通する開弁状態と、貫通孔13の一端または両端が弁体収納空間29aを形成するシリンダーヘッド23の内壁によって塞がれて吸気ガス流路27と燃焼室25とが遮断される閉弁状態とに切り替わる。
【選択図】図1
Description
(1) 内燃機関の燃焼室に隣接して設けられる弁装置であって、
球面状の凹面で囲まれた弁体収納空間と、該弁体収納空間に連通するガス流路とを有するハウジングと、
前記弁体収納空間内で回転可能に設置され、貫通孔を有する略球形の弁体とを備え、
前記弁体の回転軸が前記ガス流路に略平行になっており、
前記弁体が回転することにより、前記ガス流路と前記燃焼室とが前記貫通孔を介して連通する開弁状態と、前記貫通孔の一端または両端が前記ハウジングの内壁によって塞がれて前記ガス流路と前記燃焼室とが遮断される閉弁状態とに切り替わることを特徴とする弁装置。
球面状の凹面で囲まれた弁体収納空間と、該弁体収納空間に連通するガス流路とを有するハウジングと、
前記弁体収納空間内で回転可能に設置され、貫通孔を有する略球形の弁体とを備え、
前記弁体を回転させるための円環状のギアが前記弁体に設けられており、
前記弁体が回転することにより、前記ガス流路と前記燃焼室とが前記貫通孔を介して連通する開弁状態と、前記貫通孔の一端または両端が前記ハウジングの内壁によって塞がれて前記ガス流路と前記燃焼室とが遮断される閉弁状態とに切り替わることを特徴とする弁装置。
前記ウォームホイールと噛合うウォームをさらに備える上記(2)または(3)に記載の弁装置。
前記ギアの側面に当接し、前記弁体を回転可能に支持する円環状の弁体支持部材をさらに備える上記(2)ないし(4)のいずれかに記載の弁装置。
前記オイルシールは、前記弁体の回転角度に係わらずそのシール機能を発揮し、
前記ガスシールは、前記弁体の回転に同期してそのシール機能を発揮する上記(7)に記載の弁装置。
本発明の第1実施形態を図1ないし図3に基づき説明する。
平行に形成されている。
弁体収納空間29a(29b)と弁体11との間であって、オイルシール32a、32bより外周側の部位には、弁体11の円滑な回転を得るための潤滑油が充填されている。この潤滑油は、ウォーム収納空間35内にも充填されており、ウォームホイール14とウォーム30との噛合部分に潤滑油が供給され、円滑な回転が確保される。オイルシール32a、32bは、この潤滑油をシールして漏れ出しを防止する機能を有する。
次に、本発明の第2実施形態を図4および図5に基づき説明する。本実施形態では2サイクル型内燃機関に本発明の弁装置を用いる。以下、本実施形態について、前述した第1実施形態との違いを中心に説明し、同様の事項についてはその説明を省略する。
以上より、本実施形態においても、前記第1実施形態と同様の効果が得られる。
11‥‥‥弁体
12‥‥‥回転軸
13‥‥‥貫通孔
14‥‥‥ウォームホイール
20、40‥‥‥内燃機関
21‥‥‥ピストン
22、41‥‥‥シリンダーブロック
23、44‥‥‥シリンダーヘッド
24‥‥‥シリンダーボア
25‥‥‥燃焼室
26‥‥‥点火プラグ
27‥‥‥吸気ガス流路
28、45、46‥‥‥排気ガス流路
29a、29b‥‥‥弁体収納空間
30‥‥‥ウォーム
31a、31b‥‥‥メタルベアリング
32a、32b‥‥‥オイルシール
33a、33b‥‥‥メタルシール
34‥‥‥圧力伝達路
35‥‥‥ウォーム収納空間
42‥‥‥過給機
43‥‥‥インジェクタ
47‥‥‥シリンダー通気口
Claims (19)
- 内燃機関の燃焼室に隣接して設けられる弁装置であって、
球面状の凹面で囲まれた弁体収納空間と、該弁体収納空間に連通するガス流路とを有するハウジングと、
前記弁体収納空間内で回転可能に設置され、貫通孔を有する略球形の弁体とを備え、
前記弁体の回転軸が前記ガス流路に略平行になっており、
前記弁体が回転することにより、前記ガス流路と前記燃焼室とが前記貫通孔を介して連通する開弁状態と、前記貫通孔の一端または両端が前記ハウジングの内壁によって塞がれて前記ガス流路と前記燃焼室とが遮断される閉弁状態とに切り替わることを特徴とする弁装置。 - 内燃機関の燃焼室に隣接して設けられる弁装置であって、
球面状の凹面で囲まれた弁体収納空間と、該弁体収納空間に連通するガス流路とを有するハウジングと、
前記弁体収納空間内で回転可能に設置され、貫通孔を有する略球形の弁体とを備え、
前記弁体を回転させるための円環状のギアが前記弁体に設けられており、
前記弁体が回転することにより、前記ガス流路と前記燃焼室とが前記貫通孔を介して連通する開弁状態と、前記貫通孔の一端または両端が前記ハウジングの内壁によって塞がれて前記ガス流路と前記燃焼室とが遮断される閉弁状態とに切り替わることを特徴とする弁装置。 - 前記弁体の回転軸が前記ガス流路に略平行になっている請求項2に記載の弁装置。
- 前記ギアは、ウォームホイールであり、
前記ウォームホイールと噛合うウォームをさらに備える請求項2または3に記載の弁装置。 - 前記ギアは、前記弁体の表面より突出し、
前記ギアの側面に当接し、前記弁体を回転可能に支持する円環状の弁体支持部材をさらに備える請求項2ないし4のいずれかに記載の弁装置。 - 前記弁体支持部材は、前記ギアを挟んで前記ギアの両側に設けられている請求項5に記載の弁装置。
- その少なくとも一部が前記ハウジングと前記弁体との間に位置し、流体の漏れを防止するシール手段を有する請求項1ないし6のいずれかに記載の弁装置。
- 前記シール手段は、潤滑油の漏れを防止するオイルシールを含む請求項7に記載の弁装置。
- 前記シール手段は、前記燃焼室内の気体の漏れを防止するガスシールを含む請求項7または8に記載の弁装置。
- 前記シール手段は、前記弁体の回転角度に係わらずそのシール機能を発揮するものである請求項7ないし9のいずれかに記載の弁装置。
- 前記シール手段は、潤滑油の漏れを防止するオイルシールと、燃焼室内の気体の漏れを防止するガスシールとを含み、
前記オイルシールは、前記弁体の回転角度に係わらずそのシール機能を発揮し、
前記ガスシールは、前記弁体の回転に同期してそのシール機能を発揮する請求項7に記載の弁装置。 - 前記オイルシールおよび/または前記ガスシールに対し、閉弁状態のときにそのシール機能を増大させる手段を有する請求項11に記載の弁装置。
- 前記オイルシールは、円環状のシール部材で構成され、前記ギアを挟んで前記ギアの両側に設けられている請求項8、11または12に記載の弁装置。
- 前記ガスシールは、閉弁状態のときに前記貫通孔の少なくとも一方の端部開口を囲むことができる円環状のシール部材で構成されている請求項9、11または12に記載の弁装置。
- 前記シール手段の少なくとも一部を前記弁体に押し付けるように付勢する付勢手段を有する請求項7ないし14のいずれかに記載の弁装置。
- 前記付勢手段による付勢力が弁体の回転に同期して変化する請求項15に記載の弁装置。
- 前記付勢手段による付勢力は、開弁状態に比べて閉弁状態のときの方が大きい請求項15または16に記載の弁装置。
- 前記燃焼室の圧力を伝達する圧力伝達路を有し、該圧力伝達路を介して前記燃焼室内の圧力を前記シール手段の少なくとも一部へ伝達することにより前記シール手段を前記弁体に押し付け、シール機能を発揮または増大させるように構成されている請求項7ないし17のいずれかに記載の弁装置。
- 請求項1ないし18のいずれかに記載の弁装置を排気弁および/または吸気弁として備えることを特徴とする内燃機関。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005112583A JP2006291806A (ja) | 2005-04-08 | 2005-04-08 | 弁装置および内燃機関 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005112583A JP2006291806A (ja) | 2005-04-08 | 2005-04-08 | 弁装置および内燃機関 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006291806A true JP2006291806A (ja) | 2006-10-26 |
Family
ID=37412633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005112583A Pending JP2006291806A (ja) | 2005-04-08 | 2005-04-08 | 弁装置および内燃機関 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006291806A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015528082A (ja) * | 2012-08-03 | 2015-09-24 | スネクマ | 球栓を有する吸気/排気弁を含む航空タービンエンジン用の定容燃焼(cvc)室 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS585417A (ja) * | 1981-06-30 | 1983-01-12 | Kimimasa Ishii | 内燃機関の弁機構 |
JPS62182411A (ja) * | 1985-11-14 | 1987-08-10 | フィヒト・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | 内燃機関 |
JPS63129111A (ja) * | 1986-11-15 | 1988-06-01 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関の回転開閉型球状吸排気弁 |
JPH0459306U (ja) * | 1990-09-27 | 1992-05-21 | ||
JP2003184518A (ja) * | 2001-12-20 | 2003-07-03 | Honda Motor Co Ltd | 球状の弁体を有する回動弁からなる機関弁を備えた多気筒内燃機関 |
-
2005
- 2005-04-08 JP JP2005112583A patent/JP2006291806A/ja active Pending
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